JPS621515Y2 - - Google Patents

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JPS621515Y2
JPS621515Y2 JP1980124750U JP12475080U JPS621515Y2 JP S621515 Y2 JPS621515 Y2 JP S621515Y2 JP 1980124750 U JP1980124750 U JP 1980124750U JP 12475080 U JP12475080 U JP 12475080U JP S621515 Y2 JPS621515 Y2 JP S621515Y2
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JP
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pipe
unit
auxiliary
pipes
tube
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JP1980124750U
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JPS5748381U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、石炭鉱山の坑道あるいは掘削工事
中の隧動内に設け、掘削現場に外気を送風する
際、または逆に粉塵や煙などを排出する際、ある
いは火事場に使用する排煙管などに使用される合
成樹脂シートの如く可撓性の材料で作られた通風
管であつて、該通風管は所要本数の単位管を連続
して連結してあるが、その連結部における連結装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の通風管は、ビニールシートあるいはビ
ニロンシートの合成樹脂のごとき合成樹脂シート
で単位管を作り、延長すべき長さに応じて所要の
単位管を連続して継いで、坑道の天井などに吊り
下げて奥の掘削現場まで誘導されるものである。
そこで従来の各単位管同士を継ぐ手段として、第
9図に示している如く、各単位管の両口縁にそれ
ぞれ直径を僅かに異ならしめたピアノ線で作つた
リング状の口金15,16を附着しておき、連結
する際には、一方の直径の大きい口金15を歪ま
せて楕円状に変形して、相手の小さい直径の口金
16を有する端部内に挿入し、挿入した後には大
きめの口金15は弾力で円形に復元するから、そ
のまま一方乃至双方の単位管を分離する方向に引
つ張れば、大小の口金が互いに係合され離脱を阻
止した状態に連結される。尚、各単位管の外周に
は吊り環を備えたリングが所定の間隔をおいて嵌
着してあり、吊り下げて使用するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、以上の手段で連結してある場合、通
風管の直径が大きくなる程、口金を歪ませて挿入
する操作が困難になるものであり、また連結して
両口金が互いに全周面に亘り密着しておれば良い
が、一方の口金が傾いているなどして連結状態が
不完全になることが度々あり、送風中に外れて仕
舞うことがあつた。こうして外れた場合、送風側
の管口より空気が噴出して坑内に粉塵を巻き上げ
管が恰も大蛇が暴れる如き状態になるため、遠方
にある送風機を止めてから再度管を継ぐ必要があ
り、またその間は坑内への送風が停止するため作
業者に対して危険性あるなどの欠点があつた。
この考案は以上の現状を考察してその解決策を
開発すべく工夫し、各単位管の連結操作が容易に
なり、しかも連結部からの漏風が殆んど阻止され
るように密封され、且つ通風中に連結部が外れる
ことのないことを目的とした連結装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による可撓性通風管の連結装置は、可
撓性の材料で形成された複数の単位管を互いに連
結して形成した通風管において、各単位管の連結
部が少なくとも二重に重ねた管壁で形成され、且
つ該二重の管壁の各口縁がそれぞれスライドフア
スナーを介して相手の管壁に連結してあると共
に、連結部の各スライドフアスナーは管の長手方
向に位置を異にして設けているものである。
〔実施例〕
この考案による実施例を図面によつて説明する
と、図中1と2は単位管を示すものであつて、空
気が矢印3の方向に流動するものとし、第3図の
図中右側の単位管1が基端側、左側の単位管2が
末端側となるものとすると、この両単位管1,2
を継ぐ連結部4は、一方の単位管1の先端部を連
結すべき相手の単位管2内に嵌装するか、あるい
は両単位管1,2の対向する各口縁を突き合わ
し、何れか一方または双方の単位管より突出した
補助管5によつて、少なくとも二重の管壁に形成
し、各管壁の口縁をスライドフアスナーF1,F
2を介して相手の管壁に連結すると共に、両スラ
イドフアスナーF1,F2は管の長手方向に位置
が異なる状態に設けたものである。
更に具体的に説明すると、第1図乃至第3図に
図示する例は、一方の単位管1の口端部内周面よ
り相手の単位管2の口端部内に突入する補助管5
を突設し、補助管5の口縁及び該補助管5を設け
た単位管1の口縁とに、それぞれスライドフアス
ナーF1,F2の各片側のフアスナーストリンガ
ー6,8を融着手段で止着する。また他方の単位
管2の内周面及び口縁とに、前記片側のフアスナ
ーストリンガー6,8と噛合する他方の各フアス
ナーストリンガー7,9を同じく融着する。単位
管2の内周面に設けたフアスナーストリンガー7
は、前記補助管5の口縁に有するフアスナースト
リンガー6と噛合するものであるが、噛合した際
に補助管5が緊張するように、単位管2の内周面
にフアスナーストリンガー7を補助管5の長さに
応じて取り付けている。
また、各フアスナーストリンガー6,7,8,
9は各口縁及び管の内周面に沿つて環状に止着さ
れるものであるが、各フアスナーストリンガーの
各始端と末端部とが、第8図図示の如く渦巻き状
に上下に重ね合わしてある。前記の始端部とは開
離嵌挿具を取付けた端部を指すもので、この始端
部が下となり末端部が上となるように止着する。
尚、末端部とは上止具10を取付けた方を指す。
開離嵌挿具とは、一方のフアスナーストリンガー
に設けた箱体11と他方の蝶棒(図示せず)とか
ら成る。従つて下側にある箱体11と蝶棒とを組
合わせ、スライダー12を摺動することにより両
フアスナーストリンガーが噛合され、スライダー
12は上側に重ねられた部分にまで進めることに
より全長に亘つて噛合される。この際スライダー
12と開離嵌挿具とが重合しないように、フアス
ナーストリンガーり両端部を深く重ね合わしてあ
る。
第4図に示す例は、前記の例と殆んど同構造の
ものであるが、フアスナーストリンガー6,7,
8,9及び補助管5をミシンにより単位1,2に
縫着したものである。
第5図に示す例は、前記例に設けた補助管5を
使用しないで連結部4を二重の管壁に形成するも
ので、その手段は一方の単位管1の先端口部を相
手の単位管2の基端口部内に印篭状に嵌装して二
重に形成し、各管1,2の口縁をそれぞれ前記例
と同様にスライドフアスナーF1,F2を介して
連結するものである。尚、外周に露出するスライ
ドフアスナーF2において、外周に被むさる方の
単位管2の口縁に設けたフアスナーストリンガー
9の下方に重ねて、副管13をフアスナーストリ
ンガー9と平行に止着する。副管13は基端側の
単位管2の外周を覆うもので、こゝでは三重構成
となる。しかし副管13の基端側は何れにも止着
してない自由端となつており、該自由端を反対側
のストリンガー8の接着位置近くまで延設せしめ
て空気の漏れを更に阻止する機能をもたせてい
る。また当該の例は縫着手段でフアスナーストリ
ンガー等を止着したものであり、第6図のものは
融着による例を示すが、いずれにしても接着手段
は限定されるものではないことはもちろんであ
る。
次に第7図に示す例は、第1図に示す例と同様
に、基端側の単位管1より連結すべき相手の単位
管2内に突入する内側補助管5を設けるほかに、
外周を覆う外側補助管5′を基端側の単位管1よ
り内側補助管5と平行に、且つ内側の補助管5よ
りも短くした状態で突設し、内外両補助管5,
5′をそれぞれ前述の構造と同様にスライドフア
スナーF1,F2を介して相手の単位管2に連結
したものである。この場合には連結部4は内外補
助管5,5′及び末端側の単位管2の各管壁で三
重に形成される。しかし末端側単位管2の基端は
何れにも止着されない自由端となるものであり、
該自由端は、漏風を防ぐため、単位管1と補助管
5,5′との接着部近くまで延長するこてが望ま
しい。尚、各単位管1,2の外周には、従来と同
様に吊り環付リング14がほぼ等間隔おきに嵌着
してある。
この考案は以上の構造であつて、連結すべき両
単位管1,2を継ぎ合わせる時には、まず末端側
の単位管2の基端部とその単位管2の外周に捲き
込んで、該単位管2の内周面に止着してあるフア
スナーストリンガー7を外界に露出し、該フアス
ナーストリンガー7に、基端側の単位管1の最先
端に設けたフアスナーストリンガー6(第1、第
4、第7図の例では補助管5の先端口に設けたも
の、第5、第6図の例では単位管1の口縁に設け
たもの)を組み合わせ、スライダー12を摺動し
て全周に亘り噛合した後、先に捲き込んでいた管
壁を元のように引き延して補助管5または単位管
1の外周面に被せ、次いで各単位管1,2の外周
に存在する両フアスナーストリンガー8,9を噛
合することによつて、両単位管1,2が少なくと
も二重の管壁を以つて連結されると共に、各スラ
イドフアスナーF1,F2は位置を異にして配さ
れるものである。
こうして連結された通風管内に、第3図図示の
矢印の方向あるいはその逆方向より空気を送り込
むと、流動する空気圧によつて、管壁が外側に向
つて常に押圧されるため、各スライドフアスナー
F1,F2はこれに相対向する管壁に密着され、
噛合エレメント列間に僅かな隙間があいても、密
着する管壁により漏風を殆んど阻止するものであ
る。また、吊り環付きリングの吊り環を利用し
て、通風管を吊り下げて使用されるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案による可撓性通風管の
連結装置は、両単位管間の連結部を少なくとも二
重の管壁に形成し、該二重の各管壁の口縁をそれ
ぞれスライドフアスナーを介して相手の管壁に連
結したものであるから、スライドフアスナーの組
合わせとスライダーの摺動操作で連結され、その
連結操作が非常に容易になるものであり、また連
結部を構成する各管壁の口縁が各々相手の管壁に
連結してあり、しかも連結する各スライドフアス
ナーは位置を異ならしめて配設してあるから、送
風される空気圧で各スライドフアスナーが相対向
する管壁に密着して極めて良好な密封状態が得ら
れるものである。更に単位管は少なくとも二条の
スライドフアスナーで連結してあるので、送風中
に外れて分離することが全く無く、安定した状態
で長期に亘り使用に供し得るものである。更に連
結した状態から分離する操作も容易に出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
各図面は構成する各部材間に間隔を開けてて、
原理的な概念で表示したもので、第1図はこの考
案による可撓性通風管の連結装置を分解して示す
斜視図、第2図は連結した状態で一部切欠して示
す斜視図、第3図は同じく断面図、第4図乃至第
7図はそれぞれ類例を示す要部の断面図、第8図
はフアスナーストリンガーの取付け状態を示す斜
視図、第9図は従来の例を示す断面図である。 1,2……単位管、4……連結管、5,5′…
…補助管、6,7,8,9……フアスナーストリ
ンガー、10……上止具、11……箱体、12…
…スライダー、13……副管、14……リング、
F1,F2……スライドフアスナー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 可撓性の材料で形成された複数の単位管を互
    いに連結して形成した通風管において、各単位
    管の連結部が少なくとも二重に重ねた管壁で形
    成され、且つ該二重の管壁の各口縁がそれぞれ
    スライドフアスナーを介して相手の管壁に連結
    してあると共に、連結部の各スライドフアスナ
    ーは管の長手方向に位置を異にして設けている
    ことを特徴とする可撓性通風管の連結装置。 2 一方の単位管の口端部に、連結すべき相手の
    単位管内に突入する補助管を突設し、該補助管
    と相手の単位管の管壁を以つて連結部を二重に
    形成していることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の可撓性通風管の連結装
    置。 3 一方の単位管の口端部が連結すべき相手の単
    位管内に嵌合して、両単位管の管壁で以つて二
    重に形成していることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の可撓性通風管の連
    結装置。 4 一方の単位管より連結すべき相手の単位管の
    外周面及び内周面を覆う内外一対の補助管を突
    設し、この内外補助管により二重に形成してい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の可撓性通風管の連結装置。 5 前記スライドフアスナーは、渦巻き状にその
    始端部と末端部が上下に重なり合う状態に止着
    してあることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1、第2、第3又は第4項に記載の可撓
    性通風管の連結装置。
JP1980124750U 1980-09-02 1980-09-02 Expired JPS621515Y2 (ja)

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JP1980124750U JPS621515Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

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JP1980124750U JPS621515Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS5748381U JPS5748381U (ja) 1982-03-18
JPS621515Y2 true JPS621515Y2 (ja) 1987-01-14

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JP1980124750U Expired JPS621515Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137173U (ja) * 1988-03-14 1989-09-20
JP6760679B1 (ja) * 2020-02-02 2020-09-23 三協エアテック株式会社 空調ダクト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501419A (ja) * 1973-05-10 1975-01-09
JPS5426771B2 (ja) * 1975-01-11 1979-09-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426771U (ja) * 1977-07-27 1979-02-21

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JPS501419A (ja) * 1973-05-10 1975-01-09
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