JPS621516Y2 - - Google Patents

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JPS621516Y2
JPS621516Y2 JP1980124751U JP12475180U JPS621516Y2 JP S621516 Y2 JPS621516 Y2 JP S621516Y2 JP 1980124751 U JP1980124751 U JP 1980124751U JP 12475180 U JP12475180 U JP 12475180U JP S621516 Y2 JPS621516 Y2 JP S621516Y2
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JP
Japan
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tube
unit
pipe
slide fastener
pipes
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JP1980124751U
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JPS5748382U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、石炭鉱山の坑道あるいは掘削工事
中の隧動内に設け、掘削現場に外気を送風する
際、または逆に粉塵や煙などを排出する際、ある
いは火事場の排煙管などに使用される合成樹脂シ
ートの如く可撓性の材料で作られた通風管であつ
て、該通風管は複数の単位管を連続して連結して
いるが、その連結部における連結装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
この種の通風管は、ビニールシートあるいはビ
ニロンシートの如き合成樹脂シートで単位管を作
り、延長すべき長さに応じて所要本数の単位管を
連続して継ぎ、坑道の天井などに吊り下げて奥の
掘削現場まで誘導されるものである。そこで従来
の各単位管同士を継ぐ手段として、第6図に示し
ている如く、各単位管1,2の両口縁にそれぞれ
直径を僅かに異ならしめたピアノ線で作つたリン
グ状の口金13,14を附着しておき、連結する
際に、一方の直径の大きい口金13を歪ませて楕
円状に変形して、相手の小さい直径の口金14を
有する端部内に挿入し、挿入した後には大きめの
口金13は弾力で円形に復元するから、そのまま
一方乃至双方の単位管1,2を分離する方向に引
つ張れば、大小口金13,14が互いに係合され
離脱を阻止した状態に連結される。尚、各単位管
の外周には吊り環を備えたリングが所定の間隔を
おいて嵌着され、坑道内などに吊り下げて配管さ
れるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、以上の手段で連結してある場合、通
風管の直径が大きくなればなる程、口金を歪ませ
て挿入する操作が困難になるものであり、また連
結した際に両口金が互いに全周面に亘つて密着し
ておれば良いが、一方の口金が傾いているなどし
て連結状態が不完全になることが度々あり、送風
中に外れて仕舞うことがあつた。こうして外れた
場合、送風側の管口より空気が噴出して坑内に粉
塵を巻き上げ管が恰も大蛇が暴れる如き状態にな
るため、遠方にある送風機を止めてから再度管を
継ぐ必要があり、またその間は坑内への送風が停
止するため作業者に対して危険性を招く欠点があ
つた。
この考案は上記の問題点を解決することにあ
り、各単位管の連結操作が容易になり、連結部か
らの漏風が殆んど阻止されるように密封され、且
つ通風中に連結が外れることのない連結部となる
ことを目的とした連結装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は以上の点に着目して工夫したもので
あつて、連結すべき両単位管をスライドフアスナ
ー(各管はそれぞれ独立したものであるから、左
右のフアスナーストリンガーを分離することの出
来る開離嵌挿具付のもの)で連結するが、スライ
ドフアスナーは噛合するエレメント間に僅かの隙
間があり、該隙間より空気が漏れるため、本考案
は送風時に管壁に加わる押圧力によつて、前記ス
ライドフアスナーを包被する被覆管の先端口縁を
これに対向する単位管の管壁に喰い込ませるよう
に設けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
そこで、この考案による実施例を図面によつて
説明すると、図中1と2は単位管を示し、空気が
矢印3の方向に流動するものとし、図中右側の単
位管1が基端側、左側の単位管2が末端側となる
ものとすると、第1図乃至第3図に示す実施例
は、連結すべき両単位管1,2の相対向する口縁
に、スライドフアスナーF1を構成する左右のフ
アスナーストリンガー4,5を融着手段によつて
止着し、基端側の単位管1の外周面に被覆管6の
一端口部を融着し、その被覆管6は前記スライド
フアスナーF1及び末端側の単位管2の外周面を
連続して包被する長さに延長してあり、その延長
した先端部には、該先端部と対応する単位管2の
直径よりも小さい直径に形成した絞り部7を設け
ている。尚被覆管6は単位管1,2と同質の材料
で形成してある。また被覆管6の長手方向に基端
部より先端部に亘り気密性スライドフアスナーF
2によつて開閉可能に形成し、連結操作時に単位
管2を包被し易いようにしている。更に、基端側
単位管1の内周面に、両単位管1,2を連結する
スライドフアスナーF1及び末端側単位管2の内
周面を覆う補助管8が止着してあり、該補助管8
の末端は何れにも固着していない自由端となつて
おり、その材質は前記単位管及び補助管と同様で
ある。
第4図に示す実施例は、前記例の構造と同様で
あるが、スライドフアスナーF1、被覆管6及び
補助管8をそれぞれミシンにより縫着手段で止着
したものである。いずれにせよ、フアスナースト
リンガーや補助管の接着手段は限定されない。
また前記スライドフアスナーF1の両フアスナ
ーストリンガー4,5は、管の口縁に環状に止着
されるものであるが、各フアスナーストリンガー
4,5の各始端部と末端部とが第5図図示の如
く、渦巻きのように上下に重ね合わしてある。前
記の始端部とは開離嵌挿具を取付けた端部を指
し、この始端部が下となり末端部が上となるよう
に止着する。尚、末端部とは上止9を取付けた方
を指す。開離嵌挿具とは、一方のフアスナースト
リンガー4に設けた箱体10と他方の蝶棒(図示
せず)とから成るもので、スライドフアスナーF
1を閉鎖した際に、スライダー11が前記重ね部
の下の開離嵌挿具と重ならないようにフアスナー
ストリンガーの両端部を深く上下に重ね合わせて
いる。尚、図中12は吊り環付リングであつて、
各管1,2の外周に等間隔おきに附着してある。
この考案は以上の構造であつて、連結すべき両
単位管1,2を継ぎ合わせる時には、まず被覆管
6を、これに実施例の如く気密性スライドフアス
ナーF2を有するものであれば、スライドフアス
ナーF2を開くか、あるいは開放するスライドフ
アスナーの無いものであれば、被覆管6の開放口
側を基端側へ引き寄せて管口縁に設けたフアスナ
ーストリンガー4を露出する。そして相手の単位
管2の口縁に有するフアスナーストリンガー5と
前記露出したフアスナーストリンガー4とを組合
せ、スライダー11を摺動して全長に亘り噛合す
る。次いで被覆管6を延して両管口縁を連結した
スライドフアスナーF1及び相手の単位管2の外
周面を包被する。こうして連結された通風管内に
空気を第3図の矢印の方向に送入すれば、各単位
管1,2の管壁が空気圧で外方に向かつて押圧さ
れるが、被覆管6の先端部に設けた絞り部7が相
手の管壁に喰い込み、この喰い込みにより密封さ
れるものである。
尚、図示する実施例の如く管内に補助管8を設
けた場合、実験によれば単位管2のスライドフア
スナーF1及びリング12を設けた部分以外の部
分が外側に膨れるが、補助管8の末端が自由端に
なつているので膨れることがなく、スライドフア
スナーF1には密着されず間隔があく。しかしこ
の補助管8がないと、流動する空気がスライドフ
アスナーF1の噛合エレメント間より直接漏出す
るが、この補助管8を設けることによつて、単位
管2と補助管8との間に逆流して来る空気のいく
らかが漏れ出るため、その漏出する空気量を些少
におさえることが出来るものである。また、補助
管8が取り付けてない場合には、空気の送り方向
を何れの方向から送入しても良い。更に、吊り環
付きリング12が設けてある場合には、従来と同
様に吊り環によつて吊り下げて使用する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案による可撓性通風管の
連結装置は、連結すべき両単位管の口縁を互いに
スライドフアスナーによつて連結し、一方の単位
管の外周面に被覆管の一端部を止着し、被覆管は
前記スライドフアスナー及び相手の単位管の外周
面を包被する長さに延長してあり、その延長した
先端部にこれと相対向する単位管の直径より小さ
い直径をもつ絞り部を設けたもので、連結操作は
スライドフアスナーを閉鎖するのみで継ぐことが
出来るので、連結操作が非常に容易になり、しか
も使用中に外れて両単位管が分離する恐れが全く
なくなるものである。また、スライドフアスナー
による両単位管接続部を被覆管によつて二重管構
造にしていると共に、その被覆管の絞り部が相手
の単位管の管壁に喰い込んで密封するものである
から、スライドフアスナーから空気が漏れ出ても
この絞り部で漏風を殆んど阻止するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による可撓性通風管の連結装
置を示す斜視図、第2図は基端側の単位管を示す
斜視図、第3図は連結部を各部材間をあけて原理
的な概念で示す断面図、第4図は類例の装置を同
じく各部材間をあけて原理的な概念で示す断面
図、第5図はフアスナーストリンガーの止着状態
を示す斜視図、第6図は従来の管の連結装置を示
す断面図である。 1,2……単位管、4,5……フアスナースト
リンガー、6……被覆管、7……絞り部、8……
補助管、9……上止具、10……箱体、11……
スライダー、F1,F2……スライドフアスナ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性の材料で形成された複数の単位管を互い
    に連結した通風管において、連結すべき両単位管
    の口縁がスライドフアスナーを介して連結してあ
    り、一方の単位管の外周面に被覆管の一端口部を
    固着し、該被覆管は前記スライドフアスナー及び
    他方の単位管の外周面を包被する長さに延長して
    いると共に、延長した先端口部に、該先端口部と
    対向する単位管の直径よりも小さな直径を備える
    絞り部を設けていることを特徴とする可撓性通風
    管の連結装置。
JP1980124751U 1980-09-02 1980-09-02 Expired JPS621516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980124751U JPS621516Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980124751U JPS621516Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5748382U JPS5748382U (ja) 1982-03-18
JPS621516Y2 true JPS621516Y2 (ja) 1987-01-14

Family

ID=29485269

Family Applications (1)

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JP1980124751U Expired JPS621516Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426771B2 (ja) * 1975-01-11 1979-09-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426771U (ja) * 1977-07-27 1979-02-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426771B2 (ja) * 1975-01-11 1979-09-06

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