JPS62145204A - 一軸配向ポリエステル偏光フイルム - Google Patents

一軸配向ポリエステル偏光フイルム

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JPS62145204A
JPS62145204A JP28640585A JP28640585A JPS62145204A JP S62145204 A JPS62145204 A JP S62145204A JP 28640585 A JP28640585 A JP 28640585A JP 28640585 A JP28640585 A JP 28640585A JP S62145204 A JPS62145204 A JP S62145204A
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JP
Japan
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polyester
sulfonic acid
diethylene glycol
polarizing film
film
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JP28640585A
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Kenji Tsunashima
研二 綱島
Seizo Aoki
青木 精三
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、耐湿性および偏光特性にすぐれた偏
光フィルムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、偏光フィルムとしてはヨウ素や2色性染料を吸着
さけた一軸延伸ポリビニルアルコールフィルムが知られ
ていたが、耐熱性、耐湿性が悪く、高温や湿気にざらさ
れると収縮したり、カールしたりする欠点があった。こ
のために、この耐熱性、耐湿性を改良するものとして、
疎水性ポリマー、例えばポリエチレンテレフタレートに
特定の2色性染料をブレンドする方法(例えば、特開昭
58−68008M公報や特開昭60−125ao4号
公報など)が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、たとえポリエステルに特定の染料をブレンドし
ても次のような欠点が存在していた。
(1)  偏光性能が低い。
(2)耐熱性がなく、たとえば120’C熱風中で10
0時間以内に偏光性能が大幅に低下する。
(3)  耐湿性にも乏しく、90’C195R1−1
%で1000時間後、大幅な偏光性能の低下がある。
(4)1枚のフィルムの可視光の光線透過率が低く、3
5%未満のものしか得られず、偏光フィルムとしての画
面の明るさが劣る。
本発明は、上記欠点を解消せしめ、しかも耐湿性、耐熱
性、偏光性能が共に1ぐれ、光線透過率も高い偏光フィ
ルムを提供することを目的とするものでおる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポリエステルに塩基性2色性染料を混合した
一軸配向ポリエステル偏光フィルムにおいて、該ポリエ
ステルが、スルホン酸基を有するモノマー単位を0.5
〜15重口%およびジエチレングリコール残基を2〜1
0重最%含有したことを特徴とするものである。
本発明にいうポリエステルとは、エステル結合を有する
高分子化合物であり、エステル結合とは、ジカルボン酸
とジオールから縮重合により1qられるーC−〇−結合
を有したものであり、代表的なジカルボン酸には、アジ
ピン酸、セパチン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、フェノキシエタンジ
カルボン酸、などがあり、ジオールには、エチレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、ネオペンチルグリコールなど
がある。もちろん、1つの分子内にアルコールとカルボ
ン酸を有するオキシベンゾイック酸のようなものであっ
てもよい。
代表的なエステル結合としては、エチレンテレフタレー
1〜、ブチレンチレフタレ−1へ、エチレンナフタレー
ト、エチレンα、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エ
タン−4,4゛−ジカルボギシレー1〜、などおよびそ
の共重合体などがあげられる。
本発明の場合、該ポリエステル中にスルホン酸基、ある
いはその塩を有するモノマー単位を0゜5〜15重量%
、およびジエチレングリコール残基を2〜10重昌%含
有していなければならない。
スルホン酸基を含有させるには、ポリエステルの七ツマ
−であるジカルボン酸あるいはジオール成分にスルホン
酸基側鎖を有したモノマー例えば5スルホン酸ノー1〜
リウムイソフタル酸などを用いて共重合するのが通常で
あるが、必ずしもこれに限定されることはなく、スルホ
ン酸基を有した他のモノマー成分、例えばジアミン成分
などを用いてもよく、ざらに、ポリエステルなどの高分
子の側鎖にスルホン酸基を光反応、プラズマ反応などの
手段によってグラフ1〜させてもよいことは明らかであ
る。このスルホン酸基を有するモノマー単位がポリエス
テル中での含有割合が0.5〜15重量%好ましくは1
〜10重通%で、しかもジエチレンクリコール残塁を2
〜10重昌%、好ましくは3〜7重量%の範囲でなけれ
ばならない。スルホン酸基を有するモノマー単位が0.
5重量%未満のときはジエチレングリコール残基が2〜
10重量%であっても高い偏光性能をうろことが出来な
いためであり、また15重量%を越すときには、ジエチ
レングリコール残基の量によらずに偏光フィルムとして
の耐熱性(120°C1熱川中1000時間放置後の偏
光性能の変化が実質状ないこと)、耐湿性(95℃、9
58H%で1000時間放置後の偏光性能や光線透過率
が実質上変化しないこと)、さらには顕械的性質、透明
性などの特性が低下するためである。もちろん、モノマ
ー単位とはエステル結合<−C−O−>を1個有するポ
リマーのくり返し溝成単位を意味する。
また、たとえ、スルホン酸基を有するモノマー単位がた
とえ0.5〜15重量%の範囲内であっても、ジエチレ
ングリコール残基が2〜10重量%好ましくは3〜7重
昌重荷含有いるポリエステルでなければ偏光フィルムと
しての優れた特性が出ない。すなわち、たとえスルホン
酸基を有するモノマー単位が0.5〜15重量%であっ
てもジエチレングリコール残塁が2手足%未満だと、2
色性染料がポリマー中で有効に配向しないためか高い偏
光性能をうろことが出来ないためであり、また、10重
量%を越すときには、偏光フィルムとしての耐熱性・耐
湿性などに劣ったものになるためである。
本発明でいう塩基性2色性染料とは、分子内にアミノ基
(−NR2、Rはアルキル基)、アミド結合(CONR
,Rはアルキル基)、複素環窒素を含む光吸収の異方性
をもつ染料であり、構造は各種の形態のものであり、ケ
チミン、ジフェニルメタン、トリアリールメタン、キ量
ナンテン、アクリジン、アシン、オキサジノ、チアジン
、シアニン染料などの様r、:酸性基を含まず、水溶液
中で色素部分か陽イオンとなるものや、あるいは、他の
(水性基と周一分子内に含まれている染料例えば−30
bl’Ja基との併用(例え(、fダイレクトブルーB
B、ラビドーゲン オレンジIRRなど)で必ってもよ
い。代表的な染料としては、ナノ1−−ルAS、ダイレ
フ1〜ブルー88、ラピッドファス1−スカーレツ1〜
RH、ア(ノザリンイリゾールR、セリ1〜ンフ1スト
ブルーFFR、サルファーブラック下、オーラミン、マ
クカイ1〜グリーン、ホスフィン、ローダミンB1サフ
ラニン下、メチレンブルー、メルト−ラスブルーなどが
ある。
本発明フィルムの製造工程での熱による塩基性2色性染
料の熱分解・熱変化をさけろために、高い耐熱性を有す
る染料が好ましく、この目的のためには、アン1−ラキ
ノン系、ペリレン系、ナフj〜主ノン系、7ン1〜ラキ
ノイド系、インジゴイド系などが好ましいが、使い方に
よってはアゾ系でもすぐれた性能を示す。
ポリエステルに対して塩基性2色性染料を混合させる届
は、0.01〜10重量%、好ましくは、0.05〜1
重量%の範囲のものがよい。含有量が0.01重量%未
満だと充分に高い偏光性lIとが得られないためで必り
、また課合量が10重量%を越すと、すぐれた透明性が
得られず、このために滑れた偏光性能も得られないばか
りか、M熱性、耐湿性も悪くなるためである。ポリエス
テルに対して塩基性2色性染料が混合されているとは、
後述する抽出液から計算したポリマー中の2色性染料残
存率が40Wtχ未満のものをいう。
使用する塩基性2色性染料の種M数は特に限定されず、
混合]のmが上記範囲内であればかまわないが、特定の
吸収J或のみの偏光フィルム、すなわち、カラー偏光フ
ィルムにおいては、所望の吸収域をもつ塩基性2色性染
料を1種選択するだけで良いし、可視J或全J或をカバ
ーする中性色偏光フィルムとしたい時には、黒色系染料
か、もしくは赤、黄、青の色の塩基性2色性染料を補色
関係で組み合せることで製造することができる。
−@配向ポリエステルフィルムとは、複屈折値が0.1
5〜0.40の範囲にあるプラスチックフィルムであっ
て、複屈折値のより好ましい範囲は0.18〜0.35
で、最も好ましい範囲は0゜20−0.30でおる。複
屈折値が0.15未満では偏光フィルムとしての性能が
出ないのみならず、該フィルムに色模様がつきやすくな
るし、0゜40を越えると偏光フィルムが配向方向に裂
けやすくなり、ハンドリング性が劣るので好ましくない
なお本発明による偏光フィルムは、実質的に]軸延伸さ
れたものて必り、非晶部の配向係数は0゜7以1]、O
以下におるのが好ましい。非晶配向係数か0.7より小
さいと十分な偏光性能を有したものとなりにくいためで
おる。
また、本発明における偏光フィルムは、混合けじめた塩
基性2色性染料の最大吸収波長での光線透過率が1枚で
30%以上、好ましくは40%以上になると使用した時
画面が明るくて好ましい。
光線透過率が30%を下まわる場合には、2枚の偏光フ
ィルムを平行に重ねた状態で使用するときには光線透過
率が更に低下してしまうことから、明るさが不足し、文
字の視五2等がしにくくなり好ましくない。
本発明の偏光フィルムの厚さは特に限定しないが10〜
500Um、好ましくは30〜200μW程度のものが
本発明の効果が顕著になり、好ましい。もちろlν、本
発明フィルムに公知の任意のフィルムをラミネー1〜し
て、その効果をざらに著しくする様な積層を行なっても
よいことは明らかでおる。
次に本発明のフィルムの製造方法の]例を)ボベる。芳
@族ジカルボン酸を主成分とする2官能性竣成分と、ジ
エチレングリコールを含むグリコール成分、さらにスル
ホン醸す1ヘリウムを含んだイソフタル酸を上記七ツマ
−と共に常法の重縮合反応によりポリエステルを得る。
この時必要に応じて紫外線吸収剤、帯電防止剤、熱安定
剤、着色防止剤、すべり剤、ブロッキング防止剤、@利
、増核剤などを重合の任意の段階で添7J(l しても
よい。
かくしてjqられたスルホン酸基含有ポリエステルに、
塩基性2色性染料を混合させるが、添加時期は重合前、
重合中、重合完了後、フィルム成形時などの任意の段階
で添加しうるが、本発明の場合、特に重合完了直前に添
加するのが好ましい。
次に、塩基性2色染料を混合したポリエステルを常法に
より乾燥後、押出機に供給し、該ポリエステルの融点よ
り10〜50°C高い温度で溶融し丁ダイロ金から溶融
押出し、30〜120℃に冷却したキャスティングドラ
ム上で冷却固化し、キャストシート に加熱されたロール上で長手方向に5倍以上延伸し、1
60℃〜融点の温度範囲内で熱固定する。
上記は長手方向の一軸延伸を示したが、もちろん、幅方
向にテンターで延伸した幅方向−軸延伸フィルムも本発
明範囲内であることは明らかである。
かくして得られたフィルムのTgは延伸配向により10
0′CD上となり、複屈折値は0.15〜0。
40の範囲にあり、しかも非晶配向係数が0.  7〜
1.01光線透過率が30%以上の厚さ10〜500、
f,/mのポリエステル偏光フィルムを得る。
本発明の目的とする偏光フィルムは実質的にきは上記段
階で製造されているが、第1段−軸延伸に続きそれと直
交する方向に第2段の微延伸することは、直交方向にフ
ィルムの機械特性を向上させる点で好ましい。この場合
の延伸倍率としては1、05倍〜2倍が好ましい。
又、本発明に用いるポリエステルの熱可塑性樹脂に、本
発明の目的を明言しない範囲内で多種ポリマをブレンド
しても良いし、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸
収剤、核生成剤、表面突起形成剤などの無機、又は有機
添加剤が通常添加される程度に添加されていても良い。
又、本発明のフィルムに公知辺コロナ放電処理(空気中
、窒素中、炭酸ガス中など)プラズマ処理などを施して
も良い。
本発明の偏光フィルムは、液晶ディスプレイ、色相可変
フィルター、可変透過サングラス、写真フィルター、ブ
ラウン管や測定器数値表示部等の反射防止フィルターな
どに使われ、特に液晶ディスプレイ用途に適している。
〔作用〕
本発明は上述したようにアミド基やアミノ基を有する塩
基性の2色性染料を特定のポリエステルに混合させ、し
かもそれを高度−軸方向に配向させたので、次に示す偏
光性能のすぐれた偏光フィルムが得られる。
〔発明の効果〕
@基性2色性染料を特定のポリエステルに含有さ往たこ
とにより次のような優れた効果を得ることが出来る。
(1)高い偏光性(1シと高い光線透過率を両立さすこ
とが出来る。
(2)  耐熱性、耐湿性にすぐれ、偏光性能や光線透
過率が熱や湿度によって低下しない。
本発明の特性値は、次の測定法、評価規準によるもので
ある。
(1)光線透過率 日立自記分光光度it(323型)で1枚の偏光フィル
ムの分光透過曲線を求め、用いた2色性染料の可視域に
おける最大吸収波長での透過率を求めた。
(2)  偏光性能 日立自記分光光度計(323型)で2枚の偏光フィルム
を400〜800rllllの波長域の光線透過スペク
トルを測定するときその主配合軸方向を平行に重ね合せ
た時、ならびに主配向軸方向が直交するように重ね合U
た時の分光曲線を求め、用いた2色性染料の最大吸収波
長におけるそれぞれの光線透過率をTI)、TVとし、
次式から偏光能(P)を求めた。
Tp −Tv P=        X100(%〉 Tp +Tv (3)非晶配向係数(F) 本発明のフィルムの偏光蛍光強度の角度分子t’iから
の読み取り値を用いて次式で計算した。
非晶配向係数(F)= 1− (Ixx(90’ )/Ixx(0’ ))ここ
に、IXX(0°)はフィルム配向軸方向の偏光栄光強
度。
JxX(90’)はフィルム配向軸方向と直交方向の偏
光蛍光強度。
(4〉  耐熱性 偏光フィルムを120’Cの熱風中で1000時間熱処
理し、その後の偏光性能を処理前のものと比較し、次の
基準で評価した。
偏光能が80%以上保持されていたもの :0偏光能が
60〜80%保持されているもの:へ偏光能が60%未
満に低下するもの   :X(5)耐湿性 偏光フィルムを00℃、100%RHで1000時間湿
熱処理し、その後の偏光性能を処理前のもと比較し、次
の基準で評価した。
偏光能が80%以上保持されていたもの :0福光能が
60〜80%保持されているもの:へ偏光能が60%未
満に低下するもの   :X46)複屈折値は、偏光@
@鏡にコンペンセータをセットし、常法によりリターデ
ーションからフィルム厚さを除して求める。
(7)  共重合とブレンドとの区別は、ポリエステル
を0.2〜0.8tvmに゛0砕し、沸騰クロロホルム
で24時間抽出後、抽出液の染料濃度からポリマー中の
2色性染料残存率を求め、その値が40%未満のものを
ブレンドという。
C実施例〕 次に実施例に基き本発明の実施態様を説明する。
実施例1 ジメチルテレフタシー1〜95重M%と5−スルホン酸
ナトリウム1,3ジメチルイソフタレー1−り5@a%
)とエチレングリコールとジエチレングリコールとを酢
竣マンカンを触媒に用いて’150〜240℃で数時間
メタノールを留去してエステル交換反応をおこない、つ
づいて、重合触媒として三竣化アンチモンを、熱安定剤
としてリン酸トリメチルを、すべり剤として平均粒径8
00 mμの炭酸カルシウムを添7JOシて、1+nm
HC]程度の高真空下で4時間重縮合を行ない、オル1
〜クロルフエノール中での極限粘度(77)で0.65
のスルホン酸基およびジエチレングリコール残塁含有の
ポリエステルを得た。このときのスルホン酸基を有して
いるイソフタル酸残基は完全にランダムに共重合されて
おり、イソフタル酸残基の連鎖は高々2個であった。ス
ルホン酸基を有するイソフタル酸残基の共重合量は5重
要%であり、ジエチレングリコール残基は4重量%であ
った。
該ポリエステルに含有させる塩基性2色性染料として、
セリ1〜ン フ7スj〜 オレンジ GR(アセテート
染料)を用い、該ポリエステルの溶融押出時に溶融混合
させた。溶融は290℃で押出頭内で行ない、ギヤーポ
ンプで一定団だけ計量しつつ、スリット状の口金から溶
融押出し、50°Cに保たれたキャスティングドラム上
に静電荷を印加しながら冷却固化した。次に該キャスト
シー1−を110’Cおよび95°Cに加熱された2段
延伸ロール上で2.5倍延伸後、ざらに3.8倍長手方
向に延伸し、トータル9.5倍延伸後、テンター内で2
20°Cで7秒間熱固定して複屈折f! 0 。
21の厚さ80t、tmのフィルムを得た。
得られたフィルムの特性値を表1にまとめて示したが、
優れた耐熱性、耐湿性を有する高い偏光度を有した偏光
フィルムであることが判る。
表  1 比較例1,2 実施例1で用いたスルホンM%を有しているインフタル
酸残基の結合割合を0モル%(比較例1)、25モル(
比較例2)に変更する以外は、実施例1と全く同様にし
て偏光フィルムを得た。フィルムの評価結果を表2に示
した。
比較例3,4 実施例]で用いたジエチレングリコール残塁の割合を’
1.2wt% (比較例3)15wt% (比較例4)
に変更する以外゛は、実施例1と全く同様にして偏光フ
ィルムを得た。フィルムの評irJ結果を表2に示した
比較例5 実施例1で用いた塩基性2色性染料のかわりに、酸・1
生基であるカルボン酸を有するペリレンジカルボン酸を
用いる以外は、実施例1と全く同様にして偏光フィルム
を得た。フィルムの評価結果を表2に示した。
以上のように、ポリエステルに特定の基を特定量ランダ
ムに共重合さけた71−ワックスを用い、しかも、それ
に塩基性基を有した2色性染料を用いることにより、耐
熱性、耐湿性、光線透過率にすぐれた偏光フィルムを得
られることかわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステルに塩基性2色性染料を混合した一軸
    配向ポリエステル偏光フィルムにおいて、該ポリエステ
    ルが、スルホン酸基を有するモノマー単位を0.5〜1
    5重量%およびジエチレングリコール残基を2〜10重
    量%含有したことを特徴とする一軸配向ポリエステル偏
    光フィルム。
JP28640585A 1985-12-19 1985-12-19 一軸配向ポリエステル偏光フイルム Pending JPS62145204A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013230697A (ja) * 2013-08-09 2013-11-14 Mitsubishi Plastics Inc 積層ポリエステルフィルム
JP2018106163A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 三菱ケミカル株式会社 異方性色素膜形成用組成物、異方性色素膜及び偏光素子
JP2018163333A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 三菱ケミカル株式会社 異方性色素膜形成用組成物、異方性色素膜及び偏光素子
JP2018205712A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 三菱ケミカル株式会社 異方性膜形成用組成物、異方性膜、及び光学素子

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