JPS62135760A - 半導体イオンセンサの製造方法 - Google Patents

半導体イオンセンサの製造方法

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JPS62135760A
JPS62135760A JP60278377A JP27837785A JPS62135760A JP S62135760 A JPS62135760 A JP S62135760A JP 60278377 A JP60278377 A JP 60278377A JP 27837785 A JP27837785 A JP 27837785A JP S62135760 A JPS62135760 A JP S62135760A
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JP
Japan
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wafer
semiconductor
insulator
silicon
sensor
Prior art date
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Application number
JP60278377A
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English (en)
Inventor
Toshihide Kuriyama
敏秀 栗山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体の電界効果を化学−電気^換に利用
する半導体イオンセンサの製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
従来、溶液中のイオン濃度を電界効果形トランジスタの
中を流れる電流の変化により測定する半導体装誼に半導
体電界効果形イオンセンサ(IonSana1tiv@
Field Effact TranslstOr、以
後l5FETと呼ぶ)がある。これは、たとえばシリコ
y(st)を半導体としてバルク状シリコンウェーノ’
に用いて形成さn、該半導体表面が酸化シリコン(si
o□)及び窒化シリコン(S13N4)などのイオン感
応膜で覆われた電界効果形トランジスタ構造を持つ。こ
のl5FETは溶液に浸されて使用され、その溶液中の
イオンがこのI 5FETの表面に誘起する界面電位に
よってこのl5FET中を流れる電流の値が変化すると
いう現象を利用している。
このl5FETは、イオン選択性電極を用いたイオンセ
ンサに比べ、(1)トランジスタの集積化技術を用いて
製作されるので微小なイオンセンサを大量生産できる、
(2)イオン感応膜が完全な絶縁膜でも使用できる、(
3)出力インピーダンスが低く高入力抵抗の増幅器が不
要であるなどの利点を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このI 5FETは浴液中で使用される
センサであるため、 l5FETが形成される半導体は
浴液と電気的に絶縁されることが必要であり、この絶縁
の良否が半導体イオンセンサの特性に大きな影’Jk与
える。一般にバルク状半導体ウェーハを用いて、このウ
ェーハにl5FETを形成した後ダイシングにより多数
のl5FETを切り出した場合、この切り出されたチッ
プ状のI 5FETの切断面には半導体が露出するため
耐水性の樹脂、た・とえはエポキシ樹脂などで個々のI
 5FETの切断面を覆う必要があり、チップに切断し
た後では製造が面倒であった。また、I 5FETが形
成さnる半導体をウェーハのダイシング前に絶縁する方
法として、シリコンウェーハをエツチングして穴をあけ
、針状構造のシリコンを残した後、熱酸化により酸化シ
リコン膜を形成し、さらに化学気相蒸着法などで窒化シ
リコン膜を針状シリコンの全面に形成する方法が知られ
ている(松尾正之他、応用物理、49巻、 p、586
(1980) )。しかしこの方法ではシリコンウェー
ハに穴をあけるには長時間エツチングしなけnばならな
いという欠点と共に上記酸化シリコン膜や窒化シリコン
膜が薄いため針状l5FETの取り扱い時にこれらの絶
縁膜を破損しやすいという欠点があった。てらに、絶縁
基板上、たとえばサファイア基板上に設けられた島状シ
リコン層を用いてl5FETを形成する方法が知られて
いる(秋山竜雄他9分析化学、30巻、 p 754(
1981) )。
この方法においてはサファイアは良い絶縁体で機械的強
度も強いため、l5FETは溶成から容易にa気的に絶
縁され、また、取り扱いに特別の注意が不必要であり、
さらに1つのチップ上に複数のI 5FETを形成した
場合にもそ几ぞnのl5FETは互いに電気的に絶縁さ
れるなど数多くの利点金持っていたが、ウェーハの値段
が高い、たとえはサファイア基板上にシリコン薄膜が形
成さnたウェーハの値段はバルク状シリコンの値段の数
倍であるという経済上の欠点を有していた。
本発明の目的はこのような従来の欠点全除去し、l5F
ETの絶縁が容易で、短時間で大量生産でき、かつセン
サの低価格化が可能な半導体イオンセンサの製造方法を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は半導体を用いて形成されるl5FETの製造方
法において、半導体ウェーハの表面にl5FETを設け
た後この半纏体ウェーハの裏面に絶縁体ウェーハをはり
あわせる工程と、上記半導体ウェーハのダイシング領域
に半導体ウェー八表面から少なくとも絶縁体ウェーハに
達する溝をダイシング用ブレードにより設ける工程と、
上記の溝を耐水性の絶縁用樹脂で埋める工程と、上記の
溝の幅よりも薄いダイシング用ブレードを用いて上記溝
部を切断することによりウェーハをダイシングする工程
とを含むことを特徴とする半導体イオンセンサの製造方
法である。
半導体ウェーハの裏面に絶縁体ウェーハをはシあわせる
のは、接着性樹脂を用いる方法、あるいは絶縁体ウェー
ハとしてアルカリイオンを含むガラスを用い半導体ウェ
ーハと直接はりあわせら几る静電接合(アノ−ディック
 ?ンr4ングAnodlc bonding )法を
使用できる。
また、上記の溝を耐水性の?!!3縁用樹脂で埋める工
程は、感光性樹脂を半導体ウェーハ表面にコーティング
した後上記溝部を含む領域に紫外線を照射して現像液に
不溶化式せる方法、あるいは耐水性の絶縁用樹脂を半導
体ウェー八表面にコーティングした後センサ領域の樹脂
をエツチングする方法を使用できる。
〔作用〕
l5FETが設けらnた半導体ウェーハを絶縁体ウェー
ハにはりあわせ、嘔らに半導体ウェーハ表面から少なく
とも絶縁体ウェーハに達する溝を設け、この溝を耐水性
の絶縁用樹脂で埋めることに工り、上記工5FETはボ
ンディングバット部を除き、全体が絶縁体で取り凹まれ
る。すなわち、I 5FETの表面は酸化シリコン膜と
窒化シリコン膜、l5FETの111II面は上記溝部
の耐水性絶縁用樹脂、l5FETの裏面は絶縁体ウェー
ハによって覆われる。このようにウェーハの状態でそれ
ぞれのl5FETが完全に絶縁体で取り囲まれているた
め、上記の溝の幅よりも薄いダイシング用ブレードを用
いて上記溝部を切断することにより、絶縁体で取り囲ま
れたチップ状のl5FETを簡単に製造することができ
る。
〔実施例〕
以下本発明について実施例を示す図面を参照して説明す
る。第1図から第6図は本発明による半導体イオンセン
サの製造方法の一実施例を示すセンサ部の断面図である
。各図において、1はp形シリコン基板(ウェーハ)、
2は高不純物濃度n形シリコンからなるソース頭載、3
は高不純物濃度n形シリコンからなるドレイン領域、4
は高不純物濃度p形シリコンからなるフィールド領域、
5は酸化シリコン膜、6は雪化シリコン膜、7はアルカ
リ金属イオンを含むガラス(絶縁体ウェーハ)、8は感
光性樹脂である。次に製造工程を順を追って説明する。
第1図において、p形シリコンウェーハ1に不純物を拡
散して高不純物濃度n影領域2,3と高不純物濃度p影
領域4を形成した後、酸化シリコン膜5をシリコンの熱
酸化で形成し、窒化シリコン膜6を化学気相蒸着法で形
成してl5FETをワエーハ内につくる。次に、このl
5FETが形成てれたシリコンウェーハの裏面に第2図
のようにアルカリ金、属イオンを含むガラス、たとえば
パイレックスガラス製のウェーハ7をWjt接合法によ
りはり合わせる。静電接合法は、上記の2枚のウェーハ
1,7を接触させ、400℃以上の高温下で、シリコン
ウェーハ1を負極に、パイレックスガラス製ウェーハ7
を正極にして数百?ルトの電圧を印加することによりは
りあわせる方法を用いて、強い接着強度が得られる。そ
の鏝、ダイシング用ブレードにより第3図のように上記
シリコンウェーハ1の表面側から少なくとも上記パイレ
ックスガラス製ウェーハ7に達する;g9r設ける。こ
の溝9の幅は、使用するダイシング用グレードの厚さに
よりコントロールでき、本′−A施例では約200μm
の厚さのグレードを使用した。次に、第4図において、
感光性樹脂8を上記半導体ウェーハの表面に塗布する。
感光性樹脂8としては通常のIC製造工程で使用される
フォトレジストを用いることができるが耐水性と密着性
の良いものを選ぶ必要がある。ここでは、東京応化製の
OMR−83ネガ型フオトレジストを使用した。その後
、第5図のように感光性樹脂8をフォトマスクを使って
露光し現像することにより、上記タイシング用グレード
により形成された溝部を含む領域にだけ残し、十分な熱
処理、たとえば150℃、1時間をほどこす。最後に、
上記の溝の幅よりも薄いダイシング用ブレードを便用し
て、上記溝部をダイシングして第6図に示すチップ状の
l5FETを得る。第5図から分かるように、本発明に
よればウェーハの状態でl5FETの周辺が絶縁体で取
シ囲まれているため、ダイシングして取り出されたチッ
プ状のl5FETは既に電気的な絶縁かほどとてれ、そ
の後、リード線を接続するだけで、半導体オンセンサが
完成する。
〔発明の効果〕
このように、本発明方法によればウェーハの状態でl5
FETの電気的絶縁がなされるため、大撞生産に適して
いる。また、ダイシングブレードにより溝を形成する工
程は、通常のウェーハのダイシングと共通の工程であり
、特別の製造技術を要せず、さらにバルク状シリコンウ
ェーハヲ使用するためシリコンオンサファイアウェーハ
全使用したl5FETに比べ低価格となる。
本発明によれば、1つのチップに複数のl5FETやM
ISFETを設けた集積化半導体イオンセンナの製造に
適用できることは明らかで、ブらにこれらのl5FET
やMISFETは互いに一気的に絶縁されることが可能
なことも第5図から明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明による半導体イオンセンサの製
造方法の一実施例を工程順に示す断面図で、これらの図
において、lはp形シリコン基板、2は高不純物濃度n
形シリコンからなるソース領域、3は高不純物a度n形
シリコンからなるドレイン領域、4は高不純物濃度p形
シリコンからなるフィールド領域、5は酸化シリコン膜
、6は窒化シリコン膜、7はパイレノクスガラスウェー
ハ(絶縁体ウェーハ)、8は感元性樹脂、9は溝である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体を用いて形成される電界効果型イオンセン
    サの製造方法において、半導体ウェーハの表面に電界効
    果型イオンセンサを設けた後この半導体ウェーハの裏面
    に絶縁体ウェーハをはりあわせる工程と、上記半導体ウ
    ェーハのダイシング領域に半導体ウェーハ表面から少な
    くとも絶縁体ウェーハに達する溝をダイシング用ブレー
    ドにより設ける工程と、上記の溝を耐水性の絶縁用樹脂
    で埋める工程と、上記の溝の幅よりも薄いダイシング用
    ブレードを用いて上記溝部を切断することによりウェー
    ハをダイシングする工程とを含むことを特徴とする半導
    体イオンセンサの製造方法。
JP60278377A 1985-12-10 1985-12-10 半導体イオンセンサの製造方法 Pending JPS62135760A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6478144A (en) * 1987-09-19 1989-03-23 Fujitsu Ltd Semiconductor chemical sensor
JP2008542733A (ja) * 2005-05-30 2008-11-27 メトラー−トレド アクチェンゲゼルシャフト 電気化学センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6478144A (en) * 1987-09-19 1989-03-23 Fujitsu Ltd Semiconductor chemical sensor
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