JPS62132307A - 箔巻変圧器 - Google Patents

箔巻変圧器

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JPS62132307A
JPS62132307A JP27240485A JP27240485A JPS62132307A JP S62132307 A JPS62132307 A JP S62132307A JP 27240485 A JP27240485 A JP 27240485A JP 27240485 A JP27240485 A JP 27240485A JP S62132307 A JPS62132307 A JP S62132307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
sheet
insulating
metal sheet
sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP27240485A
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English (en)
Inventor
Akifumi Inui
乾 昭文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、銅或いはアルミ箔等の金属シートと絶縁シー
トとを重ねて巻いた箔状の巻線を用いた箔巻変圧器に関
する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
箔巻変圧器は1巻線の占積率が良く、小型・軽量化がで
きる特徴があり、既に数にV、数100にνA程度の比
較的電圧の低い小容量の変圧器では実用化されている。
近年、その優れた長所に鑑み、より高電圧、大容量の例
えば275KV、 、300 MVA級変圧変圧器適用
拡大が研究されているが、最大の技術的課題はいかに冷
却能力を向上させ、高い絶縁能力を巻線に持たせられる
かということと、短絡事故時の半径方向機械力に対して
耐えさせ得るかという点にある。
この様な箔巻変圧器の一つとして、第3図に示す様な構
成を有するものが提案されている。
即ち、鉄心1の外周に、低圧巻線2及び高圧巻線3が同
軸状に巻回されており、これらの巻線全体がタンク4内
に納められ、タンク4の内部には、絶縁油やSF6 ガ
スなどの絶縁媒体5が封入されている。また、高圧巻線
3の外側の上下端部には高圧シールド6が配設されてい
る。この様な箔巻変圧器において、第3図のA部分を拡
大して示すと第4図に示す様な構成となっている。即ち
1巻線を構成する金属シート7の間には、金属シート7
より幅の広い絶縁シート8が挿入されており、この絶縁
シート8として、一般には絶縁紙あるいは高分子フィル
ムなどが、一枚あるいは複数枚重ね合わされて用いられ
ている。
ところで、上記の如き各種の箔巻変圧器は、薄い金属シ
ート7と絶縁シート8を重ねて巻回することにより高圧
巻線3や低圧巻線2が形成される為、鉄心窓内の巻線占
積率が高くなる反面1次の様な間屈点がある。
即ち、低圧巻線2や高圧巻線3の巻線構成が、共に薄い
金属シート7と絶縁シート8を重ねて合わせただけのも
のである為、その巻線のヨーク鉄心側の端部9,10に
おいては、第4図に拡大して示す如く、金属シート7の
端面11が絶縁シート8の間から露出している。従って
、金属シート7の端面11の絶縁は、タンク内のSF、
ガス等の絶縁媒体のみで確保されている。従来の巻線に
おいては、特に、金属シート7が端面11では裸となっ
ており、この部分に不純物が入り込むとその不純物によ
って、端面11の電界がみだされ、その部分から絶縁破
壊することが多かった。その為、不純物が端面に入れな
い様又、端面の絶縁補強のために、様々な工夫が行なわ
ている。例えば、 ■ 特公昭51−5173に示すように、絶縁物の上に
配された金属シートを巻回しながら絶縁物の幅方向両端
部を折りたたむようにして絶縁被覆する手法 ■ 金属シートに絶縁塗料を塗布する手段■ 金属シー
トをアルマイト加工する手段(イ)金属シートの幅寸法
のほぼ2倍の幅寸法を有する一枚の絶縁紙を金属シート
の一方の面に重合するようにして同時に引き出し、特公
昭43−16696に示されるように、絶縁紙を金属シ
ートの周囲を包むように他方の面上に沿って折曲げつつ
第5図のように巻回する手段 ■ 第6図に示すように断面が長方形で、その厚さが金
属シート7の厚さで絶縁シート8を金属シート7の差Q
の第2の絶縁物12を端面11に取りつける手段 等である。
しかし、■や6)の手段においては、絶縁シートの折り
曲げに工数が多くなり、また作業が非常に複雑となる上
、特に大型の変圧器に至っては、巻線径が大きくなるた
め、絶縁シートにしわが生じたり、絶縁紙が切れたりし
、逆に絶縁上の弱点を生じさせる原因ともなっていた。
また、■や■の手段により、金属シートに完全な絶縁を
施すことはきわめて難がしく、例えば絶磁塗料を塗布焼
付ける場合などは端部が露出し電気的な絶縁が得られな
い。その対策として種々な方法が考えられている。
例えば、端部に丸みをっけて絶縁塗料を塗布しやすくす
る方法、広幅の金属シートに絶縁塗料を塗布焼付した後
、これを適当幅に切断してから切断面の金属を化学的に
溶解除去する方法、あるいは導体がアルミニウムの場合
には、あらかじめ導体の端部近傍のみをアルマイト加工
して後、絶縁塗料を塗料焼付ける方法等があるが、金属
シートの端部に均一円滑な丸味をつけることは極めて複
雑で技術的、経済的に難しく、また絶縁塗料を塗布焼付
したのち、これを切断し、切断面の金属を化学的に溶解
除去する方法も技術的に困難であり、しばしば薬液によ
り縁縁皮膜がおかされ問題となりがちである。
またアルマイト加工も端部に丸味を要し更にアルマイト
が無機質であるため伸びに対して弱く容易に亀裂が発生
する等、特性上にも問題がある。
一方、■の手段においては、この手段においては巻線の
大きさ、第6図に示す絶縁シート8と金属シート7との
段差悲寸法におおじで、第2の絶縁物を製作する必要が
あるばかりでなく、巻線製作時に、その第2の絶縁物を
端面11部に挿入しなければならず、巻数工数が多くな
るばかりが1作業が非常に複雑となり、高価な箔巻変圧
器を提供する結果となっている。さらには、変圧器の乾
燥工程において、この時の温度により、絶縁シート8や
第2の絶縁物12の伸縮によってずれが出来、第2の絶
縁物12が巻線端部からはずれる事もあった。
以上の様に、現在提案されている様々な対策を取っても
、未だ完全な箔巻変圧器は現われないのが実情であった
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は1
巻線端部に不純物が入り込まず、金属シート端部の絶縁
耐力の高い箔巻変圧器を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の箔巻変圧器は、金属シートを金属シートより幅
広の絶縁シートではさむように巻回し、絶縁シートの金
属シートより突出した部分を接合して金属シートを包み
込むようにし、金属シート端部に不純物が入り込まない
様にし、特に金属シート端部の絶縁耐力を強化したもの
である。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図に示すように巻線を構成する金属シート21の両側
に金属シート21より幅広の絶縁シート22.22’ 
を配置し、この金属シート2Iと絶縁シート22.22
’ を重ねて巻回することにより高圧巻線や低圧巻線を
構成する。この巻線を構成する巻回途中において、絶縁
シート22と絶縁シート22′の金属シート21より突
出した部分を高周波加熱等の手段により接合し、金属シ
ート21を包む込むようにして巻線を巻回する。この絶
縁シート22と22′はそれぞれ1枚又は複数枚ずつで
構成し、接合するのは絶縁シート22と絶縁シート22
′ の各1枚又はそれ以上であり、金属シート21の端
部23が包みこまれるように構成されればよい。
また、絶縁シートを接合する方法は巻線の巻回途中でな
くても巻回後まとめて接合してもよい。
さらに、絶縁媒体が金属シートと絶縁シートとの間に含
浸するのを容易にするため、第2図に示すように絶縁シ
ート22の一部に部分的に絶縁媒体が流入するための空
隙24を設けておいてもよい。
もちろんこの空隙24の位置は、絶縁シートの金属シー
トより突出した部分であってもよいが1巻線の巻回力と
絶縁媒体の含浸性などから必要な位置の巻線の中央付近
であってもよい。
この様に構成された本発明において、次の様な作用効果
が生じる。
α)金属シート21の端部23が絶縁シート22.22
’により保護されるため、不純物が金属シートの端部に
侵入するのを完全に防止でき信頼性の高い箔巻変圧器が
得られる。
(2)金属シート21の端部23が絶縁シートにより絶
縁被覆されるため、絶縁耐力が大幅に向上される。
■ 従来の箔巻変圧器のように巻線端部に絶縁補強のた
めの部材をそう人したり、金属シート端部を処理する必
要がなく、工作が容易となり工数が低減される。
C)金属シートが絶縁シートにより包み込まれているた
め、たとえば金属シート端部23よりコロナが出たとし
ても絶縁シートにより阻止され、絶縁耐力の嘉い箔巻変
圧器が得ら九る。
■ 巻線巻回途中で絶縁シートを接合することが可能な
ため、工作時間が低減されるばかりか、接合も巻回と同
時に自動的にかつ連続的に行うことができる。
0 金属シートと絶縁シート間への絶縁媒体の含浸性も
損うことなく、またその定格に応じては、金属シートを
絶縁シートにより真空の状態で保護してしまうことも可
能で、絶縁信頼性を高めることができる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば絶縁シートの金属シー
トより突出した部分を接合し、金属シートを包含するよ
うに構成することにより信頼性が高く、高耐圧化した箔
巻変圧器を容易にしかも安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の箔巻変圧器の巻線端部を示
す断面図、第2図は本発明の他の実施例を示す断面図、
第3図は箔巻変圧器の巻線構成を示す断面図、第4図は
従来の箔巻変圧器の巻線端部の詳細を示す拡大断面図、
第5図及び第6図は従来の巻線端部を示す断面図である
。 1・・・鉄心       2・・・低圧巻線3・・高
圧巻線     4・・タンク5・・絶縁媒体    
 6・・・高圧シールド7・・・金属シート    8
・・・絶縁シート9、lO・・・端部      11
・・・端面I2・・絶縁物      21・・・金属
シート22.22’・・・絶縁シート 23・・・端部
24・・・空隙 25・・・熱可塑性樹脂絶縁シート 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  三俣弘文 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属シートをこの金属シートより幅広の絶縁シー
    トではさむように同時に巻回して巻線を構成する箔巻変
    圧器において絶縁シートの金属シートより突出した部分
    を隣接する絶縁シートに接合したことを特徴とする箔巻
    変圧器
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の箔巻変圧器において
    、巻線の巻回途中で、絶縁シートの金属シートより突出
    した部分を接合したことを特徴とする箔巻変圧器
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の箔巻変圧器において
    、絶縁シートを商周波加熱により接合したことを特徴と
    する箔巻変圧器
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の箔巻変圧器において
    、接合する絶縁シートの一部に絶縁媒体が流入するため
    の空隙を設けたことを特徴とする箔巻変圧器
JP27240485A 1985-12-05 1985-12-05 箔巻変圧器 Pending JPS62132307A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0608127A1 (en) * 1993-01-22 1994-07-27 AT&T Corp. Insulation system for magnetic windings having stacked planar conductors

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0608127A1 (en) * 1993-01-22 1994-07-27 AT&T Corp. Insulation system for magnetic windings having stacked planar conductors

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