JPS6215115Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215115Y2 JPS6215115Y2 JP14421382U JP14421382U JPS6215115Y2 JP S6215115 Y2 JPS6215115 Y2 JP S6215115Y2 JP 14421382 U JP14421382 U JP 14421382U JP 14421382 U JP14421382 U JP 14421382U JP S6215115 Y2 JPS6215115 Y2 JP S6215115Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- exhaust pipe
- sprocket
- oil
- chain oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 3
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 230000000391 smoking effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はチエーン駆動による自動二輪車のチエ
ーンオイル排出装置に関する。
ーンオイル排出装置に関する。
従来、チエーンによつて駆動される自動二輪車
にあつては、チエーンとチエーンドライブスプロ
ケツト、及びチエーンとドリブンスプロケツトの
間の潤滑を良好ならしめるために、チエーンオイ
ル、グリース等の潤滑剤をチエーン及び該チエー
ンが懸回されるスプロケツトとの間に必要に応じ
て給油するようにしている。
にあつては、チエーンとチエーンドライブスプロ
ケツト、及びチエーンとドリブンスプロケツトの
間の潤滑を良好ならしめるために、チエーンオイ
ル、グリース等の潤滑剤をチエーン及び該チエー
ンが懸回されるスプロケツトとの間に必要に応じ
て給油するようにしている。
ところで、上述した潤滑剤は一部がチエーンの
駆動時に、遠心力によつて、周囲に飛散されるの
で、特に、第1図に示すように車体フレーム1の
下方で、かつエンジン2のクランクケース2a端
部を車体の進向方向に対し横断するような横断部
3aを有する排気管3を備えた自動二輪車にあつ
ては、チエーンドライブスプロケツト4を覆うス
プロケツトカバー5の下方5aから、スプロケツ
トカバー5内に飛散されたチエーンオイル(矢印
A)が前記排気管3の横断部3aに落下する場合
があり、チエーンオイルが排気管3の横断部3a
に落下すると、排気管3が高熱発生源であるため
発煙、発火の虞れがあつた。
駆動時に、遠心力によつて、周囲に飛散されるの
で、特に、第1図に示すように車体フレーム1の
下方で、かつエンジン2のクランクケース2a端
部を車体の進向方向に対し横断するような横断部
3aを有する排気管3を備えた自動二輪車にあつ
ては、チエーンドライブスプロケツト4を覆うス
プロケツトカバー5の下方5aから、スプロケツ
トカバー5内に飛散されたチエーンオイル(矢印
A)が前記排気管3の横断部3aに落下する場合
があり、チエーンオイルが排気管3の横断部3a
に落下すると、排気管3が高熱発生源であるため
発煙、発火の虞れがあつた。
なお、第1図で符号7はターボユニツト、8は
チエーン、9はチエーンドリブンスプロケツト、
10はスイングアームである。
チエーン、9はチエーンドリブンスプロケツト、
10はスイングアームである。
本考案は上述した従来の問題点に鑑み、エンジ
ン下方を横断する排気管にチエーンオイルを飛翔
させないようにした自動二輪車のチエーンオイル
排出装置を提供するもので、その特徴とするとこ
ろは、チエーンドライブスプロケツトを覆うスプ
ロケツトカバーの下方にチエーンオイルガイドを
配設し、それによつてチエーンから落下するチエ
ーンオイルを排気管を越してその後方に落下させ
るようにしたものである。
ン下方を横断する排気管にチエーンオイルを飛翔
させないようにした自動二輪車のチエーンオイル
排出装置を提供するもので、その特徴とするとこ
ろは、チエーンドライブスプロケツトを覆うスプ
ロケツトカバーの下方にチエーンオイルガイドを
配設し、それによつてチエーンから落下するチエ
ーンオイルを排気管を越してその後方に落下させ
るようにしたものである。
以下、本考案に係る自動二輪車のチエーンオイ
ル排出装置の一実施例を詳述する。
ル排出装置の一実施例を詳述する。
第2図aは本考案に係る自動二輪車のチエーン
オイル排出装置20を示す要部拡大図で、第1図
と同一部分を同一符号で示す。
オイル排出装置20を示す要部拡大図で、第1図
と同一部分を同一符号で示す。
第2図に示すように、エンジンの一部であるク
ランクケース2aの一端部側面には、チエーン8
を駆動するチエーンドライブスプロケツト4のス
プロケツトカバー21が取付ネジ22によつて、
クランクケース2aに取付固定されている。この
スプロケツトカバー21は、チエーン8を取付け
るための開口部21aを除き、他を密封構造にし
ている。
ランクケース2aの一端部側面には、チエーン8
を駆動するチエーンドライブスプロケツト4のス
プロケツトカバー21が取付ネジ22によつて、
クランクケース2aに取付固定されている。この
スプロケツトカバー21は、チエーン8を取付け
るための開口部21aを除き、他を密封構造にし
ている。
またこのスプロケツトカバー21の下方で、か
つ前記開口部21aの近傍には、断面コの字形状
のチエーンオイルガイド23が配設されている。
このチエーンオイルガイド23は第2図aのBB
断面で示す同図bのように、チエーン8の張架方
向に沿つてその一端部23aが排気管3の横断部
3aを越えた位置まで延設されている。なお、こ
のチエーンオイルガイド23は一側面23bに形
成されたリブ23cを介し車体フレーム1にスポ
ツト溶接等で取付固定されている。
つ前記開口部21aの近傍には、断面コの字形状
のチエーンオイルガイド23が配設されている。
このチエーンオイルガイド23は第2図aのBB
断面で示す同図bのように、チエーン8の張架方
向に沿つてその一端部23aが排気管3の横断部
3aを越えた位置まで延設されている。なお、こ
のチエーンオイルガイド23は一側面23bに形
成されたリブ23cを介し車体フレーム1にスポ
ツト溶接等で取付固定されている。
したがつて、チエーン8の駆動時に、前記スプ
ロケツトカバー21内で飛散されたチエーンオイ
ルや、チエーン8の張架方向に沿つて飛翔される
チエーンオイル(矢印、C,D、第2図a)はチ
エーンガイド23上に落下し、しかも、このチエ
ーンガイド23に沿つて車体フレーム1の後方に
案内される。
ロケツトカバー21内で飛散されたチエーンオイ
ルや、チエーン8の張架方向に沿つて飛翔される
チエーンオイル(矢印、C,D、第2図a)はチ
エーンガイド23上に落下し、しかも、このチエ
ーンガイド23に沿つて車体フレーム1の後方に
案内される。
なお、上記構成では、チエーンオイルガイド2
3とスプロケツトカバー21とを、別体に形成し
たが、勿論本考案は上記実施例に限定されること
なく、チエーンオイルガイド23とスプロケツト
カバー21とを一体に形成するようにしてもよ
い。
3とスプロケツトカバー21とを、別体に形成し
たが、勿論本考案は上記実施例に限定されること
なく、チエーンオイルガイド23とスプロケツト
カバー21とを一体に形成するようにしてもよ
い。
本考案は上述したように、チエーンドライブス
プロケツトを覆うスプロケツトカバーの下方にチ
エーンオイルガイドを配設し、かつこのチエーン
オイルガイドの一端をエンジン下方を横断する排
気管の横断部後方へ位置させたため、チエーンオ
イルが排気管上に落下することがなく、したがつ
てチエーンオイルの発煙、発火を防止することが
出来る。
プロケツトを覆うスプロケツトカバーの下方にチ
エーンオイルガイドを配設し、かつこのチエーン
オイルガイドの一端をエンジン下方を横断する排
気管の横断部後方へ位置させたため、チエーンオ
イルが排気管上に落下することがなく、したがつ
てチエーンオイルの発煙、発火を防止することが
出来る。
第1図はエンジン下方を横断する排気管の取付
位置を示す自動二輪車の要部概略側面図、第2図
aは本考案に係る自動二輪車のチエーンオイル排
出装置を示す要部拡大側面図、同図bは同図aの
BB断面図である。 1……車体フレーム、2……エンジン、3……
排気管、3a……横断部、4……チエーンドライ
ブスプロケツト、5,21……スプロケツトカバ
ー、8……チエーン、23……チエーンオイルガ
イド。
位置を示す自動二輪車の要部概略側面図、第2図
aは本考案に係る自動二輪車のチエーンオイル排
出装置を示す要部拡大側面図、同図bは同図aの
BB断面図である。 1……車体フレーム、2……エンジン、3……
排気管、3a……横断部、4……チエーンドライ
ブスプロケツト、5,21……スプロケツトカバ
ー、8……チエーン、23……チエーンオイルガ
イド。
Claims (1)
- エンジン下方を車体の進向方向に対し横断する
ように配置した排気管を有する自動二輪車におい
て、前記自動二輪車のチエーンドライブスプロケ
ツトを覆うスプロケツトカバー下方に前記チエー
ンドライブスプロケツトに懸回するチエーンの張
架方向に沿つてチエーンオイルガイドを配設する
とともに、該チエーンオイルガイドの一端を前記
排気管の横断部を越した後方まで延設し、もつて
チエーンから飛翔するチエーンオイルを前記排気
管の後方に案内するようにしたことを特徴とする
自動二輪車のチエーンオイル排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14421382U JPS5946786U (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 自動二輪車のチエ−ンオイル排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14421382U JPS5946786U (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 自動二輪車のチエ−ンオイル排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5946786U JPS5946786U (ja) | 1984-03-28 |
JPS6215115Y2 true JPS6215115Y2 (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=30321661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14421382U Granted JPS5946786U (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 自動二輪車のチエ−ンオイル排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946786U (ja) |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP14421382U patent/JPS5946786U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5946786U (ja) | 1984-03-28 |
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