JPS62137438A - 自動車用エンジンのマウント装置 - Google Patents
自動車用エンジンのマウント装置Info
- Publication number
- JPS62137438A JPS62137438A JP27483485A JP27483485A JPS62137438A JP S62137438 A JPS62137438 A JP S62137438A JP 27483485 A JP27483485 A JP 27483485A JP 27483485 A JP27483485 A JP 27483485A JP S62137438 A JPS62137438 A JP S62137438A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- rubber block
- fixed
- viscous
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、自動車のエンジンを弾性的に支持する自動車
用エンジンのマウント装置に関する。
用エンジンのマウント装置に関する。
〈従来の技術〉
一般に自動車用エンジンのマウント装置には、■エンジ
ン始動(アイドリンク)時あるいは急発進時にエンジン
に生ずる振幅(変位)の大きい低周波振動を減衰して当
該振IJ+の車体側への伝達を低下させること、■走行
時、路面の凹凸などによって車体側に生ずる振幅の大き
い低周波IHlhを減衰して当該振動のエンジン側への
伝達を絶縁し、当該振動によるエンジンの共振を防止す
ること、■高速走行時にエンジンに生ずる振幅の小さい
高周波振動に対しては、当該振動を′fi衰して振動が
車至へ伝播して車室内騒音が高まるのを抑制すること、
などの特性が要求される。
ン始動(アイドリンク)時あるいは急発進時にエンジン
に生ずる振幅(変位)の大きい低周波振動を減衰して当
該振IJ+の車体側への伝達を低下させること、■走行
時、路面の凹凸などによって車体側に生ずる振幅の大き
い低周波IHlhを減衰して当該振動のエンジン側への
伝達を絶縁し、当該振動によるエンジンの共振を防止す
ること、■高速走行時にエンジンに生ずる振幅の小さい
高周波振動に対しては、当該振動を′fi衰して振動が
車至へ伝播して車室内騒音が高まるのを抑制すること、
などの特性が要求される。
上述した要求を満足させるべく、近年、エンジンと重体
間に介在さ−せるゴム弾性体にこのゴム弾性体の高さの
変化により作用する液圧式減衰機構を内蔵させた流体入
りエンジンマウント装置が特開昭57−2.5536号
公報にて知られている。
間に介在さ−せるゴム弾性体にこのゴム弾性体の高さの
変化により作用する液圧式減衰機構を内蔵させた流体入
りエンジンマウント装置が特開昭57−2.5536号
公報にて知られている。
この流体入りエンジンマウント装置の一例を図面に示す
と第8図のとおりである。
と第8図のとおりである。
図において、aはエンジン側の金具であり、ボルトbを
介してエンジンに取付(プられる。Cは車体側の金員で
あり、ボルトdを介して車体フレーム等に取付けられる
。eは両金具a、C間に加硫接着された中空のマウント
ラバーである。金具Cには、保持金具fによって仕切板
qとダイヤフラムhとが取付けられている。しかして、
仕切板Qの上下面側には室i 、12が形成され、各室
!1.!2内には作動流体jが充填されている。
介してエンジンに取付(プられる。Cは車体側の金員で
あり、ボルトdを介して車体フレーム等に取付けられる
。eは両金具a、C間に加硫接着された中空のマウント
ラバーである。金具Cには、保持金具fによって仕切板
qとダイヤフラムhとが取付けられている。しかして、
仕切板Qの上下面側には室i 、12が形成され、各室
!1.!2内には作動流体jが充填されている。
仕切板qにはオリフィス作用をなす孔kを備えた筒2が
固定されており、筒lは室1.12を連通している。
固定されており、筒lは室1.12を連通している。
上)ホした構成からなるマウント装置は、エンジンの振
動によりマウントラバーeが変形して室11の容積を変
化させることにより、作動流体jが両室1.12間で筒
lの孔kを経て移動し、孔にのオリフィス作用により前
記エンジンの撮動を減衰させるものである。
動によりマウントラバーeが変形して室11の容積を変
化させることにより、作動流体jが両室1.12間で筒
lの孔kを経て移動し、孔にのオリフィス作用により前
記エンジンの撮動を減衰させるものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、マウントラバーCの高さの変化(室!1.j
2の容積変化)の開始と同時に液圧式減衰機構が作用を
開始する従来のエンジンマウント装置においては、マウ
ントラバーeのバネ定数の変化と減衰力の変化とが比例
し、振幅の大きい低周波振動を十分に減衰するようにマ
ウントラバーeのバネ定数を大きく設定したならば振幅
の小さい高周波振動には過大となって高周波振動を十分
に減衰できず、また逆に高周波撮動を十分に減衰するよ
うにマウントラバーeのバネ定数を小さく設定したなら
ば低周波振動を十分に減衰できない、などマウントラバ
ーeのバネ定数の設定によって振動減Q能に多大な影響
を及ぼすという問題がある。
2の容積変化)の開始と同時に液圧式減衰機構が作用を
開始する従来のエンジンマウント装置においては、マウ
ントラバーeのバネ定数の変化と減衰力の変化とが比例
し、振幅の大きい低周波振動を十分に減衰するようにマ
ウントラバーeのバネ定数を大きく設定したならば振幅
の小さい高周波振動には過大となって高周波振動を十分
に減衰できず、また逆に高周波撮動を十分に減衰するよ
うにマウントラバーeのバネ定数を小さく設定したなら
ば低周波振動を十分に減衰できない、などマウントラバ
ーeのバネ定数の設定によって振動減Q能に多大な影響
を及ぼすという問題がある。
また、液圧式減衰機構を内蔵したマウント装置において
は、マウントラバーeの内部に充填された作動流体に圧
力が発生するため、マウン;−ラバーe自体の耐久性に
影響を与えるという問題、ざらに装置自体が複雑かつ大
型化するという問題がある。
は、マウントラバーeの内部に充填された作動流体に圧
力が発生するため、マウン;−ラバーe自体の耐久性に
影響を与えるという問題、ざらに装置自体が複雑かつ大
型化するという問題がある。
本発明は上)ホした従来の問題点を解決し、前述した要
求を満足したコンパクトなエンジンマウント装置を得る
ことを目的とするものである。
求を満足したコンパクトなエンジンマウント装置を得る
ことを目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明によれば前記目的は、内部に室を有したゴムブロ
ックと、このゴムブロックの一万の端部に取り付けられ
たエンジン側取付部祠と、ゴムブロックの他方の端部に
取り付けられた車体側取付部材とからなり、前記室には
、ゴムブロックの変形において、この変形に抗する粘性
せん断抵抗力、を発生すべく、高粘度粘性体と、相互間
で微小隙間を形成して重層された複数の抵抗体と、この
抵抗体を当該室内でゴムブロックに対して弾性的に保持
するバネ体とが配置されている自動車用エンジンのマウ
ント装置によって達成される。
ックと、このゴムブロックの一万の端部に取り付けられ
たエンジン側取付部祠と、ゴムブロックの他方の端部に
取り付けられた車体側取付部材とからなり、前記室には
、ゴムブロックの変形において、この変形に抗する粘性
せん断抵抗力、を発生すべく、高粘度粘性体と、相互間
で微小隙間を形成して重層された複数の抵抗体と、この
抵抗体を当該室内でゴムブロックに対して弾性的に保持
するバネ体とが配置されている自動車用エンジンのマウ
ント装置によって達成される。
本発明装置において、室に配されたバネ体は、相互間で
微小隙間を形成して重層された複数個の抵抗体を該室内
でゴムブロックに対して弾性的に保持し、しかしてゴム
ブロックの汁縮変形を許容するもので、板バネ、コイル
バネなどが使用される。
微小隙間を形成して重層された複数個の抵抗体を該室内
でゴムブロックに対して弾性的に保持し、しかしてゴム
ブロックの汁縮変形を許容するもので、板バネ、コイル
バネなどが使用される。
抵抗体は横断面長円状の中空体あるいは中実体からなり
、これらは鋼もしくは合成樹脂で形成されている。
、これらは鋼もしくは合成樹脂で形成されている。
各抵抗体間の微小隙間は該抵抗体に形成された突起部あ
るいは該抵抗体に一体に固着されたスペーサーによって
形成される。
るいは該抵抗体に一体に固着されたスペーサーによって
形成される。
室内に密閉充填される高粘度粘性体としては1万〜10
万ポアズの粘度を有するもので、ポリオレフィン系、ポ
リシロキサンなどが使用される。この高粘度粘性体は抵
抗体間の微小隙間に介在し、かつ抵抗体が一定速度でず
れ変位したとき、該粘性体の低抗力は振動数に依存し、
高振動数での抵抗力は低振動数での抵抗力に対しきわめ
て小さい値を示ずという特性、換言すれば振幅(変位)
の大きい低周波振動に対する抵抗力は振幅の小さい高周
波振動に対する抵抗力よりもぎりめで大ぎい値を示すと
いう特性を有するものである。上述した高粘度粘性体の
特性は前)ホしたエンジンマウン1〜装置に要求される
特性に一致するものである。
万ポアズの粘度を有するもので、ポリオレフィン系、ポ
リシロキサンなどが使用される。この高粘度粘性体は抵
抗体間の微小隙間に介在し、かつ抵抗体が一定速度でず
れ変位したとき、該粘性体の低抗力は振動数に依存し、
高振動数での抵抗力は低振動数での抵抗力に対しきわめ
て小さい値を示ずという特性、換言すれば振幅(変位)
の大きい低周波振動に対する抵抗力は振幅の小さい高周
波振動に対する抵抗力よりもぎりめで大ぎい値を示すと
いう特性を有するものである。上述した高粘度粘性体の
特性は前)ホしたエンジンマウン1〜装置に要求される
特性に一致するものである。
ゴムブロックの室内に構成される粘性ぜん断抵抗発生部
の数は、マウント装置上に搭載されるエンジンの重量な
どを考慮して設定される。
の数は、マウント装置上に搭載されるエンジンの重量な
どを考慮して設定される。
〈作用〉
エンジンマウン1〜装置を2個用いて互に斜め方向から
エンジンを車体上に支持する。
エンジンを車体上に支持する。
この状態で、エンジンあるいは車体に振幅の大ぎい低周
波振動が生じた場合、エンジンと車体との間に大きな相
対変位が生じる。この相対変位ににっでマウント装置の
ゴムブロックはせん断変形し、該ゴムブロックの室内に
微小隙間を保持して重層された複数個の抵抗体間にせん
断方向のずれ変位が生じる。しかして、微小隙間には高
粘度粘性体が介在しているので、そこに粘性Uん断抵抗
力が発生し、当該抵抗力によって低周波振動は大幅に減
衰される。
波振動が生じた場合、エンジンと車体との間に大きな相
対変位が生じる。この相対変位ににっでマウント装置の
ゴムブロックはせん断変形し、該ゴムブロックの室内に
微小隙間を保持して重層された複数個の抵抗体間にせん
断方向のずれ変位が生じる。しかして、微小隙間には高
粘度粘性体が介在しているので、そこに粘性Uん断抵抗
力が発生し、当該抵抗力によって低周波振動は大幅に減
衰される。
また、エンジンに生ずる振幅の小さい高周波振動に対し
ては、粘性せん断抵抗力の発生による減衰作用は行なわ
れず、該振動はゴムブロックにょつて吸収される。
ては、粘性せん断抵抗力の発生による減衰作用は行なわ
れず、該振動はゴムブロックにょつて吸収される。
〈実施例〉
以下、本発明をその実施例を示す添付図面の第1図乃至
第7図によって説明する。
第7図によって説明する。
図において、1はエンジンマウント装置である。
2はマウント装置1のゴムブロックであり、ゴムブロッ
ク2には一方の端部に開口部3を有する横断面方形状の
中空室4が形成されている。
ク2には一方の端部に開口部3を有する横断面方形状の
中空室4が形成されている。
5はゴムブロック2の一端に加硫固着されたエンジン側
設イ」板であり、取付板5には端部を取付板5J:り突
出さVたボルト6が固定されている。
設イ」板であり、取付板5には端部を取付板5J:り突
出さVたボルト6が固定されている。
取付板5及びボルト6によりエンジン側取伺部材が構成
されている。
されている。
7はゴムブロック2の他端に中空室4の開口部3を囲ん
で加硫固着された車体剥取イ」板であり、取付板7には
中空室4の長手方向の相対向する位置に端部をそれぞれ
取付板1より中空室4の間口部3方向に突出させたボル
ト8が固定されている。
で加硫固着された車体剥取イ」板であり、取付板7には
中空室4の長手方向の相対向する位置に端部をそれぞれ
取付板1より中空室4の間口部3方向に突出させたボル
ト8が固定されている。
9は中空室4の開口部3を覆いかつ車体側取付板7に固
着された閉塞板であり、閉塞板9により中空室4は密閉
される。取付板7、ボルト8及び閉塞板9により車体側
取付部材が構成されている。
着された閉塞板であり、閉塞板9により中空室4は密閉
される。取付板7、ボルト8及び閉塞板9により車体側
取付部材が構成されている。
なお、上記構成において、車体側取付板7を使用するこ
となく、閉塞板9にボルト8を固定し、閉塞板9をゴム
ブロック2に直接加硫固着することもできる。
となく、閉塞板9にボルト8を固定し、閉塞板9をゴム
ブロック2に直接加硫固着することもできる。
10はゴムブロック2の中空室4内に配されたバネ体で
ある。
ある。
11はバネ体10上に重層された抵抗体であり、抵抗体
11の夫々は上下面に平面部12を有し、平面部120
両端に凸曲面部13を有する横所面長円状の中空体から
なり、抵抗体11は凸曲面部13を中空室4の壁面に当
接さけてバネ体10により中空室4内において弾性的に
保持されている。
11の夫々は上下面に平面部12を有し、平面部120
両端に凸曲面部13を有する横所面長円状の中空体から
なり、抵抗体11は凸曲面部13を中空室4の壁面に当
接さけてバネ体10により中空室4内において弾性的に
保持されている。
横断面長円状の中空体からなる抵抗体11は、方形状の
鋼板を巻いて形成する方法、あるいは鋼パイプを圧縮成
形して形成する方法などによって製作される。
鋼板を巻いて形成する方法、あるいは鋼パイプを圧縮成
形して形成する方法などによって製作される。
14は抵抗体11の一方の平面部12に形成された突起
部であり、各平面部12に形成された複数の突起部14
により抵抗体11が重層されたさい各抵抗体11間に微
小隙間Sが形成される。
部であり、各平面部12に形成された複数の突起部14
により抵抗体11が重層されたさい各抵抗体11間に微
小隙間Sが形成される。
15は中空室4内に密閉充填された高粘度粘性体である
。
。
エンジンマウント装置1では、ゴムブロック2の中空室
4内に微小隙間Sを保持して重層された複数個の抵抗体
11と微小隙間Sに介在する高粘度粘性体15とバネ体
10とで粘性ぜん断抵抗発生部が構成されている。
4内に微小隙間Sを保持して重層された複数個の抵抗体
11と微小隙間Sに介在する高粘度粘性体15とバネ体
10とで粘性ぜん断抵抗発生部が構成されている。
上述した構成からなるエンジンマウント装@1は、車体
剥取付根7に固定されたボルト8をエンジンロール@(
図示せず)を横切る方向に位置さけてエンジンEと車体
Bとの間に取付けられる。
剥取付根7に固定されたボルト8をエンジンロール@(
図示せず)を横切る方向に位置さけてエンジンEと車体
Bとの間に取付けられる。
すなわち、第4図は取付は状態を示したもので、ゴムブ
ロック2の一端に固着されたエンジン側取伺板5をエン
ジンEに固定されたブラケット1Gにボルト6、ナツト
17で固定する。ゴムブロック2の他端に中空室4を囲
/υで固着された屯体側取伺板7および取付板7に固定
された閉塞板9を車体側ブラケット18にボルト8、ナ
ツト19で固定する。
ロック2の一端に固着されたエンジン側取伺板5をエン
ジンEに固定されたブラケット1Gにボルト6、ナツト
17で固定する。ゴムブロック2の他端に中空室4を囲
/υで固着された屯体側取伺板7および取付板7に固定
された閉塞板9を車体側ブラケット18にボルト8、ナ
ツト19で固定する。
そして、車体側ブラケット18を車体Bのサイドメンバ
20に装架したサスペンションフレーム21の上面に固
定し、エンジンEをエンジンマウント装置1上に逆V字
状に弾性支持する。
20に装架したサスペンションフレーム21の上面に固
定し、エンジンEをエンジンマウント装置1上に逆V字
状に弾性支持する。
しかして、この実施例ではエンジンEにエンジンEのロ
ーリングによって、あるいは路面の凹凸などによって車
体Bのサスペンションフレーム21に振幅の大ぎい低周
波撮動が生じた場合、エンジンEとサスペンションフレ
ーム21との間にへ方向に関して大ぎな相対変位を生ず
る。
ーリングによって、あるいは路面の凹凸などによって車
体Bのサスペンションフレーム21に振幅の大ぎい低周
波撮動が生じた場合、エンジンEとサスペンションフレ
ーム21との間にへ方向に関して大ぎな相対変位を生ず
る。
この相対変位によって、エンジンマウント装置1のゴム
ブロック2はせん断変形し、ゴムブロック2の中空室4
内に微小隙間Sを保持して配された抵抗体11間にせん
断方向ずれ変位を生ずる。
ブロック2はせん断変形し、ゴムブロック2の中空室4
内に微小隙間Sを保持して配された抵抗体11間にせん
断方向ずれ変位を生ずる。
微小隙間Sには高粘度粘性体15が介在しているので、
そこに粘性せlυ断抵抗力が発生し、当該抵抗力によっ
て低周源振υjは大幅に減衰される。
そこに粘性せlυ断抵抗力が発生し、当該抵抗力によっ
て低周源振υjは大幅に減衰される。
第5図はエンジンマウント装置1の他の実施例を示した
もので、この実施例はゴムブロック2の中空室4内に配
されるバネ体10にコイルバネを使用し、バネ体10上
に重層される抵抗体11を、第6図に示すように、突起
部14を備えた合成樹脂からなる中実体で形成したもの
である。また、第7図は抵抗体11の伯の実施例を示し
たもので、抵抗体11の一方の平面部12にスペーサー
22を一体に固着し、スペーサー22によって抵抗体1
1間に微小隙間Sを形成するようにしたものである。
もので、この実施例はゴムブロック2の中空室4内に配
されるバネ体10にコイルバネを使用し、バネ体10上
に重層される抵抗体11を、第6図に示すように、突起
部14を備えた合成樹脂からなる中実体で形成したもの
である。また、第7図は抵抗体11の伯の実施例を示し
たもので、抵抗体11の一方の平面部12にスペーサー
22を一体に固着し、スペーサー22によって抵抗体1
1間に微小隙間Sを形成するようにしたものである。
尚、開口部3を、エンジン側取付部材側に設けて実施し
てもよい。
てもよい。
く効果〉
本発明のエンジンマウント装置は叙上の構成と作用を有
するもので、以下の種々優れた効果を有する。
するもので、以下の種々優れた効果を有する。
■ エンジンあるいは車体に生ずる振幅の大きい低周波
撮動は、ゴムブロック内に構成された粘性せん断抵抗発
生部に生ずる粘性せん断抵抗力によって大幅に減衰され
るので、当該振動の車体側への伝達あるいはエンジン側
への伝達が大幅に低下される。
撮動は、ゴムブロック内に構成された粘性せん断抵抗発
生部に生ずる粘性せん断抵抗力によって大幅に減衰され
るので、当該振動の車体側への伝達あるいはエンジン側
への伝達が大幅に低下される。
■ 高粘度粘性体に抵抗力が発生しても該粘性体内部の
圧力が高まらないことから、ゴムブロックの耐久性が高
められ、耐久性の低下に起因する性能の低下がない。
圧力が高まらないことから、ゴムブロックの耐久性が高
められ、耐久性の低下に起因する性能の低下がない。
で、従来のオリフィス作用を利用したらのに比べ、構造
が簡単で]ンパクトにすることができる。
が簡単で]ンパクトにすることができる。
第1図は本発明のエンジンマウント装置を示す断面図、
第2図は第1図のII−I線断面図、第3図は第1図の
皿−■線断面図、第4図はエンジンマウント装置の取付
状態を示す断面図、第5図はエンジンマウント装置の他
の実施例を示す断面図、第6図は第5図に示したエンジ
ンマウント装置に1・・・・・・エンジンマウント装置
、2・・・・・・ゴムブロック、3・・・・・・開口部
、4・・・・・・中空室、5・・・・・・エンジン側取
付板、9・・・・・・閉塞板、10・・・・・・バネ体
、11・・・・・・抵抗体、15・・・・・・高粘度粘
性体、S・・・・・・微小隙間。 第5図 第6図 12 s t
第2図は第1図のII−I線断面図、第3図は第1図の
皿−■線断面図、第4図はエンジンマウント装置の取付
状態を示す断面図、第5図はエンジンマウント装置の他
の実施例を示す断面図、第6図は第5図に示したエンジ
ンマウント装置に1・・・・・・エンジンマウント装置
、2・・・・・・ゴムブロック、3・・・・・・開口部
、4・・・・・・中空室、5・・・・・・エンジン側取
付板、9・・・・・・閉塞板、10・・・・・・バネ体
、11・・・・・・抵抗体、15・・・・・・高粘度粘
性体、S・・・・・・微小隙間。 第5図 第6図 12 s t
Claims (1)
- (1)内部に室を有したゴムブロックと、このゴムブロ
ックの一方の端部に取り付けられたエンジン側取付部材
と、ゴムブロックの他方の端部に取り付けられた車体側
取付部材とからなり、前記室には、ゴムブロックの変形
において、この変形に抗する粘性せん断抵抗力を発生す
べく、高粘度粘性体と、相互間で微小隙間を形成して重
層された複数の抵抗体と、この抵抗体を当該室内でゴム
ブロックに対して弾性的に保持するバネ体とが配置され
ている自動車用エンジンのマウント装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27483485A JPS62137438A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 自動車用エンジンのマウント装置 |
US06/915,073 US4790521A (en) | 1985-10-03 | 1986-10-03 | Anti-vibration apparatus for mounting a power unit on a supporting body with suppression of vibrations |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27483485A JPS62137438A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 自動車用エンジンのマウント装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62137438A true JPS62137438A (ja) | 1987-06-20 |
JPH0567819B2 JPH0567819B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=17547229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27483485A Granted JPS62137438A (ja) | 1985-10-03 | 1985-12-06 | 自動車用エンジンのマウント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62137438A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62288742A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | 高粘性流体封入式マウント装置 |
JPS63299925A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 | Takiron Co Ltd | 耐熱性フィルム又はその類似物 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP27483485A patent/JPS62137438A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62288742A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-15 | Tokai Rubber Ind Ltd | 高粘性流体封入式マウント装置 |
JPS63299925A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 | Takiron Co Ltd | 耐熱性フィルム又はその類似物 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0567819B2 (ja) | 1993-09-27 |
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