JPS621479A - 強化プラスチツクの表面被覆方法 - Google Patents

強化プラスチツクの表面被覆方法

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JPS621479A
JPS621479A JP13878685A JP13878685A JPS621479A JP S621479 A JPS621479 A JP S621479A JP 13878685 A JP13878685 A JP 13878685A JP 13878685 A JP13878685 A JP 13878685A JP S621479 A JPS621479 A JP S621479A
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JP
Japan
Prior art keywords
reinforced plastic
coating
coating layer
plastic
fibrous reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP13878685A
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English (en)
Inventor
Hisanori Hashimoto
久儀 橋本
Morio Tamura
田村 盛雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS621479A publication Critical patent/JPS621479A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば電磁弁の弁体、油圧ポンプ・モータの
ピストン等の材料に用いて好適な強化プラスチックの表
面被覆方法に関する。
〔従来技術〕
第4図は従来方法による被覆状態を示す強化プラスチッ
クと被覆層の縦断面図である0図中1は強化プラスチッ
クで、該強化プラスチック1は不飽和ポリエステル樹脂
或いはエポキシ樹脂、ナイロン等の基材2と、該基材2
゛中に混入された例えばガラス繊維、炭素繊!a等の多
数の繊維状強化材3.3.・・・とから組成されており
、軽量で優れた硬度性、強度性を有している。ところで
、従来、上述した強化プラスチックlに更に耐摩耗性、
摺動性を付与するために、該プラスチック1の表面IA
にメッキ処理を施し、被覆層としてのメッキ層4を形成
することが行われている。
而して、強化プラスチックlの表面IAにメツ、1一層
4をメッキ処理する方法には、次のような欠点がある。
第1点は、強化プラスチック1の表面IAとメッキ層4
の結合は化学的結合であるため、耐剥離性が劣ることで
ある。このため、強化プラスチック1の軽量性を生かし
て例えば油圧ボンブーモータのピストンや電磁弁のスプ
ールに該強化プラスチック1を用いることもできず、用
途が限定されでいる。第2点は、耐剥離性を高めるため
にメッキP?j4を高硬度のものにすると、強化プラス
チック1が僅かに曲りたり、ねじれたりした場合にも強
化プラスチック1とメッキ層4との間に歪が生じ、メッ
キ層4が亀裂して剥離してしまうことである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、本発明が解決しようとする問題点は、強化プラスチッ
クと被覆層の耐剥離性に優れており、しかも強化プラス
チックの強度を高めることができるようにした強化プラ
スチックの表面被前方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
北述した問題点を解決するために構成された本発明の手
段の特徴は1強化プラスチックの表面から繊維状強化材
を突出させて複数の係止部を形成し、該各係IE部を埋
覆するように前記強化プラスチックの表面に被覆層を形
成することにある。
〔実施例〕
以下に1本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
き詳述する。
第1図は実施例の被覆方法による被覆状態を示す強化ブ
ラスチンクと被覆層の縦断面図である。
図中、11は強化プラスチックで、該強化プラスチック
llは例えば不飽和ポリエステル樹脂等からなる基材1
2と、該基材12中に混入された複・数の炭素繊維13
,13.・・・とから組成されている。そして、#炭素
縁m13群のうち強化プラスナック11の表面iia’
、gりに位置する各炭素縁913の一部は該表面11A
から任意の方向に突出して後述する被覆層15の係[L
、部13Aになっている。14,14.・・・は前記各
炭素繊維13の係止部13Aと被覆層15の濡れ性を高
めるために、該係止部13Aの外面に形成された付着用
被膜で、該各被膜14は例えばT+ −B化合物をコ 
    ”−ティングしたものからなっている。
15は前記強化プラスチック11の表面lIAに形成さ
れた被覆層で、該被覆層15は例えば金属材或いはセラ
ミックス等の硬質部材を溶射その他の付、8手段によっ
て層状に形成することにより、各炭素lam13の係止
部13Aは該被覆層27によって埋覆された状態になっ
ている。
次に、上述した被覆状態を形成する強化プラスチックの
表面の被覆方法についてf?s3図に基づき詳’yBす
る。
同図(・f)は被覆層13形成前の強化プラスチック1
1を示し、該強化プラスチ−7り11自体は前述の構成
からなる周知のものである0次に、同図(ロ)に示す如
く、強化プラスチック11の表面11Aから炭11ai
t13の一部を突出させて係+L部13Aを形成するた
めの表面処理を行う1表面処理方法としては、−例とし
て、アセトン等の有機溶剤を用いて強化プラスチック1
【の表面11Aを僅かに溶解する方法がある。この方法
は、炭素@@13は有機溶剤によって溶解されないこと
を利用したもので、強化プラスチック11の表面11A
が溶解した厚さだけ炭素ma13を突出できる。また、
他の例として1ミクロン径の粒子を強化プラスチック1
1の表面11Aに吹付けて該表面11At−s耗するこ
とにより、炭素縁$13を突出させる方法を用いてもよ
い。
叙上の如くして係止部13Aを形成したら、次に、該係
止部13Aの外面にT、−B化合物からなる被膜14を
形成する。しかる後1強化プラスチック11の表面11
Aに金属材、セラミックス等の硬質材料を溶射又はコー
ティングして係W部13Aを埋覆するように被覆層15
を形成する。
この結果、該被覆層15中には炭素繊維13の係止部1
3Aが四方に向けて突出した状態になっている。
叙上の如く構成される本実施例方法によれば。
強化プラスチック11の表面11Aに形成された被覆層
15は各炭素m維13の係止部!3Aを介して強化プラ
スチックitと物理的に結合しているから、耐瀾離性を
大幅に高めることができる。
また、被覆層15内には各炭素繊維13の係止部13A
が四方に向けて突出した状態になっているから被覆層1
5目体も強化プラスチック11と同様に炭素繊維13に
よってその強度を高めることができる。
なお、本実施例では、強化プラスチック【1の基材12
として不飽和ポリエステル樹脂を例に挙げたが、エポキ
シ樹脂その他のエンジニアリングプラスチックを基材と
1.でもよい、また、繊維状強化材13としては、本実
施例に上げた炭素繊維の他にガラス繊維、7モル7Tス
金属等の金Fi!Im雄、セラミックスIalIaを用
いてもよいものである。さらに、本実施例では被覆層1
5は硬質材料を溶射して形成するものとして述べたが、
硬質材を用いることができる。さらにまた、炭素繊維1
3は強化プラスチック11の表面11Aから初めから突
出した状態になるように基材L2中に混入し、成形して
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く構成される本発明によれば、強化プラ
スチックの表面に形成する被覆層は繊維状強化材を介し
て物N!的に結合するようにしたから、被覆層の耐剥離
性を向ヒできるし、被覆層自体も繊維状強化材によって
強化できる。この結果、被覆層に対する精密加工が可能
になり、また、強度の増加分に対応させて材料の軽量化
を図ることができ、更には温度変化、#撃に強い強化プ
ラスチックを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示し、第1図
は被覆状態を示す強化プラスチックと被覆層の断面図、
第2図は第1図の部分拡大図。 第3図(イ)ないしく二)は表面被覆方法の行程を示す
説明図、第4図は従来方法による被覆状態を示す強化プ
ラスチ−2りと被覆層の縦断面図である。 11・・・強化プラスチック112・・・基材、13・
・・炭素繊維(51,!状強化材)、13A・・・係上
部。 14・・・被膜、is・・・被覆層。 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックからなる基材中に繊維状強化材を混
    入してなる強化プラスチックにおいて、前記強化プラス
    チックの表面から前記繊維状強化材を突出させて複数の
    係止部を形成し、該各係止部を埋覆するように前記強化
    プラスチックの表面に被覆層を形成することを特徴とす
    る強化プラスチックの表面被覆方法。
  2. (2)前記繊維状強化材の係止部外面は付着用被膜で覆
    ってなる特許請求の範囲(1)項記載の強化プラスチッ
    クの表面被覆方法。
JP13878685A 1985-06-25 1985-06-25 強化プラスチツクの表面被覆方法 Pending JPS621479A (ja)

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