JPS62139234A - 静電偏向型撮像管 - Google Patents
静電偏向型撮像管Info
- Publication number
- JPS62139234A JPS62139234A JP27826485A JP27826485A JPS62139234A JP S62139234 A JPS62139234 A JP S62139234A JP 27826485 A JP27826485 A JP 27826485A JP 27826485 A JP27826485 A JP 27826485A JP S62139234 A JPS62139234 A JP S62139234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron gun
- electrode
- target electrode
- tubular body
- scan range
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、デフレクトロン型偏向電極を備えた静電偏向
型撮像管に関するものである。
型撮像管に関するものである。
従来の技術
一般に、デフレクトロン型偏向電極を備えた電磁集束・
静電偏向型撮像管は第3図に示すように構成され、電子
銃1およびメツシュ電極2を収容したガラスバルブ3の
内周面にデフレクトロン型の水平・垂直偏向電極4を付
設してなる。そして、ガラスバルブ3に気密に封着され
た透明フェースプレート5の内面上に、透明導電膜およ
び光導電膜からなるターゲット電極6を付設してなる。
静電偏向型撮像管は第3図に示すように構成され、電子
銃1およびメツシュ電極2を収容したガラスバルブ3の
内周面にデフレクトロン型の水平・垂直偏向電極4を付
設してなる。そして、ガラスバルブ3に気密に封着され
た透明フェースプレート5の内面上に、透明導電膜およ
び光導電膜からなるターゲット電極6を付設してなる。
電子銃1から放射された電子ビーム7は、集束コイル8
による集束磁界で集束作用を受けるとともに、水平・垂
直偏向電極4による偏向電界で偏向作用を受けたのち、
メツシュ電極2を通過してターゲット電極6の矩形状有
効走査領域を走査するのであり、図外の光学レンズを通
じてターゲット電極6上に与えられた光学像に対応する
画像信号が、透明フェースプレート5を気密に貫通して
前記透明導電膜に接続された信号出力端子9からとり出
される。
による集束磁界で集束作用を受けるとともに、水平・垂
直偏向電極4による偏向電界で偏向作用を受けたのち、
メツシュ電極2を通過してターゲット電極6の矩形状有
効走査領域を走査するのであり、図外の光学レンズを通
じてターゲット電極6上に与えられた光学像に対応する
画像信号が、透明フェースプレート5を気密に貫通して
前記透明導電膜に接続された信号出力端子9からとり出
される。
ところで、このように構成された撮像管では、電子ビー
ム7がターゲット電極6を走査することによって生じる
余剰電子が戻りビーム10となり、集束・偏向作用をふ
たたび受ける。そして、戻りビーム10が電子銃1に射
突することによって生じた低エネルギの反射ビームのう
ち、ターゲット電極6へ向かう反射ビーム11もまた集
束・偏向作用を受けることになり、反射ビーム11がタ
ーゲット電極6に流入すると、それによる信号が元の電
子ビーム7による出力信号に疑似信号として加わり、入
射光学像に忠実に対応した画像信号を得ることが困難に
なる。なお、電子銃表面における戻りビームの反射率は
数十分の−にすぎないが、ターゲット電極面上光学像の
暗い部分で生じた戻りビームの量はその他の部分で生じ
る戻りビームの数十倍にも達するので、反射ビームによ
る疑似信号の発生は無視できないものとなる。また、こ
のような現象は電磁集束型の撮像管に限らず、静電集束
・静電偏向型撮像管においても同様に起こる。
ム7がターゲット電極6を走査することによって生じる
余剰電子が戻りビーム10となり、集束・偏向作用をふ
たたび受ける。そして、戻りビーム10が電子銃1に射
突することによって生じた低エネルギの反射ビームのう
ち、ターゲット電極6へ向かう反射ビーム11もまた集
束・偏向作用を受けることになり、反射ビーム11がタ
ーゲット電極6に流入すると、それによる信号が元の電
子ビーム7による出力信号に疑似信号として加わり、入
射光学像に忠実に対応した画像信号を得ることが困難に
なる。なお、電子銃表面における戻りビームの反射率は
数十分の−にすぎないが、ターゲット電極面上光学像の
暗い部分で生じた戻りビームの量はその他の部分で生じ
る戻りビームの数十倍にも達するので、反射ビームによ
る疑似信号の発生は無視できないものとなる。また、こ
のような現象は電磁集束型の撮像管に限らず、静電集束
・静電偏向型撮像管においても同様に起こる。
発明が解決しようとする問題点
したがって本発明の目的とするところは、前述のような
疑似信号の発生を抑制できる撮像管を提供することにあ
る。
疑似信号の発生を抑制できる撮像管を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段
本発明によると、電子銃からデフレクトロン型偏向電極
による偏向電界を経てターゲット電極の有効走査領域に
いたる電子ビーム通路を包囲し、かつ、電子銃電極から
前記ターゲット電極の有効走査領域外にいたる反射ビー
ム通路を妨げる導電性筒状体を、前記電子銃の先端部に
突設する。
による偏向電界を経てターゲット電極の有効走査領域に
いたる電子ビーム通路を包囲し、かつ、電子銃電極から
前記ターゲット電極の有効走査領域外にいたる反射ビー
ム通路を妨げる導電性筒状体を、前記電子銃の先端部に
突設する。
作用
このように構成すると、電子銃の先端部からターゲット
電極へ向かう反射ビームの多くが、有効走査領域内へ向
かうようになる。一方、ターゲット電極の有効走査領域
内の電位は、電子ビーム走査によって比較的低く保たれ
、しかも、有効走査領域内へ向かう反射ビームのほとん
どがターゲット電極面に対して傾斜したものとなるので
、低エネルギの反射ビームがここにランディングして生
じるノイズは実用上無視できる程度のものとなる。
電極へ向かう反射ビームの多くが、有効走査領域内へ向
かうようになる。一方、ターゲット電極の有効走査領域
内の電位は、電子ビーム走査によって比較的低く保たれ
、しかも、有効走査領域内へ向かう反射ビームのほとん
どがターゲット電極面に対して傾斜したものとなるので
、低エネルギの反射ビームがここにランディングして生
じるノイズは実用上無視できる程度のものとなる。
実施例
第1図に示す本発明実施の撮像管が第3図に示した従来
の撮像管と異なるところは、電子銃1の先端部に円筒状
の導電性筒状体12が同軸的に設けられている点である
。この筒状体12は、電子銃1からデフレクトロン型水
平・垂直偏向電極4による偏向電界を経てターゲット電
極6の有効走査領域Aにいたる電子ビーム通路に入り込
むことなく同通路を包囲し、かつ、電子銃電極からター
ゲット電極6の有効走査領域外にいたる反射ビーム通路
を妨げるに足る直径および長さを有している。
の撮像管と異なるところは、電子銃1の先端部に円筒状
の導電性筒状体12が同軸的に設けられている点である
。この筒状体12は、電子銃1からデフレクトロン型水
平・垂直偏向電極4による偏向電界を経てターゲット電
極6の有効走査領域Aにいたる電子ビーム通路に入り込
むことなく同通路を包囲し、かつ、電子銃電極からター
ゲット電極6の有効走査領域外にいたる反射ビーム通路
を妨げるに足る直径および長さを有している。
図中に破線で示した反射ビーム通路11は元来、ターゲ
ット電極6の有効走査領域Aの最外周に接する走査領域
外にいたるものであり、この反射ビーム通路11が筒状
体12の先端部によって妨げられる。このため、電子銃
1の先端部に戻りビームlOが射突することにより生じ
た反射ビーム11は筒状体12の内周面に射突すること
になり、ここで二次反射ビームlla、llbが新たに
生じる。二次反射ビームは一次反射ビーム11に比べて
格段に少なく、シかも低エネルギであるので、そのうち
の一部分が有効走査領域A外のターゲット電極面にラン
ディングしても、支障となるようなノイズレベルには達
しない。また、有効走査領域A内へ向かう二次反射ビー
ムllaは前述のようになんら支障とならない。
ット電極6の有効走査領域Aの最外周に接する走査領域
外にいたるものであり、この反射ビーム通路11が筒状
体12の先端部によって妨げられる。このため、電子銃
1の先端部に戻りビームlOが射突することにより生じ
た反射ビーム11は筒状体12の内周面に射突すること
になり、ここで二次反射ビームlla、llbが新たに
生じる。二次反射ビームは一次反射ビーム11に比べて
格段に少なく、シかも低エネルギであるので、そのうち
の一部分が有効走査領域A外のターゲット電極面にラン
ディングしても、支障となるようなノイズレベルには達
しない。また、有効走査領域A内へ向かう二次反射ビー
ムllaは前述のようになんら支障とならない。
電子ビーム7が図示の状態よりも大きく偏向した場合も
前述と同様の作用が働き、電子ビーム7の偏向量が少な
いときの反射ビーム11は筒状体12の内周面に入射せ
ずに有効走査領域A内へ向かうので支障がない。
前述と同様の作用が働き、電子ビーム7の偏向量が少な
いときの反射ビーム11は筒状体12の内周面に入射せ
ずに有効走査領域A内へ向かうので支障がない。
本発明の他の実施例を第2図に示す。この場合、径大な
円筒状導電性筒状体13と径小な円筒状導電性筒状体1
4とが電子銃1の先端部に二重配列で突設されている。
円筒状導電性筒状体13と径小な円筒状導電性筒状体1
4とが電子銃1の先端部に二重配列で突設されている。
これは二重以上の多重配列であってもよいが、いずれに
しても疑似信号の発生をより完全に抑制することができ
る。
しても疑似信号の発生をより完全に抑制することができ
る。
発明の効果
本発明は前述のように構成されるので、戻りビームによ
り生じた反射ビームに基づく疑似信号の発生を充分に抑
制することができ、入射光学像に忠実に対応した高S/
Hの画像信号をとりだすことができる。
り生じた反射ビームに基づく疑似信号の発生を充分に抑
制することができ、入射光学像に忠実に対応した高S/
Hの画像信号をとりだすことができる。
第1図および第2図はそれぞれ本発明を実施した撮像管
の要部の側断面、第3図は従来の撮像管の側断面図であ
る。 1・・・・電子銃、4・・・・デフレクトロン型偏向電
極、6・・・・ターゲット電極、12,13.14・・
・・導電性筒状体。 代理人の氏名弁理土中尾敏男 ほか1名@1図
の要部の側断面、第3図は従来の撮像管の側断面図であ
る。 1・・・・電子銃、4・・・・デフレクトロン型偏向電
極、6・・・・ターゲット電極、12,13.14・・
・・導電性筒状体。 代理人の氏名弁理土中尾敏男 ほか1名@1図
Claims (1)
- 電子銃からデフレクトロン型偏向電極による偏向電界を
経てターゲット電極の有効走査領域にいたる電子ビーム
通路を包囲し、かつ、電子銃電極から前記ターゲット電
極の有効走査領域外にいたる反射ビーム通路を妨げる導
電性筒状体を、前記電子銃の先端部に突設してなること
を特徴とする静電偏向型撮像管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27826485A JPH069132B2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 静電偏向型撮像管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27826485A JPH069132B2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 静電偏向型撮像管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62139234A true JPS62139234A (ja) | 1987-06-22 |
JPH069132B2 JPH069132B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=17594917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27826485A Expired - Lifetime JPH069132B2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 静電偏向型撮像管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069132B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2630586A1 (fr) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Thomson Csf | Tube de camera avec ecran de suppression d'image parasite |
-
1985
- 1985-12-11 JP JP27826485A patent/JPH069132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2630586A1 (fr) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Thomson Csf | Tube de camera avec ecran de suppression d'image parasite |
US5218443A (en) * | 1988-04-22 | 1993-06-08 | Thomson-Csf | Television camera tube with spurious image black-out screen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH069132B2 (ja) | 1994-02-02 |
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