JPS6214967B2 - - Google Patents

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JPS6214967B2
JPS6214967B2 JP54035286A JP3528679A JPS6214967B2 JP S6214967 B2 JPS6214967 B2 JP S6214967B2 JP 54035286 A JP54035286 A JP 54035286A JP 3528679 A JP3528679 A JP 3528679A JP S6214967 B2 JPS6214967 B2 JP S6214967B2
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JP
Japan
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input signal
signal
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limiter
frequency component
Prior art date
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JP54035286A
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English (en)
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JPS55127737A (en
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Takafumi Okada
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS55127737A publication Critical patent/JPS55127737A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はノイズ除去回路に関し、特に信号成分
の波形歪みを減少させるようにしたものである。
従来のノイズ除去回路として、第1図及び第2
図に示すものが知られている。第1図の回路で
は、信号源1から供給されるノイズを含む入力信
号SIはローパスフイルタ2を通過することによ
り、高域成分を除去された信号SLとなり、この
信号SLは加算器3に加えられる。上記入力信号
Iはまたハイパスフイルタ4に加えられること
により、このハイパスフイルタ4よりノイズを含
む高域成分SH1が得られる。この信号SH1はリミ
ツタ4に加えられる。このリミツタ4は第3図に
示すような入出力特性を有しており、図示のよう
に、入力信号が−V1〜+V1間のレベルにあると
きは出力信号がゼロになるように成されている。
従つてこのリミツタ5からは上記高域成分SH1
うちの上記区間を越えるレベルの信号、即ちノイ
ズ成分が除去された信号SH2が得られる。この信
号SH2は加算器3に加えられ、上記高域成分が除
去された信号SLと加え合わされる。この結果出
力端子6にノイズの除去された信号SOを得るこ
とができる。
第2図の回路では、信号源1から供給される入
力信号SIは減算器7に加えられると共にハイパ
スフイルタ4に加えられる。ハイパスフイルタ4
から得られる高域信号SH1はリミツタ8に加えら
れる。このリミツタ8は第4図に示すような入出
力特性を有しており、入力信号が−V1〜+V1
間で出力信号が得られ、入力信号が±V1を越え
るレベルでは出力は±V2で一定となるように成
されている。従つてこのリミツタ8からは、高域
信号SH1のうちの−V1〜+V1間にある信号、即
ちノイズ成分を含む信号SH3が得られる。この信
号SH3は減算器7に加えられて入力信号SIと減
算される。この結果出力端子6にノイズが除去さ
れた信号SOを得ることができる。
上述のように従来のノイズ除去回路では、第1
図、第2図の両方共入力信号SIの高域成分SH1
のうちのレベルの小さい成分(−V1〜+V1の間
にあるもの)を全てノイズとみなしている。しか
しながら実際には−V1〜+V1間に信号成分が含
まれる場合があり、また±V1を越えるノイズが
存在する場合もある。従つて±V1のレベルを大
きく設定すればS/N改善効果を大きくすること
ができるが、反面、信号成分も除去されるため、
出力信号SOに波形歪みが生じると云う不都合を
生じる。従来ではS/N改善効果を挙げながら且
つ波形歪みを抑えるように回路を設計することは
非常に困難であり、一般には、何れか一方の効果
を優先して設計を行つているのが実状である。
本発明は上記の問題を解決するためのもので以
下本発明の実施例を図面と共に説明する。尚、第
5〜6図において第1図及び第2図と対応する部
分には同一符号を付してある。
第5図は第1の実施例を示すもので、第1図の
リミツタ5の入出力特性(第3図)における前記
±V1のレベルを、入力信号SIのレベルに応じて
可変としたものである。即ち、入力信号SIのレ
ベルが大きいときは、リミツタ5の第3図におけ
るレベル±V1を小さくするようにしている。こ
の場合は高域成分SH1のうちのレベルの小さい信
号成分がリミツタ5を通過して、信号SLと加え
合わされるので、出力信号SOに波形歪みを抑え
ることができる。また±V1を越えるノイズが存
在していても、入力信号SIはノイズレベルに比
し充分大きいので、出力信号SOのノイズ成分は
目立たない。一方入力信号SIのレベルが小さい
ときは、リミツタ5の上記±V1のレベルのレベ
ルを大と成す。この場合はハイパスフイルタ4か
ら得られる高域成分SH1のノイズ成分を充分に除
去することができる。
第6図は第2の実施例を示すもので、第2図の
リミツタ8の入出力特性(第4図)における前記
±V1のレベルを、入力信号SIのレベルに応じて
可変としたものである。即ち、入力信号SIのレ
ベルが大きいときは、リミツタ8の第4図におけ
るレベル±V1を小さくするようにしている。こ
の場合はハイパスフイルタ4から得られる高域成
分SH1のうちのレベルの小さい成分のみがリミツ
タ8を通過して、信号SLと減算されるので、出
力信号SOの波形歪みを抑えることができる。ま
た±V1を越えるノイズが存在していても、入力
信号SIはノイズレベルに比し充分大きいので、
出力信号SOのノイズ成分は目立たない。一方入
力信号SIのレベルが小さいときは、リミツタ8
の上記±V1のレベルを大と成す。この場合は高
域成分SH1のノイズ成分を充分に除去することが
できる。尚、±V2は±V1に拘らず一定の大きさと
する。
上述の第5図及び第6図の回路では、入力信号
Iのレベルに応じて±V1を可変とすると共にハ
イパスフイルタ4のカツトオフ周波数を可変とし
てもよい。一般に入力信号SIは第7図に示すよ
うに周波数が高くなると信号成分Sに対してノイ
ズ成分Nの占める割合が大きくなる。そこで第7
図のハイパスフイルタ4の特性Hのカツトオフ周
波数C0を、入力信号SIのレベルが大きいとき
C1に下げ、上記レベルが小さいときにC2
上げるようにすれば、第5図及び第6図の効果と
の相乗効果により、ノイズ除去の効果をより高め
ることが出来る。
第8図は第5図の具体的な回路構成の一例を示
すものである。
ハイパスフイルタ4は、差動構成されたトラン
ジスタ9,10、ローパスフイルタ11及び電流
源12により構成されている。リミツタ5は差動
構成された2対のトランジスタ13,14,1
5,16、ダイオード17及びトランジスタ18
等で構成されている。上記差動構成されたトラン
ジスタには、エミツタ抵抗19,20,21,2
2が図示のように接続されている。
今簡単のために信号源1から供給される入力信
号SIが第9図Aに示すような波形であつたとす
る。この入力信号SIにはノイズNが含まれてい
る。この入力信号SIはトランジスタ9に加えら
れると共に、トランジスタ14,15、ローパス
フイルタ11を通じてトランジスタ10に加えら
れ、さらにローパスフイルタ2に加えられる。こ
の結果、ハイパスフイルタ4の出力としてトラン
ジスタ9のコレクタ(a○点)より、第9図Bに示
す波形を有する信号が得られ、トランジスタ10
のコレクタ(b○点)より、第9図Cに示すような
上記a○点の波形と逆極性の波形を有する信号が得
られる。a○、b○点の上記出力は夫々トランジスタ
13,16のベースに加えられるが、これらのト
ランジスタ13,16はそのベース電圧がVTH
上のとき導通するようにトランジスタ14,15
のベースバイアスが選ばれている。このベースバ
イアスは入力信号SIのレベルであるから、上記
電圧VTHは入力信号SIのレベルに応じて変化す
る。従つてトランジスタ13のコレクタには第9
図Dに示す波形が得られ、トランジスタ16のコ
レクタには同図Eに示す波形が得られる。このト
ランジスタ16の出力によつてトランジスタ18
が動作される結果このトランジスタ18のコレク
タには第9図Fに示す波形が得られる。この結
果、c○点にはトランジスタ13,18の出力を合
成した第9図Gに示す波形が得られる。この波形
は入力信号SIのレベルに応じて変化するものと
なる。この波形が加算器3において信号SLと加
算される。以上により、第3図において入力信号
Iのレベルに応じて±V1が変化する入出力特性
を得ることができる。
第10図は第6図の具体的な回路構成の一例を
示すものである。図においてリミツタ8はトラン
ジスタ23,24,25、抵抗26,27,2
8、電流源29及びバイアス電源30等で構成さ
れている。信号源1から供給される入力信号SI
が最大レベルのときは、トランジスタ25が導通
し、電流源29を流れる電流の略全部がこのトラ
ンジスタ25を流れる。従つてこのときトランジ
スタ23,24は不導通状態となり、出力端子6
には入力信号SIが略そのまま出力信号SOとして
得られる。また入力信号SIのレベルが小のとき
は、トランジスタ25は不導通となり、トランジ
スタ23が導通する。このときこのトランジスタ
23を流れる電流はハイパスフイルタ4から加え
られる高域成分SH1のレベルに応じた大きさとな
る。以上により、第4図において入力信号SI
レベルに応じて±V1の変化する入出力特性を得
ることができる。
以上の各実施例において、入力信号SIがテレ
ビの映像信号である場合は、同期信号部分で波形
歪みが生じると、後段のAFC等で同期が取れな
くなることがある。このような場合は同期信号部
分で±V1が最小となるようにすればよい。
第11図はテレビのアパーチヤ補正回路に適用
した場合の実施例を示すものである。第12図A
に示す入力信号SIは1次微分回路31、2次微
分回路32で第12図B,Cに示すように1次微
分、2次微分され、さらに2次微分波形は同図D
に示すようにインバータ33で反転された後、リ
ミツタ5を通じて加算器3に加え合わされ、元の
入力信号SIと加算される。この結果出力端子6
に第12図Eに示すような輪郭補正の成された出
力信号SOが得られる。この場合リミツタ5は第
5図のリミツタ5と同様に入力信号SIのレベル
に応じて第3図の±V1が変化する入力特性を持
つものが用いられる。
従つて上記構成によれば、入力信号SIのレベ
ルが高いとき、即ち高輝度入力のときアパーチヤ
補正の効果を高め、輝度の低いときはアパーチヤ
補正の効果を減じて、ノイズ除去の効果を高める
ことができる。
本発明は、入力信号SIをハイパスフイルタ4
に通じて高域成分SH1を得、この高域成分をリミ
ツタ5又は8に供給して所定レベル以上又は所定
レベル以下の高域成分SH2又はSH3を得、上記所
定レベル以上の高域成分SH2を上記入力信号の低
域成分SLと加算するか又は上記所定レベル以下
の上記高域成分SH3を上記入力信号から減算する
ようにしたノイズ除去回路において、上記リミツ
タを差動型のリミツタ13,14,15,16又
は23,24,25で構成し、この差動型リミツ
タの一方の入力端子に上記ハイパスフイルタより
得られる上記高域成分を供給すると共に他方の入
力端子に上記入力信号を上記所定レベルとして直
接に供給するように成し、これによつて上記入力
信号のレベルに応じて上記所定レベルを可変と成
すようにしたノイズ除去回路に係るものである。
従つて本発明によれば、出力信号の波形歪みを
最小限に抑えながらノイズ除去の効果を最大にす
ることが可能となる。また入力信号をそのままリ
ミツタのリミツトレベルとしているので、入力信
号のレベル変化に対するリミツトレベルの変化の
応答が速く、このため入力信号の変化に対して追
従性のよいノイズ除去回路を得ることができる。
さらにリミツタを差動型に構成しているため構成
を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のノイズ除去回路の例
を示す回路系統図、第3図及び第4図は第1図及
び第2図のリミツタの入出力特性図、第5図及び
第6図は本発明の第1及び第2の実施例を示す回
路系統図、第7図は入力信号の周波図特性図、第
8図は第5図の具体的な回路構成の一例を示す回
路図、第9図は第8図の各部の出力波形図、第1
0図は第6図の具体的な回路構成の一例を示す回
路図、第11図はテレビのアパーチヤ補正に適用
した場合の回路構成図、第12図は第11図の各
部の出力波形図である。 なお図面に用いられている符号において、1…
…入力信号源、2……ローパスフイルタ、3……
加算器、4……ハイパスフイルタ、5……リミツ
タ、7……減算器、8……リミツタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号をハイパスフイルタに通じて高域成
    分を得、この高域成分をリミツタに供給して所定
    レベル以上又は所定レベル以下の高域成分を得、
    上記所定レベル以上の高域成分を上記入力信号の
    低域成分と加算するか又は上記所定レベル以下の
    上記高域成分を上記入力信号から減算するように
    したノイズ除去回路において、 上記リミツタを差動型のリミツタで構成し、 この差動型リミツタの一方の入力端子に上記ハ
    イパスフイルタより得られる上記高域成分を供給
    すると共に他方の入力端子に上記入力信号を上記
    所定レベルとして直接に供給するように成し、 これによつて上記入力信号のレベルに応じて上
    記所定レベルを可変と成すようにしたノイズ除去
    回路。
JP3528679A 1979-03-26 1979-03-26 Noise elimination circuit Granted JPS55127737A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58188939A (ja) * 1982-02-19 1983-11-04 ア−ウイン・ドウナス 選択度を強調した受信装置
JPS60143028A (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 雑音低減装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318124A (en) * 1972-06-19 1978-02-20 Sargent Industries Refuse collecting apparatus

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