JPH0480266B2 - - Google Patents

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JPH0480266B2
JPH0480266B2 JP14487589A JP14487589A JPH0480266B2 JP H0480266 B2 JPH0480266 B2 JP H0480266B2 JP 14487589 A JP14487589 A JP 14487589A JP 14487589 A JP14487589 A JP 14487589A JP H0480266 B2 JPH0480266 B2 JP H0480266B2
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JP
Japan
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sprocket
belt pulley
rim
belt
members
Prior art date
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JP14487589A
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English (en)
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JPH039158A (ja
Inventor
Noboru Matsuno
Yoshuki Nimata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Giken Co Ltd
Original Assignee
Giken Co Ltd
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Publication date
Application filed by Giken Co Ltd filed Critical Giken Co Ltd
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Publication of JPH039158A publication Critical patent/JPH039158A/ja
Publication of JPH0480266B2 publication Critical patent/JPH0480266B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ベルトコンベヤ用のベルトプー
リ、殊に、チエーンコンベヤをベルトコンベヤに
改造するために、チエーンコンベヤのスプロケツ
トに取付けて使用するベルトプーリに関する。
従来技術 工場等において、長尺の製品を横方向に搬送す
るに際し、上面にパツドを備えたチエーンコンベ
ヤが使用される。このとき、特に長い製品に対し
ては、これと直角に配設した数10本ものチエーン
コンベヤを同時に駆動する必要があり、このとき
のチエーンコンベヤは、下流側の駆動軸と上流側
の従動軸とに取り付けた数10組のスプロケツトを
介して駆動されている。
一方、ベルトコンベヤは、チエーンコンベヤに
比して、騒音や振動が少なく、製品を損傷し難い
等の利点を有するにも拘らず、主に、ベルトの強
度・耐熱性・耐摩耗性等の物理的性質が劣るため
に、チエーンコンベヤの代替とすることが困難な
場合が多かつた。
ところが、近年になつて、カーボン繊維入りの
ベルト等のように、物理的性質が優れたベルトが
開発されるに至り、既設のチエーンコンベヤをベ
ルトコンベヤに改造するケースが増加してきてい
る。
この改造に当つては、チエーンコンベヤのチエ
ーンを取り外した上、数10組のスプロケツトを、
すべて、ベルトを張設するためのベルトプーリに
交換する必要があり、このときの作業は、概ね、
次のような工程で行なわれる。すなわち、まず、
スプロケツトを嵌合している駆動軸、従動軸を軸
受から取り外した上、これらの軸から各スプロケ
ツトを一つひとつ抜き取る。次いで、スプロケツ
トと同数のベルトプーリを各軸に挿入し、芯出し
して固定し、その後、軸を軸受に取り付けて復元
するものである。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、スプロ
ケツトをベルトプーリに交換するに際し、作業工
程が多く、また各作業工程がそれぞれ多大な工数
を必要とするので、改造工事のための全体工期が
長期化し、改造コストが過大になつてしまうとい
う問題があつた。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の
実情に鑑み、既設のチエーンコンベヤ用のスプロ
ケツトに対し、円弧部を有する複数のリム部材を
取り付けるようにすることによつて、改造の際の
所要作業工程が少なく、しかも簡単化され、全体
工期の短縮と改造コストの低廉化を実現すること
ができるベルトプーリを提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成
は、スプロケツトの歯先を覆う円弧部と、この円
弧部の内側に形成した取付部とを有する複数のリ
ム部材と、取付部をスプロケツトにボルト締めす
るためのワシヤ部材とからなり、取付部には、ス
プロケツトの歯溝と対応する複数のボルト孔を形
成することをその要旨とする。
また、取付部は、スプロケツトが円弧部の幅方
向の中心付近に位置するように形成してもよい。
作 用 而して、この構成によるときは、リム部材は、
これをスプロケツトにボルト締めするときに、そ
の円弧部がスプロケツトの歯先を覆うことができ
るので、複数のリム部材を使用することにより、
これらのリム部材の円弧部は、スプロケツトの歯
先の外側をほぼ全周に亘つて取り囲むことがで
き、したがつて、その外周面は、ベルトを掛ける
ためのほぼ連続した円筒面を形成することができ
る。
また、取付部には、スプロケツトの歯溝と対応
する複数のボルト孔を形成し、これらのボルト孔
を介して、リム部材をスプロケツトにボルト締め
すれば、ボルトは、スプロケツトの歯溝内にあ
り、スプロケツトとリム部材とを固定するキーと
して作用するので、両者間の滑りを完全に防止す
ることができる。したがつて、リム部材は、駆動
側のスプロケツトに取り付けた場合であつても、
必要十分な駆動力を伝達することができる。さら
に、各歯溝は、スプロケツトの軸心から等距離に
形成されているので、これを基準にリム部材をス
プロケツトにボルト締めすれば、簡単に、芯出し
をすることができる。
さらに、スプロケツトが円弧部の幅方向の中心
付近に位置するように取付部を形成すれば、円弧
部は、スプロケツトの厚さの中心に対し、左右対
称に位置することができるので、リム部材は、ス
プロケツトの左右いずれの面に取付部を取り付け
ても、スプロケツトに対する円弧部の相対位置を
ほぼ一定にすることができ、軸方向の位置決めを
容易に行なうことができる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以つて実施例を説明する。
ベルトプーリPは、2個のリム部材10,10
と2個のワシヤ部材20,20とからなり、スプ
ロケツトSに取り付けて使用する(第1図、第2
図)。
スプロケツトSは、たとえば、固定キーKを介
して、軸Rに堅固に嵌合されたチエーンコンベヤ
の構成部品であり、ベルトプーリPの取付けに先
立ち、これに掛け渡してあつたチエーンは、あら
かじめ取り外しておくものとする。
各リム部材10は、円弧部11と、この内側の
取付部12とから形成され、2個のリム部材1
0,10を組み合わせることにより、円弧部1
1,11は、ほぼ連続的な円筒面を形成すること
ができる。各円弧部11の外周面11aは、その
幅方向の中央を高く形成し、両側に緩やかに下降
する曲面を有する。円弧部11の内周面11b
は、曲率半径r1が、スプロケツトSの歯先S
1,S1…の歯先円の半径rsよりも僅かに大きく
設定してあり、円弧部11が歯先S1,S1…を
外側から覆うことが可能である。
円弧部11の内周面11bには、取付部12が
馬蹄形に形成されている。取付部12の締付面1
2aは、円弧部11の幅方向の中心CLから偏心
距離dだけ隔たる位置に形成されている。すなわ
ち、スプロケツトSの厚さをtとすると、d=t/
2となるように設定してあり、スプロケツトSの
厚さtの中心と、円弧部11の中心CLとが一致
するものである。このことにより、円弧部11
は、スプロケツトSの厚さtの中心に対し、左右
対称とすることができるので、リム部材10をス
プロケツトSの左右いずれの面から取り付けて
も、円弧部11は、スプロケツトSに対する幅方
向の相対位置を常に一定とすることができる。多
数のスプロケツトS,S…にリム部材10,10
…を取り付けるに際し、その取付け面の相違によ
る円弧部11の位置のずれを防止することができ
る。
取付部12には、スプロケツトSの歯溝S2,
S2…と対応する箇所にボルト孔12b,12b
…が形成されている。
ワシヤ部材20,20は、取付部12,12と
ほぼ同形に形成された板状部材であり、スプロケ
ツトSの歯溝S2,S2…と対応する箇所に、ボ
ルト孔12b,12b…と同様のボルト孔20
a,20a…が形成されている。したがつて、ボ
ルト孔12b,12b…,20a,20a…、歯
溝S2,S2…を貫通するボルトB,B…とナツ
トN,N…を介して、リム部材10,10の取付
部11,11とワシヤ部材20,20との間にス
プロケツトSを締め付けるとき、各ボルトBの中
間部の外周と、スプロケツトSの各歯溝S2の歯
底とが当接するようにすれば、リム部材10,1
0は、これにより、円弧部11,11の外周面1
1a,11aの芯出しが自動的に完了する。な
お、スプロケツトSにリム部材10,10をボル
ト締めするときは、各ワシヤ部材20が、それぞ
れ、リム部材10,10を連結するようにすると
よい。
以上のように、リム部材10,10は、正確に
位置決めしてある既設のスプロケツトSにボルト
B,B…、ナツトN,N…を介してボルト締めす
ることにより、その位置を正確に決定することが
できるので、軸Rを軸受から外したり、軸Rに嵌
合しているスプロケツトSを抜き取つたり、ベル
トプーリPの芯出しをしたりする煩雑な作業工程
を全く必要としない。さらに、駆動側の軸Rから
スプロケツトSに伝達された駆動力は、スプロケ
ツトSの歯溝S2,S2…を貫通するボルトB,
B…がスプロケツトSとリム部材10とを固定す
るキーとしても作用するので、ベルトプーリPに
確実に伝達される。
なお、リム部材10,10の連結部の間隙Δd
は、なるべく小さくすることが好ましいが(第3
図)、外周面11a,11aにベルトBLを掛けた
とき、これが支障なく作動する限り、必ずしも
Δd=0とする必要はない。
以上の説明において、ベルトプーリPは、2個
以上の任意の数のリム部材10,10…によつて
形成することができる。すなわち、ベルトプーリ
Pは、リム部材10,10…よつて分割形に形成
し、全体として、ベルトBLを掛けるための円筒
面を形成するとともに、軸Rをその外周方向から
挟み込むようにして取り付けることができればよ
い。
また、リム部材10は、既設のスプロケツトS
に対して容易に取り付けて、その歯先S1,S1
…を覆うことができる限り、取付部12の形状
や、取付方法は、他の任意のものとすることがで
きる。たとえば、取付部12は、ボルト孔12b
ごとに独立した複数の舌片としてもよく、また、
ボルト孔12b,12b…は、その一部を、スプ
ロケツトSの歯溝S2,S2…に対応する係合用
突部に代えることも可能である。また、これらの
ボルト孔12b,12b…や係合用突部は、必ず
しも、スプロケツトSのすべての歯溝S2,S2
…に対応して設ける必要はなく、リム部材10を
スプロケツトSに堅固に取り付けることができる
限り、それぞれの個数を適当に定めることができ
る。なお、取付部12は、円弧部11の幅方向の
任意の位置に形成してもよいことはいうまでもな
い。
ワシヤ部材20も、その形状、使用個数は、適
宜変更することができる。たとえば、使用するボ
ルトBごとに独立したものとし、または、円周を
2以上の適当な個数に分割した複数の円弧状のも
のや、軸Rが通過するに足る切欠部を有する単一
の略リング状のもの等であつてもよい。さらに
は、ワシヤ部材20のボルト孔20a,20a…
は、ボルトB,B…に適合する雌ねじ部としても
よく、そのときは、ナツトN,N…を省略するこ
とが可能である。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、既設
のチエーンコンベヤ用のスプロケツトに対し、円
弧部を有する複数のリム部材を、ワシヤ部材を介
してボルト締めすることにより、多数のスプロケ
ツトを嵌合している軸を軸受から外し、スプロケ
ツトを軸から抜き取り、さらに、軸を軸受に取り
付けて復元する等の一連の作業工程を積極的に省
略することができるので、チエーンコンベヤをベ
ルトコンベヤに改造するための全体工期を大幅に
短縮し、そのときの改造コストを大きく低減する
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は
分割斜視説明図、第2図は縦断面説明図、第3図
は第2図のX矢視相当の要部説明図である。 P……ベルトプーリ、S……スプロケツト、S
1……歯先、S2……歯溝、10……リム部材、
11……円弧部、12……取付部、12b,20
a……ボルト孔、20……ワシヤ部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スプロケツトの歯先を覆う円弧部と、該円弧
    部の内側に形成した取付部とを有する複数のリム
    部材と、前記取付部をスプロケツトにボルト締め
    するためのワシヤ部材とからなり、前記取付部に
    は、スプロケツトの歯溝と対応する複数のボルト
    孔を形成することを特徴とするベルトプーリ。 2 前記取付部は、スプロケツトが、前記円弧部
    の幅方向の中心付近に位置するように形成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のベル
    トプーリ。
JP14487589A 1989-06-06 1989-06-06 ベルトプーリ Granted JPH039158A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14487589A JPH039158A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 ベルトプーリ

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JP14487589A JPH039158A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 ベルトプーリ

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JPH039158A JPH039158A (ja) 1991-01-17
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JP14487589A Granted JPH039158A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 ベルトプーリ

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KR100482168B1 (ko) * 2001-09-03 2005-04-13 (주) 정광기술 돌출외주면을 갖는 크라운형 풀리 및 그 제조방법
RU188353U1 (ru) * 2018-06-01 2019-04-09 Акционерное общество "Тяжмаш" Приводной барабан ленточного конвейера

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