JPS62141568U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例に係る安全ベルト巻
取り装置主要部の分解斜視図、第２図は組立て後
の主要部断面図、第３図ａ乃至ｆは本実施例装置
の作用説明のための概略説明図で、同図ａはベル
ト格納時の状態を、同図ｂは作動部材が反時計方
向へ変位中の状態を、同図ｃはベルト引出し時の
状態を、同図ｄはベルトの緩みを吸収する時の状
態を、同図ｅは車両のドアを閉じ且つベルトを正
規に装着した時の状態（テンシヨンレス時の状態
）を、同図ｆは作動部材のガイドピンがクラツチ
プレートの切欠部に乗り上げた時の状態をそれぞ
れ示す。第４図ａ及びｂは連動機構部の一例を示
す構造図である。 Ｍ……車体固定部、Ｍ′……ドア、１……フレ
ーム、２……リールシヤフト、２Ａ……突出軸、
３……安全ベルト、４……リテーナ、５……作動
部材、５Ｃ……係止爪、５Ｄ……ガイドピン、５
Ｆ……突部、６……反転バネ、７……中間部材、
７Ａ……円板部、７Ｂ，７Ｃ……ボス、８……ク
ラツチプレート、８Ａ……切欠部、８Ｂ……扇形
突出部、８Ｃ……ガイド凹部、８Ｅ……係止部、
９，１２……第１及び第２の皿バネ、１１……ラ
チエツトギア、１４……リターンスプリング、２
０……連動機構部、２２……制御ピストン、２２
Ａ……凹カム、２３……圧縮スプリング、２４…
…ワイヤー連動手段、２５……操作子。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベルト巻込み用リールシヤフトの回転速度
   とフライホイールの回転速度との間に急速な速度
   差が生じた際に、リールシヤフトの回転を強制的
   に停止せしめてベルトの引出しを阻止する慣性作
   動式緊急ロツク装置を備えた安全ベルト巻取り装
   置において、 ベルト巻込み方向に向いた歯面が回転阻止面と
   なつている歯部を備えたラチエツトギアを、前記
   リールシヤフトと一体的に回転する中間部材に相
   対回転可能に設けると共に、該ラチエツトギアと
   中間部材との間に摩擦式回転伝達手段を介在せし
   め、 前記ラチエツトギアの歯部に係合する作動部材
   を変位可能に設置して、その変位範囲を車両ドア
   の開閉に連動して変更し得るように構成して、 ドアが閉じている時のみ、前記作動部材がラチ
   エツトギアの歯部に係合し得るようになしたこと
   を特徴とする安全ベルト巻取り装置。 (2) 前記ラチエツトギアと中間部材との間に介
   在する摩擦式回転伝達手段が皿バネである実用新
   案登録請求の範囲第１項に記載の安全ベルト巻取
   り装置。