JPS62144903A - 木材への処理液注入方法 - Google Patents
木材への処理液注入方法Info
- Publication number
- JPS62144903A JPS62144903A JP28697785A JP28697785A JPS62144903A JP S62144903 A JPS62144903 A JP S62144903A JP 28697785 A JP28697785 A JP 28697785A JP 28697785 A JP28697785 A JP 28697785A JP S62144903 A JPS62144903 A JP S62144903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment liquid
- wood
- treated
- timber
- vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野λ
本発明は木材を浸透液で処理Ｔる分野に目し、木材の寸
法安定化及び材質の均一化、硬さの向上、用途拡大等に
利用される。
法安定化及び材質の均一化、硬さの向上、用途拡大等に
利用される。
（従来の技術）
不発明は従来の樹脂注入における欠陥を解消した本願出
願人の先願発明（昭和６０年第１６ス９９５号）を更に
改良したものである。即ち１先願発明は木材への樹脂液
（以下、処理液という。）注入において均質且つ完全な
る含浸を達成したものであるが、被処理木材への処理液
注入の際、減圧吸引時の適切な絞りとモニターの役割を
する被処理木材と同一性の木材片が、被処理木材と同室
の真空加圧容器内にあるため、含浸状態を確認する場合
は処理液注入運転を中断しなければならず、作業能率と
生産性の面で同一品の量産には不向きな欠点があった。
願人の先願発明（昭和６０年第１６ス９９５号）を更に
改良したものである。即ち１先願発明は木材への樹脂液
（以下、処理液という。）注入において均質且つ完全な
る含浸を達成したものであるが、被処理木材への処理液
注入の際、減圧吸引時の適切な絞りとモニターの役割を
する被処理木材と同一性の木材片が、被処理木材と同室
の真空加圧容器内にあるため、含浸状態を確認する場合
は処理液注入運転を中断しなければならず、作業能率と
生産性の面で同一品の量産には不向きな欠点があった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は上記事情に鑑みて同一品の量産ができるように
、連続運転で均質且つ完全なる処理液の含浸を達成する
木材への処理液注入方法を提供し、それによって作業能
率の高能率化と生産性の同上を図るものである。
、連続運転で均質且つ完全なる処理液の含浸を達成する
木材への処理液注入方法を提供し、それによって作業能
率の高能率化と生産性の同上を図るものである。
（問題点を解決するための手段）
不発明は木材に処理液ご注入する真空加圧容器の吸引管
を複数のモニター容器に吸引遮断自在に接続し、モニタ
ー容器内に収納した被処理木材と同一性の木材片を介し
て真空加圧容器内の処理液を減圧＠引すると共に真空加
圧容器へ処理液を加圧注入して成るものである。
を複数のモニター容器に吸引遮断自在に接続し、モニタ
ー容器内に収納した被処理木材と同一性の木材片を介し
て真空加圧容器内の処理液を減圧＠引すると共に真空加
圧容器へ処理液を加圧注入して成るものである。
（作 用］
上記方法によれば、処理液の浸透状態を確認する場合、
特定したモニター容器の吸引回路を遮断すれば確認でき
るので、その間も注入処理を中断することなく処理完了
まで連続運転できる。
特定したモニター容器の吸引回路を遮断すれば確認でき
るので、その間も注入処理を中断することなく処理完了
まで連続運転できる。
（実施例］
本発明を実施例に基づき具体的に説明すると、小１１Ｘ
Ｉに示すように被処理木材１は真空叩圧容器ａに収納さ
れ、蓋２に配設した吸引管３は複数のモニター容器ｂｃ
吸引回路を介して接続され、各モニター容器１への真空
加圧容＃ａからの処理液はパルプ４によって吸引遮断自
在に制御される。
Ｉに示すように被処理木材１は真空叩圧容器ａに収納さ
れ、蓋２に配設した吸引管３は複数のモニター容器ｂｃ
吸引回路を介して接続され、各モニター容器１への真空
加圧容＃ａからの処理液はパルプ４によって吸引遮断自
在に制御される。
モニター容５ｂには第２図に示すように被処理木材１と
同一性の木材片５がその一端を吸込管６にくい込まれ、
他端を着脱自在のネジ座７に係止したネジ軸８で押圧さ
れて収納され、吸込Ｗ６は図外の真空装置に接続される
。
同一性の木材片５がその一端を吸込管６にくい込まれ、
他端を着脱自在のネジ座７に係止したネジ軸８で押圧さ
れて収納され、吸込Ｗ６は図外の真空装置に接続される
。
次に処理液の注入処理運転について説明すると、まず真
空加圧容器ａの上部の吸引管９を接続した図外の真空装
置により被処理木材１を収納した真空加圧容器ａを真空
吸引し、被処理水材１より水分及び空気を吸引しく不実
施例では７００■Ｈ１の負圧で１５分〜２０分運転】、
次いで吸引管９を閉塞してモニター容器すの吸込管６よ
り減圧吸引しつつ図外の加圧注入装置により注入管１０
より処理 理液を加圧（本実施例では圧力４０ ／、で２０〜６０
分運＠）注入する。注入が進行するにつれて被処理水材
１の非結晶領域中に残留Ｔる結合水や細胞内腔及び細胞
間隙等の空隙部分に残留する自由水並びに細胞膜中の微
細空隙等に残留する空気が圧入する処理液に押し出され
て処理液の浸透が進行する。モニター容ａｂ内でも同様
の処理経過をたどりながら処理液は被処理木材１と同一
性の木材片５を介して吸込管６より流出する。所定時間
注入後、１個のモニター容器すの前後の吸引回路のパル
プ４．１１を締め切り、該モニター容器内の木材片５を
取り出して断面検査をし処理液の浸透状態を確認する。
空加圧容器ａの上部の吸引管９を接続した図外の真空装
置により被処理木材１を収納した真空加圧容器ａを真空
吸引し、被処理水材１より水分及び空気を吸引しく不実
施例では７００■Ｈ１の負圧で１５分〜２０分運転】、
次いで吸引管９を閉塞してモニター容器すの吸込管６よ
り減圧吸引しつつ図外の加圧注入装置により注入管１０
より処理 理液を加圧（本実施例では圧力４０ ／、で２０〜６０
分運＠）注入する。注入が進行するにつれて被処理水材
１の非結晶領域中に残留Ｔる結合水や細胞内腔及び細胞
間隙等の空隙部分に残留する自由水並びに細胞膜中の微
細空隙等に残留する空気が圧入する処理液に押し出され
て処理液の浸透が進行する。モニター容ａｂ内でも同様
の処理経過をたどりながら処理液は被処理木材１と同一
性の木材片５を介して吸込管６より流出する。所定時間
注入後、１個のモニター容器すの前後の吸引回路のパル
プ４．１１を締め切り、該モニター容器内の木材片５を
取り出して断面検査をし処理液の浸透状態を確認する。
１回の確認で浸透目標に達成していない場合は更に所定
時間注入後、次のモーター容器すにおいて前記した要領
で木材片５の断面検査を行ない、均一かつ完全なる浸透
を確認して処理液注入運転を完了する。なお、本発明の
基不発明（先願発明ンに開示した被処理木材１と同一性
の木材片５を介して処理液を減圧吸引Ｔることは、被処
理水材１への処理液の浸透特性と同一の特性（絞り効果
ンにより均質かつ完全な浸透を達成Ｔるためのものであ
り、このことから各種木材の絞り効果を把握すれば木材
片５を使用しなくても流体力学的に浸透を制御できるも
のであることが想定される。
時間注入後、次のモーター容器すにおいて前記した要領
で木材片５の断面検査を行ない、均一かつ完全なる浸透
を確認して処理液注入運転を完了する。なお、本発明の
基不発明（先願発明ンに開示した被処理木材１と同一性
の木材片５を介して処理液を減圧吸引Ｔることは、被処
理水材１への処理液の浸透特性と同一の特性（絞り効果
ンにより均質かつ完全な浸透を達成Ｔるためのものであ
り、このことから各種木材の絞り効果を把握すれば木材
片５を使用しなくても流体力学的に浸透を制御できるも
のであることが想定される。
（発明の効果］
以上のように本発明によれば、木材への処理液注入にお
いて該注入運転を連続しながら浸透状態を確認できるの
で作業能率と生産性が同上し、省力化と量産化への改善
による実益は多大である。
いて該注入運転を連続しながら浸透状態を確認できるの
で作業能率と生産性が同上し、省力化と量産化への改善
による実益は多大である。
第１ＦＩ！Ｊは不発明を施した実施例における木材への
処理液注入装置の一部を破断した正面図、第２図はモニ
ター容器１の横断面図である。 図中、１は被処理木材、２は蓋、６は吸引管、４はパル
プ、５は木材片、６は吸込管、７はネジ座、８はネジ軸
、９は吸引管、１０は注入管、１１はパルプ。 ａは真空加圧容器、ｂはモニター容器。
処理液注入装置の一部を破断した正面図、第２図はモニ
ター容器１の横断面図である。 図中、１は被処理木材、２は蓋、６は吸引管、４はパル
プ、５は木材片、６は吸込管、７はネジ座、８はネジ軸
、９は吸引管、１０は注入管、１１はパルプ。 ａは真空加圧容器、ｂはモニター容器。
Claims (1)
- 木材に処理液を注入する真空加圧容器の吸引管を複数の
モニター容器に吸引遮断自在に接続し、モニター容器内
に収納した被処理木材と同一性の木材片を介して真空加
圧容器内の処理液を減圧吸引すると共に真空加圧容器へ
処理液を加圧注入し、木材への処理液注入運転を停止す
ることなく、モニター容器内の木材片により浸透状態を
確認して注入処理することを特徴とする木材への処理液
注入方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28697785A JPS62144903A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 木材への処理液注入方法 |
| EP86305821A EP0213741A1 (en) | 1985-07-29 | 1986-07-29 | A method and an apparatus for injecting a treating liquid into a woody material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28697785A JPS62144903A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 木材への処理液注入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62144903A true JPS62144903A (ja) | 1987-06-29 |
| JPH0467483B2 JPH0467483B2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=17711411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28697785A Granted JPS62144903A (ja) | 1985-07-29 | 1985-12-19 | 木材への処理液注入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62144903A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0396302A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Nobuo Ikeda | 木材への液体注入方法及び装置 |
| JPH0396301A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Nobuo Ikeda | 木材への液体注入方法及び装置 |
| WO2003013810A1 (de) * | 2001-08-09 | 2003-02-20 | Herbert Georg Nopper | Vorrichtung und verfahren zur vakuumimprägnierung |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2021102893A (ru) * | 2015-11-05 | 2021-03-03 | Бамбу Терапьютикс, Инк. | Модифицированные гены атаксии фридрейха и векторы для генной терапии |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP28697785A patent/JPS62144903A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0396302A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Nobuo Ikeda | 木材への液体注入方法及び装置 |
| JPH0396301A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Nobuo Ikeda | 木材への液体注入方法及び装置 |
| WO2003013810A1 (de) * | 2001-08-09 | 2003-02-20 | Herbert Georg Nopper | Vorrichtung und verfahren zur vakuumimprägnierung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0467483B2 (ja) | 1992-10-28 |
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Legal Events
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