JPS62151705A - クランク角センサ信号処理回路 - Google Patents
クランク角センサ信号処理回路Info
- Publication number
- JPS62151705A JPS62151705A JP29761885A JP29761885A JPS62151705A JP S62151705 A JPS62151705 A JP S62151705A JP 29761885 A JP29761885 A JP 29761885A JP 29761885 A JP29761885 A JP 29761885A JP S62151705 A JPS62151705 A JP S62151705A
- Authority
- JP
- Japan
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- switching
- rotating speed
- combustion engine
- position signal
- crank angle
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はクランク角センサから出力される基準位置信号
の処理回路に関するものである。
の処理回路に関するものである。
内燃機関において点火時期制御、噴射時期制御等を行な
う場合、クランク軸の回転角位置を検出することが必要
となる。クランク軸の回転角位置を検出する場合、従来
はその構成が簡単であり、且つ経済的なことから、第3
図に示すマグネットピックアップ方式のクランク角セン
サが多く用いられている。同図において、31は内燃機
関が2回転する毎に1回転するシャフト、32.33は
シャフト31に固定された円板、34は円板ゴ2の円周
上に180度間隔で配設された磁石、35は円板33の
円周上に15度間隅で配設された磁石、36.37はそ
れぞれ円板32.33の円周に対向配置されたピックア
ップコイルである。また、第4図(al、 (b)はピ
ックアップコイル36.37から出力されるvE準位置
信号G及び回転角位置信号Nを示した線図であり、基準
位置信号Gは内燃機関の1回転中に所定位置で“1”と
なり、回転角位置信号Nは内燃機関が30度回転する毎
に“1”となるものである。即ら、円板32の円周に配
置された磁石34は内燃機関が1回転し、シャフト31
が180度回軸回転毎にピックアップコイル36に近接
し、また円板33の円周に配置された磁石35は内燃機
関が30度回転し、シャフト31が15度回転する毎に
ピンクアップコイル37に近接するものであるから、ピ
ンクアップコイル36.37から出力される基準位置信
号G1回転角位置信号Nはそれぞれ同図fa1. lb
lに示すものとなる。
う場合、クランク軸の回転角位置を検出することが必要
となる。クランク軸の回転角位置を検出する場合、従来
はその構成が簡単であり、且つ経済的なことから、第3
図に示すマグネットピックアップ方式のクランク角セン
サが多く用いられている。同図において、31は内燃機
関が2回転する毎に1回転するシャフト、32.33は
シャフト31に固定された円板、34は円板ゴ2の円周
上に180度間隔で配設された磁石、35は円板33の
円周上に15度間隅で配設された磁石、36.37はそ
れぞれ円板32.33の円周に対向配置されたピックア
ップコイルである。また、第4図(al、 (b)はピ
ックアップコイル36.37から出力されるvE準位置
信号G及び回転角位置信号Nを示した線図であり、基準
位置信号Gは内燃機関の1回転中に所定位置で“1”と
なり、回転角位置信号Nは内燃機関が30度回転する毎
に“1”となるものである。即ら、円板32の円周に配
置された磁石34は内燃機関が1回転し、シャフト31
が180度回軸回転毎にピックアップコイル36に近接
し、また円板33の円周に配置された磁石35は内燃機
関が30度回転し、シャフト31が15度回転する毎に
ピンクアップコイル37に近接するものであるから、ピ
ンクアップコイル36.37から出力される基準位置信
号G1回転角位置信号Nはそれぞれ同図fa1. lb
lに示すものとなる。
このように、第3図に示したクランク角センサからは、
内燃機関の1回転中の所定位置において基準位置信号G
が出力され、内燃機関が所定角度(第3図の場合は30
度)回転する毎に回転角位置信号Nが出力されるが、次
のような問題があった。
内燃機関の1回転中の所定位置において基準位置信号G
が出力され、内燃機関が所定角度(第3図の場合は30
度)回転する毎に回転角位置信号Nが出力されるが、次
のような問題があった。
即ち、内燃機関が高速回転した場合、ピックアップコイ
ル36が磁石34による磁束変化のみでなく磁石35に
よる磁束変化の影響を強く受けるようになるため、基準
位置信号Gにノイズが重畳されてしまう問題がある。従
って、ピックアップコイル36から出力される基準位置
信号Gをそのまま用いて点火時期制御等を行ったのでは
、誤ったタイミングで制御を行ってしまう惧れがある。
ル36が磁石34による磁束変化のみでなく磁石35に
よる磁束変化の影響を強く受けるようになるため、基準
位置信号Gにノイズが重畳されてしまう問題がある。従
って、ピックアップコイル36から出力される基準位置
信号Gをそのまま用いて点火時期制御等を行ったのでは
、誤ったタイミングで制御を行ってしまう惧れがある。
なお、第4図(C1,(dlは内燃機関が高速回転して
いる時にピックアップコイル36.37から出力される
基準位置信号G及び回転角位置信号Nを示している。
いる時にピックアップコイル36.37から出力される
基準位置信号G及び回転角位置信号Nを示している。
そこで、従来は第5図に示すような信号処理回路を設け
、内燃機関が高速回転した場合においても誤動作が生じ
ないようにしている。同図において、1は基準位置信号
Gの入力端子、2は回転角位置信号Nの入力端子、3は
演算増幅器OPIと抵抗R1〜R6とダイオードDとか
らなる比較回路、4は演算増幅器○P2と抵抗R7〜R
IOからなるバッファ、5は演算増幅器○P3と抵抗R
11〜R15と調整抵抗VRとからなる比較回路、6は
演算増幅器OP4と抵抗R16〜R20からなるバッフ
ァ、7は周波数電圧変換器(F/V変換器)、8はマイ
クロプロセッサである。
、内燃機関が高速回転した場合においても誤動作が生じ
ないようにしている。同図において、1は基準位置信号
Gの入力端子、2は回転角位置信号Nの入力端子、3は
演算増幅器OPIと抵抗R1〜R6とダイオードDとか
らなる比較回路、4は演算増幅器○P2と抵抗R7〜R
IOからなるバッファ、5は演算増幅器○P3と抵抗R
11〜R15と調整抵抗VRとからなる比較回路、6は
演算増幅器OP4と抵抗R16〜R20からなるバッフ
ァ、7は周波数電圧変換器(F/V変換器)、8はマイ
クロプロセッサである。
入力端子2にクランク角センサから加えられた回転角位
置信号Nはバッファ6を介してマイクロプロセッサ8に
加えられると共にF/V変換器7にも加えられる。F/
V変換器7はバッファ6を介して加えられる回転角位置
信号Nの周波数に比例した電圧を出力するものであり、
その出力信号は内燃機関の回転数に対応したものとなる
。
置信号Nはバッファ6を介してマイクロプロセッサ8に
加えられると共にF/V変換器7にも加えられる。F/
V変換器7はバッファ6を介して加えられる回転角位置
信号Nの周波数に比例した電圧を出力するものであり、
その出力信号は内燃機関の回転数に対応したものとなる
。
比較回路5は、内燃機関の回転数に対応したF/V変換
器7の出力電圧とA点の電圧Vaとを比較して電圧Va
の方が大きい間、その出力信号を“1”とするものであ
る。即ち、比較回路5は内燃機関の回転数がA点の電圧
に対応した回転数NEa以下の場合はその出力信号を“
1”とし、NEa以上の場合はその出力信号を“0”と
するものである。また、バッファ4は比較回路5の出力
信号が“0”の場合、即ち内燃機関の回転数がNEaよ
りも高い間はその出力を“1”とし、比較回路5の出力
信号が“l”の場合、即ち内燃機関の回転数がNEaよ
りも低い間はその出力を“0”とするものである。また
、比較回路3はクランク角センサから入力端子1を介し
て加えられる基準位置信号GとB点の電圧vbとを比較
して、基準位置信号Gの方が高い間その出力信号を“l
”とし、マイクロプロセッサ8に加えるものである。
器7の出力電圧とA点の電圧Vaとを比較して電圧Va
の方が大きい間、その出力信号を“1”とするものであ
る。即ち、比較回路5は内燃機関の回転数がA点の電圧
に対応した回転数NEa以下の場合はその出力信号を“
1”とし、NEa以上の場合はその出力信号を“0”と
するものである。また、バッファ4は比較回路5の出力
信号が“0”の場合、即ち内燃機関の回転数がNEaよ
りも高い間はその出力を“1”とし、比較回路5の出力
信号が“l”の場合、即ち内燃機関の回転数がNEaよ
りも低い間はその出力を“0”とするものである。また
、比較回路3はクランク角センサから入力端子1を介し
て加えられる基準位置信号GとB点の電圧vbとを比較
して、基準位置信号Gの方が高い間その出力信号を“l
”とし、マイクロプロセッサ8に加えるものである。
ここで、比較回路3内のB点の電圧vbは、バッファ4
の出力が“1″の場合はバッファ4の出力が“0”の場
合に比較して高くなり、また、バッファ4の出力は前述
したように内燃機関の回転数がNEa以上の場合“1″
となるものであるから、入力端子lに例えば第6図の実
線で示す基準位置信号Gが加えられたとすると、B点の
電圧vbは同図に点線で示すように変化することとなり
、従って、内燃機関が高速回転した場合においても、比
較回路3からノイズの影響を受けない基準位置信号Gが
マイクロプロセッサ8に加えられることになる。
の出力が“1″の場合はバッファ4の出力が“0”の場
合に比較して高くなり、また、バッファ4の出力は前述
したように内燃機関の回転数がNEa以上の場合“1″
となるものであるから、入力端子lに例えば第6図の実
線で示す基準位置信号Gが加えられたとすると、B点の
電圧vbは同図に点線で示すように変化することとなり
、従って、内燃機関が高速回転した場合においても、比
較回路3からノイズの影響を受けない基準位置信号Gが
マイクロプロセッサ8に加えられることになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来例では、内燃機関の回転数がA点の電圧V
aに対応した回転数NEa以上であるが否かによって比
較回路3の閾値vbを切換えることによりノイズの影響
を除去するようにしているので、次のような問題があっ
た。即ち、上述した従来例は調整抵抗VRの値を調節す
ることにより、比較回路3の閾値vbを切換える内燃機
関の回転数(以下切換回転数と称す)を設定するように
しているものであるから、切換回転数の設定操作が面倒
なものとなる。つまり、製造工程において測定、計算等
により調整抵抗VRの最適値を求める工程と、その抵抗
値に一番近い抵抗値を持つ抵抗を抵抗値系列表から選ぶ
工程と、この選んだ抵抗を半田付けにより接続する工程
が必要となる。また、調整抵抗VR及びそれに関連する
部品が必要となり、アセンブリ中でのクランク角信号処
理回路の部品点数の占める割合が約20%にも及び、大
変多くなるという問題点もあった。
aに対応した回転数NEa以上であるが否かによって比
較回路3の閾値vbを切換えることによりノイズの影響
を除去するようにしているので、次のような問題があっ
た。即ち、上述した従来例は調整抵抗VRの値を調節す
ることにより、比較回路3の閾値vbを切換える内燃機
関の回転数(以下切換回転数と称す)を設定するように
しているものであるから、切換回転数の設定操作が面倒
なものとなる。つまり、製造工程において測定、計算等
により調整抵抗VRの最適値を求める工程と、その抵抗
値に一番近い抵抗値を持つ抵抗を抵抗値系列表から選ぶ
工程と、この選んだ抵抗を半田付けにより接続する工程
が必要となる。また、調整抵抗VR及びそれに関連する
部品が必要となり、アセンブリ中でのクランク角信号処
理回路の部品点数の占める割合が約20%にも及び、大
変多くなるという問題点もあった。
本発明は前述の如き問題点を解決したものであり、その
目的は切換回転数の設定操作を容易なものとし、且つ部
品点数を削減し得るようにすることにある。
目的は切換回転数の設定操作を容易なものとし、且つ部
品点数を削減し得るようにすることにある。
本発明は前述の如き問題点を解決するため、■ 切換回
転数が記憶されるメモリと、■ クランク角センサから
の回転角位置信号に基づいて内燃機関の回転数を検出す
ると共に、前記メモリに記憶されている切換回転数と検
出結果とを比較するマイクロプロセッサと、■ 該マイ
クロプロセッサの比較結果に基づいて閾値を切換える閾
値切換手段と、 ■ 該閾値切換手段で設定された閾値と前記クランク角
センサからの基準位置信号とを比較する比較手段とを設
けたものである。
転数が記憶されるメモリと、■ クランク角センサから
の回転角位置信号に基づいて内燃機関の回転数を検出す
ると共に、前記メモリに記憶されている切換回転数と検
出結果とを比較するマイクロプロセッサと、■ 該マイ
クロプロセッサの比較結果に基づいて閾値を切換える閾
値切換手段と、 ■ 該閾値切換手段で設定された閾値と前記クランク角
センサからの基準位置信号とを比較する比較手段とを設
けたものである。
切換回転数の設定はメモリに切換回転数を示すデータを
書込むことにより行なわれ、基準位置信号の二値化閾値
は、回転角位置信号に基づいて検出した内燃機関の回転
数と前記切換回転数との比較結果に応じて切換えられる
。
書込むことにより行なわれ、基準位置信号の二値化閾値
は、回転角位置信号に基づいて検出した内燃機関の回転
数と前記切換回転数との比較結果に応じて切換えられる
。
第1図は本発明の実施例のブロック図であり、IOは切
換回転数NE0が記憶されているメモリ、11はマイク
ロプロセッサ、12は異常検出回路、I3ばフェイルセ
ーフ回路、14.15はアンドゲート、16はインヒビ
ソトゲートであり、他の第5図と同一符号は同一部分を
表している。なお、マイクロプロセッサIIはその動作
が正常な場合、ある周波数の信号Cを出力しているもの
である。また、異常検出回路12はマイクロプロセッサ
11から出力される信号Cの周波数に基づいてマイクロ
プロセッサ11が正常に動作しているか否かを判断し、
正常に動作していると判断した場合は、その出力信号d
を“1″とし、異常であると判断した場合はその出力信
号dを“O”とするものである。また、フェイルセーフ
回路13は異常検出回路12でマイクロプロセッサ11
に異常が発生したと判断された場合、マイクロプロセッ
サ11に代わり各部を制御する制御信号を出力するもの
である。なお、以下の説明においてはマイクロプロセッ
サ11が正常に動作しており、異常検出回路12の出力
信号dが“1”となっているものとする。
換回転数NE0が記憶されているメモリ、11はマイク
ロプロセッサ、12は異常検出回路、I3ばフェイルセ
ーフ回路、14.15はアンドゲート、16はインヒビ
ソトゲートであり、他の第5図と同一符号は同一部分を
表している。なお、マイクロプロセッサIIはその動作
が正常な場合、ある周波数の信号Cを出力しているもの
である。また、異常検出回路12はマイクロプロセッサ
11から出力される信号Cの周波数に基づいてマイクロ
プロセッサ11が正常に動作しているか否かを判断し、
正常に動作していると判断した場合は、その出力信号d
を“1″とし、異常であると判断した場合はその出力信
号dを“O”とするものである。また、フェイルセーフ
回路13は異常検出回路12でマイクロプロセッサ11
に異常が発生したと判断された場合、マイクロプロセッ
サ11に代わり各部を制御する制御信号を出力するもの
である。なお、以下の説明においてはマイクロプロセッ
サ11が正常に動作しており、異常検出回路12の出力
信号dが“1”となっているものとする。
また、第2図はマイクロプロセッサ11の処理内容の一
例を示すフローチャートであり、以下同図を参照して第
1図の動作を説明する。
例を示すフローチャートであり、以下同図を参照して第
1図の動作を説明する。
クランク角センサから入力端子2に加えられた回転角位
置信号Nはバッファ6を介してマイクロプロセッサ11
に加えられる。マイクロプロセッサ11は第2図のフロ
ーチャートに示す処理を所定時間毎に行なうものであり
、ステップS1ではバッファ6を介して加えられる回転
角位置信号Nに基づいて内燃機関の回転数NBを求め、
ステップS2ではステップS1で求めた回転数NBとメ
モリlOに記憶されている切換回転数N E oとを比
較する。そして、ステップ3の判断結果がYESの場合
はその出力信号aを“0′としくステップS3)判断結
果がNoの場合は出力信号aを“1”とする(ステップ
34)。即ち、マイクロプロセッサ11は内燃機関の回
転数NEが切換回転数N E oよりも高い場合はその
出力信号aを“0”とし、内燃機関の回転数NEが切換
回転数NB、より低い場合はその出力信号aを“1”と
するものである。
置信号Nはバッファ6を介してマイクロプロセッサ11
に加えられる。マイクロプロセッサ11は第2図のフロ
ーチャートに示す処理を所定時間毎に行なうものであり
、ステップS1ではバッファ6を介して加えられる回転
角位置信号Nに基づいて内燃機関の回転数NBを求め、
ステップS2ではステップS1で求めた回転数NBとメ
モリlOに記憶されている切換回転数N E oとを比
較する。そして、ステップ3の判断結果がYESの場合
はその出力信号aを“0′としくステップS3)判断結
果がNoの場合は出力信号aを“1”とする(ステップ
34)。即ち、マイクロプロセッサ11は内燃機関の回
転数NEが切換回転数N E oよりも高い場合はその
出力信号aを“0”とし、内燃機関の回転数NEが切換
回転数NB、より低い場合はその出力信号aを“1”と
するものである。
従って、内燃機関の回転数NBが切換回転数NE0より
も高い場合は、バッファ4の出力は“1”となり、回転
数NEが切換回転数NE6よりも低い場合はバッファ4
の出力は“0”となる。この結果、比較回路3内のB点
の電圧vbは前述した従来例と同様に、回転数NBが切
換回転数NE。
も高い場合は、バッファ4の出力は“1”となり、回転
数NEが切換回転数NE6よりも低い場合はバッファ4
の出力は“0”となる。この結果、比較回路3内のB点
の電圧vbは前述した従来例と同様に、回転数NBが切
換回転数NE。
以上であるか否かによって変化することになるので、内
燃機関が高速回転した場合においても、比較回路3から
ノイズの影響を受けない基準位置信号Gがマイクロプロ
セッサ11に加えられることになる。
燃機関が高速回転した場合においても、比較回路3から
ノイズの影響を受けない基準位置信号Gがマイクロプロ
セッサ11に加えられることになる。
また、マイクロプロセッサ11は比較回路3の出力信号
及びバッファ6の出力信号に基づいて、点火時期、燃料
噴射時期等を制御する制御信号すを生成しており、制御
信号すはアンドゲート15を介して装置各部に加えられ
るものである。なお、マイクロプロセッサ11に異常が
発生した場合は異常検出回路12の出力信号dが“0”
となり、アンドゲート15. インヒビットゲート16
がそれぞれオフ状態、オン状態になるものであるから、
フェイルセーフ回路13から出力される制御信号fが装
置各部に加えられることになる。
及びバッファ6の出力信号に基づいて、点火時期、燃料
噴射時期等を制御する制御信号すを生成しており、制御
信号すはアンドゲート15を介して装置各部に加えられ
るものである。なお、マイクロプロセッサ11に異常が
発生した場合は異常検出回路12の出力信号dが“0”
となり、アンドゲート15. インヒビットゲート16
がそれぞれオフ状態、オン状態になるものであるから、
フェイルセーフ回路13から出力される制御信号fが装
置各部に加えられることになる。
また、出力信号dが“0”になることからアンドゲート
14の出力は強制的に“O“にされ、基準位置信号の二
値化閾値は高く設定される。これは内燃機関の高回転域
におけるノイズ影響除去を優先したものであり、低回転
域では閾値が高いことから基準位置信号の先端部分で二
値化されることになる(第6図参照)。
14の出力は強制的に“O“にされ、基準位置信号の二
値化閾値は高く設定される。これは内燃機関の高回転域
におけるノイズ影響除去を優先したものであり、低回転
域では閾値が高いことから基準位置信号の先端部分で二
値化されることになる(第6図参照)。
以上説明したように本発明は、閾値のレベルを切換える
切換回転数NE、が記憶されるメモリと、クランク角セ
ンサからの回転角位置信号に基ツいて内燃機関の回転数
を検出すると共に、検出した内燃機関の回転数とメモリ
に記憶されている切換回転数とを比較するマイクロプロ
セッサと、マイクロプロセッサの比較結果に基づいて閾
値を切換えるバッファ4.ダイオードD等からなる閾値
切換手段と、閾値切換手段で設定された閾値とクランク
角センサからの切換回転数とを比較する演算増幅器OP
I等あ比較手段とを備えたものであり、メモリに切換回
転数を示すデータを記憶させるだけで切換回転数を設定
できるので、調整抵抗を使用する従来例に比較して切換
回転数の設定操作を容易なものとすることができる利点
があり、また部品点数の削減が可能となる。
切換回転数NE、が記憶されるメモリと、クランク角セ
ンサからの回転角位置信号に基ツいて内燃機関の回転数
を検出すると共に、検出した内燃機関の回転数とメモリ
に記憶されている切換回転数とを比較するマイクロプロ
セッサと、マイクロプロセッサの比較結果に基づいて閾
値を切換えるバッファ4.ダイオードD等からなる閾値
切換手段と、閾値切換手段で設定された閾値とクランク
角センサからの切換回転数とを比較する演算増幅器OP
I等あ比較手段とを備えたものであり、メモリに切換回
転数を示すデータを記憶させるだけで切換回転数を設定
できるので、調整抵抗を使用する従来例に比較して切換
回転数の設定操作を容易なものとすることができる利点
があり、また部品点数の削減が可能となる。
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図はマイク
ロプロセッサ11の処理内容を示すフローチャート 第3図はクランク角センサの構成を示す斜視図、第4図
はクランク角センサの出力信号を示す図、第5図は従来
例の回路図および、 第6図は第5図の動作説明図である。 図において、1,2は入力端子、3,5は比較回路、4
,6はバッファ、7は周波数電圧変換器、8.11はマ
イクロプロセッサ、10はメモリ、12は異常検出回路
、13はフェイルセーフ回路、14.15はアンドゲー
ト、16はインヒビソトゲート、31はシャフト、32
.33は円板、34.3sは磁石、36.37はビック
アンプコイル、OPI〜OP4は演算増幅器、Dはダイ
オード、R1−R20は抵抗である。
ロプロセッサ11の処理内容を示すフローチャート 第3図はクランク角センサの構成を示す斜視図、第4図
はクランク角センサの出力信号を示す図、第5図は従来
例の回路図および、 第6図は第5図の動作説明図である。 図において、1,2は入力端子、3,5は比較回路、4
,6はバッファ、7は周波数電圧変換器、8.11はマ
イクロプロセッサ、10はメモリ、12は異常検出回路
、13はフェイルセーフ回路、14.15はアンドゲー
ト、16はインヒビソトゲート、31はシャフト、32
.33は円板、34.3sは磁石、36.37はビック
アンプコイル、OPI〜OP4は演算増幅器、Dはダイ
オード、R1−R20は抵抗である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 切換回転数が記憶されるメモリと、 クランク角センサからの回転角位置信号に基づいて内燃
機関の回転数を検出すると共に、検出した前記内燃機関
の回転数と前記メモリに記憶されている切換回転数とを
比較するマイクロプロセッサと、 該マイクロプロセッサの比較結果に基づいて閾値を切換
える閾値切換手段と、 該閾値切換手段で設定された閾値と前記クランク角セン
サからの基準位置信号とを比較する比較手段とを具備し
たことを特徴とするクランク角センサ信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29761885A JPS62151705A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | クランク角センサ信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29761885A JPS62151705A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | クランク角センサ信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62151705A true JPS62151705A (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=17848885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29761885A Pending JPS62151705A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | クランク角センサ信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62151705A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4878113A (en) * | 1987-08-11 | 1989-10-31 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus |
JPH0510197A (ja) * | 1991-07-03 | 1993-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エンジン回転角センサの信号処理回路 |
JP2013032754A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Keihin Corp | 自動二輪車のトラクション制御装置 |
CN111636990A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-09-08 | 长沙市健科电子有限公司 | 信号处理装置、信号处理设备、车辆及信号处理方法 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29761885A patent/JPS62151705A/ja active Pending
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