JPS62130958A - 金属帯の蛇行防止方法 - Google Patents

金属帯の蛇行防止方法

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JPS62130958A
JPS62130958A JP27032985A JP27032985A JPS62130958A JP S62130958 A JPS62130958 A JP S62130958A JP 27032985 A JP27032985 A JP 27032985A JP 27032985 A JP27032985 A JP 27032985A JP S62130958 A JPS62130958 A JP S62130958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal strip
magnetic flux
meandering
eddy current
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP27032985A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Mizuta
水田 茂夫
Masatoshi Sekiguchi
正俊 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属帯及び金属箔、以後単に金属帯と呼ぶ通板
設備において金属帯の蛇行を防止する方法に関するもの
である。
(従来の技術) 金属帯を浮上通板する設備に訃いて金属帯の蛇行を防止
する方法として、例えば特開昭59−113127号公
報には、吐出ガスの噴射方向をライン中心に向けて傾斜
させることにより金属帯を常にライン中央部に押し戻す
方法が開示されている。
かかる蛇行防止方法においては、蛇行を防止する力とし
て吐出ガスの水平方向分力を用いている。
従って蛇行防止力の強さはガスの吐出速度、吐出量及び
金属帯の法線、とガスの吐出方向とが成す角度の正弦と
で定まり、より太き力蛇行防止力を発生させるため罠は
、これらのうちいずれかを大きくすることが必要となる
。ところが、ガスの吐出方向を蛇行防止力が大きくなる
方向に向けると、その結果、金属帯の浮上刃は小さくな
るため、こ′の方法で浮上通板中の金属帯の蛇行を防止
することには限界がある。またガスの吐出速度及び吐出
量を大きくすることは、ガス供給プロワ−の能力及び消
費動力を大きくすることを意味し、設備費及びランニン
グコストが高くカる等の欠点をともなうものである。
又、金属帯を多数のロールに巻き付けて通板する設備に
おいて、金属帯の蛇行を防止する方法としては、ロール
中央部の胴径をロール端部の胴径よりやや太くするいわ
ゆるクラウンロールを採用することが公知である。かか
る蛇行防止方法においては蛇行防止力の強さは、ロール
中央部の胴径対ロール端部の胴径との比率によって定ま
り、よシ大きな蛇行防止力を発生させるためには、この
比率を大きくすることが必要となる。ところが、ロール
中央部の胴径がロール端部の胴径よシも大きい金属帯通
板用ロールにおいて、金属帯が蛇行して、金属帯の中央
ラインとロールの中央ラインとがずれると、金属帯には
大きな剪断応力が作用する。したがって、金属帯の連続
焼鈍炉のように。
金属帯の温度が高い状態で通板される設備では、その剪
断力によって金属帯の1絞り”と呼ばれる変形が発生す
ることが知られている。この問題があるために、金属帯
の連続焼鈍炉では、絞りの発生しやすい広幅材や薄手材
の通板をあきらめざるを得危いのが現状でちる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、非接触通板中の金属帯の蛇行を防止する方法
を提供するためになされたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の原理は磁束を貫いて移動する金属板に、うず巻
状に誘導電流(いわゆる1うず電流″)が発生し、その
うず電流と磁界によって電磁力が発生する現象(いわゆ
る“うず電流制動n)を利用している。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の蛇行防止方
法の詳細を説明する。
第1図は本発明のコイルの配置を示したものである。第
1図において、金属帯1は矢印5の方向に走行している
。一方コイル2は七の磁軸4が金属帯1の中心線3と垂
直に交叉するように配置されている。
第3図は、金属帯1とコイル2によって生ずる磁束6,
7の関係を示したものである。
第3図において金属帯1は矢印5の方向に走行しておシ
コイル2の磁極11.12との間のギャップを通過する
ときに、磁束6.7に貫かれる。
この際、金属帯1を貫く磁束密度に注目すると磁軸4の
部位で最も磁束密度が高く、磁軸4から離れるに伴なっ
て磁束密度は弱くなる。したがって金属帯1が矢印5の
方向に走行して、磁軸4に接近していく過程では、交叉
する磁束が増加し、磁軸4を切るときに交叉する磁束が
最大値に達し。
以後磁軸4から遠ざかるに伴ない交叉する磁束は減少す
る。
ところで、一般に金属板を貫く磁束が増加した多減少し
たりすれば金属板にはうず巻状に誘導電流(″うず電流
2)が流れることが知られている。
第2図において、金属帯1が矢印5の方向に走行してい
る。このとき金属帯1に、増加する磁束6が作用すると
、金属帯IKはレンツの法則によってうず電流8が発生
する。又、減少する磁束7が作用すると金属帯IKはう
ず電流9が発生する。
今、第2図において磁軸4と金属帯1とが交わる部分に
注目すると、磁束が板厚方向に、電流が板幅方向に作用
しているため、導体としての金属帯1には、フレミング
の左手の法則によって、電磁力10が板長方向に発生し
、金属帯10走行を妨げる作用を持つ(うず電流制動)
このうず電流制動を、金属帯1の蛇行防止に利用できる
ことを、第4図で説明する。第4(a)図では金属帯1
が正規の走行ライン中心線13から矢印14の方向に蛇
行し、金属帯lの中心線3が矢印14の長さだけ変位し
ている。一方コイル2は常に金属帯1の正規の走行ライ
ン中心線13上にあるから磁軸4の位置も不変である。
したがってコイル2の磁気回路を閉じれば、うず電流制
動による電磁力10は第4 (a)図の如く金属帯1の
正規の走行ライン中心線13上に作用する。このとき金
属帯1の中心線3は矢印14の長さだけ走行うイン中心
線13から離れているから、金属帯1にはモーメント1
5が作用し、このモーメントは金属帯1の蛇行14を矯
正する方向に発生することとなる。
第4(b)図では、蛇行の発生方向が第4(a)図と逆
であるが、この場合もうず電流制動に2よりてモーメン
ト15′が発生し、蛇行14′が矯正される。即ち、金
属帯1の正規の走行ライン中心線上に磁束を与えれば金
属帯1が蛇行した場合、常にその蛇行が矯正される方向
にうず電流制動が作用し、その作用は金属帯1の中心線
3が正規の走行ライン中心線13に復帰するまで続く。
この結果、金属帯lけ常に正規の走行ラインに沿って、
安定して走行することが可能となる。
尚、以上の実施例において、コイル2による磁束は金属
帯1が許容範囲を越えて蛇行した場合にのみ作用すれば
よいから、例えば第5図に示すように、金属帯端部位置
センサー16を設置して、金属帯1の端部がセンサー1
6に検知された場合にのみ、コイ/I/2に磁界を発生
せしめることも可能である。
ところで、蛇行防止に必要な磁束密度は、以下に述べる
実施例における調査の結果、以下の式を満たす必要のあ
ることが判明した。
但し  B:磁束密度(Wb/m2) F:蛇行を発生させている力αg) R:金属帯の抵抗率(Ω・m) tl属成帯板厚(m) a、b :通板設備によりて定まる係数第6図は、Fe
 Rz t e Bを変動させながら各条件で蛇行が防
止できたかどうかを○、×で評価したものをプロットし
たグラフである。この結果より、 a = 0.6 b = 0.3 となっていることが判明した。調査の条件は以卜のとお
シである。
*成帯  :0.15〜0゜4m、×500m幅の低炭
素鋼帯通板速度: 120〜600 mpm 通板方法:ガス噴出ノズルによる、フローティング通板
方式 パス長さ:水平部13m 本発明では、対象を金属帯に限定したが、この方法は一
般に導電性のある帯状物に広く適用できることは、その
原理から明らかである。
尚、本発明を銅帯等の強磁性を有する帯状物に適用する
ときは、磁束を発生させた時に銅帯が磁極に引き寄せら
れるため、銅帯がその厚み方向で所定のパスラインから
外れないような手段を予め講じておく必要がある。但し
、銅帯の温度がキュリ一点以上の場合は、磁束による厚
み方向の引力はもはや微弱Aものとなるので、この限シ
ではない。
(発明の効果) 本発明によって従来は蛇行防止が困難とされていた板厚
の薄い金属帯を安定して高速度で通板することが可能と
なった。
このため製造工程の連続化及び高速化が可能となシ、生
産性及び品質の向上、又省エネルギーの達成等が可能と
なシ、産業上稗益するところが極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコイル及び金属帯の配置図、第2図は
金属帯を貫通する磁束によって金属帯に発生するうず電
流及びうず電流制動効果の方向を示す説明図、第3図は
金属帯が、その走行に伴なってどのような磁束密度の変
化を受けるかを示した説明図、第4図はうず電流制動効
果匠よって、蛇行矯正モーメントが発生することを示し
た説明図、第5図は本発明の他の実施例で金属帯端部位
置センサーを応用した方法に関する説明図、第6図は本
発明実施例K>ける測定値の一例を示す図である。 1:金属帯、2:コイル、3:金属帯の中心線、4:磁
軸、5:金属帯走行方向、6:磁束(増加)、7:磁束
(減少)、8,9:磁束6,7によるうず電流、10:
うず電流と磁界による電磁力、11.12:磁極、13
:金属帯の走行ライン中心線、14:蛇行の量と方向、
15:蛇行修正モーメント、16:金属帯端部位置セン
サー。 第2図 第3図 第4(a)図   第4(b)図 第5図 第6図 (平戸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 連続的に走行する金属帯の通板路の中心線上において、
    金属帯の板厚方向に、下記式(1)で表わされる磁束密
    度の磁束を貫通せしめ、該磁束によって該金属帯にうず
    電流を発生せしめ、該うず電流と該磁束とによって生ず
    るうず電流制動を、金属帯の蛇行矯正モーメントとして
    利用することを特徴とする金属帯の蛇行防止方法。 B≧a・(F×R/t)^1^/^2+b・・・・・・
    ・・・(1)但し B:磁束密度(Wb/m^2) F:蛇行を発生させている力(kg) R:金属帯の比抵抗(Ω・m) t:金属帯の板厚(m) a、b:金属帯の通板設備によって定まる係数
JP27032985A 1985-11-30 1985-11-30 金属帯の蛇行防止方法 Pending JPS62130958A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100859370B1 (ko) 2007-06-07 2008-09-22 재단법인 포항산업과학연구원 선형유도 구동원리를 이용한 사행 교정장치
CN105401188A (zh) * 2015-12-15 2016-03-16 中冶南方工程技术有限公司 电镀工序带钢纠偏装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100859370B1 (ko) 2007-06-07 2008-09-22 재단법인 포항산업과학연구원 선형유도 구동원리를 이용한 사행 교정장치
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