JPS62132519A - フイルタ交換方法 - Google Patents

フイルタ交換方法

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JPS62132519A
JPS62132519A JP60272790A JP27279085A JPS62132519A JP S62132519 A JPS62132519 A JP S62132519A JP 60272790 A JP60272790 A JP 60272790A JP 27279085 A JP27279085 A JP 27279085A JP S62132519 A JPS62132519 A JP S62132519A
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filter
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sealing lid
unit
packet
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郷 照夫
Nobuo Asai
浅井 信夫
Shun Miyata
宮田 駿
Hideji Komatsu
小松 秀二
Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
Satoshi Okada
敏 岡田
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Shin Nippon Kucho KK
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、周囲環境を汚染することなくフィルタユニッ
トのフィルタを交換する方法1例えば原子炉関連施設、
RI施設、あるいはバイオクリーンルーム等にて汚染さ
れた空気をろ過する目的で使用されているサイドアクセ
ス形フィルタユニットのフィルタ交換方法に関する。
[従来の技術] 例えば、原子炉関連施設では放射ダストが施設外に漏れ
ないように高性能なフィルタを使用して排気処理してい
る。このフィルタはサイドアクセス形フィルタユニット
に装填されており、フィルタの交換は汚染度にもよるが
、通常1年に1回行なわれている。しかし、このフィル
タは施設内の放射性ダストを除塵するものであるから、
フィルタ交換にあたっては、集塵したダストにより周囲
環境が汚染されないようにフィルタユニットから旧フィ
ルタを取り出して処理する必要がある。また、新フィル
タをフィルタユニットに挿入する際にもフィルタユニッ
ト内の汚染された空気が施設内に拡散しないように行う
必要がある。
このような取扱いをするため、原子炉施設で使用されて
いるフィルタユニットは第13図および第14図のよう
に構成されている。この種のフィルタユニット1は単独
ではなく一般に複数段に重ね、かつ並夕1させである。
以下、順次説明するとフィルタユニット1は前面にフィ
ルタを交換するためのフィルタ交換口2がある。このフ
ィルタ交換口2は略楕円形で前面に突出し、開閉用の扉
3を備えている。扉3は蝶番4によりフィルタ交換口2
に下着され、閉時には複数個の扉締付金具5を使って、
フィルタ交換口2に固定される。扉3の裏面でフィルタ
交換口2と当接する部分にはパツキン6が貼着されてい
る。このパツキン6によりフィルタ交換口2の気密が保
証される。
フィルタ交換口2の内部は、フィルタ交換のときに使用
するビニールバック7が折り畳んで格納されている。こ
のビニールバック7は袋状で開方端がパツキン6とフィ
ルタ交換口2との間を通ってフィルタ交換口2の外周に
嵌め込まれている。
開方端はゴムバンド8によりフィルタ交換口2に固定さ
れている。
フィルタ9はフィルタユニットlの内部にてフィルタ締
付手段10により固定されている。
フィルタ締付手段lOは、フィルタ9を載せる台11を
カム12により上下させてフィルタ9の締付・解放を行
う、カム12は台11と平行して走る2本の回動軸13
に固定され、回動軸13はリンク14を介してフィルタ
ユニット1の前面で水平に位置し、かつ左右に移動可能
な操作軸15に連結されている。
上記のように構成されたフィルタユニットでは、次のよ
うにしてフィルタ交換が行われる。
フィルタの交換準備としてフィルタ9の解放操作が行わ
れる。解放操作は、手動で操作軸15を正面に向って右
に動かすことにより行なわれる。
この操作で、回動軸13が操作軸15と連結するリンク
14により回転し、カム14の位置を下げる。カム14
の位置の低下で台11が下がり、フィルタ9がフィルタ
締付手段10より解放される。
旧フィルタ9を取り出すときは、扉締付金具5をゆるめ
て扉3を開く3次にフィルタ交換口2の中に折り畳んで
入っているビニールバック7を取り出して広げる。この
とき、ゴムバンド8でフィルタ交換口2の外周に固定さ
れているビニール/へツク7の開方端がフィルタ交換口
2より外れないように慎重に行う。広げたビニールバッ
ク7越しに旧フィルタ9をフィルタユニット1から取り
出シ、ビニールバック7に入れる。この取り出し作業も
ビニールバック7の開方端がフィルタ交換口2より外れ
ないように慎重に行われる。取り出した旧フィルタ9を
ビニールバック7の端に寄せ、更にビニールバック7の
中央部をビニール、溶着機などで溶着し、旧フィルタ9
を密封したままビニールバック7から切り離す、一部残
ったビニールバック7はフィルタユニットlの蓋的な役
目をし、そのために旧フィルタ9の切り離しにあたって
は残余のビニールバック(以下旧ビニールバックと呼ぶ
)7に開孔が生じないように注意して行われる。
新フィルタの挿入は次のようにして行われる。
新フィルタを新ビニールバックに入れ、このビニールバ
ックを旧ビニールパック7の上から被せ、更に開方端を
フィルタ交換口2の外周まで移動させ、新ゴムバンドに
より固定する。その後で旧ビニールバック7を旧ゴムバ
ンドBごと新ビニールバック内に外し、新フィルタとの
位置換えを行い、新フィルタをフィルタユニット1に挿
入する。挿入後、旧ビニールバック7およびゴムバンド
8を新ビニールバックの端に寄せ、旧フィルタの切り敲
しと同様の手段で旧ビニールバック7およびゴムバンド
8を新ビニールバック7から切り離す。新フィルタをフ
ィルタ締付手段10を操作してフィルタユニット1に固
定し、新ビニールバックを折り畳んでフィルタ交換口2
に格納する。最後に扉3を閉じ、扉締付金具5で固定し
てフィルタ交換が終了する。
[従来技術の問題点コ 従来のフィルタ交換方法は放射性ダストの飛散を防止す
るため、ビニールパック7で汚染物の蜜月状態を維持し
、かつ、ビニールバックの汚染された面を外に露出させ
ないでフィルタ交換を行うように工夫している。
しかしながら反面、ビニールパック上から新旧フィルタ
を取扱うため、作業性が著しく悪く、ややもすれば作業
員の被曝量を大きくする大きな要因ともなっている。ま
た、新フィルタをフィルタユニットに挿入する際、新ビ
ニールバックの中で新フィルタと旧ビニールバックとの
交換を必要とし、その際高性脂なフィルタ効率を保証し
ているフィルタのメディアを傷つけてしまうおそれがあ
る。
また、作業中、ビニールバックがフィルタ交換口から外
れる可能性も高く、外れることがあると、周囲を放射性
ダストで汚染するおそれもある。また、フィルタユニッ
トが床から高い位置にあるときは、足場を組んでも作業
性が一段と悪く上記問題点が著しく現われる傾向にある
。問題点を特に原子炉関連施設におけるフィルタ交換に
限って述べたが、バイオクリーンルーム等でビニールバ
ックを用いてフィルタ交換を行うときは起り得ることで
ある。本発明は、ビニールバックに代るものを用いて上
記問題点を解消するフィルタ交換方法を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための技術的手段]本発明では、フ
ィルタユニットのフィルタ交換口を開閉させるためにフ
ィルタ交換口にユニット密封蓋を嵌合させ、従来用いら
れていたビニールバックに代えて外部と隔離した状態で
フィルタを収納でき、しかもフィルタ出入口にユニット
密封蓋と密着関係を保つところのケーシング密封蓋を嵌
合させたケーシングを用いることにより、フィルタユニ
ット、のフィルタを交換する。フィルタの交換は次の方
法で行なわれる。
フィルタユニー/ トのフィルタを交換する際、ケーシ
ングのフィルタ出入口をフィルタユニットのフィルタ交
換口に密に接続する。そのような状態にしておいて、フ
ィルタ出入口に嵌合するケーシング密封蓋をフィルタ交
換口に嵌合するユニット密封蓋に密着し、密着状態を保
ってフィルタ出入口とフィルタ交換口を開にする。フィ
ルタ出入口およびフィルタ交換口が開になっているとき
に旧フィルタをフィルタユニットからケーシング内に取
り出し、あるいはケーシング内に収納した新フィルタを
フィルタユニットに挿入する。
フィルタ交換後、もしくは交換時においてケーシングを
フィルタユニットから離脱させるときは、ケーシング密
封蓋とユニット密封蓋を密着状態に保ったままフィルタ
出入口とフィルタ交換口を閉にし、しかる後、ユニット
密封蓋からケーシング密封蓋を、フィルタ交換口からフ
ィルタ出入口を離脱させる。
ところで、ケーシング内に取り出した旧フィルタを更に
ケーシング外に取り出して処分することになるが、その
際に密封可能な容器、たとえばパケットに格納すること
ができる。パケットの格納口に、ケーシング密封蓋と密
着するパケット密封蓋を嵌合させておけば取り扱いが同
じになるので、フィルタユニットのフィルタ交換口の開
閉と同様の方法で格納口を開閉させることができる。
新フィルタも上記パケットに格納しておけばフィルタ交
換が迅速に行われる。また、ケーシングのフィルタ出入
口は必ずしも1ケ所である必要がなく2ケ所ある方が便
利な場合もある。フィルタユニー/ )が旧フィルタを
ケーシング内に取り出した後、安全性を考えて多くの場
合、ケーシングをフィルタユニットから一旦離脱させ、
地上にて、旧フィルタの処分、新フィルタの収納を行う
ことが望ましい、低所では、ある程度安全性が確保され
るので、フィルタ出入口をフィルタ交換口に密に接続し
たまま、他のフィルタ出入口を介して旧フィルタの処分
、および新フィルタの収納が可能である。また、新フィ
ルタを格納したパケットをケーシングの他のフィルタ出
入口に予め密に接続しておき、新旧フィルタを同時に交
換することも可能である。
[作用〕 新旧フィルタの交換にあたってケーシング密封蓋とユニ
ット密封蓋を密着させたままでフィルタ出入口およびフ
ィルタ交換口を開閉させるものであるから、これら密封
蓋の密着面は放射性ダスト等に汚染されることなく、常
にクリーンな状態を保っている。従って、フィルタ交換
後あるいはフィルタ交換中においてケーシングをフィル
タユニットから離脱させたとき、周囲を放射性ダスト等
で汚染することがない、また、フィルタ交換口を開にし
たとき、常にフィルタ出入口がフィルタ交換口に密に接
続しているので、放射性ダスト等が周囲に拡散すること
もない。
[実施例コ まず、最初に本発明法で使用される装置類の説明を行う
。第1図ないし第3図に示す装置はフィルタの交換を行
うフィルタ自動交換機である。
このフィルタ自動交換機100は、ケーシング101に
2つのフィルタ出入口110,120を備えている。2
つのフィルタ出入口110,120のうちlのフィルタ
出入口110を第1フィルタ出入口110と呼び、他の
フィルタ出入口120を第2フィルタ出入口120と呼
ぶ。
第1フィルタ出入口110はフィルタ自動交換機100
の前面に位置し、後述するフィルタユニットのフィルタ
交換口と密に接続する。第1フィルタ出入口110には
ケーシング密封蓋111が嵌合している。このケーシン
グ密封蓋111を後述する他の密封蓋と区別するため第
1ケーシング密封蓋と呼ぶ。
第1ケーシング密封蓋111は前面に位置決めピン11
2および第1回転キー113を備え、裏面空洞部に回転
キー113を回動させるための第10−タリエアシリン
ダ114を内蔵している。
また、第1ケーシング密封蓋111の前面外縁にはパツ
キン115が設けられている(詳細は第9図参照)。
第1ケーシング密封蓋111は第1ケーシング密封蓋移
動装置130によりケーシング101内で水平移動し、
第1フィルタ出入口110を開閉する。第1ケーシング
密封蓋移動装置130は第2図および第3図に示す如く
、第1ケーシング密封蓋111を水平移動させるために
2本の平行な送りネジ131,131を備えている。こ
の送りネジ131.131を後述する他の送りネジと区
別するため第1送りネジと呼ぶ、第1送りネジ131.
131はケーシング101の前面から後面にかけて延在
するとともに前後面で気密に支承されている。ケーシン
グ101の背面には第1送りネジ131.131の回動
源となる第1原動a132および第1原動機132から
の回転を第1送りネジ131,131に伝達する第1伝
達手段133.133を備えている。第1送りネジ13
1.131により水平移動する第1ケーシング密封蓋i
 11は両サイドに上記第1送りネジ131.131に
螺合する第1メネジ116,116を備えている。更に
水平移動の安定を図るため、第3図に示す如く、ケーシ
ング101内に設けた第1ガイド134,134により
第1ケーシング密封蓋110を支持する構成をとってい
る。
前述の第2フィルタ出入口120は、ケーシング101
の側面で第1フィルタ出入口110よりも高段に位置し
、後述するパケットの格納口に密に接続する。第2フィ
ルタ出入口120には第2ケーシング密封蓋121が嵌
合している。この第2ケーシング密封M121ば第1ケ
ーシング密封蓋111と同じ構成を有し、前面に位置決
めビンおよび第2回転キー123を備え、裏面空洞部に
第2回転キー123を回動させるための第20−タリエ
アシリンダ124を内蔵している。また前面外縁にパツ
キンを備えている。
第2ケーシング密封M121も第1ケーシング密封蓋1
11と同様に、第2ケーシング密封蓋移動装置140に
よりケーシング101内で水平移動し、第2フィルタ出
入口120を開閉する。この第2ケーシング密封蓋移動
装置140も第1ケーシング密封蓋移動装置130と同
じく第2ケーシング密封蓋121を水平移動させるため
に2木の平行な第2送りネジ141.141を備えてい
る。第2送りネジ141.141はケーシング101の
両側面にかけて延在し、側面にて気密に支承されている
。第2フィルタ出入口120と反対側にあるケーシング
101の側面には第2送りネジ141.141の回動源
となる第2原動機142および第2原動機142からの
回転を第2送りネジ141,141に伝達する第2伝達
手段413.143を備えている。第2送りネジ141
.141により水平移動する第2ケーシング密封蓋12
1は両サイドに上記第2送りネジ141.141に螺合
する第2メネジ126,126を備えている。この第2
ケーシング密封蓋121においても水平移動の安定を図
るため、第1図に示す如くケーシング101内に設けた
第2ガイド144.144により第2ケーシング密封蓋
121を支持する構成をとっている。支持構造は第1ガ
イド134,134と異り、宙吊り形式である。また、
第2フィルタ出入口120の近くには、パケットを固定
するロック装置150を備えている。
このフィルタ自動交換機100は、ケーシング101内
でフィルタを第1フィルタ出入口110から第2フィル
タ出入口にあるいはその逆に移動させて新旧フィルタの
交換を行うが、そのために昇降機構160を備えている
。昇降機構160はパンタグラフ形式でフィルタを載せ
る支持台161と、支持台161を昇降させるリンク1
62と、リンク162の他端を水平に移動させる第3送
りネジ163と、これを回動させる第3原動機164と
から成る。
また、昇降機構160と第1ケーシング密封蓋移動装置
130との干渉を避けるため、支持台161とリンク1
62との間に干渉回避装置165を備えている。干渉回
避装置165は支持台161の四隅に備え付けられたエ
アシリンダから成り、第2図に示す如く必要に応じて支
持台161の一部161aを上下させる。
このフィルタ自動交換機100は、高所にあるフィルタ
ユニットや並列するフィルタユニットのフィルタ交換を
行うため、台車170上に載せられた昇降機171上に
設置されている。
フィルタ自動交換機100によりフィルタ交換がされる
フィルタユニット200は、従来のフィルタユニット1
とは多少異にする。第4図および第5図に示す如くフィ
ルタ交換口201にはユニット密封蓋202が嵌合して
いる。ユニット密封蓋202は内部が空洞で外周にシー
ル用パツキン203を有する。このシール用パツキン2
03はフィルタ交換口201の気密を保証するとともに
第1ケーシング密封蓋111のパツキン115と密接す
る。ユニット密封蓋202の前面仕切板204には、第
1ケーシング密封蓋111の位置決めビン112を挿入
する穴205と第1回転キー113を挿入する横長の溝
206がある。仕切板204の裏面には第1回転キー1
13を90°回転したとき、第1ケーシング密封蓋11
1とユニット密封蓋202を密着させる推力を第1回転
キー113に与えるクサビ状の当て板207が固定され
ている。ユニット密封M2O2の空洞部には位首決めビ
ン用穴205の近傍に位置決めピンガイド208が更に
第1回転キー113の回転を受容するユニット密封蓋固
定用ドグ209がある。ユニット密封蓋固定用ドグ20
9はリンク機構211を介して後面仕切板210の裏面
にある伸縮ビン212に連結されている。リンク機構2
11はユニット密封蓋固定用ドグ209の回動をテコの
原理で上下の運動に変え伸縮ビン212を伸縮させる。
伸縮ビン212が伸長しているときはビン212がフィ
ルタ交換口201に係合しユニー/ ト密封蓋202が
フィルタ交換口201にロックされる。安全を確保する
ためにこのような機構が設けられている。後面仕切板2
10の裏面にはフック213が固定されている。フック
213はフィルタ9の係合部214と常時係合し、フィ
ルタ9がフィルタ自動交換機10oすなわちケーシング
101内で移動するときに外れる。
フィルタ交換口201の前面に有する扉215は、蝶番
いで開閉する必要がないので単に扉締付金具5により固
定する構成になっている。
フィルタ締付手段10は従来のフィルタ締付手段と変わ
らないので、その説明を省略する。
次にフィルタを格納するパケットについて説明する。第
6図および第8図はパケットの一例を示したものである
。バケ−/ ト300はフィルタ9を格納する空間を有
し、格納口301にはパケット密封M302が嵌合する
。パケット密封蓋302はユニット密封蓋202と構成
を同じくし、内部が空洞で外周にシール用パツキン30
3を有する。パケット密封蓋302の前面仕切板304
には、第2ケーシング密封蓋121の位置決めをする穴
305や第2回転キー123の挿入溝306がある。ま
た仕切板304の裏面には第2回転キー123と接触し
、第2ケーシング密封蓋121とパケット密封M302
を密着させるクサビ状の当て板307が固定されている
。パケット密封蓋302の空洞部にはユニット密封蓋2
02同様、位置決めビンガイド308、更に第2回転キ
ー113の回転を受容するパケット密封蓋固定用ドグ3
09がある。パケット密M蓋固定用ドグ309はリンク
機構311を介して後面仕切板310の裏面にある伸縮
ビン312に連結している。リンク機構311はテコの
原理を応用したものでパケット密封蓋固定用ドグ309
の回動で伸縮ピン312を伸縮させる。パケット300
には伸縮ビンの係合孔313がある。後面仕切板310
の裏面にはフィルタ9の係合部214と係合するフック
314が固定されている。
なお、上記パケット300は伸縮ビン312を用いてパ
ケット密封蓋302を本体に確実にロックする構成をと
っているが、第2図および第3図に示す如く伸縮ビン3
12に代えてノツチ機構320を採用することも可能で
ある。この場合、パケット密封蓋固定用ドグ309やリ
ンク機構311が不用となるので機構が簡素化する。
次に第3図〜第9図を参照してフィルタの交換方法を説
明する。
フィルタ自動交換機100をフィルタユニー/ )20
0に接続する当初においては、第1.第2ケーシング密
對蓋111,121がそれぞれ対応する第1.第2フィ
ルタ出入口110,120に嵌合し、また昇降機構16
0の支持台161が第1ケーシング密封蓋111と干渉
しない位置、すなわち第1ケーシング密封if 11の
水平移動の妨げとならない位置まで下げられている。
フィルタユニット200から旧フィルタ9を取り出すと
きは、第4図tこ示すフィルタ締付手段10を緩めてフ
ィルタ9を開放し、更にフィルタユニット200のフィ
ルタ交換口201から扉215を外す。扉215は扉締
付金具5を緩めることにより簡単に外れる。
次に第9図に示す如くフィルタ自動交換機lOOの高さ
、位置を台車170および昇降機171により調整し、
第1フィルタ出入口110をフィルタユニット200の
フィルタ交換口201に合わせ、扉締付金具5が螺合す
るメネジ部を利用してmlフィルタ出入口110をフィ
ルタ交換口に電に接続する(第9図参照)。接続手段と
して扉締付金A5と同径のボルトおよびナンドを使用す
るとよい。
接続の際、第1ケーシング密封蓋111の位置決めビン
112および第1回転キー113がユニット密封蓋20
2の穴205および溝206に嵌入する0位置決めビン
112が位置決めビンガイド208により案内され定位
置を確保する。
第1フィルタ出入口110をフィルタ交換口201に密
に接続した後、第10−タリエアシリンダ114を作動
させ、第1回転キー113を90@回転させる。第1回
転キー113が当て板207上を摺動し、第1ケーシン
グ密封蓋111のパツキン115とユニット密封M2O
2のパツキン203を密着させる(第9図参照)。この
密着構造は外縁におけるパツキン115,203(7)
密着で周密封蓋lit、202の中央が密着しない構造
なので、汚染物が侵入し難く周密封蓋111.202の
表面の汚染がより確実に防止される。
第1回転キー113の回転で、これと連結するユニット
密封蓋固定用ドグ209も回転し、リンク機構211を
介して伸縮ピン212が短縮し、ユニット密封蓋202
のロックを解除する。
次に第1ケーシング密封蓋移動装置130を作動させ、
第1ケーシング密封M111とユニット密封蓋202を
密着状態のままケーシング101内に水平移動させる。
それには第1原動機132を回転させる。第1原動機1
32の回転により、伝達手段133,133を介して第
1送りネジ131.131が回転し、この第1送りネジ
131.131と螺合する第1メネジ116,116の
作用により、ユニット密封蓋202と密着する第1ケー
シング密封M111が第1ガイド134で支持案内され
ながらケーシング101内に水平移動する(第2図参照
)、この水平移動でフィルタ交換口201および第1フ
ィルタ出入口110が開となる。また、ユニット密封蓋
202のフック213が旧フィルタ9の係合部214に
係合しているので、ユニット密封蓋202の開と同時に
旧フィルタ9がケーシング101内に引き出される。こ
の旧フィルタ9の支持安定を図るため、ユニ、ト密封蓋
202が支持台161の一部161aを通過した時点で
その一部161aを順次干渉回避装置165により旧フ
ィルタ9の支持位置まで上げる。旧フィルタ9の引き出
しが完了したら、旧フィルタ9を支持台161本体で支
持するため、昇降機構160および干渉回避装置165
を同時に操作し、旧フィルタ9の支持位置を変えること
なく支持台161の一部161aと本体を同一レベルに
保つ、これには昇降a141160に備える第3原動f
i164を回転させ、第3送りネジ163でリンク16
2の幅を収縮させ、この収縮にあわせて干渉回避装置1
65のエア切換供給を行なう。
引き出された旧フィルタ9は空のバケツ)300に格納
されることになるが、バケツ)300は予めフィルタ自
動交換機100の第2フィルタ出入口120に接続して
おくことが望ましい、しかし旧フィルタ9の引き出しと
並列しであるいはフィルタ自動交換機100をフィルタ
ユニットから一旦切り離した後、パケット300を第2
フィルタ出入口120に接続させることもできる。
フィルタユニツ)200が高所にあって格納作業に危険
を伴うときは後者の方法をとり、作業員の安全を確保し
た方が望ましい。
フィルタユニツ)200が低所にあるときは、空のバケ
ッ) 300を第2ケーシング出入口120の近傍にあ
る台上に載せ、ロック装置150を操作して格納口30
1を第2フィルタ出入口120に接続する(第3図参照
)。接続が完了したら、第20−タリエアシリンダ12
4を作動させ、第2回転キー123を90”回転させる
。バケット密M蓋302の溝306内に挿入している第
2回転キー123が当て板上を摺動し、第2ケーシング
密封蓋121とパケット密封M302を密着する。第2
回転キー123の回転と同時にパケット密封蓋固定用ド
グ309が回転し、リンク機構311を介して伸縮ピン
312を短縮し、パケット密封蓋302のロックを解除
する。
両密、IJM121,302の密着が完了し、ロックが
解除されたら、第2ケーシング密封蓋移動装置140を
作動させ、第2ケーシング密封蓋121とパケット密封
蓋302を密着させたままケーシング101内に水平移
動させる。密着面は前述した如く汚染から防止される。
第2ケーシング密封蓋121の移動は第2原動機142
を回転させることにより行われる。この際第2伝達手段
143.143’第2送りネジ141.141 ’第2
メネジ126,126の作用により、第2ケーシング密
封壽12xが宙吊り状態で第2ガイド144に沿って水
平に移動する。この移動はパケット密封蓋302と第2
フィルタ出入口120との間に旧フィルタ9を挿入でき
る間隔を得る位置まで行われる。
所定の間隔が得られたら、昇降機構160を作動させ、
支持台161に載置された旧フィルタ9を第2フィルタ
出入口120の高さまで持ち上げる。これは前述した如
く第3原動機164を回転させて行う。旧フィルタ9の
上昇でユニット密封蓋202のフック213が旧フィル
タ9の係合部214から外れ、替ってパケット密封M3
02のフック314が係合する。
次に第2ケーシング密封蓋移動装置140を逆作動させ
て、旧フィルタ9をパケット300に挿入するが、昇降
機構160を第2ケーシング密封蓋121との干渉を避
けるため、支持台161の一部161aをその位置に保
ちながら本体のみを第2ケーシング密封蓋121と接触
しない位置まで下げる。これは昇降機構160と干渉回
避装置165の同時操作により、て行う、すなわち、干
渉回避装置165の図示しないエアポート切り換えを行
い、第3原動機164を逆回転させ、本体が下ったら、
その分、干渉回避装置165にエアを供給して高さを保
持する。このような操作を行った後、第2ケーシング密
封蓋移動装置140を逆作動させ、フィルタ9の一端を
第2フィルタ出入口120の底面上に載せる。第2ケー
シング密封蓋121の移動にともなって支持台161の
一部161aが干渉するが、これはその都度干渉回避装
置165により支持台161の一部161aを下げて回
避する。旧フィルタ9が第2ケーシング密封蓋121と
密着するパケット密封蓋302に押されてバケツ)30
0に侵入する。パケット密封蓋302が格納口301に
嵌合したならば、第20−タリエアシリンダ124を逆
作動させる。
この逆作動で第2回転キー123が90’逆回転し、第
2ケーシング密封1121とパケット密封蓋302との
密着を解き、同時にパケット密封蓋302をパケット3
00にロックする。このロックはパケット密封蓋固定用
ドグ309が第2回転キー123により回転させられる
ことによりリンク機構311が軸回りに回転し、テコ式
にビン312.312がパケット300の係合孔313
に伸長して行われる。この状態で旧フィルタ9の処分が
終り、ロック装置150を操作してパケット300をフ
ィルタ自動交換機100から離脱させる。
次に昇降機構160をそのままにして、新フィルタ9を
格納したパケット300をロック装置150を操作して
第2フィルタ出入口120に接続する。前述の空のパケ
ットを接続したときと同様の方法で第20−タリエアシ
リンダ124を作動、させて第2回転キー123を90
’回転させ、パケット密封蓋302のロックを解除する
とともに第2ケーシング密封蓋121をパケット密封蓋
302に密着させる。
次に第2ケーシング密封蓋移動装置140を作動させ、
密着状態にある第2ケーシング密封蓋121とパケット
密封蓋302をケーシング101内に移動させる。バケ
ツ)300内にある新フィルタ9は予めパケット密封蓋
302のフック314に係合しているため、パケット密
封蓋302の移動とともケーシング101内に侵入する
。第2ケーシング密封蓋121が中間点まで移動したら
、第2フィルタ出入口120に近い支持台161の一部
161aを干渉回避装置165により第2フィルタ出入
口120の底面近くまで上昇させ、新フィルタ9の移動
案内的な役目をさせる。
更に他の一部161aも干渉を回避した時点で上述の一
部161aと同レベルになるまで上げる。
新フィルタ9の引き出しが完了したならば、干渉回避装
置165および昇降機構160の両操作により新フィル
タ9を支持台161本体で支える。
このようにして新フィルタ9の安定支持を確保した上で
昇降機構160を逆作動させ、新フィルタ9を第1フィ
ルタ出入口110の高さ位置まで下げる。このとき、新
フィルタ9の係合部214がパケット密封蓋302のフ
ック314から外れ、替ってユニット密封蓋202のフ
ック213に係合する。
次に昇降機構160および干渉回避装置165を同時操
作し、支持台161の一部161aをその位置に保持し
ながら、支持台161本体を第1ケーシング密封Mil
lの移動と干渉しない位置まで下げる。そのような状態
にしておいてから、第1ケーシング密封蓋移動装置13
0を逆作動させ、新フィルタ9を第1ケーシング密封蓋
111と密着するユニット密封蓋202により押し、新
フィルタ9の先端を第1フィルタ出入口110に載せる
。ユニット密封蓋202の復帰で支持台161の一部1
61aが干渉するに至ったならば、干渉回避装置165
により、その一部161aを下げ、干渉を避ける。この
ようにして新フィルタをフィルタユニット200に挿入
する。挿入完了と同時にユニット密封蓋202がフィル
タ交換口201に嵌合する。
次に第10−タリエアシリンダ114を逆作動させて第
1回転キー113を906回転させる。
この動作でユニット密封M2O2との密着が解かれ、同
時に伸縮ビン212が伸長し、ユニット密封M2O2が
フィルタユニット200にロックされる。
そのあと、フィルタ締付手段10により従来通す新フィ
ルタ9をフィルタユニット200に固定する。
次に第1フィルタ出入口110とフィルタ交換口201
を接続しているところのボルトを外し、フィルタ自動交
換機100をフィルタユニット200から離脱させる。
最後に扉締付金具5を用いて扉215をフィルタ交換口
201に密封固定する。
上述の例では、第2フィルタ出入口をケーシングの一側
面で、しかも第1フィルタ出入口よりも高いところに設
けたが、第1フィルタ出入口よりも低いところに設ける
ことも可能であり、また、ケーシングの上面に設けるこ
とも可能である。上記のようにしてもフィルタ交換方法
は基本的には変わらない。
次に他の実施例を説明する。この実施例では第11図に
示すところのフィルタ自動交換機が用いられる。
このフィルタ自動交換@400は前述の実施例と基本的
には同じであるが、フィルタ出入口がケーシング401
の前面にただ1方所ある。
フィルタ出入口410に嵌合するケーシング密封蓋41
1およびケーシング密封蓋411を移動させるケーシン
グ密封蓋移動装置430の構成は前述した実施例の第1
および第2ケーシング密封m1ll、121並びに第1
および第2ケーシング密封蓋移動装置130,140の
構成と変わらないので、その説明を省略する。またフィ
ルタを昇降させる昇降機構460の構成も前述の実施例
の昇降機構160の構成と同じであり、ただフィルタ交
換における動作が異なるのみである。簡単に説明すれば
、この昇降機構460はフィルタ自動交換機400の接
続・離脱にあたって気密を保持するため、下降して新旧
フィルタを一時保持する役目を有する。
なお、概略的に説明すれば、フィルタ自動交換機400
の構成は次の通りである。
ケーシング密封M411は、前面に位置決めビン412
2回転キー413を、内部空洞部に回転キー413を9
0″回動させるロータリエアシリンダ414を、また外
縁にパツキン415を備え、更に両サイドに自身の移動
を司どるメネジを有している。
ケーシング密封蓋移動装置430は、上記メネジに螺合
する2木の送りネジ431,431更に送りネジ431
,431を回動させる漂動力となる原動機4329回転
を伝達する伝達手段433.433およびケーシング密
封蓋411を支持案内するガイド434から成る。
昇降機構460は支持台461.支持台461を昇降さ
せるリンク462.送りネジ463.原動機464から
成る。この実施例も前実施例と同じく干渉回避装置46
5が支持台461とリンク462との間の四隅に備わっ
ている。干渉回避装置465はエアシリンダから成るも
ので支持台461の一部を上下させる。
470は台車である。
次にこの実施例におけるフィルタ交換方法を説明する。
ここにおいて、前述の実施例と重複する部分はその説明
を省略する0例えばフィルタユニット200の扉215
の取り外し、フィルタ出入口410の接続、ケーシング
密封蓋411の密着・移動は前述の実施例と同じである
。以下、主として異なる点のみ説明する。
フィルタ出入口410をフィルタ交換口201に接続し
た後、ロータリエアシリンダ414を作動させてケーシ
ング密封蓋411をユニット密封蓋202に密着させ、
同時に伸縮ピン212を短縮させ、ロックを解除する。
次にケーシング密封蓋移動装置430を作動させてユニ
ット密封、1ii202を開にするわけであるがその前
に昇降機構460を作動させて支持台461をケーシン
グ密封蓋411の移動と干渉しない位置まで下げておく
、そのような状態にしておいてから、ケーシング密封蓋
移動装置430を作動させ、密着状態にあるユニット密
封蓋202をケーシング401内に水平移動させる。こ
の移動に連れてユニット密封蓋202のフック213と
係合する旧フィルタ9がケーシング401内に引き出さ
れる。ユニット密封蓋202が中間点に差し掛ったとこ
ろでユニット密封蓋202と干渉しないフィルタ出入口
410に近い支持台461の一部を干渉回避装置465
によりフィルタ出入口410の底面レベルまで持ち上げ
旧フィルタ9を支える。更にユニット密封蓋202の移
動が進み、他の一部も干渉が避けられるようになったら
、干渉回避装置465により上述の一部と同レベルまで
上げる。
旧フィルタ9の引き出しが完了したならば、昇降機構4
60および干渉回避装置465を同時操作して旧フィル
タ9を支持台461本体で支持し、その後ユニット密封
蓋202の復帰を可能ならしめるため、昇降機構460
を逆作動させて旧フィルタ9を載置した支持台461を
最下段位置まで下げる。
次にケーシング密封蓋移動装置430を逆作動させ、ユ
ニット密封M2O2をフィルタ交換日201に嵌合させ
る。嵌合終了後、ロータリエアシリンダ414を逆作動
させ、ユニット密封蓋202の密着を解くと同時にこれ
をロックする。更にフィルタ自動交換機400をフィル
タユニット200かも離脱させ、替って空のバケッ)3
00をフィルタ出入口410に接続する。
ロータリエアシリンダ414を作動させ、パケット密封
蓋302を密着させるとともにロックを解除し、更にケ
ーシング密封蓋移動装置430を作動させ、ケーシング
密封!411と密着状態にあるパケット密封蓋302を
ケーシング401内に水平移動させる。
水平移動が完了した後、昇降機構480を作動させ支持
台461を上昇させる。上昇終了時において旧フィルタ
9の係合部214がパケット密封蓋302のフック31
4に係合する。
次に昇降機構460と干渉回避装置465を同時操作し
、支持台461の位置をそのままにして支持台461本
体を干渉しない位置まで下げ、ケーシング密封蓋移動装
置430を逆作動させる。この逆作動で、旧フィルタ9
がパケット300に挿入される。パケット密封蓋302
が支持台461の一部と干渉する位置に来たときは前述
した如く順次干渉回避装置465により支持台461の
一部を下げて回避する。
このようにしてパケット密封M302が格納口301に
嵌合したならば、次にロータリエアシリンダ414を逆
作動させ、密着状態を解くとともにパケット密封蓋30
2をバケッ)300自体にロックし、旧フィルタ9を格
納したパケット300をフィルタ自動交換機400から
離脱させる。
替わって新フィルタ9を格納したパケット300をフィ
ルタ自動交換機400のフィルタ出入口410に接続す
る。
次にロータリエアシリンダ414を作動させ。
パケット密封蓋302に密着させるとともにロックを解
除し、更にケーシング密封蓋移動装置430を作動させ
、パケット密封M302をケーシング401内に水平移
動させる。このとき、パケット密封蓋302のフック3
14に係合する新フィルタ9がパケット300内より引
き出され、ケーシング401内に挿入される。新フィル
タ9が中間点まで引き出されたら、干渉回避装置465
により支持台461の一部をフィルタ出入口410の底
面まで持ち上げ、移動の際新フィルタ9が傷つかないよ
うに支持する。支持台461の他の一部も、パケット密
封蓋302が移動して干渉しない位置に来たならば、上
述の一部と同レベルに保つ。その後、昇降機構460お
よび干渉回避装置465を同時操作して旧フィルタ9を
支持台461本体で支持し、旧フィルタ9の支持安定を
図ってからパケット300をフィルタ自動交換機400
から離脱させるために昇降機構460を逆作動させ、支
持台461を最下段位置まで下げる。このとき新フィル
タ9の係合部214がノくケラト密封13 ’02のフ
ック314から外れ、パケット密封蓋302の水平移動
が可能となる。そこでケーシング密封蓋移動装置430
を逆作動させ、バケ7)密封蓋302を格納口301に
嵌合させる。
旧フィルタの処分のときと同様にして、ロータリエアシ
リンダ414を逆作動させ、密着を解くとともにパケッ
ト密封蓋302をパケット300本体にロックする。上
記バケツ)300はフィルタ自動交換機400から外さ
れた後、次回における旧フィルタの処分に使用される。
次に新フィルタ9をフィルタユニットに挿入するため、
フィルタ自動交換機400のフィルタ出入口410をフ
ィルタユニット200のフィルタ交換口201に接続し
、旧フィルタの取り出しのときと同じ操作でケーシング
密封蓋411をユニット密封蓋202に密着させ、これ
と同時にユニット密着M2O2のロックを解く。更にケ
ーシング密封蓋移動装置430を作動させ、密着状態に
あるユニット密封M2O2をケーシング401内最奥部
に水平移動させる。ケーシング401内最下段位置にあ
る新フィルタ9をユニット密封蓋202の前に置くため
、昇降機構460を作動させ、上段位置まで上げる。新
フィルタ9が昇降機構460により上昇する過程におい
て新フィルタ9の係合部214がユニット密封蓋202
のフック213に係合する。この保合によって次回のフ
ィルタ交換が容易になる。新フィルタ9の係合部214
がフック213に係合したならば、昇降機構460およ
び干渉回避装置465を同時操作して支持台461の一
部をその位置に保持しながら、支持台461本体をユニ
ット密封蓋202の移動と干渉しない位置まで下げる。
次にケーシング密封蓋移動装置430を逆作動させ、ケ
ーシング密封蓋411が干渉位置に差し掛ったら、順次
干渉回避装置465を用いて支持台461の一部を下げ
る。ケーシング密封蓋411の移動で、新フィルタ9が
密着状態にあるユニット密封蓋202に押されてフィル
タユニー/ )200に挿入される。ユニット密封蓋2
02がフィルタ交換口201に嵌合したならば、ケーシ
ング密封蓋411をユニット密封蓋202から解き離し
、同時にユニット密封蓋202をフィルタユニット20
0にロー、りする、最後に新フィルタ9をフィルタ締付
手段10により固定し、フィルタユニット200からフ
ィルタ自動交換機400を離脱させた後、フィルタ交換
口201を扉215で閉じる。これでフィルタの新旧交
換が完了する。
なお、実施例では、新旧フィルタの取り出し、挿入をユ
ニット密封蓋202の移動と同時に行っているが、個別
に行うことも可能である。また、ケーシング101,4
01内で新旧フィルタを移動させるにあたって昇降機構
160,460を用いているが、フィルタ出入口の位置
によっては、ケーシング101’ 、 401の側面方
向に水平移動する機構を用いてもよい、昇降機構はパン
タグラフ形式のものに限らず、ケーシングの側面に鉛直
に配設されたラックおよびこのラックに噛合するピニオ
ンとの組み合せやチェン方式、その他、ハンドリング等
のものであってもよい。また、この実施例ではケーシン
グ密封蓋とユニット密封蓋あるいはパケット密封蓋との
密着にあたって機械的なりサビ方式を用いているが、こ
れに限らず、電磁力や真空力を用いることも可能である
更に、実施例では専ら旧フィルタをパケットに格納した
後、パケットから新フィルタを取り出してフィルタユニ
ットに挿入しているが、昇降機構に替えて回転移動機構
を用いれば新旧フィルタをケーシング内で同時に交換す
ることも可能である。
いずれの方式、機構を採用しても、本発明は基本的に変
わることがない。
[発明の効果] 本発明によれば、ケーシングのフィルタ出入口をフィル
タユニットのフィルタ交換口に密に接続し、しかる後、
フィルタ出入口に嵌合するケーシング密封蓋をフィルタ
交換口に嵌合するユニット密封蓋に密着させてフィルタ
交換口を開閉し、その間に新旧フィルタの交換を行うも
のであるから、フィルタ交換中、交換後においてもユニ
ット密封蓋やケーシング密封蓋の外部露出面を放射性ダ
スト等の汚染物で汚染することもなく、また放射性ダス
ト等の汚染物を周囲環境に飛散させることなくフィルタ
の交換を行うことができる。また作業員の被曝線量を多
くする原因も解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で用いられるフィルタ自動交
換機の断面図、第2図は第1図のフィルタ自動交換機を
フィルタユニットに接続したところの一部切欠き平面図
、第3図は第1図のフィルタ自動交換機にパケットを接
続したところの断面図、第4図はフィルタユニットの断
面図、第5図は第4図のフィルタユニットの一部切欠き
正面図、第6図はパケットの断面図、第7図は第6図の
パケットの一部切欠き正面図、第8図は多段フィルタユ
ニットに接続されているフィルタ自動交換機の断面図、
第9図はケーシングのフィルタ出入口をフィルタユニッ
トのフィルタ交換口に接続し、フィルタ出入口に嵌合す
るケーシング密封蓋をフィルタ交換口に嵌合するユニッ
ト密封蓋に密着させたところの拡大断面図、第10図は
第9図のC−C断面図、第11図は本発明の他の実施例
で用いられるフィルタ自動交換機で多段のフィルタユニ
ットに接続されたところを示す断面図、第12図は第1
1図のフィルタ自動交換機でパケットと接続されたとこ
ろを示す断面図、第13図は従来のフィルタユニットの
断面図、第14図は第13図の一部切欠き正面図である
。 ioo、400.、、、フィルタ自動交換機101.4
01.、、、ケーシング 110.120,410.、、、フィルタ出入口111
.121,411.、、、ケーシング密封蓋112.1
22,412.、、、位置決めビン113.123,4
13.、、、回転キー115.125,415.、、、
パツキン116.126.、、、メネジ 130.140.430.、、、ケーシング密封蓋移動
装置 131.141,163,431,463.、、。 送りネジ 132.142,164,432,464.、、。 原動機 133.143.433.、、、伝達手段134.14
4,434.、、、ガイド150・・・・ロック装置 160.460.、、、昇降機構 161.461.、、、支持台 162.462.、、、リンク 165.465.、、、干渉回避装置 170.470.、、、台車 171 、、、、昇降機 200 、、、、フィルタユ
ニット202・・・・1ニツト密封蓋 203 、、、、パツキン 206.306.、、、溝 207.307.、、、当て板 209.309.、、、ドグ 211.311.、、、リンク機構 212 、312.、、、伸縮ビン 213 、314.、、、フック 214 、、、、保合部   215.、、、扉300
 、、、、パケット  301 、、、、格納口302
 、、、、パケット密封蓋 第5図 第4図 第7図 第6図 第9図 第10図 とU( 第14図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部と隔離した状態でフィルタを収納できるケー
    シングを使用してフィルタユニットのフィルタを交換す
    る際、ケーシングのフィルタ出入口を、フィルタユニッ
    トのフィルタ交換口に密に接続し更にフィルタ出入口に
    嵌合するケーシング密封蓋をフィルタ交換口に嵌合する
    ユニット密封蓋に密着し、密着状態を保ってフィルタ出
    入口とフィルタ交換口を開にし、開時に旧フィルタをフ
    ィルタユニットからケーシング内に取り出し、またケー
    シング内に収納した新フィルタをフィルタユニットに挿
    入し、フィルタ交換後もしくは交換時においてケーシン
    グをフィルタユニットから離脱させるとき、ケーシング
    密封蓋とユニット密封蓋を密着状態に保ったままフィル
    タ出入口とフィルタ交換口を閉にし、しかる後、ユニッ
    ト密封蓋からケーシング密封蓋を、フィルタ交換口から
    フィルタ出入口を離脱させることを特徴とするフィルタ
    交換方法。
JP60272790A 1985-12-04 1985-12-04 フイルタ交換方法 Granted JPS62132519A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009181129A (ja) * 2009-03-05 2009-08-13 Sanyo Electric Co Ltd ディスプレイ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009181129A (ja) * 2009-03-05 2009-08-13 Sanyo Electric Co Ltd ディスプレイ装置

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