JPS6214777B2 - - Google Patents

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JPS6214777B2
JPS6214777B2 JP4793881A JP4793881A JPS6214777B2 JP S6214777 B2 JPS6214777 B2 JP S6214777B2 JP 4793881 A JP4793881 A JP 4793881A JP 4793881 A JP4793881 A JP 4793881A JP S6214777 B2 JPS6214777 B2 JP S6214777B2
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JP
Japan
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moisture content
circuit
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grain
measured
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JP4793881A
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Kazutaka Hasegawa
Tooru Shimohara
Masanori Suzuki
Shigeo Suzuki
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N25/00Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
    • G01N25/56Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content
    • G01N25/62Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content by psychrometric means, e.g. wet-and-dry bulb thermometers
    • G01N25/64Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content by psychrometric means, e.g. wet-and-dry bulb thermometers using electric temperature-responsive elements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、穀物の含水率測定装置に関し、特
に、変換回路を構成する電気部品の経時変化によ
る回路特性の変動から発生する含水率値の測定誤
差を補正することができる含水率測定装置におけ
る含水率値の補正方法に関する。
〔従来の技術〕
まず、従来の含水率測定装置の構成を説明す
る。
一対の電極間に試料穀物を挾持して、この電極
間に発生した電気抵抗値の変化を検出して含水率
値を測定するようにした一般的な含水率測定装置
は、第1図に示すような構成の測定回路を有して
いる。第1図において、符号1,2は試料穀物を
圧砕挾持する一対の電極であり、3は電極1,2
間に発生した電気抵抗値の変化をリニアな電気信
号に変換する変換回路であり、この変換回路3の
出力は抵抗5,7,8,10、可変抵抗6,9、
オペアンプ11より成る増幅回路4に入力された
後、穀物の含水率値に対応した測定値に変換され
る。また、21はサーミスタ20からの信号を入
力する穀温検知回路であり、試料穀物はそれ自体
の温度変化に伴つてその電気抵抗値が変化するの
で、これによる測定値の変化を補正(以下、穀温
補正と称する。)するため穀温検知回路21はサ
ーミスタ20により試料穀物の温度を検出して対
応する電気信号(穀温補正量)を出力するもので
ある(但し、穀温が20℃の場合には穀温補正を行
わない)。そして、12は抵抗13,14,1
5,16、オペアンプ17より構成される加算回
路であり、この加算回路12は前記増幅回路4と
穀温検知回路21とからの出力信号を入力加算し
た後、A/D変換回路18に信号を出力してい
る。このA/D変換回路18は加算回路12から
のアナログ信号をデジタル信号に変換するもの
で、このA/D変換回路18の出力は表示回路1
9に伝えられ、測定した含水率値としてデジタル
的に表示することができる。
上述のような回路構成によつて、穀物の含水率
値はデジタル的に表示することができるが、一定
の使用年数を経ると回路特性に変化が生じ、その
結果、正確な表示含水率値が得られない場合があ
つた。この原因としては、特に電気部品の経時変
化による特性変化が挙げられ、アナログ回路であ
る変換回路3、増幅回路4の回路特性を大きく変
化させるものであつた。
第2図は従来の測定装置による測定値と表示含
水率値の関係を示すグラフである。このグラフは
変換回路3、増幅回路4が正常に作動している場
合で、ある所定の含水率値を有する試料穀物を測
定して、その場合の測定値と含水率値とがそれぞ
れm、およびMとなつたとすると、この両者の関
係は図中の直線Aで示されることになる。そし
て、変換回路3、増幅回路4が経年変化により、
その回路特性に変化を生じた場合には、前述の測
定値mがm+△mに変化したとすると、対応する
含水率値はMからM+△Mに変動する。つまり、
変換回路3、増幅回路4の回路特性の変化は含水
率値において△Mの誤差となつて表われることに
なる。
従来においてこの経年による含水率値の誤差△
Mを補正するには、電極1,2間にまず12%含水
率等価抵抗RLを接続し、表示回路19が12%と
なるように可変抵抗9を調整する。次に含水率等
価抵抗RLを外し20%等価抵抗RHを接続し可変抵
抗6で表示19が20%となるよう調整する。これ
により0調整、ゲイン調整がなされる。穀物の水
分と抵抗の関係は指数関係にありリニヤではない
が、変換回路3によつて水分に対応したリニヤな
出力が変換回路3から出力されるのは常套手段と
なつている。従つて、12%と20%を調整すること
で全域の調整が可能となる。ところで、電気電子
部品は経時的に特性変化があつたり温度特性を有
する場合が多く、初期の調整がズレてしまうこと
も周知の事実である。特に可変抵抗の経時変化が
大きく、その変化がそのまま測定値の誤差につな
がる。例えば12%等価抵抗の時に13%に、20%等
価抵抗の時に18%にズレてしまうことになる。こ
のような状態で12%と20%の中間の穀物を測定す
ると、例えば16%の水分のものが、 (18―13/20―12)×4+13=15.5 と表示され、−0.5%の狂いを生じてしまうことに
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような含水率等価抵抗を用いて再調整を行
う場合には次の点に考慮する必要がある。すなわ
ち、含水率等価抵抗は試料穀物と異なり穀温補正
を行う必要はないが、穀温検知回路27は外気温
度を検知して、その温度に対応した穀温補正を行
なつてしまう。このため、再調整で得られる含水
率値は穀温補正の影響を受けており、再調整を行
う場合には外気温度を考慮しなければならず、厄
介であると同時に正確さに欠けるものであつた。
このような欠点を解消するには、穀温補正が0と
なる20℃の恒温室内で再調整を行えば良いが、こ
れでは現地での再調整が不可能となり、非実用的
である。また、現地で正確な調整を行うために、
含水率等価抵抗の電極1,2間への接続と同時に
穀温検出回路21から出力される電気信号を打消
すための補正回路を別途に設ける構成もすでに知
られているが、同じ温度特性を得るための回路調
整は手数がかかるとともに、価格も高価とならざ
るを得ないものであつた。そして、この方法によ
る再調整をより正確に行うためには、測定回路へ
の通電時間の経過に伴つて発生する回路部品の自
己発熱による特性変化を考慮して、実際の測定に
要する時間に合せて行わなければならず、専門の
技術者によらなければ再調整することができない
欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の欠点に鑑み、変換回路3および
増幅回路4の回路特性が経年変化によつて変化し
ても増幅回路4の再調整を全く行うことなく、常
に正しい含水率値を得ることができる含水率測定
装置の補正方法を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
まず、本発明の原理を第3図、第4図により示
す。第3図は含水率等価抵抗と、変換回路により
リニヤライズ化した測定値の関係を示すグラフで
ある。穀物電気抵抗は、含水率と指数の関係にあ
り、X軸は対数目盛で示してある。第4図は測定
値と含水率値の関係を示すグラフである。図にお
いて、mL,mHは含水率等価抵抗RL,RHを接続
した時の測定値(但し、穀温補正は0とする。)
であり、ML,MHはそれぞれRL,RHに対応し
て予め設定された含水率値である。例えば12%の
含水率等価抵抗RLに対応するMLは12.0%であ
り、20%の含水率等価抵抗RHに対応するMHは
20%となる。また、RMは所定の含水率値を有す
る試料穀物の含水率と等価な電気抵抗値であり、
mはその試料穀物の測定値である。同様にMは測
定値mに対応した含水率値である。従つて、含水
率等価抵抗値RMを有する試料穀物を測定した
時、測定値mは第3図で示す如く直線B上にあ
り、かつ含水率値Mは第4図で示す直線A′上に
あり M=(MH―ML)(m―mL)/mH―mL+ML…
…(1) で与えられる。
次に変換回路3または増幅回路4の回路特性が
経時変化等により変化し、その結果mL,mH,
mの測定値がそれぞれmL′,mH′,m′になつたと
仮定すると、(1)式は M′=(MH―ML)(m′―mL′)/mH′―m
L′+ML……(2) となる。
変換回路3のリニヤ性は経時変化により影響は
受けないから、第3図においてBで与えられた直
線が直線Cに変化したことになり、m,m′の関
係は次式で与えられる。
(mH―mL):(m―mL) =(mH′―mL′):(m′―mL′) ……(3) (3)式を(2)式に代入すると M′=MH―ML/mH―mL(m―mL)+ML=M…
…(4) となり、回路特性が変化しても試料穀物の含水率
値Mに影響を与えない。
上記の関係を具体的なデータを用いて説明する
と次のようになる。
12%の含水率等価抵抗RLに対応するMLを12
%、また、20%の含水率等価抵抗RHに対応する
MHを20%とし、この関係と値は予め記憶されて
いる。今、RMの抵抗値を有する試料穀物の水分
を16%と仮定する。含水率等価抵抗RLを測定し
た時の測定値mLは通常カウント値(例えばA/
D変換の出力値=大きさ)で得られ20カウントと
し、RHを測定した時の測定値mHを100カウント
と仮定する。RMの電気抵抗を有する試料穀物の
水分を16.0%と仮定する。この時、測定されるm
は第8図(X軸は対数目盛でない。)から m=mH―mL/MH―ML(M―ML)+mL =100―20/20―12(16―12)+20=60 となる。含水率値Mは(1)式に代入して16%が得ら
れる。ここで問題の経時変化があつて、例えば
mLが20→30、mHが100→80に変化し、第3図、
第8図の直線Cになつたとすると、m′は式(3)の
関係から、 80/40=50/m′―30+m′=55 となる。これを(2)式によつてMを求めると、M=
16.0%となり、回路の経時変化に影響されず常に
正しい含水率が得られる。
このことは、第6図の増巾回路4で示す0調整
用可変抵抗9およびゲイン調整用可変抵抗6を調
整時点で測定範囲に支障を与えない程度にラフに
合せておくだけで自動的に補正目盛を作つている
ことを示すものである。
次に、上記の補正方法を具現化できる補正装置
の構成を説明する。
まず第5図は、本発明を適用する手動の含水率
測定装置の外観平面図である。25は筐体であ
り、その上面には透明な表示窓19が形成され、
この表示窓19の下には測定した含水率値および
その平均値を表示する数字表示素子27が設けら
れている。28は数字表示素子27に設けられて
いる小数点表示灯である。また表示窓19の近傍
には、電源開閉用の電源スイツチ29、平均値を
表示指令する平均値スイツチ30が設けられてい
る。次に筐体25の内部(図示せず)には測定回
路を構成した回路基板、電源用の電池等を収納す
る。また筐体25の右端側には穀物圧砕用のハン
ドル31を設け、これを手動で回転させることに
よりハンドル31の下部に位置する上部電極、下
部電極からなる一対の電極間に介在した試料穀物
を圧砕挾持する。32はストツパーであり、ハン
ドル31の回転角度を規制して、圧砕時の電極間
隔を一定に保つために設ける。ハンドル31がス
トツパー32でその回転を規制される位置には、
測定スイツチ33が設けられており、ハンドル3
1に設けられたマグネツトによりハンドル31の
回転動作に従つてON、OFFされる。
第6図は本実施例の電気回路を示すもので、第
1図と同一の構成部分は符号を同一として説明を
省略する。
35は電極信号切換回路であり、電極1,2と
直列接続する常閉リレー接点36,37と、これ
らに並列接続する2組の含水率等価抵抗38,3
9と、常開リレー接点40,41からなる直列回
路より構成される。含水率等価抵抗38,39の
抵抗値は第3図のRL,RHにそれぞれ対応する。
電極1,2は電極信号切換回路35を介して変換
回路3へ接続され、変換回路3の出力は増幅回路
4に入力している。43は増幅回路4と穀温検知
回路21からの電気信号をそれぞれ後述のマルチ
プレクサ64とA/D変換回路42とを介して入
力した後、穀温補正した含水率値(測定値)およ
びその平均値を算出して表示含水率値として表示
回路19に出力するマイクロ・プロセツサからな
る演算回路である。この演算回路43の構成を説
明すると、44はタイマーその他制御のタイミン
グをとるための基準クロツクを発振するクロツク
発振回路、42は上記増幅回路4および穀温検知
回路21のアナログ量としての電圧を後述のマル
チプレクサ64を経由して入力し、これをデジタ
ル信号に変換するA/D変換回路、30は平均値
を指令する平均値スイツチ、33は測定スイツチ
であり、これらによつて入力部を構成している。
そして47は、後述の演算処理装置49の指令
により設定時間を自由に設定可能なタイマー回路
と、タイマー動作完了を演算処理装置49に割込
み指令する回路とからなるタイマー割込制御回
路、48は演算処理装置49の指令によりA/D
変換回路42にA/D変換スタート指令を指令す
る回路とA/D変換動作完了を演算処理装置49
に割込指令する回路とからなるA/D変換割込制
御回路、49はデータを一時記憶するアキユムレ
ータと各種の演算処理および制御を行うマイク
ロ・プロセツサを含む演算処理装置、50は制御
用プログラムを予め記憶しているリードオンメモ
リ(ROM)、51は演算処理装置49の演算結果
や入力データ等を一時記憶する複数の記憶領域か
らなるリードおよびライト可能なデータ用ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、45は上記A/D変
換回路42からのデータを一時記憶保持し演算処
理装置49からの指令により後述の入力データバ
ス52に出力する入力データバツフア、46は平
均値スイツチ30と測定スイツチ33に対応する
入力データバツフア、53は演算処理装置49か
ら後述の出力データバス54を通して伝送された
出力データを後述の制御信号ライン55を通した
演算処理装置49の指令により一時記憶する出力
データバツフア、56は演算処理装置49から後
述の出力データバス54を通して伝送された出力
データから数字表示データにコード変換するエン
コーダと後述の数字表示器19をドライブするト
ランジスタから成る表示制御回路である。以上の
ものは、一点鎖線で示すように、制御用のマイク
ロコンピユータとして構成されている。
19は含水率の測定値を表示するセグメント形
式3桁構成の数字表示器、57は後記のリレー群
および後述のマルチプレクサ64を出力データバ
ツフア53に一時記憶されているデータに従つて
ドライブするドライバー、58はリレー接点3
7,40を作動させるリレー、59はリレー接点
36,41を作動させるリレー、64は増幅回路
4と穀温検知回路21の出力を切換えてA/D変
換42に出力するマルチプレクサであり、これら
は出力部を構成する。
なお、マイクロコンピユータの中で、52は入
力データバツフア45,46からのデータを演算
処理装置49に伝送するための入力データバス、
55は演算処理装置49から各部にそれぞれ書込
み読出しその他の指令信号を伝送する制御信号ラ
イン、54は演算処理装置49から各部に出力デ
ータを伝送する出力データバス、60は演算処理
装置49からROM50に記憶されているプログ
ラムの番地を指定するためのアドレスデータを伝
送するROMアドレスバス、61は演算処理装置
49により指定したアドレスのプログラムデータ
を演算処理装置49に伝送するROMデータバ
ス、62は演算処理装置49からタイマー割込制
御回路47へのタイマースタート指令信号または
タイマー割込制御回路47から演算処理装置49
へのタイマー割込信号を伝送するタイマー割込制
御信号線、63は演算処理装置49からA/D変
換割込制御回路48へのA/D変換スタート指令
信号またはA/D変換割込制御回路48から演算
処理装置49へのA/D変換割込信号を伝送する
A/D変換割込制御信号線である。
次に、本実施例の作用を第7図とともに説明す
る。
第7図は演算回路43の動作を示すフローチヤ
ートであり、予め演算回路43の記憶部50にプ
ログラムとして記憶されている。図示しない電源
スイツチのオン操作によりスタート100の状態
となる。101では測定スイツチ33がONされ
たかどうかを判断し、もしONされると102で
リレー58をONさせて常開リレー接点40を閉
じ、同時にリレー接点37を開き変換回路3に含
水率等価抵抗38(RL)を接続する。次に10
3は含水率等価抵抗38(RL)に対応する測定
値mLを演算回路43に入力して記憶する。次に
104はリレー58をOFFさせる。同様に10
5,106,107では、リレー59をON、
OFFさせて含水率等価抵抗39(RH)に対応す
る測定値mHを演算回路43に入力して記憶す
る。次に108では穀温検知回路21からの電気
信号に基づいて穀温補正量を入力し記憶する。1
09では穀温補正量と試料穀物による増幅回路4
の出力信号とから試料穀物の測定値mを算出して
記憶する。110では予めプログラム上に記憶さ
れている含水率等価抵抗RL,RHに対応する表示
含水率値ML,MHと、既に入力されている測定
値mL,mH,mとにより前記(1)式に基づいて含
水率値Mの算出を演算回路43で行う。111で
は算出された表示含水率値Mを表示回路19に出
力して表示する。この表示は、112で測定スイ
ツチ33がOFFされるまで継続した後、電源ス
イツチがOFFされるまで再び101〜112を
繰り返す。
なお、上述の実施例においては測定スイツチ3
3のON、OFFに連動して測定毎に測定値mL,
mHを入力したが、必ずしも測定毎に行う必要は
なく、電源スイツチのONによるスタート時のみ
行うようにしてもよい。ただ測定毎の測定スイツ
チ33のON、OFFに連動させれば、変換回路
3、増幅回路4の特性変化によつて生じた測定精
度の誤差だけでなく、回路部分への通電によつて
生じる回路特性の変化に起因する誤差分も補正で
きる点で有利である。
〔発明の効果〕
本発明は上記の様に補正を行うことができるた
め測定回路が経時変化によつてその回路特性に変
化をきたしたとしても、再調整を行う必要がな
く、従来の再調整のために要した手間、専門技術
者、設備等が全く不要になる効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の含水率測定装置の電気回路図、
第2図は従来の装置における測定値と表示含水率
値の関係を示すグラフ、第3図、第4図および第
8図は本発明の補正方法の原理を示すグラフ、第
5図は本発明による含水率測定装置の一実施例を
示す正面図、第6図は同上の電気回路図、第7図
は同上のフローチヤートである。 1,2…電極、3…変換回路、21…穀温検出
回路、43…演算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穀物を挾持する一対の電極と、上記電極間に
    発生した電気抵抗値を入力して穀物の含水率に対
    応した測定値mを出力する変換回路と、この測定
    値に基づいて含水率値Mを出力する演算回路とを
    有する含水率測定装置において、 基準の含水率値ML,MHと対応した含水率等
    価抵抗RL,RHを交互に電極間に挿入し、この含
    水率等価抵抗RL,RHによつて得られる2つの測
    定値mL,mHと穀物によつて得られる測定値m
    とを求め、これらの測定値をM=(m―mL)
    (MH―ML)/(mH―mL)+MLの式に代入し、
    求めたMを穀物の含水率値とすることを特徴とす
    る含水率測定装置における含水率値の補正方法。
JP4793881A 1981-03-31 1981-03-31 Correcting method and device for moisture-content value in moisture content measuring device Granted JPS57161644A (en)

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JPS57161644A JPS57161644A (en) 1982-10-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145378U (ja) * 1987-03-13 1988-09-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145378U (ja) * 1987-03-13 1988-09-26

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