JPS62132Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS62132Y2 JPS62132Y2 JP1979011661U JP1166179U JPS62132Y2 JP S62132 Y2 JPS62132 Y2 JP S62132Y2 JP 1979011661 U JP1979011661 U JP 1979011661U JP 1166179 U JP1166179 U JP 1166179U JP S62132 Y2 JPS62132 Y2 JP S62132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output conductor
- magnetron
- vane
- anode cylinder
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマグネトロンの改良に関するものであ
る。
る。
第１図は従来のマグネトロンの一例を示す一部
切欠正面図であり、１は出力部、２は出力導体
で、この出力導体２はその一端を複数枚から成る
ベイン３の１枚にろう接けされ、ポールピース４
に設けられた穴４ａを貫通して、出力部１まで延
在されている。５は陽極円筒である。このような
構造において出力導体２はベイン３の近傍に発生
する電磁界をマグネトロンの外部負荷回路に導く
作用をする。この出力導体２は所定の結合度を得
るためベイン３の端面の一定の位置（第２図、ｌ
寸法）に固定されねばならない。このｌ寸法は外
部負荷回路の特性によつて異るものである。すな
わち、電子レンジの種類に応じてｌ寸法を変えね
ばならない。
切欠正面図であり、１は出力部、２は出力導体
で、この出力導体２はその一端を複数枚から成る
ベイン３の１枚にろう接けされ、ポールピース４
に設けられた穴４ａを貫通して、出力部１まで延
在されている。５は陽極円筒である。このような
構造において出力導体２はベイン３の近傍に発生
する電磁界をマグネトロンの外部負荷回路に導く
作用をする。この出力導体２は所定の結合度を得
るためベイン３の端面の一定の位置（第２図、ｌ
寸法）に固定されねばならない。このｌ寸法は外
部負荷回路の特性によつて異るものである。すな
わち、電子レンジの種類に応じてｌ寸法を変えね
ばならない。
出力導体とベインの位置を定めるためにはこの
組立作業性を良くし、かつ精度をよくするため、
第３図に示すように、出力導体２の一端に凹部２
ａを設け、一方ベイン３の方にもｌ寸法に応じた
位置に凹溝３ａを設けて、凹部同志をはめ合せる
ことにより組立てられる様になつている。３ｂは
均圧環配置溝である。
組立作業性を良くし、かつ精度をよくするため、
第３図に示すように、出力導体２の一端に凹部２
ａを設け、一方ベイン３の方にもｌ寸法に応じた
位置に凹溝３ａを設けて、凹部同志をはめ合せる
ことにより組立てられる様になつている。３ｂは
均圧環配置溝である。
しかし、この場合ｌ寸法に応じて何種類ものベ
インを作ること、或は陽極円筒の加工及び出力導
体の加工を必要とするため、部品加工及び組立作
業の生産性を阻害している。
インを作ること、或は陽極円筒の加工及び出力導
体の加工を必要とするため、部品加工及び組立作
業の生産性を阻害している。
本考案は前述のように欠点に鑑み、出力導体の
一端すなわちベインとの固着端側に張り出し加工
部を設け、これによりｌ寸法の調整を行なうよう
にしたものである。以下実施例を用いてこれを詳
細に説明すると、まず第４図ａ，ｂは本考案のマ
グネトロンに用いられる出力導体の一例を示す斜
視図およびそのＡ−Ａ断面図であり、出力導体１
２は平板を折曲げ整形した構造で、そのベインと
の固着端側１２ａには寸法l′の張り出し部１２ｂ
を形成してある。この張り出し加工は、出力導体
のプレス成型加工工程の中で容易に設けることが
出来る。そして、前記寸法l′は外部負荷回路との
かね合いにより設定すればよい。
一端すなわちベインとの固着端側に張り出し加工
部を設け、これによりｌ寸法の調整を行なうよう
にしたものである。以下実施例を用いてこれを詳
細に説明すると、まず第４図ａ，ｂは本考案のマ
グネトロンに用いられる出力導体の一例を示す斜
視図およびそのＡ−Ａ断面図であり、出力導体１
２は平板を折曲げ整形した構造で、そのベインと
の固着端側１２ａには寸法l′の張り出し部１２ｂ
を形成してある。この張り出し加工は、出力導体
のプレス成型加工工程の中で容易に設けることが
出来る。そして、前記寸法l′は外部負荷回路との
かね合いにより設定すればよい。
以上のように、本考案のマグネトロンは出力導
体のベイン固着側端部に張り出し部を設けたこと
により、陽極円筒或はベインの仕様は単一仕様に
定めることが出来、出力導体の変更のみですませ
ることが可能となり総合的な生産性向上をはかる
ことが出来る。
体のベイン固着側端部に張り出し部を設けたこと
により、陽極円筒或はベインの仕様は単一仕様に
定めることが出来、出力導体の変更のみですませ
ることが可能となり総合的な生産性向上をはかる
ことが出来る。
第１図ないし第３図は従来のマグネトロンの一
例を示す一部切欠正面図、要部正面図および要部
斜視図、第４図ａ，ｂは本考案のマグネトロンに
用いられる出力導体の一例を示す要部斜視図およ
びそのＡ−Ａ断面図である。 １……出力部、２，１２……出力導体、３……
ベイン、１２ｂ……張り出し部。
例を示す一部切欠正面図、要部正面図および要部
斜視図、第４図ａ，ｂは本考案のマグネトロンに
用いられる出力導体の一例を示す要部斜視図およ
びそのＡ−Ａ断面図である。 １……出力部、２，１２……出力導体、３……
ベイン、１２ｂ……張り出し部。
Claims (1)
- 一端を陽極円筒と、その内周壁に半径方向内方
に向つて放射状に取付けられた複数枚のベインの
一つの軸方向端面に固着され他端部が負荷回路へ
の高周波出力放射部に延在されている出力導体を
有するマグネトロンにおいて、前記出力導体を平
板の屈曲形状をもつて構成すると共に前記ベイン
への固着側先端部に陽極円筒の半径方向に向う張
り出し部を形成してなることを特徴とするマグネ
トロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979011661U JPS62132Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979011661U JPS62132Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55112362U JPS55112362U (ja) | 1980-08-07 |
| JPS62132Y2 true JPS62132Y2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=28826496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979011661U Expired JPS62132Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62132Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54103667A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-15 | Matsushita Electronics Corp | Magnetron |
-
1979
- 1979-02-02 JP JP1979011661U patent/JPS62132Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54103667A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-15 | Matsushita Electronics Corp | Magnetron |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55112362U (ja) | 1980-08-07 |
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