JPS62151198A - Dna利用能検査用培地組成物 - Google Patents
Dna利用能検査用培地組成物Info
- Publication number
- JPS62151198A JPS62151198A JP28917885A JP28917885A JPS62151198A JP S62151198 A JPS62151198 A JP S62151198A JP 28917885 A JP28917885 A JP 28917885A JP 28917885 A JP28917885 A JP 28917885A JP S62151198 A JPS62151198 A JP S62151198A
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- JP
- Japan
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- medium composition
- dna
- culture medium
- utilization ability
- medium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
10発明の背」
炎j―九1
本発明は微生物のDNA(デオキシリボ核酸)利用能検
査用培地組成物に関する。さらに訝しくは、本発明はグ
ルコース非発酵性グラム陰性桿菌のDNA利用能検査用
培地組成物に関するらのである。
査用培地組成物に関する。さらに訝しくは、本発明はグ
ルコース非発酵性グラム陰性桿菌のDNA利用能検査用
培地組成物に関するらのである。
細菌感染症に対して適切な治療を施すためには病原菌を
同定し、感受性試験を行い、その病原菌に有効な薬剤を
決定することが重要である。このような病原菌の同定に
際しては多項目にわたる生化学的性状検査が行われ、そ
の項目の1つとしてグルコース非発酵性グラム陰性桿菌
についてDNA利用能の検査が行われる。これは、上記
筒が有するDNA分解能を利用し、菌の同定を行うもの
である。本発明の培地組成物はこのような試験に好適に
使用される。
同定し、感受性試験を行い、その病原菌に有効な薬剤を
決定することが重要である。このような病原菌の同定に
際しては多項目にわたる生化学的性状検査が行われ、そ
の項目の1つとしてグルコース非発酵性グラム陰性桿菌
についてDNA利用能の検査が行われる。これは、上記
筒が有するDNA分解能を利用し、菌の同定を行うもの
である。本発明の培地組成物はこのような試験に好適に
使用される。
−および のm
上記検査の培地として従来、下記の組成を右する寒天培
地が知られている。
地が知られている。
」未旦盈1羞
トリブチカーゼ 15gフィトン
5びDNA
2 !7NaCfI 5
g1%トルイジンブルー水溶液 10rd。
5びDNA
2 !7NaCfI 5
g1%トルイジンブルー水溶液 10rd。
寒 天 15g
蒸留水 990dpl+7.3 上記培地は寒天培地であるため反応速度が遅く、判定に
1〜2日を要する。
蒸留水 990dpl+7.3 上記培地は寒天培地であるため反応速度が遅く、判定に
1〜2日を要する。
細菌感染症の早期治療のためには、菌の同定はできるだ
け速やかに行うことが必要であり、より短かい時間で菌
の同定が可能な培地の出現が望まれていた。しかし、一
方においては、検査作業の都合上、判定を翌日に行なわ
ざるを得ない場合も生じ、このような場合には培養期間
が厳格に規制されてJ3らず、都合により培養時間を延
長しても反応過剰になったすせず、正確な判定が可能な
培地が望ましい。
け速やかに行うことが必要であり、より短かい時間で菌
の同定が可能な培地の出現が望まれていた。しかし、一
方においては、検査作業の都合上、判定を翌日に行なわ
ざるを得ない場合も生じ、このような場合には培養期間
が厳格に規制されてJ3らず、都合により培養時間を延
長しても反応過剰になったすせず、正確な判定が可能な
培地が望ましい。
■8発明の目的
本発明は短時間の培養で同定が可能であるとともに長時
間培養しても正確な同定が可能であるグルコース非発酵
性グラム陰性桿菌のDNA利用能の検査用培地組成物を
提供することを目的とする。
間培養しても正確な同定が可能であるグルコース非発酵
性グラム陰性桿菌のDNA利用能の検査用培地組成物を
提供することを目的とする。
本発明はさらに、呈色反応が明瞭であり、判定が容易な
上記検査用培地組成物を提供することを目的とする。
上記検査用培地組成物を提供することを目的とする。
上記の本発明の目的は、DNA1.0部(重量部、以下
同じ)に対し、ペプトン12〜40部、および発色指示
薬0.1〜0.3部の組成よりなるグルコース非発酵性
グラム陰性桿菌のDNA利用能検査用培地組成物によっ
て達成される。
同じ)に対し、ペプトン12〜40部、および発色指示
薬0.1〜0.3部の組成よりなるグルコース非発酵性
グラム陰性桿菌のDNA利用能検査用培地組成物によっ
て達成される。
■1発明の詳細な説明
本発明の培地組成物において、DNAはM質であり、こ
れが検査菌によって加水分解されるとメタクロマジーを
起こし、発色指示薬の色調が変化する。この色調の変化
によって検査菌のDNA利用能を判定する。ここで発色
指示薬としては、メタクロマジーを起こすものなら何で
もよい。具体的にはトルイジンブルー、メチルグリーン
等がある。例えば、トルイジンの場合は色調が占から紫
、ピンクへと変化する。ペプトンは養分として使用され
る。また、養分としてさらにウシ心筋抽出物等を用いる
のが望ましい。本発明の培地組成物にはざらに浸透圧調
整剤としてアルカリ金属塩2〜9部を添加するのが望ま
しく、塩化ナトリウム、塩化カリウムのようなアルカリ
金属塩化物が好適である。本発明の培地組成物の前述し
た成分割合は臨界的であり、特にDNAff1とトルイ
ジンブルーiは正しい判定を得るための最適な比率とな
っている。本発明の培地のpHは、概ね7.2〜7.4
であり、菌の発育に適している。
れが検査菌によって加水分解されるとメタクロマジーを
起こし、発色指示薬の色調が変化する。この色調の変化
によって検査菌のDNA利用能を判定する。ここで発色
指示薬としては、メタクロマジーを起こすものなら何で
もよい。具体的にはトルイジンブルー、メチルグリーン
等がある。例えば、トルイジンの場合は色調が占から紫
、ピンクへと変化する。ペプトンは養分として使用され
る。また、養分としてさらにウシ心筋抽出物等を用いる
のが望ましい。本発明の培地組成物にはざらに浸透圧調
整剤としてアルカリ金属塩2〜9部を添加するのが望ま
しく、塩化ナトリウム、塩化カリウムのようなアルカリ
金属塩化物が好適である。本発明の培地組成物の前述し
た成分割合は臨界的であり、特にDNAff1とトルイ
ジンブルーiは正しい判定を得るための最適な比率とな
っている。本発明の培地のpHは、概ね7.2〜7.4
であり、菌の発育に適している。
本発明の培地組成物は常法に従って所定量の各成分を水
に溶解して使用される。近年生化学的性状検査は多数の
試験を多穴プレート上で同時に行うのが普通であり、こ
のような場合には本発明培地を試験用プレートのウェル
に注入し、乾燥させて乾燥培地とする。試験に際しては
該ウェルに試験菌の懸濁水を所定聞分注し、30℃で所
定時間培養する。4〜5時間の培養で判定することが望
まれる場合は、液体培地50μρ当り約7.5X107
個の菌を接種し、18〜22時間培養後の判定が望まれ
る場合は約1.5X107個の菌を接種するのが好まし
い。このように接種菌数を調整することにより、短時間
でもまた翌日でも検査が行える。
に溶解して使用される。近年生化学的性状検査は多数の
試験を多穴プレート上で同時に行うのが普通であり、こ
のような場合には本発明培地を試験用プレートのウェル
に注入し、乾燥させて乾燥培地とする。試験に際しては
該ウェルに試験菌の懸濁水を所定聞分注し、30℃で所
定時間培養する。4〜5時間の培養で判定することが望
まれる場合は、液体培地50μρ当り約7.5X107
個の菌を接種し、18〜22時間培養後の判定が望まれ
る場合は約1.5X107個の菌を接種するのが好まし
い。このように接種菌数を調整することにより、短時間
でもまた翌日でも検査が行える。
次に本発明の培地組成物を使用して細菌のDNA利用能
を検査した実施例を示す。
を検査した実施例を示す。
実施例
表1に記載の組成を有する本発明培地組成物を常法に従
って水1更に溶解し、菌同定用培地1〜3を得た。
って水1更に溶解し、菌同定用培地1〜3を得た。
表 1
上記培地1〜3を多穴プレートの各ウェルに50μpず
つ分注し、40℃で乾燥した。次に寒天培地上で各種細
菌を30℃で18〜24時間培養し、1.0dの滅菌蒸
留水中に培養時間が4時間の場合は15×109個/d
また20時間の場合3 X 108個/rdとなるよう
に懸濁し各ウェルに50μρずつ接種し、30℃で所定
時間培養した。比較試験として、下記組成のDNA寒天
培地を用いた従来法により培養を行なった。培養液の色
の変化によりDNA利用能の有無を判定した。結果を表
2に示す。
つ分注し、40℃で乾燥した。次に寒天培地上で各種細
菌を30℃で18〜24時間培養し、1.0dの滅菌蒸
留水中に培養時間が4時間の場合は15×109個/d
また20時間の場合3 X 108個/rdとなるよう
に懸濁し各ウェルに50μρずつ接種し、30℃で所定
時間培養した。比較試験として、下記組成のDNA寒天
培地を用いた従来法により培養を行なった。培養液の色
の変化によりDNA利用能の有無を判定した。結果を表
2に示す。
Uα 組1′
トリブチカーゼ 15gフィトン
5gDNA
2gNaCJ) 5S
F1%トルイジンブルー水溶液 10d寒 天
15g蒸留水
990d表 2 他の実施例として表1からウシ心筋抽出物を除いた培地
組成物で前記実施例と同じ培養実験を行なったが同様の
傾向が硯られた。
5gDNA
2gNaCJ) 5S
F1%トルイジンブルー水溶液 10d寒 天
15g蒸留水
990d表 2 他の実施例として表1からウシ心筋抽出物を除いた培地
組成物で前記実施例と同じ培養実験を行なったが同様の
傾向が硯られた。
IV、発明の具体的作用および効宋
表2から明らかなように、グルコース算発酵性グラム陰
性桿菌のDNA利用能検査において、本発明の培地を使
用すると、培養時間の長短を問わず正確な菌の同定が可
能である。従って検査作業の都合により即日同定、翌日
同定のいずれも選択することができる。これに対して対
照培地は少くとも20時間の培養が必要であり、即日判
定は不可能である。例えば、対照培地を使用した場合は
、キサントモナス・マルトフイリアATCC12637
、アルテロモナス・ブトレフ7シエンス^TCC807
1およびフラボバクテリウム・オドラタムATCC46
51は4時間培養では反応は陰性であり20時間培養で
陽性となる。これに対して本発明の培地を使用すると、
いずれの菌においても4時間培養で正しい判定が可能で
ある。
性桿菌のDNA利用能検査において、本発明の培地を使
用すると、培養時間の長短を問わず正確な菌の同定が可
能である。従って検査作業の都合により即日同定、翌日
同定のいずれも選択することができる。これに対して対
照培地は少くとも20時間の培養が必要であり、即日判
定は不可能である。例えば、対照培地を使用した場合は
、キサントモナス・マルトフイリアATCC12637
、アルテロモナス・ブトレフ7シエンス^TCC807
1およびフラボバクテリウム・オドラタムATCC46
51は4時間培養では反応は陰性であり20時間培養で
陽性となる。これに対して本発明の培地を使用すると、
いずれの菌においても4時間培養で正しい判定が可能で
ある。
Claims (2)
- (1)DNA(デオキシリボ核酸)1.0部(重量部、
以下同じ)に対し、ペプトン12〜40部、および発色
指示薬0.1〜0.3部の組成よりなるグルコース非発
酵性グラム陰性桿菌のDNA利用能検査用培地組成物。 - (2)前記発色指示薬がトルイジンブルーである特許請
求の範囲第1項記載の培地組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28917885A JPS62151198A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Dna利用能検査用培地組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28917885A JPS62151198A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Dna利用能検査用培地組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62151198A true JPS62151198A (ja) | 1987-07-06 |
JPH0574357B2 JPH0574357B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=17739777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28917885A Granted JPS62151198A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Dna利用能検査用培地組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62151198A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020516999A (ja) * | 2017-04-06 | 2020-06-11 | ルシラ ヘルス インコーポレイテッド | モバイルデバイスを用いた画像ベースの疾患診断 |
USD962470S1 (en) | 2020-06-03 | 2022-08-30 | Lucira Health, Inc. | Assay device with LCD display |
US11465142B2 (en) | 2017-09-14 | 2022-10-11 | Lucira Health, Inc. | Multiplexed biological assay device with electronic readout |
US11584957B2 (en) | 2014-04-24 | 2023-02-21 | Lucira Health, Inc. | Colorimetric detection of nucleic acid amplification |
US11954851B2 (en) | 2017-04-06 | 2024-04-09 | Pfizer Inc. | Image-based disease diagnostics using a mobile device |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP28917885A patent/JPS62151198A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11584957B2 (en) | 2014-04-24 | 2023-02-21 | Lucira Health, Inc. | Colorimetric detection of nucleic acid amplification |
JP2020516999A (ja) * | 2017-04-06 | 2020-06-11 | ルシラ ヘルス インコーポレイテッド | モバイルデバイスを用いた画像ベースの疾患診断 |
US11954851B2 (en) | 2017-04-06 | 2024-04-09 | Pfizer Inc. | Image-based disease diagnostics using a mobile device |
US11465142B2 (en) | 2017-09-14 | 2022-10-11 | Lucira Health, Inc. | Multiplexed biological assay device with electronic readout |
USD962470S1 (en) | 2020-06-03 | 2022-08-30 | Lucira Health, Inc. | Assay device with LCD display |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574357B2 (ja) | 1993-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |