JPS6214071A - 電力ケ−ブルの誘電正接異常部を検出する方法 - Google Patents
電力ケ−ブルの誘電正接異常部を検出する方法Info
- Publication number
- JPS6214071A JPS6214071A JP15329185A JP15329185A JPS6214071A JP S6214071 A JPS6214071 A JP S6214071A JP 15329185 A JP15329185 A JP 15329185A JP 15329185 A JP15329185 A JP 15329185A JP S6214071 A JPS6214071 A JP S6214071A
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- JP
- Japan
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- dielectric loss
- loss tangent
- voltage
- cable
- test
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電力ケーブルの誘電正接異常部を検出する方法
に関するものである [従来の技術とその問題点] 電力ケーブルの一部に誘電正接異常部が有する場合、電
圧を約3分間印加する従来の方法では、電力ケーブルの
全長に対する異常部の割合が約o、oiと小さい時には
、異常部を検出することが難しいという問題点があった
。
に関するものである [従来の技術とその問題点] 電力ケーブルの一部に誘電正接異常部が有する場合、電
圧を約3分間印加する従来の方法では、電力ケーブルの
全長に対する異常部の割合が約o、oiと小さい時には
、異常部を検出することが難しいという問題点があった
。
これは、誘電正接が次式で表わされるためである。
tan 6a = (tan 61 X l 1 +t
anδ2XL2)/(L1+12) ここで、tanδ0 :電力ケーブル全長の誘電正接t
anδ工 :正常部の誘電正接 tanδ2 :異常部の誘電正接 Ll :正常部の長さ Ll :異常部の長さ L1+Lz :電力ケーブルの全長 本発明の目的は、現存の測定器を用い、電力ケーブルの
全長に対する異常部の割合が非常に小さい時でも、異常
部を検出できる新規な方法を提供することにある。
anδ2XL2)/(L1+12) ここで、tanδ0 :電力ケーブル全長の誘電正接t
anδ工 :正常部の誘電正接 tanδ2 :異常部の誘電正接 Ll :正常部の長さ Ll :異常部の長さ L1+Lz :電力ケーブルの全長 本発明の目的は、現存の測定器を用い、電力ケーブルの
全長に対する異常部の割合が非常に小さい時でも、異常
部を検出できる新規な方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明に係る誘電正接異常検出方法は、電圧を上昇、降
下させながら、電力ケーブルの融点正接−ffl圧試験
を繰返し行ない、その際ヒステリシス特性が認められれ
ば、異常部有りとするのである。
下させながら、電力ケーブルの融点正接−ffl圧試験
を繰返し行ない、その際ヒステリシス特性が認められれ
ば、異常部有りとするのである。
[作 用]
本発明においては、電力ケーブルに電圧を印加すると誘
電正接により温度上昇することと、銹電正接が温度に依
存して変化することを利用し、一定時間電圧を印加した
後、誘電圧接を測定することにより電力ケーブルの誘電
正接異常部を検出する。なお、誘電正接と発熱量の関係
は次式で表わされる。
電正接により温度上昇することと、銹電正接が温度に依
存して変化することを利用し、一定時間電圧を印加した
後、誘電圧接を測定することにより電力ケーブルの誘電
正接異常部を検出する。なお、誘電正接と発熱量の関係
は次式で表わされる。
Wd−CtanδV2
ここで、Wd:誘電体損失
C:印加電圧
tanδ:誘電正接
■ :印加電圧
し実施例]
まず、電圧を段階的に上昇させながら、電力ケーブル(
図示しない)の誘電正接一電圧試験を行ない、次に電圧
を降下させながら、同様な試験を行なう、このような試
験を繰返し行ない、第1図に示すようなヒステリシス特
性が認められれば、試験した電力ケーブルに誘電正接異
常部が有ると分る。その理由は、誘電正接の異常部が正
常部に比べて温度上昇が特に大きいためである。他方、
このようなヒステリシス特性は正常な電力ケーブルを試
験した時には現われない。したがって、電力ケーブルに
誘電正接異常部が有るかどうかは、このようにして検出
することができる。
図示しない)の誘電正接一電圧試験を行ない、次に電圧
を降下させながら、同様な試験を行なう、このような試
験を繰返し行ない、第1図に示すようなヒステリシス特
性が認められれば、試験した電力ケーブルに誘電正接異
常部が有ると分る。その理由は、誘電正接の異常部が正
常部に比べて温度上昇が特に大きいためである。他方、
このようなヒステリシス特性は正常な電力ケーブルを試
験した時には現われない。したがって、電力ケーブルに
誘電正接異常部が有るかどうかは、このようにして検出
することができる。
第2図は現存の測定器を用い、電力ケーブルの誘電正接
一電圧試験を行なう回路の一例を示す。
一電圧試験を行なう回路の一例を示す。
図において、1はケーブルであり、2はこのケーブル1
の試験端末である。ケーブル1のドラムに巻かれた方の
端末は、電圧印加ライン4によって可変電圧源(図示し
ない)に接続されると共に、慣用の誘電正接測定器5に
接続されている。
の試験端末である。ケーブル1のドラムに巻かれた方の
端末は、電圧印加ライン4によって可変電圧源(図示し
ない)に接続されると共に、慣用の誘電正接測定器5に
接続されている。
なお、電力ケーブルの誘電正接異常部は、上述の試験回
路によらなくても、初期特性を測定した後に一定時間、
一定電圧を印加して測定する回路によっても検出可能で
ある。
路によらなくても、初期特性を測定した後に一定時間、
一定電圧を印加して測定する回路によっても検出可能で
ある。
[発明の効果]
この発明によれば、従来の方法では検出できない極めて
小さい誘電正接異常部も検出できるので、電力ケーブル
の信頼性を向上させる効果がある。
小さい誘電正接異常部も検出できるので、電力ケーブル
の信頼性を向上させる効果がある。
第1図は電力ケーブルの誘電正接一電圧特性曲線図、第
2図は誘電正接一電圧試験回路の概略図である。 1・・・ケーブル。 2・・・試験端末。 3・・・ドラム。 4・・・電圧印加ライン。 5・・・誘電正接測定器。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 賞WX* 1!J件の表示 (昭和 6
0 年 特 許 願第 153291 号2光明
の名称 電力ケーブルのvA電正接異常部を検出する方法3 補
正をする者 代表考 橋 本 博 冶 5 補正命令の日付 7 、 補 正 の 対 象 願書及び図面。 8 、 補 正 の 内 容 別紙の通り。 9、添付書類の目録 願 書 2通 図 面 1 通 以 上
2図は誘電正接一電圧試験回路の概略図である。 1・・・ケーブル。 2・・・試験端末。 3・・・ドラム。 4・・・電圧印加ライン。 5・・・誘電正接測定器。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 賞WX* 1!J件の表示 (昭和 6
0 年 特 許 願第 153291 号2光明
の名称 電力ケーブルのvA電正接異常部を検出する方法3 補
正をする者 代表考 橋 本 博 冶 5 補正命令の日付 7 、 補 正 の 対 象 願書及び図面。 8 、 補 正 の 内 容 別紙の通り。 9、添付書類の目録 願 書 2通 図 面 1 通 以 上
Claims (1)
- (1)電圧を上昇、降下させながら、電力ケーブルの誘
電正接一電圧試験を繰返し行ない、その際ヒステリシス
特性が認められれば、異常部有りとすることを特徴とす
る検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15329185A JPS6214071A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 電力ケ−ブルの誘電正接異常部を検出する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15329185A JPS6214071A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 電力ケ−ブルの誘電正接異常部を検出する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214071A true JPS6214071A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15559264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15329185A Pending JPS6214071A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 電力ケ−ブルの誘電正接異常部を検出する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214071A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109919514A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-06-21 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种基于线损标杆阈值的台区线损异常检测方法及装置 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP15329185A patent/JPS6214071A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109919514A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-06-21 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种基于线损标杆阈值的台区线损异常检测方法及装置 |
CN109919514B (zh) * | 2019-03-22 | 2022-10-18 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种基于线损标杆阈值的台区线损异常检测方法及装置 |
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