JPS6213856B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213856B2 JPS6213856B2 JP55080593A JP8059380A JPS6213856B2 JP S6213856 B2 JPS6213856 B2 JP S6213856B2 JP 55080593 A JP55080593 A JP 55080593A JP 8059380 A JP8059380 A JP 8059380A JP S6213856 B2 JPS6213856 B2 JP S6213856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- output
- signal
- band
- mixer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/10—Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はFM受信機に関するもので、マルチパ
ス妨害の除去を目的とする。
ス妨害の除去を目的とする。
まず雑音発生の原理について説明する。
第１図は周波数弁別器の出力を図示したもの
で、ａはマルチパス妨害の無い時の波形である。
次に変調信号の周期に比べ、無視し得ない程度の
遅延時間をもち、接近したレベルの第２の信号を
加えると、同図ｂのごとく歪を生じる。なお図中
Ａはマルチパスによりデイツプ点となる周波数に
対応する周波数弁別器の出力電圧である。この歪
は合成波のデイツプ点における位相の急変により
起こる現象であるが、その特徴として第１図ｂの
ピークレベルすなわち妨害を受けた時の瞬時周波
数が変調周波数、デビユーシヨンおよび遅延時間
に比例することがある。第１図ｃは音声周波数の
上限以上の周波数のサブキヤリアが存在した場合
をあらわしている。なお図中Ｂはマルチパスによ
りデイツプ点となる周波数である。
で、ａはマルチパス妨害の無い時の波形である。
次に変調信号の周期に比べ、無視し得ない程度の
遅延時間をもち、接近したレベルの第２の信号を
加えると、同図ｂのごとく歪を生じる。なお図中
Ａはマルチパスによりデイツプ点となる周波数に
対応する周波数弁別器の出力電圧である。この歪
は合成波のデイツプ点における位相の急変により
起こる現象であるが、その特徴として第１図ｂの
ピークレベルすなわち妨害を受けた時の瞬時周波
数が変調周波数、デビユーシヨンおよび遅延時間
に比例することがある。第１図ｃは音声周波数の
上限以上の周波数のサブキヤリアが存在した場合
をあらわしている。なお図中Ｂはマルチパスによ
りデイツプ点となる周波数である。
ここで実際に起き得る条件をあてはめてみる
と、図におけるピークすなわち瞬時の周波数変移
は数100KHzにも達する。これは中間周波増幅器
の帯域を越える大きな値であり、飽和を起す原因
となる。第１図ｄは飽和を起した場合のIF周波
数変動をあらわしたものである。
と、図におけるピークすなわち瞬時の周波数変移
は数100KHzにも達する。これは中間周波増幅器
の帯域を越える大きな値であり、飽和を起す原因
となる。第１図ｄは飽和を起した場合のIF周波
数変動をあらわしたものである。
以上の説明から明らかなように変調信号の本来
のレベル以外に基本波を含む種々の高調波が発生
しており、現実には車両が走行中に突然大きな音
になつたり高調波雑音が発生したりする現象とな
つてあらわれる。
のレベル以外に基本波を含む種々の高調波が発生
しており、現実には車両が走行中に突然大きな音
になつたり高調波雑音が発生したりする現象とな
つてあらわれる。
本発明は上記した欠点を除去するもので、具体
的にはたとえばマルチパスによつて発生した復調
すべき信号成分の高調波が、復調すべき信号の存
在し得る周波数帯域外であればこれを除去し、ま
た復調すべきでない信号及びマルチパスによつて
発生したその高調波のいかなる成分をも除去する
ことにより有限な周波数帯域を持つ受信機の周波
数領域での非直線性により発生する雑音を除去す
るものである。
的にはたとえばマルチパスによつて発生した復調
すべき信号成分の高調波が、復調すべき信号の存
在し得る周波数帯域外であればこれを除去し、ま
た復調すべきでない信号及びマルチパスによつて
発生したその高調波のいかなる成分をも除去する
ことにより有限な周波数帯域を持つ受信機の周波
数領域での非直線性により発生する雑音を除去す
るものである。
以下にその実施例とともに説明する。第２図に
おいて、１は高周波増幅器、２は混合器、３は中
間周波増幅器、４は周波数弁別器、５は低周波増
幅器、６は不要帯域の信号のみを通過させるフイ
ルタ、７は局部発振器である。Ｐはアンテナ、Ｓ
はスピーカである。
おいて、１は高周波増幅器、２は混合器、３は中
間周波増幅器、４は周波数弁別器、５は低周波増
幅器、６は不要帯域の信号のみを通過させるフイ
ルタ、７は局部発振器である。Ｐはアンテナ、Ｓ
はスピーカである。
次にこの実施例の動作について説明する。アン
テナＰより入力された受信信号は高周波増幅器１
によつて増幅された後、混合器２によつて中間周
波に変換される。この変換された信号は一定の帯
域を持つ中間周波増幅器３に導かれて帯域増幅さ
れ、周波数弁別器４により復調される。この復調
信号は低周波増幅器５によつて増幅され、スピー
カＳより音声として出力される。以上の動作は一
般のスーパーヘテロダイン受信機と同等である。
異なるのは以下の点である。すなわち周波数弁別
器４より出力された音声信号には希望信号以外
に、マルチパスにより発生した希望信号帯域外の
雑音が重畳されている。フイルタ６によつて復調
希望周波数帯域を減衰させ、不要帯域のみを通過
させ、この信号で局部発振器７を周波数変調す
る。すると雑音周波数帯域でループが構成され、
混合器２の出力に過大な周波数変動すなわち希望
復調周波数帯域外の変調成分は無くなることにな
る。
テナＰより入力された受信信号は高周波増幅器１
によつて増幅された後、混合器２によつて中間周
波に変換される。この変換された信号は一定の帯
域を持つ中間周波増幅器３に導かれて帯域増幅さ
れ、周波数弁別器４により復調される。この復調
信号は低周波増幅器５によつて増幅され、スピー
カＳより音声として出力される。以上の動作は一
般のスーパーヘテロダイン受信機と同等である。
異なるのは以下の点である。すなわち周波数弁別
器４より出力された音声信号には希望信号以外
に、マルチパスにより発生した希望信号帯域外の
雑音が重畳されている。フイルタ６によつて復調
希望周波数帯域を減衰させ、不要帯域のみを通過
させ、この信号で局部発振器７を周波数変調す
る。すると雑音周波数帯域でループが構成され、
混合器２の出力に過大な周波数変動すなわち希望
復調周波数帯域外の変調成分は無くなることにな
る。
この点につきさらに詳しく説明する。今、混合
器２の入力端を入力とし混合器２の出力端を出力
として、ベースバンド信号を扱つた場合、その伝
達関数Ｇ（Ｓ）は次のようになる。
器２の入力端を入力とし混合器２の出力端を出力
として、ベースバンド信号を扱つた場合、その伝
達関数Ｇ（Ｓ）は次のようになる。
Ｇ（Ｓ）＝１／１＋α（Ｓ）β（Ｓ）
但し、α（Ｓ）は中間周波増幅器のベースバン
ドにおける伝達関数と、周波数弁別器の変換利得
との積であり、β（Ｓ）はフイルタの伝達関数
と、局部発振器の変換利得との積である。
ドにおける伝達関数と、周波数弁別器の変換利得
との積であり、β（Ｓ）はフイルタの伝達関数
と、局部発振器の変換利得との積である。
したがつて希望復調周波数領域にてβ（Ｓ）の
絶対値が充分小であればＧ（Ｓ）≒１となり、ル
ープが切れているのと等価である。
絶対値が充分小であればＧ（Ｓ）≒１となり、ル
ープが切れているのと等価である。
一方復調不要な周波数領域にてβ（Ｓ）の絶対
値が充分大であればＧ（Ｓ）≒０となり、中間周
波増幅器３には不要周波数成分は入力されないこ
とになる。
値が充分大であればＧ（Ｓ）≒０となり、中間周
波増幅器３には不要周波数成分は入力されないこ
とになる。
上記実施例は上述した通り原理的に妨害を防ぐ
ことが可能であるが、実用上必ずしも充分とはい
えない。
ことが可能であるが、実用上必ずしも充分とはい
えない。
すなわちマルチパス妨害により発生する周波数
帯域で安定な自動制御を行なうためにはその帯域
内の位相変動を±π／２以内におさえなければ充
分なループゲインをとることができない。しかし
一般に中間周波増幅器の帯域は、それに比べ充分
広くない。したがつて、群遅延時間は一般のFM
ラジオ受信機で10μＳ前後となり、位相回転を起
してしまい、フイルタ６の利得をより大とすると
発振を起す危険性がある。したがつてこの実施例
では妨害に大きく寄与する周波数成分のみを集中
的に抽出し、その帯域内で位相を管理する方法を
とる必要がある。
帯域で安定な自動制御を行なうためにはその帯域
内の位相変動を±π／２以内におさえなければ充
分なループゲインをとることができない。しかし
一般に中間周波増幅器の帯域は、それに比べ充分
広くない。したがつて、群遅延時間は一般のFM
ラジオ受信機で10μＳ前後となり、位相回転を起
してしまい、フイルタ６の利得をより大とすると
発振を起す危険性がある。したがつてこの実施例
では妨害に大きく寄与する周波数成分のみを集中
的に抽出し、その帯域内で位相を管理する方法を
とる必要がある。
以上の欠点を除去したものが第３図に示した実
施例である。第２図のものと異なるのは帰還する
不要成分の検出ループを独立して設けた点であ
る。第３図において８はフイードバツク用に別個
に設けられた広帯域中間周波増幅器、９は広帯域
周波数弁別器である。
施例である。第２図のものと異なるのは帰還する
不要成分の検出ループを独立して設けた点であ
る。第３図において８はフイードバツク用に別個
に設けられた広帯域中間周波増幅器、９は広帯域
周波数弁別器である。
すなわちフイードバツクループを形成する群遅
延時間の総計を充分小さく設定することにより、
フイードバツクループの利得を高くしても妨害周
波数の最大値まで安定に帰還をかけることが可能
となる。
延時間の総計を充分小さく設定することにより、
フイードバツクループの利得を高くしても妨害周
波数の最大値まで安定に帰還をかけることが可能
となる。
以上の説明より明らかなように本発明によれば
移動用モノラルFMラジオ受信機、FMステレオ
受信機等において走行中のマルチパス歪による不
快音等を軽減することができる。
移動用モノラルFMラジオ受信機、FMステレオ
受信機等において走行中のマルチパス歪による不
快音等を軽減することができる。
第１図はFM受信機において雑音の発生原因を
説明するための波形図、第２図は本発明の一実施
例におけるFM受信機のブロツク図、第３図は他
の実施例のブロツク図である。 ３……中間周波増幅器、４……周波数弁別器、
５……低周波増幅器、６……フイルタ、７……局
部発振器。
説明するための波形図、第２図は本発明の一実施
例におけるFM受信機のブロツク図、第３図は他
の実施例のブロツク図である。 ３……中間周波増幅器、４……周波数弁別器、
５……低周波増幅器、６……フイルタ、７……局
部発振器。
Claims (1)
- １ 局部発振器の出力と受信信号とを混合する混
合器と、この混合器の出力を増幅する中間周波増
幅器と、この中間周波増幅器の出力を周波数弁別
する周波数弁別器と、この周波数弁別器の出力中
の復調すべき周波数成分を充分に減衰させるフイ
ルタとを具備し、このフイルタの出力で上記局部
発振器に周波数変調をかけることを特徴とする
FM受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059380A JPS575442A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Fm receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059380A JPS575442A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Fm receiver |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575442A JPS575442A (en) | 1982-01-12 |
| JPS6213856B2 true JPS6213856B2 (ja) | 1987-03-30 |
Family
ID=13722630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8059380A Granted JPS575442A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Fm receiver |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS575442A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0312056U (ja) * | 1989-06-15 | 1991-02-07 | ||
| JPH0550480U (ja) * | 1991-12-10 | 1993-07-02 | 有限会社シンクドリーム | ラベル |
| JPH0740983A (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-10 | Mutual Corp | ブリスタパック包装 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3231822A (en) * | 1961-12-22 | 1966-01-25 | Bell Telephone Labor Inc | Frequency modulation feedback receiver |
| JPS5129783A (en) * | 1974-07-05 | 1976-03-13 | Siemens Ag | Kosakukikainokoguno maechoseisochi |
| JPS55693A (en) * | 1979-06-04 | 1980-01-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | Tuner |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP8059380A patent/JPS575442A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3231822A (en) * | 1961-12-22 | 1966-01-25 | Bell Telephone Labor Inc | Frequency modulation feedback receiver |
| JPS5129783A (en) * | 1974-07-05 | 1976-03-13 | Siemens Ag | Kosakukikainokoguno maechoseisochi |
| JPS55693A (en) * | 1979-06-04 | 1980-01-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | Tuner |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0312056U (ja) * | 1989-06-15 | 1991-02-07 | ||
| JPH0550480U (ja) * | 1991-12-10 | 1993-07-02 | 有限会社シンクドリーム | ラベル |
| JPH0740983A (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-10 | Mutual Corp | ブリスタパック包装 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS575442A (en) | 1982-01-12 |
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