JPS62148861A - 車両の車速決定方法 - Google Patents

車両の車速決定方法

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JPS62148861A
JPS62148861A JP29115785A JP29115785A JPS62148861A JP S62148861 A JPS62148861 A JP S62148861A JP 29115785 A JP29115785 A JP 29115785A JP 29115785 A JP29115785 A JP 29115785A JP S62148861 A JPS62148861 A JP S62148861A
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vehicle speed
vehicle
wheels
steering angle
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両の車速決定方法に関するものである。
従来技術 車速に基づいて走行運動を制御する形式の車両が考えら
れている。たとえば、車速に基づいて後輪舵角を制御す
る4輪操舵車両、車速に基づいて操舵反力を制御するパ
ワーステアリング車両、車速に基ついてサスペンション
の強さを制御する形式の車両、アンチスキッド制御■車
両などがそれである。斯る車両においては、車輪の回転
速度を直接にまたは減速機などを介して間接的に検出す
るだめの回転センサが設けられ、その車輪の回転速度に
基づいて車速が逐次決定されて運動制御のための車速か
更新されるとともに、その車速に基づいて制御が実行さ
れる。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、このような形式の車両においては、回転
センサの故障、速度検出用歯車の破損、回転センサの出
力信号が供給されるインターフェース回路の故障などに
起因して算出される車速が大きく変化する場合がある。
また、車両の制動などに基因して車輪のロックなとか生
じ、その車輪の回転速度に基づいて検出された車速か実
際の車速と異なる場合がある。このような車速検出装置
の異常や車輪のロックなどが車両の旋回走行中に生じる
と車速が正しい対地速度を反映しなくなるため、車両の
運動制御が運転者の意図しない方向へ行われる不都合が
あった。例えば、4輪操舵車両では車両の旋回走行(コ
ーナリング)中に車速検出装置の異常や車輪ロックなど
が生じた場合には、後輪の舵角が運転者の意に反して変
化するおそれがあった。
問題点を解決するだめの手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、前輪および後輪のいずれかの
回転速度に基づいて車速を求める車速検出装置を6i1
′+え、予め定められた関係から車通に基づいて走行中
の運動を制御する形式の車両の車速決定方法であって、
(11前記車両に設けられた車輪の回転速度に基ついて
前記車速を逐次求めて該車速に更新することにより、運
動制御のための前記車速を決定する車速決定工程と、(
2)前記車両の旋回走行中であって前記車速検出装置の
異常または前記車輪のロックなどが生したときには、前
記車速決定工程における車速の更新を停止させて運動制
御のための前記車速を固定する工程とを、含むことにあ
る。
作用および発明の効果 このようにすれば、車両の旋回走行中であって前記車速
検出装置の異常時や車輪のロック時などには、前記車速
決定工程における車速の更新を停止させることにより運
動制御のための車速か固定される。このため、たとえ旋
回走行中に車速検出装置の異常や車輪のロックなどが生
じても、運動制御のための車速か固定されているので、
旋回走行中に車両の運動が運転者の意に反した方向へ制
御されることが全く解消されるのである。
ここで、車両に基づいて走行中の運動を制御する形式の
車両とは、たとえば、車速に基づいて後輪舵角を制御す
る4輪操舵車両、車速に基づいて操舵反力を制御するパ
ワーステアリング車両、車速に基づいてサスペンション
の強さを制御する形式の車両、アンチスキッド制御車両
などがそれである。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1の実り1例 第1図に示す車両10は所謂4輪操舵(4WS)形式の
ものであって、車両10の前部には図示しないステアリ
ングホイールにより操舵可能な左右一対の車輪12.1
4が設けられており、車両の後部にも前輪12.14の
操舵と関連して自動的に操舵される左右一対の後輪16
.18が設けられている。本実施例では、トランスミッ
ション20の出力がその出力軸26、ドライブシャフト
22、および差動歯車装置24を介して後輪16.18
へ伝達されるようになっており、上記トランスミッショ
ン20の出力軸26近傍にはその回転速度を検出するた
めの回転センサ28が配設されている。
回転センサ28は、第2図に示すように、出力軸26に
固定された速度検出用歯車30の外周部に多数形成され
た歯の通過を検出し、単位時間あたりの通過歯数に対応
した周波数のパルス信号PV、を出力する。第3回に示
すように、回転センサ28からのパルス信号PVoは車
速V1を逐次決定するための演算装置34のI10ボー
ト36へ波形整形器44を介して供給される。この演算
装置34は、所謂マイクロコンピュータであって、通常
、後輪の舵角制御装置を兼ねている。演算装置34は、
データバスラインを介して互いに接続されたCPU、R
OM、RAMなどを備えており、CPUはRAMの記1
0機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラム
に従って入力信号を処理して車速V、、を算出する。
一方、前記車両10には、その前輪12.14の操舵角
を検出するための前輪舵角センサ46が設けられており
、前輪12.14の舵角δ、を表す信号Sδ、がその前
輪舵角センサ46から前記I10ボート36に供給され
る。また、車両10には、ブレーキペダルの操作を検出
するためのブレーキペダルスイッチ48が設けられてお
り、そのブレーキペダルスイッチ48からはブレーキ操
作信号BRがI10ポート36に供給される。また、エ
ンジン50には、エンジン回転速度を検出するためのエ
ンジン回転センサ52、およびスロットル弁開度を検出
するためのスロットルセンサ54がそれぞれ設けられて
おり、エンジン回転信号SEおよびスロ・ノトル信号T
−HがI10ポート36に供給される。
前記CPUはROMに予め記憶された関係から、実際の
車速■7および前輪の操舵角δ、に基づいて、後輪16
.18の前輪12.14に対する操舵方向および操舵角
を決定し、この操舵方向および操舵角が得られるように
、後輪用操舵アクチュエータ38を作動さ−するための
駆動信号DDをI10ボート36からD/A変換器39
および後輪転舵用の増幅器40を介して油圧側1111
装置42へ供給する。これにより油圧制御装置42内に
設けられた制御弁が作動させられて後輪用操舵アクチュ
エータ38に作動油圧が供給され、後輪用操舵アクチュ
エータ38により後輪16.18の舵角が変更される。
以下、本実施例の作動を第4図および第5図のフローチ
ャートに従って説明する。
先ず、ステップSRIが実行されて初回のサイクルか否
かが判断される。初回でなければステップSR2を経る
ことなくステップSR3が実行されるが、初回であれば
ステップSR2が実行されて各カウンタおよびフラグが
クリアされた後ステップSR3が実行される。ステップ
SR3では、前記パルス信号pv、に基づいて車速v0
が次式(1)に従って算出される。
■o=f・2πr/G−H・・・(1)但し、fはパル
ス信号PV、の周波数、Hは速度検出用歯車30の歯数
、Gは差動歯車装置の変速比、rは車輪の半径である。
ステップSR4では、車両10の低速走行を検出するた
めに、ステップSR3で算出された車速Vo (n・Δ
t)が予め定められた一定の小さな値Vつ、たとえば5
 km / hよりも大きいか否かが判断される。Δt
は車速算出周期であり、nは今回の周期を示す整数であ
る。上記ステップSR4における判断が否定された場合
には後述のステツ7”5R14以下が実行される。すな
わち、ステップ5R14では車速Vrlの値が前記■3
に置換されるとともに、ステップ5R15ではこの小さ
な車速Vaに基づいて後輪舵角が変更され、そしてステ
ップ5R16にて時間Δtだけ待機させられた後前記ス
テップSR3以下が繰り返し実行される。なお、上記ス
テップ5R15では、たとえば第6図に示す予めROM
に記憶された関係が用いられて、先ず、この関係から車
速■。に基づいて後輪16.18の前輪12.14に対
する操舵率を示す係数Kか求められるとともに、その後
、入力信号Sδ、に基づいて決定された前輪舵角δ。
と上記係数にとから次式(2)にしたがって後輪舵角δ
、が求められる。この係数にはその正負により操舵方向
を、その値により操舵割合を示す。そして、この後輪舵
角δ、が得られるように駆動信号DDがD/A変換器3
9および増幅器40を介して油圧制御装置42へ供給さ
れるのである。
δ、=K (Vll)  ・δ、   ・・・(2)前
記ステップSR4における判断が肯定された場合、すな
わち車速V。(n・Δt)が予め定められた一定の小さ
な値■□よりも大きい場合には、ステップSR5におい
て車輪のスピンの有無が判断される。この車輪のスピン
は車輪の回転加速度、すなわち今回のサイクルにおいて
求められた車速と前回のサイクルにおいて求められた車
速との差(vo  (n・Δt)  VQ  ((n 
 1)・Δ1))が予め定められた一定の値α。よりも
大きいことをもって判断される。この値α。は車輪と路
面との滑りが生じない範囲における最大回転加速度と同
等以下の回転加速度に決定されている。上記ステップS
R5において車輪のスピンが検出されない場合にはステ
ップSR6が実行されて車輪のロックの有無が判断され
る。この判断は車輪の回転加速度Cvo  ((n −
1)・Δtl−v。(n・Δ1))が予め定められた一
定の値β。よりも大きいことをもって判断される。この
値β。は車輪と路面との滑りが生じない範囲における最
小回転加速度と同等以上の回転加速度に決定されている
上記ステップSR5およびステップSR6において車輪
のロックおよびスピンが検出されない場合には、車輪の
回転が正常な場合であるので車速制限手段に対応するス
テップSR7が実行されて今回のサイクルにおいて算出
された■。(n・Δt)が仮車速V、、“とじて採用さ
れるとともに、ステップSR8が実行されて車速■、が
決定される。この車速■、の決定は、仮車速■7”と、
前回の車速V。−1に車速の最大変化値αmax  ・
ΔLを加えた値と、前回の車速V1−1に車速の最小変
化値αmin  ・Δtを加えた値とからなる3種類の
値から中間値を選択することによって実行され、車速V
。が新たな選択値に更新される。上記αma×およびα
minは車輪と路面との滑りが生じない範囲における車
両の最大加速度および最小加速度であり、上記車速の最
大変化値および最小変化値は車輪と路面との滑りが生じ
ない状態における時間Δtあたりの車速の最大変化幅お
よび最小変化幅である。この結果、回転センサ28や速
度検出用歯車30の故障等により異常に大きい値或いは
異常に小さい値の車速V。(n・Δt)が算出されても
、車速■。が現実にあり得る最大値或いは最小値に制限
されるので、車速V。に基づいて行われる制御の異常動
作が防止される。
前記ステップSR5において車輪のスピンが検出された
場合には、ステップSR9が実行されて仮車速Vffi
′ (−V、−1+αmax ・ΔL)が決定された後
、前記ステップSR8以下が実行される。
また、前記ステップSR6において車輪のロックが検出
された場合に、は、ステップ5RIOが実行されて車速
V、l (=V、、)が決定された後、前記ステップ5
R15以下が実行され、その車速v7に基づいて後輪の
舵角が制御される。このように、ステップSR5におい
て車輪のスピンが検出された場合には、仮車速■。°が
現実にあり得る最大値(−V、−、+αmax  ・Δ
t)に制限されるので、車輪のスピンのような車輪の異
常回転時でも安定した後輪舵角制御が得られる。また、
ステップSR6において重輪のロックが検出されたとき
は車速V。が前サイクルにて採用された車速■、、−1
とされるので、車輪のロックのような車輪の異常回転時
でも安定した後輪舵角制御が得られる。
前記ステップSR8において車速V7が決定された後に
は、ステップ5RIIが実行されることによりその車速
■。がそれ以前に決定された仮車速V 、 lと同一で
あるか否かが判断される。同一であれば正常な状態であ
るので、ステップ5RI2が実行されてフラグFTaが
零にクリアされるとともに、ステップ5R13が実行さ
れて車速V、。
か前記Vaよりも小さいか否かが判断される。この判断
が前足された場合には低速走行であるので前述のステッ
プ5R14以下が実行されるが、否定された場合にはス
テップ5R15以下が実行されることにより、ステップ
SR8において決定された車速■7に基づいて後輪の舵
角が決定される。
しかし、前記ステップ5RIIにおいて、ステップSR
8において決定された車速V7がステ、7プSR7にお
いて決定された仮車速V、、゛と同じでないと判断され
た場合には、算出された車速V。
(n・ΔL)が現実にあり得る車速の最大値(−v7−
1 +αmax  ’Δし)から最小値(=V、、−、
−αmin  ・Δt)に至る範囲を超えている状態、
換言すれは算出された車速の変化率〔vo (n・Δt
)  vn−1〕が車両の最大加速度αmaxから最小
加速度αminに至る範囲を超えている異常状態である
ので、この異常状態の持続時間によって車速検出の異常
が判断される。すなわち、ステップ5R17においてタ
イマカウンタT、の内容に1が加算された後、ステップ
5R18においてタイマカウンタTの内容が予め定めら
れた一定の値Taを超えたか否かが判断される。この一
定の値T。
はだとえば20秒程度の時間に対応する値である。
ステ、プ5RIIの判断が否定された場合には、車輪の
ホンプなどに起因する一時的なものであるので前記ステ
ップ5R13以下が通常と同様に実行される。しかし、
ステップ5RIIの判断が肯定された場合には、前記速
度検出用歯車30の破損、回転センサ28の故障などに
よる車速検出の異常と判断することができるので、ステ
ップ5R19が実行されてフラグFTaが1にセットさ
れるとともに、図示しない表示装置に車速検出の異常を
表す表示が行われる。
続くステップ5R2Qでは車両10が旋回走行中、すな
わちコーナリング中であるか否かが判断される。この判
断は信号Sδ、が表す前輪舵角δ。
が予め定められた一定値δ。を超えたか否かによって行
われる。この一定値δ。はだとえばステアリングホイー
ルの45度の操作角に対応する前輪舵角である。上記ス
テップ5R20において車両工0が旋回走行中であると
判断された場合には、ステップ5R21が実行されて前
サイクルにて採用された車速Vn−1(車速検出異常前
の車速あるいは一定の値■。)が今回の車速■ゎとされ
るが、旋回走行中でないと判断された場合には、ステッ
プ5R22が実行されることにより今回の車速V、。
が予め定められた一定の車速V。、たとえば100 k
m程度の値に固定される。上記ステップ5R21または
SR22が実行された後は前記ステップ5R15以下が
実行されて後輪の舵角が制御される。このように、車速
検出の異常が生じても車両10のコーナリング中である
場合には車速の更新が中止されるので、運転者の予期し
ない後輪の舵角変更が防止される。また、車速検出の異
常時であって車両IOのコーナリング中でない場合には
車速V7が一定の車速v0とされるので、後輪の操舵動
作が広範囲の車両速度に適用が可能な一定の係数K(1
00)にて実行される。
上述のように、本実施例によれば、車両10のコーナリ
ング中では、車速検出の異常が生じても前サイクルにて
採用された車速V、、が今回の車速V1とされることに
より固定されるので、車両の旋回走行中では後輪舵角制
御のための車速の更新が中止されて運転者の予期しない
後輪の舵角変更が防止されることにより、車両の運転性
が損なわれない利点がある。
筆1皇去庭± 次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、前述の実
施例と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
本実施例では、第7図および第8図に示すように、車両
10には更に左右の前輪12.14の回転速度を直接的
に検出するための回転センサ60および62が設けられ
ており、それら回転センサ60および62から回転信号
PVIおよびP■2がI10ボート36へ出力されるよ
うになっている。
本実施例の演算装置34では、第9図、第10図、第1
1図、および第12図に従って車速■7か決定され、且
つその車速V。で後輪舵角が制御されるようになってい
る。
先ず、ステップSSIか実行されて初回のザ・イクルか
否かが判断される。初回でなければステップSS2を経
ることなくステップSS3が実行されるが、初回であれ
ばステップSS2が実行されて各カウンタおよびフラグ
がクリアされた後ステップSS3が実行される。ステッ
プSS3では、前記パルス信号P Vo 、P V+ 
、P V2に基づき、車速V。が前式(1)にしたがっ
て、車速vI、v2が次式(3)に従ってそれぞれ算出
される。
v、 =f ・2rtr/H・・13)但し、fはパル
ス信号PV、の周波数、Hは車輪に設けられた速度検出
用歯車の歯数、rは車輪の半径、iはVの添字である。
ステップSS4では、ステップSS3で算出された車速
VQ(n’−Δt)、v、  (n−ΔL)、vz(n
’Δt)の平均値C−(2Vo +v、”V2 )/4
)が予め定められた一定の小さな値V3、たとえば5 
km / hよりも大きいか否かが判断される。ΔLは
車速算出周期であり、nは今回の周期を示す整数である
。上記ステップSS4における判断が否定された場合に
は後述のステップ5S21以下が実行される。すなわち
、ステップSS21で5ま車速■。の埴がVaに置換さ
れるとともに、ステップ5S22ではこの小さな車速V
aに基ついて後輪舵角が変更され、そしてステップ5S
23にて時間Δtだは待機させられた後前記ステップS
S3以下が繰り返し実行される。なお、上記ステップ5
S22では、たとえば第6図に示す予めROMに記憶さ
れた関係が用いられて、先ず、この関係から車速■。に
基づいて後輪16.18の前輪■2.14に対する操舵
率を示す係数Kが求められるとともに、その後、入力信
号Sδ、に基づいて決定された前輪舵角δ、と上記係数
にとから旧式(2)にしたがって後輪舵角δ、が求めら
れる。そして、この後輪舵角δ1が得られるように駆動
信号DDがD/A変換器39および増幅器40を介して
油圧制御装置42へ供給されるのである。
前記ステップSS4における判断が肯定された場合、す
なわち車速V。(n・Δt)が予め定められた一定の小
さな値v3よりも大きい場合には、ステップSS5にお
いて車両がコーナリング状態であるか否か、すなわち旋
回走行中であるか否かが判断される。ごの判断は信号S
δ、が表す前輪舵角δ、が予め定められた一定値δ。を
超えたか否かによって行われる。この一定値δ。たとえ
ばステアリングホイールの45度の操作角に対応する舵
角である。上記ステップSS5において車両がコーナリ
ング中であると判断された場合には、ステップSS6に
おいてコーナリングフラグFcがリセットされるととも
に、ステップSS7が実行されて車輪のスピンの有無が
判断される。この車輪のスピンは後輪(駆動輪)の回転
加速度、すなわち今回のサイクルにおいて求められた車
速と前回のサイクルにおいて求められた車速との差〔■
。(n・Δt)   Vo  ((n−1)・Δ1))
が予め定められた一定の値α。よりも大きいことをもっ
て判断される。この値α。は車輪と路面との滑りが生じ
ない範囲における最大回転加速度と同等以下の回転加速
度に決定されている。上記ステップSS7において車輪
のスピンが検出されない場合にはステップSS8が実行
されて車輪のロックの有無が判断される。この判断は、
信号P■。
に基づく回転加速度(2Vo  ((n −1)  ・
Δt)−2vo (n・Δt)〕、信号PV、に基づく
回転加速度[v、  ((n−1)  ・Δt)−■、
(n・Δt)〕、信号PV2に基づく回転加速度(V2
((n−1)  ・Δtl  −V2 (n−Δt)〕
の平均値が予め定められた一定の値β。よりも大きいこ
とをもって判断される。この値β。は車輪と路面との滑
りが生じない範囲りこおける最小回転加速度と同等以上
の回転加速度に決定されている。
上記ステップSS7およびステップSS8において車輪
のロックおよびスピンが検出されない場合には、ステッ
プSS9が実行されて今回のサイクルにおいて算出され
た3種の車速データV0 (n・Δt)、v、(’n・
Δt)、v2(n・Δt)の内の中間値が仮車速■、“
として採用される。
そして、それら3種の車速データを相互に比較し、一つ
の車速が仮車速V7゛、換言すれば各車速の中間値より
も予め定められた一定の割合をこえたことをもって車速
検出の異常が判断される。すなわち、ステップSS1’
0においてレジスタiの内容から1が減算され、且つス
テップ5SIIにおいてレジスタiの内容に1が加算さ
れた後、ステップ5S12が実行されてレジスタiの内
容が3に到達したか否かが判断される。当初は到達しな
いのでステップ5S13が実行されて車速検出が異常状
態であるか否かが判断される。この判断には次式(4)
が用いられる。但し、γはたとえば0.1(10%)程
度の値が用いられる。
l Vi −VIl’ l >r    −・・(41
当初はレジスタiの内容がOであるのでステップ5S1
3における判断にはV、が用いられる。
この判断が否定されるとステップ5S14においてフラ
グFTbがリセットされた後、再びステ、プ5SILが
実行されてレジスタiの内容に1が加算されて今度はス
テップ5S13における判断には■1が用いられる。こ
の判断がが否定されると上記と同様にレジスタiの内容
が2とされてステップ5S13における判断にはv2が
用いられる。
このようにして各車速データの中間値に対するばらつき
が一定の範囲内にあると判断されるとステップ5SII
においてレジスタiの内容か3とされるので、ステップ
5S12における判断が肯定され、ステップ5S15に
おいてレジスタiの内容から1が減算された後、ステッ
プ5S16が実行される。
ステップ5S16では車速検出が異常であることを表す
フラグFTaが1であるか否か、ずなわらフラグF T
aがセットされているか否かが判断される。車速検出が
異常でなければステップ5S17が実行されて車速v7
が決定される。この車速Vfiの決定は、仮車速V7“
と、゛前回の車速V n −1に車速の最大変化値αm
ax  ・Δtを加えた値と、前回の車速V7−1に車
速の最小変化値αmin  ・ΔLを加えた値とからな
る3種類の値から中間値を選択することによって実行さ
れ、車速■。が新たな選択値に更新される。上記αma
xおよびαminは車輪と路面との滑りが生じない範囲
における車両の最大加速度および最小加速度であり、上
記車速の最大変化値および最小変化値は車輪と路面との
滑りが生しない状態における時間ΔLあたりの車速の最
大変化幅および最小変化幅である。ごの結果、回転セン
サ28の故障等により異常に大きい値或いは異常に小さ
い値の車速■。(n・Δt)が入力されても、車速■。
が現実にあり得る最大値或いは最小値に制限されるので
、車速■7に基づいて行われる制御の異常動作が防止さ
れる。
そして、ステップ5S18が実行されることによりその
車速V。がそれ以前に決定された仮車速■7“と同一で
あるか否かが:1−11断される。同一であれば正常な
状態であるので、ステップ5S20が実行されて車速■
7が前記■1よりも小さいか否かが判断される。この判
断が肯定された場合には前述のステップ5S21以下が
実行されるが、否定された場合にはステップ5S22以
下が実行されることにより、ステップ5S17において
決定された車速■。に基づいて後輪の舵角が決定される
しかし、前記ステップ5SI8において、ステップ5S
17において決定された車速V、、がステップSS9に
おいて決定された仮車速v、1′と同じでないと判断さ
れた場合には、異常状態であるので、ステップ5S19
が実行されて車速■7が制限される。すなわち、この時
点で現実にあり得る1祉大車速(=V、−,+αmax
  ・Δt)と、最小車速(=V、、  +αmin 
 ・Δt)と、[vn−+ ”m1X(Δvo、Δvl
+  Δv2)〕との値の内の中間値が選択される。こ
のmin X (Δ■O+  Δ■I+Δvz)は各車
速の変化量ΔvO+  Δ■It  Δ7゜の値の中で
前記ステップ5S13において(4)式から異常と判定
されたものを除いた残りの中間値を示すものである。
前記ステ、・ブ5S13における判断が肯定された場合
には、ステップS S 2 llが実行されてタイマカ
ウンタT2の係数内容に1が加算されるとともに、ステ
ップ5S25が実行されてタイマカウンタ′r2の内容
が予め設定された一定の値T、に到達したか否かが判断
される。この一定の値T。
はだとえば10秒に相当する値である。ステップ5SI
3において車速検出の異常値が判定されても10秒間持
続しない間はステ・7プ5S25に於ける判断が否定さ
れるので、正常時と同様にステップ5SII以下が実行
される。10秒間持続した場合にはステップ5S25に
於ける判1析が肯定されるので、ステップ5S26が実
行されてフラグFrbがセットされ、その後ステップ5
S27において車速検出の異常値が判定されてから20
秒間持続したたか判断される。未だ20秒間持続しない
場合にはステップ5S28においてフラグFTaがリセ
・ノドされた後、正常時と同様にステップ5SII以下
が実行される。しかし、この場合には、前記のようにス
テップ5S19が実行されて異常値が除かれた状態で車
速■。が決定され、ごの車速■。で後輪舵角の制御が実
行される。
ステップ5S27の判断が1定された場合には、車速検
出の異常値が判定されてから20秒間持続した状態であ
るので、回転センサの破損などのiF速検出の異常と判
断される。このため、ステ、プ5S29が実行されて車
速検出の異常を表ず警報表示が図示しない表示器におい
て行われるとともに、その異常を示すフラグF Taが
セットされる。
この場合には、前記ステップ5S16における判断が肯
定されるので、ステップ5S30が実行されてコーナリ
ングフラグFcに基ついて車両10がコーナリング中で
あるか否かが判断される。
車両10がコーナリング中でない場合には、車速V、、
を予め定められた一定の車速V。に置換する。
この一定の車速V0はたとえば1100kであり、この
ようにすることによって車速検出異常時の後輪舵角制御
の異常動作を防止する。しかし、前記ステップ5S40
においてコーナリングフラグFCがセ・7トされた後は
上記ステップ5S30における判断が肯定されるので、
ステップ5S32が実行されて車速V。を前回のサイク
ルにおいて採用された車速V7−1に固定する。すなわ
ち、車速■7の更新を阻止するのである。これにより、
車速検出異常時には車両の旋回走行中において後輪舵角
制御に用いられる車速Vnに変化が防止され、運転者の
意に反した後輪舵角変化が解消される。
前記ステップSS7において車輪のスピンが検出された
場合には、ステップ5S33が実行されることにより、
仮車速V0゛が次式(5)から決定され、その後ステッ
プ5S17以下が実行される。
このように仮車速■。′を異常値を除いた最小値とする
ことにより、車輪のスピンなどにより高く検出されやす
い状態下で実際の車速に接近させる。
V、、’ −min x  C(V+ →−v2)/2
.v。〕・ ・ ・ ・ (5) 但し、min xは0中の値から異常値を除いた後の最
小値を示すものである。
前記ステップSS8において車輪のロックが検出された
場合には、ステップ5S34が実行されて仮車速■7°
が次式(6)から決定され、この後ステップ5S35に
おいて再度車輪のロックが判定される。このように仮車
速V、“を異常値を除いた最大値とすることにより、車
輪のロックなどにより低く検出されやすい状態下で実際
の車速に接近させる。
V、’=max x  ((v+  +vz ) /2
.  Vo )・・・・(6) 但し、上記max xは0中の値から異常値を除いた後
の最小値を示すものである。
ステップ5S35における判断は、ステップS38の場
合と異なり、採用した仮車速の変化率(■、、!−■、
、−1)が予め定められた一定値β。を超えたか否かに
よって判断される。この判断が肯定されると本当の車輪
のロックと判定されて、ステ・7プ5S36によりロッ
クフラグFLがセットされた後前記ステップ5S22以
下が実行される。
しかし、上記ステップ5S35における判断が否定され
ると、ステップ5S37においてコーナリングフラグF
cの内容が判断される。車両のコーナリングである場合
にはステップ5S38においてロックフラグFLの内容
が判断され、車輪のロック中でない場合には前記ステッ
プ5S17以下が実行されるが、車輪のロック中である
場合にはステップ5S36によりロックフラグFLがセ
ットされる。また、ステップ5S37における判断が否
定されると、ステップ5S39が実行されてロックフラ
グFLかりセットされた後、前記ステップ5S17以下
が実行される。
このように、ステップ5S35の判断が否定されたとき
、すなわち車輪のロックが解消された状態でも、車両1
0のコーナリング中ではロックフラグFLがリセットさ
れないので、車速V、、はロック中と同様に決定され、
これに基づいて後輪舵角が制御されるようになっている
。このため、車両10のコーナリング中では、車速検出
異常時と同様に車速■。が前回のサイクルにおける値V
7−7に固定されて、運転者の意に反した後輪舵角の変
化が防止されている。
前記ステップSS5において車両10がコーナリング中
であると判断された場合には、ステップ5S40が実行
されることによりコーナリングフラグFcがセットされ
るとともに、前記ステップSS7と同様のステップ5S
41が実行されて車輪のスピンが判断されるとともに、
前記ステップSS8と同様のステップ5S42が実行さ
れて車1論のロックが判断される。車輪のスピンおよび
ロックがいずれも生じていない場合にはステップSS4
3において次式(7)にしたがって仮屯速V、、′が決
定された後、前記ステップ5S17以下が実行される。
Vn’−[vo + (v+  十V2 )/2)/2
・ ・・ ・(7) 上式から明らかなようにステップ5S43では各車速デ
ータの平均値が仮車速として求められるのである。しか
し、車輪のスピンと判断された場合にはステップ5S4
4か実行されて前記ステップ5S33と同様の式にした
がって仮車速V、、。
が求められた後、前記ステップ5S17以下が実行され
る。また、車輪のロックと判断された場合にはステップ
5S45が実行されて前記ステップ5S34と同様の式
にしたがって仮車速■、“が求められた後、前記ステッ
プ5S35以下が実行される。
上述のように、本実施例によれば、フラグFTnのセッ
ト状態、すなわち車速検出の異常状態であって車両10
のコーナリング中には、後輪操舵のための車速V。が更
新されず固定されるので、運転者の予期しない後輪の舵
角変化が防止される。
また、本実施例によれば、車輪のロックを示ずロックフ
ラグF、が車両10のコーナリング中にはリセ・71・
されないので、実際の車輪のロックに伴う車速V7の変
更が■止され、ごの点においても予期しない後輪の舵角
変化が防止される。
なお、本実施例の車両10は後輪駆動方式であるが、前
輪駆動方式であっても本発明か適用される。この場合に
は、回転センサ60および62が後輪16.18の回転
速度を検出するために設けられる。
第」1ぢ悼虹炎 更に、本発明の他の実施例を説明する。
本実施例においては、第13図および第14図に示すよ
うに、車両10には、回転センサ28に替えて各左右の
後輪16.18の回転速度をそれぞれ検出するための回
転センサ64および66が更に設けられており、それら
回転センサ64および66から信号Pv3およびPV4
がI10ボート36へ供給される。
本実施例の演算装置34では、第15図、第16図、第
17図、および第18図に示すフローチャートにしたが
って車速V7が決定され、かつその車速V7にて後輪舵
角が制御される。なお、本実施例のフローチャートのス
テップ構成は前記第9乃至12図に示すフローチャート
と同様であり、一部のステップの内容が異なるのみであ
るので、以下その異なるステップについて説明する。
ステップST3では、信号PV1、PV2、PVl、お
よびPV4に対応した車速データV、  (n・Δt)
、■2 (n・Δt)、v3 (n’ΔL)、およびV
4  (n・Δt)が前記ステップs83の場合と同様
にそれぞれ算出され、車両の低速走行を検出するための
ステップS T 4においてはそれら算出された各車速
の平均値(=1/4Σ■、)が予め定められた一定の値
Vaよりも大きいか否かが判断される。
ステップST7およびST41における車輪のスピンの
判断は、駆動輪(本実施例ては車輪16.18)の回転
速度に基づく車速■3およびv4の平均値の変化率(−
b (n・Δt)−b((n−1)・Δtl、イ旦しb
=1/2 (V3+V4 ))が予め定められた一定の
値α。を超えたことをもって行われる。なお、車両が前
輪駆動方式である場合には、車速■、および■2の平均
値の変化率(=a(n・Δt) −a  ((n−1)
  ・Δt)、但しa=1/2  (Vl  +V2 
))が予め定められた一定の値α。を超えたことをもっ
て行われる。
また、車両が4輪駆動力式の場合には、4種類の車速V
+の平均値の変化率(=1/4・Σv、 (n・Δt)
−1/4・ΣV、 ((n −1)  ・Δt)、但し
iは添字であって1乃至4の整数〕が予め定められた一
定の値α。を超えたことをもって行われる。
また、ステップST8およびST42の車輪のロックの
判断は、4種類の車速■、の平均値の変化率C−1/4
−ΣvH(n−Δtl−1/4−ΣVi  ((n−1
)  ・Δtl)が予め定められた一定の値β。を超え
たことをもって行われる。
仮車速■。“の決定は以下のように行われる。
先ず、車両10が直進走行中であって車輪が正常に回転
している状態では、ステップST9に示すように、算出
された4種類の車速V8、すなわちv8、v2、v3、
およびv4のうちの中間の2値の平均値とする。また、
車両10が直進中であって車輪のスピン状態では、ステ
ップ5T33に示されるように、4種類の車速v4、■
2、v3、およびv4のうちの異常値を除いたものの最
小値を採る。また、車両10が直進中であって車輪のロ
ック状態では、ステップ5T34に示されるように、4
種類の車速■5、■2、v3、およびv4のうちの異常
値を除いたものの最大値を採る。しかし、車両10がコ
ーナリング中であって車輪が正常に回転している状態で
は、ステップ5T43に示すように、左へ旋回する状態
(δ、くO)では、e (=1/ 2  (vl  +
v4) ) 、e ’  (−fxv、/v2、但しf
=1/2  (V2 +V:l )) 、e ” (=
f xV、 /v’、 )のうち異常値を除いたものの
上記の順の最初のものを優先的に採る。
しかし、右へ旋回する状態(δ、〉0)では、f(=1
/2  (V2  +V:l  ))  、 f  ’
  (=eXv2/vl ) 、r ” (=e Xv
4/V3 )のうち異常値を除いたものの上記の順の最
初のものを優先的に採る。また、車両10がコーナリン
グ中であって車輪のスピン状態では、ステップ5T44
に示されるように、前記の値e、f、a、bの内の異常
値を除いたものの最小値が採られる。また、車両10が
コーナリング中であって車輪のロック状態では、ステッ
プ5T45に示されるように、前記の値6.. f 、
 a、、 bの内の異常値を除いたものの最大値が採ら
れる。
ステップST9において仮車速■7′が決定された後に
は、ステップ5TIOが実行されてレジスタiの内容が
Oにクリアされるとともに、ステップ5TIIが実行さ
れてそのレジスタiの内容に1が加算される。そして、
ステップ5T12においてレジスタiの内容が4に到達
したか否かが判断される。当初は到達しないのでステッ
プ5T13が実行されて前記ステップ5S13と同様の
ステップ5T13が実行されて車速V、が上記仮車速■
。゛に対して予め定められた一定の割合を超えたか否か
によって車速検出が異常となったかが逐次判断される。
その後ステップ5T14.5T11.5T12を経て次
の車速v2について再び判断される。各車速Viについ
ての判断が終了するとレジスタiの内容が4に到達する
ので、ステップ5T15以下が実行される。しかし、上
記ステップ5T13において車速検出が異常と判断され
た場合には、前記実施例と同様にその持続時間が20秒
を超えるかがステップ5T27によって判断され、超え
た場合には異常値の対応する回転センサなどの故障であ
るのでフラグFTaをセットするとともに、前述の実施
例と同様の異常時の対応をする。
このように、本実施例においても、車両10のコーナリ
ング中において車速検出の異常が生じた場合には、ステ
ップ5T32が実行されることにより後輪舵角制御のた
めの車速V7が前回のサイクルの値■。−1に固定され
て新たな値に更新されることが阻止されるので、運転者
の予期しない後輪舵角の変化が防止される。また、ステ
ップST8またはSr12において後輪ロックが検出さ
れた場合には、車両10のコーナリングが完了するまで
コーナリングフラグFcのリセソI−を阻止するので、
この点においても運転者の予期しない後輪舵角の変化が
防止されるのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される車両の要部を説明する図で
ある。第2図は第1図の車両にO1ηえられる回転セン
サの取り付は部分を示す図である。第3図は第1図の車
両に備えられる電子制御回路の構成を示す図である。第
4図および第5図は第3図の電子制御回路の作動を説明
するためのフローチャートである。第6図は第1図の車
両の後輪の舵角を制御するために第3図の電子制御回路
において予め記憶された関係を示す図である。第7図お
よび第8図は本発明の他の実施例における第1図および
第3図に相当する図である。第9図、第10図、第11
図、第12図は、第7図および第8図に示す実施例の作
動を説明するためのフローチャートである。第13図お
よび第14図は本発明の他の実施例における第1図およ
び第3図に相当する図である。第15図、第16図、第
17図、第18図は、第13図および第14図に示す実
施例の作動を説明するためのフローチャートである。 10:車両 出願人  トヨタ自動車株式会社 $1図 第2図 第4図 第6因 第7図 e゛

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前輪および後輪のいずれかの回転速度に基づいて
    車速を求める車速検出装置を備え、予め定められた関係
    から前記車速に基づいて走行中の運動を制御する形式の
    車両の車速決定方法であって、前記車両に設けられた車
    輪の回転速度に基づいて前記車速を逐次求めて該車速に
    更新することにより、運動制御のための前記車速を決定
    する車速決定工程と、 前記車両の旋回走行中であって前記車速検出装置の異常
    または前記車輪のロックなどが生じたときには、前記車
    速決定工程における車速の更新を停止させて運動制御の
    ための前記車速を固定する工程と、 を含むことを特徴とする車両の車速決定方法。
  2. (2)前記車両の旋回走行は、前記車両の前輪の操舵角
    が予め定められた一定の角度を超えたことをもって検出
    されるものである特許請求の範囲第1項に記載の車両の
    車速決定方法。
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