JPS62142026A - 管体成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鋼管やその他の管体の成形機に関する。

Ｃ従来の技術〕 従来、この種の管体成形機としては、特開昭４７−１６
３６５号公報記載のバイブ成形装置があり、この装置は
、成形プレス下型とＵ型プレスヘッドとの間にＯ型プレ
スヘッドを横行自在に配置して、０型プレスヘツドの装
脱を容易としたものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来例にあっては、Ｕ型プレ
スを行なう場合は、Ｏ型プレスヘッドを横行させて外し
た状態で使用し、０型ブレスを行なう場合は、０型プレ
スヘツドを横行させて装着させた状態としなくてはなら
ず、その操作に時間を要する問題点を有している。

また、０型プレスヘツドを横行させるためには、その横
行空間が必要となり、場所をとる問題点を有している。

この発明は、このような問題点に着目して案出されたも
のであって、Ｕ型プレスヘッドとＯ型プレスヘッドのセ
ツティングが容易且つ迅速に行なえる生産性の高い管体
成形機を得んとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、先端が断面円弧状に突出したＵ型プレスヘ
ッドと、断面円弧状の凹陥部を形成した○型プレスヘッ
ドと、を有してなる反転金型を、昇降駆動されるプレス
スライドの下部に回転可能に設けたことを、その構成と
している。

〔作用］ 反転金型は、回転して、Ｕ型プレスヘッドと０型プレス
ヘツドを位置移動させ、Ｕ型プレス工程とＯ型プレス工
程との間の変更を行なう。前記プレススライドが昇降駆
動されることにより、Ｕ型プレスヘッド又はＯ型プレス
ヘッドの押し下げ又は引き上げが行なわれ各処理が施さ
れる。

〔実施例〕

以下、この発明の詳細を図面に示す一実施例について説
明する。

図中、■は下金型であって、基台２にボルト３で固設さ
れている。この下金型ｌの上面には、長手方向に沿って
断面半円状の凹溝４が形成されている。

前記下金型１の上方には、昇降駆動されるプレススライ
ド５が設けられている。該プレススライド５の下部には
、金型受板６が取付はボルト７により固定されており、
該金型受板６の下面には、長手方向に沿って断面円弧状
の凹溝８が形成されている。

また、図中９は反転金型であり、前記プレススライド５
側に対して回転可能に設けられている。

該反転金型９は、その回転軸が前記金型受板６の長手方
向に沿うように配置され、前記凹溝８に反転金型９の周
面が摺接している。

そして、前記反転金型９の周面には、長手方向に沿って
、断面円弧状の凹陥部１ｏを形成した０型プレスヘツド
部１１を設けており、該０型プレスヘツド部１１の配設
位置と９０゛度回転した位置には、該反転金型９の周面
に直角をなす方向に進退出来るようにＵ型プレスヘッド
部１２を設けている。

前記Ｕ型プレスヘッド部１２は、成形しようとする管体
の長さと同じ長さを有してなり、板状部１２ａと断面円
弧状に形成された膨大ヘッド１２ｂとを一体に設けて構
成されており、該板状部１２ａは、反転金型９の周面か
ら回転軸を通るように形成されたスライド溝１３に差し
込まれている。

なお、板状部１２ａには、長手方向に沿って所定間隔毎
に円孔１４が開設されており、該円孔１４内には、偏心
円板１５を嵌合させていて、該偏心円板１５に同軸的に
設けられたピニオンギヤ１６を回わすことにより、該偏
心円板１５が軸を中心に回転し、板状部１２ａを判定金
型９の外側方向に向けて進退運動を行なうようにしてい
る。また、前記ピニオンギヤ１６は、ラック１７を進退
駆動させることにより回転されるものであり、複数のピ
ニオン１６を一本の１７で同期的に回転するようにして
いる。なお、前記Ｕ型プレスヘッド部１２は、長手方向
の移動を行なわないように、その両端において規制され
ている。

そして、このようにＵ型プレスヘッド部１２と０型プレ
スヘツド部１１の設けられた反転金型９は、第５図及び
第６図に示すうよに、その端部が軸受け１８で回転可能
に支承され、該端部に一体に設けた反転アーム１０を、
該アーム１９に枢支された進退駆動ロッド２０をもって
９０゛回転させることにより、Ｕ型プレスヘッド部１２
又はＯ型プレスヘッド部１１が下方を向いて、下金型１
と相対向するようにされている。

図中、２１は、サイドガイドであり、第３図に示すよう
にＵ型プレスヘッド部１２によりプレスされてＵ字状と
なって立上った鋼板２２を、両側方から押し曲げるため
に、進退するように設けられている。

次に、この実施例に係る管体成形機の動作及び作用を説
明する。

まず、Ｕ型プレスヘッド部１２の膨大ヘッドＩ２ｂが下
金型１と向き合う状態となるよう反転金型９を進退駆動
ロンド２０の操作をもって向きの設定を行なう。その際
、管体の材料である鋼板２２を下金型１上に配置させる
（第１図参照）。

次に、ラック１７を移動さ七て、第５図の状態から第６
図の状態となるように、偏心円板１５を回転させて、そ
の偏心量ｇだけＵ型プレスヘッド部１２を下方に向けて
突出させ、鋼板２２を第２図に示すように断面Ｕ字状と
なるようにプレスする。この際、Ｕ型プレスヘッド部１
２の突出長さが短かい場合は、プレススライド５を降下
させることにより、プレスを行なえばよい。次に、ラッ
ク１７を再び元の位置に戻してＵ型プレス５フド部１２
を上昇させると共に、プレススライド５も上昇させた後
、進退駆動ロッド２０を作動させて、Ｏ型プレスヘッド
部１１が下方を向くように反転金型９を９０゛回転させ
る。

この状態において、サイドガイド２１をもってＵ字状と
なった鋼板２２の立上った部分を両側方から押して、０
型プレスが行い易くなるように曲げ込み、次に、サイド
ガイド２１を解除させた後、プレススライド５を下降さ
せて、○型プレスを行なう（第４図参照）。

このようにして管体の成形が完了したら、プレススライ
ド５を上昇させて、反転金型９を、Ｕ型プレスヘッド部
１２が下を向くように操作すれば、再度管体の成形が行
なえる。

以上、実施例について説明したが、上記実施例にあって
は、Ｕ型プレス５フド部１２を、反転金型９に対して進
退可能に設けた構成としているが、一体的に設けた構成
としても勿論よい。

また、反転金型９の回転手段としては、進退駆動ロッド
２０に限るものではなく、ランクとピニオンの噛み合せ
による機構、ワイヤの巻き取り方式などの各種の手段を
用いても良いことは言うまでもない。

さらに、反転金型９は、上記実施例のようなものに限ら
れず、Ｕ型プレスヘッド部１２とＯ型プレス６フド部１
１を備えたものであって、回転によりヘッド部１１又は
１２の変更が可能であれば、その形状、構造は問わない
。

〔発明の効果〕

以上の発明で明らかなように、この発明に係る管体成形
機にあっては、反転金型を回転するだけで、プレス工程
の変更が迅速に行える効果がある。

そのことにより、生産性が向上すると共に作業者の負担
を軽減することが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る管体成形機のＵ型プレスを行
なう状態を示す側断面図、第２図は、Ｕ型プレスを行な
った状態を示す側断面図、第３図は、０型プレスを行な
う状態を示す側断面図、第４図は、○型プレスを行なっ
た状態を示す側断面図、第５図は、Ｕ型プレスヘッドの
上がった状態を示す説明図、第６図は、Ｕ型プレスヘッ
ドの下がった状態を示す説明図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）先端が断面円弧状に突出したＵ型プレスヘッドと
   、断面円弧状の凹陥部を形成したＯ型プレスヘッドと、
   を有してなる反転金型を、昇降駆動されるプレススライ
   ドの下部に回転可能に設けたことを特徴とする管体成形
   機。
2. （２）前記Ｕ型プレスヘッドは、前記反転金型から突出
   方向に進退可能に設けられた特許請求の範囲第１項記載
   に係る管体成形機。