JPS62144823A - 金属製鍋類の縁巻き方法 - Google Patents

金属製鍋類の縁巻き方法

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JPS62144823A
JPS62144823A JP28296085A JP28296085A JPS62144823A JP S62144823 A JPS62144823 A JP S62144823A JP 28296085 A JP28296085 A JP 28296085A JP 28296085 A JP28296085 A JP 28296085A JP S62144823 A JPS62144823 A JP S62144823A
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JPS6319249B2 (ja
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Hidekazu Honma
本間 英一
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Honma Seisakusho KK
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Honma Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 未発明は、金属板を成型して得られる鍋類において、そ
の開口部外周に新規な構成の縁巻き部を形成する方法に
係わり、特に金属板として賢った材質の金属の重合によ
る複層鋼板を用いた鍋類の縁巻きに適用して有利な方法
に関するものである。
C従来の技IFi ] 鍋本体の開口部外周に縁巻き部を有する従来の鍋の該縁
巻き部は、第5図に示す如き各種の態様がある。
すなわち、第5図の(a)は、鍋本体10の開口部の周
縁を外方に弯曲させて円形状のへ曲部11aを形成する
もの、(b)は同様の角形の曲折部11bを形成するも
の、(c)は鍔状に張出し、12を形成し、その下方に
円形状のへ曲部11Gを形成するものであり、また(d
)は鍋本体10の開口部に、一部にスリットを形成した
円管状の縁巻き部材11dを別途取付けたものである。
鍋の開口部外周にこれらの手段で縁巻き部を形成するこ
とにより、開口部の強度を増加せしめて、使用によって
おこる開ロ部ヒ縁の凹みや突出等の変形、或は損傷を防
IFすることができる。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、を記のようにして形成した縁巻き部には
、加工によって間隙の残ることは避けられず、使用によ
ってこの間隙から水が浸入し、ステンレスの如き錆の生
じないと謂われている鋼板製の鍋であっても、この部分
より次第に錆が発生し、更に巻き込み部が折り曲げによ
って形成されているため、長年の使用により、巻き込み
部に水垢等が溜り、不潔となることは免れない。
また、近年、ステンレス、アルミニウム、カーボンスチ
ール、銅等の金属板を組合せ積層した複層鋼板と称する
金属板が、か覧る鍋類の素材として脚光を浴びているが
、このような複層鋼板によって鍋類を製作し、その際に
前記第5図の如き縁巻き部を形成すると、積層板の端縁
に各金属板層が露出しているためこの部分に錆が発生し
、鍋の寿命を短くするという問題がある。
本発明はか−る縁巻き構造の持つ問題点を解消した新規
な縁巻きを形成する方法に係り、特に−1二記した複層
鋼板を用いた鍋に適用して優れた効果を発揮するもので
ある。
[問題点を解決するための子役〕 即ち、本発明は、金属板の成型で得られる鍋類の縁巻き
に当たり、成型された鍋類本体の開口部全周に外方に向
けて突出する鍔部を形成し、該鍔部の、上面部を残して
厚みの中央部を深く削取し、かつ下面部を浅く削取して
、これらE面部と下面部によって長短一対の突縁を形成
させ、前記下面部の突縁を上方に曲折して中央部の奥部
削取面に沿わせ1次いで上面部の突縁を下方に曲折して
前記の曲折された下面部の突縁面に沿わせ、加圧により
これらを一体化することを特徴とする金属製鍋類の縁巻
き方法である。
本発明はヒ記の通り従来の鍔部の曲折による巻き込みや
他の材料による縁巻き形成方法と異なり、鍔部周縁の一
部を厚みの方向に削り取り、上面部と下面部に長短一対
の突縁を形成し、下面部に形成した短い突縁を上方に折
り曲げ1次いで上面部に形成した長い突縁をこれに沿わ
せて一体化するものである。
この場合、使用する金属板は、ステンレス、アルミニウ
ム、銅等の従来より鍋類に使用されている金属の単一板
について実施してもよいが、前記したステンレス、アル
ミニウムおよびカーボンスチール、銅等を積層して組合
せた複層鋼板と称する金属板について実施して特に有効
である。
か覧る複層鋼板は、積層すべき各板の組合せにより、鍋
類の如き調理用加熱容器に使用して煮炊きの際に火の通
りがよく、しかも焦げ付きのない優れた調理食品が得ら
れるもので、それらの代表的な組合せは第1表の通りで
ある。
なお、i1表中の記号は次の金属を略称しS T−−−
−−−ステンレススチールC−−−−−一カーボンスチ
ール Cu −−−−−一部 A L−−−−−−アルミニウム 第1表 上表において、複層鋼板の表面に、更に各種金属による
メッキを施したものについても本発明方法が適用可能で
ある。
本発明方法において、鍔部の削り取りは、その用爪部分
に合致した先端形状のバイトをでき、また、これによっ
て形成した突縁の折り曲げ加工は、所定の巻きロールに
よって容易に折り曲げることができる。
このようにして折り曲げた後の折り曲げ部分は、加圧に
よって最終的に什ヒげることができるが、か−る加圧は
バフ加Tによる表面仕りげの際に生ずる加圧によっても
充分達成される。
こ−で、前記の複層鋼板を本発明に適用するに当っては
、以下の通り実施することが望ましい。すなわち、複層
鋼板は通常、使用材質として比較的軟質のもの、例えば
アルミニウム(AL)h4が内層に存在し1表裏の最外
層には硬質の金属、例えばステンレス(ST)が使…さ
れている0本発明方法の実施において、下面部の削り取
りは、その削取部が、このアルミニウム(AL)の如き
軟質材料が霧出するように削り取るのである。
かくすることによって、下面部の表層を形成している硬
質材料1例えばステンレス(ST)と、ii?j記−]
二面部のアルミニウム(A L)の面が5曲折によって
相Wに接触することになり、加圧によってか−る硬質材
料に対して軟質材料が押圧される結果、その密着一体化
が強固となり、縁巻き部の寿命延長に有効である。
[作用] 本発明方法は、鍋類本体の開口部に形成した鍔部の厚み
の部分に田地によって長短一対の突縁を形成し、これら
の内の短い突縁より順次折り曲げて実質的に内部に空洞
がなく、しかも曲折部よりの水の浸入のない殆ど完全に
一体化した縁巻き部を容易に形成することが出来るもの
で、これによって水の浸入およびこれに起因する錆の発
生が生ずることがない。
従って長期に亘る使用にも充分耐えることが出来るもの
である。
[実施例] 以下に図面を引用しつ一本発明を詳述する。
先ず使用材料として第1図および下記第2表で示された
複層鋼板lを使用した。
第2表 この7層鋼板lについて、第2表における表層部Mol
が鍋の外側となるようにして金型(図示せず)を用いて
鍋本体2を成型した。
そして鍋本体2の開口部の周壁を外方に折り曲げて水平
な鍔部3を形成し、次いで第3図の通りこの鍔部3の厚
みの部分をバイト掛けして図のAの部分を削り取った。
この削り取った部分Aによって形成された鍔部3は、そ
の−下面部をそのま一残して上から3層目CAL層)〜
55層目ST層)までが深く切削され、又、鍔部3の下
面部の6層目(0層)および7層目(ST層)が浅く削
り取られ、これらによって鍔部3のL面部に長い突縁4
が、又、下面部に短い突縁5を有するものとなった。
か〈形成した長短一対の突縁4および5の内の短い突縁
5を、第4図のw線の通り巻きローラーによって折り曲
げて中央部の奥部用爪面に沿わせ、次いで長い突縁4を
点線の通り折り曲げた突縁5の面を覆うようにして沿わ
せ、パフ掛けによってこれらを一体化せしめた。
かくて、従来の縁巻き部の如き巻き込みによる間隙を生
ずることがなく、内部に緊密な充填状態となった縁巻き
部が形成された。
この縁巻き部における複層鋼板端部の露出部分は第4図
のBで示す通り、AL層と37層との部分のみであるが
、パフ掛けにより、これらの部分も完全に一体化して水
の浸入等の生じないものであった。
[発明の効果] 本発明の方法は、鍋類の本体開口部周縁に鍔部を形成し
、この鍔部を加工して上下面に長短一対の突縁を形成し
、これらを順次折り曲げて実質的に内部空洞がなく、強
固に一体化された縁巻き部を得ることが出来るもので、
これによって鍋類開口部の強度が著しく向りし、衝撃に
対して開口部の変形損傷を充分防1卜することが出来る
又、か−る縁巻き部は従来の縁巻き部の如く鍔部の単純
な巻き込み形成と全く異なるので、この縁巻き部から水
が浸入する虞れがなく、従って錆の発生や水垢等の汚物
の付着生成もなく、鍋類を長期に亘って有効に使用出来
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用しうる鍋類成形のための金属
板の一例を示す縦断面図、第2図は本発明方法による縁
巻き部形成の一工程を示す部分縦断面図である。 第3図は縁巻き部形成のための鍔部の用爪を示す部分縦
断面図、第4図は鍔部突縁の折り曲げを示す部分縦断面
図である。 又、第5図は従来の縁巻き部を示す部分縦断面図である
。 1−−−−−−−一複層鋼板 2−−−−−−−一望本体 3−−−−−−−一鍔部 4.5−一−−突縁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金属板の成型で得られる鍋類の縁巻きに当 り、成型された鍋類本体の開口部全周に外方に向けて突
    出する鍔部を形成し、該鍔部の上面部を残して厚みの中
    央部を深く削取し、かつ下面部を浅く削取して、これら
    上面部と下面部によって長短一対の突縁を形成させ、前
    記下面部の突縁を上方に曲折して中央部の奥部削取面に
    沿わせ、次いで上面部の突縁を下方に曲折して前記の曲
    折された下面部の突縁面に沿わせ、加圧により、これら
    を一体化することを特徴とする金属製鍋類の縁巻き方 法。
JP28296085A 1985-12-18 1985-12-18 金属製鍋類の縁巻き方法 Granted JPS62144823A (ja)

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JPS62144823A true JPS62144823A (ja) 1987-06-29
JPS6319249B2 JPS6319249B2 (ja) 1988-04-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231126A (ja) * 1990-07-13 1992-08-20 Antonio H Kramer スズ缶の製造法
JP2020072466A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 オソン ディスプレイ カンパニー リミテッドOhsung Display Co., Ltd. 積層材ケーシング部材の製造方法
CN112642929A (zh) * 2020-12-03 2021-04-13 上海华源复合新材料有限公司 一种金属复合板圆孔翻边工艺

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JPH04231126A (ja) * 1990-07-13 1992-08-20 Antonio H Kramer スズ缶の製造法
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CN112642929A (zh) * 2020-12-03 2021-04-13 上海华源复合新材料有限公司 一种金属复合板圆孔翻边工艺

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