JPS62134074A

JPS62134074A - 冷凍食品の解凍装置

Info

Publication number: JPS62134074A
Application number: JP27521385A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Mizuno; 水野　茂雄; Shinya Suzuki; 信也鈴木
Original assignee: Hoshizaki Electric Co Ltd
Current assignee: Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date: 1985-12-09
Filing date: 1985-12-09
Publication date: 1987-06-17
Also published as: JPH0419832B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、産業上の利用分野本発明は冷凍食品の解凍装置に関し、特に、数多くの小
塊冷凍食品を同時に、かつ、短時間にムラなく解凍させ
る為の新規な改良に関するものである。

ｂ、従来の技術従来、用いられていたこの種の解凍装置としては種々の
構成が採用さ【、かつ、提案さｎているが、その中で代
表的な構成を挙げると第４図及び第５図に示される通り
である。

すなわち、第４図及び第５図において、符号１で示さｎ
るものは全体が断熱構造よりなると共にほぼ箱形をなす
ケースであり、このケース１の外部上面にはコンデンシ
ングユニット２ｆ：。

なすための圧Ｋｄｉ機３、凝縮器４及びファンモータ５
が載置して設けられている。

前記箱体１内の上部位置には、このコンデンシングユニ
ソ）２に接続さｎた蒸発器６が設けられ、この蒸発器６
の下端には電気ヒータ等からなる加熱部７が配役さルて
いると共に、この蒸発器６の一側部位脱（実施例では左
側）に）はファンからなる送風部８がケース１に設ケラ
ｎている。

前記加熱部７の下部位置には、遮蔽板９並びに一対の棚
受部材１０が設けられ、この棚受部材１０の上端とこの
遮蔽板９の下端の間には、案内開口部１１と吸込み開口
部１２が形成されていると共に、各棚受部材１ｏにも前
述の案内開口部１１及び吸込み開口部１２が第５図の断
面図に示さｎるように横長状（Ｃ所要の間隔で配列され
ている。

前記各棚受部材１０間には、Ｌ形をなす受金具１３を介
して複数枚の棚１４が設けられており、これらの各棚１
４上には多数の冷凍食品１５が載ａさ１ている。

さらに、前記ケース１のｉ前部側には扉１６が開閉自在
に設けらｎており、各画１４に対する冷凍食品１５の出
し入れを行っている。

従来の解凍装置は前述のように構成されており、以下に
その動作について説明する。

第４図の状態で、加熱部７を作動させると共に送風部８
を作動させると、この送風部８によって得られた温風が
矢印Ａ、Ｃ，Ｋ及びＧで示されるように案内開口部１１
から案内され、各画１４における冷凍食品１５と熱交換
した後、矢印Ｂ、Ｄ、Ｆ及びＨで示されるように吸込み
開口部１２から送風部８に戻り、再び循環されるＯＣ０発明が解決しようとする問題点前述のような従来構成においては、送風部から送られた
温風は冷風よりも上方に上がる性質があるため、矢印Ａ
で示される近傍位置の温風温度と矢印Ｇで示される近傍
位置の盟風温度とを比較すると、矢印Ａで示される位置
の温度が極めて高温であるのに対し、矢印Ｇで示さする
位置の温度はそｎよりもはるかに低く、各画の温度は上
段から下段に行くに従って低下している。従って、上段
の棚における解凍時間は非常に短いが、下段の解凍時間
は非常に長くなり、全体の解凍時間も長くなる。又、前
述の従来構成の解凍装置は、冷凍食品を解凍した後、冷
却保存状態に切換える、構成であるが、上段の棚の冷凍
食品の方が早く解凍されるため、下段の棚の冷凍食品が
解凍される項には、上段の棚の冷凍食品の水分が奪われ
てその表面に焼けが生成商品としての価値を著るしく損
うこととなっていた。

本発明は以上の問題点を速やかに解決することを目的と
するものであり、特に、全ての棚上の冷凍食品に対しほ
ぼ均等温度の温風が供給され、全ての冷凍食品の解凍時
間がほぼ一定化できる解凍装置を提供することを目的と
する。

ｄ６問題点を解決するための手段本発明による冷凍食品の解凍装置は、全体がほぼ箱形を
なし開閉自在な扉を有するケースと、前記ケース内の上
部位置に設けられた加熱部と、前記加熱部の熱を下方に
供給するための送、虱部と、前記送風部からの送風を案
内するため少なくとも上部吹出口と下部吹出口を有する
ガイドダクトとを備えた構成である。

００作用本発明による冷凍食品の、解凍装置において、送風部か
ら送らまた温風は、ガイドダクトの上部吹出口及び下部
吹出口から同時に各欄に供給さｎるため、各欄に供給さ
れる温風の温度はほぼ均一となって循環され、従来構成
のようなショートサイクルを起すこともなく、冷凍食品
全体とのほぼ均一な熱交換が行われるＯｆ、実施例以下、図面と共に本発明による冷凍食品の解凍装置の好
適な実施例について詳細に説明する。

尚、従来構成と同−又は同等部分については同一符号を
付して説明する。

第１図から第３図において符号１で示さｎるものは、全
体が断熱構造よりなると共にほぼ箱形をなすケースであ
ジ、このケース１の外部上面にはコンデンシングユニッ
ト２をなすための圧縮機３、凝縮器４及びファンモータ
５が載置して設けられている。

ｍｌ−記箱体１内の上部位、４には、このコンデンシン
グユニット２に接続さ几た蒸発器６か設けられ、この蒸
発器６の下端（Ｃは電気ヒータ等からなる加熱部７が配
設されていると共に、この蒸発器６の一側部位置（実施
例では右側）にはファンからなる送風部８がケースｉＫ
設けられている。

前記加熱部７の下部位位には、遮蔽板９をその上部に一
体状に有すると共に棚受の作用をなす一対のダクト１０
ａ及び１０ｋｌか設けらｎｌこれらのダクト１０ａ及び
１０ｂのうち、一方のダクトＩ　Ｄａには第２図で示す
ように横長状の複数の案内開口部１１が所要の間隔で形
成され、他方のダクト＋ｏｂには、第２図で示す構成と
同様に横長状の複数の吸込み開口部１２が所要の間隔で
形成されている。

前記ダクト１０ａ及び１０ｂ間には、Ｌ形をなす受金具
１６を介して複数枚の棚１４か設けられており、これら
の各棚１４上には多数σつ冷凍食品１５が載置されてい
る。前述の棚１４と各ダクトＩ　Ｄａ及び１０ｂ間に設
けられた受金具１６は、第１図では簡略化して示してい
るが、実際には第３図で示すように構成されており、各
ダクト１０ａ及び１０ｂの各開口部１１及び１２が形成
さｎていない側端部にこの受金具１６が固定して取付け
られ、この受金具１６上に棚１４が載置して設けられて
いると共に、各ダクト１０ａ及び１０ｂ間には部屋が形
成されている。

さらに、前記ダクト＋Ｏａとケース１の側壁との間には
、このダクトｊＯａとほぼ平行な状態でガイドダクト１
７が設けられており、このガイドダクト１７は長手形状
の第１ガイド部材＋７ａ及びこの第１ガイド部材＋７ａ
Ｊ：ｐも短く形成された第２ガイド部材１７ｂが形成さ
ｎｌこの第１ガイド部材＋７ａのほぼ中央部は、仕切壁
＋７０によって前記ダクト＋ｏａに固定さ汎ている。従
って、前記ガイドダクト１７はこの仕切壁１７Ｃによっ
て上部通路１８と下部通下端には下部吹出口２０が形成
されると共に、第２ガイド部材１７ｂの下端には上部吹
出口２１が形成されている。

さらに、前記ケース１の前部側には扉１６が開閉自在に
設けられており、各欄１４に対する冷凍食品１５の出し
入れを行っている。

本発明による解凍装置は前述のように構成されており、
以下にその動作について説明する。

第１図の状、帽で、加熱部７を作動させると共に送風部
８を作動させると、この送風部８によって得られた温風
が矢印Ａ及びＢで示さ几るように案内さｎると、ガイド
ダクト１７の上部通路１８１／ｉｌ：案内された温風は
、上部吹出口２１′７１ｉｌ−介して仕切壁１７Ｃによ
ってＵターン状態となり、上方に曲折し、矢印Ｊから矢
印Ｋ　、　Ｌ　、　Ｍ　及びＮで示さｎるように案内開
口部１１を介して各ｇＨｉａ上の冷凍食品１５に供給し
て熱交換が行わルる。

各冷凍食品１５との熱交換を終えた温風：ζ矢印ＩＴ　
　Ｔ　　Ｆ：　　Ｒ乃パΩで干すｆら（Ｃ各吸込ミ開口
部１２を経て矢印Ｖで示されるように再び送風部８に吸
込まれて前述と同様に循環動作が継続さｎる。

又、下部通路１９に案内さｎた温風は、ケース１の底壁
でＵターン状態となり、下部吹出口２０から矢印Ｅ及び
Ｆで示すように案内開口部１１を介して各棚１４上の冷
凍食品１５に供給して熱交換が行われる。

各冷凍食品１５との熱交換を、終えた温風は矢印Ｐ及び
Ｏで示されるように、上方に吸い上げらｎ１送風部８に
よって再び循環される。

前述の温風の循環動作が所定時間継続されると、各朔１
４上の冷凍食品１５に対しては、上部吹出口２１及び下
部吹出口２０から供給されたほぼ同温度の温風が供給さ
れ、その結果、はぼ均一な解凍が行われる。

この解凍終了検出は、タイマによる時間設定、もしくは
送風部８の吸い込み温度によって行うことができ、解凍
終了後は、コンデンシングユニット２の作動開始により
、チルド食品とじて冷却保存することができる０尚、本実施例においては、ガイドダクトを２列設けて２
個の吹出口から上方部屋及び下方部屋に各々供給する構
成としたが、前述の実施例に限らず、例えば、２個以上
のガイドダクトにより２個以上の通路及び吹出口を形成
し、二部屋以上の多段状の部屋とした場合も同等の効果
が得られる。

ら発明の効果本発明による冷凍食品の解凍装置は、以上のような構成
と作用とを備えているため、温風の上昇性を利用するこ
とによって各吹出口から出た温風により庫内各部屋の温
度がほぼ同一状態となり、全ての棚における冷凍食品の
解凍もほぼ同程度とすることができる。従って、解凍ム
ラ、食品の余分な水分の乾き、焼は等を避けることがで
き、解凍終了をタイマによる時間設定、もしくは送風部
への吸込み温度で検出しても常に所定状態の解凍冷蔵食
品を得ることができる０

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は本発明による冷凍食品の解凍装置を
示すもので、第１図は扉を除去し庫内を開示した正面図
、第２図は第１図において除去し庫内を開示した正面図
、第５図は第４図において扉をつけた状態の右側断面図
である。１はケース、２はコンデンシングユニット、６は蒸発器
、７は加熱部、８は送風部、１０ａ。＋ｏｂはダクト、１１は案内開口部、１２は吸込み開口
部、１４は棚、１６は扉、１５は冷凍食品、１７はガイ
ドダクト、１８は上部通路、１９は下部通路、２０は下
部吹出口、２１は上部吹出口である。特許出願人　　星崎電礪昧弐会社第１図とＵ第３図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）全体がほぼ箱形をなし開閉自在な扉（１６）を有
するケース（１）と、前記ケース（１）内の上部位置に
設けられた加熱部（７）と、前記加熱部（７）の熱を下
方に供給するための送風部（８）と、前記送風部（８）
からの送風を案内するため少なくとも上部吹出口（２１
）と下部吹出口（２０）を有するガイドダクト（１７）
とを備え、前記送風部（８）からの送風は前記上部吹出
口（２１）及び下部吹出口（２０）を経て前記ケース（
１）内に収容された冷凍食品に供給されるように構成し
たことを特徴とする冷凍食品の解凍装置。
（２）前記上部吹出口（２１）及び下部吹出口（２０）
は前記ガイドダクト（１７）内に分離して形成された上
部通路（１８）及び下部通路（１９）の下端に形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷
凍食品の解凍装置。
（３）前記ケース（１）内には、前記ガイドダクト（１
７）とほぼ平行な状態で設けられ複数の案内開口部（１
１）及び吸込み開口部（１２）を有するダクト（１０ａ
）及び（１０ｂ）が配設され、前記送風部（８）からの
送風は前記各開口部（１１）、（１２）を経て再び前記
送風部（８）に循環するように構成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項又は第２項記載の冷凍食品の解
凍装置。
（４）前記ダクト（１０ａ）及び（１０ｂ）の内側には
、複数の棚（１４）が配設されていることを特徴とする
特許請求の範囲第３項記載の冷凍食品の解凍装置。
（５）前記ケース（１）内には、コンデンシングユニツ
ト（２）に接続された蒸発器（６）が設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項の何
れかに記載の冷凍食品の解凍装置。
（６）前記ケース（１）は断熱構造であることを特徴と
する特許請求の範囲第１項ないし第５項の何れかに記載
の冷凍食品の解凍装置。