JPS62138744A - 湿度計ないし露点計 - Google Patents

湿度計ないし露点計

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JPS62138744A
JPS62138744A JP28056485A JP28056485A JPS62138744A JP S62138744 A JPS62138744 A JP S62138744A JP 28056485 A JP28056485 A JP 28056485A JP 28056485 A JP28056485 A JP 28056485A JP S62138744 A JPS62138744 A JP S62138744A
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water
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本尾 哲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない
膜を使用して、水分を吸収ないし排出する溶質と外気中
に含まれる湿気との平衡を取りつつ、溶質が増減するの
を利用した湿度計ないし露点計に関する。
〔従来の技術〕
従来知られている湿度計ないし露点計としては、■ 毛
髪湿度センサやバイメタル形湿度センサ等の伸縮式湿度
センサ ■ 乾湿球湿度センサ ■ 塩化リチウム露点センサ ■ 電気抵抗式湿度センサ 等々がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような湿度計ないし露点計において
は、いずれも経時変化が大きく、風速等の外部環境によ
って81g定精度に影響がでてしまう。
さらに上記■のものにおいては、湿球から蒸発する水分
が被測気体の湿度を変えてしまうほど狭い空間の湿度は
測定できない。
この発明の湿度計ないし露点計は、従来例の上記欠点を
解消したもので、測定精度が高い上に経時変化のほとん
どない装置を提供しようとするものである。
また振動やmfi!に強く耐久性に富み、しかもコンパ
クトで携イ;Fに適した湿度計ないし露点計を提供しよ
うとするものである。
さらに、液体中の微粒子を濾過して溶質にほとんど汚れ
を持ち込まないことが可能で、長期間にわたって使用す
ることができる湿度計ないし露点計を提供しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は上記の問題点を解決するため種々研究した
結果、水分を吸収ないし排出する溶質は、外気中に含ま
れる湿気との平衡を取りつつ増減する。ところが、単に
このような溶質を乾湿球湿度計と同様の管内に収納して
も、外気中の湿度変化に対する応答性が悪く、使用に耐
え得る湿度計ないし露点計は得られない。しかしながら
、このような溶質を水分透過性を有し、かつ溶質を透過
しない膜に収納したところ、応答性も良く、非常に良好
な湿度計ないし露点計が得られることが判明した。
すなわち、この発明の湿度計ないし露点計は、水分透過
性を有し、かつ溶質を透過しない膜で、少なくとも湿度
計ないし露点計の本体の一部を構成し、この本体内に水
分を吸収ないし排出する溶質を収納して、外気中に含ま
れる湿気との平衡を取りつつ溶質が増減するのを読み取
るようにしたことを特徴とするものである。
得られた湿度計ないし露点計は、少なくとも湿度計ない
し露点計の本体の一部を水分透過性を有し、かつ溶質を
透過しない膜で構成されている。
このようにすることによって溶質内に外気中の水分が速
やかに吸収され、溶質中の水分が外気中に速やかに排出
されるようになった。
本発明において水分透過性を有し、かつ溶質を透過しな
い膜とは、1μm以下の穴径の連続した細孔を持つ撥水
性多孔質膜であって良く、このような撥水性多孔質膜は
水分を透過させることができる。そして撥水性多孔質膜
は、合成樹脂の薄膜を延伸して多孔性を持たせたり、合
成樹脂の繊維を抄紙して繊維間に隙間を作ったり、カー
ボンや合成樹脂の細粒を合成樹、脂で結着する等して得
ることができる。
また、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜は、
ポリシロキサン系の樹脂で作成した膜であっても良い。
このポリシロキサン系の樹脂膜は、蒸気を分子間を摺り
抜けるようにして通すことができる。
さらに水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜は、
酢酸ビニール等の樹脂からなる半透膜であっても良い。
この半透膜は、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しな
い性質を有するように、適宜製造することができる。
この発明において使用する溶質としては、塩化リチウム
やポリエチレングリコール等であり、測定する湿度範囲
や上記の膜との関係において適宜選択すれば良い。
本体内に収納した溶質の増減を読み取る機構としては、
湿度計ないし露点計の本体に、内部の溶質量を目視でき
る透明ないし半透明の目盛部を形成すれば良い。この目
盛部は、溶質を膜からなる容器部分に収納し、その膜の
上部に透明なガラス管等からなる細管を仮設することに
より形成できる。
また読み取り機構は、湿度計ないし露点計の本体に一対
の電極部を取付けて、電極部間の電気抵抗等を検知し、
検知された電気抵抗等から湿度を算出するものであって
も良い。検知された電気抵抗等から湿度を算出する計測
部には、デジタル表示等の測定結果の表示機構を付設し
ておくことが望ましい。上記一対の電極部は、水分透過
性を有し、かつ溶質を透過しない膜に電気伝導性を持た
せることにより、容易に形成することができる。
さらに読み取り機構は、湿度計ないし露点計の本体に、
本体内の圧力を検知する圧力センサ部を形成し、検知さ
れた圧力から湿度を算出するものであっても良い。
読み取り機構はまた、湿度計ないし露点計の本体に形成
した1本体内の溶質の増減を検知する光センサ部と、光
センサ部に電気的に接続されて検知された溶質の位置か
ら湿度を算出する計測部と。
測定結果の表示機構とで構成することができる。
読み取り機構はさらに、湿度計ないし露点計の本体に形
成した、本体内の溶質の重量の増減を検知する重量検知
部と、重量検知部に電気的に接続されて検知された溶質
の重量から湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機
構とで構成することもできる。
〔作用〕
この発明の湿度計ないし露点計は以上のように構成した
ので、少なくとも湿度計ないし露点計の本体の一部を、
水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜で構成する
だけで、この膜を通して水分を効率的に移動させること
ができる。
なお本発明の湿度計ないし露点計は、溶質の温度に対応
する膨張係数を考慮して目盛を作っておけば、複雑な表
にしたがって湿度を算出したり。
温度補正をする必要がない。
〔実施例〕
以下この発明の湿度計ないし露点計の実施例を、図面に
基づいて説明する。
第1図は基本的な構成を示すもので、湿度計ないし露点
計の本体21は、水分透過性を有し、かつ溶質を透過し
ない膜1を使用して溶質2を収納できる容器3で構成さ
れている。そして上記膜1は透明もしくは半透明であり
、容器3の外側から溶質2の液面を見ることができる。
水分透過性を有し、かつ上記溶質2を透過しない膜1は
、1μm以下の穴径、好ましくはO,1μm以下の穴径
の連続した孔を無数に有している、撥水性多孔質膜であ
ることができる。なお、肉厚が溶質2の増減によって容
器3の所期の形状を保てないような場合には、この容器
3に多孔質の保持枠を積層しておくことが必要である。
4は容器3の表面に付設され、透明なガラス等で構成す
る目盛部である。
この発明の湿度計ないし露点計を構成する、水分透過性
を有し、かつ溶質を透過しない膜1としては、溶融シリ
カ、溶融アルミナ、タルク、ボロンナイトライドなどか
らなる撥水性のセラミック材、カーボンブラックその他
のものの圧縮体あるいは焼結体や、これらをフッ素樹脂
、例えばポリテトラフルオロエチレンその他の樹脂結着
材を用いて結合させた樹脂膜あるいは複合材料膜、ない
しはこれらの構造物などによって作成される。主に使用
される材料としてはポリテトラフルオロエチレンや溶融
シリカ、カーボンブラックなどが望ましいものであるが
、これに限られるものではなく、1μm以下の連続する
微細な気孔を有するものであれば、適宜良好に使用する
ことができる。
上記において、連続する孔の穴径が10μmを越えると
蒸気だけでなく、溶質をも透過してしま “うので好ま
しくない。また、各型の気孔率は、約40%〜90%の
範囲内であることが望ましい。
各型の気孔率が40%未満のときは蒸気の透過速度が低
く、各型の気孔率が90%以上のときは膜の耐圧強度が
不十分となってしまうので好ましくない。
このような湿度計ないし露点計は、撥水性多孔質膜から
なる膜1部分において気・液界面を形成し、水分を蒸発
ないし凝結させて分離もしくは溶解するとともに、水分
を膜1の表面から排出したり吸収したりする。上記膜1
を使用して応答速度を向上させるには、溶質2の単位体
積当たりの表面積を増やせば良い。例えば、溶質2を収
容している膜1の隔壁の間隔を狭めて、溶質2の厚みを
薄くしたり、膜1自体の肉厚を薄くしたりすれば良い。
このような1μmないし0.1μm以下の微細な気孔を
有する樹脂膜あるいは複合材料膜のfJB造に際しては
、ポリテトラフルオロエチレンのディスパージョンまた
はファインパウダーとカーボンブラックなどの微粒子と
をソルベントナフサを使用して混合し、金型やカレンダ
ーロールを用いて1mm程度の薄膜に成形した後熱処理
したり、ファインパウダーをホットプレスしたり、また
冷間プレス後に熱処理することによって容易に製造する
ことができる。熱処理の温度は300℃〜400℃、好
ましくは約380℃程度である。
また、市販のポリテトラフルオロエチレンを2軸延伸し
て気孔を形成した樹脂膜〔商品名 ボアテックス (株
)日本ボアテックス製〕や、ポリテトラフルオロエチレ
ンからなる繊維を抄紙して得た微細な隙間を有する合成
紙〔商品名 ポリフロンペーパー ダイキン工業(株)
製〕を使用することもできる。
第2図は改良した構成を示すもので、本体内に収納した
溶質の増減を読み取る機構として、湿度計ないし露点計
の本体を、容器3と、その上部に散設した透明なガラス
管等からなる細管5とで構成したものである。溶質2は
細管5からなる目盛部内を昇降し、外部から容易に読み
取ることができる。
第3図は読み取り機構の他の例を示すもので。
この例における読み取り機構は、湿度計ないし露点計の
本体21に一対の電極部6を取付けて、電極部6間の電
気抵抗等を検知し、検知された電気抵抗等から湿度を算
出するものである。検知された電気抵抗等から湿度を算
出する計測部には、デジタル表示等の測定結果の表示機
構を付設しておくことが望ましい。上記一対の電極部6
は、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1に電
気伝導性を持たせることにより、容易に形成することが
できる。この場合、[1の製造に際して電気伝導性に優
れたカーボンブラックなどを所定黴だけ含有させておけ
ば良いのである。
第4図は読み取り機構の別の例を示すもので、この例で
は読み取り機構は、湿度計ないし露点計の本体21端部
の開口部7に、本体内の圧力を検知する圧力センサから
なる蓋8を形成し、検知された圧力から湿度を算出する
ものである。この蓋8を構成する圧力センサとしては、
例えば、半導°体単結晶のピエゾ抵抗効果を利用したも
のが好適に使用できる。
第5図はこの発明の湿度計ないし露点計のさらに別の実
施例を示すものである。
すなわち、この例では、読み取り機構が、湿度計ないし
露点計の本体21に1本体21内の溶質2の増減を検知
する光センサ部9を設けたものである。
そして、この先センサ部9に電気的に接続されて検知さ
れた溶質2の位置から湿度を算出する計測部と、測定結
果の表示機構とを本体21に付設している。この光セン
サとしては、従来公知の各種フォトダイオード等が使用
できる。この場合には溶質2を光を吸収しやすいように
、適宜着色しておくことが望ましい。
第6図はこの発明の湿度計ないし露点計のさらに別の実
施例を示すもので、読み取り機構が、湿度計ないし露点
計の本体21に、本体21内の溶質2の重量の増減を検
知する重量検知部11を有している。そして本体21に
、重量検知部11に電気的に接続されて検知された溶質
の重量から湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機
構とを付設している。
重量検知部1■は、外箱12の蓋13にコイルバネ14
の一端を固定し、このコイルバネ14の先端に溶質2を
収納した容器3を吊り下げたものである。そしてこの容
器3は、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1
で構成しである。
実験例1 第1図に示すような湿度計ないし露点計の本体21を、
水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1を使用し
て、溶質2を収納できる容器状に構成した。そして上記
膜1は半透明であり、容器3の外側から溶質2の液面を
見ることができる。
上記の水分透過性を有し、かつ溶質2を透過しない膜1
は、ポリシロキサンで作成した薄膜である。この膜1か
らなる容器3は、外径が1mmφ、内径が0.5mmφ
であり、膜1はこの膜厚では透明である。
また、この例において溶質2は、LiC1−水系を使用
した。
4は容器3の表面に付設され、透明なガラス等で構成す
る目盛部で、この例では12〜90%の範囲で、湿度が
正確に測定できた。
実験例2 第3図に示すような湿度計ないし露点計の本体21を、
水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1を使用し
て溶質2を収納できる容器状に構成した。
上記の水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1は
、1μm以下の穴径、好ましくは0.1μm以下の穴径
の連続した孔を無数に有している、撥水性多孔質膜であ
る。
この例において湿度計ないし露点計を構成する、水分透
過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1は、ポリテトラ
フルオロエチレンのディスパージョンまたはファインパ
ウダーとカーボンブラックなどの微粒子とをソルベント
ナフサを使用して混合し、カレンダーロールを用いて1
 m m程度の薄膜に成形した後熱処理したものである
。熱処理の温度は300℃〜400℃、好ましくは約3
80℃程度であった。
得られた撥水性多孔質膜は、0.05μm以下の連続す
る微細な気孔を有するものであり、水分だけ透過し、溶
質2は透過しない性質を有するものであった。膜1の気
孔率は約70%であり、測定のために充分な耐圧強度を
有していた。
そして、本体21に一対の電極部6を取付けて、電極部
6間の電気抵抗等を検知し、検知された電気抵抗等から
湿度を算出した。なお、検知された電気抵抗等から湿度
を算出する計測部には、デジタル表示等の測定結果の表
示機構を付設しである。
上記一対の電極部6は、水分透過性を有し、かつ溶質を
透過しない膜1に、電気伝導性に優れたカーボンブラッ
クを70重量%含有させて電気伝導性を持たせておいた
また、この例において溶質2は、LiC1−水系を使用
した。
なお、この例では11〜90%の範囲で、湿度が正確に
測定できた。
実験例3 第4図に示すような湿度計ないし露点計の本体21を、
実験例1に用いたと同様の、水分透過性を有し、かつ溶
質を透過しない膜1を使用して溶質2を収納できる容器
状に構成した。そして、本体21端部の開口部7に、本
体内の圧力を検知する圧力センサからなる蓋8を取り付
けた。この蓋8を構成する圧力センサは、半導体単結晶
のピエゾ抵抗効果を利用したものであり、溶質2内に水
分が吸収されて溶質2の体積が増加したり、溶質2内か
ら水分が排出されて溶質2の体積が減少したりすること
により、溶質2の圧がこの圧力センサにより測定される
上記膜1は実験例2に用いたものと同様であり、この膜
1からなる容器3は多孔質の保持枠を外側に積層して、
耐圧を高めておくことが必要である。
また、この例において溶質2は、LLCI−水系を使用
した。
なお、この例では12〜90%の範囲で、湿度が正確に
測定できた。
実験例4 第5図に示すような湿度計ないし露点計の本体21を、
水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1を使用し
て溶質2を収納できる容器状に構成した。そして本体2
Iの側壁に、本体21内の溶質2の増減を検知する光セ
ンサ部9を設けである。この先センサ部9には、光セン
サ部9に電気的に接続されて検知された溶質2の位置か
ら湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機構とを本
体21に付設している。この例の光センサは、従来公知
のフォトダイオードであった。また溶質2を光を吸収し
やすいように、黒色に着色しておいた。
また、この例において溶質2は、ポリエチレングリコー
ル−水系を使用した。使用したポリエチレングリコール
は#400であった。
なお、この例では1%の部分で、露点が正確に測定でき
た。
実験例5 第6図に示すような湿度計ないし露点計の本体21を、
水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1を使用し
て溶質2を収納できる容器状に構成した。そして本体2
1は、本体21内の溶質2の重量の増減を検知する重量
検知部11を設けである。そして本体21には、重量検
知部11に電気的に接続されて検知された溶質の重量か
ら湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機構とを付
設している。
重量検知部11は、外箱12の蓋13にコイルバネ14
の一端を固定し、このコイルバネ14の先端に溶質2を
収納した容器3を吊り下げたものである。そしてこの容
器3は、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜1
で構成しである。
また、この例において溶質2は、ポリエチレングリコー
ル−水系を使用した。使用したポリエチレングリコール
は#400であった。
なお、この例では0〜90%の範囲で、湿度が正確に測
定できた。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の湿度計ないし露点計の
一実施例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜で、少
    なくとも湿度計ないし露点計の本体の一部を構成し、こ
    の本体内に水分を吸収ないし排出する溶質を収納して、
    外気中に含まれる湿気との平衡を取りつつ溶質が増減す
    るのを読み取るようにしたことを特徴とする湿度計ない
    し露点計。 2、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜が、材
    質を撥水性カーボンブラックを含有するポリテトラフロ
    ロエチレン、延伸により多孔質としたポリテトラフロロ
    エチレン、ポリテトラフロロエチレン繊維を抄紙したも
    の、多孔質としたフッ素樹脂やポリエチレン、ないしポ
    リプロピレン等からなる群から選ばれた、撥水性多孔質
    膜からなる特許請求の範囲第1項記載の湿度計ないし露
    点計。 3、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜が、ポ
    リシロキサン系の樹脂膜である特許請求の範囲第1項記
    載の湿度計ないし露点計。 4、水分透過性を有し、かつ溶質を透過しない膜が、ポ
    リ酢酸ビニール、ポリスルホン樹脂等の半透膜の薄膜を
    表面に有してなる特許請求の範囲第1項記載の湿度計な
    いし露点計。 5、溶質が、塩化リチウム等の塩や、リン酸等の酸、苛
    性カリ等のアルカリからなる特許請求の範囲第1項記載
    の湿度計ないし露点計。 6、溶質が、ポリエチレングリコール、グリセリン等の
    吸湿性有機物からなる特許請求の範囲第1項記載の湿度
    計ないし露点計。 7、読み取り機構が、湿度計ないし露点計の本体に形成
    した、内部を目視できる透明ないし半透明の目盛部から
    なる特許請求の範囲第1項記載の湿度計ないし露点計。 8、読み取り機構が、湿度計ないし露点計の本体に形成
    した、一対の電極部と、電極部間に電気的に接続されて
    その間の電気抵抗等を検知し、検知された電気抵抗等か
    ら湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機構とから
    なる特許請求の範囲第1項記載の湿度計ないし露点計。 9、一対の電極部が、水分透過性を有し、かつ溶質を透
    過しない膜に電気伝導性を持たせて形成されてなる特許
    請求の範囲第8項記載の湿度計ないし露点計。 10、読み取り機構が、湿度計ないし露点計の本体に形
    成した、本体内の圧力を検知する圧力センサ部と、圧力
    センサ部に電気的に接続されて検知された圧力から湿度
    を算出する計測部と、測定結果の表示機構とからなる特
    許請求の範囲第1項記載の湿度計ないし露点計。 11、読み取り機構が、湿度計ないし露点計の本体に形
    成した、本体内の溶質の増減を検知する光センサ部と、
    光センサ部に電気的に接続されて検知された溶質の位置
    から湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機構とか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の湿度計ないし露点計
    。 12、読み取り機構が、湿度計ないし露点計の本体に形
    成した、本体内の溶質の重量の増減を検知する重量検知
    部と、重量検知部に電気的に接続されて検知された溶質
    の重量から湿度を算出する計測部と、測定結果の表示機
    構とからなる特許請求の範囲第1項記載の湿度計ないし
    露点計。
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