JPS62135465A - 2−ベンジル−4(3h)−ピリミジノン誘導体 - Google Patents
2−ベンジル−4(3h)−ピリミジノン誘導体Info
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- JPS62135465A JPS62135465A JP27516685A JP27516685A JPS62135465A JP S62135465 A JPS62135465 A JP S62135465A JP 27516685 A JP27516685 A JP 27516685A JP 27516685 A JP27516685 A JP 27516685A JP S62135465 A JPS62135465 A JP S62135465A
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- JP
- Japan
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- formula
- group
- carbon atoms
- compound
- benzyl
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は新規な2−ベンジル−4(3H)−ピリミジノ
ン誘導体に関し、更に詳しくは、カルシウム拮抗作用、
血管拡張作用、抗高血圧作用を有する2−ベンジル−4
(3H)−ピリミジノン誘導体又はそれらの薬学的に許
容される敢行加塩に関する。
ン誘導体に関し、更に詳しくは、カルシウム拮抗作用、
血管拡張作用、抗高血圧作用を有する2−ベンジル−4
(3H)−ピリミジノン誘導体又はそれらの薬学的に許
容される敢行加塩に関する。
[従来技術]
今日までのところ、2位にベンジル基を置換基として有
する3−アミノアルキル−4(3H)−ピリミジノン誘
導体に関しては文献にその記載がない。
する3−アミノアルキル−4(3H)−ピリミジノン誘
導体に関しては文献にその記載がない。
前記化合物と類似の構造を有する化合物としては、ピリ
ミジン環とベンゼン環が縮合した2−ベンジル−3−ア
ミノ−4(3H)−キナゾリン誘導体が文献に記載され
ている。即ち、 で示される2−ベンジル−3−(2−ジエチルアミンエ
チル) −4(3)I)−キナゾリノンが鎮痙作用を有
することが報告されている[アルツナイムOフォルシュ
(Arzneim、 Forsch、)±3 、688
(1963)]。
ミジン環とベンゼン環が縮合した2−ベンジル−3−ア
ミノ−4(3H)−キナゾリン誘導体が文献に記載され
ている。即ち、 で示される2−ベンジル−3−(2−ジエチルアミンエ
チル) −4(3)I)−キナゾリノンが鎮痙作用を有
することが報告されている[アルツナイムOフォルシュ
(Arzneim、 Forsch、)±3 、688
(1963)]。
また。
次式:
で示される2−ベンジル−3−(2−アミノエチル)−
4(3H)−キナゾリノンが知られているが、その薬理
作用については報告されていない[ジャーナルーオブΦ
インディアンφケミカル0ソサイエテ4−(J、 In
dian Chew、 Sac、)、旦1゜835 (
1980)]。
4(3H)−キナゾリノンが知られているが、その薬理
作用については報告されていない[ジャーナルーオブΦ
インディアンφケミカル0ソサイエテ4−(J、 In
dian Chew、 Sac、)、旦1゜835 (
1980)]。
しかし、シクロアルケン環がピリミジン環と縮合した2
−ベンジル−4(3H)−ピリミジノン誘導体について
は文献に記載がない、また前記の二化合物もベンゼン環
とシクロアルケン環の性質の差異を考えれば、該誘導体
との構造上及び化学的性質上の相違は明白である。
−ベンジル−4(3H)−ピリミジノン誘導体について
は文献に記載がない、また前記の二化合物もベンゼン環
とシクロアルケン環の性質の差異を考えれば、該誘導体
との構造上及び化学的性質上の相違は明白である。
[発明の目的]
本発明の目的は、新規にして宥用な2−ベンジル−4(
3H)−ピリミジノン誘導体を提供することにある。
3H)−ピリミジノン誘導体を提供することにある。
[発明の構成]
本発明は。
次式(1):
L式中、又は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
アルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を表し;a
は1〜3の整数を表し、R1及びR2は、それぞれ独立
に、水素原子、炭素a1〜5のアルキル基又は (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
アルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を表し;b
は1〜3の整数を表し;見は1〜5の整数を表す、) で示される基を表すか、あるいは協働して窒素原子と共
に (式中、Aは炭素数2〜6のアルキレン基又は式: −
CH2CH20CH2CH2−で示される基を表す。) で示される環状アミノ基を表し1mは3〜5の整数を表
し;nは1〜5の整数を表す、]で示される2−ベンジ
ル−4(3H)−ピリミジノン誘導体又はそれらの薬学
的に許容される醜行加塩に関するものである。
アルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を表し;a
は1〜3の整数を表し、R1及びR2は、それぞれ独立
に、水素原子、炭素a1〜5のアルキル基又は (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
アルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を表し;b
は1〜3の整数を表し;見は1〜5の整数を表す、) で示される基を表すか、あるいは協働して窒素原子と共
に (式中、Aは炭素数2〜6のアルキレン基又は式: −
CH2CH20CH2CH2−で示される基を表す。) で示される環状アミノ基を表し1mは3〜5の整数を表
し;nは1〜5の整数を表す、]で示される2−ベンジ
ル−4(3H)−ピリミジノン誘導体又はそれらの薬学
的に許容される醜行加塩に関するものである。
前記式(1)中、X、Y、R” RびR2(7)定義に
おいて、炭素数1〜5のアルキル基としては、例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、5eC−ブチル基、n−ペンチル基が挙
げられる。X及びYの定義において、炭素数1〜5のフ
ルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、
n −プロポキシ基、インプロポキシ基、n−ブトキシ
基、n−ペントキシ基が挙げられる。X及びYの定義に
おいて、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子
、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
おいて、炭素数1〜5のアルキル基としては、例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、5eC−ブチル基、n−ペンチル基が挙
げられる。X及びYの定義において、炭素数1〜5のフ
ルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、
n −プロポキシ基、インプロポキシ基、n−ブトキシ
基、n−ペントキシ基が挙げられる。X及びYの定義に
おいて、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子
、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
X及びYはそれぞれモノ置換、ジ置換、トリ置換でもよ
く、またX又はYがジ置換又はトリ置換の場合、置換基
は互いに同一でも異なっていてもよい。
く、またX又はYがジ置換又はトリ置換の場合、置換基
は互いに同一でも異なっていてもよい。
R1及びR2が協働して窒素原子と共に形成は、例えば
アジリジノ基、ピロリシフ基、ピペリジノ基、ヘキサメ
チレンイミノ基、モルホリノ基が挙げられる。
アジリジノ基、ピロリシフ基、ピペリジノ基、ヘキサメ
チレンイミノ基、モルホリノ基が挙げられる。
また、薬学的に許容される酸付加塩としては。
塩基性化合物の毒性を実質的に増大しない酸の付加塩を
意味する。これらは、例えば塩酸、硫酩、リン酸等の鉱
酸、又は酢酸、マロン酸、フマル酸、マレイン酸、コハ
ク酸、酒石酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の有機酸の塩が挙げられる。このような酸付加塩
は本発明化合物を適当な溶媒に溶かし、酸をそのまま、
あるいは適当な溶媒に溶かして加えることにより得られ
る。適当な溶媒としては、例えばエーテル、エタノール
等が挙番f゛られる。
意味する。これらは、例えば塩酸、硫酩、リン酸等の鉱
酸、又は酢酸、マロン酸、フマル酸、マレイン酸、コハ
ク酸、酒石酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の有機酸の塩が挙げられる。このような酸付加塩
は本発明化合物を適当な溶媒に溶かし、酸をそのまま、
あるいは適当な溶媒に溶かして加えることにより得られ
る。適当な溶媒としては、例えばエーテル、エタノール
等が挙番f゛られる。
次に本発明の化合物の製造法について述べる。
本発明の化合物(I)は、例えば以下に示す合成経路A
−Hにより製造することができる。
−Hにより製造することができる。
経路A
経路B
。
経路C
経路D
■
経路E
(式中、X、R1、R2、a、m及びnは前述の意味を
有し;R3は炭素数1〜5のアルキル基を表し;R4は
ハロゲン原子、メシルオキシ基又はトシルオキシ基を表
す、) 合成経路A 合成経路Aは、?−(フェニルアセチルアミン)シクロ
アルケンカルボン酸エステルX8’1(II )とジア
ミン(■)とを縮合閉環することにより化合物(I)を
得る製造法である。ジアミン(■)は化合物(II )
に対して0.5〜5当量用いる。反応溶媒は、反応に関
与しない溶媒ならば特に限定されないが、例えばベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジエチル
エーテル等のエーテル類:アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類;酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等が挙げられる。反応温度は0〜
250℃、好ましくは100〜200°Cで1反応時間
は0.5〜48時間、好ましくは1〜24時間である。
有し;R3は炭素数1〜5のアルキル基を表し;R4は
ハロゲン原子、メシルオキシ基又はトシルオキシ基を表
す、) 合成経路A 合成経路Aは、?−(フェニルアセチルアミン)シクロ
アルケンカルボン酸エステルX8’1(II )とジア
ミン(■)とを縮合閉環することにより化合物(I)を
得る製造法である。ジアミン(■)は化合物(II )
に対して0.5〜5当量用いる。反応溶媒は、反応に関
与しない溶媒ならば特に限定されないが、例えばベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジエチル
エーテル等のエーテル類:アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類;酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等が挙げられる。反応温度は0〜
250℃、好ましくは100〜200°Cで1反応時間
は0.5〜48時間、好ましくは1〜24時間である。
また、必要に応じて酸又は塩基を触媒として添加しても
よい。
よい。
合成経路B
合成経路Bは、2−ベンジル−6H−1,3−オキサジ
ン−6−オン誘導体(III)とジアミン(■)との縮
合により化合物CI)を得る製造法である。ジアミン(
■)は化合物(III)に対して0.5〜5当量用いる
0反応溶媒は、反応に関与しなければ特に限定されない
が、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸エチル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等が挙げられる
0反応温度は0〜200°C1好ましくは100〜15
0℃で、反応時間は0.5〜48時間、好ましくは1〜
24時間である。また、必要に応じて醜又は塩基を触媒
として添加してもよい。
ン−6−オン誘導体(III)とジアミン(■)との縮
合により化合物CI)を得る製造法である。ジアミン(
■)は化合物(III)に対して0.5〜5当量用いる
0反応溶媒は、反応に関与しなければ特に限定されない
が、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸エチル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等が挙げられる
0反応温度は0〜200°C1好ましくは100〜15
0℃で、反応時間は0.5〜48時間、好ましくは1〜
24時間である。また、必要に応じて醜又は塩基を触媒
として添加してもよい。
合成経路C
合成経路Cは、N−置換アミノアル勢ルー3−(フェニ
ルアセチルアミン)アクリル醜アミド訪導体(IV)を
縮合閉環する化合物(I)の製造法である。反応は、無
溶媒であるいは反応に関与しない溶媒、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;テトラヒ
ドロフラン。
ルアセチルアミン)アクリル醜アミド訪導体(IV)を
縮合閉環する化合物(I)の製造法である。反応は、無
溶媒であるいは反応に関与しない溶媒、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;テトラヒ
ドロフラン。
ジオキサン、エチレングリコールジエチルエーテル等の
エーテル類:アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類;酢酸エチル、無水酢酸、ジメチルホルムアミド又は
ジメチルスルホキシド等の溶媒中で行なう0反応温度は
0〜200℃、好ましくはioo〜150℃で、反応時
間は、0.5〜48時間、好ましくは1〜24時間であ
る。
エーテル類:アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類;酢酸エチル、無水酢酸、ジメチルホルムアミド又は
ジメチルスルホキシド等の溶媒中で行なう0反応温度は
0〜200℃、好ましくはioo〜150℃で、反応時
間は、0.5〜48時間、好ましくは1〜24時間であ
る。
また、必要に応じて酸を触媒として添加してもよい。
合成経路り
合r&Hmot*、2−ベンジル−3−(ハロゲノアル
キル又はスルホニルオキシアルキル)ピリミジン−4(
3H)−オン誘導体(V)とアミン(■)との反応によ
り化合物(1)を得る製造法である。アミン(■)は化
合物(V)に対して0.5〜5当量用いる。反応溶媒は
、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メタ
ノール、エタノール、イソアミルアルコール等のアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類;ジメチルホルムアミ
ド、酢酸エチル、ジメチルスルホキシド等が挙げられる
0反応温度は0〜200℃、好ましくは50〜150℃
で。
キル又はスルホニルオキシアルキル)ピリミジン−4(
3H)−オン誘導体(V)とアミン(■)との反応によ
り化合物(1)を得る製造法である。アミン(■)は化
合物(V)に対して0.5〜5当量用いる。反応溶媒は
、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メタ
ノール、エタノール、イソアミルアルコール等のアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類;ジメチルホルムアミ
ド、酢酸エチル、ジメチルスルホキシド等が挙げられる
0反応温度は0〜200℃、好ましくは50〜150℃
で。
反応時間は0.5〜48時間、好ましくは1〜24時間
である0反応に際し、脱醸剤として過剰のアミン(■)
、又はトリエチルアミン、ピリジン、ジアザビシクロウ
ンデセン等のアミン類、若しくは水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等
の無機塩基を存在させることは反応を円滑に進める上で
好ましい。
である0反応に際し、脱醸剤として過剰のアミン(■)
、又はトリエチルアミン、ピリジン、ジアザビシクロウ
ンデセン等のアミン類、若しくは水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等
の無機塩基を存在させることは反応を円滑に進める上で
好ましい。
合成経路E
合成経路Eは、2−ベンジルピリミジン−4(3H)−
オン誘導体(Vl)とアミノアルキルハライド(又はア
ミノアルキルスルホネート)(IX)との反応による化
合物(1)の製造法である。アミノアルキルハライド(
又はアミノアルキルスルホネート) (IX)は化合
物(Vl)に対し、0.5〜5出量用いる。反応溶媒は
、反応に関与しない溶媒ならば特に限定されないが1例
えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
;メタノール、エタノール、イソアミルアルコール等の
アルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチ
レングリコールジエチルエーテル等のエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢醜エチル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド等が挙げられる0反応温度は0〜200
℃。
オン誘導体(Vl)とアミノアルキルハライド(又はア
ミノアルキルスルホネート)(IX)との反応による化
合物(1)の製造法である。アミノアルキルハライド(
又はアミノアルキルスルホネート) (IX)は化合
物(Vl)に対し、0.5〜5出量用いる。反応溶媒は
、反応に関与しない溶媒ならば特に限定されないが1例
えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
;メタノール、エタノール、イソアミルアルコール等の
アルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチ
レングリコールジエチルエーテル等のエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢醜エチル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド等が挙げられる0反応温度は0〜200
℃。
好ましくは50〜150℃で、反応時間は0.5〜48
時間、好ましくは1〜24時間である。反応に際し、金
属ナトリウム、水素化ナトリウム。
時間、好ましくは1〜24時間である。反応に際し、金
属ナトリウム、水素化ナトリウム。
カリウムし−ブトキシド等の塩基を存在せしめると反応
が円滑に進行する。
が円滑に進行する。
本発明の化合物を医薬として用いる場合、常法によりヒ
トに経口又は非経口で適用される。経口的に用いる場合
は1回1−100mgを1日1〜3回投与するのが好ま
しく、静脈注射の場合は1日0,01〜longを1日
1〜5回投与するのが好ましく、また、直腸内投与の場
合は1回1〜100mgを1日1〜3回投与するのが好
ましい。その際、本発明の化合物(1)又はその塩は、
通常用いられる製薬用担体、賦形剤その他の添加物を含
む組成物で利用するのが一般的である。医薬担体は固体
でも液体でもよく、固体担体の例としては乳糖、白陶土
、ショ糖、結晶セルロース、コーンスターチ、タルク、
寒天、ペクチン、アカシア、ステアリン酸、ステアリン
酸マグネシウム、レシチン、塩化ナトリウム等が挙げら
れる。液状担体の例としては、シロップ、グリセリン、
落花生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油、エタノ
ール、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、水
等が挙げられる。
トに経口又は非経口で適用される。経口的に用いる場合
は1回1−100mgを1日1〜3回投与するのが好ま
しく、静脈注射の場合は1日0,01〜longを1日
1〜5回投与するのが好ましく、また、直腸内投与の場
合は1回1〜100mgを1日1〜3回投与するのが好
ましい。その際、本発明の化合物(1)又はその塩は、
通常用いられる製薬用担体、賦形剤その他の添加物を含
む組成物で利用するのが一般的である。医薬担体は固体
でも液体でもよく、固体担体の例としては乳糖、白陶土
、ショ糖、結晶セルロース、コーンスターチ、タルク、
寒天、ペクチン、アカシア、ステアリン酸、ステアリン
酸マグネシウム、レシチン、塩化ナトリウム等が挙げら
れる。液状担体の例としては、シロップ、グリセリン、
落花生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油、エタノ
ール、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、水
等が挙げられる。
本発明の化合物を含んだ医薬は1種々の剤層をとること
ができ、固体担体を用いる場合は、錠剤、粉末、顆粒、
硬ゼラチンカプセル入り粉末若しくは顆粒、層剤又はト
ローチとすることができる。
ができ、固体担体を用いる場合は、錠剤、粉末、顆粒、
硬ゼラチンカプセル入り粉末若しくは顆粒、層剤又はト
ローチとすることができる。
固体担体の量は広範に変えることができるが、好ましく
は約1mg−Lgとする。液状担体を用いる場合は、ジ
ロー、プ、乳液、軟ゼラチンカプセル、更にアンプル入
りのような滅菌注射剤又は水性若しくは非水性の懸濁液
とすることができる。
は約1mg−Lgとする。液状担体を用いる場合は、ジ
ロー、プ、乳液、軟ゼラチンカプセル、更にアンプル入
りのような滅菌注射剤又は水性若しくは非水性の懸濁液
とすることができる。
また、本発明の化合物(1)又はその塩をシクロデキス
トリン包接化合物又はリポソーム中に入れる操作をして
用いることもできる。
トリン包接化合物又はリポソーム中に入れる操作をして
用いることもできる。
[発明の効果]
本発明の化合物は、カルシウム拮抗作用、血管拡張作用
、抗高血圧作用を有し、心臓及び循環系の医薬として有
用である。
、抗高血圧作用を有し、心臓及び循環系の医薬として有
用である。
[発明の実施例]
次に本発明を実施例により更に具体的に説明するが、こ
れにより本発明は何ら制限を受けるものではない。
れにより本発明は何ら制限を受けるものではない。
実施例I
Q −(ウ E −XM J L
4−s−l(・ −7x2 +1. )
Q −2−ジメチルアミノエ ル −567 皇ILXI色處 2−(2,5−ジメトキシベンジル)−5゜6.7.8
−テトラヒドロ−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−
オン 301mg (1,0ミリモル)及びN、N−ジ
メチルエチレンジアミン10.2mg C1、0ミリモ
ル)をキシレン10m文に溶解し8時間加熱還流後、キ
シレンを留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出液;5%エタノール/塩化メチ
レン)により精製し、2−(2,5−ジメトキシベンジ
ル) −3−(2−ジメチルアミノエチル)−5,6,
7,8−テトラヒドロ−4(3H) −キナゾリノン
0.21gを得た。
4−s−l(・ −7x2 +1. )
Q −2−ジメチルアミノエ ル −567 皇ILXI色處 2−(2,5−ジメトキシベンジル)−5゜6.7.8
−テトラヒドロ−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−
オン 301mg (1,0ミリモル)及びN、N−ジ
メチルエチレンジアミン10.2mg C1、0ミリモ
ル)をキシレン10m文に溶解し8時間加熱還流後、キ
シレンを留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出液;5%エタノール/塩化メチ
レン)により精製し、2−(2,5−ジメトキシベンジ
ル) −3−(2−ジメチルアミノエチル)−5,6,
7,8−テトラヒドロ−4(3H) −キナゾリノン
0.21gを得た。
これをエタノール2mAに溶解し、10%塩化水素エタ
ノール溶液0.2miを加え、更にエーテルを加えて析
出した結晶を炉底して塩酸塩0.17g(収率40%)
を得た。
ノール溶液0.2miを加え、更にエーテルを加えて析
出した結晶を炉底して塩酸塩0.17g(収率40%)
を得た。
融点 245〜250℃(分解)
質量スペクトル(m/z)
385 (M”)、58 (基準イオンピーク)実施例
2〜8 実施例1と同様の方法により本発明の化合物(化合物番
号2〜8)を合成した。それぞれの融点、質量スペクト
ルの測定結果を表工に示す。
2〜8 実施例1と同様の方法により本発明の化合物(化合物番
号2〜8)を合成した。それぞれの融点、質量スペクト
ルの測定結果を表工に示す。
実施例9
3−2−ジメ ルアミノエ ル −35678,9−へ
キサヒドロ−2−4−メタン−4−オンの合 OMe O ■ 2−(4−メトキシベンジル)−6,7,8゜9−テト
ラヒドロシクロヘプト[dl [1,3]オキサシア
ー4(5H)−オフ325mg(1,14ミリモル)及
びN、N−ジメチルエチL/7ジアミy 151mg
(1,71ミリモル)から実施例1と同様の方法により
3−(2−ジメチルアミノエチル)−3,5,6,7,
8,9−へキサヒドロ−2−(4−メトキシベンジル)
−4H−シクロヘプタピリミジン−4−オン 40mg
(収率9.9%)を得た。
キサヒドロ−2−4−メタン−4−オンの合 OMe O ■ 2−(4−メトキシベンジル)−6,7,8゜9−テト
ラヒドロシクロヘプト[dl [1,3]オキサシア
ー4(5H)−オフ325mg(1,14ミリモル)及
びN、N−ジメチルエチL/7ジアミy 151mg
(1,71ミリモル)から実施例1と同様の方法により
3−(2−ジメチルアミノエチル)−3,5,6,7,
8,9−へキサヒドロ−2−(4−メトキシベンジル)
−4H−シクロヘプタピリミジン−4−オン 40mg
(収率9.9%)を得た。
融点 91〜93.5℃
質量スペクトル(m/z)
355(M“)、 71 (基準イオンピーク)応用
例1 カルシ ム ラット摘出胸部大動脈条片のカルシウム収縮に対する本
発明化合物の拮抗作用について検討した。
例1 カルシ ム ラット摘出胸部大動脈条片のカルシウム収縮に対する本
発明化合物の拮抗作用について検討した。
体重350〜450gの雄性ウィスター系ラットの胸部
大動脈を摘出し、螺旋性標本を作成した。この標本を除
カルシウムクレープスーヘンゼライト(Krebs−H
enseleit)液中に吊るし80mMカリウムの存
在下で10mMCa2+になるようにCaCl2を添加
して標本に収縮を起こさせた。
大動脈を摘出し、螺旋性標本を作成した。この標本を除
カルシウムクレープスーヘンゼライト(Krebs−H
enseleit)液中に吊るし80mMカリウムの存
在下で10mMCa2+になるようにCaCl2を添加
して標本に収縮を起こさせた。
最大収縮状態にある標本に被験化合物を添加して弛緩作
用を調べた。結果を化合物番号と対応させ表IIに示す
。
用を調べた。結果を化合物番号と対応させ表IIに示す
。
表 II
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
アルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を表し;a
は1〜3の整数を表し;R^1及びR^2は、それぞれ
独立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は 次式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yは水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
アルキル基又は炭素数1〜5のアルコキシ基を表し;b
は1〜3の整数を表 し;lは1〜5の整数を表す。) で示される基を表すか、あるいは協働して窒素原子と共
に 次式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは炭素数2〜6のアルキレン基又は式:−C
H_2CH_2OCH_2CH_2−で示される基を表
す。) で示される環状アミノ基を表し;mは3〜5の整数を表
し;nは1〜5の整数を表す。] で示される2−ベンジル−4(3H)−ピリミジノン誘
導体又はそれらの薬学的に許容される酸付加塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27516685A JPS62135465A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 2−ベンジル−4(3h)−ピリミジノン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27516685A JPS62135465A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 2−ベンジル−4(3h)−ピリミジノン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62135465A true JPS62135465A (ja) | 1987-06-18 |
Family
ID=17551592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27516685A Pending JPS62135465A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 2−ベンジル−4(3h)−ピリミジノン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62135465A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6444816B1 (en) | 1997-10-27 | 2002-09-03 | Dr. Reddy's Research Foundation | Fused 7-oxo-pyrimidinyl compounds, preparation, composition and use thereof |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP27516685A patent/JPS62135465A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6444816B1 (en) | 1997-10-27 | 2002-09-03 | Dr. Reddy's Research Foundation | Fused 7-oxo-pyrimidinyl compounds, preparation, composition and use thereof |
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