JPS62135033A

JPS62135033A - 時分割多重伝送方式

Info

Publication number: JPS62135033A
Application number: JP27471985A
Authority: JP
Inventors: Yoichi Imaizumi; 今泉　洋一
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-12-06
Filing date: 1985-12-06
Publication date: 1987-06-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔署既要〕時分割多重伝送方式であって、複数の伝送入力信号毎に
多重化処理レベルに応じて優先度を設定して、その設定
優先度に応じて時分割多重化処理を行なうように構成す
ることによって、回線の有効利用及び重要度を考慮した
伝送が可能となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、音声信号１画像信号等の時分割多重伝送方式
に関するものである。この様なマルチメディアの時分割
多重化方式に於て、多重化を行なう際に通話要求がある
場合は特に問題はないが通話要求がない場合に於ては、
多重化した信号に空き領域が生じる。

この空き領域部分を高効率的に多重化を行なう技術が望
まれている。

〔従来の技術）公知の時分割多重伝送方式の概略構成は第４図に示すよ
うになっていた。つまり、複数の伝送入力信号４１１Ａ
〜Ｎは、多重化処理制御信号４１５にて表される切換え
タイミング情報に応じて、時分割多重化部４２１で切り
換えられた後、伝送部４３０によって出力回線に多重化
信号４２３として載せられていた。

ここで、多重化処理制御信号４１５の切換え情報は一定
であるために、例えば入力信号４１１Ａ。

４１１Ｂ、　　・・・、４１１Ｎといった一連の順序で
時分割多重化されていた。このようにして多重化された
結果の回線上での信号は、第５図のようになっていた。

但し、入力回線は６とする。このように、複数回線の入
力信号を１回線に載せて、効率的な伝送が行なわれるも
のである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかながら、このような従来方式にあっては、多重化処
理制御信号４１５での切換え情報はすべての入力信号４
１１Ａ〜Ｎを一定の順序に従って多重化するものである
ため、第５図に示すとおり、回線４２３での伝送時分割
スロットの割当てはいわば固定であった。そのため、例
えばある入力回線が空いている状態で通話要求がなくそ
の伝送入力信号が無いときであっても、それが多重化さ
れることになり、出力側の回線４２３では“無信号”の
状態時間が自ずと生じる。従って、回線の有効利用の面
からすると非効率的といえる。

本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり
、回線の有効的な利用を図ることが可能な時分割多重伝
送方式を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の時分割多重伝送方式の原理ブロック図
である。

図において、複数の伝送入力信号１１１Ａ〜Ｎは多重化
されるべき信号である。

複数の優先度設定部１１３Ａ〜Ｎは、複数の伝送入力信
号１１１Ａ〜Ｎのそれぞれに対し、多重化処理レベルに
応じて多重化処理優先度を設定する。

制御処理部１１７は、複数の優先度設定部１１３Ａ〜Ｎ
によって設定された優先度に応じて多重化処理制御信号
１１５を出力する。

時分割多重化部１２１は、多重化処理制御信号１１５に
よって表される優先度に応じて、複数の伝送入力信号１
１１Ａ〜Ｎを時分割多重化して多重化伝送出力信号１１
９を出力する。

従って、構成全体として、複数の入力信号１１１Ａ〜Ｎ
が時分割多重化されて多重化伝送出力信号１１９が得ら
れるようになっている。

〔作用〕

複数の優先度設定部１１３Ａ−Ｈにおいて多重化処理レ
ベルに応じて多重化処理優先度が設定され、その設定優
先度に応じて時分割多重化部１２１は多重化を行なう。

そのため、優先度が高い入力信号程優先的に多重化伝送
される。

従って、出力側の回線上に時分割される伝送信号は固定
的ではない。

本発明では、伝送入力信号の時分割多重化をいわば優先
度に応じて可変的に行なうように構成したことに因り、
回線のより有効的な利用を図ると共に重要度を考慮した
伝送を行なうことができる。

〔実施例〕

第２図に本発明の一実施例を示す。ここで、伝送回線に
て伝送されて来る複数の入力信号２１１Ａ〜Ｎは、・そ
れぞれ対応する複数の入力回路２４ＩＡ〜Ｎにて受信さ
れて、時分割多重化部２２１に供給される。

複数の入力回路２４１Ａ〜Ｎのそれぞれに対応して、複
数の優先度設定部２１３Ａ〜Ｎが設置されており、それ
らの設定優先度を表す複数の優先度設定信号２１４Ａ〜
Ｎが制御処理部２１７に供給されるようになっている。

この制御処理部２１７に応動して、時分割多重化部２２
１は、複数の入力信号２１１Ａ〜Ｎを時分割多重化する
。その多重化に応答して、伝送部２３０は、出力回線に
時分割多重化出力信号２２３を載せる。

このように構成される本発明実施例においては、多重化
処理レベルに従って設定される優先度に応じた時分割多
重化を行なうことに特徴があるので、以下これを中心に
して述べる。

いま、複数の優先度設定部２１３Ａ〜Ｎにおいて、優先
度を定める態様の基準としては、複数の入力信号２１１
Ａ−Ｈのうち先に来大した順序に従って優先度を定義す
るものであるとする。つまり、例えば、入力信号２１１
Ｂ、２１１Ｎ、２１１Ａ、　　・・・といった時間的な
順序で入力回路２４１Ｂ、２４１Ｎ、２４１Ａ、　　・
・・は受信したものとする。すると、優先度設定信号２
１４Ｂ。

２１４Ｎ、２１４Ａ、　　・・・の順序で順次低くなる
優先度情報が制御処理部２１７に供給される。

この制御処理部２１７は優先度情報に応答して時分割多
重化部２２１の多重化を制御する。すると、多重化部２
２１では、先ず入力信号２１１Ｂの回線を切り換え選択
し、次いで入力信号２１１Ｎの回線を切り換え選択し、
続いて入力信号２１１Ａ、　　・・・の順序で選択して
いく。

従って、伝送部２３０から出力回線には、到来順序に従
った入力信号２１１Ｂ、２１１Ｎ、２１１Ａ、　　・・
・の時間経過に応じた時分割多重化出力信号２２３が与
えられることとなる。ここで、全く使用されていない入
力回線には入力信号が伝送されて来ないので、先着順序
が付けられず、その回線での入力信号は多重化されるこ
とはない。

以上が、“先着優先処理”の場合である。他にも優先度
を定める規準がある。

例えば、複数の入力信号２１１Ａ〜Ｎにはそれぞれ個別
の番号１，２．・・・・、ｎと割り付けであるものとす
ると、この番号での大きい順あるいは小さい順に従って
優先度情報を定めることもできる。かような“番号優先
処理”の場合、時分割多重化は入力信号２１１Ａ〜Ｎあ
るいは入力信号２１１Ｎ−Ａの順序で行なわれることに
なる。

但し、入力信号２１１Ｂ、　Ｎ、　Ａ、　　・・・とい
ったように「番号付け」を行なってもよい。要は、利用
者にとって優先扱いをすべき回線の程度に従って「番号
」の順序を予め定めておけばよい。

更に、例えば複数の入力信号２１１Ａ〜Ｎのうち入力信
号２１１Ａ〜（Ｎ−２）は音声信号、入力信号２１１（
Ｎ−１）及び２１１Ｎは映像信号であるというように信
号の種類が異質であるものとする。かような異質な入力
信号の相互間には「処理レベル」の相違があり、例えば
映像信号が音声信号よりも処理レベルが高いものとする
。すると、優先度情報は映像信号の方が高く与えられる
ので、多重化部２２１は、入力信号２１１（Ｎ−１）、
２１１Ｎを先ず多重化し、続いて他の入力信号について
多重化を行なう。かような“処理レベル優先処理”にあ
っては、信号の種類を規準とするのみではなく、同種類
の信号の相互間でも所望の副規準に従って処理レベルを
定めておけばよい。その場合、先ず主規準で処理レベル
が定まり、その同−主規準同士は副規準に従って優先度
情報が与えられることとなる。

なお、以上のような規準を１つとすることなく複数の規
準を混合して優先度情報を与えるようにしてもよいこと
は勿論である。

例えば、上述した“処理レベル優先処理”の場合、映像
信号量同士、音声信号間同士での優先度の規準を、「番
号」あるいは「先着」順に従って定義すればよい。

また、先ず第１に“先着優先処理”に基づいて多重化を
行なうものとし、第２に“番号優先処理”に従って多重
化が行なわれるような優先度情報が与えられるものとす
る。その場合の「番号付け」は、最重要の入力信号２１
１Ａを’ＩＪとし、次いで重要度の高い順に従った入力
信号２１１８〜Ｎを「２ｊ、〜「ｎ」としておく。そこ
で、入力信号２１１Ａが来入しない状態では、入力信号
２１）Ｂ−Ｎが番号順に従って多重化されるので、最重
要な回線であっても空きであれば有効利用することがで
きる。

ところが、そのような重要度の高い回線が空いている状
態で、他の重要度の低い回線に対して利用されている場
合に、急遁その利用されていなかった重要な回線が利用
されて入力信号が到来したものとする。すると、上述し
た例で最重要であった入力信号２１１Ａ（番号「１ｊ）
が空き状態から急に受信されたような場合、この入力信
号２１１Ａが優先的に多重化伝送されるので、他の既に
伝送されていた入力信号の多重化伝送が急に中断されて
しまい、伝送状態が極めて不自然となってしまう。

このような不自然さを解消するために、第３図のように
制御処理部２１７に記憶媒体３５０を付加している。つ
まり、上述のような最優先入力信号が割り込んで来た場
合、“そのはみ出る”信号をこの記憶媒体３５０に一旦
格納する。しかる後、区切りの良いブロック単位等の伝
送終結を待って、格納信号を改めて多重化して、先に伝
送していた“はみ出し”信号の多重化伝送を再開する。

これにより、優先度の高い入力信号の割り込みによる多
重化があったことを、受信側では知ることができる。

〔発明の効果〕

以上詳述した如く本発明によれば、入力回線の利用状態
に応じた有効利用を図ると共に、入力信号の重要度をも
考慮した時分割多重化伝送を行なうことが可能となり、
実用的に掻めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の時分割多重伝送方式の原理ブロック図
、第２図は本発明の一実施例による時分割多重伝送方式の
構成を示すブロック図、第３図は本発明の別実施例による時分割多重伝送方式の
構成を示すブロック図、第４図は従来例の構成を示す説明図、第５図は伝送回線上での時分割多重化信号の状態を示す
説明図である。第１図〜第３図において、１１１Ａ〜Ｎ、　　２１１Ａ〜Ｎは入力信号、１１３Ａ
〜Ｎ、　　２１３Ａ〜Ｎは優先度設定部、１１５は多重
化処理制御信号、１１７．２１７は制御処理部、１１９．２２３は多重化伝送出力信号、１２１．２２１
は時分割多重化部、２１４Ａ〜Ｎは優先度設定信号、２４１Ａ〜Ｎは入力回路、３５０は記憶媒体である。実売例の説明図第２図万［突流例の盲兇明図第３図従来伊℃説明図第４図

Claims

【特許請求の範囲】多重化されるべき複数の伝送入力信号（１１１Ａ〜Ｎ）
と、該複数の伝送入力信号毎に多重化処理レベルに応じた多
重化処理優先度を設定する複数の優先度設定部（１１３
Ａ〜Ｎ）と、該複数の優先度設定部によって設定された優先度に応じ
て多重化処理制御信号（１１５）を出力する制御処理部
（１１７）と、前記多重化処理制御信号によって表される優先度に応じ
て、前記複数の伝送入力信号を時分割多重化して多重化
伝送出力信号（１１９）を出力する時分割多重化部（１
２１）とを有するように構成されたことを特徴とする時
分割多重伝送方式。