JPS62132245A

JPS62132245A - 光学式ピツクアツプ

Info

Publication number: JPS62132245A
Application number: JP60270637A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Ikegame; 哲夫池亀; Takeaki Nakamura; 剛明中村; Kazuhiro Fujikawa; 藤川　一広; Masahiko Isogawa; 五十川　正彦; Shuichi Takabayashi; 高林　修一
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-12-03
Filing date: 1985-12-03
Publication date: 1987-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、光ディスクの信号の記録、再生等に使用す
る光学式ピックアップに関する。

〔従来の技術〕

従来、オーディオ・ディスク、ビデオ・ディスク、デー
タ・ディスク等の光ディスクの信号の記録、再生のため
に種々のピックアップが提案されている。

第７図は特開昭５９−２０１２３８号公報に開示された
もので、フォーカスエラー信号を臨界角法により検出す
るようにしたものである。このピックアップにおいては
、光源１から出射された光線をコリメータレンズ２によ
り平行光束とした後、偏光プリズム３に入射させてその
偏光膜４を透過させ、その透過光を反射プリズム５で直
角方向に全反射させて１７４波長板６を経て対物レンズ
７により光デイスク８上にスポットとして照射している
。対物レンズ７はマグネット、ヨーク、コイル等を備え
る対物レンズアクチュエータ９内に、光軸および光軸と
直交する光ディスク８の半径方向の２軸方向に移動可能
に支持され、この対物レンズアクチュエータ９により前
記２軸方向に駆動されて光スポットが光ディスク８のト
ラックの中央にフォーカス状態で追従するようにフォー
カスサーボおよびトラッキングサーボが行われる。光ス
ポットの光ディスク８での反射光は偏光膜４までは往路
と同じ光路をたどるが、復路においては１７４波長板６
の作用によりその偏光方向が往路の偏光方向に対し直交
するため偏光膜４を反射する。この偏光膜４を反射した
光ディスク８からの戻り光を、臨界角プリズム１０を経
て光検出器１１に入射させている。臨界角プリズム１０
は、光ディスク８からの戻り光の光軸に対する入射角が
ほぼ臨界角となるようにした光学面を有し、この光学面
で戻り光を反射させることにより光検出器１１に入射さ
せている。また、光検出器１１は光ディスク８のラジア
ル方向およびタンジュンシャル方向にそれぞれ２分した
４つの受光領域を有し、これら受光領域の出力からデー
タ信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラ
ー信号を得るようになっている。

かかるピックアップにおいて、光源１、コリメークレン
ズ２、偏光プリズム３、反射プリズム５、対物レンズ７
、臨界角プリズムｌＯ１光検出器１１等の光学系および
、対物レンズアクチュエータ９等は、箱形に形成された
ピックアップ本体内に収納され、かつこのピックアップ
本体に送り用ガイドシャフトの軸受部を形成したガイド
ホルダおよびラックを取付けて、ピックアップ本体を光
ディスク８の径方向に移動可能に支持している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このようなピックアップにおいて、軽量
化を測るために、ピックアップ本体とガイドホルダ、ラ
ックとをプラスチックで一体的に成形しようとすると、
成形用の型が複雑になり、かつピックアップ本体とガイ
ドホルダ、ラックの材質を同じものにしなければならな
いため使用する材質に制約がある。例えば、ピックアッ
プ本体は、高強度のガラス繊維入り等のポリカーボネー
）（ＰＣ）、ポリフェニレンスルフィド（ＰＰＳ）が、
又ガイドホルダ、ラックは低摩耗、低摩擦性のポリアセ
タールが用いられる。さらに、このように全体をプラス
チックで成形すると、強度上の問題もある。

この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、簡単に製作でき、しかも十分な強度を有するよう適
切に構成した光学式ピックアップを提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するため、この発明では光源から出射される光を対
物レンズを経て記録媒体の記録面に照射し、その反射光
を前記対物レンズを経て光検出器に導く光学系と、前記
対物レンズを記録媒体の記録面に対して移動制御できる
ようにしたアクチュエータとを収納するピックアップ本
体をプラスチックで成形すると共に、このピックアップ
本体に補強板を一体的に形成し、かつこの補強板にこれ
と別体に形成した送りガイドおよび／またはラックを固
定して設ける。

〔実施例〕

第１図はこの発明の光学式ピックアップの一実施例を示
す分解斜視図、第２図は補強板部分の斜視図、第３図は
補強板にピックアップ本体を成形した部分の斜視図であ
る。

ピックアップ本体２１は、炭素繊維（ＣＦ）、ガラス繊
維（ＣＦ）等を混合したポリカーボネート（ＰＣ）、ポ
リフェニレンスルフィド（ＰＰＳ）等の高強度材質から
成り、補強板２２を基板としてその上面に長方形状の箱
形に一体成形する。

補強板２２は、例えば鉄、アルミニウムあるいは真ちゅ
う等の板をプレス等により加工して長方形に形成し、そ
の両端部にはそれぞれ一対のビス孔２３、２３　；２３
　’、２３　　’を形成し、これらビス孔２３゜２３；
２３’２３’を介してビス２４．２４；２４’、２４　
　’により一対のガイドホルダ２５．２５’を固着する
。ガイドホルダ２５．２５’には、それぞれ図示しない
ガイドシャフトが挿通される軸受部２６．２６’を形成
すると共に、一方のガイドホルダ２５の側部にはラック
２７を一体に成形する。

一方、ピックアップ本体２１の一端部の上面には、４角
形状に開口してアクチュエータ収納部２８を形成し、こ
の収納部２８内において補強板２２に形成した取付孔２
９．・・・を介してアクチュエータ３０をビス５０、・
・・により補強板２２に固定する。アクチュエータ３０
は、対物レンズ３１をばね等によりトラッキング方向お
よびフォーカシング方向に移動自在に支持し、それらの
移動をコイルによって駆動制御するよう構成する。また
、アクチュエータ収納部２８の内部側面にはプリズム取
付部３２を形成し、ここに１７４波長板６０を貼り付け
た反射プリズム３３を取付ける。

更に、ピックアップ本体２１のアクチュエータ収納部２
８を形成した側とは反対側の端部には、光源取付は部３
４を形成し、この光源取付部３４にコリメークレンズ３
５を配設した光源保持部材３６をビス３７゜３７で固定
する。この光源保持部材３６には、その光軸方向をコリ
メータレンズ３５、反射プリズム３３側に向けた光源と
しての半導体レーザ３８を取付ける。

また、コリメークレンズ３５と反射プリズム３３との間
のピックアツプ本体２１側面部にはプリズム取付部３９
を形成し、このプリズム取付部３９にプリズム保持部材
４０をビス４１．４１で固定する。このプリズム保持部
材４０には、偏光プリズム４２を固着すると共に、この
偏光プリズム４２に臨界角プリズム４３を固着する。偏
光プリズム４２は、コリメータレンズ３５と反射プリズ
ム３３との間の光軸上に配置して、その偏光膜４４で反
射する光ディスクからの戻り光を臨界角プリズム４３に
入射させるようにする。また、臨界角プリズム４３は反
射光が補強板２２側に向けられるように配置する。

更にまた、臨界角プリズム４３に対峙する補強板２２に
は、光検出器取付孔４５およびビス孔４６．４６を形成
し、その光検出器取付孔４５に４分割した受光領域を有
する光検出器４７を取付けた光検出器取付板４８をビス
４９．４９で取付ける。

このようにして、この実施例では第７図におけると同様
にして半導体レーザ３８からの直線偏光した光をコリメ
ータレンズ３５により平行光束として偏光プリズム４２
に入射させてその偏光膜４４を透過させ、その透過光を
反射プリズム３３により直角に全反射させた後１７４波
長板３２を経て対物レンズ３１に導いて光デイスク上に
スポット状に投射する。

また、光ディスクでの反射光は、偏光プリズム４２まで
は往路と同じ光路をたどって偏光膜４４に入射させた後
、該偏光膜４４で全ての戻り光を反射させ、その反射光
を臨界角プリズム４３を経て光検出器４７に入射させて
その出力に基づいてデータ信号、フォーカスエラー信号
およびラジアルエラー信号を得る。

この実施例によれば、ピックアップ本体２１、ガイドホ
ルダ２５．２５’、ラック２７が補強板２２により補強
されるので、外部応力あるいは温度による変形が少なく
なる。また、ピックアップ本体２１の補強板２２に、こ
れと別体に形成した軸受部２６．２６’を有するガイド
ホルダ２５．２５’、ラック２７を取付けるようにした
ので、ピックアップ本体２１とガイドホルダ２５．２５
’、ラック２７とをそれぞれに適した材質で成形するこ
とが可能になる。

第４図はこの発明の光学式ピックアップの他の実施例の
要部を示す分解斜視図、第５図は補強板部分の斜視図、
第６図は一方のガイドホルダ部分の断面図である。

この実施例では、ピックアップ本体２１を成形する基板
となる補強板５１を一端部において立上らせ、その立上
り部５１ａに軸受部５２およびラック５３を形成したガ
イドホルダ５４をビス２４．２４で固定する。

また、補強板５１の他端部には開口５１ｂを形成し、こ
の部分にガイドホルダ５５をビス２４’、２４　　’で
固定する。このガイドホルダ５５は、開口５１ｂを通し
て下方に突出する押さえ５６と、ばね作用を有する舌状
片５７と、その先端部に上方に突出して形成した突起部
５８とを有し、突起部５８および押さえ５６を上下のガ
イド部材５９ａ、　５９ｂに当接させてスライドさせる
ようにする。その他の構成は第１〜３図に示す実施例と
同様であるので、同一作用を成すものには同一符号を付
してその説明を省略する。

この実施例によれば、上述した実施例の効果に加え、ガ
イドホルダ５４を補強板５１の立上り部５１ａ１すなわ
ちピックアップ本体２１の端面側に取付けるので、ガイ
ドホルダ５４の軸受部５２に挿通されるガイドシャフト
の軸線方向と直交し、かつ立上り部５１ａの平面と直交
する軸線を中心にピックアップ本体２１を回転調整する
ことができ、これによりピツクアップ本体２１を対物レ
ンズの光軸が光ディスクに対して最適角度となるように
取付けることができる。

なお、この発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変形または変更が可能であ乞。例えば
上述した実施例では少なくとも一方のガイドホルダに軸
受部を設けてガイドシャフトに対して摺動させるように
したが、双方のガイドホルダをガイド面に対して摺動さ
せるようにしてもよい。また、ガイドホルダはプラスチ
ック成形品に限らず金属で形成することもできるし、こ
れとラックとを別体に形成することもできる。更に、補
強板の一端部にガイドホルダを設け、他端部はガイド面
に摺動させるようにして該他端部にラックを取付けても
よい。また、ピックアップ本体、補強板、ガイドホルダ
、ラックの形状は任意にできると共に、光学系やアクチ
ュエータも任意に構成することができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明によれば、光学式ピックア
ップの光学系、アクチュエータを収納するピックアップ
本体をプラスチックで成形するとともに、このピックア
ップ本体に補強板を一体に成形し、かつこの補強板にこ
れと別体に形成した送りガイドおよび／またはラックを
取付けるようにしたので、光学部品間の精度を容易に出
すことができると共に、外部応力や温度による変形も少
なくできる。また、ピックアップ本体、補強板、送りガ
イドおよび／またはラックをそれぞれに最適な材質で形
成できるので、全体を軽量でかつ高強度にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図はこの発明の一実施例を示す図、第４図
〜第６図はこの発明の他の実施例を示す図、第７図は従来の技術を示す図である。２１・・・ピックアップ本体２２・・・補強板　　　　　２５．２５　’・・・ガイ
ドホルダ２６．２６’・・・軸受部　　２７・・・ラッ
ク３０・・・アクチュエータ　３１・・・対物レンズ６
０・・・１７４波長板　　　３３・・・反射プリズム３
５・・・コリメータレンズ３８・・・半導体レーザ　　４２・・・偏光プリズム４
３・・・臨界角プリズム　４７・・・光検出器５１・・
・補強板　　　　　５２・・・軸受部５３・・・ラック
　　　　　５４．５５・・・ガイドホルダ特許出願人　
　　オリンパス光学工業株式会社代理人弁理士　　杉　
　　村　　　暁　　　秀同　弁理士　　杉　　　村　　
　興　　　作第２図第３図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

１、光源から出射される光を対物レンズを経て記録媒体
の記録面に照射すると共に、その反射光を前記対物レン
ズを経て光検出器に導く光学系と、前記対物レンズを記
録媒体の記録面に対して移動制御できるようにしたアク
チュエータとを備え、情報の記録、再生を行うようにし
た光学式ピックアップにおいて、前記光学系、アクチュ
エータを収納するピックアップ本体をプラスチックで成
形するとともに、このピックアップ本体に補強板を一体
的に成形し、かつこの補強板にこれと別体に形成した送
りガイドおよび／またはラックを固定して設けたことを
特徴とする光学式ピックアップ。