JPS62130716A - メガネリムの加工方法 - Google Patents

メガネリムの加工方法

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Publication number
JPS62130716A
JPS62130716A JP27020585A JP27020585A JPS62130716A JP S62130716 A JPS62130716 A JP S62130716A JP 27020585 A JP27020585 A JP 27020585A JP 27020585 A JP27020585 A JP 27020585A JP S62130716 A JPS62130716 A JP S62130716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
curvature
radius
shape
springback
Prior art date
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Pending
Application number
JP27020585A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiko Takaoka
高岡 清彦
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はメガネフレームにおけるレンズを保持するとこ
ろのリムを成形する加工法に関するものである。
(従来技術) メガネフレームにおけるリムはレンズを保持するための
ものであるとともに、メガネのファツジ舅ン性を強調す
る部分でもある。したがって、所定形状に企画・デザイ
ンされたリムは、該寸法・形状をもって加工されなけれ
ばならない訳であるが、内側にV溝線を有す細いリム線
材を所定形状に曲げ加工することは決して容易なことで
はない、すなわち、該線材が一定曲率に曲がる際には中
立面(一般には中心を含む面より多少内側)に対し外側
には引張歪が、一方向側には圧縮歪が生じるが、負荷さ
れた曲げモーメントを除去すれば、一定量もとに戻るス
プリングバックという現象が生じる。該リムの曲げ成形
は所定形状の金型に巻き付けて行うものであるが、上記
スプリングバックを考慮した金型を用いなければならな
い。
第3図a−Cは同一リム形状に対し、材質を異にした場
合の曲げ形状、すなわち、金型形状に相当するものであ
って、上記リム形状からはほど遠い隔たりがある。aは
洋白、bはニッケル合金、Cは純チタンを用いた場合で
あって、Cの純チタンはスプリングバック量が非常に大
きいことがうかがえる。ところで、このような材質の違
いによってスプリングバック量に大きな差異を生じ、リ
ムの外形形状は基よりリム断面、溝線形状等によりそれ
ぞれ微妙に変化する金型の加工は長年の経験を基に、試
行錯誤によって成されてきている。したがって、1個の
金型を製作するのに何回となく試し巻きを行っては手直
しを繰り返して完成するもので、非常に多くの工数を要
しているのが実状である。
j、(本発明が解決しようとする問題点)このように、
従来のメガネリム成形は金型に巻き付けて行っていた訳
であるが、該金型はリムの材質、形状等を考慮の上、試
行錯誤で製作されており、金型の製作に多くの工数を要
すという問題が存在している。
本発明はこれら問題の解決を目的゛として開発されたも
ので何ら経験を必要とせず、僅かな時間で所定形状にデ
ザインされたリムを成形する加工法を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るメガネリム加工法は従来のごとく金型を用
いることなく、直接押えローラにより曲げ成形するもの
で、該押えローラは送りローラにより送り出されるリム
線材を曲げ曲率に応じて動かし、一対の送りローラと該
押えローラ間に発生する曲げモーメントでもって曲げ加
工を行う。
ところで、該押えローラはリム線材の機械的性質゛、断
面形状からスプリングバ、ツク量を見込み、リム形状に
曲げ成形する訳であるが、ここで押えローラをコントロ
ールする手段は、1つには該リム形状を数式化し、数式
化された形状での各点での曲率半径を求める。該曲率半
径をそのまま曲げ成形したのではスプリングバックでも
とに戻るため、別途テストで該スプリングバック量を求
めておき、上記各店の曲率半径を修正し、修正された曲
率半径に曲げ加工されるように上記押えローラを動かす
、勿論、該スプリングバック量は理論的に数値計算する
ことも可能であるが、各々のリムにおいて単純曲げテス
トを行い、この場合のスプリングバック量を入力した方
がより現実的であり誤差も少ない、第5図はリムの曲率
半径と加工曲率半径との関係を表わしたものであり、各
リム線に対してこのような曲線を求めておけば種々のリ
ム形状、の場合に使用できる。また、他の手段°として
は企画・デザインされた形状を有す該リムの全長を細か
く分割し1分割各点での(xIIy)座標(または極座
!!A)を測定し、これら相隣接する3点から中間点で
の曲率半径を求めることもできる。すなわち、リムの全
筒長さに対する各分割円弧の曲率の変化率に従い該押え
ローラを動かせばよく、第4図は第3図に示すリムを曲
げ成形する際の各夛割円弧の曲率半径であり、スプリン
グバック量を考慮したものである。
以下、本発明に係るメガネリム加工法の1実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明に係るリム加工法に用いる装置の概略図
の1例を示したもので1は送りローラ、2は押えローラ
、3はリム線材を示し、該リム線材3は一対の送りロー
ラla、lbにより送り出され、送り出された該リム線
材3は押えa−ラ2により曲げられる。ところで、該送
りローラのうち(1−a)はその軸(13−a)を固定
し、他の送りローラ(1−b)はバネ7で押圧され、リ
ム線材3の太さのバラツキにより該送りローラ1間で滑
りを生じたり、送りローラlによってリム線材3が塑性
変形しないよう考慮されている。また、該押えローラ2
は軸5に回動自在に軸支され、腕4によって該リム線材
3の長手方向に対しほぼ垂直方向に摺動する。さらに、
リム線材3の断面にはvnが形成され、送すローラl外
周面との接触域も少ないため、押えローラ2によって押
圧する際に転倒するような場合には、該送りローラ1に
凹溝を形成したり、リム線材3の両側面をガイドするガ
イドローラを配置することもできる。
ところで、令弟2図に示される形状をしたリムがデザイ
ナ−によってデザインされた場合、全周を細分割してP
 1. P 2. P 1・・・Pn とし、各点の(
x−y)座標を求める。この場合、実際の大きさでは各
点の(x−y)座標が求めにくいため数倍に拡大したリ
ムを用いると便利である。各点の(X−y)座標が求ま
ったならば、相隣接する3点(P n−+、 P n、
 P n−+)を基に中間点Pnでの曲率半径rnを求
める。しかし、各点に該曲率半径を与えるように曲げ成
形したのではスプリングノーツタの影響で所定のリム形
状が得られないため、該スプリングバック量を考慮した
曲率半径を上記各点(Pl、P2・・・)で求めておく
、このスプリングバック量は前記の通り材質、断面形状
1曲率によって異なるが、それぞれの曲げ曲率を与えた
場合のスプリングバック量を別途テストしておき、第5
図を用いて上記各点における加工用の曲率半径に換算す
ればよい、したがって、該曲率半径を与えるように押え
ローラ2をリム線材3に押圧する訳であるが、該抑圧に
より最も大きなモーメントの作用する3点、すなわち送
りローラ(1−a)との接点付近で曲げられるため、該
押えローラ2は上記3点にて所定曲率半径を呈すよう押
圧しなければならない、上記3点と押えローラ2との接
点Tは距JILの間隔があり、ST間は所定形状に湾曲
しているため、該湾曲を考慮して押えローラ2を移動す
る必要がある。ところで該押えローラ2の制御はNG装
置を用いることができる。また、上記各点(PI、P2
.P3・・・)での曲率半径は前記のごと< (X・y
)座標値から求める必要性はなく、各点の極座標から求
めてもよい。
さらには、リム形状を一定の曲線(例えば3次スプライ
ン曲線)の集合体として表わし、該曲線から(X・y)
座標値を計算することも可能である。
以上述べたように、本発明に係るメガネリムの加工法は
該リム形状からリム線を細分割し、各点での座標を測定
または算出し、該座標から各点での曲率半径を求め、該
曲率半径をリムの材質断面形状等から別途測定したスプ
リングバック量をもって換算・修正し、リム線材3を一
対の送りローラ1により送り出し、押えローラ2でもっ
て該送りローラ1とリム線材3との接点付近で、上記各
点での所定曲率半径を生じるよう押圧曲げ成形するもの
であり1次のような効果を得ることができる。
(効果) (1)本発明に係るメガネリム加工法は該リムの形状か
ら曲率半径を測定し、スプリングバック量を換算した曲
率でもって送りローラlとの接点付近が曲げ成形される
よう摺動可能な押えローラ2により連続して曲げられる
もので、該リムを製作するに際し、何ら熟練を必要とせ
ず、非常に正確にデザインされた所定形状のリムを得る
ことができる。
(2)押えローラ2の摺動はプログラムされたNG装置
により行われ、リム線材の材質、並びに形状特性を的確
に把握してなされるため、成形後のリム形状はデザイン
形状と完全に一致し、バラツキなく製作することができ
る。
(3)同一材質のリム線材と言えど、ロッドごとにその
内部組織は多少異なり、これらの違いがスプリングバッ
ク量等に微妙に影響し、成形リム形状にバラツキを生じ
るが、プログラムの一部修正によりこれら材質のバラツ
キに対処し、常に高品質のメガネリムを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はメガネリムを曲げ成形しているローラとリム線
材の状態を、第2図はリム線を細分割して各点をx’y
座標に表わしており、第3図はメガネリムの形態及び該
リムの曲げ加工状態を材質の違いにより表わしており、
第4図は該リム各点での加工曲率半径を、さらに第5図
はリムの曲率半径と加工曲率半径との関係をそれぞれ示
したものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定形状にデザインされたメガネリムの全周を細
    かく分割し、各点における曲率半径を求め、同一材質で
    同一断面形状を成すリム線材を同じ曲率に曲げ、その実
    験結果からスプリングバックを見込んだ加工用の曲率半
    径を求め、一定長さのリム線材を一対の送りローラを通
    して送り出し、該送りローラとリム線材との接触点にて
    該送りローラと並設し、リム線材の長手方向に対しほぼ
    垂直方向に摺動可能な押えローラでもってリム線材を押
    圧し、上記曲率半径(曲率)を与え、所定形状のリムを
    成形することを特徴とするメガネリムの加工法。
  2. (2)上記曲率半径を分割した各点の(x、y)座標の
    相隣接する3点をもとに計測して求めた特許請求の範囲
    第1項記載のメガネリムの加工法。
JP27020585A 1985-11-30 1985-11-30 メガネリムの加工方法 Pending JPS62130716A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050652A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Manii Kk 医療用縫合針の曲げ加工方法及び曲げ加工装置
JP2011511712A (ja) * 2008-02-12 2011-04-14 セーエムエル・インテルナツィオナル・エス・ペー・アー 多様な曲率半径で細長いワークピースを連続して曲げるロール曲げ機械を検査し、制御する方法、およびそのように制御した機械

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JPS59215218A (ja) * 1983-05-19 1984-12-05 Yano Tokushu Jidosha:Kk 数値制御ベンデイングロ−ルにおける支持装置

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