JPH0446166Y2 - - Google Patents

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JPH0446166Y2
JPH0446166Y2 JP4383885U JP4383885U JPH0446166Y2 JP H0446166 Y2 JPH0446166 Y2 JP H0446166Y2 JP 4383885 U JP4383885 U JP 4383885U JP 4383885 U JP4383885 U JP 4383885U JP H0446166 Y2 JPH0446166 Y2 JP H0446166Y2
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JP
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variable resistor
throttle valve
opening
combustion engine
internal combustion
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自動車用内燃機関において車載制御装
置にスロツトルバルブの開度に関する情報を電気
信号として与えるスロツトルバルブ開度検出装置
に関する。
<従来の技術> 例えば、マイクロコンピユータを用いた車載制
御装置によつて制御される自動車内燃機関におい
ては、その内燃機関の吸気通路に介装されたスロ
ツトルバルブの開度に関する情報を該制御装置に
与えることが必要になる場合が多い。このような
場合、スロツトルバルブ開度検出装置が使用され
る。
ところで、内燃機関のスロツトルバルブ開度検
出装置としては、摺動接触式の可変抵抗器をスロ
ツトルバルブの開閉に連動させて、その可変抵抗
器の抵抗値の変化によつてスロツトルバルブの開
度を電気的に読取るようにしたものが一般的であ
る。(例えば実開昭59−60510号公報参照)。
第4図は、その可変抵抗器VRを用いた内燃機
関のスロツトルバルブ開度検出装置の従来例を示
す。
図示Aに示すように、可変抵抗器VRは、その
両端の固定側端子a,bが電源電位Vcと共通接
地電位に接続され、スロツトルバルブに連動して
移動する(開度が大きくなるに従つて図中下方へ
移動する)その摺動接触側端子cからスロツトル
バルブの開度に応じた出力電圧Vxを取り出すよ
うになつている。同図Bはその出力電圧Vxとス
ロツトル開度θとの関係を示す。この出力電圧即
ちスロツトル開度出力電圧Vxは、例えば自動車
内燃機関の動作を制御する制御ユニツト2の制御
情報として利用される。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上記の装置では可変抵抗器VR
の摺動接触部に摩耗や汚れ等による接触不良部分
が生じると、第4図Bに符合Eで示すように、そ
の接触不良部分Eにて出力電圧Vxが異常値(電
圧低下)をとつてしまう。これにより、制御ユニ
ツト2側は誤つた制御情報、例えば加速時のキツ
クダウン情報として取り込んでしまう等の誤動作
を起こすようになつてしまうという問題点があつ
た。
本考案は以上のような問題点を解決するもので
あつて、その目的とするところは、スロツトルバ
ルブの開度に関する情報と共に、その情報が正常
な動作状況の下で得られたものであるか否かに関
する情報も同時に制御ユニツトに与えることがで
きるようにし、これによりその制御ユニツト側に
おいて誤動作防止のための適切な対策を速やかに
とることができるようにした内燃機関のスロツト
ルバルブ開度検出装置を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記目的を達成する手段として、内
燃機関の吸気通路に介装されたスロツトルバルブ
の開度を電気的に検出するものにおいて、スロツ
トルバルブの開閉に応じて抵抗値が可変される可
変抵抗器と、該可変抵抗器の抵抗値が正常範囲の
時は一定であり正常範囲外の時は異常低下する回
路電流を通電する定電流源と、上記回路電流を検
出する電流検出用抵抗とを備え、スロツトルバル
ブの開度に相当する上記可変抵抗器の端子電圧を
出力信号として、また上記電流検出用抵抗の端子
電圧を回路故障検出用信号としてそれぞれ取り出
すと共に、前記可変抵抗器の接触不良に伴う前記
回路電流の異常低下を前記回路故障検出用信号の
値に基づいて判定する可変抵抗器異常判定手段を
備えて構成した。
<作用> 上記構成により、スロツトル開度検出用の可変
抵抗器に摩耗や汚れ等による接触不良が部分的に
生じると、これに伴つて上記電流検出用抵抗の端
子電圧が異常値をとるようになる。これにより、
制御ユニツト側では、その端子電圧を監視するこ
とにより、入力されたスロツトル開度出力電圧が
正常か否かをただちに判別することができる。従
つて、その制御ユニツト側において誤動作防止の
ための適切な対策を速やかにとることができる。
<実施例> 以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案による内燃機関のスロツトルバ
ルブ開度検出装置の一実施例を示す。
また、第2図A,Bはその動作状態を示す。
先ず、第1図に示す内燃機関のスロツトルバル
ブ開度検出装置は、自動車内燃機関の吸気通路に
介装されたスロツトルバルブの開度を電気的に検
出するものであつて、スロツトルバルブの開閉に
応じて抵抗値Rxが可変される可変抵抗器VRと、
この可変抵抗器VRに一定の回路電流Isを通電す
る定電流源11と、この定電流源11によつて流
される回路電流を検出する電流検出用抵抗Rsと
を備える。そして、上記可変抵抗器VRの端子電
圧及び上記電流検出用抵抗Rsの端子電圧をそれ
ぞれスロツトル開度出力電圧Vx及び回路故障検
出電圧Vsとして取り出すように構成されている。
可変抵抗器VRは、その一方の固定側端子aと
スロツトルバルブに連動して移動する摺動接触側
端子cとが電流検出用抵抗Rsを介して定電流源
11に接続されている。この場合、他方の固定側
端子bはオープン状態にしておく。定電流源11
は、例えばバイポーラトランジスタのコレクタ電
圧とコレクタ電流との間の特性を利用して構成さ
れ、第2図Aにその特性の一例を示すように、所
定の負荷抵抗(Rx+Rs)値の範囲内にて略一定
の電流Isを流すような特性をもたされている。
また、スロツトル開度θに比例して可変抵抗器
VRの抵抗値Rxが変化するため、第2図Bに示す
ようにスロツトル開度出力電圧Vxはスロツトル
開度θに比例して変化する(Vx=Rx×Is=k×
θ……kは定数)。また、上記回路故障検出電圧
Vsは、可変抵抗器VRの端子aとcとの間に正常
な接触状態が保たれている間は、略一定の値
(Vmin<Vs<Vmax)を保つ。そして、出力電
圧Vx及び検出電圧Vsはそれぞれ、A/D変換器
2a,2bを経て、車載の内燃機関制御ユニツト
2に制御情報として与えられる。
ここで仮に、上記可変抵抗器VRに部分的な接
触不良が生じるとその不良部分Eにて抵抗値Rx
が異常に高くなる箇所が生じ第2図Bに示すよう
に出力電圧Vxが異常に上昇する。すると、その
出力電圧Vxが異常に高くなつた部分Eにて、上
記定電流源11がその定電流動作領域から外れた
ところで動作するようになる。これにより、その
定電流源11によつて流される回路電流Isが上記
接触不良部分Eのところで大きく落ち込み、これ
と共に、第2図Cに示すように、上記回路故障検
出電圧Vsが一定の範囲(Vmin〜Vmax)から外
れるようになり、回路に故障が発生したことが検
出される。
従つて、制御ユニツト2側において、その回路
故障検出電圧Vsを監視するようにすれば、現在
入力されているスロツトル開度出力電圧Vxが正
常な動作状況下で出力されたものであるか否かを
ただちに判別して、例えば第3図に示すような必
要な対策処理をとることができるようになる。そ
して、これによつて制御ユニツト2等の誤動作を
防止することができるようになる。
第3図は、上記制御ユニツト2内におけるスロ
ツトル開度の読込処理ルーチンの一例を示す。
第3図において、上述した接触不良がないとき
の読込処理は、ステツプS1,S2,S3を繰り返し
実行することにより行われる。このときには、各
実行サイクルごとに新しいスロツトル開度出力電
圧Vxが読み込まれる。ここで、上述した接触不
良が生じると、ステツプS2の判断ルーチンでNO
と判定されステツプS4の分岐ルーチンが実行さ
れる。従つて、前記ステツプS2の判断ルーチン
が可変抵抗器異常判定手段の機能に相当する。前
記ステツプS4のルーチンでは、現在入力されて
いる出力電圧Vxをキヤンセルし、その代わりに、
前回に読み込んだ出力電圧Vxを今回の出力電圧
として読み込むことを行う。これにより、異常な
スロツトル開度検出電圧による制御の誤動作が防
止される。
<考案の効果> 以上述べたように本考案によれば、スロツトル
バルブの開度に関する情報と共に、その情報が正
常な動作状況の下で得られたものであるか否かに
関する情報も同時に制御ユニツトに与えることが
できるので、制御ユニツトの誤動作を確実に防止
でき車載制御装置の信頼性を向上できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による内燃機関のスロツトルバ
ルブ開度検出装置の一実施例を示す回路図、第2
図はその各部の動作特性を示すグラフ、第3図は
制御ユニツト側の処理動作例を示すフローチヤー
ト、第4図は従来の内燃機関のスロツトルバルブ
開度検出装置を示す回路図及び動作特性図であ
る。 1……スロツトルバルブ開度検出装置、2……
制御ユニツト、11……定電流源、Rs……電流
検出用抵抗、VR……可変抵抗器、Vs……回路故
障検出電圧、Vx……スロツトル開度出力電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の吸気通路に介装されたスロツトルバ
    ルブの開度を電気的に検出する装置において、ス
    ロツトルバルブの開閉に応じて抵抗値が可変され
    る可変抵抗器と、該可変抵抗器の抵抗値が正常範
    囲の時は一定であり正常範囲外の時は異常低下す
    る回路電流を通電する定電流源と、上記回路電流
    を検出する電流検出用抵抗とを備え、スロツトル
    バルブの開度に相当する上記可変抵抗器の端子電
    圧を出力信号として、また上記電流検出用抵抗の
    端子電圧を回路故障検出用信号としてそれぞれ取
    り出すと共に、前記可変抵抗器の接触不良に伴う
    前記回路電流の異常低下を前記回路故障検出用信
    号の値に基づいて判定する可変抵抗器異常判定手
    段を備えたことを特徴とする内燃機関のスロツト
    ルバルブ開度検出装置。
JP4383885U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0446166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4383885U JPH0446166Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4383885U JPH0446166Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161607U JPS61161607U (ja) 1986-10-07
JPH0446166Y2 true JPH0446166Y2 (ja) 1992-10-29

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ID=30555871

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JPS61161607U (ja) 1986-10-07

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