JPS62134402A - 固体燃料燃焼用蒸気発生炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、技術分野 本発明は、断面が矩形であり、互いに気密に溶接された
管によって具体化された垂直煙道、及びこれも互いに気
密に溶接された管によって具体化され、この煙道の下端
に配置された煙突を有し、この煙突は４平面壁の組合せ
であり且つその下端に矩形の出口が作られていて、煙突
管と煙道管は、互いに通じ且つ作動媒体を上方に貫流さ
れ、煙突管がらせん状に延びる固体燃料燃焼用蒸気発生
炉に関する。

口、従来の技術 既知のこの種の蒸気発生炉に於いては、煙突は二つの対
向する垂直台形壁と二つの対向する傾斜矩形壁とを含み
、これら４壁の下端に存在する矩形出口は各傾斜矩形壁
の長さと同じ長さを有する。

従って、これら二つの垂直台形壁は煙道の二つの平行壁
の整列された延長として機能し、各々その下端によって
矩形出口の短辺を画する。その単純な設計及び生産のｉ
Ｉｊ粍性のために、この蒸気発生炉は、一般に実際上満
足であることを立証している。それは、灰を取出すため
のその後の設備の要求に出口の幅を適合させるのを簡易
化し、それでそのような設備を設計するとき、そのよう
な出口の長さを考慮に入れなければならない。これは、
普通標準部品から組立てるこの種のプラントの建設を複
雑にする。

ハ８発明の要約 本発明の目的は、前述の種類の蒸気発生炉を、煙突出口
の後に配置する排出設備の設計及び建設が簡単になるよ
うに改良することである。

従って、本発明によれば、煙突壁は全て台形である。従
って、煙突出口の長さは灰排出設備に適合させることが
でき、それでそれを標準部品から容易に組立てられるよ
うにする。これは、そのような設備を出口に適合させる
従来の手続より安いことが判っている。これらの利点は
、前に重油だき蒸気発生炉であったものを石炭だきに変
換する必要のあるときにも有効である。

特許請求の範囲第２項は、本発明の有利な展開図を特徴
する特許請求の範囲第２項を使用すると、全ての煙突壁
のらせん状に延びる管の間に均一な距離を１ｌｆＶｊで
きるようにする。

二、実施例 以下に本発明の一実施例を線図形の図面を参照して詳細
に説明する。

この蒸気発生炉は、垂直な正方形断面の煙道１を有する
。それは、第３図に見られるように、ウェブ３０によっ
て互いに気密に溶接された管３によって具体化されてい
る。この煙道１の下端に配置されているのは、これもウ
ェブ３３によって互いに気密に溶接された管１３によっ
て具体化された煙突２である。この煙突２は、４平面台
形矩形壁２ａ、２ｂを有し、それらの底面水平縁は、矩
形出口４を画する。その短辺と関連しているのは、二つ
の同じ壁２ａで、一方これも同じである二つの壁２ｂは
、長辺と関連するが煙突壁２ａとは異なる。この煙道１
と煙突２の管群は互いに気密に合体し、この煙突管１３
と煙道管３は、らせＩυ状に延びる。これらの管を貫流
する作１ｊｌｌ媒体は、管１３の下端に供給され、管３
の上端から取出される。即ち、そのような媒体は上方に
流れる。微粉炭バーナく図示せず）は、既知の方法で煙
道１の垂直縁の近くに配置され、且つこの蒸気発生炉の
接線方向の燃焼を提供するように作動する。

第３図の展１ｆｉ１図で、壁２ａの傾斜縁２１は垂線と
αの角度をなし、一方、煙突壁２ｂの傾斜縁２２は垂線
とβの角度をなす。壁２ａの中の管１３は、水平線に対
しδの傾斜をなし、且つこれｔよ、煙突壁２ｂの中の管
１３の主要部の角度である。

管１３の、第３図で左の煙突壁縁２２と、この煙突と煙
道の間の転移部でこの縁２２と交差する境界直Ｉ！ｉＩ
５との間に配置された部分だけが水平線に対し転移傾斜
εである。後者の傾斜は、傾斜δより大きい。従って、
煙突壁２ｂと隣接する壁２ａとの管１３の間に連続的転
移が保証される。各線５は、垂線と角度αをなす。又、
煙突２全体の中の個々の管１３の間に一定の間隔ｔを保
証するため、これらの角度は互いに次の関係を有する。

即ち、 β＝α−２６ γ−α ε＝２α−δ 角度αは、第３図では３０’である。即ち、それは、か
たい燃焼残さい、更に詳しくは灰がまだこの煙突を満足
に流れる臨界角３５°以下である。

この出口４の短辺を画する壁２ａも傾斜して延びるので
、この蒸気発生炉の設計の際に、この出口４に続き且つ
燃焼残さいを排出するように作用する設備（図示せず）
にこの出口４の長さを適合させることは簡単なことであ
る。それでそのような設備は、標準部品から容易に組立
てることができる。

これまで説明したものの代りに、この煙道は正方形以外
の矩形断面をもつことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による蒸気発生炉の透視図である。 第２図は、第１図の蒸気発生炉の平面図である。 第３図は、この蒸気発生炉の展開図である。 １・・・煙道、 ２・・・煙突、 ２ａ、２ｂ・・・壁、 ３．１３・・・管、 ４・・・出口、 ５・・・境界直線、 ２１．２２・・・傾斜縁

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）断面が矩形であり、互いに気密に溶接された管（
   ３）によつて具体化された垂直煙道（１）、及び、これ
   も互いに気密に溶接された管（１３）によつて具体化さ
   れ、この煙道（１）の下端に配置された煙突（２）を有
   し、この煙突（２）は、４平面壁（２ａ、２ｂ）の組合
   せであり且つその下端に矩形の出口（４）が作られてい
   て、煙突管（１３）と煙道管（３）は、互いに通じ且つ
   作動媒体を上方に貫流され、煙突管（１３）がらせん状
   に延びる固体燃料燃焼用蒸気発生炉に於いて、全ての煙
   突壁（２ａ、２ｂ）が台形であることを特徴とする蒸気
   発生炉。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の蒸気発生炉に於いて
   、煙突（２）の展開図に於いて、次の角度関係が共存す
   ることを特徴とする蒸気発生炉、β＝α−２δ γ＝α ε＝２α−δ 但し、 αは垂線と出口（４）の短辺を画する台形壁（２ａ）の
   傾斜縁（２１）とがなす角度を表し、βは垂線と出口（
   ４）の長辺を画する台形壁（２ｂ）の傾斜縁（２２）と
   がなす角度を表し、γは垂線と、出口（４）の長辺を画
   する台形壁（２ｂ）でらせん状に延びる管（１３）の大
   部分の角度δが転移角度εに変わる境界直線（５）とが
   なす角度を表し、 δは台形壁（２ａ、２ｂ）での煙突管（１３）の水平線
   に対する大部分の傾斜を表し、そしてεは、境界直線（
   ５）と台形壁（２ｂ）の隣接する傾斜縁（２２）との間
   の領域での管（１３）の水平線に対する転移角度を表す
   。
3. （３）特許請求の範囲第２項記載の蒸気発生炉に於いて
   、角度αが３５°以下であることを特徴とする蒸気発生
   炉。
4. （４）特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか一つ
   の項に記載の蒸気発生炉に於いて、煙道管（３）がらせ
   ん状に延び且つ煙突管（１３）のコイルと直接合体する
   ことを特徴とする蒸気発生炉。