JPS62147000A - 皮革の仕上げと織物の被覆のための調製物 - Google Patents

皮革の仕上げと織物の被覆のための調製物

Info

Publication number
JPS62147000A
JPS62147000A JP61292668A JP29266886A JPS62147000A JP S62147000 A JPS62147000 A JP S62147000A JP 61292668 A JP61292668 A JP 61292668A JP 29266886 A JP29266886 A JP 29266886A JP S62147000 A JPS62147000 A JP S62147000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weight
leather
group
aliphatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61292668A
Other languages
English (en)
Inventor
レオ・トルク
ルウトウイツヒ・ロツトマイアー
ボルフガング・ヘーネ
ルドルフ・メルテン
ギユンター・ザツクマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS62147000A publication Critical patent/JPS62147000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/564Polyureas, polyurethanes or other polymers having ureide or urethane links; Precondensation products forming them
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C11/00Surface finishing of leather
    • C14C11/003Surface finishing of leather using macromolecular compounds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/01Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with natural macromolecular compounds or derivatives thereof
    • D06M15/15Proteins or derivatives thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/21Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/263Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、皮革を仕上げるための且つ織物を被覆するた
めの水性調製物及びその製造法に関する。
全しぼ付さくfull−grain)の皮革、バテド(
buffed)皮又はスカイバー皮の仕上げにおいて、
顔料、結合剤及び他の助剤の調製物が孔をうめるために
皮革の表面に適用される。アルカリでそしゃくしたカゼ
イン溶液及び水性共重合体分散液は一般に結合剤として
使用される。これらの共重合体分散液は、ポリアクリレ
ート分散液、酢酸ビニルのアクリレート又はエチレンと
の共重合体の分散液、合成ゴム分散液又はポリウレタン
分散液である。
使用される顔料は無機及び有槻顔料例えば酸化鉄、二酸
化チタン、アゾ顔料及び7タロシアニンである。水性仕
上げ液は、着色混合物が一般に水性アルカリ性カゼイン
溶液を多かれ少なかれ多量に多量に含有するから、アル
カリ性にしておかなければならない。
皮革加工業では、漸次高い堅牢性値を有する仕上げ剤が
必要とされている。特に乾燥及び湿潤時曲げ強度、耐き
ずつき性、及び水及び溶剤に対する耐膨潤性は漸次厳し
くなる必要条件に適合しなければならない。現在では時
に反応性仕上げ剤を適用して、反応性基を含む重合体分
散液を結合剤として用い且つこれを適当な多官能性化合
物により皮革上で架橋させることにより物理的堅牢性を
改善している。皮革の貧弱な熱安定性のために、織物の
捺印、不織及び被覆分野において例えば使用される種類
の通常の架橋系(例えばメラミン樹脂を用いるもの)は
適当でない。その代りに、皮革を仕上げるのに適当な架
橋系は室温又は僅かに室温以上においてアルカリ性媒体
中で反応させなければならないものである。
互いに反応する2つの群、例えば架橋成分A:(メト)
アクリル酸、架橋成分Bニアクロレイン、グリシジルメ
タクリレート又はジクロルトリアノニルアミノエチルメ
タクリレートを含有する自然に架橋する重合体分散液は
、重合体分散液の貯蔵安定性が不安定のために不成功で
あることがわかった。
これに対し、完全には重合していないが、仕上げのため
のに2価の金属の酸化物及び/又は水酸化物と反応させ
る合成ゴムラテックスでの処理によって皮革を仕上げる
方法は成功した結果を与える(参照、ヨーロッパ特許第
29,170号)。しかしながらこの方法は粗い表面を
有する高吸収性の皮革例えばスカイバー皮及び高パッド
、無含浸のボックス皮に対する厚い仕上げに限定される
アクリレート分散液を含浸させた全しぼ付き皮革及びボ
ックス皮の場合、仕上げ剤の皮革への付着及び仕上げ剤
の個々の眉間の付着は、フィルムの形成がこの架am構
(塩の形I&)によってあまりにも迅速に起こりすぎる
から不適当である。更に、乾燥及び湿潤時の曲げ強度は
、全しぼ付き皮革及び含振ボックス皮がより少ない重合
体結合剤でごく薄く被覆され且つこれらの強度値が結合
剤量の減少及び層の厚さの減少と共に減少するという点
で靴の上側の皮革として用いるのに不適当となる。
更にヨーロッパ特許第29,170号に従って仕上げた
層は160℃における黄色化に耐えない。
しかしながらこの必要条件は、靴底のPvC又はポリウ
レタン(PUR)の材料を噴霧接着させる時に皮がこの
温度にさらされるから、上側の皮革(特に白及びパステ
ル色の皮革)によって満足されねばならない。
皮革はポリアクリレート、ポリブタジェン、ポリウレタ
ン及びカゼイン溶液のカルボキシル化水性分散液を多官
能性アクリジン化合物で架橋することによって水性の反
応性仕上げ剤を付与することもできる。物理的な堅牢性
値はこの方法によって明らかに改善されるけれど、アク
リジン誘導体の高反応性のために室温においてでさえ工
程条件に厳密に固執することが重要であり、この必要条
件を実際に行なうことが困難である。
例えばカッパ(nappa)皮に対して標準的に行なわ
れている連続的アイロンかけ槻を用いることにより2回
の染料の適用間に昇温度で皮革をアイロンがけするなら
ば、或いは数日間(例えば週末にわたる)貯蔵後に皮革
に続く染料の適用を行なうだけならば、上側の染料層は
下側の層に最早や接着しない。
接着の問題は、通常使用されるコロジオンに基づく又は
アセトブチレートに基づくドレッシング或いは更に非反
応性PURラッカーを最後のブライマーの被覆直後に適
用しないならば、重合体プライマーとドレッシングとの
間においても起こる。
浮か出し楔様つ軽の皮革は、皮革の模様つけ性が架橋の
程度と共に非常に急速に悪くなるからこの架橋系によっ
て製造することは特に困難である。
皮革を全然浮き出し模様にしてないならば、染料の適用
直後に、依然同一の架橋段階において皮革の模様づけを
行なければならない。上述の必要条件は1つの及び同一
の皮革工場において満足させるのは非常に困難であるか
ら、浮き出し模様をつけることを再現することが実質的
に不可能となる。
皮革を仕上げるために用いられる他の反応性法は、カル
ボキシル基含有ポリアクリレート分散液を「シアン」型
のエポキシド[2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパンのグリシジルエーテル〕で架橋すること
に基づく。
しかしながら、この方法においては架橋が3週間以上か
かる。このためlこ製靴において重要な多くの堅牢性値
、例えば熱硬化性過程のための熱水中における耐膨潤性
、接着剤中の溶剤に対する耐性、及び剪断強度の達成が
遅くなりすぎる。
今回、少くとも1種のカルボキシル基含有重合体及び随
時カゼインを結合剤として、1,2−エポキシド化合物
を架橋剤として、更に顔料、そして他の助剤及び添加剤
を含む水性調製物を用し)て皮革の処理を行なうならば
、皮革の仕上げにおり1て特に好ましい重要な性質例え
ば孔埋め及び被覆、しぼの発現及び積層性、低温曲げ性
、乾燥及び湿潤時の摩耗堅牢性、光堅牢性及び耐熱性、
更に非常に良好な乾燥及び湿潤時の曲げ強度、非常に良
好な皮革への接着性及び個々の染料層間の接着性を有す
る皮革に対する被覆層が得られることが発見された。
従って本発明は、 結合剤としてのカルボキシル基含有重合体と架橋剤とし
ての1,2−ポリエポキシドに基づき且つ随時標準的な
助剤及び添加剤を含有する皮革を仕上げるための及び織
物を被覆するための水性調製物であって、該結合剤がK
OH5〜150mg/物質gの酸敗を有するモノオレフ
ィン性不飽和単量体の共重合体及び/又はKOH5〜1
50+ng/物貿gの酸敗を有するポリウレタン及び随
時塩基でそしゃくされたカルボキシルであり、一方1゜
2−ポリエポキシド化合物が0.2〜1.12のエポキ
シ値を有するポリグリシジルトリアゾリジン−3,5−
ジオンであることを特徴とする調製物に関する。
本水性調製物は更にアルカリでそしゃくしたカゼインを
含有することができる。カルボキシル基は遊離の酸とし
て又はカルボキシレート基として存在していてよい。ド
レッシングがアルカリでそしゃくしたカゼインを含有す
る場合には、重合体はカルボキシレート基を含む。
本発明の水性調製物中に存在する1、2−ポリエポキシ
ドは、式 E式中、R1は水素又はメチル、好ましくは水素であり
、 m=o又は1であり、そして m=oの場合、R2は式 の基、或いは単官能性の未置換又は置換、直鎖又は分岐
鎖脂肪族C,−C,い好ましくj土C3〜C12基、単
官能性の未置換又は置換脂環族05〜C6基、単官能性
の未置換又は単官能性脂肪族−芳香族C7〜C7o基或
いは単官能性の未置換又は置換芳香族C6〜C1゜基を
表わし、またm−1の場合、R2は2官能性の未置換又
は置換、直鎖又は分岐鎖脂肪族C2〜1l− cps、好ましくは02〜01□基、2官能性の未置換
又は置換脂環族C3〜01□基、2官能性の未置換又は
置換脂肪族−芳香族07〜C1゜基或いは2官能性の未
置換又は置換芳香族06〜C72基を表わし、なお上述
した単官能性及び2官能性脂肪族基R2は随時1〜3つ
の酸素原子が介在してもよく、また上述した2官能性脂
環族及び2官能性芳香族基は随時01〜C,アルキレン
基又は酸素原子が介在してもよい1 に相当する。
R2はC1〜C4アルコキシ、CN、No2、C1〜C
,アルキルメルカプト、ハロゲン、好ましくはSZ、塩
素、臭素、及び脂環族及び芳香族基の場合には更にCl
−04アルキルによって置換されていてもよい。
基R2が未置換の式(I)の化合物は好適である。
基R2が1〜3つの酸素原子が介在していてもよい脂肪
族C5〜CI2基の式(I)の化合物は特に好適である
加=0の式(I)に相当する化合物の中で、R2がR’ を表わし且つR’が水素である化合物、待にN、N’N
”−トリグリシジルトリアシリジン−3,5−ジオンは
特に好適である。
本発明による水性調製物中に存在する式(I)の1.2
−ポリエポキシドは、式 [式中、市=0又は1、そして 輸=00場合、R3は水素或いは随時置換された単官能
性の脂肪族C2〜CI8、脂環族C9〜C6、脂肪族−
芳香族C7〜COO又は芳香族C6〜CIO基を表わし
、また m=1の場合、R3は2官能性の、随時置換された脂肪
族C2〜C18、脂環族C5〜CI2、脂肪族−芳香&
 C7〜c1゜又は芳香族c6〜C+Z基を表わす] に相当する公知のトリアシリジン−3,5−ジオンを、
公知の方法に従い適当な触媒例えばトリエチルアミンの
存在下に過剰なエピクロルヒドリン又はβ−メチルエピ
クロルヒドリンと20〜2゜0℃で反応させてトリアシ
リジン−3,5−ジオシボ2ツクはルヒドリンを製造し
、続いてこのように生成せしめたポリクロルヒドリンを
、塩化水素を開裂する試剤例えば水性水酸化ナトリウム
で20〜120℃下に処理することによって得られる。
これらのポリグリシジル化合物の製造は、例えば米国特
許第4,283,546号及び第4,467.099号
に詳細に記述されている。得られるポリグリシジルトリ
アゾリジン−3,5−ジオンは0.2−0.12、好ま
しくは0.6−1.12のエボキド値を有する。
エポキシド値は物質100g中の1,2−エポキシド基
の数として理解される。エポキシド当量は1.2−エポ
キシド当量を含有するg単位の物質量として定義され、
塩酸での滴定によって定量される。この時1,2−エポ
キシド基1モルはハロゲン化水素1モルに相当する。
本発明による水性調製物中に存在するポリグリシジル化
合物は、無溶媒で及び溶液及び/又は分散液の形で使用
しうる。ポリエポキシドは好ましくは用いる特別な媒体
中への溶解度に依存して溶液及び/又は分散液の形で使
用される。この目的に適当な溶媒は、水及び水と混和し
うる有機溶媒、例えばアミド例えばジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン;ア
ルコール例えばメタノール、エタノール、インプロパツ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル又はモノ
エチルエーテル;ケトン例えばアセトン、ジアセトンア
ルコール;エステル例えばグリコールアセテート又はグ
リセロールアセテートを含む。好適な溶媒はジメチルホ
ルムアミド、N−メチルビロリドン及びジアセトンアル
コールを含む。勿論いくつかのポリグリシジルトリアゾ
リジン−3,5−ジオンの混合物及びポリグリシジルト
リアシリジン−3,5−ジオンの、他のポリグリシジル
化合物例えばビスフェノールのグリシジルエーテル、ジ
又はポリ−カルボン酸のグリシツルエステル、塩基性グ
リシジル化合物例えばN。
N−ジグリシジルシクロヘキシルアミン又はN。
N−ジグリシジルベンジルアミン、或いは複素環族エポ
キシド例えばグリシジルヒダントイン又はトリグリシト
ルイソシアヌレートとの混合物を用いることも可能であ
る。
本発明による水性分散液中に存在するカルボキシル基含
有の重合体は1ooo〜25000の平均ダラム分子量
に対してKOH5〜150−ビ/物質8の酸価な有する
。そのOH数は好ましくは20以下及び更に好ましくは
10以下である。
本発明で使用されるカルボキシル基含有の重合体は、1
つの単量体成分がa、β−エチレン性不飽和カルボン酸
又はカルボキシル基含有ポリウレタンであってよい。
カルボキシル基を含有するこれらの共重合体は、少くと
も1つの共重合しうるa、β−エチレン性不飽和C3〜
C5カルボン酸1〜25重量%及び少くとも1つの他の
共重合しうる単量体75〜99重量%からなる。α、β
−エチレン性不飽和のカルボン酸は、モノカルボン酸又
はジカルボン酸或いはアルコール成分の炭素数が1〜1
2のジカルボン酸の反応エステルであってよい。
次のものは共重合しうる単量体の例として言及される: ■) アクリル酸又はメタクリル酸の、脂肪族C1〜C
12、脂環族C5〜C6、アラリフ7チツクC7〜Cs
モノアルコールとのエステル、例えばメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、n −プロピルアクリレート
、イソプロピルアクリレート、ロープチルアクリレート
、tert−ブチルアクリレート、2−メチルへキシル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、ドデ
シルアクリレート及び対応するメタクリル酸エステル及
びマレイン酸ノエステル;シクロペンチルアクリレート
、シクロヘキシルアクリレート又は対応するメタクリレ
ート及びマレイン酸ノエステル;ベンジルアクリレート
、β−フェニルアクリレート及び対応するメタクリル酸
エステル及びマレイン酸ジエステル; ■)芳香族ビニル化合物例えばスチレン、a−メチルス
チレン、α−メチル−p−イソプロピルスチレン、a−
メチル−m−イソプロピルスチレン、0−1p−クロル
スチレン、0−1p−ブロムスチレン、核置換されたメ
チルスチレン、p−tert−ブチルスチレン又はこれ
らの混合物;■)酸成分が炭素数2〜4の有機モノカル
ボン酸のビニルエステル例えば酢酸ビニル及びプロピオ
ン酸ビニル; ■) モノオレフィン性不飽和のハロゲン化炭化水素例
えば塩化ビニル又は塩化ビニリデン、好ましくは塩化ビ
ニル; ■) アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミ
ド、メチロールメタクリルアミド、アルコキシ基の炭素
数が1〜4のアルコキシメチルアクリルアミド及びメタ
クリルアミド;■) ブタジェン、イソプレン; ■)アルキル部分の炭素数が1〜4のビニルアルキルエ
ーテル、例えばビニルメチルエーテル、ビニエチルエー
テル、ビニルプロピルエーテル;■) N−ビニル化合
物、例えばN−ビニルピロリドン、N−ビニル7タルイ
ミド。
カルボキシル基を含有する好適な共重合体は、a)ブタ
ジェン、イソプレン又はこれらの混合物、好ましくはブ
タジェン0〜70重量%、b) アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド
、メチロールアクリルアミド、メチロールメタクリルア
ミド又はこれらの混合物、好ましくはアクリロニトリル
及び/又はアクリルアミド0〜40重量%、C)  ス
チレン、α−メチルスチレン、0−%l]lクールスチ
レン、O% p−ブロムスチレン、p−tert−ブチ
ルスチレン又はこれらの混合物、好ましくはスチレン0
〜60重量%、 d)  7.5重量%までが少くとも1種のヒドロキシ
ル基を含有するオレフィン性の共重合しうる単量体例え
ばアルキル基の炭素数が2〜4のアクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、フマル酸又はイタコン酸のヒドロキ
シアルキルエステルで代替されていてよい脂肪族C4〜
C,アルキル部分を含むアクリル酸エステル又は脂肪族
C1〜CBアルコール残基を含むメタクリル酸エステル
或いはこれらの混合物0〜99重量%、e) 酢酸ビニ
ル0〜20重量%、 f)アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン
酸、フマル酸、アルコール成分の炭素数が1〜8のイタ
コン酸、マレタン酸及びフマル酸半エステル又はこれら
の混合物、好ましくはアクリル酸及び/又はメタクリル
酸及び/又はイタコン酸1〜25重量%、 の、a)〜f)の百分率の合計が100の重合した単位
からなる。
本発明との関連において、共重合体は共重合した単量体
を統計学的分布で有する共重合体又はブロック共重合体
ばかりでなく、単量体が予め生成した単独重合体又は共
重合体にグラフトされたグラフト共重合体であると理解
される。統計学的共重合体は好適である。
本発明に従って使用されるカルボキシル基含有の共重合
体は、公知のバルク、溶液又は分散重合法、好ましくは
分散重合法によって製造される。
バルク又は溶液重合で製造される共重合体は第2工程で
分散液に変えなければならない。問題の種類の安定な分
散液は、アニオン性、カチオン性又は非イオン性の乳化
剤及び分散剤を単量体に基づいて0.1〜20重量%の
量で用いることによって製造しうる。適当な方法は、例
えば7−ベン−ワイル(Houben−Weyl)、「
〆トーデン・デア・オーガニフシエン11ヘミ−(M 
ethoden  der  organischen
  Che+fiie)J、第4版、第14/1巻、2
4〜556頁(1961年)及び独国公開特許第2.9
46;435号に記述されている。
重合はO〜約100℃の温度で行ないうる。
適当な開始剤は例えばパーカーボネート、パーエステル
、例えばtert−ブチルパーピバレート及びパーオク
トエート、ベンゾイルパーオキサイド、0−メトキシベ
ンゾイルパーオキサイド、ジクロルベンゾイルパーオキ
サイド、アゾジイソブチロニトリルであり;開始剤は単
量体の量に基づいて0.5〜3重量%の量で使用される
更に、標準的な分子量調節剤例えばチオグリコール、チ
オグリセロール又はtert−ドデシルメルカプタンを
使用してもよい。
カルボキシル基を含むポリウレタンも公知である。これ
らのポリウレタン又はむしろその水性分散液は、例えば
プレポリマーを有機溶媒例えばアセトンに溶解し、そし
てカルボキシル基含有の延鎖剤の添加及びそれとの反応
後に得られる溶液を水に分散させることによって製造す
ることができる。問題の系は自己乳化系であるから、乳
化剤は必要なく、弱い剪断力だけが必要である。ポリウ
レタン分散液は溶媒の蒸留による除去後に後に残る。
ヒドロキシカルボン酸及び/又はアミノカルボン酸は好
ましくはカルボキシル基含有の延鎖剤として使用される
。特にヒドロキシルカルボン酸を用いる場合、このカル
ボン酸とイソシアネートの間で重大な反応が起こらない
ことを保証することが重要である。これは特に立体障害
されたヒドロキシルカルボン酸例えば2,2−ジ−ヒド
ロキシメチル−プロピオン酸を用いることによって保証
しうる。他の適当な延鎖剤は例えばグリコール酸、乳酸
、酒石酸、クエン酸、グリシン、α−及びβ−アラニン
、サルコシン、メチオニン、4−アミノ酪酸、6−アミ
7カプロ酸、グルタミン酸である。
プレポリマーを製造するためには、インシアネートをヒ
ドロキシル基含有化合物、例えばポリエステル、ポリエ
ーテル又はヒドロキシル基含有ポリカーボネートと反応
させる。
プレポリマーを製造するために使用されるインシアネー
トは好ましくは商業的に容易に入手しうるイソシアネー
ト、例えば脂肪族、脂環族、芳香族ジイソシアネート又
はこれらの混合物例えばトリレン−2,4−ジイソシア
ネート、トリレン−2,6−ジイソシアネート、フェニ
レンジイソシアネート、メチレン−ビス−(4−フェニ
ルイソシアネート);ヘキサメチレンジイソシアネート
、シクロヘキシレン−1,4−シイソシアネー11メチ
レンービス−(4−シクロヘキシル)−イソシアネート
、イソ7オロンジイソシアネートである。
プレポリマーを製造するために用いられるヒドロキシル
基を含有するポリエステルは末端が又は主鎖がヒドロキ
シル基で置換されていてよい。このようなポリエステル
の例は酸、エステル、酸無水物又は酸クロライドのグリ
コール、ポリグリフール及び少量のトリオールとの反応
によって得られるものである。適当なグリコール及びポ
リグリコールはエチレングリコール、シー及びトリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、2I2−ツメ
チル−1,3−プロパンジオールである。
適当なトリオールは特にグリセロール、トリメチロール
プロパン又はトリメチロールエタンである。
これらのポリオールを、脂肪族、脂環族又は芳香族ジカ
ルボン酸或いはその誘導体、例えば7タル酸、マレイン
酸、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸及
びヘキサヒドロフタル酸と反応せしめる。
プレポリマーの製造に対して使用されるヒドロキシル基
含有のポリエーテルは、好ましくは脂肪族ジオール又は
トリオール例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コール、グリセロール又はトリメチロールプロパンの、
或いはビスフェノール例えばビス7エ/−ルA又はハイ
ドロキノンの、エチレンオキシド又はプロピレンオキシ
ドとの反応によって得られるものである。
ポリウレタン及びその水性分散液の製造は中でも次の文
献に記述されている:独特許公報第1,237.306
号、米国特許第3,479,310号、英国特許第1,
076.688号。
本発明に従って使用されるカルボキシル基含有の重合体
は、好ましくはKOHIO〜100 ll1g/物貿g
1更に好ましくはKOH10−50B/物質gの酸価を
有する。
上述の範囲内の比較的低い酸価は架橋反応の完全に望ま
しい減速をもたらす反応性の低下を促進し、またその逆
も事実である。
本発明による調製物を製造するためには、水に分散しう
る重合体を好ましくは水性分散液の形で使用する。この
場合カルボキシル基は有利にはアミン例えばトリエチル
ミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、或いはアンモニアで中和すべべである。
本発明による調製物の製造に随時使用されるカゼインは
市販の、塩基でそしゃくされた、即ち水溶性にしたカゼ
インであると理解される。そしゃくされたカゼインの製
造は、例えば[W、グフスマン(Graβmann)、
ハンドブークφデアΦデルベライヘミー・ラント・レゾ
ル7アプリカチオン(Handbuch  der  
GerbereicheLIlie  und  Le
derfabrikation)、第1/1巻」、第2
版(1961年)、724頁以降に記述されている。塩
基でそしゃくされたカゼインを用いる場合には、カルボ
キシル基含有重合体がアミンで中和されていることを保
証することが重要である。カゼイン溶液は普通のカゼイ
ン軟化剤例えばグリコール、ポリエーテルグリコールを
含んでいてもよい。
カルホキシル基含有の重合体及びポリグリシジ゛ルトリ
アゾリジン−3,5−yオンは、各カルボキシル基に対
して0.5〜1.5、好ましくは0゜9〜1.1のエポ
キシド基が存在するような量比で使用される。
結合剤の必要な量は、大きな程度で重合体分散液の性質
に依存する。例えばブタジェン結合剤はアクリレート結
合剤よりも明らかに多くの架橋剤を必要とし、一方カル
ボン酸基を比較的高含量で有する強酸性結合剤(例えば
イタコン酸)はそれより少ないカルボン酸基を含む弱酸
性結合剤(例えばメタクリル酸)よりも少ない架橋剤を
必要とする。
エポキシドのカルボン酸との反応から公知の種類の触媒
は、架橋反応を促進させるために本発明の調製物に使用
することができる。適当な触媒は第3級アミン例えばト
リエチルアミン、14級アンモニウム塩例えばテトラエ
チルアンモニウムクロライド、スルフィド及びスルホニ
ウム塩である。
しかしながらカルボキシル基は一般にアミンで中和され
ているから、架橋反応のために更なる触媒を用いる必要
がなく、それを用いても皮革の表面又は織物材料の表面
における架橋は好ましくは接触されない。
無機又は有機顔料は、結合剤に基づいて150重量%ま
での普通の有効量で本発明による調製物に添加しうる。
適当な顔料は例えば二酸化チタン、酸化鉄、カーボンブ
ラック、酸化り四ム、7タロシアニン及びアゾ顔料であ
る。
本発明による調製物は他の助剤及び添加剤例えば増粘剤
、例えばカルボキシメチルセルロースのようなセルロー
ス、ポリビニルアルコール又はポリ−N−ビニルピロリ
ドンに基づくものを含有していてもよい。
本発明による方法は皮革のプライマー処理及び仕上げに
、また織物の被覆に適当である。プライマー処理の場合
には、ペースト形の市販の染料が更に適用される。
仕上げ剤は全しぽ付き皮革、バッド皮革及びスカイパー
皮酸いはすべての種類の繊維質皮革材料に適用しうる。
仕上げ剤は公知の方法に従い、本発明による共重合体、
架橋剤、カゼイン、上述の種類の顔料調製物及び更に他
の添加剤を用いることによって皮革に適用される。また
仕上げ剤はキャスティング、捺印、スイ7−コーティン
グ、スプレッド−コーティング、噴霧コーティング、は
け塗りコーティング又はパッディングによって適用しう
る。必要とされる仕上げ剤の量は皮革の種類及びその予
備処理に依存し、予備試験によって容易に決定すること
ができる。
プライマーは1回又はそれ以上の被覆で適用される。中
間の70〜110℃におけるアイロン処理又は浮き出し
模様加工は効果的な混合と斯くしてプライマーの効果的
な封入を提供する。次いで表面染料の更なる被覆が適用
しうる。
着色のために用いられる液体の粘度は、皮革の種類及び
適用法に依存し、必要に応じて調節できる。薄く被覆す
るだけである全しは付き皮革は空気ガンを用いることに
より低粘度液体でプライム処理され、一方高バフド皮革
及びスカイバー皮を着色するために使用される液体は良
好な充填効果のために増粘剤で粘度が増大せしめられる
。高粘度液体は非空気ガン、捺染又はキャスト装置で皮
革に適用される。
ポリウレタンの1成分及び2成分ラッカー、アセトブチ
レートラッカー、コロジオンラッカー又は油/水及び水
/油型のフロジオンラッカー乳化液は本発明に従って処
理した皮革に最終仕上げ剤として適用することができる
本発明による水性ポリアクリレート又はポリツレタン分
散液は、随時本発明によるカゼイン溶液及び架橋剤と一
緒に、噴霧、捺染及びキャスティングにより最終仕上げ
剤として適用することもできる。
本発明による仕上げ法の利点は次のように要約しうる: 架橋反応は、カルボキシル化重合体の、2価の金属酸化
物例えば酸化亜鉛との及びアジリジン誘導体との架橋よ
りもゆっくりと、しかし[シアン]型のエポキシドとの
反応よりも明らかに速く進行する。架橋反応は重合体の
種類、共重合した酸の量と種類及び用いる架橋剤の量に
依存して5〜15日間後に終了する。この、ヨーロッパ
特許第29.170号に記述されている方法と対比して
の好ましい架橋期間は、スカイバー皮及びバッド皮革に
対するばかりでなく、全しは付き皮革及びアクリレート
結合剤を含浸させたボックス皮革に対する仕上げ剤層の
しっかりした付着を提供する。
この仕上げ剤は、中間的な加熱アイロン処理及び/又は
数日間の皮革の貯蔵後でさえその優秀な付着性を保持す
る。アジリジン化合物での架橋と対比して、コロジオン
又はアセトブチレートに基づくラッカー或いは非反応性
のPURラッカーをドレッシングとして適用する場合、
プライマーとドレッシングの間でさえ付着の問題が起こ
らない。
実際の使用に関する他の重要な因子は、架橋をアジリジ
ン誘導体を用いて行なう場合に存在する架橋剤の不備な
使用量による架橋の危険が非常に減ぜられること、また
架橋反応が終った侍史なる硬化、粒子の凝集及びフィル
ムの脆化が起こらないことである。
ドレッシングの低温強度、その耐光性及びフィルムの透
明性は架橋によって悪影響を受けない。
乾燥及び湿潤曲げ強度、乾燥及び湿潤時の耐摩損性及び
耐ひつかき性、そして耐溶媒性は、公知の方法により水
性系から、さもなければ達成されない非常に高い値が達
成される。他の顕著な因子は、アクリレート結合剤の良
く知られた望ましくない親水性が明らかに架橋によって
減少することである。
カルボキシル基を含有する非常に異なる重合体、ポリブ
タジェン、ポリアクリレート、PUR分散液はそれ自体
で或いは互いに又はカゼインとの混合物として本発明の
方法に対する結合剤として使用しうるから、本発明によ
る方法はその適用に関して非常に多様であり、外観や耐
性値に対する厳しい要求を満して異なる多種類の皮革を
仕上げるのに使用しうる。
斯くして完全又は部分的にだけ重合していてよい高充填
用合成ゴムラテックスは着色した及び黒色のスカイバー
皮を仕上げるのに最良に使用でき、−力先に対する堅牢
性と更に160°Cにおける耐黄色化性とをもつアクリ
レート及び/又はPUR分散液は靴の上側に意図された
白色及びパステル色のスカイバー皮を仕上げるのに最良
に使用できる。ヨーロッパ特許第29,170号に記述
される方法と比較して明らかに良好な乾燥及び湿潤時曲
げ強度が得られるから、皮革の浮き出し模様加工性を改
良するために、仕上げ剤を乾燥させるために(皮革がア
イロン処理中及び貯蔵中にくっつき合うのを防止するた
めに)、また感触を改良するために、カゼイン及び安価
な充填剤例えば滑石、カオリン、チョーク、シリカを比
較的多量に添加することがで外る。被覆した皮革の浮き
出し模様加工性は最後に染料を適用してから数日間皮革
を貯蔵した後でさえ依然良好のま)である。ヨーロッパ
特許第29,170号に記述されている方法と対比して
、熱い皮革を積み重ねた時にかかる圧力の影響で細かい
浮き出し模様の消えることがなνゝ。
本発明による方法は、被覆されてないように見える全し
は付慇及びバッド皮革例えば家具及び衣服のナツパ皮革
の仕上げにおいて特に利点を提供する。本発明による架
橋の効果は、結合剤の膜が堅牢性値を重大なほど減する
ことなしに多量の顔料、平滑化剤及び手触り改良剤を保
有しうろことである。これは高顔料及び低結合剤顔料の
表面着色剤のより薄い被覆膜できずの被覆できることを
意味し、斯くして比較的薄く被覆された表面の優雅なし
は模様が完全に残り、また仕上げ剤がプラスチック様の
印象を与えない。皮革は普通よりも少ない操作で仕上げ
ることができ、そして非常に自然に且つ密な被覆にも拘
わらず被覆されていないように見える。
次の実施例は本発明の方法を例示する。実施例中部及び
百分率はすべて重量によるものとする。
K1漣り 植物性タンニンで再染色したスカイバー皮又はパッド・
ソール皮革を仕上げるために、顔料ペースト(酸化鉄顔
料55重量%、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル
、N−ビニルピロリドン、アクリル酸、酢酸ビニル共重
合体に基づく結合剤5重量%を含有する、NH3でpH
9〜9.5に調節した水性分散液)100gを、市販の
13.5%水性アンモニア性力ゼイン溶液250g、水
100g及び標準的な60%水性南京豆油乳化液25.
と共に攪拌した。この混合物に、下記のゴムラテックス
500gを添加し、次いで架橋のために微粉末の1.2
.4−)リグリシジルトリアシリジン−3,5−ジオン
のジアセトンアルコール中50重量%分散液25gを添
加した。最後に染料液体を適当な増粘剤で、41オリフ
イスのフォード・カップから18〜30秒の流出時間に
相当する粘度に調節した。
処理すべきスカイバー皮又はパッド・ソール皮革を、は
け塗り、パッド塗り、非空気〃ン、噴霧、捺染又はキャ
スト機により1〜2回被覆した。適用した全量は150
〜3oog/1.12であった。
乾燥後皮革を2〜5秒の遅れにより100’C/300
パーでアイロン処理又はしは模様加工をした。次いで同
一の染料液体を用いて上塗りを適用した(適用量は10
0〜200g/m2)。最後に標準的なコロジオンラッ
カーをキャスト機によって適用した。
得られた仕上げ品は、湿潤及び乾燥時曲げ強度に対する
際だった値、良好な皮革への付着、水による膨潤に対す
る高い耐性、及び非常に良好な浮き出し模様加工性を示
した。非常に細がい浮き出し模様でさえ、熱い皮革を積
み重ねても完全のま1であった。
ゴムラテックスは次のように製造した: 4十字翼型攪
袢機を備えた40!のステンレス鋼製オートクレーブ中
で、水18000F!、1,3−ブタジェン5000g
、7クリロニトリル3o。
og、スチレン1700g、90%メタクリル酸333
g及びtert−ドデシルメルカプタン50.の混合物
を、固体濃度が20%となるまで、炭素数15の平均鎖
長を有する長鎖バフフィン炭化水素の混合物のスルホン
酸ナトリウム200.を乳化剤として及び70%ter
t−ブチルハイドロパーオキサイド5g及びナトリウム
ホルムアルデヒドスルホキシレート2水和物2.5gを
レドックス開始剤系として存在させて35℃下に重合さ
せた。イソノニルフェノールの、エチレンオキシド20
モルとの反応生成物100g及びナトリウムホルムアル
デヒドスルホキシレート2永和物2.5gの水500g
中溶液全溶液続き加圧下に導入し、重合を350℃で続
けた。約31重量%の固体濃度(転化率約86%)が達
成された後、水200g中25重量%のジエチルヒドロ
キシルアミン200gを転化することによって重合を停
止した。得られたラテックスから残存単量体を除去した
。これは31%の固体濃度を有した。結合剤の酸価はK
OH19,5mg/固体gであった。
合成タンニン剤で再染色した白色のスカイバー皮及びバ
ッド・ソール皮革をドレッシングするために、白色顔料
ペースト(二酸化チタン顔料65重量%、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸エチル、N−ビニルピロリドン、ア
クリル酸、酢酸ビニル共重合体5重量%を含む、NH,
でpH9〜9.5に調節した水性分散液)150gを、
水250g。
25%5%アンモニラ0Fi及び標準の60%南京豆油
乳化液25gと共に攪拌した。この混合物に、フィルム
硬度(ショアA)25及び酸価24.2を有する40重
量%カルボキシル化ポリアクリレート結合剤(アクリル
酸ブチル40重量%、アクリル酸エチル43重量%、ア
クリロニトリル10重量%、アクリルアミド2重量%、
アクリル酸2重量%、イタコン酸2重量%及びN−メチ
ロールアクリルアミド0,5重量%)17 og及びフ
ィルム硬度(ショアA)60及び酸価36.8を有する
40重量%カルボキシル基含有の脂肪族ポリウレタンエ
ステル分散液(ヘキサンジオール、ツメチロールプロピ
オン酸及びアノビン酸のポリエステルの、ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネートと反応させ且つジエチレン
トリアミンで架橋させたもので、固体に基づいて8.8
%のジメチロールプロピオン酸を含有)330gを添加
し、トリエチルアンモニウムを対イオンとして混入し、
次いで架橋のために1.2.4−)リグリシジルトリア
シリジン−3,5−ジオンのN、N−ジメチルホルムア
ミド950重量%溶液15gを添加した。最後に染料液
体を適当な増粘剤で、4+++mオリフィスのフォード
・カップから18〜30秒の流出時間に相当する粘度に
調節した。
実施例1に記述したものと同一の方法に従い、但しコロ
ンオンラッカーの代りに7セトプチレートに基づく白色
顔料のラッカーを最終ドレッシングとして噴霧により適
用してドレッシング処理を行なった。
このドレッシングの性能は一般的記述の部分で述べた有
利な性質に相当した。ドレッシングは光安定性であり、
160℃においてでさえ依然耐黄色化性であった。
K(4影 カーボンブラックペースト(カーボンブラック16重量
%及びアクリル酸インプロピル、メタクリル酸メチル、
N−ビニルピロリドン、アクリル酸、酢酸ビニルの共重
合体に基づく結合剤20重量%を含有する、アミノエタ
ノールでpH10〜10.5に調節した水性分散液)1
00gを、アンモニア性の13.5重量%カゼイン溶$
6ogと及び沈澱シリカ30重量%及び実施例1の顔料
ペーストの結合剤5重量%を含む平滑化ペースト30g
と共に激しく攪拌し、次いで水400gで希釈した。
この混合物に、フィルム硬度(ショアA)45及び酸価
24.2を有するアクリレートに基づく共重合体(アク
リル酸ブチル71重量%、アクリロニトリル23重量%
、アクリルアミド1.5重量%、N−メチ”ロールアク
リルアミド0.5重量%、アクリル酸2重量%及びイタ
コン酸2重量%)の40重量%水性分散液250g及び
フィルム硬度(ショアA)63及び酸化25.9を有す
るブタノエンに基づく共重合体(ブタジェン45重量%
、スチレン16重量%、アクリロニトリル28重量%、
メタクリルアミド6重量%、メタクリル酸2重量%及び
イタコン酸3重量%)の35重量%水性分散液150g
を添加した。最後に1.2.4−)+7グリシジルトリ
アゾリジンー3,5−ジオンのN−メチルピロリドン中
50重重量溶液10=を架橋のために攪拌した。次いで
激しく混合することにより、パッド皮革を仕上げるのに
特に適当である良好な被覆力の黒色結合剤着色物を得た
。これを空気エンで適用する場合には染料をそのままで
用いた。染料をパッド法で適用する場合には染料液体を
予め水で2:1の比に希釈した。染料をオースチング(
oasting)Is!!又は非空気エンで適用する場
合には、液体を適当な増粘剤で41オリフイスのフォー
ド・カップから16〜28秒の流出時間に相当する粘度
に調節した。
得られたドレッシングは、良好な外観のほかに非常に良
好な乾燥及び湿潤時曲げ強度、良好な層付着及び水での
膨潤に対する高耐性を示した。
友l鮭支 1.2−ジグリシジル−4−メチルトリアシリジン−3
,5−ジオンのジメチルアセトアミド中50重量%溶液
30.を架橋のために用いる以外実施例1に記述した方
法に従った。得られた仕上げ剤はその性質において実施
例1に記述した仕上げ剤と対比できた。
犬11」− 1,4−ブタン−ビス−ヒドロキシプロピル−3−ジイ
ル−4,4〜ビス−[(1,2−ジグリシジル)−ドリ
アシリジン−3,5−フォノ1のエチルゲルコール95
0重量%溶液25gを架橋のために用いる以外実施例2
に記述した方法に従った。
得られた仕上げ剤はその性質において実施例2に記述し
た仕上げ剤と対比できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結合剤としてのカルボキシル基含有重合体と架橋剤
    としての1,2−ポリエポキシドを基本とし且つ随時標
    準的な助剤及び添加剤を含有する皮革を仕上げるための
    及び織物を被覆するための水性調製物であって、該結合
    剤がKOH5〜150mg/物質gの酸価を有するモノ
    オレフィン性不飽和単量体の共重合体及び/又はKOH
    5〜150mg/物質gの酸価を有するポリウレタン及
    び随時塩基でそしゃくされたカゼインであり、一方1,
    2−エポキシド化合物が0.2〜1.12のエポキシド
    値を有するポリグリシジルトリアゾリジン−3,5−ジ
    オンであることを特徴とする調整物。 2、共重合体が a)ブタジエン、イソプレン又はこれらの混合物0〜7
    0重量%、 b)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル
    アミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミド
    、メチロールメタクリルアミド又はこれらの混合物0〜
    40重量%、 c)スチレン、a−メチルスチレン、o−、p−クロル
    スチレン、o−、p−ブロムスチレン、p−tert−
    ブチルスチレン又はこれらの混合物0〜60重量%、 d)脂肪族C_1〜C_8アルコール残基を含むアクリ
    ル酸エステル又は脂肪族C_1〜C_8アルコール残基
    を含むメタクリル酸エステル或いはこれらの混合物0〜
    99重量%、 e)酢酸ビニル0〜20重量%、 f)アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン
    酸、フマル酸;アルコール成分の炭素数が1〜8のイタ
    コン酸、マレイン酸及びフマル酸の半エステル、或いは
    これらの混合物、の、a)〜f)の百分率の合計が10
    0である、重合した単位からなる特許請求の範囲第1項
    記載の水性調製物。 3、カルボキシル基を含む重合体が水性ポリウレタン分
    散液からなり、このポリウレタン分散液がプレポリマー
    とカルボキシル基含有の延鎖剤とから有機溶媒中で製造
    され、次いで水に分散させることによって調製される特
    許請求の範囲第1項記載の水性調製物。 4、架橋剤が次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) [式中、R^1は水素又はメチルであり、 m=0又は1であり、そして m=0の場合R^2は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の置換基を表わすか、或いは単官能性脂肪族C_1〜C
    _1_8基、単官能性脂環族C_5〜C_6基、単官能
    性脂肪族−芳香族C_7〜C_1_0基又は単官能性芳
    香族C_6〜C_1_0基であり、m=1の場合R^2
    は2官能性脂肪族C_2〜C_1_8基、2官能性脂環
    族C_5〜C_1_2基、2官能性脂肪族−芳香族C_
    7〜C_1_0基又は2官能性芳香族C_6〜C_1_
    2基である] に相当するポリグリシジルトリアゾリジン−3,5−ジ
    オン類からなる特許請求の範囲第1項記載の水性調製物
    。 5、架橋剤が、 m=0及び R^1が▲数式、化学式、表等があります▼を表わす、 式( I )に相当するポリグリシジル化合物からなる特
    許請求の範囲第1項記載の水性調製物。 6、特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の水性
    調製物を基材に室温で適用し、25〜90℃で架橋させ
    ることを特徴とする皮革又は織物の被覆法。 7、特許請求の範囲第6項記載の方法で被覆した皮革及
    び織物。
JP61292668A 1985-12-13 1986-12-10 皮革の仕上げと織物の被覆のための調製物 Pending JPS62147000A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19853544001 DE3544001A1 (de) 1985-12-13 1985-12-13 Zubereitungen und verfahren zum zurichten von leder und zur textilbeschichtung
DE3544001.5 1985-12-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62147000A true JPS62147000A (ja) 1987-06-30

Family

ID=6288311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61292668A Pending JPS62147000A (ja) 1985-12-13 1986-12-10 皮革の仕上げと織物の被覆のための調製物

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0226108B1 (ja)
JP (1) JPS62147000A (ja)
DE (2) DE3544001A1 (ja)
ES (1) ES2014408B3 (ja)
PT (1) PT83866B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01260097A (ja) * 1988-04-06 1989-10-17 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The フィルター用含浸紙の製造法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3711415A1 (de) * 1987-04-04 1988-10-20 Bayer Ag Zubereitung und verfahren zum zurichten von leder und zur textilbeschichtung
DE3736475A1 (de) * 1987-10-28 1989-05-11 Basf Ag Verfahren zum zurichten von leder
DE4015858A1 (de) 1990-05-17 1991-11-21 Henkel Kgaa Heisssiegelbeschichtung auf dispersionsbasis
JP3524200B2 (ja) * 1994-04-15 2004-05-10 キヤノン株式会社 加色用皮革処理方法、該処理がなされた皮革に行う皮革加色方法及び該皮革加色方法によって製造された皮革製品
DE19521431A1 (de) * 1995-06-16 1996-12-19 Stockhausen Chem Fab Gmbh Druckfähige Quellpaste und ihre Verwendung zur Kabelisolierung und zur Herstellung von Vliesen
DE19743457A1 (de) * 1997-10-01 1999-04-15 Bayer Ag Bioabbaubare Bindemittel für die Färberei

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH606445A5 (en) * 1975-05-06 1978-10-31 Ciba Geigy Ag Finishing compsns. for textiles and leather
DE2935446A1 (de) * 1979-09-01 1981-03-19 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Pulverlachbindemittel und verfahren zu ihrer herstellung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01260097A (ja) * 1988-04-06 1989-10-17 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The フィルター用含浸紙の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3544001A1 (de) 1987-06-19
EP0226108A2 (de) 1987-06-24
DE3669737D1 (de) 1990-04-26
EP0226108A3 (en) 1988-09-28
PT83866A (en) 1987-01-01
EP0226108B1 (de) 1990-03-21
ES2014408B3 (es) 1990-07-16
PT83866B (en) 1989-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5087646A (en) Formulations and process for dressing leather and coating textiles
US5571861A (en) Aqueous, autocrosslinking polyurethane-vinyl hybrid dispersions
JP4204121B2 (ja) 自己架橋性ポリウレタンポリアクリレートハイブリッド分散液
US2828220A (en) Method of coating leather with polymers containing hydroxyl groups and the resulting article
US5376459A (en) Method for treating leather
EP0015644B1 (en) Ambient or low-temperature curable coating compositions for leather and other flexible substrates and methods of using them
US2880116A (en) Coated materials and methods for producing them
PL202959B1 (pl) Kompozycja wodna nadająca materiałom pożądane właściwości
US4016127A (en) Emulsion copolymers of acrolein and their use in treating leather
WO1997023516A1 (en) Aqueous cross-linkable coating composition
EP0619341B1 (en) Aqueous dispersed resin composition
US4880673A (en) Acrylate binder and its use for dressing leather
JPS62147000A (ja) 皮革の仕上げと織物の被覆のための調製物
JPH02504042A (ja) 水分散性ポリウレタン‐アクリル重合体組成物
US2828222A (en) Method of coating leather with polymers containing units of acrylyl or methacrylyl dicyandiamide and the resulting article
JP2684678B2 (ja) 水性被覆剤組成物
JPH0411591B2 (ja)
CA1142817A (en) Process for dressing leather by a treatment using rubber latices
US2828223A (en) Method of coating leather with polymers containing morpholino groups and the resulting article
US3896085A (en) Emulsion copolymers of acrolein and their use in treating leather
JPH09316394A (ja) 水性被覆剤組成物
JP3351623B2 (ja) コーティング組成物
JP2004115678A (ja) 水性下塗材組成物
JP3366950B2 (ja) 窯業系サイディングボード用下地処理剤
JPH1060061A (ja) 変性されたポリ尿素上への不飽和モノマーのグラフトポリマー、その製造方法及びその使用