JPS62148941A - カメラ内情報確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カメラ内部の各種情報特に、カメラ露出情報
信号値をカメラ組立時及び保守点検の際に簡単に調べう
るようにするカメラ内情報確認装置に関し、より具体的
には、ＤＸコード入力用電気接点を用いてカメラ露出情
報を外部から確認できるようにする装置に関ザる。

［従来の技術］ 近年のカメラは自動化が進み、従って、露出演算、フィ
ルムの自動巻上げ、使用フィルムのＩＳＯ感度自動読取
、各種の表示等のために各種間はデジタル化されている
。例えば、絞り値優先の自動露出に関しても、設定絞り
値、被写界輝度値及びフィルム感度値をデジタル量に変
換して所定のアペックス演算を行ない、その結果値をア
ナログ量に再変換してシャツタ秒時を制御する構成を採
用する。ところが例えば輝度値の場合には、受光素子の
取付位置やＡ／Ｄ変換回路のオフセラ１−による誤差が
あるため、カメラ組立段階の点検の際に、この誤差、特
にオフセット誤差を電気的に解消する必要がある。

また、使用フィルムの感度値をカメラ内演算回路に伝達
する装置としては、第７図及び第８図に示すように、フ
ィルム１０のバトロ〜ネの外面の所定位置１０ａ、１０
ｂ、１０ｃ、１０ｄ、１０ｅにその感度値に応じて導電
材または非導電材を塗布し、他方、ノＪメラのフィルム
装着箇所で上記所定位置１０ａ、・・・、１０ｅに対応
する位置に電気接点１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ、
１２ｅを設ける装置が提案されている（例えば、特開昭
５９−２１１０２７号参照）。この構成では、これら電
気接点１２ａ、　・、　１２ｄ　（但し、接点１２ｅは
アース用）のどれがパトローネ上の導電材を介して接点
１２ｅに電気接触するか否かで、カメラ側演算回路は、
フィルム感度値を自動的に読取ることができる。

［発明が解決しようとする問題点］ アナログ量をデジタル量に変換して演算を行なう回路で
は、Ａ　、／　Ｄ変換回路、特にそのオフセット値の調
節が必須である。しかるに露出制御回路では、例えば絞
り値優先式の場合を別に採ると、受光素子を含めて必要
な電子回路をカメラに組付けた後に、実際に露出決定演
算を行なわせて見て、絞り値ＡＶ、被写界輝度値３ｖ等
が適正に演算に供されているか否かをチェックし、回路
を調整していた。ところがこのようなチェック方法では
、△■及びＢｙが相異なる方向に誤差を有していＩＣ場
合には、それらの誤差は露出値には現われない。

これらの誤差を発見するには、異なる条（’ｌの下で複
数回露出演算を行なわせ、全体的に＾Ｌｌ整づるしがな
かった。露出演算のデジタル回路は、通常マイクロコン
ピュータで実現されるため、個々のデジタル化をチェッ
クするのは容易ではなか−）た。

また、個々のデジタル信号ラインが外部に出ている場合
でも、回路自体が小ざく作られているため、チェック用
プローブを適切に位置決めすること及び回路に損傷を与
えずにこれを行なうことが困九（であった。

カメラの場合には、上記電子回路はカメラ筺体内に密閉
されているので、オフセラ１へ誤差等の変化について保
守点検が全く国光であった。

そこで、本発明の目的は、カメラ内部の各秤情報、特に
露出演算に供される露出情報をデジタル値として容易に
確認できる装置を提案づることにある。

［問題点を解決するための手段コ 本発明に係る確認破開は、所望露出値での１最影を可能
にする撮影条件をデジタル演算回路により一３＝ 決定し、フィルムのＤＸコードを読取る１または複数の
電気端子を具備するカメラにおいて、スイッチ手段と、
当該スイッチ手段による切換信号に応答して、デジタル
演算回路で用いられる１つまたは２つ以上のカメラ内部
の各種情報をＤＸコード読取用電気喘端子出力する回路
とを具備することを特徴とする。

［実施例］ 以下、図面に示した実施例を参照して本発明を説明する
。第１図は、本発明を絞り優先自動露出方式のカメラに
適用した例のブロック図である。

２０は、露出演算を行なうと共に、本発明の主作用を果
たす主演算回路である。２２は被写界光を受けてその光
量に対応する電気信号を発生する受光素子である。対数
圧縮回路等からなる公知Ｂｖ変換回路２４は、受光素子
２２の出力を後段でのアペックス演算に適した量に変換
する。３ｖ変換回路２４には、受光素子２２の取付誤差
及び後段のＡ／Ｄ変換のオフセット誤差を吸収するため
のＢｖ調節ボリューム２６を接続しである。Ａ／Ｄ変換
器２８は、変換回路２４のアナログ信号をデジタル信号
に変換し、３ｖバツフア・メモリ３０に記憶させる。Ｂ
ｖバッファ・メモリ３０の出力は、主演算回路２０の入
力ポートに接続する。

３２は、絞り操作環の絞り操作に応じて抵抗値の変化す
る可変抵抗であり、Δ■変換回路３４は、この抵抗値を
後段でのアペックス演算に適した量に変換する。このＡ
Ｖ変換回路３４には、後段でのＡ／Ｄ変換のオフセット
誤差を吸収するためのＡＶ調節ボリューム３６を接続し
である。Ａ／Ｄ変換器３８は、ＡＶ変換回路３４のアナ
ログ信号をデジタル信号に逐次変換し、ＡＶバッファ・
メモリ４０に記憶させる。ＡＶバッファ・メモリ４０の
出力は、主演算回路２０の入力ポートに接続する。

第８図に図示したＤＸコード読取用の電気接点１２ａ、
１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ　ハ、それぞれバラ’７７１４
ａ、　１４ｂ。

１．４ｃ、１４ｄを介して主演算回路２０の入力ボート
に接続する。電気接点１２ｅはアースに接続している。

これらにより、主演算回路２０に使用フィルムの感度値
が入力される。

また、主演算回路２０の出力ポートが、それぞれ１−ラ
イステート・バッファ　１６ａ、　１６１）、　１６ｃ
、　１６ｄを介して電気接点１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、
１２ｄに接続する。また、主演算回路２０を、Ｂｖ値及
びＡＶ値をその出カポ−１〜から電気接点１２ａ、・・
・、１２ｄに出力する動作に切換える切換信号を形成す
る切換スイッチ４２を設けである。切換スイッチ４２の
一端はアースに接続し、他端はプルアップ抵抗４４を介
して一定電圧に接続で−る。切換スイッチ４２の切換信
号は、主演算回路２０に送られると共に、インバータ４
６を介して、トライステート・バッファ１６ａ、・・・
、１６ｄの制御端子に接続する。トライステート・バッ
ファ１６ａ、・・・、１６ｄは、制御端子が低電圧のと
き出力インピーダンスが大きくなる。

主演算回路２０は、露出演算については次式、Ｔｖ　＝
Ｂｙ　＋Ｓｖ　−Ａｖ に従ってシャツタ秒時に関する値ＴＶを計算し、このＴ
ｖ値に関連するカウント値をシャッタ駆動回路５０に供
給する。シャッタ駆動回路５０は、シャッタが開くとＯ
ＦＦとなるスイッチ５２に起動されて、このカウント値
から、公知のシャッタ制御信号、例えば、シャツタ秒時
に対応する時間幅を具備する信号を形成し、これにＪ：
す、シャッタ制御マグネッ１〜５４を制御する。なお、
スイッチ５２は、フィルム巻上げによりＯＮとなる。こ
のシせツタ機構部分の構成自体は公知であり、本発明と
は直接関係しないので、これ以上の説明を省略覆る。

第２図は、フィルムのパトローネ６０の外周面にそのフ
ィルム感度値に応じて塗布された絶縁体及び露出した導
電体を等価電気回路で示した図である。電極６２ａ、６
２ｂ、６２ｃ、６２ｄ、６２ｅは、フィルムをカメラに
装着した状態でそれぞれ電気接点１２ａ、１２ｂ。

１２Ｃ，１２ｄ、１２ｅと対向接触する。電極６２１１
　、　Ｇ　２　（Ｉが電極６２ｅに接続していないのは
、パ１ヘローネの電極６２ｂ、６２ｄに対応する位置が
不導電性どなっていることを示す。

第１図に戻って、７０は、主演算回路２０から電気接点
１２ａ、・・・、１２ｄに出力されたＢｖ及びＡＶの露
出情報を表示するための表示装［べを概念的に示したも
のである。電極７２ａ、７２ｂ、７２ｃ、７２ｄ、７２
ｅ　ｔｉｔ　、それぞれ電気接点１２ａ、１２Ｊ１２ｃ
、１２ｄ、１２ｅ　ニ対向する位置に設け−Ｃあり、電
気接点１２ａ、・・・、１２ｄ上の電圧状態は、Ｌ　Ｅ
　Ｄ　７４ａ、・・・、７４ｄで確認できる。当然のこ
とながら、ＬＥＤではなく、オシロスコープ、ロジック
・アナライザ等を使ってもよい。

第３図は、主演算回路２０をより詳細に説明するブロッ
ク図である。ただし、本発明の主演算回路２０の機能は
、実際上はマイクロコンピュータによって実現されるも
のであり、第３図は、あくまでもその機能を説明するた
めのブロック図であることに留意すべきである。第３図
において、８０は、この主演算回路２０の一連の動作を
制御するシーケンス・コントローラである。ただし、説
明の都合上、各素子への制御信号については一部省略し
た。

８２は、シーケンス・コントローラ８０の動作を規定す
るプログラム・ソフトウェアを収容するＲＯＭである。

シーケンス・コントローラ８０は、入力ポート８４を介
してＢｖバッファ・メモリ３０のＢｖ値を切換ゲート９
０に送り、主メモリ９２０所定アドレスに書き込み、入
力ポート８６を介してＡＶバッフア・メモリ４０のＡＶ
値を切換グー１−〇〇に送り、主メモリ９２の所定アド
レスに書き込み、また、入力ポート８８を介してバッフ
ァ１４ａ、・・・、１４ｄからのＤＸコードを切換ゲー
ト９０に送り、主メモリ９２の所定アドレスに書き込む
。９６は、主メモリ９２をアドレスするためのアドレス
・レジスタである。

動作モード切換用の切換スイッチ４２が開のときは、通
常の露出演算を行なうべきときであるから、シーケンス
・コントローラ８０は、主メモリ９２中のＤＸコード値
をアペックス演算に適したフィルム感度値Ｓｖに変換し
た後、ＡＶ　、ＢＶ及びＳ■からシャツタ秒時ＴＶ　　
（−ＢＶ　＋ＳＶ　−ＡＶ　）を計算させる。この計算
は、加減算回路９４が行なう。

ＤＸコードを３ｖ値に変換する作業は、ＤＸコードを主
メモリ９２に書き込んだ直後に行なってもよい。またこ
の変換は、テーブル参照の技法を利用してＢｖ値を得る
ようにしてもよい。

Ｔｖ値が得られたら、それからシャツタ秒時の決定に適
したカウント値を計算し、データ変換回路９８へ送る。

データ変換回路９８は、このカウント値をシャッタ駆動
回路５０に適した信号形態に変換してシャッタ駆動回路
５０に送出する。

動作モード切換用の切換スイッチ４２を閉成すると、シ
ーケンス・コントローラ８０は、主メモリ９２に収容し
であるＡＶ値及びＢｖ値を出力ポート　１００に読み出
す。と同時に、切換スイッチ４２の開成により、出力ポ
ート　１００が能動化され、入力ボート８８が不能動化
される。１０２はインバータである。

ＡＶ値及びＢｖ値を出力ポート　１００から出力する態
様は、種々ある。例えば、出力ポート　１００で並列信
号を直列信号に変換して、ライン１００ａ、・・・。

１００ｄの何れか１本からシリアルにＡＶ値及びＢｖ値
の順に出力してもよい。この場合、他のライン１００ａ
、・・・、１００ｄは、同期信号及び／またはＡＶとＢ
ｖの判別信号に用いる。１本をＡＶ値用に使い、他の１
本を３ｖ値用に使ってもよい。また、ＡＶ値を複数のビ
ット毎に順次ライン１００ａ、・・・、１００ｄ上に送
出し、次いで同様にＢｖ値を送出してもよい。

ＡＶ値及び３ｖ値の何れを出力しているかを示す信号及
び同期信号をも併せて出力するのが好Ｊ、しいが、出力
ポート　１００からの出力が低速であれば、これらの信
号の何れかまたは両方は無くてもよい。

第４図は、第３図に示した実施例の動作を示寸フローチ
ャートである。まず、切換スイッチ４２の状態を読み取
る（ブロック１１０）。そして、これが開（ＯＦＦ＞な
らば、通常の露出演算ルーチンを選択し、閉（ＯＮ）な
らば、本発明の１ｉｆｒ認ルーチンに行く。

通常の露出演算ルーチンでは、まず、露出制御に必要な
最新の露出情報を読み込まな（プればならない。そこで
、サブルーチンＡで最新の較り（ｆｆｆ　ＡＶを読み取
って、主メモリ９２の所定箇所に収容しくブロック１１
２）　、次にサブルーチンＢで最新の被写界輝度値を読
み取って主メモリ９２の所定箇所に収容しくブロック１
１４）、サブルーチンＳでＤＸコードを読み取って所定
の量の変換した後主メモリ９２の所定箇所に収容しくブ
ロック１１Ｇ）　、これらの値を使ってＴｖ値を計算し
て（ブロック１１８）データ変換回路９８に送出する。

切換スイッチ４２が開である限り、これを繰り返す。

確認ルーチンでは、サブルーチンＡにより最新の絞り値
を主メモリ９２に収容した（ブロック　１２０）後、こ
れを出力ポート　１００に読み出しくブロック１２２）
　、サブルーチンＢで最新の被写界輝度値を主メモリ９
２に収容した（ブロック１２４）後、これを出力ポート
　１００に出力する（ブロック１２６）。

切換スイッチ４２が閉である限り、これを繰り返す。

第５図は、本発明の別の実施例を示す。第６図は、その
主演算回路２０の詳細ブロック図である。

この実施例では、第１図の実施例とは次の点で異なる。

まず第１に、ＤＸコード読取用の電気接点１２ａ、・・
・、１２ｄの他に、ＡＶ値及びＢｖ値のどちらを出力し
ているかを示す出力端子１３０を別設しである。また、
第２に、切換スイッチ４２の代わりに、セルフタイマ設
定スイッチ１３４及びバルブ撮影設定スイッチ１３６並
びに両スイッチの状態を検知するスイッチ設定判別回路
１３８の組合せを用いる。

出力端子１３０としては、具体的には、フラッシュのＸ
接点や、フラッシュ装置とカメラ本体どの間で授受され
る信号、例えばフラッシュ充電完了信号、フラッシュ停
止信号等のための接点を流用すればよい。これらの接点
は外部に露出しているので、短絡等の事故を防ぐために
保護回路１３２を接続しておくのがよい。出力端子１３
０の信号どしては、例えば、ＤＸコード読取用の電気接
点１２ａ、・・・。

１２ｄにＡＶ値を出力しているとぎには高となり、３ｖ
値を出力しているときには低となる信号を用いる。これ
により、表示装置７０や解析装置側では、ＤＸコード読
取用の電気接点１２ａ、・・・、１２ｄｌの信号がＡＶ
及びＢｖのどちらであるかを判別できる。

スイッチ設定判別回路１３８が、セルフタイマーの設定
及びバルブ撮影の選択（このにうな組合せは、通常の撮
影では選択され得ない）を検知すると、スイッチ設定判
別回路１３８は、切換スイッチ４２の閉の場合と同じ信
号をインバータ４Ｇ及び主演算回路２０に送る。この組
合せによれば、切換スイッチ４２という特別なスイッチ
を設ける必要はなくなる。

第１図及び第５図の両実施例において、出力すべき情報
ＡＶ　、ＢＶのビット数が多いときには、ＤＸ接点数で
は一度に並列信号として出力できない場合があるが、こ
の場合は、例えば、各情報の上位の数ヒ゛ツ１〜、そし
て次に下位の数ビットというように数ビットずつに分（
′Ｊで出力するようにすればＪ：い。３ｖ値が６ビツト
でＤＸ接点が電気接点１２ａ、　・、　１２ｄの４接点
（１２ｅはＧＮＤ用）しか使えない場合には、６ビツト
を上位３ビツト及び下位３ビツトに分け、出力端子１３
０の高／低により上位ピッ１へ／下位ビットをタイミン
グ的に区別してもよい。

また、ＡＶ値及び３ｖ値の出力形式どしては、上記の如
き一部並列や、全部直列でもよい。その場合、ＤＸコー
ド読取用接点の１つまたは複数を、出力すべきデータの
内容の区別（例えばＡＶまたは３ｖのどちらを出力すべ
きかの指示）や、同期信号用、上位ビット／下位ビット
区別用に用いる。

もちろん、出力端子１３０も利用してよい。例えば、第
５図のＤＸコード読取用の電気接点１２ｄを３ｖとＡＶ
のどちらを出力すべきかを主演算回路２０に指示するた
めに用い（このためには、連係するトライステート・バ
ッファ１６ｄを外しており１．）、出力端子１３０を同
期信号用に用いる。そしてこの同期信号に同期して、Ｄ
Ｘ］−ド読取用の電気接点１２ａ〜１２ｃに順次上位ピ
ッ１〜及び下イ０ピッ１〜を出力する。絞り優先の露出
回路について説明したが、シャッター優先式ヤ）所謂プ
ログラム露出の場合にも、本発明は適用可能である。

さらに、上記実施例においては、露出情報（ＢＶ値或は
ＡＶ値）のみをＤ　Ｘ端子を介して外部に読み出す場合
を示したが、外部に読み出される情報はそれだけに限ら
れず、以下に示づものし同様の回路構成を用いることに
よって読み出し可能である。

■　カメラの電源電圧情報 第９図に示す如く、例えば、ＢＶ変換回路２４とＡ／Ｄ
変換器２８との間に電源電圧チコーツク用のスイッチ装
置２３を設け、主演算回路２０からのＹ１ンＩ・ロール
信号によってスイッチ装置２３のスイッチを切り換えて
電源電圧のチェックを行なうものである。このスイッチ
は、常時はＢＶ変換回路２４側に接続されいるが、前記
コントロール信号によって電源側に切り換えられて、電
源の電圧を主演算回路２０に伝える。この情報は前記露
出情報と同様の経路でＤ　Ｘ　ＯＳ子より出力されるの
で、これによって電源電圧の低下をチェックできる。

■　タイミングスイッチ等の動作チェック第１０図に示
す如く、タイミングスイッチ等８１の開閉動作において
、スイッチのハンダ不良などによる短絡や導通不良等を
検知し、その電圧変化を電気的、機械的にデジタル化し
て入力ボート８５及び切換ゲート９０を介して主メモリ
９２に書き込み、上記と同様に出力ポートを介してＤＸ
端子に出力するので、これによりタイミングスイッチ等
の動作状態をチェックできる。

■　ファインダー内表示の確認 ファインダー内においてＬＥＤ等を点灯させる表示回路
からの出力を前述と同様に主メモリ９２の所定の番地に
書き込んでシーケンス・コントローラ８０からのアドレ
ス指定によって出カポ−１へを介してＤＸ端子に読み出
せば、ファインダー内表示をファインダーをいちいちの
ぞかなくて−ｂ確認できる。

■　露出情報（例えばＴＶ値）の平均値を出力前述の如
く、加減算回路９４によって演算される露出情報をこの
加減算回路９４によって平均化し、平均化された露出情
報を出カポ−１へを介してＤＸ端子に出力すれば、この
ＤＸ端子を外部の」ンビュータと接続して通信機能を持
たせることも可能である。

■　擾影回数の出力 シャッターレリーズスイッチの動作回数を主演算回路２
０のカウンタでカウントとしてメモリに記憶しておき、
そのカウント値をＤＸ端子から出力して耐久性を確認す
る。

■　レリーズ開始から終了までのＩ、７間を出力主演算
回路２０にクロック機能を持たせ、レリーズスイッチ等
を介して発生するレリーズ開始信号を受けてカウントを
開始し、ミラーアップ等を介して発生するレリーズ終了
信号を受けて、このカウントを停止し、それまでのカウ
ント数（レリーズの開始から終了までの時間）を出力刷
れば、このデータに従ってモータードライブの追従性等
の確認が行える。

■　フラッシュの充電時間の出力 ■と同様に主演算回路２０にクロック機能をもたせ、フ
ラッシュ消灯信号を出力端子１３０を介して主演算回路
２０で受けてカウントを開始し、フラッシュ充電完了信
号を受けてこのカウントを停止し、それまでのカウント
数をフラッシュ充電時間としてＤＸ端子に出力すれば、
充電時間を外部より確認することができる。

このように、プログラム用ＲＯＭ８２に書き込まれたソ
フトの指示に従ってシーケンス・コントローラ８０を作
動させ、主メモリー９２内の所定のアドレスに書き込ま
れた上記■〜■に述べられた各種情報を指定し、出力ポ
ート　１００を介してＤＸ端子より外部に読み出し、種
々の調整、確認作業を行なうことができる。

ＤＸコード読取用の電気端子が４個（そしてＧＮＤ用に
１個）ある例を図示したが、この端子数はこれに制限さ
れず、高感度フィルムと低感度フィルムを区別するだけ
の１個の電気接点しかない場合、多種のフィルムを区別
するために１０個以上の電気接点を持つ場合等がある。

電気接点が多い場合には、その内の幾つかをＡＶ値、３
ｖ値及びＴｖ値の出力用に用い、他の電気接点を同期信
号用や、どの露出情報を出力すべぎかを指示する指示信
号用に用いることができる。この指示１３号用に用いる
場合には、連係のトライステー１〜・バッファは邪魔な
ので、外しておく。

［発明の効果］ 以上の説明から分かるように、本発明に３１これば、カ
メラ筐体の外部に露出している電気接点から各種デジタ
ル情報を出力することができるので、Δ／Ｄ変換のオフ
セット誤差などの存在を容部に確認・調節できる。従っ
て、製造組立時の調節作業が簡単化され、また、保守時
の点検も極めて簡易に行ないうる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る確認装置の一実施例のブロック
図、第２図は、ＤＸコードを付与したフィルム・パトロ
ーネの等価回路図、第３図は、第１図の実施例の主演算
回路のブロック図、第４図は、その実施例の動作の簡単
なフローチャートである。第５図及び第６図は別の実施
例のブロック図、第７図は、ＤＸコードを付与したパト
ローネの外形を示した斜視図、第８図は、カメラの裏蓋
を開けてフィルムを装着する状態を示した斜視図、第９
図は、第１図に示した確認装置に電源電圧チェック装置
を組込んだ実施例の要部のブロック図、第１０図は、第
３図に示した手段演算回路にタイミングスイッチ等の動
作確認装置を組込んだ実施例の要部のブロック図である
。 １２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ、１２ｅ　・Ｄ　Ｘ　
］−ド読収用の電気接点 １４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１４ｄ　・・・バッファ１６
ａ、１６ｂ、１６ｃ、１６ｄ　−＝　トライステート・
バッファ２０・・・主演算回路　　　　　２２・・・受
光素子２３・・・スイッチ装置　　　　２４・・・［３
ｖ変換回路２６・・・調節ボリューム　　　２８・・・
Ａ／Ｄ変換器３０・・・Ｂｖバッファ・メモリ ３２・・・可変抵抗　　　　　　３４・・・ＡＶ変換回
路３６・・・ＡＶ調節ボリューム　３８・・・Ａ／Ｄ変
換器４０・・・ＡＶバッファ・メモリ ４２・・・切換スイッチ　　　　４４・・・プルアップ
抵抗４６・・・インバータ　　　　　５０・・・シャッ
タ駆動回路５２・・・スイッチ ５４・・・シャッタ制御マグネット ６０・・・フィルムのパトローネ ６２ａ、６２ｂ、６２ｃ、６２ｄ　−・・電極　７０−
・・表示装置７２ａ、７２ｂ、７２ｃ、７２ｄ、７２ｅ
　−・・電極７４ａ、７４ｂ、７４ｃ、７４ｄ　・Ｌ　
Ｅ　Ｄ８０・・・シーケンス・コントローラ ８１・・・タイミングスイッチ ８２・・・プログラム用ＲＯＭ　　ｇ４，８６．８８・
・・入力ポート９０・・・切換ゲート　　　　　９２・
・・主メモリ９４・・・加減算回路　　　　　９８・・
・データ変換回路１００・・・出力ボート　　　　　１
０２・・・インバータ１３０　　・・・　出　ノフ　端
　子 １３４・・・セルフタイマ設定スイッチ１３６・・・バ
ルブ擾影設定スイッチ １３８・・・スイッチ設定判別回路 特許出願人　　　旭光学工業株式会社 第２図 第４図 第５図 □・ 第６図 第７図 〉゛り 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所望露出値での撮影を可能にする撮影条件をデジ
   タル演算回路により決定し、フィルムのＤＸコードを読
   取る１または複数の電気端子を具備するカメラにおいて
   、スイッチ手段と、当該スイッチ手段による切換信号に
   応答して、当該デジタル演算回路で用いられる１つまた
   は２つ以上のカメラ内部の各種情報をＤＸコード読取用
   電気端子に出力する回路とを具備することを特徴とする
   カメラ内情報確認装置。