JPS62133403A - ホログラムレンズ - Google Patents

ホログラムレンズ

Info

Publication number
JPS62133403A
JPS62133403A JP27395985A JP27395985A JPS62133403A JP S62133403 A JPS62133403 A JP S62133403A JP 27395985 A JP27395985 A JP 27395985A JP 27395985 A JP27395985 A JP 27395985A JP S62133403 A JPS62133403 A JP S62133403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent substrate
mask
ion source
ions
atomic ions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27395985A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Wakabayashi
諭 若林
Kenji Tatsumi
辰巳 賢二
Toru Tajime
田治米 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27395985A priority Critical patent/JPS62133403A/ja
Publication of JPS62133403A publication Critical patent/JPS62133403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信用光回路部品等に用いられるホログラムレ
ンズに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種ホログラムレンズには例えば1981年(
昭和56年)12月発行の光学第1θ巻第6号の425
真〜430頁に掲載された論文「インライン型ホログラ
フィックレンズとその応用」で開示されるとともに、そ
の概要を第2図に示したものがある。
これによると、ホログラムレンズはガラス基板lと、ガ
ラス基板l上に形成されるレンズ作用を有する重クロム
酸ゼラチン膜2とで形成されている。
このホログラムレンズは、先づ、写真乾板から銀塩を除
去してガラス基板1とガラス基板l上にゼラチン1摸を
形成して、これらを例えば3%anmoniun+ d
ichromate  aqua−solution 
: 300c、cとmethylene −blue 
dye : 180 mg  及びdimethylS
ulfoxide  (DMSO)  : 5%とより
なる?容ン夜に浸ン貞して重クロム酸ゼラチン膜2を形
成している。
次ニ、ガラス基板1を介して重クロム酸ゼラチン膜2に
平行レーザ光及び集束レーザ光を同時に照射して重クロ
ム酸ゼラチン膜2に干渉縞を形成する。この干渉縞は、
明るい部分ではクロムとゼラチンの重合が進んで密度が
高まり結局光の屈折率が高くなる。その結果、重クロム
酸ゼラチン膜2には干渉縞の明暗に対応した屈折率分布
2aが形成され、これがレンズ作用を有するホログラム
となる。
従って、光軸3に平行な平面波4を入射すると、。
重クロム酸ゼラチン膜2の屈折率分布2aに基づく回折
現象によって平面波4は球面波5に変換されて一点に収
束される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記構成のホログラムレンズでは、レンズ作
用を有するホログラムは重クロム酸ゼラチン膜内に形成
されるので機械的強度が低く、また湿気によって屈折率
分布が波滅するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものでその目的は、
レンズ作用を有するホログラムを基板中に形成して機械
的強度を高くするとともに、耐環境性を高めたホログラ
ムレンズを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、透明基板上に原子
イオンの通過を阻止するパターン化されたマスクを形成
し、前記透明基板と前記原子イオンのイオン源とを接触
させることによって前記マスクの開口部を通して前記透
明基板中に前記イオン源の原子イオンを拡散することに
より前記透明基板中に屈折率分布を形成し、その後前記
マスクを除去したことを特徴としている。
〔作用〕
かかる構成によって、ホログラムレンズは機械的な強度
を有する透明基板内に形成されるので、その耐環境性は
著しく向上するようになる。
〔実施例〕
以下、本発明をその一実施例を示す第1図(a)。
fb)を参照して説明する。
先づ、本発明に係るホログラムレンズの製造方法を説明
すると、第1図(alに示すようにガラス等の誘導体か
らなる透明基板6の表面6aにパターン化されたマスク
7を被着する。
マスク7のパターン化はICの製造で用いられるフォト
リソグラフィ技術を用いて、前述の干渉縞の明部に対応
する開口部8を備えるようにして行われる。
このマスク7に用いる材料は、開口部8を通してイオン
交換されるイオン源9によって決定する。
このため、例えばイオン源9に溶融塩を用いる場合には
マスク7にはチタンを用いることができる。
次に、マスク7を被着した透明基板6をイオンtA9と
接触させ、イオン源9の原子イオン1oを開口部8を介
して透明基板6内に拡散させる。
この原子イオン10は電子分極率等が透明基板6を構成
する原子イオンとは異なるので、原子イオン10の濃度
分布に基づき透明基板6内に屈折率分布11が形成され
る。この場合、透明基板6に多成分ガラスを用いると、
イオン源9にはT1.So4を含む溶融硫酸塩を用いる
ことができる。この透明基板6を約500° Cの温度
で加熱すると、多成分ガラスのNag o、に、O等の
修飾酸化物中のN al 、に+等の1価金属イオンの
移動度が大きくなる。
従って、溶融硫酸塩中のTI”イオンを透明基板6内に
より広範囲に拡散することができる。
また、Na” 、K” 、Tll”の電子分極率はそれ
ぞれ0.41X 10−14c m″、 1.33X 
10−24Cm3+ 5.20X 10−” c m’
なので、透明基板6内のTI’イオン拡散が行なわれた
部分の屈折率は他の部分に比較して高くなる。
さらに、イオン源9には溶融硫酸塩の代りに、例えばA
gNo、等の溶融硫酸塩を用いることも可能である。そ
して、Ag等の電子分極率の高い1価の金属薄膜を蒸着
等によりマスク7を介在して透明基板6上に直接形成し
、電界熱により拡散してもよい。
また、本発明ではイオンの拡散により屈折率の変化を生
じさせているので透明基板6とイオン源9との組合せが
選択できる。従って、例えばLiNbo、で透明基板6
を形成し、イオン源としては安息香酸(C6Ha C0
0H)を用い、約250°Cの温度でH9を拡散してL
i”とH”とのイオン交換を行って屈折率分布11を形
成することも可能である。
上記のように屈折率分布11が形成された透明基板6か
らエツチング又は研磨等によりマスク7を除去すると第
1図(b)に示すホログラムレンズが形成される。この
屈折率分布11は前述した干渉縞の明暗に対応して形成
されているので光軸3と平行な平面波4を球面波5に変
換でき、光を一点に収束することができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明は原子イオンの拡散によっ
て透明基板内に形成された屈折率分布をレンズ作用を有
するホログラムとして利用することを特徴としている。
従って、ホログラムレンズとしての機械的強度や耐環境
性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明の一実施例を示し、第
1図(a)は製造方法の概略説明図、第1図(blはホ
ログラムレンズの作用説明図、第2図は従来例の作用説
明図である。 6:透明基板、7:マスク、8:開口部、9:イオン源
、10:原子イオン、11:屈折率分布。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホログラムレンズにおいて、透明基板上に原子イ
    オンの通過を阻止するパターン化されたマスクを形成し
    、前記透明基板と前記原子イオンのイオン源とを接触さ
    せることによって前記マスクの開口部を通して前記透明
    基板中に前記イオン源の原子イオンを拡散することによ
    り前記透明基板中に屈折率分布を形成し、その後前記マ
    スクを除去したことを特徴とするホログラムレンズ。
  2. (2)透明基板として多成分ガラスを、またイオン源と
    して溶融塩或いは金属薄膜を用いたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のホログラムレンズ。
  3. (3)透明基板としてLiNbO_3を、またイオン源
    として安息香酸を用いたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のホログラムレンズ。
JP27395985A 1985-12-05 1985-12-05 ホログラムレンズ Pending JPS62133403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27395985A JPS62133403A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 ホログラムレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27395985A JPS62133403A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 ホログラムレンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62133403A true JPS62133403A (ja) 1987-06-16

Family

ID=17534956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27395985A Pending JPS62133403A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 ホログラムレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62133403A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542547U (ja) * 1991-11-13 1993-06-08 有限会社荒木軽合金鋳造所 墓 石
JPH0625470U (ja) * 1992-08-14 1994-04-08 博人 大科 金属製の塔ならびに墓
US5330799A (en) * 1992-09-15 1994-07-19 The Phscologram Venture, Inc. Press polymerization of lenticular images
WO2006025152A1 (ja) * 2004-08-31 2006-03-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Dlc膜およびその形成方法
JP2007298697A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Univ Of Southampton 回折素子とその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542547U (ja) * 1991-11-13 1993-06-08 有限会社荒木軽合金鋳造所 墓 石
JPH0625470U (ja) * 1992-08-14 1994-04-08 博人 大科 金属製の塔ならびに墓
US5330799A (en) * 1992-09-15 1994-07-19 The Phscologram Venture, Inc. Press polymerization of lenticular images
US5554432A (en) * 1992-09-15 1996-09-10 The Phscologram Venture, Inc. Press polymerization of lenticular images
WO2006025152A1 (ja) * 2004-08-31 2006-03-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Dlc膜およびその形成方法
US7466491B2 (en) 2004-08-31 2008-12-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. DLC film and method for forming the same
JP2007298697A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Univ Of Southampton 回折素子とその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5160523A (en) Method of producing optical waveguides by an ion exchange technique on a glass substrate
JPH02293351A (ja) 光導波路の製造法とそれに使用するイオン交換マスク
KR100288742B1 (ko) 광도파로소자의제조방법
GB1573699A (en) Process for forming transparent electrode pattern on electro-optical display device
JPS5842003A (ja) 偏光板
JPS62133403A (ja) ホログラムレンズ
DE2614871A1 (de) Verfahren zur herstellung von lichtleiterstrukturen mit dazwischenliegenden elektroden
JPS62133402A (ja) ホログラムレンズの製造方法
JPS5852820A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2672662B2 (ja) 光導波路の製造方法
JPS6111725A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
Nahal et al. Ion-beam lithography for fabrication of diffractive optical phase elements in silver-ion-exchanged glasses
JPH0315845A (ja) マスク及びマスク作製方法
JPS6360405A (ja) 導波路型分岐路の製造方法
RU2008287C1 (ru) Способ изготовления стекла с градиентом показателя преломления
JPH0462644B2 (ja)
JPS6079308A (ja) 平面レンズの製造方法
JPH05254891A (ja) イオン交換処理方法
DE1772680C (de) Verfahren zur photographischen Her stellung von Masken
JPH01187507A (ja) 光導波路型光デバイスの製造方法
JPH02262110A (ja) 埋込型光導波路の製造方法
JPS61245117A (ja) 光回路部品
JPS6371851A (ja) 回折格子の作製方法及びそれに用いるオートマスク
JPH01140124A (ja) 光学装置
RU1807021C (ru) Способ изготовлени градиентных слоев в стекле