JPS62151653A - 車両用変速機 - Google Patents

車両用変速機

Info

Publication number
JPS62151653A
JPS62151653A JP61285320A JP28532086A JPS62151653A JP S62151653 A JPS62151653 A JP S62151653A JP 61285320 A JP61285320 A JP 61285320A JP 28532086 A JP28532086 A JP 28532086A JP S62151653 A JPS62151653 A JP S62151653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
force
return spring
speed
gears
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61285320A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nishikawa
正雄 西川
Takashi Aoki
隆 青木
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Hiroshi Yoshizawa
浩 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP61285320A priority Critical patent/JPS62151653A/ja
Publication of JPS62151653A publication Critical patent/JPS62151653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯車の制振機構を設けて成る車両用変速機に関
する。
(従来の技術及びその問題点) 車両用変速機は一般に多くの歯車列を含み、これら歯車
列は成る時間についてみれば、特定の歯車のみが動力を
伝えており、他の歯車は動力を伝えていない。この遊ん
でいる歯車群はエンジンのトルク変動によって容易に起
振され、相噛合し合う歯車同志のバックラッシュのため
に互いに叩き合い騒音を発する。この騒音の度合いは起
振さ打る歯車の見掛けの慣性モーメントに比例して大き
くなるため、この騒音か乗員に不快感を与える程度にま
で大きくなることがある。
斯かる歯車の叩かれ現象の防止は歯車のハ・ンクラッシ
ュを極力減少せしめることで成る程度成し得るが、バッ
クラッシュを減少させた場合、今度はうなり音が発生す
るため問題は一向に解決しない。
また変速機か自動或いは半自動式である場合を考えれば
、その変速動作は一般に油圧を介してクラッチか保合ま
たは離脱することで成され、この変速の際に変速ショッ
クか生じる。
その変速ショックの@減対策としてクラッチの作動圧力
の過渡特性を改善してできるだけ滑らかな作動か行われ
るようにすることが提案されてはいるが、この種方法は
未だ完全なものとは言い難い。
そこで本発明の目的は、支持軸上に相対回転可能に軸承
された少なくとも1枚の歯車の中央ボス部端面をこれに
隣接する支持軸と一体化された部品に対して常時押圧す
ることで、この種の歯車の振動、騒音を有効に防止する
とともに、エンジントルクの変動の一部も効果的に吸収
緩和して円滑で静粛な作動を実現でき、更に変速ショッ
クの吸収緩和も可能にし、しかも軸方向寸法の増大を招
くことなくコンパクトな制振機構で以上を実現し、特に
歯車の押圧のためのスプリングの兼用化も併せて実現し
た車両用変速機を提供するにある。
(問題点を解決するだめの手段) 以上の目的を達成すべく本発明は、支持軸上に相対回転
可能な歯車と湿式クラッチを配置して複数の選択し得る
歯車列で構成された車両用変速機において、支持軸上に
相対回転可能に軸承された少なくとも1枚の歯車の中央
ボス部端面をこれに隣接する支持軸と一体化された部品
に対して押圧付勢するスプリングを前記湿式クラッチの
リターンスプリングで兼用したことを特徴とする。
(作用) スプリングの弾発力によって話起される歯車の摺動面間
の摩擦力が有効な制振力となるため、遊んでいる歯車の
叩かれに起因する打音の発生は防止されるとともに、エ
ンジントルクの変動の一部も効果的に吸収緩和して円滑
で静粛な変圧機の作動が保証される。
しかもスプリングとして湿式クラッチのりターンスプリ
ングを利用したため、軸方向寸法の増大を招くことなく
コンパクト化も確保できるとともに、斯かるスプリング
の兼用により部品点数の増加も招くことがない。
更にヘリカルアングルの設定によれば、変速ショックの
効果的な吸収緩和も可能になる。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図は車両用変速機のパワートレインを示し、(E)
はエンジンて、エンジン(E)の出力軸(1)は流体ト
ルクコンバータ(2)のポンプ(3)に連結され、ポン
プ(3)の軸(3a)には不図示の油圧ポンプが連結さ
れ、また流体トルクコンバータ(2)のタービン(4)
にはメインシャフト(10)が連結される。このメイン
シャフト(lO)には図示の如く左から順に3速(トッ
プ)用駆動歯車(11)、2運(セカンド)用クラッチ
(C2)、1速(ロー)用クラッチ(C3)か結着され
、更にメインシャフト(10)には両クラッチ(C2)
、(CI)がそれぞれ係合した際に当該シャフト(lO
)と一体に回転する2連用駆動歯車(12)及び1速用
駆動歯車(13)が自由回転自在に遊嵌される。また2
速用駆動歯車(12)には一体に後退用駆動歯車(14
)が備えられる。
そしてメインシャフト(10)と平行に配置したカウン
タシャフト(20)には左から順に最終駆動歯車(21
)、3速用クラツチ(C3)、2速用被動歯車(22)
と後退用被動歯車(23)の何れか一方に選択的に係合
し得るスプライン部材(S)、1速用被勤歯車(24)
が結着され、この1速用被動歯車(24)にはメインシ
ャフト(10)側からカウンタシャフト(20)側への
みトルク伝達を許容するワンウェイクラッチ(C4)か
設けられる。更にカウンタシャフト(20)には3速用
クラツヂ(C3)が係合した際に当該シャフト(20)
と一体に回転する3速用被勤歯車(25)と、前記2速
用被動歯車(22)及び後退被動歯車(23)が自由回
転自在に遊嵌され、また後退用の両歯車(+4) 、 
(23)間には中間歯車(1)が介設される。
一方、前記最終駆動歯車(21)に噛合う最終被動歯車
(26)は差動歯車装置(27)に設けられ、差動歯型
装置(27)の左右には車軸(28) 、 (29)が
設けられ、両車軸(28) 、 (29)には左右の車
輪(WL)。
(WR)がそれぞれ結合されている。
以上において、第2図に示すようにカウンタシャフト(
20)にはスプライン部材(S)とその右側に隣接する
後退用被動歯車(23)のベアリングのインナーレース
(33)との間に介設するスナップリング(35)を嵌
着する環状溝(36)が形成され、このスナップリング
(35)より左側のカウンタシャフト(20)上の部品
は3速用クラツチ(C3)のリターンスプリング(37
)で右向きの押圧力を付与されている。
即ち3速用クラツチ(C3)は複数枚の湿式クラッチ板
(38)をその左側のピストン(39)の軸方向。
の移動により係合または解除する既知の形式のものであ
り、その解除用のリターンスプリング(37)の右側の
リテーナ(40)の内周側と更にその右側のスナップリ
ング(41)との間には組立完了後は隙間(△S)を確
保して、リテーブ(40)の外周側をその右側の3速用
被動歯車(25)との間に介設されるスラストへアリン
グ(42)に当接させる。更に2速用被勤歯車(22)
、後退用被動歯車(23)及び3速用被勤歯車(25)
がカウンタシャフト(20)に対してそれぞれ回転自在
であるように、3速用クラツチ(C3)のハウジングと
スラストベアリング(42)間、3速用被動歯車(25
)から右方の後退用被動歯車(23)までの各部品の間
の各摺動面(A1)〜(A6)間には例えば0.1mm
程度の微小隙間を設けておく。また各微小隙間の総和よ
りも前記隙間(△S)を十分に大きく設定する。そして
前記リターンスプリング(37)の弾発力によりリテー
ナ(40)の外周側、スラストベアリング(42)を介
して3速用被勤歯車(25)から右方の後退用被動歯車
(23)までをそのベアリングのインナーレース(33
)の右側のフランジ部へ押圧付勢する。これにより前記
各摺動面(A1)〜(A6)間の微小隙間は見かけ上は
存在しなくなる。
以上の車両用変速機は、2速用、後退用または3速用の
各被動歯車(22) 、 (23) 、 (25)がそ
れぞれ相対回転運動を行う時は常に前記リターンスプリ
ング(37)の弾発力によって言兎起される各摺動面(
A、)〜(A6)間の摩擦力が有効な制振力となること
で、各歯車(22) 、 (23) 、 (25)がそ
れぞれ遊んでいる時の叩かれに起因する打音の発生が防
止され、変速機は極めて円滑、且つ静粛な作動を保証さ
れる。
また例えば2速用及び3速用の両被勤歯車(22) 、
 (25)をともに右方向のヘリカル歯車とすれば、こ
れら各ヘリカル歯車(22) 、 (25)による2速
または3速の噛合いで、且つ軽負荷で走行中は前記リタ
ーンスプリング(37)を撓ませる方向のスラスト力を
生み出す。斯かる場合でも前記リターンスプリング(3
7)のセット荷重の方が各ヘリカル歯車(22) 、 
(25)のヘリカルアングルによるスラスト力よりも強
くなるよう設定することで、前記3枚の各被動歯車(2
2) 、 (23) 、 (25)間に十分なる制振力
を与えることができる。
そして斯かる状態でアクセルペダルの踏み込みにより発
生する過大トルクに対しても、各歯車(22) 、 (
25) は前記リターンスプリング(37)によって弾
性支持されているため、各歯車(22) 、 (25)
は軸方向へ律動して緩衝効果を生む。またトルク変動が
生じた場合でも、そのトルク変動の一部は相対回転の各
摺動面(A1)〜(A6)における摩擦の一部となって
熱エネルギーとして消費されてしまうので、効果的に減
衰され、振動を伴わない。このことは変速ショックに対
しても言え、変速時のトルク変動は各歯車(22) 、
 (25)の軸方向わ動により吸収練和され、摺動面間
の相対摩擦で吸収されるため、ショックの軽減が達成さ
れる。
更に実施例では3速用クラツチ(c3)のリターンスプ
リング(31)を利用しているので、3速にシフトされ
た時はピストン(39)か右へ移動して一層強い力で後
退用被動歯車(23)を制振し、1速、2速での摩擦に
よる損失を幾分小さくできる。
ところで、実施例ではカウンタシャフト上で制振作用を
行わせたが、その制振箇所は任意であり、メインシャフ
ト上においても同様の制振作用を行わしめることかでき
るのは明らかであり、また本発明は遊星歯車式の自動変
速機に対して適用することかできる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれは、支持Φ1b上に相対回転
可能な歯車と湿式クラッチを記聞して複数のJ択し得る
歯車列で構成された車両用変速機において、支持軸上に
相対回転可能に軸承された少なくとも1枚の歯車の中央
ボス部端面をこれに隣接する支持軸と一体化された部品
に対して押圧付勢するスプリングを前記湿式クラッチの
リターンスプリングで兼用したため、遊んでいる歯車の
振動、騒音を有効に防止するとともに、エンジントルク
の変動の一部も効果的に吸収緩和して円滑で静粛な作動
を実現することができ、しかも軸方向寸法の増大を招く
ことなくコンパクトな制振機構を備えることができ、更
に湿式クラッチのリターンスプリングの兼用化により部
品点数の増加を招くことがなく、またへりカムアングル
の設定により変速ショックも効果的に吸収緩和すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用変速機のパワートレイン図、第2図はそ
の制振機構部の破断側面図である。 尚、図面中、(2)は流体トルクコンバータ、(10)
はメインシャフト、(11) 、 (12) 、 (1
3) 、 (14)は駆動歯車、(20)はカウンタシ
ャフト、(22) 、 (23) 。 (24) 、 (25)は被動歯車、(37)はリター
ンスプリング、(38)は湿式クラッチ板、(39)は
ピストン、(40)はリテーナ、(41)はスナップリ
ング、(42)はスラストベアリング、(C1)〜(C
3)はクラッチ、(S)はスプライン部材である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持軸上に相対回転可能な歯車と湿式クラッチを
    配置して複数の選択し得る歯車列で構成された車両用変
    速機において、 支持軸上に相対回転可能に軸承された少なくとも1枚の
    歯車の中央ボス部端面をこれに隣接する支持軸と一体化
    された部品に対して押圧付勢するスプリングを前記湿式
    クラッチのリターンスプリングで兼用したこと、 を特徴とする車両用変速機。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、 前記スプリングで押圧付勢される歯車は前記支持軸上を
    軸方向へ移動可能でヘリカルアングルを有し、 該歯車による伝達トルクで前記スプリングの弾発力に抗
    して当該歯車を押圧する方向に前記ヘリカルアングルを
    設定したこと、 を特徴とする車両用変速機。
JP61285320A 1986-11-28 1986-11-28 車両用変速機 Pending JPS62151653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61285320A JPS62151653A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 車両用変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61285320A JPS62151653A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 車両用変速機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56181970A Division JPS5884245A (ja) 1981-11-13 1981-11-13 車両用変速機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62151653A true JPS62151653A (ja) 1987-07-06

Family

ID=17690011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61285320A Pending JPS62151653A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 車両用変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62151653A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53132653A (en) * 1977-04-20 1978-11-18 Fiat Spa Fiveespeed gear
JPS53143860A (en) * 1977-05-20 1978-12-14 Kubota Ltd Transmission for tractor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53132653A (en) * 1977-04-20 1978-11-18 Fiat Spa Fiveespeed gear
JPS53143860A (en) * 1977-05-20 1978-12-14 Kubota Ltd Transmission for tractor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101014780B (zh) 用于自动变速器的平面联接器总成
JPS6316609B2 (ja)
RU2659163C2 (ru) Автоматическая коробка передач автотранспортного средства
US4674347A (en) Torsional vibration absorbing system for vehicular power transmission
JP5727745B2 (ja) ギヤ支持構造
JPH10306863A (ja) トルク感応型回転制御装置
US4534236A (en) Vibration and noise reduction means for a transmission vehicle
JP3010624B2 (ja) 変速装置用ダンパ装置
JPS62151653A (ja) 車両用変速機
JPS5884245A (ja) 車両用変速機
JP2001099186A (ja) クラッチ構造
JP4215289B2 (ja) クッションプレート
JP7061660B1 (ja) 動力伝達装置
JP3451960B2 (ja) 自動変速機
JPH048660B2 (ja)
JP2744038B2 (ja) ベルト式無段変速装置
WO2021199100A1 (ja) 切替装置
JP4597492B2 (ja) 変速機の潤滑構造
JP4773084B2 (ja) 複式クラッチ装置
JPS6234978B2 (ja)
JP2022146837A (ja) 噛み合いクラッチ機構、摩擦クラッチ機構、及び2段変速装置
KR20060020553A (ko) 증감용 기계식 변속기
JPS587154Y2 (ja) ハグルマヘンソクソウチ
JPH0989103A (ja) 歯車変速装置のショック防止構造
JPH04337146A (ja) 自動変速機