JPH032678A - Cvケーブルの劣化診断方法 - Google Patents

Cvケーブルの劣化診断方法

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JPH032678A
JPH032678A JP13807989A JP13807989A JPH032678A JP H032678 A JPH032678 A JP H032678A JP 13807989 A JP13807989 A JP 13807989A JP 13807989 A JP13807989 A JP 13807989A JP H032678 A JPH032678 A JP H032678A
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JP
Japan
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cable
proportional constant
voltage
insulator
deterioration
Prior art date
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Pending
Application number
JP13807989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Fujiwara
藤原 靖隆
Miyuki Ogishima
みゆき 荻島
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH032678A publication Critical patent/JPH032678A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、CVケーブルの電気特性の劣化を診断するC
Vケーブルの劣化診断方法に関する。
(従来の技術) ケーブルの試作開発の段階では、試作されたケーブルに
高負荷をかけ、その電気特性の劣化の進行状況等を診断
する場合がある。また、布設後のケーブルについて、定
期的にその絶縁特性を診断し、絶縁破壊等の発生を予知
して、停電事故な未然に防ぐことが行なわれている。
ケーブルの電気特性試験の中で、絶縁特性の診断法とし
ては、残留電圧法、逆吸収電流法、電位減衰法、直流漏
れ電流法1部分放電法、誘電正接法、直流分圧法、直流
重畳法、残留電荷法等がよく知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、ケーブル絶縁体中で発生する部分放電や、ケ
ーブル絶縁体の誘電正接(tanδ)等を測定しても、
そのデータから直接ケーブルの絶縁特性の劣化を判断す
ることは容易でない。そこで、種々の比較データや経験
的に収集され蓄積されたデータを元にして、総合的な判
断を行なっており、この判断には、十分な技術的知識と
経験を必要とする。
しかしながら、例えば、布設済みのケーブルについての
絶縁特性の試験は、定期的に広範囲に渡って行なわれる
ため、ケーブルの劣化の有無を簡便に明確に判断する基
準が設けられることが好ましい。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、CVケー
ブルの絶縁体のtanδ(誘電正接)を測定し、一定の
基準に従って劣化の診断を行なうCVケーブルの劣化診
断方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のCVケーブルの劣化診断方法は、CVケーブル
の絶縁体に印加する電圧Vと、その印加電圧下で求めら
れる前記CVケーブルの絶縁体の誘電正接tanδが、
tanδ=KVの関係にある場合において、前記比例定
数にを閾値と比較して、ケーブルの劣化状態を診断する
ことを特徴とするものである。
(作用) 以上の方法では、劣化したCVケーブル絶縁体のtan
δを測定すると、その測定値が印加電圧に比例して増大
するという性質を利用している。その比例定数には、正
常なケーブルの場合最小値を示す。そこで、劣化したケ
ーブルと判定するための一定の閾値を設け、これと比例
定数にとを比較するようにすれば、簡便にケーブルの劣
化診断を行なうことができる。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
本発明の詳細な説明の前に、先ず、CVケーブルのta
nδ測定時における印加電圧■とtanδとの関係を説
明する。
第2図は、横軸に印加電圧Vをキロポルト[KV]、縦
軸にtanδをパーセント[%コで表わしたグラフであ
る。
先ず、例えば、新品のCVケーブルについて、その絶縁
体のtanδを測定すると、第2図のグラフ■のように
、測定のための印加電圧■を上昇させていっても、測定
されるtanδの値に殆ど変化が生じない。また、ある
程度使用されても、その絶縁体の劣化が少ないケーブル
については、図の■のグラフのように、印加電圧■を上
昇させていっても、測定されるtanδの値には僅かの
増加しかみられない。
これらのケーブルに対し、交流高電圧を印加すると、そ
の場合の破壊電圧、即ちAC破壊電圧は比較的高い値と
なる。
一方、著しく絶縁特性の劣化したケーブルについては、
印加電圧■を上昇していくと、測定されるtanδの値
が、図の■のグラフのように急速に増加していく。この
tanδと印加電圧Vとは、次の (1)式のように直
線的な比例関係にある。
tanδ=KV            ・(1)以上
の性質を考慮すると、比例定数にの値が一定の基準値を
超えた場合に、そのケーブルが劣化したというように診
断を行なうことができるものと認められる。
そこで、実際に、その比例定数にとAC破壊電圧との関
係を、種々のCVケーブルについて測定してみた。その
結果を第1図に示す。
第1図は、横軸に比例定数にを単位[%/V]で対数メ
モリでプロットし、縦軸にAC破壊電圧を単位[KV]
でプロットしたものである。
図のように、種々の劣化状態のCVケーブルについて、
その比例定数にとAC破壊電圧との関係を調べてみると
、比例定数Kが10−6を超えたところで、急激にAC
破壊電圧が低下するといった傾向がみられる。即ち、閾
値K。を例えば10−8に設定した場合、この閾値に0
よりも比例定数Kが大きいCVケーブルについてはAC
破壊電圧が低くなり、ケーブルが劣化していると診断す
ることができる。従って、上記比例定数にを求めれば、
ケーブルの絶縁破壊試験を行なうことなく、その絶縁体
の劣化状況を診断することができる。
また、tanδの測定の場合には、ケーブルの劣化を促
進するような高電圧を印加するようなことがないため、
実際に布設され、使用中のケーブルについて、定期的な
電気特性の診断を行なう場合等に本発明は特に優れた方
法といえる。
尚、上記閾値に0の設定方法は、ケーブルに要求される
特性や、ケーブルの用途、その他種々の状況に応じて適
宜選定して差し支えない。
(発明の効果) 以上説明した本発明のCVケーブルの劣化診断方法によ
れば、CVケーブルの絶縁体に電圧Vを印加し、これに
より測定される誘電正接tanδに対する比例定数にを
、所定の閾値と比較してケーブルの劣化状態を診断する
ので、診断の基準が明確となり、又、ケーブルの劣化を
促進させるような高電圧を印加しないので、迅速かつ安
全にケーブルの診断を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のCVケーブルの劣化診断方
法を説明するためのグラフで、第1図は比例定数にとA
C破壊電圧との関係を示すグラフ、第2図は印加電圧と
tanδとの関係を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CVケーブルの絶縁体に印加する電圧Vと、その印加電
    圧下で求められる前記CVケーブルの絶縁体の誘電正接
    tanδが、tanδ=KVの関係にある場合において
    、前記比例定数にを閾値と比較して、ケーブルの劣化状
    態を診断することを特徴とするCVケーブルの劣化診断
    方法。
JP13807989A 1989-05-31 1989-05-31 Cvケーブルの劣化診断方法 Pending JPH032678A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5144188A (en) * 1990-04-20 1992-09-01 Ngk Spark Plug Co., Ltd Spark plug for internal combustion engine
US8398602B2 (en) 2008-11-14 2013-03-19 Panasonic Corporation Carrying case and syringe system with same
CN103063951A (zh) * 2012-12-19 2013-04-24 中国电力科学研究院 一种高压直流分裂导线的快速老化方法

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