JPS621412A - 半透膜の製造方法 - Google Patents

半透膜の製造方法

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JPS621412A
JPS621412A JP13834485A JP13834485A JPS621412A JP S621412 A JPS621412 A JP S621412A JP 13834485 A JP13834485 A JP 13834485A JP 13834485 A JP13834485 A JP 13834485A JP S621412 A JPS621412 A JP S621412A
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JP
Japan
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semipermeable membrane
fiber cloth
synthetic fiber
hot plate
membrane
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JP13834485A
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JPH0472568B2 (ja
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Kunihiko Sasajima
笹島 邦彦
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は食品業界、医療業界等で近年広く用いられて
いる分離用半透膜に関し、詳しくは液体の濃縮、分離、
精製に好適な分離用半透膜に関する。
〔従来の技術〕
一般に分離用半透膜は工業的に用いる場合、機械的強度
が弱いため半透膜のみでは使用出来ず、シート状のポリ
エステル、ポリプロピレンなトF)合成繊維からなる不
織布、織布などを支持体としてその表面に半透膜形成液
を塗布している。
ところが、この合成繊維の表面には繊維のほつれや、毛
羽立ちがありて半透膜形成液を塗布して半透膜を形成し
た際にそれらが半透膜から突き出ることがあり、その場
合、膜欠陥の原因となって、半透膜の分離性能を劣化さ
せる。
繊維のほつれや毛羽立ち全除去するために従来の技術と
しては特開昭57−59606に開示されている方法が
ある。この方法は繊維の表面を500℃以上の熱風また
は火炎に曝すものである。
しかしながら、この方法ではあまりに高温過ぎるために
、ハンドリングが、きわめてむずかしく、繊維布本体が
溶融したり、プラスチック化したりする。また設備面や
安全面から見ても工業的に採用するにはあまり好ましく
ないと思われる。
〔本発明の目的〕
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、繊維表面のほつれや、毛羽立ち金より低い温度で簡単
に除去することにより膜欠陥のきわめて少い分離性能の
すぐれた分離用半透膜全書ること全目的とする。
〔本発明の構成〕
本発明は製膜支持体として合成繊維布を用いる半透膜の
製造方法において、合成繊維布の表面に半透膜形成液を
塗布する前に合成繊維布の表面に熱板を近接させて熱処
理することを特徴とする。
本発明に於ける合成繊維布としてはポリエステルまたは
ポリプロピレンであり、これらは一般に分離用半透膜の
支持体としてよく用いられている。
また本発明に於ける熱板の温度は120〜500℃の範
囲であり好ましくは120−〜250℃の範囲で合成繊
維布表面のほつれや毛羽立ちを軟化または溶融させるこ
とにより、収縮または繊維布本体に融着させて膜欠陥の
原因とならないようにするものである。
〔本発明の効果〕
本発明の方法は前記した特開昭57−59606の方法
と比較すると、はるかに低い温度であるため、繊維布本
体が溶融したり、プラスチック化するようなことがない
また、本発明に於ける装置はきわめて簡単であり、ハン
ドリングも容易で安全面からも好ましく、工業的に非常
に有効である。
更に本発明の方法により得られろ半透膜は膜欠陥がきわ
めて少なく、分離性能がすぐれている。
以下に本発明の実施例を挙けてその効果を示す。
膜欠陥の程夏は特開昭60−20135に記載されてい
る方法で測定した。これはポリビニルアルコールと反応
性染料とを反応させて得られる生成物を漏洩検査用物質
として用いるもので、その水溶液全圧力をかけて半透膜
に通すと、膜欠陥部(ピンホール)が選択的に着色する
現象を利用している。看色点の数が少ないほど膜欠陥が
少ない 、ことを示している。
〔実施例〕
半透膜形成液としてポリエーテルサルホン20重量%、
2−ピロリドン60重景%、乳酸10重量%、アセトン
10重量%の混合液金柑いた。
製膜支持体としての合成繊維布は、ポリエステル不織布
(日本バイリーン■製MF−90K)で巾は46mのも
の全使用した。
熱板の大きさは巾150fi、長さ50n、厚み5mで
あり、熱板の下を通過する合成繊維布のスピードは3.
5 m /−とし、熱板表面温度及び熱板〜合成繊維布
間距離を種々変化させてテストした。
テストフローは第1図に示す通りである。
テスト結果を第1表に示す。
第  1  表 秦ポリビニルアルコールと反応性染料とを反応させて得
た生成物1.000ppmの水溶液を用い、圧力5 k
、9/c!tでテストした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いたテストフローである。 1・・・・・・合成繊維布  2・・・・・・熱板3・
・・・・・半透膜形成液 4・・・・・・半透膜5・・
・・・・水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)製膜支持体として合成繊維布を用いる半透膜の製
    造方法において、合成繊維布の表面に半透膜形成液を塗
    布する前に合成繊維布の表面に熱板を近接させて熱処理
    することを特徴とする半透膜の製造方法。
  2. (2)合成繊維布が、ポリエステルまたはポリプロピレ
    ンの織布あるいは不織布であり、熱板の温度が120〜
    500℃であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半透膜の製造方法。
JP13834485A 1985-06-25 1985-06-25 半透膜の製造方法 Granted JPS621412A (ja)

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JPS621412A true JPS621412A (ja) 1987-01-07
JPH0472568B2 JPH0472568B2 (ja) 1992-11-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1007356C2 (nl) * 1996-10-25 1999-11-02 Weizmann Kiryat Membrane Prod Werkwijze voor het vervaardigen van een buisvormig membraansamenstel.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1007356C2 (nl) * 1996-10-25 1999-11-02 Weizmann Kiryat Membrane Prod Werkwijze voor het vervaardigen van een buisvormig membraansamenstel.

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JPH0472568B2 (ja) 1992-11-18

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