JPS6213341Y2 - - Google Patents

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JPS6213341Y2
JPS6213341Y2 JP8836081U JP8836081U JPS6213341Y2 JP S6213341 Y2 JPS6213341 Y2 JP S6213341Y2 JP 8836081 U JP8836081 U JP 8836081U JP 8836081 U JP8836081 U JP 8836081U JP S6213341 Y2 JPS6213341 Y2 JP S6213341Y2
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JP
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sleeve
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push rod
die
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JP8836081U
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JPS57199987U (ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案は心線を挿通させたスリーブ内に、カ
ートリツジに装填したピンを圧入して心線の絶縁
被膜を破り、心線を電気的に接続するための心線
接続用手工具に関するものである。 従来、通信ケーブルの心線を迅速かつ正確に接
続する目的で、第1図に示すようなコネクタおよ
びダイスが使用されている。このコネクタは心線
1が挿入されたスリーブ2の中に、外周面に小さ
く細かい凹凸が形成されたテーパ状のピン3をダ
イス9を介して圧入し、心線1をダイス4のエツ
ジ4aで切断し、さらにスリーブ2内で絶縁被覆
を破つて電気的および機械的に接続するものであ
る。ダイス4の例としては特公昭52−2459号公報
が提案され、またコネクタの接続作業に適用され
る工具として、実公昭51−50632号公報記載の技
術が提案されている。 この工具を使用すると、絶縁被覆が紙、
PVC、PE、PETなどである心線において、第1
表および第2表に示すように、径が0.32〜0.65mm
である組み合わせ範囲で、心線接続作業を能率的
に行い得るという特色を有している。
【表】 単位 mm
【表】 しかしながら、心線の外径が太くなり、例えば
0.9mmであつたりすると、 (イ) スリーブが変形して確実な接続ができない。 (ロ) 心線の余長部分が接続作業と同時に切断でき
ない。 などの問題があつた。 この考案は前記事情を考慮してなされたもの
で、従来使用されていたコネクタをそのまま使用
して、ダイスを介してピンを圧入することによつ
て心線の径が0.9mmである場合の接続を可能にす
るとともに、心線の余長部分の切断を確実にし、
かつ、スリーブ受部材を本体に収容可能に回動さ
せることにより作業性を高めた心線接続用手工具
を提供することを目的とするものである。 以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。 第2図〜第8図はこの考案の一例を示すもので
あつて、本体11の側部には外周囲に形成された
小孔12aに第1図に示したピン3を充填したカ
ートリツジ12が着脱自在に取りつけられる凹部
13が形成されている。この凹部13の基端側に
はカートリツジ12のピン3を押し出すためのプ
ツシユロツド14が出没自在に設けられる。この
プツシユロツド14には本体11の基端側に回動
自在に取りつけられたハンドル15,15の操作
がトグル機構16を介して伝達されるようになつ
ている。 また、凹部3の基端壁の一側部にはデイスク受
プレート17がピン17aを介して回動自在に取
りつけられ、このデイスク受プレート17のデイ
スク軸17bにカートリツジ12が回転自在に取
りつけられている。そして、デイスク受プレート
17を凹部13に収納した際にカートリツジ12
のピン3がプツシユロツド14に対応した位置に
位置決めされるようになつている。 さらに、凹部13から先端方向に離れた本体1
1の他側部にはスリーブ2を支持する受溝18a
を有するスリーブ受部材18が本体11に収容可
能に回転自在に取りつけられる。このスリーブ受
部材18は本体11に収容された状態において、
受溝18aに支持されたスリーブ2とプツシユロ
ツド14との軸線がほぼ一致するように配慮され
ている。また、このスリーブ受部材18には、本
体11に回動自在に取りつけられたクランプレバ
19が連結されている。すなわち、第7図に示す
ように、スリーブ受部材18とクランプレバ19
とをそれぞれ回動自在とさせる支持軸18b,1
3aの間において、連結ピン18cおよびU字状
溝19bを介して連結された構成となつている。 また、スリーブ受部材18の他側部には板ばね
20の付勢力によつて先端を受溝18aに突出さ
せたボール状の係止部材21が設けられ、受溝1
8aにスリーブ2を収納した際に係止部材21に
よつてスリーブ2を固定するようになつている。
この係止部材21付近の本体11にはスリーブ受
部材18を収容させる窪部11aが形成されると
ともに、スリーブ受部材18を窪部11aに収容
させる際に、スリーブ2を受溝18aの底部に押
しつけるための傾斜面11bと、この傾斜面に連
続してスリーブ2の飛び出しを制限するための規
制面11cとがそれぞれ形成されている。 一方、前記スリーブ受部材18の基端側にはプ
ツシユロツド14を臨ませたダイス22が一体に
取りつけられている。このダイス22には、プツ
シユロツド14との共同効果によつて心線を切断
するためのダイス孔22aが形成されるととも
に、このダイス孔22aと連通した案内孔22b
が形成されている。なお、この実施例にあつては
ダイス22に特公昭52−2459号公報に示された技
術が適用されている。 また本体11の他側部には、スリーブ受部材1
8およびダイス22を第7図鎖線で示すように突
出させた際の案内孔22bの軸線と交差する案内
壁11dが形成されている。 なお、図中符号23で示すものはラチエツト歯
であり、クランプレバ9に連動してカートリツジ
12を小孔12aのピツチ分だけ間欠回転させる
ものであり、この機構は例えば実公昭51−50632
号公報の先行技術が適用される。 このように構成された心線接続用手工具におい
て、心線1,1を接続する場合について説明する
と、デイスクプレート17を外方に回動させてデ
イスク軸17bを凹部13から一側方向に引き出
し、このデイスク軸17aにカートリツジ12を
はめ込み、この状態でデイスクプレート17を凹
部13内に収容させる。この際にクランプレバ1
9を先端方向に移動させ、次いでふたたびクラン
プレバ19を戻す操作により、ラチエツト歯23
がカートリツジ12にかみ合つて位置決めがなさ
れる。 一方、クランプレバ19を第6図および第7図
の矢印イの方向に回動させると、スリーブ受部材
18が第7図鎖線で示すように本体11から突出
させられる。このスリーブ受部材18の受溝18
aの中にスリーブ2を押し込むと、このスリーブ
2は係止部材21と受溝18aとの間に固定され
た状態となる。次いで、固定されたスリーブ2に
先端側から接続しようとする心線1、1を挿入し
て、スリーブ2の孔、ダイス孔22aなどを介し
て案内壁11dに接触させ、その表面に沿つて心
線1、1を湾曲させた状態とする。この心線1、
1の湾曲は第1図から明らかなように心線1、1
をスリーブ2の孔の他側方向に寄せてピン3の挿
入を容易にするものである。 次いで、クランプレバ19を第7図矢印ロの方
向に回動させると、連結ピン18cがU字状溝1
9bに押されて、スリーブ受部材18が第7図矢
印ハの方向に回動させられてスリーブ2が傾斜面
11bに接触して受溝18aの底部に押しつけら
れ、さらに規制面11cと受溝18aとによつて
第7図実線で示すように支持され、また、心線
1、1の湾曲作用が促進される。 この状態において両ハンドル15を操作する
と、その力はトルグ機構16によつてプツシユロ
ツド14に伝達され、プツシユロツド14がカー
トリツジ12に支持されたピン3を押し出すこと
になる。ピン3の圧入は、心線1が第4図に示す
ように案内孔22bと案内壁11dとによつて湾
曲した状態で支持されているから心線1がずれる
ことなく、また、第1図に示すようにスリーブ2
が規制面などによつて制限されているから、心線
1,1の被覆を破りながら円滑に行われる。プツ
シユロツド14の先端がダイス22のダイス孔2
2aに挿入される際に、プツシユロツド14とダ
イス孔22aとの作用によつて心線1、1の余長
部分が切断され、次いでピン3がスリーブ2内に
さらに若干圧入されて、心線1、1が機械的にま
た電気的に接続された状態となる。 このように、心線1、1をスリーブ2のエツジ
で切断し、同時にダイス孔22aによつてスリー
ブ2の内径よりもわずかに大きな径に心線1とピ
ン3とを密着させるからこの実施例にあつては、
心線径が0.9mmである場合、心線2本の接続も可
能である。 次いで、クランプレバ19を第7図イの方向に
回動させて、スリーブ受部材18を本体11から
突出させ、接続された心線1、1を抜き取ればよ
い。続いて新しいスリーブ2を受溝18aに挿入
して同様の操作が繰り返されることになる。 なお、第9図a,bは一実施例のボール状の係
止部材21に代えて、先端に球面を有する棒状の
係止部材21とした他の実施例を示すものであ
る。 以上説明したように、この考案はスリーブ受部
材を本体に回動可能に支持して本体から突出させ
た状態で、従来から使用されているスリーブを装
填し係止部材で固定するものであるから、心線の
挿入作業がきわめて容易であり、本体に案内壁に
接触させて心線を湾曲させ、かつ、スリーブ受部
材を本体に収納させることによつて心線をさらに
湾曲させるものであるから、スリーブ内へのピン
挿入を簡単に円滑にすることができる。また、プ
ツシユロツドとダイスとの作用によつて心線の接
続、切断が円滑に行われて、心線の接続範囲を拡
大することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは通信ケーブルの心線接続に使用
されているコネクタの接続例の説明図、第2図〜
第9図はこの考案の一実施例を示すもので、第2
図は平面図、第3図は側面図、第4図は要部の側
断面図、第5図はその側面図、第6図はその正面
図第7図は第4図の−線に沿う矢視図、第8
図は第4図の−線に沿う矢視図、第9図a,
bは係止部材の他の実施例を示す縦断面図および
斜視図である。 1……心線、2……スリーブ、3……ピン、1
1……本体、12……カートリツジ、12a……
小孔、14……プツシユロツド、15……ハンド
ル、16……トグル機構、18……スリーブ受部
材、18a……受溝、19……クランプレバ、1
1a……窪部、11b……傾斜面、11c……規
制面、11d……案内壁、20……板ばね、、2
1……係止部材、22……ダイス、22a……ダ
イス孔、22b……案内孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外周囲に形成された小孔12aにピン3を充
    填したカートリツジ12を本体11に着脱自在
    に取りつけ、ハンドル15操作によつてプツシ
    ユロツド14を突き出してカートリツジ12の
    ピン3を本体11に支持させておいたスリーブ
    2内に圧入し、心線1の接続を行う心線接続用
    手工具において、前記スリーブ2を支持する受
    溝18aを持つスリーブ受部材18を本体11
    に収容可能にかつ回動自在に設け、このスリー
    ブ受部材18に、スリーブ受部材18が本体1
    1に収容された際に前記プツシユロツド14を
    受けて心線を切断するダイス孔22aと、この
    ダイス孔22aのプツシユロツド14側の端部
    に軸線に対して偏心した位置に頂点を有するテ
    ーパ状の案内孔22bとを形成したダイス22
    を一体に設けたことを特徴とする心線接続用手
    工具。 (2) 前記本体11にダイス22を本体11から突
    出させた状態で案内孔22aの軸線と斜交する
    案内壁11dを設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の心線接続用手工
    具。 (3) 前記スリーブ受部材18の側部にばね20に
    付勢されて受溝18a内に突出させられた係止
    部材21を設けたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の心線接続用手工具。 (4) クランプレバー19を動作させる事によつて
    カートリツジ12を間欠回転させると同時にス
    リーブ受部材18を本体内に収容させる事を特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    心線接続用手工具。
JP8836081U 1981-06-16 1981-06-16 Expired JPS6213341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8836081U JPS6213341Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8836081U JPS6213341Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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Publication Number Publication Date
JPS57199987U JPS57199987U (ja) 1982-12-18
JPS6213341Y2 true JPS6213341Y2 (ja) 1987-04-06

Family

ID=29883535

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JP8836081U Expired JPS6213341Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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