JPH02200685A - 新規なインドール誘導体 - Google Patents

新規なインドール誘導体

Info

Publication number
JPH02200685A
JPH02200685A JP1315531A JP31553189A JPH02200685A JP H02200685 A JPH02200685 A JP H02200685A JP 1315531 A JP1315531 A JP 1315531A JP 31553189 A JP31553189 A JP 31553189A JP H02200685 A JPH02200685 A JP H02200685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
lower alkyl
methyl
group
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1315531A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH064637B2 (ja
Inventor
Charles Malen
シャルル マレン
Jean-Michel Lacoste
ジャン―ミシェル ラコステ
Michel Laubie
ミシェル ロウビー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADIR SARL
Original Assignee
ADIR SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ADIR SARL filed Critical ADIR SARL
Publication of JPH02200685A publication Critical patent/JPH02200685A/ja
Publication of JPH064637B2 publication Critical patent/JPH064637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/08Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for nausea, cinetosis or vertigo; Antiemetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/20Hypnotics; Sedatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なインドール誘導体、これらの化合物の製
造方法およびこれらの化合物を含有する医薬組成物に関
する。
さらに特に、本発明は5−ヒドロキシトリプタミン(5
−HT)レセプター、さらに特に5HT aレセプター
に対する拮抗作用性を有する誘導体に関する。このレセ
プターは中枢系および末梢系の両方の多くの障害に関連
性を有することが知られている。
特に、ヨーロッパ特許出願箱0. 191. 562号
、同第0.210,840号、同第o、219.929
号、同第0.275,668号および同第0.275,
669号、およびまた、フランス国特許出願2,601
,951に記載されている、多くのテトラヒドロ−4−
カルバゾロン化合物の5  HT aレセプターに対す
る拮抗作用性はすでに知られている。これらの特許出願
に記載されている全部の化合物の中で、GR38o32
の名称がつけられている化合物は5  HT aレセプ
ターに対して強力な拮抗活性を有する。この化合物は次
式で示される誘導体である: H3 本出願人はここに、対照化合物G R380’32の拮
抗活性に比較して、5−HT3レセプターに対する有意
に大きい拮抗活性を有する、新規なインドール誘導体を
見い出した。さらにまた、これらの化合物の作用の持続
は有意に長く、従って、これらの化合物は治療用途にさ
らに良好に適合する。
さらに詳細には、本発明は下記の式(I)で示される誘
導体および相当する場合に、それらの異性体、およびま
た、医薬的に許容される酸との、それらの付加塩に関す
るものである: [式中、ASB、GおよびDは、同一または異なること
ができ、それぞれ、水素原子またはハロゲン原子、ある
いは1個または2個以上のハロゲン原子で置換されてい
てもよい、直鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基、あ
るいはまた、低級アルコキシ基を表わし、 Xは水素原子、直鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基
または基5O2E(式中、Eは直鎖状または分枝鎖状の
低級アルキル基であるか、あるいは直鎖状または分枝鎖
状の低級アルキル基で置換されていてもよいアリール基
を表わす)を表わし、Tは水素原子または低級アルキル
基を表わし、R3は水素原子または直鎖状または分枝鎖
状の低級アルキル基、あるいは1個または2個以上の直
鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基で置換されていて
もよいアリール基を表わし、 nおよびmは、同一または異なることができ、それぞれ
0または1であり、 RおよびR2は、同一または異なることかで■ き、それぞれ水素原子あるいは直鎖状または分枝鎖状の
低級アルキル基を表わし、あるいはまた、R1とR2と
は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、飽
和または不飽和の一環状または二環状の窒素含有へテロ
環状系を形成することもでき、この環はそれぞれ、5員
または6員であり、窒素、酸素またはイオウから選ばれ
る他のへテロ原子の1個または2個を含有していてもよ
く、そして1個または2個以上の、直鎖状または分枝鎖
状の低級アルキルまたはアルコキシ基により、あるいは
アリール基(このアリール基は、それ自体が1個または
2個以上の、低級アルキル、低級アルコキシまたはトリ
フルオロメチル基で、あるいはまた、1個または2個以
上のハロゲン原子で置換されていてもよい)により置換
されていてもよく、あるいはまた、 (式中、RRおよびR6は、同一または異4 ゝ  5 なることができ、それぞれ、水素原子または直鎖状また
は分枝鎖状の低級アルキル基を表わす)を表わすことが
でき、あるいはまた、R4はR5と一緒になって、架橋
(CH,、)p (式中pは2〜4である)を形成して
いてもよく、あるいはまた、R1は10.11−ジヒド
ロ−5H−ジベンゾ[a、dl シクロへブテン−5−
イル基を表わすことができ、そしてR2は水素原子を表
わすことができる。
ただし、上記の低級アルキル基または低級アルコキシ基
は炭素原子1〜6個を有する基を意味するものとする]
式(1)で示される化合物に付加して、付加塩を形成す
ることができる酸の中には、塩酸、硫酸、ホスホン酸、
酒石酸、リンゴ酸、マレイーン酸、フマール酸、シュウ
酸、コハク酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、
樟脳酸およびクエン酸などを例としてあげることができ
る。
本発明はまた、式(1)で示される化合物を得る方法を
包含する。この方法は、式■ (式中、A、B、GおよびDは、式(1)の場合と同一
の意味を有し、モしてxlは水素原子または低級アルキ
ル基を表わす) で示される誘導体を、三硫化リンのような硫化剤の存在
の下に、縮合および処理し、得られた式(式中、A、B
、G、DおよびXlは上記と同一の意味を有する) で示される誘導体を、式(IV) JCHR−(CH2) IQ−CTK−COOR(IV
) (式中、mは0を表わし、この場合には、JおよびKは
一緒になって、π結合を表わし、あるいはmは1を表わ
し、この場合には、Jはハロゲン原子を表わし、そして
Kは水素原子を表わし、そして Rは水素原子または直鎖状または分枝鎖状の低級アルキ
ル基を表わし、そして TおよびR3は式(1)の場合と同一の意味を有する) で示される誘導体で処理し、式(V) するRがH以外の基である場合には、アルカリ性剤を作
用させ、式(V)で示される誘導体において、RがHを
表わす特定の場合に相当する式で示される誘導体を生成
し、 コノ生成物に、V、POLLMANおよびG、SCHR
AMM ノ方法(Biochem Bjophysjc
a Aeta、 Li2.80.1頁)に従い製造され
るポリホスフェートエステルを、好ましくは窒素雰囲気
の下に、作用させ、式(Vl)(式中、A、BSG、D
、T、R,R3、X、およびmは上記と同一の意味を有
する) で示される誘導体を生成し、この生成物中に存在(式中
、A−,8% G−、Ds TSm−、XtおよびR3
は上記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、この生成物を次いで、好ま
しくは窒素雰囲気の下に、ジアルキルアミンまたはその
強酸との塩(式中、R1′およびR2’は低級アルキル
を表わす)の存在の下で、バラホルムアルデヒドで処理
し、式(I)で示される誘導体の特定の場合に相当する
、式(I/A)(式中、ASBs Gs Ds Ra 
、TSmおよびXlは上記と同一の意味を有し、モして
R1′およびR2′は、低級アルキル基を表わす)で示
される誘導体を生成し、この生成物を、必要に応じて、
クロマトグラフィおよび(または)結晶化により精製し
、そしてまた、 式(1)において、R1とR2とが、これらが結合して
いる窒素原子と一緒になって、式(I)の場合に係り定
義したとおりのへテロ環状を形成している誘導体を得る
ことが望まれる場合には、この生成物を次いで、その窒
素原子が水素原子に結合している窒素含有へテロ環状化
合物[この環状化合物は一環状または二環状で、飽和ま
たは不飽和であり、合理は5員または6員であり、そし
て窒素、酸素またはイオウから選ばれる1個または2個
の他のへテロ原子を含有していてもよく、そしてまた、
1個または2個以上の、直鎖状または分枝鎖状の低級ア
ルキルまたはアルコキシ基により、あるいはアリール基
(このアリール基は、それ自体が、1個または2個以上
の低級アルキル、低級アルコキシまたはトリフルオロメ
チル基で、あるいはまた、1個または2個以上のハロ・
ゲン原子で置換されていてもよい)により置換されてい
てもよい]で処理し、式(1)で示される誘導体の特定
の場合に相当する式(I /B)(式中、A、B5G5
 Ds R3、TSmおよびX は上記と同一の意味を
有し、そしてR1およびR2は、これらが結合している
窒素原子と一緒になって、上記定義のとおりのへテロ環
状系を形成している) で示される誘導体を生成し、そしてまだ、式(1)にお
いて、RおよびR2が、それぞれ水素原子を表わす誘導
体を得ることが望まれる場合に、この生成物を10.1
1−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a、dl シクロへブ
テン−5−イルアミンで処理し、クロマトグラフィおよ
び結晶化により精製した後に、式(I)で示される誘導
体の特定の場合に相当する、式(1/C1)(1/C1
) (式中、A% B、GSD、R3、TSmおよびXは上
記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、この生成物を、必要に応じ
て稀釈して、酢酸中で加熱処理し、場合により結晶化し
た後に、式(I)で示される特定の場合に相当する、式
(I/C) (式中、As B5G5 DSR3、T% mおよびX
lは上記と同一の意味を有する)で示される誘導体を生
成し、必要に応じて、クロマトグラフィおよび(または
)結晶化により精製し、そしてまた、 式(1)において、Rtが基 R,が基 を表わし、そしてR2が水素原子を表わす誘導体に相当
する式(1/D) (式中、RRおよびR6は式(1)の場合4 ゝ  5 と同一の意味を有する)を表わす誘導体を得ることが望
まれる場合には、この生成物を式(■)/ 4 (式中、RRおよびR6は式(I)の場合4 ゝ  5 と同一の意味を有する)で示される誘導体の強酸との塩
で処理し、場合により、クロマトグラフィにより精製し
、重金属塩で処理し、次いで必要に応じて、結晶化した
後に、式(I)において、(I /D) (式中、ASB% 0% DSRs 、T−、mおよび
Xlは上記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、そしてまた、xlが水素原
子を表わす場合には、得ることを望まれる式(1)で示
される化合物に応じて、式(■) Ha n  S O2E          (■)(
式中、Eは式(I)の場合と同一の意味を有し、そして
HaJ7はハロゲン原子を表わす)で示される化合物を
、水素化ナトリウムの存在の下に作用させ、抽出および
場合により、カラムクロマトグラフィによる精製の後に
、式(I)において、Xが502Eを表わす誘導体に相
当する式、(I/E) により、クロマトグラフィおよび(または)結晶化によ
り精製した後に、式(1)で示される誘導体の特定の場
合に相当する、式(I /F)(式中、A、BSGSD
、R1、R2、R3、T。
mおよびEは式(1)の場合と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、そしてまた、式(1)にお
いて、nが1を表わす化合物を得ることが望まれる場合
には、式(I /A)、(I/B)、(I/CI)、(
I/C)、(I /D)または(1/E)で示される誘
導体を酸化剤、好ましくはメタ−クロロ過安息香酸で処
理し、場合(式中、A、B、G、D、X、T、、R1、
R2、R3およびmは式(I)の場合と同一の意味を有
し、この場合に、nは1を表わしている)で示される誘
導体を生成し、そして所望により、式(I /A)、(
1/B)、(1/CI)、(1/C)、(I/D)、(
1/E)または(I/F)で示される誘導体を、相当す
る場合に、その異性体に分割し、そして(または)行な
われる可能性がある後続の工程に対してその精製を容易
にするために、塩形成するか、または治療目的に使用す
るために医薬的に許容される酸により塩形成し、そして
必要に応じて、結晶化することを包含する方法である。
式(1)で示される化合物およびまた、それらの医薬的
に許容される酸との付加塩は有用な薬理学的性質を有す
る。
特に、本発明の化合物は、5−HT3セロトニンレセプ
ターに対して、特に強力で、かつまた驚くほど長期間持
続性の拮抗活性を示す。
特に、本発明の化合物は、10μg/kg〜lll1g
/kgの投薬量で、ラットに静脈投与した場合に、Bc
zold−Javjsh作用(セロトニン注射後の徐脈
および血圧降下)に対して、強力に、かつまた延長され
た期間にわたり、拮抗する。この性質は、5−HT3レ
セプターに対する拮抗作用を示している。
従って、本発明の化合物には、セロトニン作用性系の機
能不全に関連する症状の処置にそれらの治療用途が見い
出され、この中枢系または末梢系における5−HT3レ
セプターの遮断は有益な効果を有するものと言うことが
できる。
これらの症状の中では、片頭痛およびさらに一般的に、
痛みを伴なうエピソード、不安、精神分裂、嘔吐、およ
びまた、特に抗癌処置剤の投与後、心拍障害、或る種の
胃腸障害およびまた認識障害、および特に痴呆状態およ
び記憶障害をあげることができる。
本発明の主題はまた、式(1)で示される化合物または
その医薬的に許容される酸との付加塩の一種を、それら
だけで、あるいは一種または二種以上の医薬的に許容さ
れる、非毒性で、不活性の媒質または賦形剤と組合せて
、含有する医薬組成物にある。
本発明による医薬組成物の中では、さらに特別のものと
して、非経口投与、経皮投与、鼻投与、直腸投与、経口
膣投与、眼投与または呼吸器投与に適するもの、特に注
射製剤、エアゾル、点眼剤、点鼻剤、カプセル剤、硬質
ゼラチンカプセル剤、錠剤、舌下錠剤、舌下製剤、バー
、生薬、クリム、軟膏、皮膚ゲルなどをあげることがで
きる。
適当な投薬量は、患者の年令および体重、投与経路およ
び治療指示の種類および組合せ処置の種類によって変わ
り、1回の投与当りまたは1投与量当りで、1マイクロ
グラム〜1グラムの範囲である。
下記の例は本発明を説明するものであり、本発明を制限
するものではない。
記載されている融点はミクローコフラー(kofler
)技法に従い測定した。IH核磁気共鳴スペクトルは内
部対照としてTMSを使用して記録した。
例1 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−9−メチル−2,3,4,6−チトラヒドロ
チオピラノ [2,3−blインドール(塩酸塩) 工程A:1−メチルー2−インドリンチオン無水テトラ
ヒドロフラン1. 301)中の1−メチル−2−イン
ドリノン130g (0,8モル)[コノ化合物はR,
A、ABRAMOVITel(およびり、H,HEY(
J、CheIIl、Soc、 、1954.1699頁
)に従い製造される]および五硫化リン133g (0
,3モル)の懸濁液に、強く撹拌しながら、室温で、重
炭酸ナトリウム148g(1,76モル)を20.づつ
加える。室温で10時間、撹拌した後に、混合物を濾過
し、濾液は水浴上で減圧の下に濃縮させる。
残留物を水/水混合物中に取り、生成する混合物をクロ
ロホルムで3回抽出する。有機相を水で、次いで飽和塩
化ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥させ、次いで蒸発乾
燥させる。残留物はメタノール中で再結晶させる。
収率:93% 融点=177〜118℃ 元素分析: 計算値:  C:6B、22 N:8.58 S:19
.64実測値:C:613.62 N:8.e3 S:
19.7B工程B : 3− (1−メチル−2−イン
ドリルチオ)プロピオン酸 アクリル酸46.8g (0,65モル)中の、工程A
で得られた1−メチル−2−インドリンチオン100g
 (0,613モル)の激しく撹拌した懸濁液にトリエ
チルアミン600m1をゆっくり加える。混合物を12
時間、加熱還流させ、冷却し、次いで減圧の下で濃縮す
る。残留物を10%強度の重炭酸ナトリウム水溶液中に
取り、次いで濾過する。濾液は2倍に稀釈した塩酸で3
の領域のpHが得られるまで、処理する。沈殿の水切り
を行ない、水で洗浄し、次いで乾燥させる。生成物はト
ルエン中で再結晶させる。
収率ニア0% 融点:117〜119℃ 元素分析: 計算値:  C:81.25 H:5.57 N:5.
95 S:13.63実測値二C:61.6fi H:
5.84 N:5.72 S:13.71工程C:4−
オキソ−9−メチル−2,3,49−テトラヒドロチオ
ピラノ[2,3 bコインドール 工程Bで得られた3−(1−メチル−2−インドリルチ
オ)プロピオン酸88.2g (0,375モル)およびW、 POLLMANNおよ
びG、SC−HRAMMの方法[Biochem、Bi
ophysica Acta、 80.1(1963)
 ]に従い製造されるポリホスフェートエステル300
gをクロロホルム3. 5il中に入れる。この混合物
を室温で、窒素雰囲気の下に、16時間、撹拌する。氷
冷水3gで加水分解した後に、有機相を沈降が生じた後
に分離し、水性相はクロロホルムで2回、抽出する。有
機相を集め、10%強度の重炭酸ナトリウム溶液で、次
いで水で洗浄し、次いで乾燥させ、有機媒質を次いで、
水浴上で、減圧の下に蒸発させる。残留物アセトニトリ
ル中で再結晶させる。
収率:87% 融点=164〜165℃ 元素分析: 計算値:  C:[i[i、33 H:5
.lON:8.45S:14.7[i 実測値:  C:8B、18 N:5.02 N:8.
55 S:14.72工程D:3−[(ジメチルアミノ
)メチル]−4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9
−テトラヒドロチオピラノ [2,3−b]インドール 4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒド
ロチオピラノ [2,3−b]インドール21、 7g
 (0,1モル)、ジメチルアミン塩酸塩16. 3g
 (0,2モル)およびバラホルムアルデヒド6gを酢
酸280 ml中に懸濁する。この混合物を強く撹拌し
ながら、窒素雰囲気の下に2時間、100℃に加熱する
。混合物を冷却させた後に、溶剤を蒸発させ、残留物を
酢酸/水混合物(20:80)中に取る。生成する混合
物を酢酸エチルで洗浄し、次いで濃アンモニア溶液でア
ルカリ性にする。得られた沈殿の水切りを行ない、水で
洗浄し、乾燥させ、次いでエタノールから再結晶させる
収率:65% 融点:110〜112℃ 工程E:3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキ
ソ−9−メチル−2,3,4,9テトラヒドロチオピラ
ノ [2,3−b]インドール(塩酸塩) 工程りで得られた3−[(ジメチルアミノ)メチルコー
4−オキソ−9−メチル−2,3,4゜9−テトラヒド
ロチオピラノ[2,3−b]インドールをテトラヒドロ
フラン200m1に溶解する。
この溶液を塩酸のエーテル溶液で、−夜にわたり処理す
る。生成された生成物の水切りを行ない、エチルエーテ
ルで洗浄し、乾燥させ、次いでエタノール中で再結晶さ
せる。
収率:80% 融点=280〜283℃ 元素分析: 計算値:  C:57.95 H:6.IB N:9.
01 S:lO,31実測値:  C:57.53 H
:I3.48 N:8.94 S:lO,31工程F:
3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−9−メチル−2゜3.4.9−テトラヒドロ
チオピラノ [2,3−b]コインドール塩酸塩) 2−メチルイミダゾール1.3g (0,0158モル)および前工程で得られた3[(ジ
メチルアミノ)メチル]−4−オキソ−9−メチル−2
,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ [2,3−b
]コインドール塩酸塩180g (0,0057モル)
の水25m1中の溶液を20時間、加熱還流させる。こ
の混合物を冷却させた後に、生成物の水切りを行ない、
得られた残留物を水で洗浄し、次いで乾燥させる。固形
物を熱いエタノール中に溶解し、次いで塩酸のエタノー
ル溶液で処理する。この混合物を蒸発させ、生成物はエ
タノール中で結晶化させる。
収率ニア5% 融点=232〜234℃ 元素分析: 計算値:  C:58.70 H:5.22 N:12
.08 S:9.22CI:10.19 実測値:  C:58.51 H:5.29 N:12
.07 S:9.30C1:10.33 スペクトル特性 ’HNMR溶剤D20 δ(ppm )δ= 2.40
.  シングレット、3H,=N−C(CH3)=N δ= 2.BO−3,40ppIn、複合、3H,5−
CH2およびC0−CH δ−7,10ppm、シングレット、3H=N−9旦3 δ=4.1O−4,40ppm、マルチプレット、2H
−9旦、−N δ−7,10−7,80pI)III、複合、6H,芳
香族およびエチレン性 例2 2.9−ジメチル−3−[(2−メチル−1−イミダゾ
リル)メチル]−4−オキソ−2,3゜4.9−テトラ
ヒドロチオピラノ [2,3−b]コインドール塩酸塩
) 工程A:3−(1−メチル−2−インドリルチオ)=3
−メチルプロピオン酸 例1の工程Aで得られる。1−メチルインドリン−2−
チオン16.30g (0,01モル)、クロトン酸8
.61g (0,01モル)およびピペリジン5滴の混
合物を、撹拌しながら、6時間、約140℃にする。こ
の混合物を冷却させ、次いで5%強度の水酸化ナトリウ
ム500m1中に取り、次いで水性相を酢酸エチルで洗
浄し、塩酸で酸性にし、次いで塩化メチレンで3回、抽
出する。有機相を乾燥させ、次いで水浴上で、減圧の下
に濃縮する。残留物は、さらに処理することなく、次の
工程で使用する。
収率ニア0% 工程B:2.9−ジメチルー4−オキソ−2,3゜4.
9−テトラヒドロチオピラノ [2゜3−b]コインド
ー ルロロホルム500m1中のポリホスフェートエステル
70gおよび前工程で得られた、3−(1−メチル−2
−インドリルチオ)−3−メチルプロパン酸16.20
g (0,065モル)の混合物を室温で、窒素雰囲気
の下に、3時間撹拌する。
この混合物を氷冷水800m1で稀釈し、有機相を沈降
が生じた後に分離し、水性相はクロロホルムで3回、抽
出する。有機相を集め、次いで1096強度の重炭酸塩
水溶液で、次に水で洗浄し、次いで乾燥させ、溶剤を次
いで、蒸発させる。残留物はアセトニトリルから再結晶
させる。
収率:60% 融点=159〜160℃ 元素分析: 計算値:  C:67.50 H:5.68 N:6.
06 S:13.8B実測値:  C:87.44 H
:5.74 N:[i、14 S:13.85王程C:
2,9−ジメチル−3−[(ジメチルアミノ)メチル]
−4−オキソ−2,3゜4.9−テトラヒドロチオピラ
ノ [2゜3−bコインドール(塩酸塩) 前工程で得られた、2,9−ジメチル−4−オキソ−2
,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−bコ
インドール6g (0,026モル)、ジメチルアミン
塩酸塩4.29g (0,052モル)およびパラホル
ムアルデヒド0.40gの酢酸100m1中の懸濁液を
100℃で、窒素雰囲気の下に、2時間30分、撹拌す
る。混合物を冷却させ、溶媒を蒸発させ、残留物を水2
50m1に取る。水性相は酢酸エチルで洗浄し、濃アン
モニア溶液でアルカリ性にし、次いで塩化メチレンで3
回、抽出する。有機相を集め、飽和塩化ナトリウム溶液
で洗浄し、次いで乾燥させ、溶剤を次に、蒸発させる。
残留物をテトラヒドロフラン50m1に溶解し、この溶
液を塩酸のエーテル溶液で処理する。生成された沈殿の
水を切り、エーテルで洗浄し、次いでエタノールから再
結晶させる。
収率:60% 融点:242〜244°C 元素分析: 計算値:  C:59.15 I:B、52 N:8.
62 S:9.87C1:10.91 実−1り値:  C:58.82 H・6.83 N:
8.4B’S:9.83CI+lO,78 工程D:2,9−ジメチル−3−’[(2−メチル1−
イミダゾリル)メチル]−4−第 キソー2. 3.4. 9−テトラヒドロチオピラノ 
[2,3−bコインドール(塩酸塩) 水30m1中の、2,9−ジメチル−3[(ジメチルア
ミノ)メチル]−4−オキソ−2゜3.4.9−テトラ
ヒドロチオピラノ[2,3b]インド一ル塩酸塩2g 
(0,062モル)および2−メチルイミダゾール1.
64gの溶液を窒素雰囲気の下に、16時間、加熱還流
させる。
混、合物を冷却させた後に、生成された沈殿を水切り処
理し、水で洗浄し、次いで乾燥させる。得られた粉末を
テトラヒドロフラン30m1に溶解し、この溶液を塩酸
のエーテル溶液で処理する。生成された沈殿を水切り処
理し、エーテルで洗浄し、乾燥させ、次いで、エタノー
ル中で再結晶させる。
2種のシス−トランス異性体が50 : 50比で得ら
れる。
収率ニア5% 融点=205〜207℃ 元素分析: 計算値:  C:59.7411:5.57 N:11
.[il S:8.8BC1:9.80 実測値:  C:59.86 H:5.54 N:11
.23’S:8.83CI:9.94 例3 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−6−メドキシー9−メチル−2,3,4,9
−テトラヒドロチオピラノ[2゜3−b]コインドール
塩酸塩) 工程A:1−メチルー5−メトキシ−2−インドリンチ
オン A、Il、BECKETT 、 R,W、DA、l5L
EYおよびJ、WALKER(7)方法(Tetrah
edron 、 19[i8.24.6093頁)に従
い製造される、5−メトキシ−1−メチル−2−インド
リノン19.5g (0,11モル)および三硫化リン
16.5g (0,037モル)のテトラヒドロフラン
200m1中の溶液に、重炭酸ナトリウム18.5g 
(0,22モル)を加える。反応混合物を50℃の温度
に、1時間30分間、加熱し、次いで濾過し、濾液を水
浴上で、減圧の下に、濃縮する。残留物を氷冷水中に取
り、混合物を塩化メチレンで抽出する。有機相を飽和塩
化ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥させ、次いで蒸発させ
る。
残留物は、さらに処理することなく、次の工程で使用す
る。
収率:94% 融点:142〜144℃ 元素分析: 計算値:  C:[i2.15 H:5.74 Nニア
、25 S+1[f、59実測値:  C:62.18
 H:5;74 Nニア、06 S:1B、84工程B
 : 3− (1−メチル−5−メトキシ−2インドリ
ルチオ)プロパン酸 前工程で得られた5−メトキシ−1−メチル−2−イン
ドリンチオン19.5g (0,1モル)のアクリル酸
7. 55m1 (0,11モル)中の激しく撹拌した
懸濁液に、トリエチルアミン90m1を滴下して加える
。反応混合物を6時間、加熱還流し、次いで冷却させ、
減圧の下に濃縮させる。
残留物を10%強度の重炭酸塩水溶液に取り、この混合
物を濾過し、得られた溶液を塩酸で酸性にする。生成さ
れた沈殿を水切り処理し、水で洗浄し、乾燥させた後に
、トルエンから再結晶させる。
収率:91% 融点:136〜138℃ 元素分析: 計算値: 実測値: 工程C:4 C:58.85 H:5.70 N:5.28 S:1
2.08C:58.57 H:5.80 N:5.29
 S:11.89オキソ−6−メドキシー9−メチル 2、 3.4. 9−テトラヒドロチオピラノ[2,3
−blインドール 前工程で得られた、3− (1−メチル−5−メトキシ
−2−インドリルチオ)プロパン酸24g(0,09モ
ル)およびポリホスフェートエステル120gのクロロ
ホルム80m1中の混合物を窒素雰囲気の下に、室温で
16時間撹拌する。反応混合物を氷冷水1ρ中に注ぎ入
れ、有機相を、沈降が生じた後に分離し、水性相はクロ
ロホルムで3回、抽出する。有機相を集め、10%強度
の重炭酸塩水溶液で、次いで水で洗浄し、乾燥させ、次
いで蒸発させる。残留物は酢酸エチル中で再結晶させる
収率:60% 融点:165〜166℃ 元素分析: 計算値:  C:63.14115.30 N:5.[
i[:12.9G実測値:  C:[i2.7511:
5.48 N:5.82 S:12.87エ程D:3−
[(ジメチルアミノ)メチル]−4=オキソ−6−メド
キシー9−メチル 2.3,4.9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b
]インドール(塩酸塩)前工程で得られた、4−オキソ
−6−メドキシー9−メチル−2,3,4,9−テトラ
ヒドロチオピラノ [2,3−bコインドール5.80
g(0,0235モル)、ジメチルアミン塩酸塩3.8
3g (0,047モル)およびパラホルムアルデヒド
1.30gの酢酸70m1中の懸澗液を、窒素雰囲気の
下に、滋しく撹拌しながら、1000Cに1時間加熱す
る。混合物を冷却させた後に、溶媒を蒸発させ、残留物
を水250m1中に溶解する。水性相を酢酸エチル50
m1で2回、洗浄し、次いで濃アンモニア溶液でアルカ
リ性にする。沈殿を水切り処理し、水で洗浄し、乾燥さ
せ、次いでテトラヒドロフラン60m1中に溶解する。
この溶液を塩酸のエーテル溶液で処理する。生成された
沈殿を水切り処理し、エチルエーテルで洗浄し、乾燥さ
せ、次いでエタノールから再結晶させる。
収率:35% 融点:190〜192°C 元素分析: 計算値:  C:58.38 H:Ei、21 N:8
.22 S:9.41CI+IO,40 実a+値:  C:56.62 )1:5.98 N:
Ill、12 S:9.B5C1:lG、411 工程E:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ルコー4−オキソ−6−メトキシ 9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
 [2,3−b] インドール(塩酸塩) 3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−6−
メドキシー9−メチル−2,3,4,9テトラヒドロチ
オピラノ [2,3−b]インドール塩酸塩2. 1o
g (0,0062モル)および2−メチルイミダゾー
ル1. 53g(0,0186モル)の水30m1中の
溶液を窒素雰囲気の下で、16時間、加熱還流させる。
混合物を冷却させ、沈殿を水切り処理し、水で洗浄し、
次いで乾燥させる。得られた粉末を酢酸エチル20m1
に溶解し、この溶液を塩酸のエタノール溶液で処理する
。蒸発後に、生成物をエタノール中で再結晶させる。
収率:40% 融点:196〜197℃ 元素分析: 計算値:  C:57.21 H:5.33 N+11
.12 S:8.48C1:9.3g 実δ1り値:  C:5G、4211:5.ll N:
l[1,72S:8.47CI:9.2.8 例4 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−5−メトキシ−9−メチル2.3,4.9−
テトラヒドロチオピラノ[2゜3−b]インドール(マ
レイン酸塩) 工程A:1−メチルー4−メトキシ−2−インドリンチ
オン 例3に記載の方法を使用するが、5−メトキシ−1−メ
チル−2−インドリノンの代りに、4メトキシ−1−メ
チル−2−インドリノンを使用して、所望の生成物を得
る。
収率:80% 融点:144〜145℃ 元素分析: 計算値:  C:62.15 tl:5.74 Nニア
、25 S:IB、59実測値:  C:61.79 
H:5.59 Nニア、10 S:lB、75工程B:
3−(1−メチル−4−メトキシ−2−インドリルチオ
)プロパン酸 例3に記載の方法を使用するが、1−メチル5−メトキ
シ−2−インドリンチオンの代りに、前工程で得られた
、1−メチル−4−メトキシ−2−インドリンチオンを
使用し、所望の生成物を得る。
収率:84% 融点=126〜128℃ 元素分析: 計算値:  C:58.85 H:5.70 N:5.
28 S:12.08実測値:  C:58.70 H
:5.47 N:5.28 S:12.03工程C:4
−オキソ−5−メトキシ−9−メチル2、 3.4. 
9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール 例3の工程Cに記載の方法を使用するが、3−(1−メ
チル−5−メトキシ−2−インドリルチオ)プロパン酸
の代りに、前工程で得られた、3(1−メチル−4−メ
トキシ−2−インドリルチオ)プロパン酸を使用し、所
望の生成物を得る。
収率:84% 融点:162〜163℃ 元素分析: 計算値:  C:[i3.14 H:5.30 N:5
.B6 S:12.9B実測値:  C:83.02 
H:5.40 N:5.61 S:12.61工程D:
3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−5−
メトキシ−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロ
チオピラノ[2,3−b]インドール(塩酸塩)例3の
工程りに記載の方法を使用するが、4−オキソ−6−メ
ドキシー9−メチル−2,3,4゜9−テトラヒドロチ
オピラノ[2,3−b]インドールの代りに、4−オキ
ソ−5−メトキシ−9−メチル−2,3,4,9−テト
ラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドールを使用し
、所望の生成物を得る。
収率:44% 融点:200〜202℃ 工程E:3−[(2−メチル−IH−イミダゾール−1
−イル)メチル]−4−オキソ−5−メトキシ−9−メ
チル−2,3,4゜9−テトラヒドロチオピラノ[2,
3−b]インドール(マレイン酸塩) 例3の工程Eに記載の方法を使用するが、3−[(ジメ
チルアミノ)メチル]−4−オキソ−6−メドキシー9
−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[
2,3−b]インドール(塩酸塩)の代りに、3−[(
ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−5−メトキシ
−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラ
ノ[2,3−blインドール(塩酸塩)を使用し、所望
の生成物を得る。この例では、塩形成は、塩酸のエーテ
ル溶液の代りに、マレイン酸のアルコール溶液を使用し
て行なう。
収率:41% 融点:168〜170℃ 元素分析: 計算値:  C:57.7B H:5.07 N:9.
18 Sニア、01実測値:  C:58.18 H:
5.02 N:8.94 Sニア、08例5 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−7−メドキシー9−メチル−2゜3.4.9
−テトラヒドロチオピラノ [2,3b]インドール(
塩酸塩) 工程A:1−メチル−6−メドキシー2−インドリンチ
オン 例3の工程Aに記載の方法を使用するが、5−メトキシ
−1−メチル−インドリノンの代りに、6−メドキシー
1−メチル−2−インドリノンを使用し、所望の生成物
を得る。
収率ニア6% 融点:135〜136℃ 元素分析: 計算値:  C:62.15 H:5.74 Nニア、
25 S:lB、59実測値:  C:81.99 H
:5.91 Nニア、55 S:1B、31工程B :
 3− (1−メチル−6−メドキシー2−インドリル
チオ)プロパン酸 例3の工程Bに記載の方法を使用するが、1−メチル−
5−メトキシ−2−インドリンチオンの代りに、前工程
で得られた、1−メチル−6−メドキシー2−インドリ
ンチオンを使用し、所望の生成物を得る。
収率ニア2% 融点=120〜122℃ 元素分析: 計算値:  C:5g、85 H:5.70 N:5.
28 S:12.08実測値:  C:59.01 H
:5.78 N:5.41 S:12.06工程C;4
−オキソ−7−メドキシー9−メチル2、 3.4.9
−テトラヒドロチオピラノC2,3−blインドール 例3の工程Cに記載の方法を使用するが、3−(1−メ
チル−5−メトキシ−2−インドリルチオ)プロパン酸
の代りに、前工程で得られた、3−(1−メチル−6−
メドキシー2−インドリルチオ)プロパン酸を使用し、
所望の生成物を得る。
収率:62% 融点=204〜206℃ 元素分析: 計算値:  C:B3.14 H:5.3(l N:5
.66 S:12.9B実測値:  C:B3.17 
H:5.56 N:5.53 S:12.87エ程D:
3−[(ジメチルアミノ)メチルコー4=オキソ−7−
メドキシー9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロ
チオピラノ[2,3−b]インドール(塩酸塩)例3の
工程りに記載の方法を使用するが、4−オキソ−6−メ
トキシ−9−メチル−2,3,4゜9−テトラヒドロチ
オピラノ[2,3−b]インドールの代りに、前工程で
得られた、4−オキソ−7−メドキシー9−メチル−2
,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ [2,3−b
lインドールを使用し、所望の生成物を得る。
収率:48% 融点:211〜212℃ 元素分析: 計算値:  C:5B、38 H:6.21 N:8.
22 S:9.41C1:lO,40 実測値:  C:5B。71 H:5.85 Nニア、
80 S:9.75C1:10.39 工程E:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ル]−4−オキソ−7−メドキシー9−メチル−2,3
,4,9−テトラヒドロチオピラノ [2,3−b] 
インドール(塩酸塩) 例3の工程Eに記載の方法を使用するが、3−[(ジメ
チルアミノ)メチル]−4−オキソ−6−メドキシー9
−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[
2,3−b]インドール(塩酸塩)の代りに、3−[(
ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−7−メドキシ
ー9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラ
ノ[2,’3−blインドール(塩酸塩)を使用し、所
望の生成物を得る。
収率:32% 融点:154〜156℃ 元素分析: 計算値:  C:57.21 )1:5.33 N:1
1.12 S:8.48CI:9.3g 実測値:  C:56.[17H:5.32 N:11
.03 S:8.53CI:9.42 例6 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−8−メトキシ−9−メチル−2゜3.4.9
−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール(
マレイン酸塩) 例3の工程Aに記載の方法を使用するが、5−メトキシ
−1−メチル−2−インドリノンの代りに、7−メドキ
シー1−メチル−2−インドリノンを使用し、所望の生
成物を得る。
収率ニア8% 融点=114〜116℃ 元素分析: 計算値:  C:62.1511:5.74 Nニア、
25 S:IB、59実測値:  C:62.00 H
:5.78 Nニア、13 S:16.32工程B :
 3− (1−メチル−7−ノドキシ−2インドリルチ
オ)プロパン酸 例3の工程Bに記載の方法を使用するが、1メチル−5
−メトキシ−2−インドリンチオンの代りに、前工程で
得られた、1−メチル−7−メドキシー2−インドリン
チオンを使用し、所望の生成物を得る。
収率ニア5% 融点:120〜122℃ 元素分析: 計算値:  C:5g、85 H:5.70 N+5.
28 S:12.0g実測値:  C:59.02 H
:5.54 N:5.28 S:11.9B工程C:4
−オキソ−8−メトキシ−9−メチル2、 3.4. 
9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]ゼインール 例3の工程Cに記載の方法を使用するが、3(1−メチ
ル−5−メトキシ−2−インドリルチオ)プロパン酸の
代りに、前工程で得られた、3−(1−メチル−7−メ
ドキシー2−インドリルチオ)プロパン酸を使用し、所
望の生成物を得る。
収率ニア1% 融点:106〜108℃ 元素分析: 計算値:  C:63.14 H:5.30 N:5.
66 S:12.96実測値:  C:62.93 H
:5J7 N+5.60 S:12.97エ程D:3−
[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−8−メト
キシ−9−メチル−2,3,,4,9−テトラヒドロチ
オピラノ[2,3−b]ゼインール(塩酸塩)例3の工
程りに記載の方法を使用するが、4−オキソ−6−メト
キシ−9−メチル−2,3,4゜9−テトラヒドロチオ
ピラノ [2,3−b]ゼインールの代りに、4−オキ
ソ−8−メトキシ−9メチル−2,3,4,9−テトラ
ヒドロチオピラノ [2,3−blインドールを使用し
、所望の生成物を得る。
収率:53% 融点=190〜192℃ 工程E:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ルコー4−オキソ−8−メトキシ−9−メチル−2,3
,4,9−テトラヒドロチオピラノ [2,3−b]ゼ
インール(マレイン酸塩) 例4の工程Eに記載の方法を使用するが、3[(ジメチ
ルアミノ)メチル]−4−オキソ−5−メトキシ−9−
メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ [
2,3−b]ゼインール(塩酸塩)の代りに、3−[(
ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−8−メトキシ
−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラ
ノ[2,3−b]ゼインール(塩酸塩)を使用し、所望
の生成物を得る。
収率:36% 融点:178〜180℃ 元素分析: 計算値:  C:57.76 H:5.07 N:9.
18 Sニア、OL実測値:  C:57.Ei5 H
:5.01N:8.72 S:8.99例7 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]4−
オキソ−6−クロロ−9−メチル−2,3゜4.9−テ
トラヒドロチオピラノ [2,3−b]ゼインール(塩
酸塩) 例1に記載の方法を使用するが、工程Aにおいて、1−
メチル−2−インドリノンの代りに、1メチル−5−ク
ロロ−2−インドリノンを使用し、標題の生成物を得る
収率:4・2% 融点=252〜254℃ 元素分析: 計算値:  C:53.41 H:4.fil N:l
O,99S:8.39C]:18.55 実測値:  C:52.76 H:4.86 N:11
.’31 S:8.44C1:18.59 例8 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]4−
オキソ−7−フルオロ−9−メチル−2゜3.4.9−
テトラヒドロチオピラノ [23b]インドール(塩酸
塩) 例1に記載の方法を使用するが、工程Aにおいて、1−
メチル−2−インドリノンの代りに、1メチル−6−フ
ルオロ−2−インドリノンを使用し、標題の生成物を得
る。
例9 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]4−
オキソ−8−トリフルオロメチル−9−メチル−2,3
,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]イン
ドール(塩酸塩) 例1に記載の方法を使用するが、工程Aにおいて、1−
メチル−2−インドリノンの代りに、1メチル−7−ト
リフルオロメチル−2−インドリノンを使用し、標題の
生成物を得る。
例10 3−(1−ピロリジニルメチル)−4−オキソ−9−メ
チル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,
3−blインドール(塩酸塩)例1の工程Eで得られた
、3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−9
−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ 
[2,3−b]インドール塩酸塩2. 50g (0,
0’08モル)およびピロリジン1.78g (0,0
25モル)の水40m1中の混合物を10時間加熱還流
させる。混合物を冷却させた後に、生成された沈殿の水
切りを行ない、水で洗浄し、乾燥させ、次いでテトラヒ
ドロフラン40m1に溶解し、この溶液を塩酸のエーテ
ル溶液で処理する。生成された沈殿を水切り処理し、エ
ーテルで洗浄し、次いでエタノール中で再結晶させる。
収率:61% 融点=222〜224℃ 元素分析: 計算値:  C:60.8L H+8.28 N:8.
32 S:9.52C1:10.52 実測値:  C:1liO,74H:8.47 N・8
.27 S:9.57CI:1.0.53 例11 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−3
,9−ジメチルー4−オキソ−2,3,4゜9−テトラ
ヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール(塩酸塩) 工程A−E:3,9−ジメチル−3−[(ジメチルアミ
ノ)メチル]−4−オキソ− 2、3’、 4. 9−テトラヒドロチオピラノ[2,
3−blインドール (塩酸塩) 例1に記載の方法を使用するが、工程Bにおいて、アク
リル酸の代りに、メタアクリル酸を使用し、所望の生成
物を得る。
収率ニア8% 融点:220〜222℃ 元素分析: 計算値:  C:59.15 H:8.52 N:8.
82 S:9.87C1:10.91 実測値:  C:59.5L H:6.59 N:8.
86 S:9.71CI:lO,92 工程F:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ル]−3.’9−ジメチル−4−オキソ−2,3,4,
9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール (塩酸塩) 例1の工程Fに記載の方法を使用するが、3[(ジメチ
ルアミノ)メチル]−4−オキソ−9−メチル−2,3
,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]ゼイ
ンール塩酸塩の代りに、前工程で得られた、3.9−ジ
メチル−3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキ
ソ−2゜3.4..9−テトラヒドロチオピラノ [2
,3b]インドール塩酸塩を使用し、所望の生成物を得
る。
例12 3− (3,5−ジメチル−1−ピペラジニルメチル)
−4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9テトラヒド
ロチオピラノ [2,3−b]イントル(二塩酸塩) 例10におけるピロリジンの代りに、2,6ジメチルピ
ペラジンを使用することにより、標題の生成物が得られ
る。
収率ニア1% 融点:202〜204℃ 元素分析: 計算値:  C:54.80 H:8.54 N:10
.09 Sニア、70C1,17,03 実測値:  C:54.74H:6.34N:9.92
  S:11.05CI:17.ll1 例13 3−ピペリジノメチル−4−オキソ−9−メチル−2,
3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2゜3−b]コ
インドール塩酸塩) 例10におけるピロリジンの代りに、ピペリジンを使用
することによって、標題の生成物が得られる。
収率:58% 融点=211〜213℃ 元素分析: 計算値:  C:G1.Gl lI+6.61 Nニア
、98 S:9.14CI:lO,10 実測値:  C:61.51 Nニア、02 Nニア、
97 S:9.20CI:10.21 例14 3−モルホリノメチル−4−オキソ−9−メチル−2,
3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2゜3−b]コ
インドール塩酸塩) 例10において、ピロリジンの代りに、モルホリンを使
用することによって、所望の生成物が得られる。
例15 3− [4−(2−メトキシフェニル)−1−ピペラジ
ニルメチル]−4−オキソ−9−メチル−2゜3.4.
9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−bコインドール
(塩酸塩) 例10において、ピロリジンの代りに、1−(2−メト
キシフェニル)ピペラジンを使用することによって、所
望の生成物が得られる。
例16〜18 例10.12および13において、3−[(シロ メチルアミノ)メチル]−4−オキソ−9−メチル−2
,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]
コインドール塩酸塩代りに、例4の工程りで得られた、
3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−5−
メトキシ−9−メチル−4−オキソ−2,3,4,9−
テトラヒドロチオピラノ[2,3−blインドール塩酸
塩を使用することによって、下記の生成物が得られる:
例16:3−(1−ピロリジニルメチル)−4−オキソ
−5−メトキシ−9−メチル−2゜3.4.9−テトラ
ヒドロチオピラノ [2,3−b]コインドール塩酸塩) 例17 : 3− (3,5−ジメチル−1−ピペラジ
ニルメチル)−4−オキソ−5−メトキシ−9−メチル
−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−
b]コインドール塩酸塩) 例18:3−ピペリジノメチル−4−オキソ−5−メト
キシ−9−メチル−2,3,4゜9−テトラヒドロチオ
ピラノ [2,3−b]コインドール塩酸塩) 例19 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロ
チオピラノ [2,3−b]コインドール8−オキサイ
ド(塩酸塩) 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロ
チオピラノ[2,3−blインドール1.56g (0
,005モル)(この化合物は例1で得られる)のクロ
ロホルム50m1中の、0℃に冷却した溶液に、クロロ
ホルム20m1中のメタ−クロロ過安息香酸1. 38
g (0,008モル)の溶液をゆっくり加える。この
混合物を5℃で1時間、次いで室温で1時間、撹拌する
。濾過した後に、有機相を5%強度水酸化ナトリウムで
、次いで水で洗浄し、乾燥させ、次いで蒸発させる。生
成物はシリカ上でクロマトグラフィ処理し、塩化メチレ
ン/メタノール混合物(95:5)で溶出する。得られ
た生成物をテトラヒドロフラン80m1に溶解し、この
溶液を塩酸のエーテル溶液2mlで処理する。沈殿を水
切り処理し、エーテルで洗浄し、乾燥させ、次いでエタ
ノール中で再結晶させる。
収率:30% 融点=175〜178℃ 元素分析: 計算値:  C:511.12 H:4.99 N、1
1.55 S:8.81Cl:9.74 実測値:  C:5B、23 H:5.21 N:11
.46 S:8.77CI:9.8fli 例20 4−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]5−
オキソ−10−メチル−2,3,4,5゜10−ペンタ
ヒドロチエピノ[2,3−b] ンドール 工程A:エチル4−(1−メチル−2−インドリルチオ
)ブタノエート アセトン30m1中に、例1の工程Aで得られる、1−
メチル−2−インドリンチオン11.43g(0,07
モル)およびエチル4−ブロモブタノエート13.70
g (0,07モル)を含有する懸濁液を微粉砕した炭
酸カリウムの存在の下に、20℃で5時間、撹拌する。
混合物を濾過し、溶媒を蒸発させ、得られた油状物は次
の工程で直接に使用する。
工程B:4−(1−メチル−2−インドリルチオ)ブロ
ン酸 前工程で得られた、エチル4−(1−メチル−2−イン
ドリルチオ)ブタノエート18.30gのエタノール2
50m1中の溶液に、規定の水酸化ナトリウム70m1
を加える。1時間、加熱還流させた後に、反応溶媒を蒸
発させ、残留物を水中に取る。この水性相を酢酸エチル
で洗浄し、次いで塩酸水溶液で酸性にする。沈殿を水切
り処理し、水で洗浄し、乾燥させ、次いでエタノール中
で再結晶させる。
収率:80% 融点二133〜135℃ 元素分析: 計算値:  C:62.62 H:6.06 N:5.
62 S:12.86実測値:  C:61.95 H
:6.lON:5.31 S:12.57エ程C:5−
オキソ−10−メチル−2,3,4゜5.10−ペンタ
ヒドロチエピノ [2゜3−b]インドール 前記工程で得られた、4−(1−メチル−2−インドリ
ルチオ・)ブタン酸15g (0,060モル)および
ポリホスフェートエステル80gのクロロホルム600
m1中の混合物を室温で、窒素雰囲気の下に、16時間
撹拌する。氷冷水1. 3gで稀釈してから、沈降が生
じた後に有機相を分離し、水性相はクロロホルムで抽出
する。有機相を集め、10%強度重炭酸ナトリウム水溶
液で、次いで水で洗浄し、乾燥させ、次いで減圧の下に
濃縮する。残留物をアセトニトリル中で再結晶させる。
収率:92% 融点=165〜166℃ 元素分析: 計算値:  C:67.50 H:5.6ft N:8
.OB S:13.86実測値:  C:68.23 
H:5.89 N:I3.52 S:13.82工程D
:4−[(ジメチルアミノ)メチル]−5=オキソー1
0−メチル−2,3,4゜5.10−ペンタヒドロチエ
ピノ[2゜3−b]インドール(塩酸塩) 5−オキソ−10−メチル−2,3,4,5゜10−ペ
ンタヒドロチエピノ [2,3−blインドール12.
6g (0,055モル)、ジメチルアミノ酸塩酸9.
10g (0,11モル)およびパラホルムアルデヒド
3.50gの酢酸200m1中の懸濁液を100℃で窒
素雰囲気の下に、2時間30分間、撹拌する。この混合
物を冷却させ、溶媒を蒸発させ、残留物を水/酢酸混合
物(80:20)に溶解する。水性相は酢酸エチルで洗
浄し、次いで濃アンモニア溶液でアルカル性にする。油
状沈殿を塩化メチレンで洗浄し、有機相は飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し、次いで蒸発させる。
残留物をテトラヒドロフラン80m1に溶解し、溶液を
0℃で、塩酸のエーテル溶液15m1で3時間、処理す
る。沈殿を水切り処理し、エチルエーテルで洗浄し、乾
燥させ、次いでエタノール/エーテル混合物中で再結晶
させる。
収率:54% 融点:232〜233℃ 元素分析: 計算値:  C:59.15 H:6.52 N:8.
62 S:9.87CI:lO,91 実測値:  C:58.83 H:B、44 N:8.
32 S:9.69C1:10.70 工程E:4−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ルコーラ−オキソ−10−メチル−2,3,4,5,1
0−ペンタヒドロチエピノ [2,3−b]インドール (塩酸塩) 2−メチルイミダゾール2.46g (0,03モル)
および4−[(ジメチルアミノ)メチル〕5−オキソ−
10−メチル−2,3’、 4. 5゜10−ペンタヒ
ドロチエピノ [2,3−b] インドール塩酸塩3.
25g (0,01モル)の水40m1中の溶液を10
0℃に20時間、加熱する。
混合物を冷却させた後に、固形残留物を水切り処理し、
水で洗浄し、次いで減圧の下に乾燥させる。
得られた残留物を熱いエタノール80m1に溶解し、次
いで40℃において、塩酸のエーテル溶液4mlで30
分間処理する。溶剤を蒸発させ、残留物をエタノール中
で結晶化させる。
収率ニア5% 融点=222〜224℃ 元素分析: 計算値:  C:59.74 H:5.57 N、11
.81 S:i、8BCI:9.80 実測値:  C:59.B7 H:5.l1i5 N:
11.37 S:8.99Cl:9.B4 例21 3−[(2−メチル−1−、イミダゾリル)メチル]4
−オキソ−9−メチルスルホニル−2,3゜4.9−テ
トラヒドロチオピラノ [2,3−b]インドール(塩
酸塩) 工程A:3−(2−インドリルチオ)プロピオン酸 2−インドリンチオン194g (1,3モル)[この
化合物はY、NakisumiおよびCo11. Ch
em。
Pharm、 Bull、 1984.32. (3)
、 877頁に記載の方法に従い製造される]のアクリ
ル酸108g(1,5モル)中の、激しく撹拌した懸濁
液に、トリエチルアミン1pを2時間30分間にわたり
、ゆっくり加える。この混合物を撹拌しながら、12時
間還流させ、次いで冷却させ、次いで減圧の下に濃縮さ
せる。残留物を10%強度の重炭酸ナトリウム水溶液に
取り、混合物を濾過する。濾液を塩酸水溶液で酸性にす
る。生成された沈殿を水切り処理し、水で洗浄し、次い
で乾燥させる。生成物はトルエンから再結晶させる。
収率ニア5% 融点:116〜118℃ 元素分析: 計算値:  C:59.71 H:5.01 N:8.
33 S:14.49実測値:  C:59.72 H
:4.89 N:6.19 S:14.lB工程B:4
−オキソ−2,3,1,9−テトラヒドロチオピラノ 
[2,3−b] インド−3−(2−インドリルチオ)
プロピオン酸88、  !5g (0,’4モル)およ
びポリホスフェートエステル300gのクロロホルム3
. 5jJ中の混合物を室温で、窒素雰囲気の下に、1
6時間撹拌する。この混合物を氷冷水3gで稀釈し、沈
降が生じた後に、有機相を分離し、水性相はクロロホル
ムで抽出する。有機相を集め、10%強度の重炭酸ナト
リウム水溶液で、次いで水で洗浄し、乾燥させ、次いで
水浴上で減圧の下に濃縮する。
残留物はエタノール中で再結晶させ、得られた結晶を分
離し、濾液は濃縮させる。
収率:35% 融点:226〜228℃ 元素分析: 計算値: 実測値: 工程C:3 C:65.00 11:4.46  N:Ei、89 
S:15.77C:64.71  H:4.[io  
N:[i、84 S:15.74[(ジメチルアミノ)
メチル]−4 オキソ−2,3,4,9−テトラヒド ロチオピラノ[2,3−b]インドール(塩酸塩) 4−オキソ−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
 [2,3−b]インドール4.10g(0,2モル)
、ジメチルアミン塩酸塩3.26g (0,04モル)
およびバラホルムアルデヒド1gの酢酸50m1中の混
合物を、100℃で窒素雰囲気の下に、45分間激しく
撹拌する。混合物を冷却させた後に、溶媒を蒸発させ、
残留物を水80m1に溶解し、水性相を酢酸エチルで洗
浄し、次いて濃アンモニア溶液でアルカリ性にする。沈
殿を塩化メチレンで抽出し、この溶液を塩化ナトリウム
で飽和された水で洗浄し、次いで濃縮する。
残留物を熱エタノール50m1に溶解し、この溶液を4
0℃で、塩酸のエタノール溶液7mlにより処理する。
エチルエーテルで稀釈した後に、沈殿を水切り処理し、
エチルエーテルで洗浄し、乾燥させ、次いでエタノール
中で再結晶させる。
収率ニア6% 融点=235〜237℃ 元素分析ニ ア 計算値:  C:5[i、fi5 H:5.77 N:
9.44 S:lO,80C1,11,94 実測値:  C:5B、76 H:fi、02 N:9
.43 S:10.55CI:11.64 工程D:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ル]−4−オキソ−2,3,4,,9−テトラヒドロチ
オピラノ[2,3−b]インドール 3−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−オキソ−2,
3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]イ
ンドール(塩酸塩)23.43g (0,09モル)の
ジメチルホルムアミド250m1中の溶液に、ヨードメ
タン5.60m1(0,09モル)を加える。この混合
物を室温で1時間、撹拌した後に、ジメチルホルムアミ
ド50m1中の2−メチルイミダゾール22.17g(
0,27モル)の溶液を加え、反応混合物を、その後、
100℃に36時間加熱する。混合物を冷却させた後に
、2N炭酸ナトリウム水溶液500m1を加え、生成す
る混合物を酢酸エチルで3回、抽出する。有機相を集め
、水(200ml)で洗浄し、乾燥させ、次いで減圧の
下に濃縮する。生成物はシリカ上でクロマトグラフィ処
理し、塩化メチレン/エタノール/アンモニア溶液混合
物(9278:、o、  5)で、溶出する。残留物は
アセトニトリル中で再結晶させる。
収率:45% 融点=231〜233℃ 工程E:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ルコー4−オキソ−2,3,4,9−テトラヒドロチオ
ピラノ[2,3−blインドール(塩酸塩) 前工程で得られた生成物1gを50℃でエタノール20
m1に溶解し、この溶液を塩酸のエタノール溶液(5,
2N)2mlで処理する。溶媒を蒸発させ、残留物をエ
タノール中で再結晶させる。
融点二228〜230℃ C1:10.62 実測値:  C+57.4.9 H:5.25. N:
12.10 S:9.47C1:10.44 工程F:3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチ
ル]−4−オキソ−9−メチルスルホニル−2,3,4
,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドー
ル (塩酸塩) 油中の50%濃度の水素化ナトリウム0.20g (0
,0042モル)を、窒素雰囲気の下で、ジメチルホル
ムアミド20m1中の3−[(2−メチル−1−イミダ
ゾリル)メチル]−4−オキソ−2,3,4,9−テト
ラヒドロチオピラノ [2゜3−b]ゼインール1.1
9g (0,004モル)の溶液に30分にわたって、
、加え、次いで、メタンスルホニルクロライド0.32
5m1(0,0042モル)を加える。混合物を室温で
4時間、撹拌し、次いで、2N炭酸ナトリウム溶液15
0m1を加え、生成する混合物を酢酸エチルで3回、抽
出する。有機相を集め、乾燥させ、次いで蒸発させる。
残留物(1,35r)をシリカゲル上でクロマトグラフ
ィ処理し、塩化メチレン/エタノール混合物(92:8
)で溶出する。得られた残留物をエタノール20m1に
溶解し、この溶液を10℃で、1時間、塩酸のエーテル
溶液3mlで処理する。沈殿を水切り処理し、エチルエ
ーテルで洗浄し、次いでアセトニトリルから再結晶させ
る。
収率:30% 融点=228〜230℃ 元素分析: 計算値:  C:49.57 )1:4.40 N:1
0.20 S:I5.57Cl:8.61 実測値:  C:50.48 H:4.78 N:lO
,50S:15.2BCI:8.55 例22 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]4−
オキソ−9−(パラ−トルエンスルホニル)−2,3,
4,9−テトラヒドロチオピラノ [2゜3−bコイン
ドール(塩酸塩) 例21に記載の方法を使用するが、工程Fにおいて、メ
タンスルホニルクロライドの代りに、パラ−トルエンス
ルホニルクロライドを使用し、所望の生成物を得る。
例23 3− (1,1,2−)リメチルグアニジノメチル)−
4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒド
ロチオピラノ[2,3−b]インドール塩酸塩 工程A: 3− [(10,11−ジヒドロ−5H−ジ
ベンゾ[a、d] −シクロへブテン−5−イル)アミ
ノメチル]−4−オキソー9−メチル−2,3,4,9
−テトラヒドロチオピラノ[2,3−blインドール塩
酸塩 例1の工程Eで得られる、3−[(ジメチルアミノ)メ
チル]−4−オキソ−9−メチル−2゜3.4.9−テ
トラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール塩酸塩
22gおよび10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[
a、d] シクロへブテン−5−イルアミン29゜6’
2g (0,14モル)の水300m1中の混合物を9
0℃の範囲の温度において、窒素雰囲気の下に、20時
間、激しく撹拌する。混合物を冷却させた後に、得られ
た残留物を水切り処理し、乾燥させ、次いでシリカの下
でクロマトグラフィ処理し、塩化メチレン/メタノール
混合物(97: 3)で溶出する。得られた固形物をエ
タノール150m1中に溶解し、次いで塩酸エタノール
溶液で処理する。生成された沈殿を水切り処理し、エチ
ルエーテルで洗浄し、次いでエタノール中で再結晶させ
る。
収率:82% 融点=217〜218℃ 元素分析: 計算値:  Cニア0.79 H:5.78 N:5.
90 S:6.75CIニア、4B 実測値:  Cニア0゜73 H:5.51 N:[i
、00 S:6.81CIニア、45 工程B:3−アミノメチルー4−オキソ−9−メチル−
2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b
lインドール 塩酸塩 前工程で得られた、3− [(10,11−ジヒドロ−
5H−ジベンゾ[a、d] シクロへブテン−5−イル
)アミノメチル]−4−オキソ−2゜3.4.9−テト
ラヒドロチオピラノ [2,3−b]インドール塩酸塩
27.10g (0,057モル)の60%強度酢酸水
溶液600m1中の溶液を6時間、加熱還流させる。混
合物を冷却させ、濾過した後に、濾液を減圧の下に蒸発
させ、残留物をエタノール200m1中に取り、この溶
液を塩酸のエーテル溶液30m1で処理する。エーテル
で稀釈した後に、生成物を水切り処理し、エーテルで洗
浄し、次いでメタノール中で再結晶させる。
収率:91% 融点:255〜257℃ 元素分析: 計算値: C:55.22 H:5.35 N:9.91 S:1
1.34CI:12.54 C:55.45 )1:5.41 N:9.94 S:
11.4BC1:12.47 実測値: 工程C:3− (1,1,2−)リメチルグアニジノメ
チル)−4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テ
トラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール塩酸塩 前工程で得られた、3−アミノメチル−4−オキソ−9
−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[
2,3−b]インドール塩酸塩を水に溶解し、この溶液
を重炭酸カリウムで中性にし、次いで塩化メチレンで抽
出し、有機相を乾燥させ、次いで蒸発させる。このよう
にして得られた生成物4.90g (0,02モル)を
ピリジン80m1に溶解する。N、N、N’ 、S−テ
トラメチルイソチオウロニウムヨー化水素酸塩5.20
g (0,02モル)を加え、次いでこの溶液を90℃
に2時間30分間加熱する。溶媒を蒸発させ、油状残留
物をシリカ上でクロマトグラフィ処理し、クロロホルム
/メタノール混合物C9278)で溶出する。得られた
生成物をエタノール70m1と水20m1との混合物中
に溶解し、次いで強く撹拌しながら、1時間、炭酸銀3
gで処理する。混合物をセライトに通して濾過し、濾液
は蒸発させ、残留物をエタノール30m1中に取り、次
いで塩酸のエーテル溶液で処理する。エーテルで稀釈し
た後に、沈殿を水切り処理し、エーテルで洗浄し、次い
でアセトニトリル中で再結晶させる。
収率:42% 融点:204〜206℃ 元素分析: 計算値:  C:55.6511:6.32 N:15
.27 S:8.74CL:9.8B 実測値:  C:55.80 H:6.44 N:15
.20 S:8.82CI:9.5B 例24 3−[(4,5−ジヒドロ−2−イミダゾリル)アミノ
メチル]−4−オキソ−9−メチル−2゜3.4.9−
テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール塩酸
塩 例22に記載の方法を使用するが、工程Cにおいて、N
、 N、 N’ 、  S−テトラメチルイソチオウロ
ニウムヨー化水素酸塩の代りに、2−メチルメルカブト
ー4.5−ジヒドロイミダゾールヨー化水素酸塩を使用
し、所望の生成物を得る。
収率:66% 融点=245〜247℃ 元素分析: 計算値:  C:54.77 H:5.46 N:15
.97 S:9.14C]:10.lO 実測値:  C:54.46 H:5.55 N:15
.93 S:9.17Cl:9.99 例25 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−2
−ペンチルー4−オキソ−9−メチル−2゜3.4.9
−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b]インドール(
塩酸塩) 例1に記載の方法を使用するが、工程Bにおいて、アク
リル酸の代りに、ケイ皮酸を使用し、標題の生成物を得
る。
収率:65% 融点=195〜197℃ 元素分析: 計算値:  C:65.LB H:5.21 N:9.
91 Sニア、58C1:8.3B 実測値:  C:B4.80 )1:5.45 N:9
.65 Sニア、45CI:8.39 例26 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−2
−(4−メチルフェニル)−4−オキソ−9−メチル−
2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b
]インドール(塩酸塩)例1に記載の方法を使用するが
、工程Bにおいて、アクリル酸の代りに、4−メチルケ
イ皮酸を使用′し、標題の生成物を得る。
例27 3−[(2−フェニル−1−イミダゾリル)メチル]−
4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テトラヒド
ロチオピラノ[2,3−blインドール(塩酸塩) 例1に記載の方法を使用するが、工程Fにおいて、2−
フェニルイミダゾールを使用し、標題の生成物を得る。
例28 3−(1−ベンズイミダゾリルメチル)−4−オキソ−
9−メチル−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ
 [2,3−b]コインドール塩酸塩)例1に記載の方
法を使用するが、工程Fにおいて、2−メチルイミダゾ
ールの代りに、ベンズイミダゾールを使用し、標題の生
成物を得る。
例29 3−(チオモルホリノメチル)−4−オキソ−9メチル
−2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−
bコインドール(塩酸塩)例14に記載の方法を使用す
るが、モルホリンの代りに、チオモルホリンを使用し、
標題の生成物を得る。
例30 本発明の化合物の薬理学的試験: Benzold−Jarisch作用に対する抑制作用
:この試験は体重350〜400gを有し、ウレタン1
.25g/kgの腹腟内投与により麻酔させた、Cha
rles Riverラットで行なった0動脈血圧はS
tatham P23 db圧圧電セルよって、頚動脈
の部位で記録する。心拍数は心拍タコメーターを使用し
、動脈血液から記録する。これらの記録には、GOUL
D 2400レコーダーを使用する。カテーテルを頚静
脈に入れ、動物の右心房に達するようにする。
Bezold−Jarisch作用は、セロトニンを4
0gg/kgの投与量で右心房の静脈経路で急速注入す
ることによって誘発させる。心臓の鈍化は右心房に主と
して位置している求心性迷走神経の刺激から生じる動脈
血液の降下を組合される。
被験化合物は10gg/kgまたは50gg/kgの投
与量で、静脈投与する。Bezold−Jarisch
作用は、被験化合物の注入後の、下記の時間の一つまた
は二つ以上の時点で誘発させる。
心拍数を追跡することにより、反射的除脈の抑制%を評
価する。
本発明の化合物はBezold−Jarisch作用に
対して、強力な抑制効果を示した。
すなわち、例1および例20の化合物を50gg/kg
の投与量で投与した場合に、それらの投与後の5分の時
点で95%の拮抗作用を示した。
この拮抗作用は一定期間にわたり持続する。実際に、こ
の拮抗作用は、これら2種の化合物のどちらかを50g
g/kg投与した後の5分の時点で95%領域のままで
ある。例20の化合物は50gg/kgの投与後の1時
間の時点で、60%程度の拮抗作用を有することが見い
出された。
比較のために、対照化合物であるGR38032を同一
投与量で投与した場合に、その投与後の5分の時点で9
0%の拮抗作用が生じる。このレベルは投与後の15分
の時点で55%になり、そして投与後の1時間の時点で
25%に低下する。
これらの結果は、本発′明の化合物の格別の優秀性を示
している。
例31 医薬組成物: 3−[(,2−メチル−1−イミダゾリル)メチルコー
4−オキソ−9−メチル−2,3,,4,9−テトラヒ
ドロチオピラノ[2,3−、b]コインドール塩酸塩)
2.5mgを含有する錠剤:錠剤1000個当りの組成
二 3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル]−4
−オキソ−9−メチル− 2,3,4,9−テトラヒドロチオピラノ[2,3−b
lインドール(塩酸塩) ヒドロキシプロピルセルロース 小麦デンプン 乳糖 ステアリン酸マグネシウム タルク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、A、B、CおよびDは、同一または異なること
    ができ、それぞれ、水素原子またはハロゲン原子である
    か、あるいは1個または2個以上のハロゲン原子で置換
    されていてもよい、直鎖状または分枝鎖状の低級アルキ
    ル基あるいはまた低級アルコキシ基を表わし、 Xは水素原子、直鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基
    または基SO_2E(式中、Eは直鎖状または分枝鎖状
    の低級アルキル基あるいは直鎖状または分枝鎖状の低級
    アルキル基で置換されていてもよいアリール基である)
    を表わし、 Tは水素原子あるいは低級アルキル基を表わし、R_3
    は水素原子、直鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基、
    あるいは1個または2個以上の、直鎖状または分枝鎖状
    の低級アルキル基で置換されていてもよいアリール基を
    表わし、 nおよびmは、同一または異なることができ、それぞれ
    、0または1を表わし、 R_1およびR_2は、同一または異なることができ、
    それぞれ、水素原子あるいは直鎖状または分枝鎖状の低
    級アルキル基を表わし、あるいはまた、R_1およびR
    _2は、これらが結合している窒素原子と一緒になって
    、飽和または不飽和の一環状または二環状の窒素含有ヘ
    テロ環状系を形成することもでき、これらの環は、それ
    ぞれ、5員または6員であり、そして窒素、酸素または
    イオウから選ばれる他のヘテロ原子の1個または2個を
    含有していてもよく、そしてまた、1個または2個以上
    の、直鎖状または分枝鎖状の低級アルキルまたはアルコ
    キシ基により、あるいはアリール基(このアリール基は
    それ自体が1個または2個以上の低級アルキル、低級ア
    ルコキシまたはトリフルオロメチル基で、あるいはまた
    、1個または2個以上のハロゲン原子で、置換されてい
    てもよい)により置換されていてもよく、あるいはまた
    、R_1は基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_4、R_5およびR_6は、同一または異
    なることができ、それぞれ、水素原子あるいは直鎖状ま
    たは分枝鎖状の低級アルキル基を表わし、あるいはまた
    、R_4はR_5と一緒になって、架橋(CH_2)_
    p(式中pは2〜4である)を形成していてもよく、あ
    るいはまた、R_1は10、11−ジヒドロ−5H−ジ
    ベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イル基を表わす
    ことができ、そしてR_2は水素原子を表わすことがで
    きる。 ただし、上記低級アルキル基または低級アルコキシ基は
    炭素原子1〜6個を有する基を意味するものとする] で示される誘導体、および相当する場合に、それらの異
    性体およびまた、医薬的に許容される酸とのそれらの付
    加塩。
  2. (2)式 I において、nが0を表わし、Xが直鎖状ま
    たは分枝鎖状の低級アルキル基を表わし、そしてR_1
    とR_2とが、これらが結合している窒素原子と一緒に
    なって、イミダゾール環を形成しており、このイミダゾ
    ール環は1個または2個以上の直鎖状または分枝鎖状の
    低級アルキルまたは低級アルコキシ基により、あるいは
    アリール基(このアリール基はそれ自体が低級アルキル
    、低級アルコキシまたはトリフルオロメチル基により、
    あるいはまた、ハロゲン原子により置換されていてもよ
    い)により置換されていてもよい、相当する誘導体、そ
    れらの異性体およびまた、医薬的に許容される酸とのそ
    れらの付加塩である、請求項1に記載の化合物。
  3. (3)式 I において、R_1およびR_2が、これら
    が結合している窒素原子と一緒になって、2−メチルイ
    ミダゾール基を形成している、請求項1および2のうち
    の一項に記載の化合物。
  4. (4)3−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル
    ]−4−オキソ−9−メチル−2,3,4,9−テトラ
    ヒドロチオピラノ[2,3−b]インドールおよびまた
    、医薬的に許容される酸とのその付加塩である、請求項
    1および3のうちの一項に記載の化合物。
  5. (5)4−[(2−メチル−1−イミダゾリル)メチル
    ]−5−オキソ−10−メチル−2,3,4,5,10
    −ペンタヒドロチエピノ[2,3−b]インドール、お
    よびまた、医薬的に許容される酸とのその付加塩である
    、請求項1および3のうちの一項に記載の化合物。
  6. (6)式( I )で示される誘導体の合成方法であって
    、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、A、B、CおよびDは、式( I )の場合と同
    一の意味を有し、そしてX_1は水素原子または低級ア
    ルキル基を表わす) で示される誘導体を、五硫化リンのような硫化剤の存在
    の下に、縮合および処理し、得られる式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、A、B、C、DおよびXは前記と同一の意味を
    有する) で示される誘導体を式(IV) JCHR_3(CH_2)_mCTK−COOR(IV)
    (式中、mは0であり、そしてこの場合に、JとKとは
    一緒になって、π結合を表わし、あるいはmは1であり
    、そしてこの場合に、Jはハロゲン原子を表わし、そし
    てには水素原子を表わし、そして Rは水素原子または直鎖状または分枝鎖状の低級アルキ
    ル基を表わし、そして TおよびR_3は式( I )の場合と同一の意味を有す
    る) で示される誘導体で処理し、式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、A、B、C、D、T、R、R_3、X_1およ
    びmは上記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、 この生成物中に存在するRがH以上の基である場合には
    、この生成物をアルキル化剤で処理し、式(V)におい
    て、RがHである特定の誘導体に相当する式(Va) ▲数式、化学式、表等があります▼(Va) で示される誘導体を生成し、この生成物に、好ましくは
    窒素雰囲気の下で製造された、ポリホスフェートエステ
    ルを作用させ、式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、A、B、C、D、T、m、XおよびR_3は上
    記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、次いで、好ましくは窒素雰
    囲気の下に、ジアルキルアミン ▲数式、化学式、表等があります▼ またはその強酸との塩(式中、R_1′およびR_2′
    は低級アルキルを表わす)の存在の下で、パラホルムア
    ルデヒドで処理し、式( I )で示される誘導体の特定
    の場合に相当する、式( I /A)▲数式、化学式、表
    等があります▼( I /A) (式中、A、B、C、D、R_3、T、mおよびX_1
    は上記と同一の意味を有し、そしてR_1′およびR_
    2′は低級アルキル基を表わす) で示される誘導体を生成し、この生成物は、必要に応じ
    て、クロマトグラフィおよび(または)結晶化により精
    製し、そしてまた、 式( I )において、R_1とR_2とが、これらが結
    合している窒素原子と一緒になって、式( I )に係り
    前記で定義したとおりのヘテロ環系を形成している誘導
    体を得ることが望まれる場合には、次いで、飽和または
    不飽和の一環状または二環状の窒素含有ヘテロ環状化合
    物(このヘテロ環状化合物中に存在する窒素原子は水素
    原子に結合しており、各環は5員または6員であり、そ
    して各環は窒素、酸素またはイオウから選ばれる、1個
    または2個の他のヘテロ原子を含有していてもよく、そ
    してまた、各環は1個または2個以上の直鎖状または分
    枝鎖状の低級アルキルまたはアルコキシ基により、ある
    いはアリール基[このアリール基は、それ自体が1個ま
    たは2個以上の低級アルキルまたは低級アルコキシ基で
    、あるいは1個または2個以上のハロゲン原子またはト
    リフルオロメチル基で置換されていてもよい]により置
    換されていてもよい)で処理し、式( I )で示される
    誘導体の特定の場合に相当する、式( I /B)▲数式
    、化学式、表等があります▼( I /B) (式中、A、B、C、D、R_3、T、mおよびX_1
    は上記と同一の意味を有し、そしてR_1とR_2とは
    、これらが結合している窒素原子と一緒になって、上記
    定義のとおりのヘテロ環系を形成している) で示される化合物を生成し、そしてまた、 式( I )において、R_1およびR_2が、それぞれ
    水素原子を表わす誘導体を得ることが望まれる場合には
    、10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シ
    クロヘプテン−5−イルアミンで処理し、式( I )で
    示される誘導体の特定の場合に相当する、式( I /C
    1) ▲数式、化学式、表等があります▼( I /C1) (式中、A、B、C、D、R_3、T、mおよびX_1
    は前記と同一の意味を有する) で示される誘導体を、クロマトグラフィおよび結晶化に
    よる精製の後に、生成し、この生成物を、必要に応じて
    稀釈し、酢酸中で加熱処理し、必要に応じて結晶化した
    後に、式( I )で示される誘導体の特定の場合に相当
    する、式( I /C)▲数式、化学式、表等があります
    ▼( I /C) (式中、A、B、C、D、R_3、T、mおよびX_1
    は前記と同一の意味を有する)で示される誘導体を生成
    し、この生成物は、必要に応じて、クロマトグラフィお
    よび(または)結晶化により精製し、そしてまた、式
    I において、R_1が基▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (式中、R_4、R_5およびR_6は式( I )の場
    合と同一の定義を有する)を表わす誘導体を得ることが
    望まれる場合には、この生成物を式(VII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(VII) (式中、R_4、R_5およびR_6は式( I )の場
    合と同一の定義を有する)で示される誘導体の強酸との
    塩で処理し、場合により、クロマトグラフィにより精製
    し、重金属塩で処理し、次いで場合により、結晶化した
    後に、式( I )において、Rが基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を表わし、そしてR_2が水素原子を表わす誘導体に相
    当する、式( I /D) ▲数式、化学式、表等があります▼( I /D) (式中、A、B、C、D、R_3、T、mおよびX_1
    は前記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、そしてまた、 X_1が水素原子を表わす場合には、得ることが望まれ
    る式( I )で示される化合物に応じて、式(VIII) Hal−SO_2E(VIII) (式中、Eは式( I )の場合と同一の意味を有し、そ
    してHalはハロゲン原子を表わす) で示される化合物を、水素化ナトリウムの存在の下に、
    作用させ、抽出および場合により、カラムクロマトグラ
    フィによる精製の後に、式( I )において、XがSO
    _2Eを表わす、特定の場合に相当する、式( I /E
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I /E) (式中、A、B、C、D、R_1、R_2、R_3、T
    、mおよびEは式( I )の場合と同一の意味を有する
    ) で示される誘導体を生成し、そしてまた、 式 I において、nが1を表わす化合物を得ることが望
    まれる場合には、式( I /A)、( I /B)、( I
    /C1)、( I /C)、( I /D)または( I /E
    )で示される誘導体を酸化剤、好ましくはメタ−クロロ
    過安息香酸で処理し、場合により、クロマトグラフィお
    よび(または)結晶化により精製した後に、式( I )
    で示される誘導体の特定の場合に相当する、式( I /
    F) ▲数式、化学式、表等があります▼( I /F) (式中、A、B、C、D、X、T、R_1、R_2、R
    _3およびmは式( I )の場合と同一の意味を有し、
    そしてこの場合に、nは1を表わしている)で示される
    誘導体を生成し、所望により、 式( I /A)、( I /B)、( I /C1)、( I /
    C)、( I /D)、( I /E)または( I /F)で
    示される化合物は、相当する場合に、その異性体に分割
    することができ、そして(あるいは)行なわれる可能性
    のある後続の工程に対し、その精製を容易にするために
    、塩形成し、または治療目的に使用するために、医薬的
    に許容される酸により塩形成し、そして場合により、結
    晶化する、ことも包含する合成方法。
  7. (7)請求項2および3のうちの一項に記載の化合物を
    製造するにあたり、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、A、B、CおよびDは、式( I )の場合と同
    一の意味を有し、そしてX_1は水素原子または低級ア
    ルキル基を表わす) で示される誘導体を、五硫化リンのような硫化剤の存在
    の下に、縮合および処理し、得られた式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、A、B、C、DおよびX_1は前記と同一の意
    味を有する) で示される誘導体を、式(IV) JCHR_3−(CH_2)_m−CTK−COOR(
    IV)(式中、mは0を表わし、この場合には、Jおよび
    には一緒になって、π結合を表わし、あるいはmは1を
    表わし、この場合には、Jはハロゲン原子を表わし、そ
    してには水素原子を表わし、そしてRは水素原子、ある
    いは直鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基を表わし、
    そしてTおよびRは式( I )の場合と同一の意味を有
    する) で示される誘導体で処理し、式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、A、B、C、D、T、R、R_3、X_1およ
    びmは前記と同一の意味を有する) で示される誘導体を生成し、 RがH以外の基である場合には、この生成物にアルカリ
    性剤を作用させ、式(V)において、RがHを表わす特
    定の誘導体に相当する式(Va)▲数式、化学式、表等
    があります▼(Va) で示される誘導体を生成し、この生成物に、好ましくは
    窒素雰囲気の下で製造された、ポリホスフェートエステ
    ルを作用させ、得られた式(VI)▲数式、化学式、表等
    があります▼(VI) (式中、A、B、C、D、T、m、X_1およびR_3
    は前記と同一の意味を有する) で示される誘導体を、次いで、好ましくは窒素雰囲気の
    下に、ジアルキルアミン ▲数式、化学式、表等があります▼ またはその強酸による塩(式中、R_1′およびR_2
    ′は低級アルキルを表わす)の存在の下に、パラホルム
    アルデヒドで処理し、式( I )で示される誘導体の特
    定の場合に相当する、式( I /A)▲数式、化学式、
    表等があります▼( I /A) (式中、A、B、C、D、R_3、T、mおよびX_1
    は前記と同一の意味を有し、そしてR_1′およびR_
    2′は低級アルキル基を表わす) で示される誘導体を生成し、この生成物を、必要に応じ
    て、クロマトグラフィおよび(または)結晶化により精
    製し、次いで、式(M) ▲数式、化学式、表等があります▼(M) [式中、V、WおよびZは、同一または異なることがで
    き、それぞれ相互に独立して、直鎖状または分枝鎖状の
    低級アルキルまたはアルコキシ基あるいはアリール基(
    このアリール基は、それ自体が低級アルキルまたは低級
    アルコキシ基により、あるいはハロゲン原子またはトリ
    フルオロメチル基により置換されていてもよい)を表わ
    す]で示される誘導体で処理し、式( I /B1)▲数
    式、化学式、表等があります▼( I /B1) (式中、A、B、C、D、T、R_3およびmは式(
    I )の場合と同一の意味を有し、そしてX_1、V、W
    およびZは上記と同一の意味を有する)で示される化合
    物を生成し、所望により、この生成物をその異性体に分
    割し、そして(または)医薬的に許容される酸により塩
    形成し、次いで場合により、結晶化する、ことよりなる
    、請求項6に記載の方法。
  8. (8)活性成分として、請求項1〜5のいずれか一項に
    記載の化合物の少なくとも一種を、医薬的に許容される
    、非毒性の不活性の担体または賦形剤の一種または二種
    以上と組合せて含有する医薬組成物。
  9. (9)セロトニン作動性系の機能不全、特に痛みのある
    エピソード、不安、精神分裂、嘔吐に関連した症状の処
    置に、特に抗癌処置剤の投与後、心拍障害、或る種の胃
    腸障害およびまた認識障害、特に痴呆状態および記憶障
    害、の処置に有用である、請求項8に記載の医薬組成物
JP1315531A 1988-12-06 1989-12-06 新規なインドール誘導体 Expired - Lifetime JPH064637B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8815937A FR2639944B1 (fr) 1988-12-06 1988-12-06 Nouveaux derives de l'indole, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
FR8815937 1988-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02200685A true JPH02200685A (ja) 1990-08-08
JPH064637B2 JPH064637B2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=9372595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1315531A Expired - Lifetime JPH064637B2 (ja) 1988-12-06 1989-12-06 新規なインドール誘導体

Country Status (15)

Country Link
US (1) US5030646A (ja)
EP (1) EP0373061B1 (ja)
JP (1) JPH064637B2 (ja)
AT (1) ATE101610T1 (ja)
AU (1) AU618648B2 (ja)
CA (1) CA2004643A1 (ja)
DE (1) DE68913167T2 (ja)
DK (1) DK614989A (ja)
ES (1) ES2063157T3 (ja)
FR (1) FR2639944B1 (ja)
IE (1) IE64209B1 (ja)
NZ (1) NZ231634A (ja)
OA (1) OA09147A (ja)
PT (1) PT92494B (ja)
ZA (1) ZA899321B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8928837D0 (en) * 1989-12-21 1990-02-28 Beecham Group Plc Pharmaceuticals
HU211081B (en) * 1990-12-18 1995-10-30 Sandoz Ag Process for producing indole derivatives as serotonin antagonists and pharmaceutical compositions containing the same
US5696159A (en) * 1994-08-03 1997-12-09 Cell Pathways, Inc. Lactone compounds for treating patients with precancerous lesions
US5776962A (en) * 1994-08-03 1998-07-07 Cell Pathways, Inc. Lactone compounds for treating patient with precancerous lesions
CN109438448B (zh) * 2018-11-07 2021-08-27 成都大学 一种吲哚并七元环化合物及其制备方法和用途

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02131485A (ja) * 1988-11-10 1990-05-21 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 3−置換テトラヒドロチオピラノ〔2,3−b〕インドール誘導体及びその中間体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3971806A (en) * 1974-05-09 1976-07-27 Warner-Lambert Company Indolothiopyrones
JPS557201A (en) * 1978-05-23 1980-01-19 Shionogi & Co Ltd Derivative of tetrahydrothiopyrano(2,3-b)indole
JPS56120686A (en) * 1980-02-27 1981-09-22 Shionogi & Co Ltd Tetrahydrothiopyrano 3,2-b indole derivative
FR2561244B1 (fr) * 1984-01-25 1988-03-04 Glaxo Group Ltd Composes heterocycliques du type tetrahydrocarbazolone, procede pour leur preparation et composition pharmaceutique les comprenant

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02131485A (ja) * 1988-11-10 1990-05-21 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 3−置換テトラヒドロチオピラノ〔2,3−b〕インドール誘導体及びその中間体

Also Published As

Publication number Publication date
ATE101610T1 (de) 1994-03-15
EP0373061A1 (fr) 1990-06-13
IE64209B1 (en) 1995-07-26
PT92494B (pt) 1995-08-09
DE68913167T2 (de) 1994-09-01
FR2639944A1 (fr) 1990-06-08
FR2639944B1 (fr) 1991-01-18
PT92494A (pt) 1990-06-29
ZA899321B (en) 1990-08-29
CA2004643A1 (fr) 1990-06-06
AU618648B2 (en) 1992-01-02
EP0373061B1 (fr) 1994-02-16
NZ231634A (en) 1991-06-25
DK614989D0 (da) 1989-12-06
DE68913167D1 (de) 1994-03-24
OA09147A (fr) 1991-10-31
JPH064637B2 (ja) 1994-01-19
DK614989A (da) 1990-06-07
AU4583489A (en) 1990-06-14
US5030646A (en) 1991-07-09
IE893871L (en) 1990-06-06
ES2063157T3 (es) 1995-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK174161B1 (da) Anellerede indolderivater, fremgangsmåde til deres fremstilling og fremgangsmåde til fremstilling af farmaceutisk præparat indeholdende dem
JPH0314563A (ja) 新規4―フルオロ安息香酸誘導体
US5614518A (en) Morpholine derivatives as dopamine receptor subtype ligands
JPH0737451B2 (ja) 置換イミダゾリル−アルキル−ピペラジンおよび−ジアゼピン誘導体
EP0319429B1 (en) 9-Acylamino-tetrahydroacridine derivatives and memory enhancing agent containing said derivative as active ingredient
RU2190612C2 (ru) Новые производные индол-2,3-дион-3-оксима
US3993656A (en) 1,8-Naphthyridine compounds
JPS6289679A (ja) ピペリジン誘導体
JPH01249769A (ja) 向精神性ヘテロビシクロアルキルピペラジン誘導体
JP2001512727A (ja) 5ht−1受容体のリガンドとしてのニ環式化合物
US4925850A (en) Derivatives of 2-((4-piperidinyl)methyl)-1,2,3,4-tetrahydroisoquinoline, their preparation and their application in therapeutics
CA2050962A1 (en) Aryl-fused and hetaryl-fused-2,4 diazepine and 2,4-diazocine antiarrhythmic agents
US4654350A (en) Gaba-agonistic imidazo(4,5-c)pyridines useful as pharmaceuticals
PL114573B1 (en) Process for preparing novel,substituted in position 11,5,11-dihydro-6h-pyrido/2,3-b//1,4/-benzodiazepin-6-ones
EP0401707B1 (en) Heterocyclic triazin or triazolo compounds having serotonin 2-receptor antagonistic activity
HU195509B (en) Process for producing pyridinyl-piperazine derivatives and pharmaceutical compositions containing them as active agents
JPH02200685A (ja) 新規なインドール誘導体
US5096900A (en) (4-piperidyl)methyl-2,3-dihydro-1h-isoindole and -2,3,4,5-tetrahydro-1h-benzazepine derivatives, their preparation and their application in therapy
US4608375A (en) Quinazolinone derivatives, processes for the preparation thereof and pharmaceutical composition comprising the same
US5081128A (en) 2,3-dihydro-1h-isoindole derivatives and their application in therapy
JPH0240381A (ja) 新規縮合ジアゼピノン類、それらの製造方法及びこれらの化合物を含有する医薬組成物
JPS6396187A (ja) インドローピラジノーベンゾジアゼピン誘導体
JPH05247052A (ja) N−アルキルグルタールイミドの4−(4−ピペリジニル)−チエノ〔3,2−c〕ピリジン誘導体
US3773746A (en) 1,1'-azo bis(1h-imidazo(1,2-a)pyridinium dibromide compounds
US4851411A (en) 5-monoaryl as.-triazin-3-ones substituted in 2-position, and their use as medicaments