JPS62140248U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本考案の第１実施例に係
る動力伝達用チエーンベルトを示すものであり、
第１図はチエーンベルトが一つのプーリに掛け渡
されている状態を示す要部縦断面図、第２図は第
１図の連結シヤフトを含む平面に沿つて切断した
要部断面平面図、第３図は要部側面図、第４図は
リンクの斜視図、第５図および第６図は本考案の
第２実施例に係る動力伝達用チエーンベルトを示
すものであり、第５図は第１図に相当する要部縦
断面図、第６図は緩衝プレートの正面図、第７図
および第８図は本考案の第３実施例に係る動力伝
達用チエーンベルトを示すものであり、第７図は
第１図に相当する要部縦断面図、第８図は支持板
の側面図である。第９図は本考案の動力伝達用チ
エーンベルトが適用される無段変速機の一例を示
す縦断面図、第１０図は従来の動力伝達用チエー
ンベルトを用いた無段変速機において両Ｖプーリ
間で芯ずれが発生した状態を示す概略外観図であ
る。 符号の説明、１０……入力プーリ（Ｖプーリ）
、２０……出力プーリ（Ｖプーリ）、３０……動
力伝達用チエーンベルト、４０……チエーン、４
１，４２……リンク、４３，４４……取付け孔、
４５……連結シヤフト、４６……Ｅリング、４７
……緩衝プレート、５０……Ｖブロツク、５１…
…傾斜面、５６……貫通孔、５９……支持板、ｃ
……芯ずれ吸収用の隙間、δ……最大芯ずれ量。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数枚のリンクを交互に重ね合わせ、各リ
   ンクの端部を連結シヤフトによつて関節運動可能
   に連結して無端状としたチエーンに、両側部にＶ
   プーリと接触する傾斜面を有する複数個のＶブロ
   ツクを装着してなる動力伝達用チエーンベルトに
   おいて、 前記Ｖブロツクは前記チエーンに対してベルト
   幅方向に相対移動可能に取り付けられると共に、
   両者間には両Ｖプーリ間の芯ずれを吸収可能な隙
   間が設けられていることを特徴とする動力伝達用
   チエーンベルト。 (2) 前記Ｖブロツクとチエーン間の隙間は、前
   記両Ｖプーリ間の最大芯ずれ量以上に設定されて
   いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
   １項記載の動力伝達用チエーンベルト。 (3) 前記Ｖブロツクは、その両側部に形成した
   貫通孔に前記連結シヤフトを嵌合することによつ
   て前記チエーンに装着されていることを特徴とす
   る実用新案登録請求の範囲第１項記載の動力伝達
   用チエーンベルト。 (4) 前記Ｖブロツクは、中央部にて２分割され
   た略コの字形のブロツク片を一体化して構成され
   ていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
   第１項記載の動力伝達用チエーンベルト。 (5) 前記Ｖブロツクは、前記２分割されたブロ
   ツク片がピンおよびボルト・ナツト又はリベツト
   によつて一体化して構成されていることを特徴と
   する実用新案登録請求の範囲第３項記載の動力伝
   達用チエーンベルト。 (6) 前記Ｖブロツクは、前記２分割されたブロ
   ツク片の間に支持板が介装されて構成されている
   ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第３項
   記載の動力伝達用チエーンベルト。 (7) 前記Ｖブロツクは、前記貫通孔中心より内
   周側のベルト進行方向前面が傾斜していることを
   特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の
   動力伝達用チエーンベルト。 (8) 前記チエーンは、前記連結シヤフトに嵌合
   され前記各リンク間に介装された緩衝プレートを
   備えていることを特徴とする実用新案登録請求の
   範囲第１項記載の動力伝達用チエーンベルト。 (9) 前記リンクは、前記連結シヤフトに対して
   軸線方向に位置決めされていることを特徴とする
   実用新案登録請求の範囲第１項記載の動力伝達用
   チエーンベルト。 (10) 前記連結シヤフトは、前記Ｖブロツクの貫
   通孔に対してすきま嵌めされていることを特徴と
   する実用新案登録請求の範囲第９項記載の動力伝
   達用チエーンベルト。 〓(11)１１〓 前記連結シヤフトは、前記貫通孔
   中心線上におけるＶブロツクの幅寸法よりも両Ｖ
   プーリ間の最大芯ずれ量の２倍以上を減じた長さ
   に設定されていることを特徴とする実用新案登録
   請求の範囲第１項記載の動力伝達用チエーンベル
   ト。