JPS62146647A - シリアルプリンタヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、印字ワイヤを電磁力の制御に基づいて１ｔッ
ト印字を行なうためのシリアルプリンタヘラ１！に関す
る。

背景技術 従来からのシリアルプリンタヘッドの磁気回路は、たと
えば永久磁石と、永久磁石の磁路を形成するヨークと、
そのヨークに巻回され、永久磁石の磁力を打ち消すよう
に励磁されるコイルと、フィルのｔ）Ｙ磁、励磁によっ
てヨークから近接、離反する方向に付’？　？ｅれるア
マチャと、アマチャの一端に固着される印字ワイヤとに
よって構成される。

コイルを励磁することによって、永久磁石の磁力が打ち
消され、アマチャがヨークから離反し、こうして印字ワ
イヤの先端を変位駆動させて印字動作を行うことができ
る。このようなドツトプリンタヘッドの性能として、プ
リンタの印字速度を左右する印字ワイヤの駆動速度がｍ
Ｗであり、その速度を向上することが従来から望まれて
いる。

そこでプリンタヘッドを高速化するためには、磁気回路
的には全体の磁気抵抗を下げて吸引力をアップさせるこ
とが必要である。磁気抵抗を下げる手段としては、ヨー
クなどの断面積を大きくするか、あるいは透磁率が高い
材料を用いる方法がある。前者の方法はプリンタヘッド
の小形化に反し、ヘッド形状が大きくなるという間ぶが
ある。

また後者の方法には、たとえば特開昭６０−８７０６２
に開示されるように、ヨーク全体にパーメンジュールを
用いた先行技術が存在する。しかしながらこのパーメン
ジュールのような、高透磁率の材料は高価であるため、
全体的にコスト高になるという欠点がある。

目　　　　的 本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、小形で、
かつ高速度で、しかも低コストのシリアルプリンタヘッ
ドを提供することである。

実施例 第１図は本発明のドツト式シリアルプリンタヘッド１の
一部断面図であり、第２図は第１図の切断面線ＩＩ−［
１から見た簡略化した断面図である。

このプリンタヘッド１は、周方向に間隔をあけて複数の
磁気回路１ａを形成し、各磁気回路１ａに関連して印字
ツイヤ２がそれぞれ設けられて構成されており、各磁気
回路１ａは、基本的には、磁気回路１ａの配列方向に直
角な平面内にあるＵ字状のヨーク３と、永久磁石片４と
、逆り字状の補助ヨー２５と、印字ワイヤ２を備えるア
マチャ６とｉこよって構成される。ヨーク３は、円筒状
のタト側脚部７と、外側脚部７よりも半径方向内方側に
形成され、周方向に間隔をあけて複数個（本実施例では
２４個）配置される内側脚部８と、外側脚部７と内側脚
部８との間に延びる連結部９とから成る。

内側脚部８の下端部は、止めねじ１０によって連結部９
にそれぞれ固着される。また内側脚部８の外周面には、
コイル１１がそれぞれ巻回される。

ヨーク３の内側脚ｎ８の材料には、高透磁率を有する磁
性材料、たとえばＣｏ（コイル））−Ｆｅ（＆ｔ＋）−
１バナノウム）合金としてのパーメンジュールが用いら
れる。本実施例では、Ｃｏ５　（３％、Ｆｅ４８％、■
２％のパーメンジュールが用いられる。

これに対して内側脚部８以外のヨーク３の外側脚部７、
連結部９および補助ヨーク５には、Ｆｅに３％のＳｉ（
ケイ素）を含有したいわゆる３％ケイ素鋼などの材料が
用いられる。

このように内側脚ｎ８のみに用いられるパーメンジュー
ルは、その他の外側脚部７などに泪いられる３％ケイ素
鋼などに比べて非常に高透磁率で磁束密度Ｂの飽和点も
高い。このためある一定の起磁力Ｕにおいて一定の磁束
量Φを通すのに必要な面積や体積は、３％ケイ素鋼に比
べて小さくすることができる。したがってこのようなパ
ーメンジュールにってフィル１１が８回される内側脚部
８を構成することにより、吸引力を低下させずに本件プ
リンタヘッドの可動部の等髄質量を軽減することができ
、アマチャ６したがって印字ワイヤ２の高速度化を実現
することができる。また本件シリアルプリンタヘッドが
２４ドツト式である場合において、内側脚部８は、第２
図に示されるように、周方向に１５度の分角ごとに隣接
して配置されるため、その軸直角断面および全体の体積
が小さくなり、しｒこがってパーメンジュールの使用。

量も少量となり、高速度化とともに低コスト化を実現す
ることができる。

第３図を参照して、ヨーク３の外側脚部７の上端面には
、平板リング状の永久磁石片４が固着されている。この
永久磁石片４は、第３図の上下方向に着磁されており、
ヨーク３内で矢符ａで示す磁路を形成する。永久磁石片
４のヨーク３との固着面と反対側の面には、リング状の
補助ヨーク５が固着されている。補助ヨーク５は、半径
方向内方に向かって延びるアーム部分１２を有し、アー
ム部分１２の先端部の下面には、ヨーク３の内側脚部８
に個別的に対応する一対の案内片１３がそれぞれ形成さ
れる。この案内片１３は、内側脚部８の直上にそれぞれ
臨んで形成されている。案内片１３内には、印字ワイヤ
２を有する７マチヤ６が介在される。７マチヤ６は、ヨ
・−り３の内側脚部８の直上に臨んで配置される。アマ
チャＧの一端部には、板ばｈ１４の一端部が係合する係
合？７）１５が形成されており、板ばね１４の他端部は
、補助ヨーク５の内周面に形成された係合溝１６内にそ
れぞれ嵌め込まれる。

このシリアルプリンタヘッドの動作状態を説明すると、
まずフィル１１が消磁状態にあるときは、アマチャ６と
ヨーク４とのギャップ間に発生している永久磁石片４の
磁気力によって、板ばね１４のばね力に抗して内側脚部
８の頂部に磁気吸着されている。この状態で印字ワイヤ
２は、プラテン１７のリボン１８から離反している。

これに対してコイル１１が励磁されたとき、永久磁石片
４による磁力を打ち消すような矢符すで示す方向に磁路
が形成される。このように永久磁石片４による磁力が打
ち消されると、アマチャ６は板ばね１４のばね力によっ
て、第３図の上方に向けてばね付勢される。このときア
マチャ６は、板ば）２１４を支点として矢符Ｂで示す方
向に撓み、これによって印字ワイヤ２がプラテン１７上
のリボン１８を叩き、プラテン１７上の記録紙１９に印
字することができる。

第４図は、シリアルプリンタヘッドの磁気回路１ａを示
す図である。この磁気回路１ａは、起磁力ＵＯ１抵抗Ｒ
Ｍの永久磁石片４と、磁気抵抗Ｒ１のヨーク３と、磁気
抵抗Ｒ４の補助ヨーク５と、磁気抵抗Ｒ３のアマチャ６
と、磁気抵抗ＲＧのギャップＧと、起磁力ｉｎ１磁気抵
抗Ｒ２のコイル１１とが直列にｊＩｌｉ続されて構成＠
れる。したがってヨーク３の中で、最も飽和状態に達し
やすいコイル１１が巻回される内側脚部８のみに、高透
磁率のバーメンノユールを用いること（二上って、全１
本の磁気抵抗Ｒ１〜Ｒ４が減少され、これによって内側
脚部８以外のヨーク３の部分にパーメンノユールを用い
ることなく、アマチャ６の吸引力を高めることができる
。これによって小形で高速度のシリアルプリンタヘッド
を実現することができる。

またヨーク全体にパーメンジュールを用いた場合に比べ
て、きわめて１氏コストとすることができる。

本発明の他の実施例として、第５図で示されるヨウに、
パーノンジュールから成る内側脚部８を、連結部９の透
孔２０内に嵌め込み、レーザあるいは電子ビームなどに
よって溶接するような構成としてもよい。

印字ワイヤ２の数は、曲記実施例のように２４個に限定
されない。

効　　果 以上のように本発明によれば、磁気回路の配列方向に直
角な平面内にあるヨークの半径方向内方位置で、かつコ
イルが巻回されている部分をパーメンノユールから成る
材料によって構成するようにしたことによって、小形で
かつ高速度でしかも、低コストであるプリンタヘッドを
得ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は第１図の
切断面線■−■から見た簡略化した断面図、第３図はア
マチャ６と磁気回路１ａとの分解斜視図、第４図は本件
シリアルヘッドの等価回路図、第５図は本発明の池の実
施例の断面図である。 １・・・シリアルプリンタヘッド、１ａ・・・磁気回路
、２・・・印字ワイヤ、３・・・ヨーク、４・・・永久
磁石片、５・・・補助ヨーク、６・・・アマチャ、７・
・・外側脚部、８・・・内１１１１１脚部、１０・・・
止めねじ、１１・・・コイル代理人　　弁理士　西教　
圭一部 第２図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　周方向に間隔をあけて複数の磁気回路を形成し、各磁
   気回路に関連して印字ワイヤがそれぞれ設けられて構成
   されるシリアルプリンタヘッドにおいて、 前記各磁気回路は、磁気回路の配列方向に直角な平面内
   にあるヨークを有し、このヨークの半径方向内方位置で
   、かつコイルが巻回されている部分がパーメンジュール
   から成ることを特徴とするシリアルプリンタヘッド。