JPS62148337A - 栄養になる農業用ガラス製品 - Google Patents

栄養になる農業用ガラス製品

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JPS62148337A
JPS62148337A JP61299068A JP29906886A JPS62148337A JP S62148337 A JPS62148337 A JP S62148337A JP 61299068 A JP61299068 A JP 61299068A JP 29906886 A JP29906886 A JP 29906886A JP S62148337 A JPS62148337 A JP S62148337A
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JP
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glass
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plants
agricultural
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JP61299068A
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ジャン−ポール・ムーニエ
ギイ・マザン
ドニズ・ブラン
マリーズ・モンタローヌ
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Saint Gobain Isover SA France
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C05G5/40Fertilisers incorporated into a matrix
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は農業の分野で使用する材料を製造するための、
新規なガラス組成物に関する、更に詳しくは、本発明は
植物の栄養となるガラス製品に関する。
本発明の範囲内のガラス製品としては、例えばガラス繊
維またはガラス粉を挙げることができる。
〔従来の技術〕
ガラス粉とは、あらゆる公知の粉砕方法によって得られ
る、すべての粉末ガラス材料を意味する。こ5して、ガ
ラス鋳込操作によって何等かの形にしたガラスを破砕し
、磨砕し、ふるい分けることができる。
しかしまたガラス粉末はガラスを水中に直接流し込んで
得ることもできる。ガラスは急激に冷却されて、十分に
大きな内部張力が発生し、微粒子に粉砕される。これら
の微粒子を最後に乾燥してふるい分ける。
ガラスの組成に非常に多種多様な元素を導入することが
できるので、非常に多様な応用に使用できる。
組成の選択は、一般には、しばしば矛盾することもある
多くの要件、即ち種々の原料の価格、製造工程で使用さ
れる装置から強いられる制約および望まれる性質c/)
ような要件の間の妥協によって決まる。
農業の分野、特に植物の栄養の分野では、ガラス組成物
は、組成物が接触している培地との交換能力によって、
特別な応用が見出される。
事実植物が生長するためには多種の鉱物元素を必要とし
ているが、それらの元素の大部分はガラスの組成物の中
に導入することができる。
これらの各元素についての植物中の含有量によって、こ
れらの元素は一般に2つのカテゴIJ −知分類される
。即ち、多量元素すなわち主要元素; N 、 P 、
 K 、 S 、 Ca 、 Mgと同様に不可欠では
あるが比較的量の少ない補助元素すなわち微量元素: 
Fe 、 Mn 、 Zn 、 B 、 Cu 、 M
o  とである。通常、植物はその生長に必要な上述の
元素を土壌中から根により吸収する。しかし、すべての
土壌が植物に満足の行く栄養を与えるに適した性質をも
っている訳ではない。ある種の土壌には、植物の生長に
不可欠な元素が非常て乏しいか、または全く含まないこ
ともある。別の土壌はこれらの元素を有効量含んではい
・bが、植物へは植物が満足できる生長に必要な割合で
正しく移行しないこともある。
有効な移行条件が効果的に達成されろためには、溶液に
なっている元素だけが植物によって同化されるので、栄
養元素が栽培培地の液相中に溶解されることが実際に必
要である。しかし、その溶解度はまた、問題の元素の植
物による吸収に応じて、それ故に植物が必要とする程度
に応じて調整されなければならない。さもなければ、元
素が効果的に遊離されても排水によって押し流されるか
、あるいは土壌と化学的に反応し、植物によって同化さ
れることはない。
それ故に、植物に不可欠な元素により土壌を肥沃にする
手段または該元素を同化する植物の能力を改良する手段
が開発されてきた。
また、無土壌栽培方法も強力に開発された。
この方法では植物の根を支え、且つ植物の生長に必要な
元素を含む栄養溶液が供給されている基体を使用する。
栄養溶液中の元素とその割合との選択は、植物の要求に
よって決める。基体の種類の選択については、栽培を容
易にする基体の性質によって決めろ。要求されるすべて
の性質のうちには、植物にとって有害な元素のないこと
、病原性の元素のないこと、及び良好な耐劣化性と良好
な耐圧縮性とが挙げられる。
その場合基体は根の組織の発達用の唯一の培地を構成し
ているから、ある種の物理的な特性もまた要求される。
これらの特性とは、特に水の保持能力がよくて、潅水の
頻度を適当に調整できろこと、根の周囲の通気能力が基
体の密度によって調節できろことである。基体はまた、
栄養溶液の循環が確実によく行われなげればならない。
ガラス繊維やガラス粉末のような、農業の分野に応用さ
れるガラス製品は公知である。例えば、米国特許第2.
 t 92.939号明細書には、繊維のマットの形態
の、播踵前に土壌上に敷かれるガラス繊維を記載してい
る。この文献に記載された繊維には、その肥料性のある
ことが公知で、容易に溶解し、土壌を肥沃にするのに適
した量で導入しである元素が含まれる。選ばれたガラス
組成は、不可欠なリンとカリウムとを与える。
繊維の果す役割は複数であって、常に土壌と関連してい
る。即ち土壌を肥やすことまたは保護することである。
従って、植物の生長は、土1と繊維のマットとが組み合
わさった効果により確保される。
またドイツ特許公報DE−As第1.008.757号
により、ガラス組成物を溶融し、次に水中で急冷し、次
いで乾燥し、ふるい分けて得られるガラス粉末も公知で
ある。これらのガラス粉末は、栄養の支持体として直接
役立ち、またある種の栄養元素が根に直接摂取されるこ
とを可能となす。このガラス粉末製品には、1種または
複数種の栄養元素が存在するにもか又わらず、1種また
は複数種の栄養元素を含む溶液と共に使用される。この
ような系を使うと、支持体と栄養溶液との組み合わさっ
た効果により生長が行われろ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、公知の製品に比して改良された性質を
示す、新規な農業用ガラス製品を提供するにある。
本発明の目的は特に無土壌栽培用栄養培地即ち、植物へ
の栄養の補給と根の維持の機能とを兼備する培地を提供
するにある。
この面では、本発明は、園芸作業の簡略化を目的とする
。実際に、前述したような無土壌栽培を最も普通に行う
際に、植物に不可欠な栄養元素は、栄養溶液によって、
農業的見地からは不活性な基体上に供給されるが、その
場合溶液ては不可欠な元素がすべて含まれていなければ
ならない。しかし、これらの元素が数が非常に多数であ
ることから、そのような溶液の製造には、時間がか又る
若干の注意を払うことが必要である。特に、沈殿を生じ
ないようにするために、ある限られた数の元素をそれぞ
れ含んでいる複数の溶液を別々に製造して、それらを順
次に使用することが必要である。この点で、本発明の1
つの目的は、このような栄養溶液をなしですませること
である。前述した従来の技術は、多少とも複雑な栄養溶
液の使用を常に必要とする点でこの不便さを排除しては
いない。
本発明の別の目的は、土壌とは関係のない栽培培地の中
で、窒素以外は外部から栄養を持ち込むことなしに、植
物が生長できるようにするにある。
〔問題点を解決するための手段〕
これらの目的をすべて達成するために、本発明は植物の
栄養に不可欠であって、周囲これらの元素が培地中の植
物の根の組織によって吸収できる、窒素以外のあらゆる
主要鉱物元素および微量鉱物元素とを含有するガス製品
を提供することを目的とし、これらのガラス製品の製造
に使用する成分の量と割合とは、これらの栄養元素が可
溶性で植物によって同化できるように選ばれることをも
含有する。このことから、本発明によるガラス製品は、
それだけで窒素以外の、植物の生長および栄養に適する
完全な資源を構成することができる。
さらに詳しくは、本発明のガラス製品は、次の酸化物、
即ちP2O5,K20.Cab、 MgO+ So、+
Fe OB OMn0.Zn0.Cub、 Mob、 
 によって2 3 警    2 5 啼 供給される多量鉱物元素としてのP 、 K 、 Ca
Mg、S、微量鉱物元素としてのFe、 B、 Mn、
 Zn。
Cu、Mo、ならびにシリカを、含有する。シリカはガ
ラスマトリックスの基剤の役目をする。
これら種々の成分の割合は、必要な元素が適切な割合で
植物中に供給されるように選ばれることは、勿論である
。示例として、植物全体中の鉱物元素の含有量は下記の
通りである:窒素、リン、カリウム、カルシウムおよび
マグネシウムは一般に、乾燥材料1g当り+ m、9 
 以上の割合で植物中に存在する。乾燥材料100部゛
に対して、窒素とカリウム1ないし5部、カルシウム1
ないし4gl!S、硫黄、マグネシウムおよびリン1部
以下の含有量である。微量元素、即ち微量養素に関して
は、鉄、ホウ素およびマンガンは数百μl! (ppm
) 、亜鉛と銅は数十μI、さらにモリブデンは最も多
くの場合1μl 以下存在する。
本発明者は、次の成分を以下の重量割合で含有する組成
物を規定した。
SiO225〜65%  Fe20.1〜j s、%P
2O51〜15%   B20.  0.01〜2%に
205〜35%   MnO0,01〜3%Ca0 1
1〜65%  znoo、01〜6%Mg0 1〜10
%   CuO0,01〜2%S0.  0.01〜1
%  MOo、   0.01〜3%Na2O(1〜2
% AL2O30〜25% 組成は、ガラスについての化学分析によって決定される
さらに、アルミナを添加することによって、水の作用下
での栄養元素の溶解を調整し、溶解速度を調節して、植
物の必要度に適応させることができることが見出された
。栄養には必要でない成分は、本発明の有利な特徴によ
って、組成物中に7%以下の重量含有量で存在する。
ある種の植物はす) IJウムを吸収するが、その正確
な役割については、これまでになお明らかにされてはい
ない。本発明の製品は、好適に&!Na2Oを含有する
。この成分は、ガラスの製造て好都合な効果も有してい
る。
以下の組成は、本発明の目的に特に適応している。組成
物シよ、次の成分を以下の重量割合で含有している。
5i02 40〜55%  F02032〜5%P2O
55〜8%   B20.   Di〜0.3%に20
 15〜20%  MnO0,1〜0.3%Ca0 1
6〜18%  、ZnO0.f 〜0.3%Mg0  
4〜7%   CuO0,1〜0.2%5o30.1〜
0.6%  Mob30.05〜0,1%A1□0.<
7% Na2Oo、t 〜0.5% 既に述べたように、本発明の製品は、ガラス繊維あるい
はガラス粉末であることができろ。
本発明の範囲においては、ガラス繊維は、あらゆる公知
のガラス僅維辺造手頃:てよって製造することができる
。一般的な1つの製造方、去・、ま、溶融したガラス組
成物を、遠心力ダイスに・中して繊維を形成させること
より成る。しかし、本発明で選ばれろガラス組成物は、
約1.400°Cという極めて高い接離形成温度を有す
る。特に好適な)つの製造方法は、例えばフランス特許
第2、374.440号て記載されている方法である。
その方法によれば、繊維は、静止ダイスから、規則的な
渦が形成されるように相互に作用するガス流による延伸
によって得られる。
繊維または粉末の形で本発明の製品を実施することによ
って得られる利点の1つは、適当な比表面積を得ろため
に、繊維または粉末の大きさを変えることができること
にする。事実、ガラスの化学的侵食は、ガラスが大きな
比表面積を有する形であればある程迅速であることは公
知である。元素の溶解速度もまた、この手段によって調
整することができる。しかし、その条件は、繊維と粉末
とでは同一ではない。
粉末の場合には、製造方法によって均一な粒度分布を常
に造り出すことはできない。せいぜい大部分の粒子は所
定の値以下の大きさになってはいるが、その差が粒子ご
とにかなり異なっている粉末が得られる。これらの不均
一性のために、これらの粉末を含む基体の中で、水の作
用によって粒子の偏析現象が現れる危険性がある。例え
ば、最も小さな粒子は、洗浄によって流されて、基体の
底に落ちろ。いずれにしても、基体全体にわたって均一
であるように組成物上に侵食表面を保ち、さらに元素の
溶解度、従って植物によ゛る元素の同化能力を調整でき
るようにすることは困難である。
繊維の製造方法は、繊維の表面のあらゆる点での均一な
比表面積と、繊維の直径の調整によってその比表面積の
調整とを同時て達成することを可能となす。繊維は、一
般にはダイスを通すことによって得られるので、装置を
調整することてよって、製造される繊維の直径を予め一
定にすることができる。繊維の場合には、それ故に栄養
機能は粉末に比べて容易に行われろ。
さらに、植物の根を維持する機能も容易に行われる。繊
維の形をしたガラス組成物を使用することは、根と繊維
とのからまりに好適である。
最後に水の保持容量は、繊維でしま粉末に比べて多い。
上記の考察から、本発明の1つの好適な実施態様は繊維
の形態のガラス組成物を使用することからなる。好適に
しよ、これらの繊維は、3プていし9μmの直径を有す
るが、それは約0.3m2/g  の比表面積て相当す
る。
比表面積Sは、次式:S=4/ρd によって、直径d
に関係する。こ匁で密度ρを2300kSl/m3  
とすると、S : j 、6/dで、こ又でd j: 
μmで表わされる。比表面積がこれらの値になるような
大きさのガラス粉を製造することは、遥かに困難である
鉱物性繊維のフェルトは通常、フェノール明脂またはア
ミノ樹脂のような有機結合剤によって結合される。本発
明では繊維の結合は1つの有利な特徴となっている。有
機結合剤が存在すると、事実、繊維が永持ちし、特に水
の作用による沈降が防げ、従って植物の根を維持する機
能には好適である。結合剤として、繊維の重量に対して
2〜15重量%、好ましくは6〜6重量%のフェノール
樹脂および/あるいはアミン樹脂を使用する。この割合
では、樹脂が栽培自体に著しい影響を及ぼすことはない
本発明はまた、上記に規定したガラス製品を包含する無
土壌栽培用の基体を目的とする。栄養機能と植物の根の
維持機能とが効果的に果たされる範囲で、あらゆる組み
合わせが意図される。
上記に規定したガラス製品は農業的見地から不活性材料
と共に例えば、無土壌栽培の基体として使用することが
できる。現在まで無土壌栽培は、既に様々な性質の基体
を使用して実際に行われてきた。即ち、砂利や火山灰の
ような天然の鉱物製品、膨張させたパーライトまたはロ
ックウールのような処理した鉱物製品、あるいは泥炭の
ような植物起源の繊維製品である。これらの材料はすべ
て1本発明の製品と組み合わせて使用することができる
。農業的見地から不活性なガラス繊維と混合した本発明
による製品からなる基体もまた意図される。
本発明の可能性のある別の1つの応用は、栄養元素に乏
しい土壌あるいは基体と組み合わせて、遅効肥料として
本発明の製品を使用することである。
本発明はまた、上記に規定したような基体に窒素を供給
することによって、植物の生長および栄養を行わせる方
法にも関する。窒素の供給は、様々な方法で行うことが
できる。特によく適している1つの技法は、地下潅概と
呼ばれる技法である。この技法によれば、窒素を添加し
た水溶液が、毛管現象によって栽培培地を湿めらせる。
そのような供給方法は、幼苗の栽培に特に好適である。
事実この場合には、鉱物元素の供給は迅速で充分である
ようにしなければならない。しかしながら、元素の大き
な溶解度のために、水の作用によって無統制に洗い流が
されて、それら元素が失われることがないようにするこ
とが必要である。地下mtkを使用することによって、
これらの不便さが避けられることが確認された。
基体が栄養元素を放出すると、培地がアルカIJ l’
lEになろ傾向があり、また培地が過度にアルカリ性化
になることは不利である。それ故に好適にはpHが酸性
、好適には2〜4である窒素含有溶液を使用して、培地
のpHを7以下に戻すようにする。酸性度は強酸、例え
ば硫酸または硝酸によって与えることができる。硫酸は
、同時に硫黄の補給を行うことができるとり)うことで
好適である。硝酸もまた、酸性度と必要な窒素とを同時
に供給するから好適である。
本発明のその他の特徴と利点とは、以下の実施例の記述
から明らかになろう。実施例は、既に引用したフランス
特許第2.374.440号中に記載された方法に従っ
て製造されるガラス繊維に関する。ガラス繊維は、約6
μm の直径を有するが、それは0゜26 m279 
 の比表面積に相当する。
かくして製造したガラス繊維の植物を育てる能力を明ら
かにするため、本発明者は植物による元素の同化能力を
表す分析技法を規定した。
後記する第1表は、それぞれの実施例に対応する組成を
示す。種々の元素の割合は、重量%で示しである。
実施例1と2とに対しては、一連の栽培試験を行って、
植物による不可欠鉱物元素の同化を、特に直接明らかに
することができた。
得られた結果は、砂だけを含む対照基体について得られ
た結果と比較する。
比較例1(対照) 砂2.5kli’に、完全栄養溶液、即ち植物の生育に
必要なあらゆる元素を含む溶液を供給した。
砂粒は約1ないし2 mm  の大きさである。砂をリ
ビエラ型の水の容器中に入れ、砂は、容器の底にあって
必要に応じて補給される深さ2 Cmの栄養溶液と、常
に凄触させた。
試験は、無土壌栽培の生産がかなり開発されている種、
すなわち、きゅうりを使用して行った。使用した変種は
゛長縁栽培°′きゅうりである。栽培は、播種から生産
者が規定する植付は期まで、即ち約6枚の葉が充分生育
する時期まで行った。
栽培培地は次のようにして用意した。即ち、6粒を播き
、生産者が規定する植付は期に相当する約36日の終り
に実験を中断する。
栄養溶液は次の組成を有するが、こ匁に+meば1規定
溶液の+ m7  に相当する。
硝酸カリウム     3 rne/lリン酸カリウム
    2 rne/l硝酸カルシウム    8me
/l 硫酸マグネシウム   2 me/l 硝酸         4 me/I Fe          800 μllAMn   
       200 d/17rn        
       200  μ(9/1s       
         100 11.!il/1ICu 
                 30  tt&/
11M0               30  μg
/e観察された結果は、一方は苗の植物的な生育、他方
はその鉱物組成に関する。
植物的な生育 乾燥材料の百分率で表わした多量元素K。
Ca 、 Mg 、 Pの含有量と、ppmで表わした
微量元素Fe、 Zn、 Mn、 B、 Cu、 Mo
  を対象にする。
得られた植物試料中に存在する種々の元素の割合は、試
料を均一に造って、供試例毎に適当した比較の根拠が得
られろようにすることが必要である。次の操作を使用し
た。即ち採り立ての植物試料の重量を測定し、次に不安
定な生成物のあらゆる変化を避けるために、80℃ない
し90°Cの温度で、赤外線で急速乾燥して安定化する
。さらにより低い温度、約70℃で乾燥を続けて恒Iに
する。次に植物を粉砕して均一にする。粉末化はできる
だけ細かくして、試料を代表する供試区分が得られるよ
うにする。
元素の定量は、鉱を付与した植物粉末について行う。試
料の作成は下記のように行った。即ち、石英カプセル中
、または微量元素定量用の白金カプセル中で5oo−s
sooCのマツフル炉で収焼した植物粉末0.59また
は1gまたは21を正確にはかり取る。純HC45ml
 を添加し、次に砂浴上で加熱して、乾燥生成物が得ら
れるようにする。脱塩水5 mlJ  を加え、さらに
砂浴上で加熱して乾燥生成物を得る。砂浴上に1時間保
ち、10%HCf水溶液5 rnll  を加え、次に
100 ml  のメスフラスコ中に直ちに濾過する。
熱水で洗浄し、冷却後水を加えてフラスゴ由f1nnm
l 3−−FA− 元素はすべてこの試料から定量する。XとNa  とは
条光光度法で定量し、CaとMgとは原子吸光法によっ
て、またP2O5は適宜加水分解後にバナジン酸塩での
比色定量で、Fe、 1vin  およびCu  は比
色定量または原子吸光によって定量する。
比較例1と実施例1との比較結果および比較例2と実施
例2に相当する結果は後記する第2表に記載する。
実施例1 栽培培地は砂+soo、pを、後記第1表(・て記載の
組成をもつ繊維10!!どの混合物より成る。
培地には、pH約2の硝酸水溶液を地下濶既によって供
給した。この溶液は、単一化合物によって適当な酸性度
をもち、必要な窒素を供、拾する利点をもつ。元素の溶
解中、培地はアルカリ性になる傾向がある。きゅうりの
葉を分析すると、繊維中に存在している植物に必要な元
素すべてが、効果的に同化されたことが分る。しかしな
がら、ある種の元素は、比較例1に比して、過剰に同化
されているが、これシまきゅうりにとって有毒になる危
険性がある。
比較例1に比べて、特にモリブデン、ホウ素およびマン
ガンの過剰が確認されろ。
植物の生育 それ故にきゅうりの苗は、なお最適ではない条件の中で
生育されている。
比較例2および実施例2 比較例2および実施例2について行なった鉱物の分析(
第2表参照)は、イタリア・ライ・グラス(Itali
an Ray Grass)の栽培の結果である。この
供試植物は、多年生の草であって、次々に再生すること
によって、研究対象元素の同化時における変化を評価す
ることができる。ライグラスの播種は、156cm20
表面に散布した粒1& (!!140粒)によって表わ
されろ。潅aは、出芽まで脱イオン水で行う。栽培を終
ってから、植物の鉱物の分析を行う。播種から出芽まで
9日か匁ろが、栽培の終りしま出芽後約5ケ月に固定し
た。
使用した砂は、1〜3 mm の直径の丸い粒グ)ケイ
質(石灰のない)であって、水の保持能力は小さい。
」2文!しヒ 次の組成の完全栄養溶液が供給された砂2.5kgを使
用した。
硝酸カリウム   S me/13 (j meは塩の
1規定溶液1 mlに相当する) 硝酸カルシウム  8 me/(1 リン酸カリウム   2 me/l 硫酸マグネシウム 2 me/l ならびに、鉄800μE/l 、マンガン200μg/
l、亜鉛200μm1/l 、ホウ素100μ&/l、
銅30μl//l 、モリプデ730μg/l  を含
む微量元素溶液。
実施例2 栽培培地は、砂2.5に9に繊維7゜5Iとからなる。
繊維の組成は、後記第1表に示した。
使用した水溶液は、5.5 me/lの酸性にした硝酸
アンモニウム溶液である。
ガラス繊維の組成が、実施例1の繊維の組成と本質的に
異なっている点は、アルミナの含有量を増して、ある種
の微量元素、特にモリブデンの含有量を減らしたことで
ある。この実施例はアルミナの濃度が、植物によるカリ
ウムとリンとの同化能力に及ぼす影響を示す〔比較例2
に比べて(第2表参照)〕。実施例2は植物中のこれら
2つの元素の含有量の減少を明らかに示している。この
減少は、比較例1と実施例1との比較では現われなかっ
た。
実施例3 本実施例におけろ栽培培地は後記第1表て示した組成の
4維の立方体で溝成されている。これらの繊維は、繊維
重量の4%の割合のフェノ径を有する。形成された立方
体は密度32に9//m2  で、1o o mm x
 + o o mm X 60 mmの寸法を有する。
本実施例の範囲、ならびに以下の2つの実施例に対して
は、実施例1Vcおけろと同じ条件できゅうりの種を播
いた。基体に供給される溶液は、pH2の硝酸溶液であ
る。栄養元素の植物による同化能力を、本発明者により
開発された酢酸アンモニウムによる抽出挙動を化学分析
によって研究した。
実験は下記のように行った:製品1vをpH7の酢酸ア
ンモニウム溶液s o mll  と共に種々の時間か
きまぜる。即ち1時間のかきまぜを6回、さらに6時間
を1回。抽出された主要元素を累積した値は以下に示し
た: 組成(第1表による)は、アルミナの値が非盾に小さな
ことが本質的に特徴となっているが、そのことは、次の
実施例に比べて種々の元素の抽出挙動が急速であること
に関係している。植物による元素の迅速な同化に好都合
な急速な抽出は、排水による損失の危険がない場合に、
峙て好適である。地下層(既の技法を使用して栄養基体
に供給する場合に、特にそのことが半ではまる。
実施例4 実施例3に比べて、本実施例はアルミナの含有量を非常
に大きくしたことが本質的に特徴となっている。この差
は抽出挙動について次のよ特ニ、カリウムとリンとに対
して、抽出挙動にかなり遅れろことを示した。そのよう
な性質から、次のような材料についての1つの特殊な応
用を考えろことができろ。即ち、遅効肥料として使用し
て、小さな溶解度を有利に使用するようにすることであ
る。これらの材料は難溶IAiであるので、イオンはよ
り少しづつ遊離され、植物は必要に応じてそれらのイオ
ンを利用することができろ。そのような応用においては
、それらの材料は栄養元素に乏しい±1または基体と必
然的に協同し、土壌または基体に対して栄養元素の供給
源の役目をする。そのような応用においては、それらの
材料は多かれ少なかれ重大な制御されない流出を受けろ
危険性がある。
それ故に、こ又では元素の小さな溶解度が1つの利点と
なるが、それは、元素の非常に大きい損失を避けろこと
ができるからである。これに反して本発明の主たる範囲
においては、即ち栄養基体としてガラス製品を使用する
ことにおいては、比較的小さなアルミナの含有量を好適
に選ぶことになる。
実施例5 アルミナの含有量が、実施例3と実施例4との中間の含
有量になっていることが本実施例の特徴である。酢酸ア
ンモニウムによる抽出は、次の結果を与えろ。
これらの結果によって、主要栄養元素の植物による同化
能力を調節するものとしてのアルミナが果す役割を確認
することができろ。ここに示されたアルミナ含有量を使
用すると、栄養基体としてこの材料を適用するに充分適
した、植物による同化が得られろ。
実施例6 さらに、彌充として実施例6を行うが、それてよって、
微量元素を大きな割合で含んでいても、本発明のガラス
製品は植物毒素的な特性を有しないことが明らかシてな
った。
’−frsrh&r+ rf、1ltz;r j−1、
<1!  J? 、= −y 1−Al1+#z? =
/ff n e口成を有する。
5in237.5%  Fe20.6,0%P2O54
,0%  B2030.52%に20   1Lj% 
 MnO1,4%Ca0  13 。1%  ZnO2
,0%MgQ    2.9%  、CuO0.99%
So、    0.1%  Mob、     0.5
%Na2O2,0% A1□0315.3% トマトの栽培を、磯維5gと約+ mm  の平均粒径
を有する不活性な微細な砂i、 300 、!7との混
合物上で行なった。
栽培培地には、比較例2に関連して記載したような完全
栄養溶液が地下潅龜によって供給された。このように行
なったのは、場合によって現われろかも知れないガラス
の植物毒性効果を強調するためである。
使用したトマトの変(重は、LTJCAと呼ばれる既知
の起源の雑種である。栽培は播種から、最初の花が咲く
イ16日またしま4日であるとする値え付は期(最初の
花束の花葉片が十分現われろ)まで行う。
以下の結果は、本実宛例と、砂1.5kgだけを含む比
較例と;て対する植物の生育とを比較している。
それ故に基体として、本発明の製品しま植物毒性の特徴
を表わさないことが明らかになった。
換言すれば、基体中の微量元素の量が多くても、それだ
けでは植物毒性とはなり得ない。そのような実施例は元
素の遊離速度が小さいことを利点としている遅効肥料と
しての応用において、および植物毒性を示す危険性なし
に、製品中に元素を大量に入れられる可能性において特
に有利である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、農業で使用するためのガラス製品であつて、該製品
    が植物の栄養に不可欠であつて、周囲培地中の植物の根
    によつて吸収できる、窒素以外のあらゆる多量鉱物元素
    および微量鉱物元素を含有し、該製品の成分の量と割合
    とは該栄養元素が可溶であつて植物によつて同化できる
    ように選ばれている農業用ガラス製品を含有することを
    特徴とする、農業用ガラス製品。 2、多量鉱物元素としてP_2O_5、K_2O、Ca
    O、MgO、SO_3を含有し、微量元素としてFe_
    2O_3、B_2O_3、MnO、ZnO、CuO、M
    oO_3を含有し且つシリカを含有する特許請求の範囲
    第1項記載の農業用ガラス製品。 3、下記の成分を下記の重量割合で含有する特許請求の
    範囲第2項記載の農業用ガラス製品:SiO_2 25
    〜65%、Fe_2O_3 1〜15%、P_2O_5
     1〜15%、B_2O_3 0.01〜2%、K_2
    O 5〜35%、MnO 0.01〜3%、CaO 1
    1〜35%、ZnO 0.01〜3%、MgO 1〜1
    0%、CuO 0.01〜2%、SO_3 0.01〜
    1%、MoO_3 0.01〜3%Na_2O 0〜2
    % Al_2O_3 0〜25%。 4、Al_2O_3を7重量%以下の含有量で含有する
    特許請求の範囲第3項記載の農業用ガラス製品。 5、下記の成分を下記の重量割合で含有する特許請求の
    範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の農業用
    ガラス製品。 SiO_2 40〜55%、Fe_2O_3 2〜5%
    、P_2O_5 5〜8%、B_2O_3 0.1〜0
    .3%、K_2O 15〜20%、MnO 0.1〜0
    .3%、CaO 13〜18%、ZnO 0.1〜0.
    3%、MgO 4〜7%、CuO 0.1〜0.2%、
    SO_3 0.1〜0.3%、MoO_3 0.05〜
    0.1%、Na_2O 0.1〜0.5% Al_2O_3<7%。 6、ガラス製品がガラス繊維である特許請求の範囲第1
    項から第5項までのいずれか1項記載の農業用ガラス製
    品。 7、ガラス繊維の比表面積が0.3m^2/gである特
    許請求の範囲第6項記載の農業用ガラス製品。 8、ガラス繊維が3〜9μmの平均直径をもつ特許請求
    の範囲第7項記載の農業用ガラス製品。 9、ガラス繊維が有機結合剤、特にフェノール樹脂及び
    /またはアミノ樹脂によつて結合されている特許請求の
    範囲第6項から第8項までのいずれか1項記載の農業用
    ガラス製品。 10、結合剤の含有率が繊維重量の2〜15%、好適に
    は3〜6%である特許請求の範囲第9項記載の農業用ガ
    ラス製品。 11、農業で使用するためのガラス製品であつて、該製
    品が植物の栄養に不可欠であつて、周囲培地中の植物の
    根によつて吸収できる、窒素以外のあらゆる多量鉱物元
    素および微量鉱物元素を含有し、該製品の成分の量と割
    合とは該栄養元素が可溶であつて植物によつて同化でき
    るように選ばれている農業用ガラス製品を含有すること
    を特徴とする、無土壌栽培用基体。 12、農業的に不活性材料をも含有する特許請求の範囲
    第11項記載の無土壌栽培用基体。 13、基体材料がガラス繊維である、特許請求の範囲第
    11項記載の無土壌栽培用基体。14、ガラス製品が多
    量鉱物元素としてP_2O_5、K_2O、CaO、M
    gO、SO_3を含有し、微量元素としてFe_2O_
    3、B_2O_3、MnO、ZnO、CuO、MoO_
    3を含有し且つシリカを含有する特許請求の範囲第11
    項記載の無土壌栽培用基体。 15、下記の成分を下記の重量割合で含有する特許請求
    の範囲第14項記載の無土壌栽培用基体: SiO_2 25〜65%、Fe_2O_3 1〜15
    %P_2O_5 1〜15%、B_2O_3 0.01
    〜2%、K_2O 5〜35%、MnO 0.01〜3
    %、CaO 11〜35%、ZnO 0.01〜3%、
    MgO 1〜10%、CuO 0.01〜2%、SO_
    3 0.01〜1%、MoO_3 0.01〜3%Na
    _2O 0〜2% Al_2O_3 0〜25%。 16、Al_2O_3を7重量%以下の含有量で含有す
    る特許請求の範囲第14項記載の無土壌栽培用基体。 17、下記の成分を下記の重量割合で含有する特許請求
    の範囲第11項から第16項までのいずれか1項記載の
    無土壌栽培用基体: SiO_2 40〜55%、Fe_2O_3 2〜5%
    、P_2O_5 5〜8%、B_2O_3 0.1〜0
    .3%、K_2O 15〜20% MnO 0.1〜0
    .3%、CaO 13〜18% ZnO 0.1〜0.
    3%、MgO 4〜7% CuO 0.1〜0.2%、
    SO_3 0.1〜0.3% MoO_3 0.05〜
    0.1%、Na_2O 0.1〜0.5% Al_2O_3<7% 18、ガラス繊維の比表面積が0.3m^2/gである
    特許請求の範囲第13項記載の無土壌栽培用基体。 19、ガラス繊維が5〜9μmの平均直径をもつ特許請
    求の範囲第18項記載の無土壌栽培用基体。 20、ガラス繊維が有機結合剤、特にフェノール樹脂及
    び/またはアミノ樹脂によつて結合されている特許請求
    の範囲第13項または第 18項または第19項記載の無土壌栽培用基体。 21、結合剤の含有率が繊維重量の2〜15%、好適に
    は3〜6%である特許請求の範囲第20項記載の無土壌
    栽培用基体。 22、農業で使用するためのガラス製品であつて、該製
    品が植物の栄養に不可欠であつて、周囲培地中の植物の
    根によつて吸収できる、窒素以外のあらゆる多量鉱物元
    素および微量鉱物元素を含有し、該製品の成分の量と割
    合とは該栄養元素が可溶であつて植物によつて同化でき
    るように選ばれている農業用ガラス製品を含有する無土
    壌栽培用基体に窒素を供給することを特徴とする植物を
    生長させ植物に栄養を供給する方法。 23、基体への供給を窒素を含む水溶液を使用する地下
    灌水により行われる、特許請求の範囲第22項記載の方
    法。 24、溶液が2〜4のpHをもつ特許請求の範囲第22
    項記載の方法。 25、溶液を酸性化するために硫酸を使用する、特許請
    求の範囲第24項記載の方法。 26、窒素含有溶液が硝酸である、特許請求の範囲第2
    3項記載の方法。 27、基体が遅効性肥料として使用される特許請求の範
    囲第22項記載の方法。 28、基体が農業的に不活性材料をも含有する特許請求
    の範囲第22項記載の方法。 29、基体のガラス製品が多量鉱物元素としてP_2O
    _5、K_2O、CaO、MgO、SO_3を含有し、
    微量元素としてFe_2O_3、B_2O_3、MnO
    、ZnO、CuO、MoO_3を含有し且つシリカを含
    有する特許請求の範囲第22項記載の方法。30、基体
    が下記の成分を下記の重量割合で含有する特許請求の範
    囲第29項記載の方法: SiO_2 25〜65%、Fe_2O_3 1〜15
    %、P_2O_5 1〜15%、B_2O_3 0.0
    1〜2%、K_2O 5〜35% MnO 0.01〜
    3%、CaO 11〜35% ZnO 0.01〜3%
    、MgO 1〜10% CuO 0.01〜2%、SO
    _3 0.01〜1% MoO_3 0.01〜3%N
    a_2O 0〜2% Al_2O_3 0〜25%。 31、Al_2O_3を7重量%以下の含有量で含有す
    る特許請求の範囲第30項記載の方法。 32、基体が下記の成分を下記の重量割合で含有する特
    許請求の範囲第30項記載の方法: SiO_2 40〜55%、Fe_2O_3 2〜5%
    、P_2O_5 5〜8%、B_2O_3 0.1〜0
    .3%、K_2O 15〜20% MnO 0.1〜0
    .3%、CaO 13〜18% ZnO 0.1〜0.
    3%、MgO 4〜7% CuO 0.1〜0.2%、
    SO_3 0.1〜0.3% MoO_3 0.05〜
    0.1%、Na_2O 0.1〜0.5% Al_2O_3<7% 33、基体がガラス繊維である特許請求の範囲第22項
    記載の方法。 34、ガラス繊維の比表面積が0.3m^2/gである
    特許請求の範囲第33項記載の方法。 35、ガラス繊維が3〜9μmの平均直径をもつ特許請
    求の範囲第33項記載の方法。 36、ガラス繊維が有機結合剤、特にフェノール樹脂及
    び/またはアミノ樹脂によつて結合されている特許請求
    の範囲第35項記載の方法。 37、結合剤の含有率が繊維重量の2〜15%、好適に
    は3〜6%である特許請求の範囲第36項記載の方法。
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