JPS621404Y2 - - Google Patents
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- JPS621404Y2 JPS621404Y2 JP1981028601U JP2860181U JPS621404Y2 JP S621404 Y2 JPS621404 Y2 JP S621404Y2 JP 1981028601 U JP1981028601 U JP 1981028601U JP 2860181 U JP2860181 U JP 2860181U JP S621404 Y2 JPS621404 Y2 JP S621404Y2
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- JP
- Japan
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- air
- valve
- barrel
- negative pressure
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Links
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 15
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 31
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
開示技術は、自動車等搭載のエアバルブ式気化
器等の低温運転時の空燃比補償の技術分野に属す
る。
器等の低温運転時の空燃比補償の技術分野に属す
る。
而して、この考案はフアースト側バレルとそれ
に併設したセカンダリ側バレルから成るコンパウ
ンド式気化器において、前者がベンチユリ部にメ
インノズルを有し、その上流にチヨークバルブを
下流側にスロツトルバルブを設けており、一方、
セカンダリ側の下流に該スロツトルバルブに連動
するスロツトルバルブを設け、上流にエアバルブ
等のリローダを設け、該エアバルレに連動するメ
ータリングニードルがフロート室のメインジエツ
トの燃料供給量を調節し、エアバルブとスロツト
ルバルブ間のメインノズルにエアブリードジエツ
トを介装して接続しているコンパウンド式2バレ
ル気化器に関する考案であり、特に、フアースト
側チヨークの下流でその負圧影響下にある負圧ポ
ートに接続するチヨーク負圧通路をセカンダリ側
のエアブリードジエツトに接続した構造のコンパ
ウンド式2バレル気化器に係る考案である。
に併設したセカンダリ側バレルから成るコンパウ
ンド式気化器において、前者がベンチユリ部にメ
インノズルを有し、その上流にチヨークバルブを
下流側にスロツトルバルブを設けており、一方、
セカンダリ側の下流に該スロツトルバルブに連動
するスロツトルバルブを設け、上流にエアバルブ
等のリローダを設け、該エアバルレに連動するメ
ータリングニードルがフロート室のメインジエツ
トの燃料供給量を調節し、エアバルブとスロツト
ルバルブ間のメインノズルにエアブリードジエツ
トを介装して接続しているコンパウンド式2バレ
ル気化器に関する考案であり、特に、フアースト
側チヨークの下流でその負圧影響下にある負圧ポ
ートに接続するチヨーク負圧通路をセカンダリ側
のエアブリードジエツトに接続した構造のコンパ
ウンド式2バレル気化器に係る考案である。
〈従来技術〉
自動車搭載内燃エンジンには気化器が併設され
ており、その種類も種々あるが、コンパウンドタ
イプの2バレル式のものに所謂エアバルブ式気化
器があり、エンジンの高負荷運転特性の良さ等の
利点から広く採用されている。
ており、その種類も種々あるが、コンパウンドタ
イプの2バレル式のものに所謂エアバルブ式気化
器があり、エンジンの高負荷運転特性の良さ等の
利点から広く採用されている。
ところで、該種コンパウンド式2バレル気化器
においては冷間時運転での空燃比補償装置を設け
ており、第1図のエアバルブ式気化器1でこれを
説明すると、フアースト側バレル2の下流に設け
たスロツトルバルブ3は始動時低温でアイドル開
度に開き、ベンチユリ部4に設けたメインノズル
5からの燃料をベースでリツチ空燃比にするべく
チヨークバルブ6を閉じ側にある姿勢にし、一方
セカンダリバレル7側では下流に設けたスロツト
ルバルブ8がフアースト側のスロツトルバルブ3
に連動して設定開度に開きはするものの、冷間時
のフアースト側空燃比に近づけるため、上流側に
リローダとしてのエアバルブ9を設けて閉じ姿勢
にし、空気の吸入を阻止し、該エアバルブ9にリ
ンク10を介して設けたニードルバルブ11がフ
ロート室12のメインジエツト13の開口部を絞
り、燃料14はエアブリード通路15に接続する
エアブリードジエツト16からのブリードエアと
混合されてメインノズル17からフアースト側空
燃比に近づけた空燃比で噴出するようにしてい
た。
においては冷間時運転での空燃比補償装置を設け
ており、第1図のエアバルブ式気化器1でこれを
説明すると、フアースト側バレル2の下流に設け
たスロツトルバルブ3は始動時低温でアイドル開
度に開き、ベンチユリ部4に設けたメインノズル
5からの燃料をベースでリツチ空燃比にするべく
チヨークバルブ6を閉じ側にある姿勢にし、一方
セカンダリバレル7側では下流に設けたスロツト
ルバルブ8がフアースト側のスロツトルバルブ3
に連動して設定開度に開きはするものの、冷間時
のフアースト側空燃比に近づけるため、上流側に
リローダとしてのエアバルブ9を設けて閉じ姿勢
にし、空気の吸入を阻止し、該エアバルブ9にリ
ンク10を介して設けたニードルバルブ11がフ
ロート室12のメインジエツト13の開口部を絞
り、燃料14はエアブリード通路15に接続する
エアブリードジエツト16からのブリードエアと
混合されてメインノズル17からフアースト側空
燃比に近づけた空燃比で噴出するようにしてい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉
さりながら、セカンダリ側のリローダのエアバ
ルブ9は冷間時セカンダリ側への空気吸入を阻止
することになるため、エンジンの出力低下を潜在
的に有する難点があり、したがつて、低温での加
速運転を行う場合、エアバルブ9は開くように応
動するため、過渡空燃比はエアブリード通路15
よりのブリードエアに影響されて低くなる欠点が
あり、結果的にドライバビリテイが悪いという不
利点があつた。
ルブ9は冷間時セカンダリ側への空気吸入を阻止
することになるため、エンジンの出力低下を潜在
的に有する難点があり、したがつて、低温での加
速運転を行う場合、エアバルブ9は開くように応
動するため、過渡空燃比はエアブリード通路15
よりのブリードエアに影響されて低くなる欠点が
あり、結果的にドライバビリテイが悪いという不
利点があつた。
この考案の目的は上述従来技術に基づくコンパ
ウンド式2バレル気化器の低温空燃比補償の問題
点を解決すべき技術的課題とし、フアースト側の
チヨークの下流に生ずる負圧を導出してセカンダ
リ側のエアブリードジエツトに連通させてセカン
ダリ側のベース空燃比のベースリツチ化により、
出力特性の向上を図ることが出来るようにして自
動車産業におけるエンジン技術利用分野に益する
優れたコンパウンド式2バレル気化器を提供せん
とするものである。
ウンド式2バレル気化器の低温空燃比補償の問題
点を解決すべき技術的課題とし、フアースト側の
チヨークの下流に生ずる負圧を導出してセカンダ
リ側のエアブリードジエツトに連通させてセカン
ダリ側のベース空燃比のベースリツチ化により、
出力特性の向上を図ることが出来るようにして自
動車産業におけるエンジン技術利用分野に益する
優れたコンパウンド式2バレル気化器を提供せん
とするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉
上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は前述問題点を解決す
るために、冷間始動時にて、フアースト側のベー
ス空燃比はチヨークバルブの閉じ側姿勢によりリ
ツチにされ、一方、セカンダリ側ではリローダが
閉じ姿勢にされ、フアースト側のチヨークバルブ
直下の負圧ポートから導出された負圧がセカンダ
リ側メインジエツトに作用してエアブリードを抑
制し、ベース空燃比をリツチに補償し、その結
果、出力は低くないようにされ、低温時の高速運
転に際してもエアブリード抑止作用は促進され、
ベース空燃比は常温よりリツチになり、良好なド
ライバビリテイが得られるようにした技術的手段
を講じたものである。
要旨とするこの考案の構成は前述問題点を解決す
るために、冷間始動時にて、フアースト側のベー
ス空燃比はチヨークバルブの閉じ側姿勢によりリ
ツチにされ、一方、セカンダリ側ではリローダが
閉じ姿勢にされ、フアースト側のチヨークバルブ
直下の負圧ポートから導出された負圧がセカンダ
リ側メインジエツトに作用してエアブリードを抑
制し、ベース空燃比をリツチに補償し、その結
果、出力は低くないようにされ、低温時の高速運
転に際してもエアブリード抑止作用は促進され、
ベース空燃比は常温よりリツチになり、良好なド
ライバビリテイが得られるようにした技術的手段
を講じたものである。
〈実施例〉
次に、この考案の1実施例を第2図に基づいて
説明すれば以下の通りである。尚、第1図と同一
態様部分は同一符号を用いて説明するものとす
る。
説明すれば以下の通りである。尚、第1図と同一
態様部分は同一符号を用いて説明するものとす
る。
1′はこの考案の要旨を成すコンパウンド式2
バレル気化器であり、フアースト側バレル2の下
流側にはスロツトルバルブ3が設けられ、ベンチ
ユリ部4にはメインノズル5が開口し、上流側に
はチヨークバルブ6が設けられている。
バレル気化器であり、フアースト側バレル2の下
流側にはスロツトルバルブ3が設けられ、ベンチ
ユリ部4にはメインノズル5が開口し、上流側に
はチヨークバルブ6が設けられている。
一方、フアースト側バレル2に併設されたセカ
ンダリ側バレル7の下流にはフアースト側のスロ
ツトルバルブ3に所定のリンクを介して連動する
セカンダリ側のスロツトルバルブ8が設けられ、
上流側にはリローダとしてのエアバルブ9が開閉
自在に設けてあり、所定のリンク10を介してニ
ードルバルブ11をフロート室12のメインジエ
ツト13に進退させ、燃料14の計量をするよう
にされている。
ンダリ側バレル7の下流にはフアースト側のスロ
ツトルバルブ3に所定のリンクを介して連動する
セカンダリ側のスロツトルバルブ8が設けられ、
上流側にはリローダとしてのエアバルブ9が開閉
自在に設けてあり、所定のリンク10を介してニ
ードルバルブ11をフロート室12のメインジエ
ツト13に進退させ、燃料14の計量をするよう
にされている。
15はエアブリード通路であり、上部に絞り1
5′を有しており、エアブリードジエツト16に
接続されてセカンダリ側バレル7のメインノズル
17に接続されている。
5′を有しており、エアブリードジエツト16に
接続されてセカンダリ側バレル7のメインノズル
17に接続されている。
而して、18はチヨーク負圧通路であり、一端
は絞り19を有してフアースト側バレル2に於
て、チヨークバルブ6の圧力影響下の下位部分に
開口する負圧ポート20に接続され、他端はセカ
ンダリ側エアブリード通路15との絞り15′と
エアブリードジエツト16との間に接続してい
る。
は絞り19を有してフアースト側バレル2に於
て、チヨークバルブ6の圧力影響下の下位部分に
開口する負圧ポート20に接続され、他端はセカ
ンダリ側エアブリード通路15との絞り15′と
エアブリードジエツト16との間に接続してい
る。
上述構成において、エンジンを冷間始動する
と、その状態ではチヨークバルブ6は図示する様
に閉じ姿勢にされており、フアースト側のスロツ
トルバルブ3はアイドル開度姿勢にされ、メイン
ノズル5からは所定のリツチなベース補償空燃比
の燃料が噴出される。
と、その状態ではチヨークバルブ6は図示する様
に閉じ姿勢にされており、フアースト側のスロツ
トルバルブ3はアイドル開度姿勢にされ、メイン
ノズル5からは所定のリツチなベース補償空燃比
の燃料が噴出される。
一方、フアースト側のスロツトルバルブ3に連
動するセカンダリ側のスロツトルバルブ8も所定
アイドル開度姿勢にされるが、実質閉じ姿勢にあ
るので、エアバルブ9も閉じられ、空気吸入は阻
止され、リンク10を介しメータリングニードル
11がメインジエツト13と協動し、メインノズ
ル17からリツチ空燃比の燃料14が吸引されて
噴出するが、当該状態ではチヨークバルブ6が閉
じ姿勢であるため、その下流では大きな負圧が発
生し、そのため、ポート20からも負圧がチヨー
ク負圧通路18を介してエアブリード通路15の
絞り15′とエアブリードジエツト16との間に
導出されるため、エアブリード量が抑制され、し
たがつて、ベース空燃比は常温よりリツチに補償
され、エンジン出力は安定化される。
動するセカンダリ側のスロツトルバルブ8も所定
アイドル開度姿勢にされるが、実質閉じ姿勢にあ
るので、エアバルブ9も閉じられ、空気吸入は阻
止され、リンク10を介しメータリングニードル
11がメインジエツト13と協動し、メインノズ
ル17からリツチ空燃比の燃料14が吸引されて
噴出するが、当該状態ではチヨークバルブ6が閉
じ姿勢であるため、その下流では大きな負圧が発
生し、そのため、ポート20からも負圧がチヨー
ク負圧通路18を介してエアブリード通路15の
絞り15′とエアブリードジエツト16との間に
導出されるため、エアブリード量が抑制され、し
たがつて、ベース空燃比は常温よりリツチに補償
され、エンジン出力は安定化される。
そこで、低温高速運転に入ると、フアースト側
はスロツトルバルブ3が急開されるが、チヨーク
バルブ6は低温の状態であるので開かず、メイン
ノズル5はインテークマニホルド負圧によるリツ
チ空燃比の燃料が吐出され、一方、セカンダリ側
ではスロツトルバルブ8が連動して急開され、負
圧に応動してエアバルブ9が開いていき、リンク
10を介してニードルバルブ11がメインジエツ
ト13の供給面積が開き、燃料14を増量供給す
るが、チヨークバルブ6下位の負圧ポート20か
らの負圧は絞り19を有するチヨーク負圧通路1
8を介してエアブリード通路15の絞り15′と
エアブリードジエツト16との間に波及するた
め、依然としてエアブリードは抑制された状態に
あり、したがつて、供給燃料はリツチ空燃比を補
償されてメインノズル17から噴出され、その結
果、低温高速ドライバビリテイは良好に保たれ
る。
はスロツトルバルブ3が急開されるが、チヨーク
バルブ6は低温の状態であるので開かず、メイン
ノズル5はインテークマニホルド負圧によるリツ
チ空燃比の燃料が吐出され、一方、セカンダリ側
ではスロツトルバルブ8が連動して急開され、負
圧に応動してエアバルブ9が開いていき、リンク
10を介してニードルバルブ11がメインジエツ
ト13の供給面積が開き、燃料14を増量供給す
るが、チヨークバルブ6下位の負圧ポート20か
らの負圧は絞り19を有するチヨーク負圧通路1
8を介してエアブリード通路15の絞り15′と
エアブリードジエツト16との間に波及するた
め、依然としてエアブリードは抑制された状態に
あり、したがつて、供給燃料はリツチ空燃比を補
償されてメインノズル17から噴出され、その結
果、低温高速ドライバビリテイは良好に保たれ
る。
尚、この間チヨーク負圧通路18のフアースト
側バレルの負圧ポート22は絞り19が設けられ
ているために、又、セカンダリ側のエアブリード
15の絞り15とエアブリードジエツト16との
間に接続されているために、セカンダリ側のエア
ブリード通路15からのブリードエアがフアース
ト側に破及することがなく、したがつて、フアー
スト側の低温加速時の空燃比に擾乱を与えること
はない。
側バレルの負圧ポート22は絞り19が設けられ
ているために、又、セカンダリ側のエアブリード
15の絞り15とエアブリードジエツト16との
間に接続されているために、セカンダリ側のエア
ブリード通路15からのブリードエアがフアース
ト側に破及することがなく、したがつて、フアー
スト側の低温加速時の空燃比に擾乱を与えること
はない。
而して、エンジンが暖機されてくると、チヨー
クバルブ6が開き姿勢に変り、その下流は大気圧
に近づき、そのため、負圧ポート20には、即
ち、チヨーク負圧通路18には大気圧が導入さ
れ、エアブリードジエツト16には絞り19,1
5′を介して大気が、在来通りに導入され、これ
まで同様に燃料にブリードエアが混入され、設計
暖機空燃比に移行する。
クバルブ6が開き姿勢に変り、その下流は大気圧
に近づき、そのため、負圧ポート20には、即
ち、チヨーク負圧通路18には大気圧が導入さ
れ、エアブリードジエツト16には絞り19,1
5′を介して大気が、在来通りに導入され、これ
まで同様に燃料にブリードエアが混入され、設計
暖機空燃比に移行する。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、チヨークバ
ルブに対する負圧ポートを複数にする等種々の態
様が採用可能である。
のでないことは勿論であり、例えば、チヨークバ
ルブに対する負圧ポートを複数にする等種々の態
様が採用可能である。
又、コンパウンド式2バレル気化器がエアバル
ブ式に限るものでないことも勿論である。
ブ式に限るものでないことも勿論である。
〈考案の効果〉
以上、この考案によれば、エアバルブ式気化器
の如きコンパウンド式2バレル気化器において、
フアースト側のチヨークバルブの下流に負圧ポー
トを設け、該負圧ポートとセカンダリ側のエアブ
リードジエツトとの間にチヨーク負圧通路を介装
して接続したことにより、基本的に低温低負荷運
転状態ではチヨーク下位の負圧がセカンダリエア
ブリードを抑制し、したがつて、ベース空燃比を
リツチ側に補償され、出力が安定するという優れ
た効果が奏される。
の如きコンパウンド式2バレル気化器において、
フアースト側のチヨークバルブの下流に負圧ポー
トを設け、該負圧ポートとセカンダリ側のエアブ
リードジエツトとの間にチヨーク負圧通路を介装
して接続したことにより、基本的に低温低負荷運
転状態ではチヨーク下位の負圧がセカンダリエア
ブリードを抑制し、したがつて、ベース空燃比を
リツチ側に補償され、出力が安定するという優れ
た効果が奏される。
又、低温高速運転に移行してリローダがセカン
ダリ側の空気吸入を阻止していても、チヨークが
開かれないため、その下流側の負圧がセカンダリ
側のエアブリードを抑止することにより、ベース
空燃比をリツチに補償し、特に、過渡応答特性が
良くなるという優れた効果が奏される。
ダリ側の空気吸入を阻止していても、チヨークが
開かれないため、その下流側の負圧がセカンダリ
側のエアブリードを抑止することにより、ベース
空燃比をリツチに補償し、特に、過渡応答特性が
良くなるという優れた効果が奏される。
而して、フアースト側のチヨークバルブの直下
とセカンダリ側のエアブリード通路に接続された
チヨーク負圧通路がフアースト側の負圧ポートに
絞りを有して接続されているために、低温加速時
のセカンダリ側のブリードエア通路のブリードエ
アがフアースト側に大きく波及してフアースト側
の低温加速時の空燃比に擾乱を与える虞がなく、
この点からも、低温加速時のドライバビリテイが
向上するという優れた効果が奏される。
とセカンダリ側のエアブリード通路に接続された
チヨーク負圧通路がフアースト側の負圧ポートに
絞りを有して接続されているために、低温加速時
のセカンダリ側のブリードエア通路のブリードエ
アがフアースト側に大きく波及してフアースト側
の低温加速時の空燃比に擾乱を与える虞がなく、
この点からも、低温加速時のドライバビリテイが
向上するという優れた効果が奏される。
そして、暖機後はチヨークバルブが開かれるた
め、チヨーク負圧通路に大気圧が導入され、その
結果、セカンダリ側に於ては通常のエアブリード
制御機能が保持される効果がある。
め、チヨーク負圧通路に大気圧が導入され、その
結果、セカンダリ側に於ては通常のエアブリード
制御機能が保持される効果がある。
而して、装置としては在来のセカンダリ側のエ
アブリードジエツトとフアースト側のチヨークの
下流側に開設した負圧ポートにチヨーク負圧通路
を連通させるだけで良いので、構造が簡単であ
り、製作は勿論、メンテナンスも容易である上に
低コストで出来る効果もある。
アブリードジエツトとフアースト側のチヨークの
下流側に開設した負圧ポートにチヨーク負圧通路
を連通させるだけで良いので、構造が簡単であ
り、製作は勿論、メンテナンスも容易である上に
低コストで出来る効果もある。
第1図は従来技術に基づくコンパウンド型2バ
レル気化器の概略断面図、第2図はこの考案の1
実施例の概略断面図である。 6……チヨークバルブ、3……スロツトルバル
ブ、2……フアースト側バレル、7……セカンダ
リ側バレル、8……スロツトルバルブ、9……リ
ローダ(エアバルブ)、17……メインノズル、
16……エアブリードジエツト、1′……コンパ
ウンド式2バレル気化器、2……負圧ポート、1
9……絞り、18……チヨーク負圧通路。
レル気化器の概略断面図、第2図はこの考案の1
実施例の概略断面図である。 6……チヨークバルブ、3……スロツトルバル
ブ、2……フアースト側バレル、7……セカンダ
リ側バレル、8……スロツトルバルブ、9……リ
ローダ(エアバルブ)、17……メインノズル、
16……エアブリードジエツト、1′……コンパ
ウンド式2バレル気化器、2……負圧ポート、1
9……絞り、18……チヨーク負圧通路。
Claims (1)
- 上流にチヨークバルブを、下流にスロツトルバ
ルブを有するフアースト側のバレルに併設したセ
カンダリ側のバレルの下流にスロツトルバルブを
設け、上流側にはメインジエツトをコントロール
するニードルバルブに連係されたリローダを設け
該リローダの下流に設けたセカンダリ側のメイン
ノズルに接続するエアブリードジエツトを有する
コンパウンド式2バレル気化器において、上記フ
アースト側のバレルのチヨークバルブとメインジ
エツト間に絞りを有して開口した負圧ポートと上
記セカンダリ側のエアブリードのエアブリードジ
エツトの上流との間にチヨーク負圧通路を介装接
続させたことを特徴とするコンパウンド式2バレ
ル気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981028601U JPS621404Y2 (ja) | 1981-03-03 | 1981-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981028601U JPS621404Y2 (ja) | 1981-03-03 | 1981-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57142156U JPS57142156U (ja) | 1982-09-06 |
JPS621404Y2 true JPS621404Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=29826241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981028601U Expired JPS621404Y2 (ja) | 1981-03-03 | 1981-03-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621404Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9132390B2 (en) | 2009-03-26 | 2015-09-15 | Bl Technologies Inc. | Non-braided reinforced holow fibre membrane |
US9227362B2 (en) | 2012-08-23 | 2016-01-05 | General Electric Company | Braid welding |
US9321014B2 (en) | 2011-12-16 | 2016-04-26 | Bl Technologies, Inc. | Hollow fiber membrane with compatible reinforcements |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4922896U (ja) * | 1972-05-30 | 1974-02-26 | ||
JPS5058428A (ja) * | 1973-09-26 | 1975-05-21 |
-
1981
- 1981-03-03 JP JP1981028601U patent/JPS621404Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4922896U (ja) * | 1972-05-30 | 1974-02-26 | ||
JPS5058428A (ja) * | 1973-09-26 | 1975-05-21 |
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US9321014B2 (en) | 2011-12-16 | 2016-04-26 | Bl Technologies, Inc. | Hollow fiber membrane with compatible reinforcements |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57142156U (ja) | 1982-09-06 |
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