JPS62132215A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS62132215A JPS62132215A JP27070785A JP27070785A JPS62132215A JP S62132215 A JPS62132215 A JP S62132215A JP 27070785 A JP27070785 A JP 27070785A JP 27070785 A JP27070785 A JP 27070785A JP S62132215 A JPS62132215 A JP S62132215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- layer
- nonmagnetic
- recording medium
- oxide layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気記録装置に用いられる磁気ディスク等の磁
気記録媒体に係り、特に耐久性に優れた磁気記録媒体に
関する。
気記録媒体に係り、特に耐久性に優れた磁気記録媒体に
関する。
従来の磁気記録媒体は、特開昭60−35332号公報
に開示されている様に、基板と非磁性金属又は非磁性酸
化膜とから成る非磁性基板と、上記非磁性基板上に形成
される非磁性金属層(モリブデンやタングステンやクロ
ム等の金属層)と、上記非磁性金属層上に形成される磁
性酸化物層からなる媒体と、媒体上に形成された保護膜
とから構成されている。
に開示されている様に、基板と非磁性金属又は非磁性酸
化膜とから成る非磁性基板と、上記非磁性基板上に形成
される非磁性金属層(モリブデンやタングステンやクロ
ム等の金属層)と、上記非磁性金属層上に形成される磁
性酸化物層からなる媒体と、媒体上に形成された保護膜
とから構成されている。
しかし、上記媒体は酸化物であり、非磁性金属層上に直
接酸化物である媒体を形成する構成をとっているため、
強い密着力が得られなかった。そのため、従来の磁気記
録媒体では、非磁性金属層と媒体との間で膜剥離が生じ
、耐久性に乏しいという問題点があった。
接酸化物である媒体を形成する構成をとっているため、
強い密着力が得られなかった。そのため、従来の磁気記
録媒体では、非磁性金属層と媒体との間で膜剥離が生じ
、耐久性に乏しいという問題点があった。
本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、膜剥離が生じることのない耐久性に優れた磁気記録
媒体を提供することを目的としている。
で、膜剥離が生じることのない耐久性に優れた磁気記録
媒体を提供することを目的としている。
本発明の磁気記録媒体は、非磁性基板と、非磁性基板上
に形成された非磁性金属層又は非磁性合金層と、非磁性
金属層又は非磁性合金層上に形成された磁性酸化物層と
、磁性酸化物層上に形成された保護膜とから構成される
ものであり、特に、上記非磁性金属層又は非磁性合金層
上に、該非磁性金属又は非磁性合金と表面酸化物層を形
成し、上記表面酸化物層上に磁性酸化物層を形成したこ
とを特徴としている。
に形成された非磁性金属層又は非磁性合金層と、非磁性
金属層又は非磁性合金層上に形成された磁性酸化物層と
、磁性酸化物層上に形成された保護膜とから構成される
ものであり、特に、上記非磁性金属層又は非磁性合金層
上に、該非磁性金属又は非磁性合金と表面酸化物層を形
成し、上記表面酸化物層上に磁性酸化物層を形成したこ
とを特徴としている。
以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。
明について説明する。
第1図は本発明の磁気記録媒体の一実施例を示す断面図
である。第1図において、基板1としてアルミ合金を用
い、基板1の表面を一定精度に加工した後、ニッケル−
燐メッキ層2を形成する。
である。第1図において、基板1としてアルミ合金を用
い、基板1の表面を一定精度に加工した後、ニッケル−
燐メッキ層2を形成する。
この基板1とニッケル−燐メッキ層2によって、非磁性
基板が形成される。
基板が形成される。
上記ニッケル−燐メッキ層2を鏡面仕上した後。
クロム又はチタン等から成る非磁性金属層3を直流マグ
ネトロン法によって形成する。
ネトロン法によって形成する。
次に、非磁性金属層3上に表面酸化物層4を形成する。
表面酸化物層3は、アルゴン−酸素の雰囲気中で加熱し
たり、アルゴン−酸素雰囲気中で非磁性金属3を形成す
る金属をスパッタリングすることにより、形成される。
たり、アルゴン−酸素雰囲気中で非磁性金属3を形成す
る金属をスパッタリングすることにより、形成される。
次に、表面酸化物層4の上に、δFe2O3の磁性酸化
物層5を、高周波スパッタリングによって形成する。そ
して、磁性酸化物層5の上に保護膜6を形成する。
物層5を、高周波スパッタリングによって形成する。そ
して、磁性酸化物層5の上に保護膜6を形成する。
第2図は、非磁性金属層3としてチタンとクロムを用い
て形成した磁性記録媒体の保磁力Heと非磁性金属層3
の厚さとの関係を示す図であり、第3図は同じく膜剥離
発生荷重と非磁性金属層3との関係を示す図である。第
2図と第3図に示す様に、非磁性金属層3の厚さは、作
成された磁気記録媒体の磁気特性及び密着力に影響を及
ぼす。
て形成した磁性記録媒体の保磁力Heと非磁性金属層3
の厚さとの関係を示す図であり、第3図は同じく膜剥離
発生荷重と非磁性金属層3との関係を示す図である。第
2図と第3図に示す様に、非磁性金属層3の厚さは、作
成された磁気記録媒体の磁気特性及び密着力に影響を及
ぼす。
密着力の効果はクロムの方が大きく、磁気特性に関して
はチタンの方が優れている。そして、第2図と第3図か
ら、非磁性金属層3の実用的な厚さは、0.1〜0.5
μm程度と破断される。
はチタンの方が優れている。そして、第2図と第3図か
ら、非磁性金属層3の実用的な厚さは、0.1〜0.5
μm程度と破断される。
尚、以上の実施例において、言うまでもなく、非磁性金
属層3のかわりに、非磁性合金層を用いても良い。
属層3のかわりに、非磁性合金層を用いても良い。
次に、第1図に示す層構造を有する磁気記録媒体を、各
種の条件下で作成した具体例について説明する。
種の条件下で作成した具体例について説明する。
具体例1
基板1を一定面精度に仕上げた後、ニッケル−燐メッキ
層2を約30μm程度作成し、厚さ20μmまで研磨し
、鏡面仕上げをした。次に、非磁性金属層3としてクロ
ムを用い、直流−マグネトロンスパッタによって、0.
2μmの厚さのクロム層形成した。次に、上記クロム層
の非磁性金属層3を形成後、アルゴン−酸素(4%程度
)の雰囲気中(10〜20m T orr)で加熱を行
い、表面酸化物層4を形成した。加熱条件は、150℃
〜200℃程度であり、表面酸化物4を形成後、磁性酸
化物層5を形成した。
層2を約30μm程度作成し、厚さ20μmまで研磨し
、鏡面仕上げをした。次に、非磁性金属層3としてクロ
ムを用い、直流−マグネトロンスパッタによって、0.
2μmの厚さのクロム層形成した。次に、上記クロム層
の非磁性金属層3を形成後、アルゴン−酸素(4%程度
)の雰囲気中(10〜20m T orr)で加熱を行
い、表面酸化物層4を形成した。加熱条件は、150℃
〜200℃程度であり、表面酸化物4を形成後、磁性酸
化物層5を形成した。
上記した具体例1によれば、保磁力Heは600〜65
00 eであり、角型比は0.75〜0.85であった
。また、引掻試験法では、負荷荷重200 g以上でも
膜剥離は発生しなかった。従って、磁気記録媒体として
、優れた特性のものが実現できた。
00 eであり、角型比は0.75〜0.85であった
。また、引掻試験法では、負荷荷重200 g以上でも
膜剥離は発生しなかった。従って、磁気記録媒体として
、優れた特性のものが実現できた。
具体例2
具体例1と同様に、基板1上にニッケル−燐メッキ層2
を形成し、更にチタンを用いて非磁性金属層3を0.5
μm形成し、熱処理して表面酸化物層4を形成した。
を形成し、更にチタンを用いて非磁性金属層3を0.5
μm形成し、熱処理して表面酸化物層4を形成した。
上記具体例2によれば、保磁力Heは6500e、角型
比は0.8〜0.85であった。また、引掻試験の結果
、負荷荷重400gでも剥離は発生しなかった。
比は0.8〜0.85であった。また、引掻試験の結果
、負荷荷重400gでも剥離は発生しなかった。
従って、磁気記録媒体として、優れた特性のものが実現
できた。
できた。
具体例3
具体例1と同様に、基板1上にニッケル−燐メッキ層2
を形成し、更に直流−マグネトロンスパッタにより、ク
ロムで非磁性金属層3を形成した。
を形成し、更に直流−マグネトロンスパッタにより、ク
ロムで非磁性金属層3を形成した。
その後、アルゴン−酸素(4%程度)の雰囲気(10〜
15mTorr)中で、スパッタリングによって、クロ
ム酸化物から成る表面酸化物層4を形成した。
15mTorr)中で、スパッタリングによって、クロ
ム酸化物から成る表面酸化物層4を形成した。
上記具体例3によれば、保磁力Heは600〜6500
eであり、角型比は0.75〜0.85であり、負荷荷
重200g程度でも膜剥離は発生しなかった。従って、
磁気記録媒体として、優れた特性のものが実現できた。
eであり、角型比は0.75〜0.85であり、負荷荷
重200g程度でも膜剥離は発生しなかった。従って、
磁気記録媒体として、優れた特性のものが実現できた。
本発明によれば、磁気特性に優れ、かつ密着力が強く膜
剥離の生じない耐久性に優れた磁気記録媒体を提供する
ことができる。
剥離の生じない耐久性に優れた磁気記録媒体を提供する
ことができる。
第1図は本発明の磁気記録媒体の一実施例を示す断面図
、第2図は非磁性金属としてクロムとチタンを用いた場
合の非磁性金属層の厚さと保磁力の関係を示す図、第3
図は非磁性金属としてクロムとチタンを用いた場合の非
磁性金属の厚さと膜剥離発生荷重の関係を示す図である
。 1・・基板、2・・ニッケル−燐メッキ層、3・・・非
磁性金属層、4・・・表面酸化物層、5・・・磁性酸化
物層、6・・・保護膜。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第 1 図 彩−′52 ご
、第2図は非磁性金属としてクロムとチタンを用いた場
合の非磁性金属層の厚さと保磁力の関係を示す図、第3
図は非磁性金属としてクロムとチタンを用いた場合の非
磁性金属の厚さと膜剥離発生荷重の関係を示す図である
。 1・・基板、2・・ニッケル−燐メッキ層、3・・・非
磁性金属層、4・・・表面酸化物層、5・・・磁性酸化
物層、6・・・保護膜。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第 1 図 彩−′52 ご
Claims (3)
- (1)非磁性基板と、非磁性基板上に形成された非磁性
金属層又は非磁性合金層と、非磁性金属層又は非磁性合
金層上に形成された磁性酸化物層と、磁性酸化物層上に
形成された保護膜とから構成される磁気記録媒体におい
て、上記非磁性金属層又は非磁性合金層上に、該非磁性
金属又は非磁性合金の表面酸化物層を形成し、上記表面
酸化物層上に磁性酸化物層を形成したことを特徴とする
磁気記録媒体。 - (2)前記非磁性基板は、基板上にニッケル−燐メッキ
を施して形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項記載の磁気記録媒体。 - (3)前記非磁性金属層は、クロム又はチタンで形成さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27070785A JPS62132215A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27070785A JPS62132215A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132215A true JPS62132215A (ja) | 1987-06-15 |
Family
ID=17489838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27070785A Pending JPS62132215A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62132215A (ja) |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP27070785A patent/JPS62132215A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5552217A (en) | Magnetic recording medium and a method for producing it | |
JPS62132215A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS61142525A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05143972A (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体およびその製造法 | |
JPH029016A (ja) | 薄膜磁気ディスク | |
JPS62243115A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS59171031A (ja) | 磁気デイスク | |
JPS6035332A (ja) | 磁気記憶体 | |
JPS60138713A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH0450646B2 (ja) | ||
JPS62205517A (ja) | 磁気記憶体 | |
JPS581832A (ja) | 垂直磁化記録媒体 | |
JPS62250512A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPH0426920A (ja) | 磁気ディスクの製造方法 | |
JPS59231719A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPS61224118A (ja) | 磁気デイスク | |
JPS61220132A (ja) | 垂直磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS59124025A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH03150718A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS6057131B2 (ja) | 高記録密度磁気デイスクの製造法 | |
JPS62125525A (ja) | 磁気記録媒体用基板とその製造方法 | |
JPH02220220A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPH02148412A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH04186526A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0224821A (ja) | 磁気記録媒体 |