JPS62135803A - 顕微鏡観察用加温装置 - Google Patents

顕微鏡観察用加温装置

Info

Publication number
JPS62135803A
JPS62135803A JP27661485A JP27661485A JPS62135803A JP S62135803 A JPS62135803 A JP S62135803A JP 27661485 A JP27661485 A JP 27661485A JP 27661485 A JP27661485 A JP 27661485A JP S62135803 A JPS62135803 A JP S62135803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive film
temperature
heating device
microscopic observation
heater stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27661485A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuko Inoue
井上 勝子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP27661485A priority Critical patent/JPS62135803A/ja
Priority to PCT/JP1986/000610 priority patent/WO1987003703A1/ja
Priority to AU67219/87A priority patent/AU6721987A/en
Publication of JPS62135803A publication Critical patent/JPS62135803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/24Base structure
    • G02B21/30Base structure with heating device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分齋〉 本発明はmW1鏡観察用加温装置に関し、特に動物の精
子の活力検査を行うに適した顕微鏡用の加温装置に関す
る。
〈従来の技術〉 ウシ、ヒツジ、ウマ、ブタ等の家畜の改良増殖の手段と
して人工授精が広く行なわれており、また不妊対策上あ
るいは滑性学的見地から人類にも近年しばしば人工授精
が実施されている0人工授精の実施に際しては予め輸送
すべき精子の活力・性状を顕微鏡で検査してその適性を
確認する必要がある。動物の種類によって異なるが、精
子は一般に37〜38°Cの生木温度で至適活性を有し
、従って精子活力検査も該温度にて行わなければならな
い。
この目的を達成するために、顕微鏡の載物台にa Tl
してスライドグラスやシャーレ中の精子を加熱し所定温
度に保持するための加温器が提案されている。従来の精
子活力検査用スライド/シャーレ加温器は、ホ微鏡の対
物レンズに通光させるための通光孔を中央部に有するド
ーナツ型の板状体であって、該通光孔の周側にニクロム
線を埋設してこれを雲母等の絶縁体で被覆したものであ
る。
即ち、ニクロム線の電気抵抗による放熱を利用して、通
光孔上にある標本精子を加温し一定温度に保持しようと
するものである。
〈発明が解決しようとする間に点、〉 上記構成の従来の精子活力検査用スライド、・′シャー
レ加温器では、顕微鏡で肌京される検体箇所、即ち加温
器の通光孔上にあって対物レンズに光源からの光線を通
す箇所は直接加熱されておらず、該通光孔に周設された
ニクロム線からの伝導熱で間接的に加熱されているもの
である。従って検体の観察箇所における温度調整が困難
であり、例えば37〜38°Cといった厳密な温度範囲
に保持することが困難であった。また、伝導熱を利用す
るものであるから、通光孔の大きさの範囲内における温
度分布が一定とならず、中心部と周側部とではかなりの
温度差が生じてしまうという欠点を有していた。
これらの欠点は該加温2コにおける通光孔を小径とする
ことである程度解消されるが、通光孔を小径とすると、
スライドグラスやシャーレを加温器上の一定位置に静置
させたままでの観察可能範囲が小さくなり、検体の全域
をf11察するのにスライドグラスやシャーレを頻繁に
移動させながら行うピピ・要が生じ、煩わしいだけでな
く検査の正確性・信頼性を損なう。
更にニクロム線を用いてその放熱を利用する従めには該
ニクロム線をかなりの高温にしなければならず、加温器
の該ニクロム線近辺の箇所が高温となって取扱いに不便
をきたしていた。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するために創
案されたちのであって、ステージ面全体をほぼ均一な温
度に加温することができ、且つ業微鏡のa物台にセラ1
〜したときに光線の通過する部分をも加温することので
きる盟微lA観察用加温装置を提供することを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明はこの解決手段として、上下の透明なカラス板の
間に透明な導電膜を配設して成るヒーターステージを有
し、該導電膜に通電させて加熱し一定温度に保持する手
段を(至)えたことを特徴とする、顕微鏡I11察川加
温装置を提供する。
〈実施例〉 以下本発明によるm微鏡rffl察用加温装置の実施例
を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例による加温装置を示一体向に
構成して成るものである。
更に第2図をも参照しながら、ヒーターステージ10は
表裏面平滑なガラス板12.14を重合させて成り、上
下のガラス板12.14の間には、その大半域に互って
透明の導電膜16が形成されている。この導電膜の形成
はいかなる方法で行ってもよいが、例えば、スパッタリ
ング加工によってS i O2−インジウム合金による
ITO8膜とすることができる。これらの導電性合金・
化合物のガラス板に対する付着は、真空蒸着加工によっ
てもよい。あるいはまた、透明の導電性フィルムを上下
のガラス板12.14間にはさんで接着することもでき
る。この透明な導電性フィルムは公知であり、例えばダ
・イーセル化学工業株式会社製のCELEC(登録商標
)として知られている、ポリエステルフィルム上に金を
蒸着させたものを使用することができる。
透明の導電膜16は図示の如く概ね方形をなしており、
その対向する一対の側辺(第1図においては左右の側辺
)には夫々銅箔の;極18.18が該側辺仝長に互って
導電膜16に接触するよう接合されている。図示されて
いないが、夫々の電極18.18は温度調節部30内の
後述する温度制御回路とリード線で接続されている。か
くして電極18.18は該温度制御回路からの電流を導
電膜16に広える役割を果たす。電極と導電膜との接触
面精は、それら間の接触がv1医されていれば特に問わ
ないが、導電膜16中の銀箔にT!!、覆された部分は
透明性が失われるので、図示の如く銅箔の幅の約半分を
導電膜16に接触させて、両者の電気接続を確実に達成
しながら、可視範囲を最大限確保するように構成するこ
とが好ましい。電極18.18は単に導電膜16に重合
さぜるだけでもよいが、接触不良を回避する観点から、
公知の導電性接着剤を用いて導電膜16に接着するのが
よい。
導電膜16としてrCELEC,等の導電性フィルムを
用いた場合には、該フィルムの対向側辺に導電性接着剤
を用いて銅箔18.18を接着させたものを、エポキシ
樹脂等の透明な絶縁フィルムでそれら全体を両面被覆し
、該絶縁フィルムをガラス板12.14に接着させるよ
う構成することが、絶縁性を持たせる意味から好ましい
第2図に示すヒーターステージ10の断面構造について
更に説明すると、導電JIg16は、例えば、上側のガ
ラス板12の下面にスパッタリングにて付着されたS 
i O2−インジウム合金によるITO膜である。この
■To膜は、例えば、三容真空工業株式会社による製品
を入手して使用することができる。導電膜16の一対の
対向側辺には、銅箔による電極18.18が一部接合し
て導電性の接着剤により接着されている。かくして一体
化された上側ガラス板12、導電膜16及び電極18よ
り成る複合体を下側のガラス板14上に載置し、周側を
エポキシ樹脂の接着剤で固めて接着すると共に絶縁する
。従って、導電膜16は上下をガラス板12.14には
さまれて隙間なく封入されているので、電極18から与
えられた熱を該導電膜16の全面に互ってガラス板12
に伝えることがて・き 71− 導T、膜16は上記実施例に示すように、上側のガラス
板12の下面に1寸着形成することが望ましい。これは
、T、’tlsは極めて1い銅工で形成されているもの
の、各部材の厚さを誇張して示した第2図からも分かる
ように、導電膜16と下側のガラス板14との間には銅
箔の厚さの分に対応する空気層が形成される。よって、
導電膜16を下側のガラス板14に付着形成すると、こ
の空気層が導電膜16と上側のガラス板12との間に形
成されることとなり、導電[16に生じた熱を有効に上
側のガラス板12に伝えることができなくなり、上側ガ
ラス板12上に載置される検体加熱の効率性を阻害する
9 温度調節部30には温度制御回路が内蔵され、精子等の
検体に所望の温度を与えるべくヒーターステージ10の
上側ガラス板12面を所定温度に係持すると共に、ダイ
アル32の操作によって該温度の調整を可能にしている
。温度制御回路は公知のサーミスタ36を用いた0N−
OFF回路とすることができ、その−例は第3図に示す
通りである。
ダイオードD、とコンデンサC2から、抵抗R1、可変
抵抗R2、温度検知用サーミスタT I+ 、抵抗R3
及び抵抗R4から成る抵抗ブリッジにバイアス電圧がり
、えられる。また、PNP形1〜ランジスタT7のベー
ス−エミッタ入力端子は、前記抵抗ブリッジの出力端子
に接続される。一方、駆動用交流電源とヒータとに直列
接続されたサイリスタThyのゲートは、ゲート・トリ
ガ用コンデンサC2、l”ランリスクTr2のコレクタ
及び抵抗と接続される。
次に動作について説明すると、温度が設定温度以下の場
きで、サイリスタTI+yに順電圧方向の交流電圧がか
かると、交流電圧の半波の最初の部分てダイオードD1
が通電する前にコンデンサC2を通り、サイリスタTh
yのゲートにトリガされサイリスタTbyがONLヒー
タが作動する。その後ダイオードD1に電流が流れると
コンデンサC2の充電電流によってコンデンサC2はク
ランプされゲー1へ電流は流れなくなり、ゲート電流は
パルスどなる。反対にサイリスタTI+yに駆動用電源
より逆電圧がかけられるとサイリスタThyは逆阻止状
態となりヒータの作動は止まる。このとき、コンデンサ
C2に電流が流れコンデンサC2が充電される。このよ
うな動作が繰り返されることにより温度が上昇する。
ヒータに電流が流れ、温度が設定温度以上に上昇すると
、サーミスタThの抵抗値が下がり、抵抗ブリッジが不
平衡となり出力し、I・ランリスクTr、がONする。
トランジスタTr、がONすることによりトランジスタ
Tr2のベース電流が流れ、コンデンサC2の充q9圧
は、トランジスタTr2によってバイパスされサイリス
クThyへのゲート・トリガ電流を停止しサイリスタT
byはOFF状態を保ち、ヒータは作動しない。これに
より温度が下降し、設定温度より温度が下がると、サー
ミスタT hの抵抗値が元に戻り再び抵抗ブリッジが平
衡状態となり■・ランリスクTr、が0FFL、トラン
ジスタTr、のベース;流が消失することによりトラン
ジスタTr2もOFFとなり、サイリスタTI+yにコ
ンデンサC2よりゲーI〜・トリガ電流が与えられす、
イリスタThyに順電圧が加わった場きにヒータが作動
する。このようにON・OFFサイクルを繰り返すこと
により精密温度調整を行うものである。
再び第1図を9照して、温度調節部30のダイアル32
は上記温度制御回路の可変抵抗R2に接続され、その抵
抗値を変えることにより設定温度を調節する。本実施例
においては、ダイアル320目盛りの“O゛点を38°
Cに設定し、これ3変える必要のあるときは、該ダイア
ル32を手で(+)またはく−)方向に回して微調整を
行う。図中、符号34は本装置が電源に接続され作動状
態にあることを示すランプである。
本装置の温度調節部30には、更に検体の実温f!−測
定するための検温具38が着脱可能に設けられている。
符号42はこの検温具38を作動さぜるためのスイッチ
であり、符号40は検温具38により測定された検体実
温を表示する電子表示部である。
次に上記した本発明の第一実施例による顕微鏡覗察用加
温装置の1ヤ動について説明する。
本装置の使用に先立って、接続プラグ44を温度調節部
30に接続した後、ACプラグ46を100V交流電源
のコンセントに接続する。この状態にてランプ34が点
灯する9ついで、温度調節部30のダイアル32含操作
してヒーターステージ10の所望温度を選択する。かく
して電流がヒーターステージ10の両電隆18.18に
与えられ、これと接触してガラス板12.14間に形成
されている透明導電膜16が加熱され、一定時間経過t
tcM択された所望温度に達する。
所望温度に達した導電ylA16を有するヒーターステ
ージ10を、次いで、順i紋鏡の載物台に載せ、その上
に精子等の検体を収容したスライドガラス又はシャーレ
を載せて、顕1R鏡観察を行う。観察の間、ヒータース
テージ10の導電膜16は温度調節部30に内蔵された
温度制御回路のサーミスタ36の働きにより所望温度に
保持される。温度含窒える必要のある場きは、ダイアル
32?操IYして再調整すればよい。
第4図は上記した実施例による加温装置をm@鏡50の
ステージ52に載置し、該装置のヒーターステージ10
上に検体を収容したシャーレ54を載せてm微鏡観察を
行っている状態を示す。ぽ微鏡の光源から図矢印方向に
投射される光線が対物レンズと接眼レンズとを通してm
微鏡観察されるものであるが、既述したように本装置の
光線通過箇所及びその広範な周側域は全て透明の部材よ
り構成されているので、視界を何等妨げられることなく
観察を行うことができる。図示していないが、本装置の
ヒーターステージ10の側面に顕微鏡ステージ52に対
する係着具を付設し、ヒーターステージ10を詔微鏡ス
テージ52上の所定位置に安定的にR置させるよう構成
することができる。
検温具38はこれを適宜温度調節部30のジャックに接
続し、検体の実温を測定する。本発明にあっては導電膜
自体に通電され従って導電膜が均一に加熱され所定温度
に保持されるものであるが、検体を収容するシャーレな
いしスライドガラスを直接載置するガラス仮12自体は
導電性が小さいため、本装置における導電膜設定温度が
検体の実温と必ずしも一致しないことがある。例えば、
動物の精子を検査する場合−最に該精子f0:37〜3
8℃に保持する必要があるが、温度調節部30のダイア
ル32を38℃に設定して所定時間経過しても、シャー
レ内の精子が該設定温度に達しないことがある。検温具
38はこのような場6に対処するための1寸加的楕成部
材であり、凹微鏡観察中に適宜これを用いて検体の温度
を直接測定し、その測定結果を電子表示部40の表示で
確コニしながら、設定温度との誤差を修正する。この検
温具38は公知・市販の電子体温計の如き構成のものと
することができ、その詳細は本明細書においては省略す
る。
第5図は本発明の別の実施例による加温装置と示す、こ
れは上記第一実施例におけるヒーターステージ10と同
様の構造を有するヒーターステージ10と、温度調整装
置60とを別体として構成したちのである。温度調節装
置60内にはACプラグ64からの100V交流電圧を
適当な電圧に変圧するための変圧器が内蔵されると共に
、第一実施例の温度調節部30に関して説明した第3図
図示の電気回路の如き温度制御回路が内蔵されている。
ヒーターステージ10と温度調整装置60とはヒーター
ステージ10のソケット部26に接続プラグ62を差し
込むことによって電気接続される。これによってソケッ
ト部26に与えられた電流がリード線24を介して電極
18.18に伝えられ、これを導電膜16が受けて加熱
されることは上記した第一実施例の場合と同様である。
プラグ62をソケット部26に接続した状態で、温度調
節装置60のACプラグ64を交流100V電源に接続
し、該装置のスイッチ68をONにして作動させる。こ
の実施例においては、ダイアル6Gを操作してヒーター
ステージ10の温度調節を行うものである。この実施例
によれば、温度調整装置を別体として構成したので、顕
微鏡のステmrR鏡観察の有効面積を最大限確保するこ
とができる。
上記した本発明によるm微鏡観察用加温装置を用いて実
際に行った試験例を以下に示す。
坂幾且よ イワキ製のPYREXシャーレ(内径8 、5 cx)
に、水温25.2℃の純水20ccを入れ、シャーレの
蓋を開けたままで本装置のヒーターステージ10上に置
き、導電膜16の設定温度をtl 7℃として加温した
ところ、約6分で純水温度は37°Cに達し、その段は
37°Cに安定して保持された。
試験例2 純水11に対しTCM199を9.8gの割合で配合し
た培地に牛の胎児血清を10%入れ、これに牛の精子を
入れたものを4cc採って、径35JIJIの組織培養
用プラスデックポリスチレン・シャーレ(MILES社
製)に収容し、原生の精子の観察を行った。検体は予め
38.5°Cに調整した。ヒーターステージ10の導電
膜16の設定温度は3ζコ”(’kt’t:イ;nつ;
Oρsy*)≠纜!ツブ=、ノ4ゴ捕j呟、41−→し
、L、’−ろ、約3分でヒーターステージは設定温度に
達し、その後は時間経過によっても同温度で安定してい
た。ヒーターステージが設定温度38℃に達した7表に
、蓋をしたままのシャーレに入れた上記検体をヒーター
ステージに載置して試験したところ、わずかな時間経過
の後に検体温度はヒーターステージ設定温度と同じ38
℃となり、その後は38°Cで安定していた。また、ヒ
ーターステージ面の各地点における温度差を調べたとこ
ろ、中心部が若干高い温度を示したものの、いずれも3
7〜38°Cの範囲内にあり、殆ど温度差のないもので
あることが判明した。
〈発明の効果〉 本発明の顕微鏡観察用加温装置によれば、ヒーターステ
ージ面の広範な範囲に互って透明な導電膜が配設されて
いるので、検体を収容するシャーレ等を一定位置に静置
させたままで広範な観察視野が確保される。導電膜に制
御された条件の下で通電させることにより、該導電膜が
その全面に亙って均一に加熱されて所定温度に保持され
る。即ち、ヒーターステージ面の中心部、つまり顕微鏡
の光線が通過して対物レンズに至る地点をも、池の地点
と同様に加熱し所定温度に保持することができる。従っ
て、rFL密な温度域でのみ活性を有する精子等の活力
検査に適し、またその他生菌の観察等にも広く適用する
ことができる0本発明は以上のような利点を有するにも
かかわらず簡易な構成であり、容易に入手可能な素材・
部材を用いて比較的安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第一実施例による顕微鏡観察用加温装
置を示す概略図、第2図は第1図図示の加温装置のヒー
ターステージの構成を示す■−■線による断面図、第3
図は本装置の温度調整部に組み込まれた温度制御回路の
一例を示す回路図、第4図は本装置を使用してm微鏡観
察を行う状態を示す斜視図、第5図は本発明の第二実施
例による顕微鏡観察用加温装置を示す斜視図である。 符号の説明 10・・・ヒーターステージ 12.14・・・ガラス
板16・・・導電膜      18.18・・・銅箔
電極20・・・エポキシ樹脂接着剤22・・・ガラス板
24・・・リード線      26・・・ソケット部
30・・・温度調節部    32・・・ダイアル34
・・・作動表示ランプ  36・・・サーミスタ38・
・・検体実温検温具  40・・・電子表示部42・・
・スイッチ     44・・・接続プラグ46・・・
ACプラグ    50・・・盟微鏡52・・・ステー
ジ     54・・・シャーレ60・・・温度調整装
置   62・・・接続プラグ64・・・ACプラグ 
   66・・・ダイアル68・・・電源スィッチ 発明者   井上勝子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下の透明なガラス板の間に透明な導電膜を配設
    して成るヒーターステージを有し、該導電膜に通電させ
    て加熱し一定温度に保持する手段を備えたことを特徴と
    する、顕微鏡観察用加温装置。
  2. (2)上記ガラス板面にSiO_2−インジウム合金の
    薄膜を形成させて上記導電膜としたことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の顕微鏡観察用加温装置。
  3. (3)上記導電膜が透明な導電性フィルムより成ること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の顕微鏡観
    察用加温装置。
  4. (4)上記導電性フィルムの両面を絶縁フィルムで被覆
    し、該絶縁フィルムを上記ガラス板に接着して構成され
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記載
    の顕微鏡観察用加温装置。
  5. (5)上記導電膜の両側に一部接合させて鋼箔の電極を
    対設し、該電極に通電させることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の顕微鏡観察用加温装置。
  6. (6)上記加熱保持手段がサーミスタを有する電気回路
    より成ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
    載の顕微鏡観察用加温装置。
  7. (7)上記電気回路中の可変抵抗器の抵抗値を変えるこ
    とにより上記導電膜の保持温度を調整する手段を備えた
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第6項に記載の顕微
    鏡観察用加温装置。
  8. (8)上記電気回路が上記ヒーターステージと一体的に
    構成された温度調節部内に組み込まれていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第6項に記載の顕微鏡観察用加
    温装置。
  9. (9)上記電気回路が上記ヒーターステージとは別個独
    立に構成された温度調節装置内に組み込まれ、該温度調
    節装置とヒーターステージとの電気接続を着脱可能な接
    続手段により行ったことを特徴とする、特許請求の範囲
    第6項に記載の顕微鏡観察用加温装置。
  10. (10)上記導電膜が上側のガラス板の下面に付着して
    形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載の顕微鏡観察用加温装置。
  11. (11)顕微鏡で観察中の検体を検温する手段を更に付
    設したことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載
    の顕微鏡観察用加温装置。
  12. (12)顕微鏡の載物台に係着する手段を更に備えたこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の顕微鏡
    観察用加温装置。
JP27661485A 1985-12-09 1985-12-09 顕微鏡観察用加温装置 Pending JPS62135803A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27661485A JPS62135803A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 顕微鏡観察用加温装置
PCT/JP1986/000610 WO1987003703A1 (en) 1985-12-09 1986-11-28 Heater for microscopic observation
AU67219/87A AU6721987A (en) 1985-12-09 1986-11-28 Heater for microscopic observation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27661485A JPS62135803A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 顕微鏡観察用加温装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62135803A true JPS62135803A (ja) 1987-06-18

Family

ID=17571895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27661485A Pending JPS62135803A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 顕微鏡観察用加温装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPS62135803A (ja)
AU (1) AU6721987A (ja)
WO (1) WO1987003703A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02136212U (ja) * 1989-04-20 1990-11-14
WO1995030168A1 (fr) * 1994-04-30 1995-11-09 Kabushiki Kaisha Kitazato Supply Plaque et dispositif chauffants transparents
WO2001004684A1 (fr) * 1999-07-08 2001-01-18 Tokai Hit Co., Ltd. Element chauffant pour microscope
KR20030072268A (ko) * 2003-07-25 2003-09-13 정규민 온도 조절이 가능한 투명 열판 장치
JP2005266368A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Citizen Watch Co Ltd 観察装置
JP2016126028A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 タツタ電線株式会社 プレパラート用試料載置基材

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4888463A (en) * 1987-09-08 1989-12-19 Middlebrook Thomas F Thermal microscope stage
US5552321A (en) * 1993-08-24 1996-09-03 Bioptechs Inc. Temperature controlled culture dish apparatus
JP3659445B2 (ja) * 1997-04-30 2005-06-15 株式会社北里サプライ 顕微鏡用透明加温器具
CN105068235A (zh) * 2015-07-30 2015-11-18 苏州欧可罗电子科技有限公司 一种加热式显微镜

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156520U (ja) * 1984-03-28 1985-10-18 オリンパス光学工業株式会社 発熱装置
JPH061299B2 (ja) * 1984-03-29 1994-01-05 オリンパス光学工業株式会社 顕微鏡の試料保温装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02136212U (ja) * 1989-04-20 1990-11-14
WO1995030168A1 (fr) * 1994-04-30 1995-11-09 Kabushiki Kaisha Kitazato Supply Plaque et dispositif chauffants transparents
WO2001004684A1 (fr) * 1999-07-08 2001-01-18 Tokai Hit Co., Ltd. Element chauffant pour microscope
KR20030072268A (ko) * 2003-07-25 2003-09-13 정규민 온도 조절이 가능한 투명 열판 장치
JP2005266368A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Citizen Watch Co Ltd 観察装置
JP4559758B2 (ja) * 2004-03-19 2010-10-13 シチズンホールディングス株式会社 観察装置
JP2016126028A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 タツタ電線株式会社 プレパラート用試料載置基材

Also Published As

Publication number Publication date
WO1987003703A1 (en) 1987-06-18
AU6721987A (en) 1987-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62135803A (ja) 顕微鏡観察用加温装置
KR102280666B1 (ko) 적층형 박막 온도센서 어레이
RU2006113460A (ru) Нагревательный аппарат с нагревателем типа печатной платы
ATE19853T1 (de) Antriebsvorrichtung fuer ein endoskopisches behandlungsgeraet.
US9194875B2 (en) Platelet aggregation test and device
JPH04227B2 (ja)
US3788135A (en) Peel adhesion apparatus and method
Gittens et al. An improved microelectrophoresis apparatus and technique for studying biological cell surfaces
US3688580A (en) Clinical thermometer
US3376405A (en) Incubating apparatus
DK386785A (da) Fremgangsmaade og maalesonde til konstatering af is- eller snedannelse
JP3016894U (ja) 顕微鏡用透明加温プレートおよび顕微鏡用透明加温装置
US2051317A (en) Photelometer
US3369389A (en) Thermal testing apparatus
JPS5582771A (en) Ion implanting device
US3539766A (en) Apparatus for taking impressions of surface patterns
JPH0234048B2 (ja) Ekitaiyokinoondoseigyosochi
JPS6372354A (ja) 透明加温器
US3142986A (en) Thermoelectric dew point hygrometer
JP2001021813A (ja) 顕微鏡用加温装置
JP2000352672A (ja) 顕微鏡観察用加温装置
RU2158106C1 (ru) Устройство для локального измерения температуры частей тела
FI69705B (fi) Anordning foer gripning och avlaesning av temperaturvaerden eraollna medelst en temperaturmaetanordning
EP0205315B1 (en) Apparatus for monitoring temperature dependent changes
JPH01201147A (ja) 熱伝導率の測定方法、測定装置およびサーミスタ