JPS6213899Y2 - - Google Patents

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JPS6213899Y2
JPS6213899Y2 JP2507682U JP2507682U JPS6213899Y2 JP S6213899 Y2 JPS6213899 Y2 JP S6213899Y2 JP 2507682 U JP2507682 U JP 2507682U JP 2507682 U JP2507682 U JP 2507682U JP S6213899 Y2 JPS6213899 Y2 JP S6213899Y2
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JP
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boss
conductor
switch mechanism
spoke
steering wheel
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JP2507682U
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JPS58128173U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本発明は、自動車等のステアリングホイールに
関するものである。
〔考案の技術的背景〕
近年、この種のステアリングホイールとして、
第1図に示すように、スポーク部1をボス部2の
下側に配置することにより、前方のパネル3に設
けられた種々の計器4及び警告灯5等の目視を容
易かつ確実に行なえるようにし、さらに、リム部
6の左右内側に突起部7を設け、この突起部7に
ホーンスイツチ機構を設けることにより、突起部
7に運転者の手を掛けられるようにして確実に把
持できるようにするとともに、ホーンスイツチ機
構の操作を迅速に行なえるようにしたものが用い
られている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上述したようなステアリングホ
イールは、ホーンスイツチ回路を構成するために
は、ボス部2が嵌着されるステアリングシヤフト
(マイナス側)とボス部2のスリツプリング(プ
ラス側)をそれぞれホーンスイツチ機構に電気的
に接続する必要があるので、従来、ステアリング
シヤフトからは、ボス部2のボス8、スポーク部
1の芯金9、リム部6の芯金10を介して、第2
図に示すように、ホーンスイツチ機構11の固定
接点となるベース12に接続し、スリツプリング
からは、ボス部2の内部、スポーク部1の内部を
通り、第2図に示すように、リム部6の芯金10
内を挿通したコード13を、ホーンスイツチ機構
11のワツシヤ14に接続し、このワツシヤ14
からスプリング15を介して可動接点となるコン
タクトプレート16に接続していた。(実開昭54
−105432号公報参照) したがつて、コード13をパイプ状の芯金10
に挿通する必要があるとともに、合成樹脂製の外
被17をリム部6等に形成する際に、パイプ状の
芯金10内に樹脂が流入しないようにコード13
を導入・導出した開口部18を閉鎖する必要があ
り、製造が容易でなく、大量生産にも適しなかつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ステアリングシヤフトに嵌着される中央のボ
ス部と周辺のリム部とをスポーク部で連結すると
ともに上記リム部の左右内側に突起部を形成し、
この突起部にホーンスイツチ機構を設けたステア
リングホイールにおいて、その製造を容易にする
とともに、大量生産を可能にすることを目的とす
るものである。
〔考案の概要〕
そして、本考案は、上述したステアリングホイ
ールにおいて、上記リム部の合成樹脂製外被の表
面に凹溝を少なくとも上記スポーク部と上記突起
部の間に形成し、この凹溝内に、導電体を埋設す
るとともに、この導電体を被覆する合成樹脂製充
填体を充填し、上記導電体を介して上記ボス部の
スリツプリングと上記ホーンスイツチ機構の一方
の接点を接続するとともに、上記スポーク部及び
リム部の芯金を介して上記ボス部のボスと上記ホ
ーンスイツチ機構の他方の接点を接続してホーン
スイツチ回路を構成したことを特徴とし、これに
よつて、その製造を容易にするとともに、大量生
産を可能とし、さらに、意匠的にも優れたステア
リングホイールを提供することのできるものであ
る。
〔考案の実施例〕
次に、本考案を、図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
第3図は、本考案のステアリングホイール21
を示すもので、このステアリングホイール21
は、中央のボス部22とその周辺の環状のリム部
23とを下側においてスポーク部24で連結する
とともに、リム部23の左右内側に突起部25を
設けた形状である。
そして、このステアリングホイール21は、第
4図ないし第6図にも示すように、ステアリング
シヤフトに嵌着される金属製円筒形状のボス26
に金属製略U字形状の芯金27の中央折曲部を溶
接等により固着し、この芯金27の両端部に金属
製環状の芯金28を溶接等により固着し、この芯
金28の左右内側に後述するホーンスイツチ機構
42の固定接点となるベース29を溶接等により
固着し、さらに、上記ボス26、芯金27の中央
折曲部及び左右のベース29の中央部以外の部分
を合成樹脂で覆うことによりリム部23、スポー
ク部24及び突起部25に外被30,31,32
を一体に形成し、これによつて、第7図に示すよ
うなその本体33が形成されている。
そして、上記外被30,31,32の成形時
に、その表面に凹溝34,35,36を連続的に
形成しておき、この凹溝34,35,36に第8
図に示すような金属製の導電体37を埋設する。
上記導電体37は、半円形状に形成されてお
り、その中央内側に上記スポーク部24の凹溝3
5に対応する接続端子38を有するとともに、そ
の両端内側に上記突起部25の凹溝36に対応す
るホーンプレート39を有し、この接続端子38
及びホーンプレート39の先端部が上記スポーク
部24の外被31の内端及び上記突起部25の外
被32に囲まれた凹部40に突出されている。
そして、上記本体33の凹溝34,35,36
に合成樹脂が充填され、上記導電体37を被覆す
る充填体41が形成されている。
また、このステアリングホイール21は、その
突起部25にホーンスイツチ機構42を設けてい
る。このホーンスイツチ機構42は、第5図及び
第6図に示すように、上記凹部40に突出された
上記導電体37のホーンプレート39の先端部に
予め形成しておいた孔43及び上記ベース29の
中央部に予め形成しておいた孔44に、可動接点
となるコンタクトプレート45及びスプリング4
6を介して、ホーンボタン47の筒部48を遊嵌
し、この筒部48の先端に係止板49をビス50
で固定することにより構成され、上記ホーンボタ
ン47をスプリング46に抗して押すことによ
り、コンタクトプレート45の両端に折曲形成し
た接触部51及びベース29から切り起こし形成
した接触部52が接触するようになつている。
なお、53は突起部25の裏カバーで、ベース
29に予め設けておいた取付ボス54にビス55
で固定されている。
また、第4図に示すように、上記ボス部22の
表面には裏カバー56が設けられているととも
に、裏面には裏カバー57が設けられ、この裏カ
バー57の外面の上記ボス26の周囲に形成され
た環状凹部58にはスリツプリング59が嵌着さ
れ、このスリツプリング59から裏カバー57の
内側に接続端子60が突設され、この接続端子6
0と上記スポーク部24の内端からボス部22の
内部に突出した導電体37の接続端子38の先端
部とがコード61で接続されている。
そうして、このステアリングホイール21のホ
ーンスイツチ回路は、ステアリングシヤフト(マ
イナス側)からは、ボス部22のボス26、スポ
ーク部24の芯金27、リム部23の芯金28を
介してベース29に導通し、スリツプリング59
からは、接続端子60、コード61、導電体37
の接続端子38、導電体37のホーンプレート3
9、スプリング46を介してコンタクトプレート
45に導通するように構成されている。
なお、製作にあたつては、外被30,31,3
2を射出成形により形成する際に凹溝34,3
5,36を形成し、ついで、導電体37を埋設し
た後、充填体41を二次成形し、最後にホーンス
イツチ機構42及びボス部22の組立てを行な
う。
実施に際して、充填体41の素材と外被30,
31,32の素材は、同一の素材、同一の色調で
あつてもよく、また、異なる素材、異なる色調で
あつてもよく、このように、素材や色調を変える
と、意匠的にもすぐれたステアリングホイール2
1を提供することができる。
また、充填体41は、本体33において二次成
形する他、予め成形しておいた装飾用モール等を
凹溝34,35,36に嵌着するものでもよい。
さらに、実施に際して、第9図に示すように、
リム部23の凹溝34を、リム部23の全周に形
成せずに、導電体37を埋設する部分にだけ形成
するようにしてもよく、また、第10図に示すよ
うに、表カバー56等でスポーク部24を覆い、
スポーク部24に外被31を形成しない場合に
は、導電体37の接続端子38はスポーク部24
の内部に突出させ、コード61でスリツプリング
59の接続端子60に接続すればよい。
また、ホーンスイツチ機構42としては、第1
1図に示すように、導電体37をスプリング材で
形成することによりホーンプレート39aを可動
接点として機能させるようにしたものでもよい。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、外被を形成
する際に凹溝を形成し、この凹溝に、導電体を埋
設した後、充填体を二次成形あるいは嵌着するだ
けで、容易にホーンスイツチ回路を構成すること
ができ、従来のように、リム部の芯金内にコード
を挿通したり、このコードの導入導出用の開口を
閉鎖したりする作業が無いので、ステアリングホ
イールの製造が容易になるとともに、大量生産も
可能となり、その上、充填体を変化させることに
より、意匠的にも優れたステアリングホイールを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のステアリングホイー
ルを示すもので、第1図はその平面図、第2図は
その断面図であり、第3図ないし第8図は本考案
のステアリングホイールの一実施例を示すもの
で、第3図はその平面図、第4図は第3図におけ
る−視断面図、第5図は第3図における−
視断面図、第6図は第3図における−視断
面図、第7図はその本体の斜視図、第8図はその
導電体の斜視図であり、また、第9図ないし第1
1図はそれぞれその変形例を示すもので、第9図
及び第10図は平面図、第11図は断面図であ
る。 21……ステアリングホイール、22……ボス
部、23……リム部、24……スポーク部、25
……突起、26……ボス、27,28……芯金、
29……接点となるベース、30……外被、34
……凹溝、37……導電体、41……充填体、4
2……ホーンスイツチ機構、45……接点となる
コンタクトプレート、59……スリツプリング、
39a……接点となるホーンプレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングシヤフトに嵌着される中央のボス
    部と周辺のリム部とをスポーク部で連結するとと
    もに上記リム部の左右内側に突起部を形成し、こ
    の突起部にホーンスイツチ機構を設けたステアリ
    ングホイールにおいて、 上記リム部の合成樹脂製外被の表面に凹溝を少
    なくとも上記スポーク部と上記突起部の間に形成
    し、この凹溝内に、導電体を埋設するとともに、
    この導電体を被覆する合成樹脂製充填体を充填
    し、上記導電体を介して上記ボス部のスリツプリ
    ングと上記ホーンスイツチ機構の一方の接点を接
    続するとともに、上記スポーク部及びリム部の芯
    金を介して上記ボス部のボスと上記ホーンスイツ
    チ機構の他方の接点を接続してホーンスイツチ回
    路を構成したことを特徴とするステアリングホイ
    ール。
JP2507682U 1982-02-24 1982-02-24 ステアリングホイ−ル Granted JPS58128173U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2507682U JPS58128173U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 ステアリングホイ−ル

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JP2507682U JPS58128173U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 ステアリングホイ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS58128173U JPS58128173U (ja) 1983-08-30
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DE102016123134A1 (de) * 2016-11-30 2018-05-30 Dalphi Metal Espana, S.A. Lenkrad, Bedieneinheit für ein solches Lenkrad sowie Lenkradbaugruppe und Verfahren zur deren Herstellung

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JPS58128173U (ja) 1983-08-30

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