JPS6213131B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6213131B2
JPS6213131B2 JP19602681A JP19602681A JPS6213131B2 JP S6213131 B2 JPS6213131 B2 JP S6213131B2 JP 19602681 A JP19602681 A JP 19602681A JP 19602681 A JP19602681 A JP 19602681A JP S6213131 B2 JPS6213131 B2 JP S6213131B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
indexing
ball
bearing
balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19602681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5899519A (ja
Inventor
Takashi Nishida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON PIROOBUROTSUKU SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON PIROOBUROTSUKU SEIZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON PIROOBUROTSUKU SEIZO KK filed Critical NIPPON PIROOBUROTSUKU SEIZO KK
Priority to JP19602681A priority Critical patent/JPS5899519A/ja
Publication of JPS5899519A publication Critical patent/JPS5899519A/ja
Publication of JPS6213131B2 publication Critical patent/JPS6213131B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • F16C43/04Assembling rolling-contact bearings
    • F16C43/06Placing rolling bodies in cages or bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボールベアリングやボールを用いたス
ライド装置等のボール割出し治具に関するもので
ある。
例えばボールベアリングの製造時においては、
外輪と内輪間に係合されたボールを保持器で抱せ
るため、ボールを均等に分離・整列させるボール
割出し工程を必要とする。この割出し工程に関す
る従来の手段は、2,3の準備工程を経た後にベ
アリングの各ボール間にくし歯を円筒状に配列し
た治具を押込み、くし歯によりボールを順次に分
離していくことが通常行われている。しかし従来
のそのような手段では、作業効率が悪いし、小径
ベアリングの場合は別としてもある程度大きいも
のでは治具にかなりの力を加えぬとくし歯がボー
ル間に入らず、そのためベアリングに無理がかか
つたり、くし歯が破損・変形することも少なくな
い。またそのくし歯の治具を用いて機械的に作動
させるには構造が複雑になる、等の問題点があ
る。これはボールを用いたスライド装置のボール
割出し手段についてもほぼ同様である。
本発明はベアリング等のボール割出し手段に関
し、従来のものが有する問題点を解決しようとす
るものである。即ちその目的とするところは、治
具の製作が容易であり、また割出し作業を迅速に
行えるようにして生産性の向上を図り、ベアリン
グに無理な力を加えぬとともに、治具にも無理が
かからず破損・変形等が生じぬようにし、さらに
機械化する場合にも構造が複雑化しない、ベアリ
ング等の割出し手段の提供にある。
以下に本発明を図示実施例によつて説明する。
まず第1図から第6図は、ボールベアリング用
として機械化した場合を示すものである。Aは割
出し治具で、ベアリング1の外輪2と内輪9間の
上部の間隙23′に係合する脚部5を有する。即
ちベアリング1の外輪2の内径よりわずかに小さ
い直径の円盤部3から、ベアリング1のボール4
の数と等しい脚部5を、長さが順次に短かくなる
ように等間隔で円筒状に立設し、その各脚部5の
間にボール4が各々係合可能なボール係合凹所6
を形成している。なお該治具Aは、材質を例えば
ナイロンの如き硬質プラスチツク製とし、また各
脚部5の先端部7は少し傾斜状に形成しておく。
また脚部5の1番長いものは他より一段と長めに
してある。8はガイド部で、ベアリング1の内輪
9の内径よりわずかに小さい外径をもつ短円柱状
をしており、小径の基部10を有する。11は治
具作動軸で、1回転に近い正逆回転を行なうとと
もに、軸方向の昇降を可能としてある。そして前
記治具Aは、作動軸11端部に取付けてあるが、
それには円盤部3中央の孔12にガイド部8の基
部10を通挿し、その基部10を作動軸11の孔
13に挿入しボルト25で締付け固定してある。
Bは受け治具で、前記割出し治具Aの下方に設
けてあり、ベアリング1の外輪2と内輪9間の下
部の間隙23に係合する短円筒状部15を有す
る。即ちベアリング1の外輪2の内径よりわずか
に小さい直径の円盤部14から立設した短円筒状
部15の端部に、ボール4が係合可能な係合凹所
16をボール4の数だけ等間隔で形成してある。
17はテーブルで、その上面の周部寄りに前記受
け治具Bを両者間にピン18,19を通挿して固
定してあるが、かつ受け治具Bを設けた周部には
4箇所の孔20を形成して支軸21を昇降可能に
通挿し、その上部にベアリング1の外輪2を支承
可能な環状の外輪支承部22を設けてある。そし
て前記支軸21はシリンダ(図示略)により昇降
可能としてある。またテーブル17には中央部の
縦軸(図示略)により回動するようにして、周部
寄りの受け治具Bが順次の工程を経るようにして
ある。
上記構成において、割出し治具Aと受け治具B
は割出し時に同一軸線x上にくるとともに、割出
し治具Aの係合凹所6は逆転して停止後に受け治
具Bの係合凹部16と上下の対応位置にくるよう
に設定してある。
図において、24はベアリングの軌道である。
次に本発明の作用・効果を上記実施例により説
明すると、まずボールの割出しをしようとするベ
アリング1をその外輪2と内輪9の下部の間隙2
3に受け治具Bの短円筒状部15を係合させ、該
短円筒状部15上端でボール4を支承して載置す
る。この場合の各ボール4は、第8図の如くベア
リング1の軌道24内で不規則な位置にあり、受
け治具Bの係合凹部16には規則的に係合されて
いない。その後、シリンダにより支軸21が上昇
しその上部の外輪支承部22を介してベアリング
1を押上げ、外輪2と内輪9の上部の間隙23′
を割出し治具Aの脚部5に係合させる。この場
合、脚部5の1番長いもの(第3図、第8図から
第13図で左端の脚部)がボール4を引掛けて側
方へ押せる程度に係合する。そして割出し治具A
が、第9図の矢印の如く脚部5の短い方向(第9
図で右方向)に1回転近くの回動をし、これによ
りボール4は1番長い脚部5で押され第10図に
示す如く長い脚部5の手前側に集められる。次い
で割出し治具Aは、第11図の矢印の如く降下し
ながら脚部5の長い方向(第11図で左方向)に
逆転し始める。その際に長い脚部5から順次に外
輪2と内輪9の上部の間隙23′内に深く入つて
いくが、それに伴ない集まつていた各ボール4は
第11図に示す如く順次に脚部5間の各係合凹所
6に係合される。この場合、割出し治具A自体の
回動により、第12図の如く1つのボール4が1
つの係合凹所6に係合すると次のボール4は次の
係合凹所6に係合せざるを得なくなり、順次に係
合凹所6へ係合する。それゆえ、割出し治具Aの
1回転近くの逆転が終つた時点では、第13図の
如く各ボール4は全て各係合凹所6に係合し、均
等に分離して割出されることになる。その後は、
割出し治具Aが上昇してベアリング1から外れる
とともに、外輪支承部22が下がるが、割出し治
具Aの係合凹所6と受け治具Bの係合凹部16
は、逆転停止時に対応位置となるようにしてある
ので、各ボール4は第4図に示す如くそのままの
状態で受け治具Bの各係合凹部16に係合され
る。そして、その状態でテーブル17が回動し、
次の工程で上部から支持器(図示略)の上側が降
下して各ボールに係合し、また次の工程で保持器
の下部が係合されて、両者を鋲のかしめで固定す
ることになる。
なお上記実施例では、割出し治具Aにガイド部
8を固定的に設けてあるが、ガイド部8は可回動
にしてもよいし、また必ずしも設けなくてもよ
い。さらに、上記実施例と異なり割出し治具Aを
手動操作してもよい。その場合は、ベアリング1
を浮かし気味にしておき、前記と同様に上方から
割出し治具Aの脚部5をベアリング1の間隙2
3′内に差入れ、該治具Aを脚部5の短い方向に
1回転近く回動させ、続いて下方へ押しながら脚
部5の長い方向に1回転近く逆転させればよい。
あるいは割出し治具Aを上記実施例とは逆に脚部
5が上方を向くように固定しておき、ベアリング
1をその間隙23で脚部5に係合させて、ベアリ
ング1を脚部5の長い方向に1回転近く回動した
後に逆転させればよい。上記いずれの場合も、逆
転時に脚部5の長いものから順にベアリング1の
間隙23,23′内に入り、その際にボール4は
1つずつ係合凹所6にはまり込むことになつて、
逆転停止時に均等な割出しが行われている。
そしてまた、上記実施例はいずれもベアリング
のボール割出しの場合で、割出し治具Aは脚部5
の円筒状に配列して設け、かつ正・逆の回転運動
させた。しかしレール間に保持器で抱いたボール
を介装させたボールスライド装置では、第7図で
示すような脚部5や係合凹所6を一直線状に配設
した割出し治具Aを、まず脚部5の短かい方向に
摺動させ、その後押圧しながら脚部5の長い方向
に摺動させれば、上記と同様にボール4が治具A
の係合凹所6に各々係合して割出すことができ
る。
したがつて本発明によれば、次の如き効果を奏
する。
ベアリング等のボール割出し作業を迅速に行
えるようにして生産性の向上を図ることができ
る。即ち、従来手段では2,3の準備工程を経
た後にくし歯を配列した治具をベアリング等の
ボール間に押込んでくし歯により順次にボール
を分離するため、工程数が多いとともにくし歯
の損傷・変形を避けるのにゆつくりと作動せね
ばならず、作業効率が悪く生産性が低かつた。
これに対して本発明では割出し治具をベアリン
グ等の間隙に入れて1回転近くの正・逆回動を
するだけで瞬時の割出しができるのであり、作
業性がよく生産性を大いに高めることができる
ものである。
ベアリング等に無理な力が加わらず、また治
具は損傷・変形がなく耐久性に富む。即ち、従
来手段ではボール間へのくし歯の押込みにかな
りの力を要し、特にある程度大径のベアリング
でボールも転動し難いものではボールやくし歯
に無理な力がかかつた。しかし本発明では、ベ
アリング等の外輪を支持した場合は内輪とボー
ルはフリーで回転が容易であり、割出し治具の
回動がスムーズに行われるし、しかも逆転時に
はわずかな力を加えるだけで、ボールは脚部の
先端と軌道間を容易に転動して直ちに次の係合
凹所に入るため、ボールや割出し治具には無理
な力が加わらず、スムーズに割出しを行なうこ
とができるものである。
割出し治具の製作が容易であるとともに、機
械的に行動させる場合もその機構は簡単でよ
い。即ち、従来手段の治具はくし歯を差込むこ
とにより、ボールを分離し割出すもので、くし
歯もかなりの長さを必要としその先端形状も抵
抗が少ないように加工する等で、その製作に手
間を要した。またそれを機械的に作動さすに
は、2,3の準備工程とともにくし歯を無理な
く差込むための機構を必要とした。これに対し
て本発明は、脚部をボール間に差込むというよ
り、むしろ治具の移動でボールが係合凹所には
まり込むものであり、脚部も長くする必要がな
いし、先端形状も必ずしも劣らす必要がなく、
その製作が容易である。そして機械的に作動さ
す場合もシリンダ等による昇降とモータ等によ
る正・逆の1回転近い回動手段だけでよく、構
造的には非常に簡単なものでよい等、従来手段
が有さぬ有用な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は割
出し治具の底面図、第2図は割出し治具の正面
図、第3図は割出し治具の一部省略展開図、第4
図はベアリング割出し装置とした場合の一部縦断
正面図、第5図は受け治具の底面図、第6図は受
け治具の正面図、第7図はボールスライド用の割
出し治具の正面図、第8図から第13図は割出し
の工程を示す説明図である。 図面符号、A……割出し治具、4……ボール、
5……脚部、6……係合凹所。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボール4の数に等しいボール係合凹所6を、
    等間隔で列ぶ如く形成するとともに、その凹所6
    側部の脚部5を順次に短かく形成し、かつそれを
    脚部5の列ぶ方向に往復動可能としてなる、ベア
    リング等のボール割出し治具。 2 ボール4の数に等しいボール係合凹所6を、
    等間隔で環状に列ぶ如く形成するとともに、その
    凹所6間の脚部5を1つを基点として順次に短か
    く形成し、かつそれを正転・逆転の往復動を可能
    としてなる、特許請求の範囲第1項に記載のベア
    リング等のボール割出し治具。 3 ボール4の数に等しいボール係合凹所6を、
    等間隔で一列状に形成するとともに、その凹所6
    側部の脚部5を片側から順次に短かく形成し、か
    つそれを脚部5の列ぶ直線方向に往復動可能とし
    てなる、特許請求の範囲第1項に記載のベアリン
    グ等のボール割出し治具。
JP19602681A 1981-12-04 1981-12-04 ベアリング等のボ−ル割出し治具 Granted JPS5899519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19602681A JPS5899519A (ja) 1981-12-04 1981-12-04 ベアリング等のボ−ル割出し治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19602681A JPS5899519A (ja) 1981-12-04 1981-12-04 ベアリング等のボ−ル割出し治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899519A JPS5899519A (ja) 1983-06-13
JPS6213131B2 true JPS6213131B2 (ja) 1987-03-24

Family

ID=16350978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19602681A Granted JPS5899519A (ja) 1981-12-04 1981-12-04 ベアリング等のボ−ル割出し治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5899519A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249823U (ja) * 1988-09-28 1990-04-06

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148536U (ja) * 1985-03-01 1986-09-12
JPH02266113A (ja) * 1989-04-06 1990-10-30 Nobuo Takada 玉割り方法
CN107061519B (zh) * 2017-04-27 2019-01-18 浙江万通轴承有限公司 一种轴承钢珠拨散机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249823U (ja) * 1988-09-28 1990-04-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5899519A (ja) 1983-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000405B1 (ko) 전조성형 방법 및 장치
JPS6213131B2 (ja)
CN111661620B (zh) 一种用于五机头钢筋弯箍机的钢筋下料盛放装置
CN109058306B (zh) 用于平面推力轴承的自动装配机
CN206484239U (zh) 一种全自动装钉机
US6348001B2 (en) Power transmission member
CN219170159U (zh) 一种模仁加工用定位找正设备
JP2832065B2 (ja) 車輪用軸受装置類のボール組込み方法
US2997778A (en) Apparatus for assembling and securing ball bearings within a retainer
US5174538A (en) Rotary support device
US3633982A (en) Method and apparatus for making a ball bearing
JP2827382B2 (ja) 玉軸受の玉等配方法及びその装置
CN109058307B (zh) 用于平面推力轴承的装配机
CN113909422A (zh) 一种圆柱齿轮用装配组合夹具
CN212297310U (zh) 滚珠轴承高精度滚珠分离装置
JPH0796176B2 (ja) 複列玉軸受の組立装置および玉詰め治具構造
JPS6213130B2 (ja)
CN113856357A (zh) 一种高强度除尘滤袋笼架
US2204655A (en) Device for assembling ball bearings
CN213592424U (zh) 一种带操作台的冲孔机
CN210649564U (zh) 一种圆盘五金件定位装置
JPS6166551A (ja) 電気機器のための積層薄板ステータ又はロータの溝に絶縁スリーブをコーテイングするための方法とその方法を実施するための装置
JPH0518012Y2 (ja)
JPS624427Y2 (ja)
CN215879445U (zh) 一种圆锯片裁切修边装置