JPS62142148A - 有機イソシアネ−トの製造方法 - Google Patents

有機イソシアネ−トの製造方法

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JPS62142148A
JPS62142148A JP61273089A JP27308986A JPS62142148A JP S62142148 A JPS62142148 A JP S62142148A JP 61273089 A JP61273089 A JP 61273089A JP 27308986 A JP27308986 A JP 27308986A JP S62142148 A JPS62142148 A JP S62142148A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C263/00Preparation of derivatives of isocyanic acid
    • C07C263/14Preparation of derivatives of isocyanic acid by catalytic reaction of nitro compounds with carbon monoxide

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芳香族ニトロ化合物をパラジウムおよび/ま
たはパラジウム化合物と第5A族のリガンドとに基づく
触媒系の存在下で一酸化炭素と反応させることによる有
機イソシアネートの製造方法に関するものである。
を機イソシアネートは、たとえばポリウレタンおよび関
連化合物を製造するための貴重かつ有能な出発物質であ
る。
イソシアネト(またはその先駆体カルバメート)、特に
たとえばトルエンジイソシアネート(TDI)およびメ
チレン4.4゛−ジフェニルジイソシアネート(MDI
)のような最も重要なものをいわゆる「ホスゲンルート
」を介して製造する周知方法の代案ルートを見出すべく
永年にわたり多くの試みがなされている。この点に関し
S・オザキ、ケミカル・レビュー、第72巻(1972
)、第457−496頁による「イソシアネト−化学に
おける最近の進歩」を参照することができる。
米国特許第3.914.268号によれば、有機イソシ
アネートは芳香族ニトロ化合物を白金族金属化合物と芳
香族含窒素複素環化合物と水、水素、ハロゲン化水素、
硼酸、蟻酸、修酸およびホルムアルデヒドから選択され
る成分とからなる触媒系の存在下で一酸化炭素と接触さ
せることにより製造される。この公知方法の欠点は、−
酸化炭素を一般に極めて高い分圧で加えねばならないこ
とである。
今回、驚ろくことに、有機イソシアネートが比較的低圧
力、高反応速度および高選択性をもって本明細書の冒頭
に記載した方法を特定種類のリガ反応を本発明により使
用される特定種類のリガンドを用いて行なう場合にのみ
得られ、たとえばトリフェニルホスフィンまたはピリジ
ンのようなりガントでは得られない。
したがって、本発明は、芳香族ニトロ化合物を一酸化炭
素と反応させることにより有機イソシアネートを製造す
るに際し、 ial  パラジウムおよび/またはパラジウム化合物
と、 −) 一般式: 〔式中、XおよびYは同一もしくは異なる架橋基であっ
て、そのそれぞれは架橋中に3個もしくは4個の原子を
有し、これら原子のうち少なくとも2個は炭素原子であ
り、かつ基XおよびYは互いに結合することもできる〕 を有するリガンドと、 (el  ハロゲン化水素酸以外の1種もしくはそれ以
上のプロトン酸と を組合せて作成される触媒系の存在下で行なうことを特
徴とする有機イソシアネートの製造方法を提供する。
本発明による方法は、芳香族有機ニトロ化合物が90%
以上の選択性をもって、適当なイソシアネートに変換さ
れうるという利点だけでなく、腐食問題も重要でなくな
る。さらに、パラジウムの回収も大して面倒でなくなる
。本発明による方法の他の重要な特徴は、芳香族ニトロ
化合物とCOとから中庸の条件下で良好な収率かつ高反
応速度にてイソシアネートを製造しうろことである。こ
の意味で、本方法は実用的に掻めて興味がある。
式■の架橋基XおよびYは、互いに式中に示された2個
の炭素原子を介して互いに結合する。示した結合の他に
、たとえば1,10−フェナンスロリンおよびその誘導
体の場合のように架橋基間に第2の結合が存在してもよ
い。架橋基XおよびYにおける炭素原子以外の原子は好
ましくは窒素原子である。さらに、XおよびYは好まし
くは同一である。
式■の適する二座配位子の例は2.2゛−ビピリジルお
よびその誘導体、たとえば4.4′−ジメチル−2,2
′−ビピリジル、4,4′−ジクロルビピリジル、4.
4゛−ジメトキシビピリジル、4.4′−シカルキシビ
ピリジルおよび2,2゛−ビキノリルである。
式1の適する二座配位子の他の例は1.10−フェナン
スロリンおよびその誘導体、たとえば5−クロル−フェ
ナンスロリン、4.7−ジクロルフェナンスロリン、4
.7−シメチルフエナンスロリン、2.9−ジクロルフ
ェナンスロリン、1.10−フェナンスロリン−5−ス
ルホン酸および4,7−ジフェニル−1,10−フェナ
ンスロリン−ジスルホン酸である。
式lの適する二座配位子の他の例は2− (2−ピリジ
ル)ベンズイミダゾール、3−(2−ピリジル)−5,
6−ジフェニル−1,2,4−トリアジンおよび3−(
2−ピリジル)−5,6−ジフェニル−1,2,4−ト
リアジン−p、p’−ジスルホン酸の一ナトリウム塩で
ある。
好ましくは、触媒系に存在する二座配位子は2.2′−
ビピリジルもしくはその誘導体、または1,10−フェ
ナンスロリンもしくはその誘導体である。特に好適なも
のは、2,2′−ビピリジルおよび1.10−フェナン
スロリンである。
本発明の好適具体例によれば、一般式■:RQ    
         (I[)〔式中Rは適宜置換された
芳香族基を示しかつQはSo、II :OHもしくはC
〔○)OH基を示す〕を有す・る1種もしくはそれ以上
のプロトン酸を使用する。Rによって示される芳香族基
はたとえば1−ナフチル、2−ナフチル、1−12−も
しくは9−アンスリル、4−フェナンスリルまたは好適
には適宜置換されたフェニル基とすることができる。芳
香族基はたとえばアルキル、シクロアルキル、フェニル
、アルコキシ、シクロアルコキシ、フェノキシ、或いは
好適にはハロゲン原子、すなわち沃素、臭素、塩素およ
び弗素原子で置換されてもよい。塩素化芳香族基を用い
て掴めて良好な結果が得られる。好適な酸は、2,4.
5−トリクロルベンゼンスルホン酸、ペンタクロルフェ
ノール、2.6−ジクロル安息香酸およびp−+−ルエ
ンスルホン酸である。式■の適する酸の他の例はベンゼ
ンスルホン酸、2,6−ジクロルベンゼンスルホン酸、
2.6−ジブロムベンゼンスルホン酸、2.6−ジフル
オロベンゼンスルホン酸、2.4.6−トリクロルベン
ゼンスルホン酸、2.6−ジクロルフェノール、216
−ジフルオロフェノール、2,4.6−トリブロモフエ
ノール、2,4.ロートリフルオロフェノール、2.4
.6−)ジクロル安息香酸、2,4.6−トリブロモ安
息香酸および2.4.6−)リフルオロ安息香酸である
。一般式Hの酸はスルホン酸基を有するイオン交換樹脂
、たとえばアンパライト252H(rアンパライト」は
商品名である)とすることができ、基Rは高分子炭化水
素基、例えばスルホン酸基で置換されたポリスチレン基
である。
一般式■の2種もしくはそれ以上の異なるプロトン酸、
たとえばQが5Osll基を示す式■の酸およびQがO
H基もしくはC(0)OH基を示すもの、或いはQ′l
J<OH基を示す式■の酸およびQがC(0)OH基を
示すものを使用することができ本発明の方法に使用しう
るプロトン酸の他の例は、たとえばBF3、A3FS%
 5bFBs PF5、TaF5もしくはNbFSのよ
うなルイス酸と、たとえばハロゲン化水素酸、特にHF
のようなブレンステッド酸、フルオロスルホン酸、燐酸
もしくは硫酸との相互作用によりその場で生成されうる
ものである。後記した種類の酸の特定例はHlSiFa
、HBF、、HPF、およびHSbF6である。使用し
うるスルホン酸の例はフルオロスルホン酸、トリフルオ
ロメチルスルホン酸およびクロルスルホン酸である。 
HCl0mが使用しうる酸の他の例である。
プロトン酸の他の例はアルカン酸、特に1分子当り12
個以下の炭素原子を有するもの、たとえば酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、イソ酪酸、バレリン酸、イソバレリン酸
、ピバリン酸およびラウリン酸である。
n種のプロトン酸(nは整数、たとえば2である)を使
用する場合、n−1種のプロトン酸を遷移金属との塩、
たとえば銅、鉄、コバルト、ニッケル、マンガン、クロ
ム、バナジウムもしくはチタンとの塩として存在させる
ことができる。たとえば、遷移金属(特に銅)とRが適
宜置換されたフェニル基を示しかつQがSO,H基を示
す式■の酸と、Rがさらに適宜置換されたフェニル基を
示しかつQがC(0)OH基を示す式■の酸との組合せ
との塩を使用することができる。
本発明による方法は、パラジウムおよび/またはパラジ
ウム化合物の存在下で行なわれる。パラジウムはそのま
まで、或いはたとえば炭素もしくはアルミナのような不
活性キャリヤに付着させ、或いはパラジウム化合物、特
にパラジウム塩の形態で使用することができる。さらに
、主たる反応混合物に実質的に可溶性であるパラジウム
化合物を使用する際、良好な結果が得られる。
便利なパラジウム塩の例は塩化パラジウム、臭化パラジ
ウム、沃化パラジウム、テトラクロルパラジン酸ナトリ
ウム、テトラクロルバラジン酸カリウム、テトラーイオ
ドーパラジン酸カリウム、酢酸パラジウム、プロピオン
酸パラジウム、イソ酪酸パラジウム、アセチルアセトン
酸パラジウムなどのパラジウム化合物を包含する。有機
酸、特に1分子当り12個以下の炭素原子を有するアル
カン酸のパラジウム塩の使用が好適である。酢酸パラジ
ウムを用いて掻めて良好な結果が得られた。
上記したように、イソシアネートは、芳香族ニトロ化合
物、すなわちN(h基が芳香族核の1部を形成する炭素
原子に直接結合している少なくとも1個の芳香族基を有
する化合物から製造される。
芳香族ニトロ化合物の例はニトロベンゼン、アルキル−
およびアルコキシ−ニトロベンゼン、アリールおよびア
リールオキシ−ニトロベンゼン、ジニトロベンゼン、ア
ルキル−およびアルコキシ−、アリール−およびアリー
ルオキシ−ジニトロベンゼン、たとえば2.4−ジニト
ロトルエン、2.6−ジニトロトルエンおよび4.4゛
−ジニトロジフェニルメタンおよびポリニトロベンゼン
を包含する。好適な芳香族ニトロ化合物はニトロベンゼ
ン、m−ジニトロベンゼン、2−13−および4−二ト
ロトルエン、2.4−ジニトロトルエン、2.6−ジニ
トロトルエンおよび4I4゛−ジニトロジフェニルメタ
ンである。2種もしくはそれ以上の芳香族ニトロ化合物
の混合物、たとえば2種のジニトロトルエンの混合物を
使用することもできる。
本発明の方法に使用するパラジウムまたはパラジウム化
合物の量は、便利には反応混合物中に存在するニトロ化
合物の量に対し計算して0.001〜10重量%、特に
0.005〜3重量%である。
反応混合物中に存在するニトロ化合物に対し計算して比
較的少量のパラジウム化合物、たとえば0.5重量%未
満を使用するのが好適である。
一般式Iによるリガンドは、パラジウムもしくはパラジ
ウム化合物対一般式Iによるリガンドの比が便利にはO
,SO〜50好ましくは0.1〜20となるような量で
使用することができる。
反応混合物中に存在せさるプロトン酸の量は、パラジウ
ム1グラム原子当り好ましくは0.01〜150当量、
より好ましくは0.1〜100当量、特に好ましくは1
〜50当量の範囲である。式■のリガンド対プロトン酸
のモル比は0.2〜5の範囲で使用するのが適している
本発明による方法は、便利には300℃までの温度で行
なうことができる。好ましくは75〜200℃、特に8
5〜175℃の範囲の温度を使用する。反応は一般に大
気圧以上の圧力で行なわれ、500バールまでの圧力を
使用することができる。好ましくは、この方法は10〜
150バールの範囲の圧力で操作される。30〜80バ
ールの初期圧力を用いて既に良好な結果が得られる。
本発明による方法は非プロトン溶剤の存在下で行なうの
が通している6通する溶剤の例は、たとえばヘキサン、
シクロヘキサン、オクタン、ヘンゼン、トルエン、3種
のキシレン、エチルベンゼンおよびクメンのような炭化
水素;たとえばクロロホルム、1.2−ジクロルエタン
、ペルフルオロアルカン、クロルベンゼンおよび3種の
ジクロルベンゼンのようなハロゲン化炭化水素;たとえ
ばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、3.6−シ
オキサーオクタン、メチルt−ブチルエーテル、ジオキ
サン、アニソール、2,5.8−トリオキシーアノナン
(「ジグリム」とも呼ばれる)、ジフェニルエーテルお
よびジイソプロピルエーテルなどのエーテル[;N、N
−ジメチルホルムアミドおよびN−メチルピロリドンの
ようなN、N−ジアルキル置換アミド;たとえばジイソ
プロピルスルホンおよびテトラヒドロチオフェン1.1
−ジオキシド(「スルホラン」とも呼ばれる)のような
スルホン類;たとえば安息香酸メチルおよび酢酸エチル
のようなエステル類である。
本発明による方法はバッチ式、半連続式または連続式で
行なうことができる。勿論、反応時間は採用する温度お
よび圧力に関連する。一般に、1〜20時間の反応時間
で充分であると思われる。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
実験は、300mfの磁気攪拌ハステロイCオートクレ
ーブ(「ハステロ・C」は登録商標である)にて行なっ
た0%として表わす成る種の化合物に対する選択性は本
明細書において100 X a / bとして定義し、
ここでraJは所定化合物に変換された出発化合物の量
であり、かつrbJは変換された出発化合物の総量であ
る。
実屓ビ引にニー 実施例1を次のように行なった。オートクレーブに、ニ
トロベンゼン(7,5mjりとトルエン(50mjりと
酢酸パラジウム(II)  (0,8ミリモル)と2.
2′−ビピリジル(10ミリモル)とp−トルエンスル
ホン酸(1ミリモル)とペンタクロルフェノール(5ミ
リモル)とを充填した。
次いで、連続的にオートクレーブを一酸化炭素により7
0バールの初期圧に達するまで加圧し、温度を150℃
まで上昇させ、反応7n合物をこの温度に5時間保ち、
次いで反応混合物を室温まで冷却し、気液クロマトグラ
フィーを用いて分析した。
ニトロベンゼンの変換率は90%であり、フェニルイソ
シアネートに対する選択性は80%であった。下記第1
表はこの実施例の適切なデータを示しており、この表に
おいてp−トルエンスルホン酸はr pTsA Jとし
て略記する。
実施例2〜7を実施例1と同様に行なったが、ただし第
1表に示したような差を設けた。実施例4−7の結果は
3時間後に測定した。この表は、これらの結果も示して
いる。
以下余白 去m オートクレーブに、ニトロベンゼン(7,5mjりとジ
グリム<50+*1)と酢酸パラジウム(II)(Oo
8ミリモル)と2.2゛−ビピリジル(20ミリモル)
とp−)ルエンスルホン酸(1ミリモル)と酢酸(20
ミリモル)とを充填した。次いで連続的にオートクレー
ブを一酸化炭素により加圧しく初期圧力60バール)、
温度を150℃まで上昇させ、反応混合物をこの温度に
1.5時間保ちかつ反応混合物を室温まで冷却した。ニ
トロベンゼンの変換率は80%であり、フェニルイソシ
アネートに対する選択性は61%であった。
1腹史主 オートクレーブに、ニトロベンゼン(1511Ijりと
ジグリム(42,5mjりと酢酸パラジウム(II)(
0,8ミリモル)と2,2゛−ビピリジル(20逼リモ
ル)と銅トシレート(1ミリモル)と2.6−ジクロル
安息香酸(10ミリモル)とを充填した0次いで連続的
にオートクレーブを一酸化炭素により加圧しく初期圧カ
フ0バール)、温度を150℃まで上昇させ、反応混合
物をこの温度に5時間保ちかつ反応混合物を室温まで冷
却させた。ニトロベンゼンの変換率は40%であり、フ
ェニルイソシアネートに対する選択性は85%であった
ス1副LL生 オートクレーブに、ニトロベンゼン(15mりとp−キ
シレン(50mjりと酢酸パラジウム(II+(0,8
ミリモル)と1.10−フェナンスロリン(10ミリモ
ル)と、2,4.5−トリクロルスルホン酸(1ミリモ
ル)と2.6−ジクロル安息香酸(10ミリモル)とを
充填した。次いで連続的にオートクレーブを一酸化炭素
により加圧しく初期圧カフ0バール)、温度を150℃
まで上昇させ、反応混合物をこの温度に3時間保ち、そ
して反応混合物を室温まで冷却させた。ニトロベンセン
の変換率は46%であり、フェニルイソシア2.−トに
対する選択性は60%であった。
止較爽狂 オートクレーブに、ニトロベンゼン(7,5mf)とジ
グリム(50+1りと酢酸パラジウム(If)(0,2
ミリモル)とピリジン(20ミリモル)と1)−トルエ
ンスルホンM(1ミリモル)と酢酸(20ミリモル)と
を充填した0次いで連続的にオートクレーブを一酸化炭
素により加圧しく初期圧力60バール)、温度を150
℃まで上昇させ、反応混合物をこの温度に5時間保ち、
そして反応混合物を室温まで冷却させた。反応混合物に
はフェニルイソシアネートが検出しえなかった。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ニトロ化合物を一酸化炭素と反応させるこ
    とにより有機イソシアネートを製造するに際し、 (a)パラジウムおよび/またはパラジウム化合物と、 (b)一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、XおよびYは同一もしくは異なる架橋基であつ
    て、そのそれぞれは架橋中に3個もしくは4個の原子を
    有し、これら原子のうち少なくとも2個は炭素原子であ
    りかつ基XおよびYは互いに結合することもできる〕 を有するリガンドと、 (c)ハロゲン化水素酸以外の1種もしくはそれ以上の
    プロトン酸と を組合せて作成される触媒系の存在下で行なうことを特
    徴とする有機イソシアネートの製造方法。
  2. (2)XおよびYが式 I で示した炭素原子により形成
    されるもの以外の結合によつて互いに結合される特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)リガンドが1,10−フエナンスロリンまたはそ
    の誘導体である特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)リガンドが2,2′−ビピリジルまたはその誘導
    体である特許請求の範囲第2項記載の方法。
  5. (5)一般式II: RQ (II) 〔式中、Rは適宜置換された芳香族基を示しかつQはS
    O_3H、OHまたはC(O)OH基を示す〕 を有する1種もしくはそれ以上のプロトン酸を使用する
    特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一項に記載の
    方法。
  6. (6)Rが適宜置換されたフェニル基を示す特許請求の
    範囲第5項記載の方法。
  7. (7)芳香族基がハロゲン化されている特許請求の範囲
    第5項または第6項記載の方法。
  8. (8)芳香族基が塩素化されている特許請求の範囲第7
    項記載の方法。
  9. (9)2,4,5−トリクロルベンゼンスルホン酸を使
    用する特許請求の範囲第8項記載の方法。
  10. (10)ペンタクロルフェノールを使用する特許請求の
    範囲第8項記載の方法。
  11. (11)2,6−ジクロル安息香酸を使用する特許請求
    の範囲第8項記載の方法。
  12. (12)p−トルエンスルホン酸を使用する特許請求の
    範囲第6項記載の方法。
  13. (13)パラジウム化合物が有機酸のパラジウム塩であ
    る特許請求の範囲第1項〜第12項のいずれか一項に記
    載の方法。
  14. (14)75〜200℃の範囲の温度で行なう特許請求
    の範囲第1項〜第13項のいずれか一項に記載の方法。
  15. (15)10〜150バールの範囲の圧力で行なう特許
    請求の範囲第1項〜第14項のいずれか一項に記載の方
    法。
JP61273089A 1985-11-20 1986-11-18 有機イソシアネ−トの製造方法 Expired - Lifetime JPH0796541B2 (ja)

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