JPS62152719A - 発泡シ−トの成形方法および装置 - Google Patents

発泡シ−トの成形方法および装置

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JPS62152719A
JPS62152719A JP29555885A JP29555885A JPS62152719A JP S62152719 A JPS62152719 A JP S62152719A JP 29555885 A JP29555885 A JP 29555885A JP 29555885 A JP29555885 A JP 29555885A JP S62152719 A JPS62152719 A JP S62152719A
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JP
Japan
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foam sheet
sheet
heating
printed pattern
molding
Prior art date
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Application number
JP29555885A
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English (en)
Inventor
Masato Yaita
八板 正人
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62152719A publication Critical patent/JPS62152719A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2795/00Printing on articles made from plastics or substances in a plastic state
    • B29C2795/002Printing on articles made from plastics or substances in a plastic state before shaping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/26Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C51/46Measuring, controlling or regulating

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は発泡シートの成形方法および装置に関し、熱
可塑性樹脂の発泡シートを、加熱軟化した後、成形型に
沿って所定の成形品形状に成形する、いわゆるプレス成
形、真空成形等の熱成形方法に関している。
〈従来技術〉 上記した発泡シートの熱成形方法は、各種食品の包装容
器等の成形方法として、広く採用されており、成形能率
が高く、成形コストも安価で好適な方法である。
なお、上記した包装容器等の場合、商品価値を高めるた
めに、外面に適宜模様を形成したり、着色を施すことが
要求されるので、予め成形用の発泡シートの表面に、所
定の印刷模様を形成しておき、この印刷模様付の発泡シ
ートを熱成形することによって、成形品の表面に印刷模
様を形成することが行われている。
ところが、上記方法では、発泡シートが平坦な状態で印
刷模様を形成するのに対し、発泡シートが熱成形によっ
て、立体的な成形品形状に伸縮変形された状態で、成形
品の所定の位置に印刷模様が正確に配置されるようにし
なければ、成形品の形状と印刷模様とがズして、非常に
見苦しく、成形品の商品価値を極めて低下させることに
なる。
従って、印刷模様付の発泡シートを、成形型に供給した
ときに、成形型の中心と印刷模様の中心とを、正確に一
致させた状態で成形を行う必要がある。
しかし、通常の発泡シートの熱成形方法においては、所
定の印刷模様を形成した、長尺状の発泡シートを、発泡
シートの両端をクランプした状態で、断続的に走行させ
て、発泡シートの加熱軟化工程、および成形型による成
形工程を、順次行っているため、発泡シートの寸法誤差
や形状の歪み、発泡シートに印刷するときの印刷ズレ、
発泡シートに印刷済のフィルムを積層するときの積層ズ
レ、発泡シートをクランプして走行させるときのクラン
プ位置ズレ、等の@因によって、成形型の中心と発泡シ
ートの印刷模様の中心とを、正確に一致させるのは、極
めて難しい問題であった。
特に、1回の成形工程で、複数個の成形品を同時に成形
する、多数個取りの成形型を使用する場合には、発泡シ
ートに対して形成した、複数個分の印刷模様を、成形型
の個々の成形品形状部分に、正確に配置させないと、印
刷模様が隣接する成形品にまたがって、配置形成されて
しまう問題が生じ、成形型に対して、印刷模様付の発泡
シートを、正確に位置決めして配置することが、極めて
重要な問題になっていた。
く目的〉 そこで、この発明の目的としては、上記従来技術の問題
点を解消し、印刷模様付の発泡シートを、成形型に供給
する際に、特に印刷模様の幅方向の中心線と成形型の中
心線とを、正確に位置決めして成形することのできる方
法および装置を開発することにある。
く構成〉 そして、上記目的を達成するための方法としては、適宜
印刷模様が形成された、長尺状の熱可塑。
性樹脂の発泡シートを、断続的に走行させながら、加熱
工程部で加熱軟化させた後、成形工程部で成形型によっ
て所定の成形品形状に成形する方法において、発泡シー
トに対して、印刷模様および、発泡シートの走行方向に
沿った検知線を、印刷形成しておき、この検知線を光セ
ンサで検知することによって、印刷模様と成形型との幅
方向の位置ズレを検出し、この位置ズレ吊に対応して、
発泡シートを幅方向に移動調整した状態で、成形を行う
ことを特徴としている。
また、上記方法を実施するための、この発明の装置とし
ては、適宜印刷模様が形成された、長尺状の熱可塑性樹
脂の発泡シートを、断続的に走行させるクランプ走行装
置と、発泡シートを加熱軟化させる加熱工程部、および
加熱軟化した発泡シートを、成形型によって所定の成形
品形状に成形する成形工程部とを設けた成形装置におい
て、発泡シートの走行経路中に、予め発泡シートの走行
方向に沿って印刷形成された検知線を検知することによ
って、印刷模様と成形型との幅方向の位置ズレを検出す
る光センサを設け、光センサからの検出情報によって、
発泡シートのクランプ走行装置を幅方向に移動調整可能
に設けたことを特徴としている。
〈実施例〉 次いで、この発明の実施例について、図を参照しながら
以下に説明する。
第1図および第2図には、発泡シートの成形装置の全体
を示しており、基本的には、上下一対の加熱板(10)
(10)を有する加熱工程部(1)と、上下一対の雌雄
型からなる成形型(20) (20)を有する成形工程
部(2)とを設けてあり、さらに発泡シート(S)の原
反を、長尺の巻回状態で保持しておく原反供給部(3)
、および発泡シート(S)の両端をクランプして、加熱
工程部(1)から成形工程部〔2へと発泡シート(S)
を断続的に走行させる、クランプ走行装置(4)が設け
である。なお、成形型(20)としては、複数個の成形
品を同時に形成する、多数個取りの成形型を構成してい
る。
そして、発泡シート(S)の両端をクランプ走行装置(
4)にクランプしたまま、断続的に走行させ、まず加熱
工程部(1)で、上下の加熱板(10)(10)を発泡
シート(S)に当接し、接触加熱によって、所定の成形
温度まで加熱軟化させた後、成形工程部(2で、発泡シ
ート(S)を一対の成形型(20) (20)に挟んで
プレスして、所定の成形品形状に熟成形するものであり
、これらの基本構造については、通常の熟成形装置と同
じである。
なお、図示した実施例においては、加熱板(10)(1
0)として、発泡シート(S)に当接Jる表面が平坦な
、従来の加熱板を使用せず、第4図に示すように、一部
に凹入溝(11)が形成されたものを使用している。そ
して、この凹入溝(11)の部分では、発泡シート(S
)に対して加熱板(10) (10)が全く当接しない
か、または他部分に比べて当接力か弱くなるように形成
してあり、凹入溝(11)での発泡シート(S)に対す
る加熱が抑制され、他部分(b)に比べて加熱軟化度の
低い、加熱抑制部(a)が形成されることになる。
そして、図示した実施例では、この四人溝(11)を縦
横の格子枠状に形成してあり、第3図に示すように、発
泡シート(S)のうち、成形工程で成形品形状に成形さ
れる個所の外側を区画する、縦横の格子枠状部分に、加
熱抑制部(a)を形成するようになっている。従って、
加熱工程を終了した発泡シート(S)には、格子枠状の
加熱抑制部(a)に囲まれた、角形の通常加熱部(b)
が形成され、この通常加熱部(b)に対して、成形型(
20)(20)によるプレス成形を施している。
上記したように、加熱工程において、発泡シート(S)
に加熱抑制部(a)を形成することの効果としては、こ
の加熱抑制部(a)は、隣接する通常加熱部(b)に比
べて、軟化度が少なく変形し難くなるため、格子枠状に
形成した加熱抑制部(a)によって、発泡シート(S)
全体の反りや歪み等の軟化変形を防止し、発泡シート(
S)全体の形状維持を図ることができる。そして、格子
枠状の加熱抑制部(a)で仕切られた内側の通常加熱部
(b)に、各成形品形状を成形するので、成形時に、個
々の成形品部分が確実に所定位置に配置され、発泡シー
ト(S)に形成された印刷模様の、位置ズレの発生が少
なくなり、後述する、この発明による位置ズレ防止効果
を、さらに高めるために有効である。
なお、上記した加熱抑制部(a)を形成するための発泡
シート(S)の加熱方法については、本件出願人が先に
出願した、特願昭60−68340号に、詳しく説明し
ている。
次に、この発明の特徴である、発泡シート(S)の幅方
向の位置ズレ防止方法について、第5図により説明する
まず、この発明方法で使用する発泡シート(S)として
は、発泡シート(S)の表面に直接印刷するか、印刷を
施したフィルムを発泡シート(S)に積層するかして、
発泡シート(S)の表面に、成形品の所定位置に印刷模
様を形成するための、適宜印刷を施したものを使用する
。そして、特に上記した成形品に形成するための印刷模
様とは別に、発泡シート(S)の走行方向の中心線に沿
って、Maした直線状の検知線(C)を、前記印刷模様
と同時に、または別工程によって、印刷形成しておく。
次に、位聞ズレ防止装置のうち、(40)(40)はク
ランプ走行装置(4)を構成するガイド枠であり、ガイ
ド枠(40)(40)は、加熱工程部(1)から成形工
程部(2)にわたる、発泡シート(S)の走行経路の両
側に設けであると共に、両側のガイド枠(40)(40
)が一体となって、発泡シート(S)の幅方向に移動可
能に設(ブである。そして、第6図に示すように、ガイ
ド枠(40)の内部には、無端回転するクランプチェー
ン(41)(41)が保持されてあり、ガイド枠(4o
)(40)に沿って、クランプチェーン(41041)
が自由に走行するようになっており、このクランプチェ
ーン(41)には、多数の突刺し針(42)が突設して
あり、この突刺し針(42)で発泡シート(S)の両端
を突刺し保持し、クランプチェーン(41)の走行に伴
って、発泡シート(S)を、加熱工程部(1)から成形
工程部(2)へと移送する。
従って、前記したガイド枠(40) (40)の、幅方
向への移動によって、クランプチェーン(41)(41
)および発泡シート(S)全体を、幅方向に移0調整で
きるようになっており、発泡シート(S)を移動調整す
ることによって、成形型(20)(20)の幅方向の中
心に、発泡シート(S)の幅方向の中心を合致させ得る
ようになっている。
次に、上記した発泡シート(S)の移動調整量を設定す
るためのRIIとして、加熱工程部(1)の前方側で、
発泡シート(S)の中心線の上方に、光センサの一種で
あるイメージセンサ(5)を設け、このイメージセンサ
(5)によって、発泡シート(S)の印刷模様の検知線
(C)を検知し、この検知線(C)と成形型(20)の
中心線との位置ズレを検出し、位置ズレ量に対応して、
ガイド枠(40) (40)の駆動用サーボモータ(6
)を作動させる。なお、(刀は制御装置であり、イメー
ジセンサ(5)からの検知信号によって、サーボモータ
(6)を制御する。
上記したガイド枠(40)(40)をサーボモータ(6
)によって移動調整するための、具体的な作動m構の一
例を、第7図および第8図に示している。
即ち、サーボモータ(61の回転を、チェーン機構(6
0)、ウオームギア機構(61)等を経て、ガイド枠(
40)(40)の下方を横断する、2本の回転軸(62
)に伝達する。そして、この回転軸(62)に、両側の
ガイド枠(40)(40)が取付けてあり、回転軸(6
2)とガイド枠(40)(40)とは、ネジ機構によっ
て、互いに螺合されてあり、回転軸(62)の回転に伴
って、両側のガイド枠(40) (40)が同時に、発
泡シート(S)の幅方向に沿って移動することになる。
なお、ガイド枠(40)(40)は、発泡シート(S)
の幅方向には移動させるが、発泡シート(S)の走行方
向や上下方向に移動しては困るので、ガイド枠(40)
(40)を、成形装置の垂直シャフト(80)に固定さ
れた、ブラケット(81)の軸受に沿って移動するよう
に取付けている。
以上に説明した、ガイド枠(40)(40)の移動調整
によって、発泡シート(S)の検知線(C)を成形型(
20) (20)の中心線に確実に合致させて、位置ズ
レを防止することができるが、図示した装置では、さら
に、発泡シート(S)の走行方向における、端部側と中
央部との位置ズレを防止するための機構を装置している
ので、次に説明する。
即ち、第9図に示すように、加熱工程部(1)で加熱軟
化された発泡シート(S)に対して、両端をクランプチ
ェーン(41)の突刺し針(42)で突刺しクランプし
ただけで、前方の成形部(2)へと急激に走行させると
、発泡シート(S)の両端に近い部分は、クランプチェ
ーン(41H41)と共に走行できるが、クランプチェ
ーン(41)(41)から距離のある、発泡シート(S
)の中央部分は遅れて移動し、軟化した発泡シート(S
)は両端から中央部分が弓なりに変形した状態になって
しまう。従って、成形工程部(2)に供給された発泡シ
ート(S)は、幅方向の直線性が無くなり、発泡シート
(S)の中央部では、成形型(20) (20)の走行
方向の中心と発泡シート(S)の中心とが、合致しなく
なる問題がある。例えば、幅1 、040iiの発泡シ
ート(S)の場合、端部と中央部との位置ズレ(δ)が
10〜16niにもなる。なお、この位置ズレ吊は、発
泡シート(S)の走行速度によっても変化する。
そこで、図示した実施例では、第5図に示すように、成
形工程部【2)の後方側で、発泡シート(S)の中心線
に当接する位置に、上下一対の送りローラ(91(91
を設け、発泡シート(S)の中央を、送りローラ(91
(91で挟んで、送りローラ(91(9)の回転ととも
に強制的に牽引走行させ、発泡シート(S)の中央部が
、クランプチェーン(41)(41)に近い端部側に遅
れず、同時に走行させられるようにして、発泡シートf
s)の幅方向の位置ズレ、即ち直線性を矯正できるよう
にしており、この発明による、発泡シート(S)の幅方
向の位置ズレ防止作用と組合せることによって、印刷模
様の位置ズレ防止効果を、さらに一層内上させることが
できる。
以上に説明した成形方法および装置のうち、成形工程部
(2)としては、図示した雌雄一対の成形型(20)(
20)を使用して、発泡シート(S)をプレス成形する
もののほか、成形型の型面から真空吸引する真空成形型
、発泡シート(S)に圧縮空気を吹き付けて成形型に圧
接する圧空成形型を使用する成形方法等でも実施でき、
成形型として雌雄何れか一方の型のみを使用するもので
も良く、その他通常の熱成形方法および装置と同様のも
のが、自由に採用できる。
次に、加熱工程部(1)としては、図示した加熱板(1
0)(10)を使用する、接触加熱方式による加熱方法
が、発泡シート(S)に対する加熱の均一化、加熱時の
発泡膨張による厚み増大の防止等に効果があり、加熱後
の発泡シート(S)の変形や歪みが少ないので、印刷模
様の位置ズレにも有効で、この発明方法と併用すると一
層効果的である。但し、加熱オーブン等、通常のシート
成形と同様の、各種加熱方法を採用することも可能であ
る。また、加熱板(10)(10)に凹入溝(11)(
11)を形成しておき、発泡シート(S)に格子枠状の
加熱抑制部(a)を形成する、実施例のごとき加熱方法
を採用すれば、発泡シート(S)の位置ズレ防止効果は
一層高くなり、この発明方法と併用したときに、最も良
好な結果が得られる。
次に、発泡シート(S)に形成する検知線(C)として
は、図示したように、印刷模様の中心に検知線(C)を
形成するのが、印刷模様の位置ズレを最も正確に検知し
易いが、検知線(C)は必ずしも印刷模様の中心に形成
する必要はなく、成形品に形成する印刷模様の中間で、
邪魔にならない個所であれば、中心から左右に偏った位
置に検知線(C)を形成しておいてもよい。また、検知
線[C)を連続的な直線状に形成するほか、断続的な点
線または破線状に形成しておいてもよい。さらに、特別
な検知線(C)を形成せず、成形品に形成する印刷模様
のうち、走行方向に沿って直線的に連続した模様や図柄
があれば、その一部を、検知線(C)として利用しても
よい。
次に、検知線(C)を検知するイメージセンサ(5)と
しては、検知1%i (C)の位置を光学的にとらえ、
イメージセンサ(5)の中心線とのズレを、電気的信号
として出力できれば、通常の計測あるいは制御用に使用
されている、CCO等の光電素子を利用した、各種イメ
ージセンサが使用できる。また、発泡シート(S)の検
知線(C)を検知して、印刷模様の位置ズレを検出でき
れば、上記イメージセンサ(5)以外の各種光センサを
使用することもできる。
そして、イメージセンサ(5)からの信号を処理して、
サーボモータ(6)の作動を制御する制御装置(7)、
およびガイド枠(40)(40)を移動させるためのサ
ーボモータ(6)等としても、通常の自動制御装置に使
用されているのと同様の、回路構成あるいは制御機構を
備えた機器類を、適当に組合せて実施可能である。
さらに、ガイド枠(40) (40)を移動調整するた
めの機構としては、図示したサーボモータ(6)からチ
ェーン機構(60)やネジ付の回転軸(62)等の動力
伝達機構を経て、ガイド枠(4G) (40)を作動す
るほか、ガイド枠(40) (40)を直接、油圧シリ
ンダ等のシリンダIl@で移動させたり、サーボモータ
(6)からガイド枠(40)(40)までの動力伝達機
構を、適宜ギヤ機構やベルト機構等の、通常の各種伝達
機構に変更することもできる。但し、比較的わずかな位
置ズレ量に対応して、ガイド枠(40)(40)を、迅
速に微動調整できる、確実な駆動装置および動力の伝達
機構を備えたものが、好適となる。
次に、クランプ走行装置(4)を構成する、ガイド枠(
40)#よびクランプチェーン(41)としては、図示
した4III造のほか、通常のシート成形装置、あるい
はシート類の走行装置に採用されている構造のもので実
施することができる。例えばクランプチェーン(41)
としては、図示したように、突刺し針(42)で発泡シ
ート(S)を突刺して、クランプする構造のもののほか
、発泡シート(S)の端部を適宜金具やローラ等で挟ん
でクランプするものでも実施でき、さらに、クランプチ
ェーン(41)の代りに、適宜回転ローラによって、発
泡シート(S)を走行させることもできる。但し、この
場合にも、発泡シート(S)の幅方向の位置決めをする
ための、ガイド□構は必要である。
次に、図示した実施例では、発泡シート(S)の走行方
向の位置ズレ防止、即ち幅方向の直線性を維持するため
に、一対の送りローラ(91+91で、発泡シート(S
)の中央部を牽引して、発泡シート(S)のズレを矯正
しているが、送りローラ(9) [91の設置位置は、
中央に1絹だけ設(ブるほか、中心線を挟んで、左右の
対象位置で、成形品の形成個所を除いた位置に、複数組
の送りローラ(91[91を設けることもできる。そし
て、送りローラ(9)の回転、即ち発泡シート(S)に
対する牽引量は、予め計測した発泡シート(S)の位置
ズレ量(δ)に合せて、一定の回転数または牽引量に設
定するほか、発泡シート(S)に対して、前記した走行
方向の検知線(C)と共に、幅方向の検知線を形成して
おき、これを適宜光センサで検知することによって、位
置ズレ量を検出し、この位置ズレ吊に基づく電気信号に
よって、回転ローラ(91(91の回転を制御すれば、
より正確で確実に、発泡シート(S)の牽引矯正、即ち
位置ズレ防止を果すことができる。
以上に説明した、発泡シート(S)の成形方法および装
置は、封状あるいはカップ状の包装容器、その他の、印
刷模様を形成する必要のある、各種成形品の成形に使用
することができる。
そして、成形に使用する発泡シート(S)としては、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、その他の
各種熱可塑性樹脂からなる、通常の熱成形用の発泡シー
トが使用でき、上記発泡シ−トの片面または両面に、非
発泡の合成樹脂フィルムを積層した積層発泡シートも使
用することができる。
く効果〉 以上のごとく栴成された、この発明の成形方法によれば
、発泡シート(S)に対して、印刷模様と同様に、走行
方向に沿って印刷形成された検知線(C)を、光センサ
(5)によって検知することによって、印刷模様と成形
型(20) (20)との幅方向の位置ズレを検出し、
この発泡シート(S)の幅方向の位置ズレを、発泡シー
ト(S)を幅方向に移動させることによって調整し、発
泡シート(S)の印刷模様と、成形型(20)(20)
の幅方向の位置合せを行った状態で、成形工程を行える
ようにした。
従って、発泡シート(S)の寸法変動や歪み、印刷模様
の印刷ズレ等を、確実に移動調整して、成形型(20)
 (20)で成形された成形品は、所定の位置に、印刷
模様を正確に対応させて、熱成形を行うことができ、印
刷模様付の成形品の仕上り形状を、極めて正確で良好な
ものにでき、発泡シート成形品の商品価値を向上できる
ことになる。
特に、長尺状の発泡シート(S)を断続的に走行させて
、成形工程を反復しながら、成形工程部(2に供給され
る発泡シート(S)に対して、この発明方法の場合には
、絶えず光センサ(5)で印刷模様の位置ズレを検知し
て、発泡シート(S)の幅方向の移動調整を行うので、
発泡シート(S)の走行方向に沿って、印刷模様の位置
ズレ量が変化したり、連続して長時間の成形作業を行っ
た場合でも、常に成形型(20)(20)と発泡シート
(S)の位置合せは正確で、良好な成形作業を実施でき
るので、成形品の品質安定に大きく貢献できることにな
る。
なお、この発明方法に加え、送りロール(9)!91に
よる、走行方向の位置ズレ防止方法や、加熱板(10)
(10)による接触加熱方法、特に凹入溝(11)付の
加熱板(10)による、格子枠状の加熱抑制部(a)の
形成方法等を、組合せて実施することによって、さらに
一層、印刷位置ズレの防止効果が大きくなり、好適な実
施となる。
く具体例〉 上記した、この発明方法の効果を実証するために、具体
的な成形品の成形を行った。
成形品としては、開口部の直径146uφ、高さ77u
の即席ラーメン用の片状包装容器を成形し、成形型(2
0)(20)としては、上記丼容器を縦横6列づつ、計
36個を同時に成形できる、多数個取り用の成形型を使
用した。
また、成形に使用する発泡シート(S)としては、坪量
34h/i”の発泡ポリスチレンシート(PSP)に、
ハイインパクトポリスチレン(Hl)フィルム、および
延伸ポリスチレン<ops>フィルムを積層した、積層
発泡シートを使用した。なお、発泡シート(S)に印刷
模様を形成するために、予めOPSフィルムに印刷模様
を形成した後、発泡PSPおよび1−11フイルムと8
N層一体化した。
そして、前記に図示した実施例の成形装置と、−ズレに
対する対策を何ら講じていない、従来の成形装置とを使
用して成形を行い、その結果を比較した。  。
まず、従来の成形方法では、発泡シート(S)の製造時
、および成形時に発生する種々の原因によって、以下の
ような位置ズレが生じた。なお、下記のズレ量のうち、
X軸は発泡シート(S)の幅方向を示し、Y軸は走行方
向を示している。
■ OPSフィルムに対する印刷ズレ ±21η ■ 積層時のズレ     X軸 ±31Y軸 主1゜
5u ■ 発泡シートの送りズレ    主1゜0nn■ 発
泡シートの加熱時のズレ X軸 主8゜2nui Y軸 ±16.3n+m ■ クランプチェーンのズレ X軸 ±3.14ran Y軸 ±3.86i11 以上の■〜■の原因によるズレの合計 X軸 ±13.2nn Y軸 ±18.8nIl そして、この発明方法を含む、前記した実施例の成形装
置で成形を行うと、 (1)格子状の加熱抑制部(a)を形成する接触加熱方
式を採用したことによって、上記■の原因による位置ズ
レの改善。
(2)回転ローラf91 [9)による、走行方向の位
置ズレ防止方法によって、上記■〜■および■の原因に
よるY軸方向の位置ズレを改善。
(3)この発明の、ガイド枠(40) (40)の移動
調整による位置ズレ防止方法によって、■〜■の原因に
よるX軸方向の位置ズレを改善。
以上の結果、上記した全ての位置ズレ防止方法を採用し
た、実施例の成形@置では、最終的な成形品の位置ズレ
を、±0.5imに減少させることができ、極めて精度
の高い成形が行え、成形品の品質は極めて高いものとな
った。
なお、この発明による、ガイド枠(40) (4G)の
移動調整を行わない場合には、±51111の位置ズレ
が生じ、この発明方法による効果が、極めて大きいこと
が実証できた。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すものであり、第1図は成形
装置全体の正面図、第2図は側面図、第3図は発泡シー
ト(S)部分の平面図、第4図は、加熱板部分の拡大断
面図、第5図はこの発明の位置ズレ防止機構部分を示す
概略構造斜視図、第6図は発泡シートのクランプ部分を
示す拡大断面図、第7図はサーボモータからガイド枠へ
の動力伝達機構を示す平面図、第8図は正面図、第9図
は発泡シートの走行方向の位置ズレ状態を示す説明図で
ある。 (1)・・・・・・加熱工程部、(10)・・・・・・
加熱板、(11)・・・・・・凹入溝、(2)・・・・
・・成形工程部、(20)・・・・・・成形型、(4)
・・・・・・クランプ走行装置、(40)・・・・・・
ガイド枠、(41)・・・・・・クランプチェーン、(
42)・・・・・・突刺し針、(5)・・・・・・イメ
ージセンサ、(6)・・・・・・サーボモータ、【刀・
・・・・・制卸装置、(9)・・・・・・回転ローラ、
(S)・・・・・・発泡シート、(C)・・・・・・検
知線、(a)・・・・・・加熱抑制部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、適宜印刷模様が形成された、長尺状の 熱可塑性樹脂の発泡シートを、断続的に 走行させながら、加熱工程部で加熱軟化 させた後、成形工程部で成形型によって 所定の成形品形状に成形する方法におい て、発泡シートに対して、印刷模様およ び、発泡シートの走行方向に沿った検知 線を、印刷形成しておき、この検知線を 光センサで検知することによって、印刷 模様と成形型との幅方向の位置ズレを検 出し、この位置ズレ量に対応して、発泡 シートを幅方向に移動調整した状態で、 成形を行うことを特徴とする発泡シート の成形方法。 2、発泡シートの走行経路のうち、成形工 程部の後方位置において、発泡シートの 中央付近に送りローラを当接し、発泡シ ートの中央部分を牽引して、発泡シート の両端部分と中央部分との走行方向の位 置ズレを防止した状態で、成形を行う上 記特許請求の範囲第1項記載の発泡シー トの成形方法。 3、加熱工程部において、発泡シートの両 面に加熱板を当接して、接触加熱によっ て、発泡シートを加熱軟化させる上記特 許請求の範囲第1項記載の発泡シートの 成形方法。 4、加熱工程部において、加熱板に凹入溝 を形成しておき、発泡シートのうち、上 記加熱板の凹入溝に対応する個所に、加 熱抑制部を形成する上記特許請求の範囲 第3項記載の発泡シートの成形方法。 5、発泡シートに形成する加熱抑制部を、 成形品形状を囲む枠状に形成する上記特 許請求の範囲第4項記載の発泡シートの 成形方法。 6、適宜印刷模様が形成された、長尺状の 熱可塑性樹脂の発泡シートを、断続的に 走行させるクランプ走行装置と、発泡シ ートを加熱軟化させる加熱工程部、およ び加熱軟化した発泡シートを、成形型に よって所定の成形品形状に成形する成形 工程部とを設けた成形装置において、発 泡シートの走行経路中に、予め発泡シー トの走行方向に沿って印刷形成された検 知線を検知して、印刷模様と成形型との 幅方向の位置ズレを検出する光センサを 設け、光センサからの検出情報によって、 発泡シートのクランプ走行装置を幅方向 に移動調整可能に設けたことを特徴とす る発泡シートの成形装置。 7、発泡シートの走行経路のうち、成形工 程部の後方位置に、発泡シートの中央付 近に当接する送りローラを設け、発泡シ ートの中央部分を牽引可能にしている上 記特許請求の範囲第6項記載の発泡シー トの成形装置。 8、クランプ走行装置としては、発泡シー トの両端部を突刺しクランプする突刺し 針を設けた、無端回転するクランプチェ ーンと、クランプチェーンを保持するガ イド枠からなり、ガイド枠を移動調整可 能に設けている上記特許請求の範囲第6 項記載の発泡シートの成形装置。 9、加熱工程部としては、発泡シートの両 面に当接して、接触加熱する、一対の加 熱板を設けている上記特許請求の範囲第 6項記載の発泡シートの成形装置。 10、加熱板としては、発泡シートに加熱抑制部を形成
    するための凹入溝を形成して いる上記特許請求の範囲第9項記載の発 泡シートの成形装置。 11、加熱板の凹入溝としては、発泡シートのうち、成
    形品形状を成形する個所の外 側に当接する個所に、枠状の凹入溝を形 成している上記特許請求の範囲第10項記 載の発泡シートの成形装置。
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